JP2001126047A - シートカウンター装置 - Google Patents
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08K—Use of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
- C08K5/00—Use of organic ingredients
- C08K5/54—Silicon-containing compounds
- C08K5/541—Silicon-containing compounds containing oxygen
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- C08K5/5419—Silicon-containing compounds containing oxygen containing at least one Si—O bond containing at least one Si—C bond
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G77/00—Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule
- C08G77/42—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences
- C08G77/442—Block-or graft-polymers containing polysiloxane sequences containing vinyl polymer sequences
-
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来式のシートカウンターは、紙山の角部を
押さえつけ、サクションブレードで紙を一枚ずつ吸い付
けながら、ワイパーピンでめくって、カウントするもの
であるが、紙山の押さえつけがねじ込み式のクランプ
で、ワイパーピンの回転によって起こる紙の暴れを衝撃
するショックアブソーバーが油封入式である。紙山を押
さえつける圧力とショックアブソーバーの衝撃吸収力の
最適値は、紙の坪量の大小、紙山における上部又は下部
等の位置により異なるため、上記装置では、調整が困難
で、紙が暴れカウントミス等の障害を起こす。 【解決手段】 紙山の押さえつけをエアシリンダーと
し、ショックアブソーバーをロータリーシリンダーに換
え、押さえ圧力を調整可能とした。 【効果】 紙の暴れによる枚数のカウントミスや、押さ
え圧力の低下よるシートカウンターが停止するのを防止
することができる。
押さえつけ、サクションブレードで紙を一枚ずつ吸い付
けながら、ワイパーピンでめくって、カウントするもの
であるが、紙山の押さえつけがねじ込み式のクランプ
で、ワイパーピンの回転によって起こる紙の暴れを衝撃
するショックアブソーバーが油封入式である。紙山を押
さえつける圧力とショックアブソーバーの衝撃吸収力の
最適値は、紙の坪量の大小、紙山における上部又は下部
等の位置により異なるため、上記装置では、調整が困難
で、紙が暴れカウントミス等の障害を起こす。 【解決手段】 紙山の押さえつけをエアシリンダーと
し、ショックアブソーバーをロータリーシリンダーに換
え、押さえ圧力を調整可能とした。 【効果】 紙の暴れによる枚数のカウントミスや、押さ
え圧力の低下よるシートカウンターが停止するのを防止
することができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】製紙工場において抄紙機で抄
造した紙は、広幅のロール状になって抄紙機から出てく
る。新聞紙等大量の印刷用途に向けられる紙は、一定幅
のロール状に巻き直して顧客に届けられるが、包装紙や
少量の印刷に向けられる紙は、平板状に裁断し、一定枚
数に山積みした形で顧客に届けられる。従って製紙工場
では、裁断した紙の山毎に紙の枚数を数えて顧客に明示
する必要がある。また、顧客の要望に応じて、一定枚数
毎にマークシートを挿入する場合もある。
造した紙は、広幅のロール状になって抄紙機から出てく
る。新聞紙等大量の印刷用途に向けられる紙は、一定幅
