JP2001125951A - 契約情報管理システム - Google Patents

契約情報管理システム

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JP2001125951A
JP2001125951A JP30248699A JP30248699A JP2001125951A JP 2001125951 A JP2001125951 A JP 2001125951A JP 30248699 A JP30248699 A JP 30248699A JP 30248699 A JP30248699 A JP 30248699A JP 2001125951 A JP2001125951 A JP 2001125951A
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Masa Saito
雅 斎藤
Hiroshi Ifuku
洋 伊福
Yutaka Yone
豊 米
Sanae Sakamoto
早苗 坂本
Atsushi Kitagami
淳 北上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生命保険、損害保険等の契約商品に関する契
約情報をステータス情報を用いて管理することにより、
契約処理全体の負荷を軽減することを可能にした契約情
報管理システムを提供する。 【解決手段】 代理店の担当者は、クライアント2に商
品プランを表示させる(S1)。表示された商品プラン
の中から所望の商品プランを選択すると、その商品プラ
ンに対応する契約書フォームが表示される(S2)。こ
の契約書フォームに対して契約者の個人情報を入力し
(S3)、料金計算等のシミュレーションを行い(S
4)、問題がなければ契約書の印刷を行う(S5)。捺
印、料金の収納等があった場合は、その旨の情報を入力
し(S6)、契約情報の送信を管理サーバー1に対して
行う(S7)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、生命保険、損害保険等
の契約商品に関する契約情報をステータス情報を用いて
管理することにより、契約処理全体の負荷を軽減するこ
とを可能にした契約情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生命保険、損害保険等の契約は、
あらかじめ共通の情報のみを印刷した契約用紙にシリア
ル番号を印刷したものを、契約販売者が契約者に手渡し
し、個人情報の記入、署名、捺印をすることにより行わ
れている。また、契約を勧める際には、契約者、契約条
件ごとの料金計算を代理店の担当者が行い、それらの比
較説明なども行っている。契約が完了した申請書は、販
売代理店を通して、紙のまま、商品を販売する会社のデ
ータセンターに持ち込まれ、そこで、改めてデータとし
て入力され、データベースとして管理される。
【0003】近年では、電子フォームと称して契約用紙
のフォームを電子データとして作成、管理、印刷するこ
とが行われるようになってきているが、これは契約用紙
の作成を容易にするのみであり、契約業務としては、依
然として従来と同様の手法で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の手法では、
契約フォームの改定が有る度に、契約商品販売会社本社
から代理店に対して契約フォームの変更を的確に通知
し、その徹底を図る必要がある。また、契約完了後の契
約情報を契約商品販売会社のデータベースに登録するま
でに、代理店、上位の代理店、本社等の人手を介さなけ
ればならず、時間と手間の掛かるものとなっている。
【0005】上記の点に鑑み、本発明は、生命保険、損
害保険等の契約商品に関する契約情報をステータス情報
を用いて管理することにより、契約処理全体の負荷を軽
減することを可能にした契約情報管理システムを提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、個人情報と共に契約手
続きに関するステータス情報を入力する手段、入力され
た個人情報とステータス情報を管理する契約者個人情報
データベースを有し、ステータス情報の状態にしたがっ
て、所定の出力先に契約に関する情報を出力するように
したことを特徴とする。請求項1に記載の発明では、契
約手続きに関するステータス情報の状態により決定され
る出力先に、契約に関する情報を出力するようにしたの
で、情報の出力先の指示を行わなくても、情報が所定の
出力先に出力され、契約情報の管理が容易になる。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明におけるステータス情報が、「捺印」、「料金
