JP2001127557A - 歪補償回路並びにその使用方法 - Google Patents

歪補償回路並びにその使用方法

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JP2001127557A
JP2001127557A JP30531699A JP30531699A JP2001127557A JP 2001127557 A JP2001127557 A JP 2001127557A JP 30531699 A JP30531699 A JP 30531699A JP 30531699 A JP30531699 A JP 30531699A JP 2001127557 A JP2001127557 A JP 2001127557A
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compensation circuit
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健一 堀口
Yuji Sakai
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和久 山内
Kazutomi Mori
一富 森
Masatoshi Nakayama
正敏 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電力の増加に対して利得が増加し、ある
いは、位相が遅れる特性を有する増幅器に対して機能す
る歪補償回路を得ること。 【解決手段】 入力端子1から出力端子2への信号路に
直列に接続したダイオード9、ダイオード9へのバイア
ス端子3、バイアス阻止用キャパシタ4、5、バイアス
短絡用インダクタ6、RF短絡用キャパシタ7、バイア
ス端子3と信号路との間に直列に接続した抵抗8を備え
た歪補償回路を構成する。ダイオード9には抵抗8を介
して、バイアス端子3からバイアスを印加する。また、
バイアス電圧を変化させることで、歪補償回路の通過利
得および通過位相の変化量を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信、地上
マイクロ波通信、移動体通信などに使用する低歪増幅器
を実現するための歪補償回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図15は例えば、1996年電子情報通
信学会総合大会C−94に示された従来の歪補償回路を
示す構成説明図である。図中、1は入力端子、2は出力
端子、3はバイアス端子、4、5は信号路に直列に接続
したバイアス阻止用キャパシタ、6はバイアス短絡用イ
ンダクタ、7はRF短絡用キャパシタ、9はダイオー
ド、31はRF阻止用インダクタである。
【0003】この歪補償回路は、アナログの非線形素子
から構成されるアナログ・プレディストーション型リニ
アライザの一例である。このリニアライザは、増幅器の
前段もしくは後段に直列に接続することにより、入力電
力の増加に対して利得が減少し、位相が進む特性を有す
る増幅器の歪補償を行うものである。
【0004】次に動作について説明する。信号は入力端
子1に入り、ダイオード9に入力する。ダイオード9に
はインダクタ30を介して、バイアス端子3からバイア
スが加えられる。無線周波数帯での信号波形はダイオー
ド9によりクリップされ、直流電流が発生する。この直
流電流は入力電力の増加と共に増加し、無線周波数帯で
のダイオードの内部抵抗値が減少する。これより、この
歪補償回路では、図16に示すような入力電力の増加に
対して利得が増加し、位相が遅れる特性が実現でき、入
力電力の増加に対して利得が減少し、位相が進む特性を
有する増幅器の歪補償が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来の歪
補償回路は、図16に示すような入力電力の増加に対し
て利得が増加し、位相が遅れる特性を有している。この
ため、入力電力の増加に対して利得が減少し、位相が進
む特性を有する増幅器、例えばGaAsFETで構成さ
れた増幅器の歪補償は可能であるが、これとは逆に、入
力電力の増加に対して利得が増加し、位相が遅れる特性
を有する増幅器に対しては歪補償回路として機能しない
という問題点があった。
【0006】この発明は、入力電力の増加に対して利得
が増加し、あるいは、位相が遅れる特性を有する被補償
増幅器に対して機能する歪補償回路を得ることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる発明の歪補償回路は、信号の入
力端子と、上記信号の出力端子と、バイアス端子と、上
記入力端子から出力端子への信号路と、上記信号路に直
列に接続したダイオードと、上記信号路の入力端と出力
端に上記信号路に直列に接続したバイアス阻止用キャパ
シタと、上記ダイオードの一端と上記バイアス端子との