のロール状に巻き直して顧客に届けられるが、包装紙や
少量の印刷に向けられる紙は、平板状に裁断し、一定枚
数に山積みした形で顧客に届けられる。従って製紙工場
では、裁断した紙の山毎に紙の枚数を数えて顧客に明示
する必要がある。また、顧客の要望に応じて、一定枚数
毎にマークシートを挿入する場合もある。
【０００２】
【従来の技術】上記目的の為、例えば、図２に示すシー
トカウンターが多くの製紙工場で用いられている。この
装置は、パレットに４周を揃えて堆積された紙山の角部
を、上から押さえつけながら、紙を一枚ずつめくりなが
ら、紙の枚数を数える装置である。図中、Ｐはクランプ
装置、Ａはショックアブソーバーであり、クランプ装置
ＰとショックアブソーバーＡで紙山の角部を上部から押
さえつけている。Ｂはサクションブレード、Ｗはワイパ
ーピンである。
トカウンターが多くの製紙工場で用いられている。この
装置は、パレットに４周を揃えて堆積された紙山の角部
を、上から押さえつけながら、紙を一枚ずつめくりなが
ら、紙の枚数を数える装置である。図中、Ｐはクランプ
装置、Ａはショックアブソーバーであり、クランプ装置
ＰとショックアブソーバーＡで紙山の角部を上部から押
さえつけている。Ｂはサクションブレード、Ｗはワイパ
ーピンである。
【０００３】サクションブレードＢとワイパーピンＷは
同一のカウンティングヘッド（図示しない）に取り付け
られ、前記カウンティングヘッドは、図示しない昇降装
置により、設定された速度で紙山の角部に沿って上昇し
ながら、紙の枚数を数える。数えた紙の枚数を積算する
カウンター（図示しない）は、サクションブレードＢ及
びワイパーピンＷと同一のカウンティングヘッドに取り
付けられている。ワイパーピンＷは、紙を一枚めくるご
とに１回転するので、その回転回数をカウンティングヘ
ッドが検知することにより紙の枚数を積算する。
同一のカウンティングヘッド（図示しない）に取り付け
られ、前記カウンティングヘッドは、図示しない昇降装
置により、設定された速度で紙山の角部に沿って上昇し
ながら、紙の枚数を数える。数えた紙の枚数を積算する
カウンター（図示しない）は、サクションブレードＢ及
びワイパーピンＷと同一のカウンティングヘッドに取り
付けられている。ワイパーピンＷは、紙を一枚めくるご
とに１回転するので、その回転回数をカウンティングヘ
ッドが検知することにより紙の枚数を積算する。
【０００４】サクションブレードＢとワイパーピンＷと
により紙を一枚づつめくる機構は、図４〜に示す手
順による。即ち、先ず最初に、カウンターヘッドを昇降
装置により下降させて、サクションブレードＢを一番下
の紙の角部に密着して停止させる。次ぎにサクションブ
レードＢにより最初の一枚の紙を吸い付ける。サクショ
ンブレードＢが紙を吸い付けたまま下方に傾くととも
に、次の紙との間にできた隙間に矢印方向に回転してい
るワイパーピンＷが入り込む（，）。続いて、サク
ションブレードが水平方向に復帰し始めると、ワワイパ
ーピンＷは下向きの運動に移り、紙の角部をサクション
ブレードの下に引く。ワイパーピンＷが下方へ運動する
に従って、紙は次第に下方に巻かれ、サクションブレー
ドの下に移される（〜）。サクションブレードは続
いて次の紙を吸い付けはじめる（９）。カウンティング
ヘッドが、上記〜の動作を繰り返しながら上昇する
ことにより、紙の数を数えるのである。そして予めマー
クシートを挿入する枚数間隔を設定しておけば、所定の
枚数毎にマークシートを挿入することもできる。
により紙を一枚づつめくる機構は、図４〜に示す手
順による。即ち、先ず最初に、カウンターヘッドを昇降
装置により下降させて、サクションブレードＢを一番下
の紙の角部に密着して停止させる。次ぎにサクションブ
レードＢにより最初の一枚の紙を吸い付ける。サクショ
ンブレードＢが紙を吸い付けたまま下方に傾くととも
に、次の紙との間にできた隙間に矢印方向に回転してい
るワイパーピンＷが入り込む（，）。続いて、サク
ションブレードが水平方向に復帰し始めると、ワワイパ
ーピンＷは下向きの運動に移り、紙の角部をサクション
ブレードの下に引く。ワイパーピンＷが下方へ運動する
に従って、紙は次第に下方に巻かれ、サクションブレー
ドの下に移される（〜）。サクションブレードは続
いて次の紙を吸い付けはじめる（９）。カウンティング