の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段が、前
記ステータス情報が「捺印済み」、かつ/または「収納
済み」を示している場合に、他のコンピュータに前記契
約者個人情報データベース内の契約情報を送信するよう
にしたものであることを特徴とする。請求項2に記載の
発明では、ステータス情報として「捺印」、「料金の収
納」の2種類の情報を有し、このステータス情報が「捺
印済み」、かつ/または「収納済み」を示している場合
に、他のコンピュータに契約者個人情報データベース内
の契約情報を送信するようにしたので、保険会社の本社
で管理するコンピュータに上記のような契約情報を送信
することにより、契約完了済みの情報を保険会社本社で
自由に閲覧が可能になる。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1に記
載の発明におけるステータス情報が、「捺印」、「料金
の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段が、前
記ステータス情報が「捺印済み」、かつ/または「収納
済み」を示している場合に、前記契約者個人情報データ
ベース内の契約情報に基づいて契約証書の印刷を行うよ
うにしたものであることを特徴とする。請求項3に記載
の発明では、ステータス情報として「捺印」、「料金の
収納」の2種類の情報を有し、このステータス情報が
「捺印済み」、かつ/または「収納済み」を示している
場合に、契約者個人情報データベース内の契約情報に基
づいて契約証書の印刷を行うようにしたので、契約完了
済みの契約者に対する契約証書が自動的に作成される。
【0009】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載の発明におけるステータス情報が、「捺印」、「料金
の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段が、前
記ステータス情報が「捺印済み」、かつ「未収納」を示
している場合に、前記契約者個人情報データベース内の
契約情報に基づいて請求書の印刷を行うようにしたもの
であることを特徴とする。請求項4に記載の発明では、
ステータス情報として「捺印」、「料金の収納」の2種
類の情報を有し、このステータス情報が「捺印済み」、
かつ「未収納」を示している場合に、契約者個人情報デ
ータベース内の契約情報に基づいて請求書の印刷を行う
ようにしたので、料金の請求が必要な相手に対する請求
書が自動的に作成される。
【0010】請求項5に記載の発明では、契約書フォー
ムを記憶した契約書フォームデータベースと、商品プラ
ンを記憶した商品プランデータベースと、前記商品プラ
ンデータベースから読み出された商品プランを表示する
表示手段と、前記商品プランの中から所望の商品プラン
を選択する手段と、選択された商品プランに対応する契
約書フォームを読み出して前記表示手段に表示させる手
段と、表示された契約書フォームに対して個人情報を入
力する手段と、入力された個人情報にしたがって契約に
必要な料金を算出する手段と、個人情報、算出された料
金が記載された契約書を印刷する印刷手段を有すること
を特徴とする。請求項5に記載の発明では、商品プラン
データベースから読み出された商品プランを表示し、所
望の商品プランを選択し、選択された商品プランに対応
する契約書フォームを表示し、表示された契約書フォー
ムに対して個人情報を入力し、入力された個人情報にし
たがって契約に必要な料金を算出し、個人情報と料金が
記載された契約書を印刷するようにしたので、契約を行
う際、商品の選択から見積もり、契約書の作成に至るま
で一連の作業で行うことが可能になり、契約作業が簡略
化される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明に
よる契約情報管理システムの構成図である。図1におい
て、1は管理サーバー、2はクライアント、3は販売会
社ホストコンピュータ、4はインターネット等のネット
ワーク回線である。管理サーバー1、クライアント2、
販売会社ホストコンピュータ3は全てネットワーク回線
4に接続されている。
【0012】管理サーバー1は、図2に示すように3つ
のデータベースを管理している。契約書フォームデータ
ベース11は記入欄が未記入の状態の契約書類のフォー
ムを記録したものであり、取り扱う契約商品に関する全
ての契約書フォームが記録されている。契約者個人情報
データベース12は、契約者の個人情報および契約情報
を記録するものであり、後述するステータス情報も有す