間に直列に接続された抵抗、上記ダイオードの他端とグ
ラウンドとの間に直列に接続されたバイアス短絡用イン
ダクタ、上記バイアス端子と上記抵抗との間に一端が接
続され、他端が接地されたRF短絡用キャパシタとを有
する上記ダイオードのバイアス回路とを備え、上記バイ
アス端子から印加するバイアス電圧により通過利得もし
くは通過位相の特性が調整されるものである。
【0008】請求項2に係わる発明の歪補償回路は、上
記抵抗に代えてインダクタを接続し、かつ、上記バイア
ス短絡用インダクタに代えてバイアス短絡用抵抗を接続
したものである。
【0009】請求項3に係わる発明の歪補償回路は、上
記ダイオードの両端にダイオードと並列に接続したキャ
パシタを備えたものである。
【0010】請求項4に係わる発明の歪補償回路は、上
記ダイオードの両端にダイオードと並列に接続した抵抗
を備えたものである。
【0011】請求項5に係わる発明の歪補償回路は、上
記ダイオードに代えてダイオードにインダクタを直列に
接続したものを備えたものである。
【0012】請求項6に係わる発明の歪補償回路は、上
記ダイオードに代えて複数個のダイオードを直列接続し
たものを備えたものである。
【0013】請求項7に係わる発明の歪補償回路は、上
記抵抗に代えて上記ダイオードの一端と上記バイアス端
子との間に直列にドレイン端子とソース端子を接続した
トランジスタを備え、上記トランジスタのゲート端子か
ら印加するバイアス電圧によっても通過利得もしくは通
過位相の特性の調整を可能にしたものである。
【0014】請求項8に係わる発明の歪補償回路は、上
記バイアス短絡用インダクタに代えてバイアス短絡用抵
抗を接続したものである。
【0015】請求項9に係わる発明の歪補償回路は、請
求項1〜8のいずれか1項に記載の歪補償回路を複数段
に従属接続したことを特徴とするものである。
【0016】請求項10に係わる発明の歪補償回路は、
請求項1〜8のいずれか1項に記載の歪補償回路におい
て、上記信号路の入力端と出力端にそれぞれ入力整合回
路と出力整合回路とを備え、上記入力整合回路と出力整
合回路の入出力インピーダンスが、上記歪補償回路が所
定の周波数範囲に亙って被補償増幅器の利得および位相
特性とは逆特性を有するように設計されていることを特
徴とするものである。
【0017】請求項11に係わる発明の歪補償回路は、
入力側の端子の一方を信号の入力端子とし、他方を終端
抵抗で終端した第1の90度ハイブリッド回路と、出力
側の端子の一方を信号の出力端子とし、他方を終端抵抗
で終端した第2の90度ハイブリッド回路と、上記第1
の90度ハイブリッド回路の出力側の端子と上記第2の
90度ハイブリッド回路の入力側の端子との間それぞれ
に接続された請求項1〜9のいずれか1項に記載の歪補
償回路とを備え、バランス型に構成されたことを特徴と
するものである。
【0018】請求項12に係わる発明の歪補償回路の使
用方法は、請求項1〜11のいずれか1項に記載の歪補
償回路をフィードバック増幅器またはフィードフォワー
ド増幅器を構成している被補償増幅器の前段または後段
に直列に挿入接続して使用することを特徴とするもので
ある。
【0019】請求項13に係わる発明の歪補償回路の使
用方法は、請求項1〜12のいずれか1項に記載の歪補
償回路をLDMOSFET(Laterelly Diffused Metal
Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構
成された高出力増幅器の前段または後段に直列に接続し
て使用することを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1はこの発明の実施の形態1を示す歪補償回路の構成
説明図である。なお、図15に示した従来の歪補償回路
と同一あるいは相当のものは同一符号を付して説明す
る。図において、1は入力端子、2は出力端子、3はバ
イアス端子、4、5は信号線路に直列に接続したバイア
ス阻止用キャパシタ、6はバイアス短絡用インダクタ、
7はRF短絡用キャパシタ、8はバイアス端子3と信号
線路との間に直列に接続した抵抗、9はダイオードであ
る。
【0021】次に動作および効果について説明する。信
号は入力端子1に入り、ダイオード9に入力する。ダイ
オード9には抵抗8を介して、バイアス端子3からバイ
アスが加えられる。無線周波数帯での信号波形はダイオ
ード9によりクリップされ、直流電流が発生する。この
直流電流の発生により、抵抗8において電圧降下が発生
し、ダイオード9に加えられるバイアス電圧が低下する
ことにより無線周波数帯でのダイオードの内部抵抗値が
増加する。これにより、図2に示すような入力電力の増
加に対して利得が減少し、位相が進む特性が実現でき
る。従って、入力電力の増加に対して利得が増加し、位
相が遅れる特性を有する被補償増幅器の前段もしくは後
段に直列に接続することにより、増幅器の歪補償が可能
となる。なお、一般に歪補償回路は、被補償増幅器が送