ヘッドが、上記〜の動作を繰り返しながら上昇する
ことにより、紙の数を数えるのである。そして予めマー
クシートを挿入する枚数間隔を設定しておけば、所定の
枚数毎にマークシートを挿入することもできる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、クラン
プ装置Ｐは、紙を数えるときに紙山がずれないように紙
を押さえつける為の装置であり、クランプ装置Ｐはショ
ックアブソーバーＡを備えている。クランプ装置Ｐは、
ねじ込み式クランプにより紙山の隅部を押さえつけてい
るが、特に紙山の角部を強く押さえつける必要があるの
で、紙山の角部をコイルスプリング付きの加圧ローラー
Ｆで押さえつけている。ショックアブソーバーＡはカウ
ンターヘッドが紙を数えるときの衝撃を吸収し、紙山を
押さえつける圧力の変動を小さくする為の装置であり、
内部にダンパー機構をもつ油圧封入式ショックアブソー
バーＡで衝撃を吸収している。
プ装置Ｐは、紙を数えるときに紙山がずれないように紙
を押さえつける為の装置であり、クランプ装置Ｐはショ
ックアブソーバーＡを備えている。クランプ装置Ｐは、
ねじ込み式クランプにより紙山の隅部を押さえつけてい
るが、特に紙山の角部を強く押さえつける必要があるの
で、紙山の角部をコイルスプリング付きの加圧ローラー
Ｆで押さえつけている。ショックアブソーバーＡはカウ
ンターヘッドが紙を数えるときの衝撃を吸収し、紙山を
押さえつける圧力の変動を小さくする為の装置であり、
内部にダンパー機構をもつ油圧封入式ショックアブソー
バーＡで衝撃を吸収している。
【０００６】以上、従来方式のシートカウンター装置に
ついて述べたが、この装置には、以下に述べる点につい
ての配慮がなされていない。即ち、最適な紙押さえ圧力
は、紙の坪量により異なる。従って、紙の坪量によって
押さえ圧力を変える必要があるが、図２のねじ込み式の
ペーパークランプでは、押さえ圧力の調整を熟練者によ
る勘に頼らざるを得ないため、押さえ圧力を的確に調整
することが困難であった。また、カウンターヘッドが紙
山の下方をカウントしている間はよいが、次第に上方に
移動してくるに従って、ワイパーピンＷの回転により、
かなりの振動がショックアブソーバーＡに伝わってく
る。ショックアブソーバーＡでこの振動を吸収しきれな
くなると、紙の暴れがひどくなる。サクションブレード
Ｂはバキュームにより紙を一枚ずつ紙を吸い付けている
が、紙の暴れがひどくなると吸い付きが悪くなり、枚数
のカウント狂いが生じたりする。また、通常の場合、紙
が確実に吸着しないと、機械装置の破損防止のため、シ
ートカウンターを停止させるインターロック機構が装備
されているから、作業中、頻繁にシートカウンターが停
止してしまうという欠点がある。
ついて述べたが、この装置には、以下に述べる点につい
ての配慮がなされていない。即ち、最適な紙押さえ圧力
は、紙の坪量により異なる。従って、紙の坪量によって
押さえ圧力を変える必要があるが、図２のねじ込み式の
ペーパークランプでは、押さえ圧力の調整を熟練者によ
る勘に頼らざるを得ないため、押さえ圧力を的確に調整
することが困難であった。また、カウンターヘッドが紙
山の下方をカウントしている間はよいが、次第に上方に
移動してくるに従って、ワイパーピンＷの回転により、
かなりの振動がショックアブソーバーＡに伝わってく
る。ショックアブソーバーＡでこの振動を吸収しきれな
くなると、紙の暴れがひどくなる。サクションブレード
Ｂはバキュームにより紙を一枚ずつ紙を吸い付けている
が、紙の暴れがひどくなると吸い付きが悪くなり、枚数
のカウント狂いが生じたりする。また、通常の場合、紙
が確実に吸着しないと、機械装置の破損防止のため、シ
ートカウンターを停止させるインターロック機構が装備
されているから、作業中、頻繁にシートカウンターが停
止してしまうという欠点がある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のカウンター装置
は、エアシリンダーＥにて紙山の角部近傍を上部から加
圧するクランプ装置Ｐを備え、前記クランプ装置Ｐはロ
ータリーシリンダーＲを備え、ロータリーシリンダーＲ
の回転部には、該ロータリーシリンダーＲの回転力によ
り、紙山角部の先端を加圧する加圧ローラーＦが連結さ