信用の場合はその前段に、被補償増幅器が受信用の場合
はその後段に接続する。また、この歪補償回路では、バ
イアス電圧を変化させることで、歪補償回路の通過利得
もしくは通過位相の変化量を調整することができる。
【0022】実施の形態2 図3はこの発明の実施の形態2を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態2では、実施の形態1で
説明した図1において、ダイオード9に並列にキャパシ
タ10を接続したものである。
【0023】次に動作および効果について説明する。図
3に示される歪補償回路では、基本的な動作および効果
は実施の形態1と同様であり、入力電力の増加に対して
利得が減少し、位相が進む特性が得られるが、ダイオー
ド9に並列にキャパシタ10を接続しているため、実施
の形態1と比較して利得変化よりも位相変化が支配的と
なる特性が得られる。従って、キャパシタ10の大きさ
を十分大きくすることで、入力電力の増加に対し、位相
のみが進む特性も実現できる。これにより、入力電力の
増加に対して利得変化がほとんど起こらず、位相のみが
遅れる特性を有する増幅器の歪補償が可能な歪補償回路
を得られる。
【0024】実施の形態3 図4はこの発明の実施の形態3を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態3では、実施の形態1で
説明した図1において、ダイオード9に並列に抵抗11
を接続したものである。
【0025】次に動作および効果について説明する。図
4に示される歪補償回路では、基本的な動作および効果
は実施の形態1と同様であり、入力電力の増加に対して
利得が減少し、位相が進む特性が得られるが、ダイオー
ド9に並列に抵抗11を接続しているため、実施の形態
1と比較して入力電力の増加に対する利得変化および位
相変化が小さい特性が実現できる。従って、入力電力の
増加に対して利得および位相変化が小さい特性を有する
増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られる。
【0026】実施の形態4 図5はこの発明の実施の形態4を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態4では、実施の形態1で
説明した図1において、信号線路にダイオード9と直列
にダイオード9の出力端子2側にインダクタ12を接続
したものである。
【0027】次に動作および効果について説明する。図
5に示される歪補償回路では、基本的な動作および効果
は実施の形態1と同様であり、入力電力の増加に対して
利得が減少し、位相が進む特性が得られるが、信号線路
にダイオード9と直列にダイオード9の出力端子2側に
インダクタ12を接続しているため、実施の形態1と比
較して利得変化よりも位相変化が支配的となる特性が得
られる。従って、インダクタ12の大きさを十分大きく
することで、入力電力の増加に対し、位相のみが進む特
性も実現できる。これにより、入力電力の増加に対して
利得変化がほとんど起こらず、位相のみが遅れる特性を
有する増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られる。
【0028】実施の形態5 図6はこの発明の実施の形態5を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態5では、信号線路に複数
個のダイオードを直列接続したものを設ける構成であ
り、実施の形態1で説明した図1において、信号線路に
ダイオード9に直列にダイオード13を接続した例を示
す。
【0029】次に動作および効果について説明する。信
号は入力端子1に入り、ダイオード9およびダイオード
13に入力する。ダイオード9およびダイオード13に
は抵抗8を介して、バイアス端子3からバイアスが加え
られる。無線周波数帯での信号波形はダイオード9およ
びダイオード13によりクリップされ、直流電流が発生
する。この直流電流の発生量は複数個のダイオードを直
列接続しているので、上記実施の形態1のダイオード9
だけの場合より多い。この直流電流の発生により、抵抗
8において大きな電圧降下が発生し、ダイオード9およ
びダイオード13に加えられるバイアス電圧が低下する
ことにより無線周波数帯でのダイオードの内部抵抗値が
増加する。
【0030】即ち、図6に示される歪補償回路では、基
本的な動作および効果は実施の形態1と同様であり、入
力電力の増加に対して利得が減少し、位相が進む特性が
得られるが、ダイオード9に直列にダイオード13を接
続しているため、実施の形態1と比較して入力電力の増
加に対する利得変化および位相変化が大きい特性が実現
できる。従って、入力電力の増加に対して利得および位
相変化が大きい特性を有する増幅器の歪補償が可能な歪
補償回路を得られる。
【0031】実施の形態6 図7はこの発明の実施の形態6を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態6では、実施の形態1で
説明した図1において、抵抗8に代えてトランジスタ1
4を用い、トランジスタ14のドレイン端子とソース端
子をバイアス端子3と信号線路との間に直列に接続した
ものである。
【0032】次に動作および効果について説明する。図
7に示される歪補償回路では、基本的な動作は実施の形
態1と同様であり、入力電力の増加と共にトランジスタ
14のドレイン・ソース間の抵抗分により電圧降下が発
生し、入力電力の増加と共にダイオード9に加えられる
バイアス電圧が低下する。このため、実施の形態1と同
様に、入力電力の増加に対して利得が減少し、位相が進
む特性が実現できる。従って、入力電力の増加に対して
利得が増加し、位相が遅れる特性を有する増幅器の歪補
償が可能となる。さらに、この実施の形態6による歪補
償回路では、トランジスタ14のゲートバイアスを変化
させることでも、歪補償回路の利得もしくは位相特性を
電気的に変化させることができ、調整の自由度を増すこ
とができる。
【0033】実施の形態7 図8はこの発明の実施の形態7を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態7では、実施の形態1で
説明した図1において、抵抗8に代えてRF阻止用イン
ダクタ15をバイアス端子3と信号線路との間に直列に
接続し、バイアス短絡用インダクタ6に代えてバイアス
短絡用抵抗16を接続したものである。
【0034】次に動作および効果について説明する。図
8に示される歪補償回路では、基本的な動作は実施の形
態1と同様であり、入力電力の増加と共に抵抗16によ
り電圧降下が発生し、入力電力の増加と共にダイオード
9に加えられるバイアス電圧が低下する。このため、実
施の形態1と同様に、入力電力の増加に対して利得が減
少し、位相が進む特性が実現できる。従って、入力電力
の増加に対して利得が増加し、位相が遅れる特性を有す
る増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られる。
【0035】また、この実施の形態7の歪補償回路に
も、実施の形態1の歪補償回路の構成に対する変形例と
して示した実施の形態2〜6の歪補償回路の構成が準用
でき、それぞれの効果を奏する。
【0036】実施の形態8 図9はこの発明の実施の形態8を示す歪補償回路の構成
説明図である。図中、図1と同一のものは同一符号を付
して説明する。この実施の形態8では、実施の形態1で
説明した図1において、バイアス短絡用インダクタ6に
代えてバイアス短絡用抵抗16を接続したものである。
【0037】次に動作および効果について説明する。図
9に示される歪補償回路では、基本的な動作は実施の形
態1と同様であり、入力電力の増加に対して利得が減少
し、位相が進む特性が得られるが、入力電力の増加と共
に抵抗8およびバイアス短絡用抵抗16により電圧降下
が発生し、入力電力の増加と共にダイオード9に加えら
れるバイアス電圧が大きく低下する。このため、実施の
形態1と比較して入力電力の増加に対して大きく利得が
減少し、位相が進む特性が実現できる。従って、入力電
力の増加に対して大きく利得が増加し、位相が遅れる特
性を有する増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られ
る。
【0038】実施の形態9 この実施の形態9は、上記実施の形態1〜8に示した歪
補償回路から要求仕様に応じて適宜選択した複数個の歪
補償回路を直列接続して用いるものである。図10はこ
の発明の実施の形態9を示す歪補償回路の構成説明図で
あり、1は入力端子、2は出力端子、20、21はそれ
ぞれ実施の形態1〜8に示す歪補償回路のいずれかを表
す。なお、20、21は同一の歪補償回路でも良く、ま
た、3段以上接続しても良い。
【0039】次に動作および効果について説明する。図
10に示される歪補償回路では、基本的には入力電力の
増加に対して利得が減少し、位相が進む特性が得られる
が、実施の形態1〜8に示す歪補償回路を複数個直列接
続することにより、利得特性および通過位相特性が単純
増加や単純減少のみならず、個々の実施の形態1〜8の
歪補償回路では得難いようなより複雑な特性を実現する
ことが可能となる。従って、利得特性および通過位相特
性が、単純増加や単純減少を示さない増幅器の歪補償が
可能な歪補償回路を得られる。
【0040】実施の形態10 図11はこの発明の実施の形態10を示す歪補償回路の
構成説明図である。図において、1は入力端子、2は出
力端子、20は歪補償回路、22は入力整合回路、23
は出力整合回路である。なお、20は実施の形態1〜8
に示す歪補償回路のいずれかである。
【0041】次に動作および効果について説明する。一
般に、増幅器(被補償増幅器)は入力電力に対する利得
および位相特性を有するが、この特性は周波数によって