れ、さらに、前記ロータリーシリンダーＲは、回転部の
ベーンｂを正回転方向に加圧するエアの導入口ｄ１と、
逆回転方向に加圧するエアの導入口ｄ２とを備え、エア
が圧力調整弁を介して、エアシリンダーＥ及びロータリ
ーシリンダーＲに導入することを特徴とする。
は、エアシリンダーＥにて紙山の角部近傍を上部から加
圧するクランプ装置Ｐを備え、前記クランプ装置Ｐはロ
ータリーシリンダーＲを備え、ロータリーシリンダーＲ
の回転部には、該ロータリーシリンダーＲの回転力によ
り、紙山角部の先端を加圧する加圧ローラーＦが連結さ
れ、さらに、前記ロータリーシリンダーＲは、回転部の
ベーンｂを正回転方向に加圧するエアの導入口ｄ１と、
逆回転方向に加圧するエアの導入口ｄ２とを備え、エア
が圧力調整弁を介して、エアシリンダーＥ及びロータリ
ーシリンダーＲに導入することを特徴とする。
【０００８】従来のシートカウンター装置との相違は、
ねじ込み式ペーパークランプに換えて、図１のように、
エアシリンダーＥを用いた。そして、エアシリンダーＥ
の押さえ圧力を、紙の坪量に応じて所望の圧力に設定で
きるよう、エアシリンダーＥに供給するエアを圧力調整
弁を介して供給するようにした。その結果、熟練者でな
くとも、紙の坪量に応じた最適の押さえ圧力で紙の隅部
を上部から押さえることができるようになった。
ねじ込み式ペーパークランプに換えて、図１のように、
エアシリンダーＥを用いた。そして、エアシリンダーＥ
の押さえ圧力を、紙の坪量に応じて所望の圧力に設定で
きるよう、エアシリンダーＥに供給するエアを圧力調整
弁を介して供給するようにした。その結果、熟練者でな
くとも、紙の坪量に応じた最適の押さえ圧力で紙の隅部
を上部から押さえることができるようになった。
【０００９】次ぎに、ショックアブソーバーＡを従来の
内部にダンパー機構をもつ油圧封入式ショックアブソー
バーＡに換えて、ロータリーシリンダーＲに換え、圧力
調整弁を介してロータリーシリンダーＲにエアを供給す
ることとした。油圧封入式ショックアブソーバーＡは、
皿状の本体と、本体に回転自在に嵌合した皿状の回転部
とからなり、本体と回転部との間の空間には油が封入さ
れている。回転部にはベーンｂが設けられ、ベーンｂと
本体との間の僅かの隙間を油が流れることにより急激な
回転を抑制し、それによりワイパーピンＷの回転による
衝撃を吸収している。また、戻し回転はスプリングによ
る。そのため、衝撃吸収力はほぼ一定で調整が困難であ
る。
内部にダンパー機構をもつ油圧封入式ショックアブソー
バーＡに換えて、ロータリーシリンダーＲに換え、圧力
調整弁を介してロータリーシリンダーＲにエアを供給す
ることとした。油圧封入式ショックアブソーバーＡは、
皿状の本体と、本体に回転自在に嵌合した皿状の回転部
とからなり、本体と回転部との間の空間には油が封入さ
れている。回転部にはベーンｂが設けられ、ベーンｂと
本体との間の僅かの隙間を油が流れることにより急激な
回転を抑制し、それによりワイパーピンＷの回転による
衝撃を吸収している。また、戻し回転はスプリングによ
る。そのため、衝撃吸収力はほぼ一定で調整が困難であ
る。
【００１０】一方、本発明で採用したロータリーシリン
ダーＲは、図５のように、正回転方向に圧力をかけるエ
アの導入口ｄ１と逆回転方向に圧力をかけるエアの導入
口ｄ２がある。従って、圧力調整弁を介して、紙の坪量
に応じた所望のエア圧に調整したエアをロータリーシリ
ンダーに供給し、両方向の回転を抑制する力の大きさを
調整することができるので、ワイパーピンＷの回転によ
る衝撃力を吸収することができる。
ダーＲは、図５のように、正回転方向に圧力をかけるエ
アの導入口ｄ１と逆回転方向に圧力をかけるエアの導入
口ｄ２がある。従って、圧力調整弁を介して、紙の坪量
に応じた所望のエア圧に調整したエアをロータリーシリ
ンダーに供給し、両方向の回転を抑制する力の大きさを
調整することができるので、ワイパーピンＷの回転によ
る衝撃力を吸収することができる。
【００１１】
【発明の実施の形態】シートカウンターによって紙の枚
数を数える紙山の高さは、高い者もあれば低いものもも
あるが、通常の場合は、それほど大きな差がなく、一定
範囲に収まっている。従って、本発明で用いるエアシリ
ンダーＥのストロークは、扱う紙山の最大高さと最低高
さの差以上のストロークが必要であるが、通常の場合、
３０ｃｍあれば殆どの紙山をカバーできる。また、カウ
ント終了後、次の紙山の高さが終了した紙山の高さより
も高いと、エアシリンダーＥが邪魔になるのピストンロ
ッドを一旦後退、上昇させなければならないが、これが
自動的に上昇するよう、エアシリンダーＥはスプリング
リターン式とすることが望ましい。故障によりエアの供
給が停止した場合、通常のエアシリンダーでは、クラン
プ装置の自重でシリンダーが伸びきってしまい、作業の
邪魔になるが、スプリングリターン式であれば、エアの
供給が停止したときでも、クランプ装置が自動的に上昇
する。
数を数える紙山の高さは、高い者もあれば低いものもも
あるが、通常の場合は、それほど大きな差がなく、一定
範囲に収まっている。従って、本発明で用いるエアシリ
ンダーＥのストロークは、扱う紙山の最大高さと最低高
さの差以上のストロークが必要であるが、通常の場合、
３０ｃｍあれば殆どの紙山をカバーできる。また、カウ
ント終了後、次の紙山の高さが終了した紙山の高さより
も高いと、エアシリンダーＥが邪魔になるのピストンロ
ッドを一旦後退、上昇させなければならないが、これが
自動的に上昇するよう、エアシリンダーＥはスプリング
リターン式とすることが望ましい。故障によりエアの供
給が停止した場合、通常のエアシリンダーでは、クラン
プ装置の自重でシリンダーが伸びきってしまい、作業の
邪魔になるが、スプリングリターン式であれば、エアの
供給が停止したときでも、クランプ装置が自動的に上昇
する。
【００１２】
【発明の効果】本発明では、紙山を押さえつける手段に
エアシリンダーを用い、紙の坪量に応じて所望の圧力に
設定できるよう、エアシリンダーに供給するエアの圧力
は、圧力調整弁を介して供給するようにしたので、押さ
え圧力は、熟練者による勘に頼らなくとも、紙の坪量に
応じて最適な圧力に調整できるようになった。
エアシリンダーを用い、紙の坪量に応じて所望の圧力に
設定できるよう、エアシリンダーに供給するエアの圧力
は、圧力調整弁を介して供給するようにしたので、押さ
え圧力は、熟練者による勘に頼らなくとも、紙の坪量に
応じて最適な圧力に調整できるようになった。
【００１３】同様に、従来の油圧封入式ショックアブソ
ーバーに換えて、ロータリーシリンダーを用い、紙の坪
量に応じて所望の圧力に設定できるよう、ロータリーシ
リンダーの圧力を圧力調整弁で調整できるようにしたの
で、カウンターヘッドが紙山の上方に移動し、振動が伝
わってきても、エア式ロータリーシリンダーの圧力を適
宜増大させることにより、押さえ圧力の変動を小さく
し、紙の暴れによる枚数のカウントミスや、押さえ圧力
の低下よるシートカウンターが停止するのを防止するこ
とができた。請求項２の発明は、故障によりエアの供給
が停止した場合でも、作業の邪魔にならないよう、クラ
ンプ装置を自動的に上昇させることのできるスプリング
リターン式のエアシリンダーを用いた発明である。
ーバーに換えて、ロータリーシリンダーを用い、紙の坪
量に応じて所望の圧力に設定できるよう、ロータリーシ
リンダーの圧力を圧力調整弁で調整できるようにしたの
で、カウンターヘッドが紙山の上方に移動し、振動が伝
わってきても、エア式ロータリーシリンダーの圧力を適
宜増大させることにより、押さえ圧力の変動を小さく
し、紙の暴れによる枚数のカウントミスや、押さえ圧力
の低下よるシートカウンターが停止するのを防止するこ
とができた。請求項２の発明は、故障によりエアの供給
が停止した場合でも、作業の邪魔にならないよう、クラ
ンプ装置を自動的に上昇させることのできるスプリング
リターン式のエアシリンダーを用いた発明である。
【図１】 本発明によるシートカウンターの構造の説明
図
図
【図２】 従来技術よるシートカウンターの構造の説明
図
図
【図３】 図２の部分詳細図
【図４】 シートカウンターの原理を説明する図
【図５】 ロータリーシリンダーの構造説明図
Ａ ショックアブソーバー Ｂ サクションブレード Ｃ コイルスプリング Ｅ エアシリンダー Ｆ 加圧ローラ Ｇ 回転アーム Ｐ クランプ装置 Ｒ ロータリーシリンダー Ｗ ワイパーピン ｂ ベーン ｄ１ エア導入口 ｄ２ エア導入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） (72)発明者 伊藤 直孝 宮城県石巻市南光町２−２−１ 日本製紙 株式会社石巻工場内 (72)発明者 渥美 明裕 宮城県石巻市南光町２−２−１ 日本製紙 株式会社石巻工場内 (72)発明者 加納 慎也 宮城県石巻市南光町２−２−１ 日本製紙 株式会社石巻工場内