異なることが知られている。このため、周波数によって
変化する被補償増幅器の利得および位相特性を広帯域に
補償するためには、この周波数によって変化する被補償
増幅器の利得および位相特性とは逆の利得および位相特
性を広帯域に歪補償回路で発生させることが必要とな
る。図11に示される歪補償回路では、歪補償回路20
の利得および位相特性は負荷インピーダンスに依存する
ことに着目し、入力整合回路22と出力整合回路23を
歪補償回路20の前後に接続している。このため、入力
整合回路22および出力整合回路23の入出力インピー
ダンスを、広い周波数範囲に亙って歪補償回路20が被
補償増幅器の利得および位相特性とは逆特性を有するよ
うに広帯域に設計することで、広帯域に亙って被補償増
幅器の歪補償が可能となる。
【0042】実施の形態11 図12はこの発明の実施の形態11を示す歪補償回路の
構成説明図である。図において、1は入力端子、2は出
力端子、20、21は歪補償回路、24、25は90度
ハイブリッド回路、26、27は終端抵抗である。な
お、20、21はそれぞれ実施の形態1〜9に示す歪補
償回路のいずれかを表し、同一の歪補償回路でも良い。
【0043】次に動作および効果について説明する。図
12に示される歪補償回路では、各歪補償回路20、2
1は90度ハイブリッド回路24、25を用いたバラン
ス型回路で構成されている。この回路では、歪補償回路
20、21からの反射電力は入力端子1および出力端子
2では逆位相で合成され、反射電力はすべて終端抵抗2
6、27に吸収されるため、入力端子1および出力端子
2では反射電力は発生しない。従って、このような回路
構成とすることで各々の歪補償回路20、21を用いる
場合と比較して、反射特性を改善することができる。
【0044】実施の形態12 この実施の形態12は、実施の形態1〜11のいずれか
の歪補償回路をフィードバック増幅器あるいはフィード
フォワード増幅器と併用する場合である。図13はこの
発明の実施の形態12を示す歪補償回路の使用方法の説
明図であり、フィードバック増幅器と併用した場合の一
例を示す。図において、1は入力端子、2は出力端子、
20はそれぞれ実施の形態1〜11に示す歪補償回路の
いずれかを表す。また、28はフィードバック増幅器の
中の被補償増幅器、29は帰還回路である。なお、ここ
では歪補償回路20を前段に接続した場合を例示する。
【0045】次に動作および効果について説明する。フ
ィードバック増幅器あるいはフィードフォワード増幅器
は、それ自身が歪補償機能を有する増幅器である。この
ため、図13に示すように、フィードバック増幅器の中
の被補償増幅器28に対して歪補償回路20を被補償増
幅器28の前段に直列に接続することで、実施の形態1
〜11の歪補償回路を単独で歪補償を行う場合よりも、
大きな歪補償量を実現することが可能となる。なお、フ
ィードフォワード増幅器の中の被補償増幅器28に対し
て歪補償回路20を用いる場合も、実施の形態1〜11
の歪補償回路を単独で歪補償を行う場合よりも、大きな
歪補償量を実現することが可能となる。
【0046】実施の形態13 図14はこの発明の実施の形態13を示す歪補償回路の
使用方法の説明図であり、1は入力端子、2は出力端
子、20はそれぞれ実施の形態1〜12に示す歪補償回
路のいずれかを表す。また、30はLDMOSFET
(Laterelly Diffused Metal Oxide Semiconductor Fie
ld Effect Transistor)で構成された高出力増幅器であ
る。なお、ここでは歪補償回路20を前段に接続した場
合を例示する。
【0047】次に動作および効果について説明する。L
DMOSFETは入力電力の増加に対して利得が減少
し、位相が進む特性を有する。このため、LDMOSF
ETで構成された高出力増幅器30もまた入力電力の増
加に対して利得が減少し、位相が進む特性を有する。よ
って、高出力増幅器30の前段もしくは後段に歪補償回
路20を接続することで、LDMOSFETで構成され
た高出力増幅器30を高効率かつ低歪動作させることが
可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、入力
電力の増加に対して利得が増加し、あるいは、位相が遅
れる特性を有する被補償増幅器に対して機能する歪補償
回路を得られる効果がある。また、この発明の歪補償回
路では、ダイオードへのバイアス電圧を変化させること
で、歪補償回路の通過利得もしくは通過位相の変化量を
調整することができる。
【0049】また、請求項3の発明によれば、入力電力
の増加に対して利得変化がほとんど起こらず、位相のみ
が遅れる特性を有する増幅器の歪補償に適した歪補償回
路を得られる効果がある。
【0050】また、請求項4の発明によれば、入力電力
の増加に対して利得および位相変化が小さい特性を有す
る増幅器の歪補償に適した歪補償回路を得られる効果が
ある。
【0051】また、請求項5の発明によれば、入力電力
の増加に対して利得変化がほとんど起こらず、位相のみ
が遅れる特性を有する増幅器の歪補償に適した歪補償回
路を得られる効果がある。
【0052】また、請求項6の発明によれば、入力電力
の増加に対して利得および位相変化が大きい特性を有す
る増幅器の歪補償に適する歪補償回路を得られる効果が
ある。
【0053】また、請求項7の発明によれば、トランジ
スタのゲートバイアスを変化させることでも、歪補償回
路の通過利得もしくは通過位相の特性を電気的に変化さ
せることができ、調整の自由度を増すことができる効果
がある。
【0054】また、請求項8の発明によれば、入力電力
の増加に対して大きく利得が増加し、位相が遅れる特性
を有する増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られる
効果がある。
【0055】また、請求項9の発明によれば、利得特性
および通過位相特性が、単純増加や単純減少を示さない
増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得られる効果があ
る。
【0056】また、請求項10の発明によれば、広帯域
に亙って被補償増幅器の歪補償が可能な歪補償回路を得
られる効果がある。
【0057】また、請求項11の発明によれば、反射特
性を改善した歪補償を実現する効果がある。
【0058】また、請求項12の発明によれば、フィー
ドバック増幅器あるいはフィードフォワード増幅器の歪
補償機能と相俟って大きな歪補償量を実現できる効果が
ある。
【0059】また、請求項13の発明によれば、LDM
OSFETで構成された高出力増幅器を高効率かつ低歪
動作させることが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す構成説明図で
ある。
【図2】 この発明の歪補償回路の特性および効果を示
す説明図である。
【図3】 この発明の実施の形態2を示す構成説明図で
ある。
【図4】 この発明の実施の形態3を示す構成説明図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態4を示す構成説明図で
ある。
【図6】 この発明の実施の形態5を示す構成説明図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態6を示す構成説明図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態7を示す構成説明図で
ある。
【図9】 この発明の実施の形態8を示す構成説明図で
ある。
【図10】 この発明の実施の形態9を示す構成説明図
である。
【図11】 この発明の実施の形態10を示す構成説明
図である。
【図12】 この発明の実施の形態11を示す構成説明
図である。
【図13】 この発明の実施の形態12を示す使用方法
の説明図である。
【図14】 この発明の実施の形態13を示す使用方法
の説明図である。
【図15】 従来の歪補償回路の例を示す構成説明図で
ある。
【図16】 従来の歪補償回路の特性および効果を示す
説明図である。
【符号の説明】
1 入力端子、2 出力端子、3 バイアス端子、4
バイアス阻止用キャパシタ、5 バイアス阻止用キャパ
シタ、6 バイアス短絡用インダクタ、7 RF短絡用
キャパシタ、8 抵抗、9 ダイオード、10 キャパ
シタ、11 抵抗、12 インダクタ、13 ダイオー
ド、14 トランジスタ、15 RF阻止用インダク
タ、16 バイアス短絡用抵抗、20、21 歪補償回
路、22入力整合回路、23 出力整合回路、24、2
5 90度ハイブリッド回路、26、27 終端抵抗、
28 被補償増幅器、29 帰還回路、30 高出力増
幅器、31 RF阻止用インダクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 和久 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 森 一富 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 中山 正敏 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 池田 幸夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5J090 AA01 AA04 CA21 FA20 GN01 HA10 HA19 HA25 HA29 HA33 KA12 KA29 KA68 MA11 SA13 TA01 TA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の入力端子と、上記信号の出力端子
    と、バイアス端子と、上記入力端子から出力端子への信
    号路と、上記信号路に直列に接続したダイオードと、上
    記信号路の入力端と出力端に上記信号路に直列に接続し