Claims (2)
- 【請求項１】紙山の角部を上部から押さえた状態で、サ
クションブレード（Ｂ）とワイパーピン（Ｗ）で紙を一
枚づつめくりながら紙山の紙枚数を数えるシートカウン
ター装置において、 １．エアシリンダー（Ｅ）にて紙山の角部近傍を上部か
ら加圧するクランプ装置（Ｐ）を備え、 ２．前記クランプ装置（Ｐ）は、ロータリーシリンダー
（Ｒ）を備え、 ３．ロータリーシリンダー（Ｒ）の回転部には、該ロー
タリーシリンダー（Ｒ）の回転力により、紙山角部の先
端を加圧する加圧ローラー（Ｆ）が連結され、 ３．さらに、前記ロータリーシリンダー（Ｒ）は、回転
部のベーン（ｂ）を正回転方向に加圧するエアの導入口
（ｄ１）と逆回転方向に加圧するエアの導入口（ｄ２）
を備え、 ４．エアが圧力調整弁を介して、エアシリンダー（Ｅ）
及びロータリーシリンダー（Ｒ）に導入されることを特
徴とするシートカウンター装置。 - 【請求項２】エアシリンダー（Ｅ）のピストンロッドの
後退が、スプリングリターン式であることを特徴とする
請求項１に記載のシートカウンター装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30691999A JP2001126047A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | シートカウンター装置 |
| US09/727,253 US20010009949A1 (en) | 1999-10-28 | 2000-12-01 | Fluorine-containing organopolysiloxane, dispersibility-improving agent for fluorocarbon resin powders, and organic resin composition |
| US09/816,100 US6437621B2 (en) | 1999-10-28 | 2001-03-26 | Waveform shaping device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30691999A JP2001126047A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | シートカウンター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001126047A true JP2001126047A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17962857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30691999A Pending JP2001126047A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | シートカウンター装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US20010009949A1 (ja) |
| JP (1) | JP2001126047A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020094095A (ko) * | 2001-06-07 | 2002-12-18 | 문동훈 | 에어실린더를 이용한 소형 지폐 계수기 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP4138424B2 (ja) * | 2002-09-25 | 2008-08-27 | セイコーエプソン株式会社 | クロック変換器およびそのクロック変換器を備えた電子機器 |
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