    たバイアス阻止用キャパシタと、上記ダイオードの一端
    と上記バイアス端子との間に直列に接続された抵抗、上
    記ダイオードの他端とグラウンドとの間に直列に接続さ
    れたバイアス短絡用インダクタ、上記バイアス端子と上
    記抵抗との間に一端が接続され、他端が接地されたRF
    短絡用キャパシタとを有する上記ダイオードのバイアス
    回路とを備え、上記バイアス端子から印加するバイアス
    電圧により通過利得もしくは通過位相の特性が調整され
    ることを特徴とする歪補償回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の歪補償回路において、上
    記抵抗に代えてインダクタを接続し、かつ、上記バイア
    ス短絡用インダクタに代えてバイアス短絡用抵抗を接続
    した歪補償回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の歪補償回
    路において、上記ダイオードの両端にダイオードと並列
    に接続したキャパシタを備えた歪補償回路。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2記載の歪補償回
    路において、上記ダイオードの両端にダイオードと並列
    に接続した抵抗を備えた歪補償回路。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の歪補償回
    路において、上記ダイオードに代えてダイオードにイン
    ダクタを直列に接続したものを備えた歪補償回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載の歪補償回
    路において、上記ダイオードに代えて複数個のダイオー
    ドを直列接続したものを備えた歪補償回路。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の歪補償回路において、上
    記抵抗に代えて上記ダイオードの一端と上記バイアス端
    子との間に直列にドレイン端子とソース端子を接続した
    トランジスタを備え、上記トランジスタのゲート端子か
    ら印加するバイアス電圧によっても通過利得もしくは通
    過位相の特性の調整を可能にした歪補償回路。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の歪補償回路において、上
    記バイアス短絡用インダクタに代えてバイアス短絡用抵
    抗を接続した歪補償回路。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の歪
    補償回路を複数段に従属接続したことを特徴とする歪補
    償回路。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8のいずれか1項に記載の
    歪補償回路において、上記信号路の入力端と出力端にそ
    れぞれ入力整合回路と出力整合回路とを備え、上記入力
    整合回路と出力整合回路の入出力インピーダンスが、上
    記歪補償回路が所定の周波数範囲に亙って被補償増幅器
    の利得および位相特性とは逆特性を有するように設計さ
    れていることを特徴とする歪補償回路。
  11. 【請求項11】 入力側の端子の一方を信号の入力端子
    とし、他方を終端抵抗で終端した第1の90度ハイブリ
    ッド回路と、出力側の端子の一方を信号の出力端子と
    し、他方を終端抵抗で終端した第2の90度ハイブリッ
    ド回路と、上記第1の90度ハイブリッド回路の出力側
    の端子と上記第2の90度ハイブリッド回路の入力側の
    端子との間それぞれに接続された請求項1〜9のいずれ
    か1項に記載の歪補償回路とを備え、バランス型に構成
    されたことを特徴とする歪補償回路。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれか1項に記載
    の歪補償回路をフィードバック増幅器またはフィードフ
    ォワード増幅器を構成している被補償増幅器の前段また
    は後段に直列に挿入接続して使用することを特徴とする
    歪補償回路の使用方法。
  13. 【請求項13】 請求項1〜12のいずれか1項に記載
    の歪補償回路をLDMOSFET(Laterelly Diffused
    Metal Oxide Semiconductor Field EffectTransisto
    r)で構成された高出力増幅器の前段または後段に直列
    に接続して使用することを特徴とする歪補償回路の使用
    方法。
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