る。ここでいう個人情報とは、個人に関する情報そのも
のであり、契約情報とは、契約に関する個人の情報およ
び選択した契約の種類および契約日等の契約内容を特定
するための情報である。そのため、個人情報および契約
情報を統合したものが契約者個人情報データベース12
に記録されることになる。商品プランデータベース13
は、全契約商品の紹介情報を記録したものである。印刷
手段14は後述する保険証書、請求書、お勧めプランを
印刷するためのものであり、カラープリンター等が適用
できる。
【0013】クライアント2は、ネットワーク回線4を
介して管理サーバー1とデータの送受信を行う機能を有
するコンピュータ端末であり、各代理店に設置されてい
る。
【0014】ホストコンピュータ3は、契約販売会社本
社のホストコンピュータであり、管理サーバー1により
管理されている契約者個人情報データベース12の情報
をステータス情報の状態に従って、受け取る機能を有す
る。
【0015】次に、図1の契約情報管理システムの処理
動作について、図3のフローチャートに従って説明す
る。まず、契約商品として自動車保険を例にとり、契約
者が新規に自動車保険に加入する場合について説明す
る。契約者が自動車保険に加入する場合、まず、自動車
ディーラー等の保険代理店に出向き、担当者にその旨を
告げる。すると、担当者は、代理店に設置されたクライ
アント2に商品プランの表示指示を出す。商品プランと
は、商品の紹介であり、ここでは、各自動車保険の特徴
を記載したものになっている。クライアント2から出さ
れた表示要求は、ネットワーク回線4により、管理サー
バー1に送信される。商品プランの表示要求を受け取っ
た管理サーバー1は、商品プランデータベース13から
商品プランを抽出し、クライアント2に送信する。クラ
イアント2では、受信した商品プランを表示する(ステ
ップS1)。商品プランの表示の方法としては、種々の
態様が可能である。例えば、あらかじめ送信順序を設定
しておき、受信した商品プランから順に表示していく方
法もあるし、最初に商品名を一覧表示したメニュー画面
を表示し、商品名を画面上でマウス等でクリックするこ
とにより、実際の商品プランを表示させる方法もある。
また、必要に応じてクライアント2に接続されたプリン
ターから商品プランを印刷することも可能である。
【0016】契約者はいくつかの商品プランをクライア
ント2の表示画面または印刷物を見ながら比較検討し、
気に入った商品プランがあったら、担当者がその商品の
契約書フォームの表示指示を行う。すると、管理サーバ
ー1は、契約書フォームデータベース11から契約者が
選択した商品の契約書フォームを検索して抽出する。抽
出された契約書フォームはクライアント2の画面に表示
される(ステップS2)。
【0017】続いて、この契約書フォームの空白となっ
ている記入欄に、契約者名、生年月日、性別、住所等、
必要な情報をクライアント2に接続されたキーボードか
ら入力する(ステップS3)。ここで、クライアント2
に対してシミュレーションの実行指示を行うと、その指
示情報が管理サーバー1に送信され、管理サーバー1に
てシミュレーションが行われた後、結果がクライアント
2に表示される(ステップS4)。
【0018】シミュレーション結果としては、支払金
額、保障金額等が表示される。シミュレーション結果が
満足のいくものでない場合は、条件を変更して入力し、
再度シミュレーションを行う。シミュレーション結果に
納得した場合は、クライアント2に対して契約書の印刷
指示を行う。すると、契約書フォームのデータと個人情
報のデータがマージされ、契約書フォームに個人情報が
記入された状態の契約書が印刷される(ステップS
5)。
【0019】保険契約を行う際には、実際に捺印が必要
であるため、契約者は印刷された契約書に捺印を行う。
また、保険契約成立のためには保険料を支払われなけれ
ばならないので、契約者から代理店の担当者に保険料が
支払われる。代理店の担当者は、クライアント2から捺
印、保険料の収納を確認したら、ステータス情報を入力
する(ステップS6)。ステータス情報とは、捺印、収
納のステータス(状態)を示すものであり、捺印、収納
がそれぞれ「既に行われた」か、「未だ行われていな
い」かの2値で管理される。
【0020】続いて、クライアント2から管理サーバー
1へ契約情報の送信を行う(ステップS7)。管理サー
バー1では、送信された契約情報を契約者個人情報デー
タベース12に登録する。
【0021】上記ステップS1〜ステップS7が、新規
の契約者がプラン選択、シミュレーションを行い、契約
情報を登録する基本的な手順である。しかし、実際に
は、契約者がプランやシミュレーション結果を持ち帰っ
て検討したり、印鑑や保険料を持参していなかったりし
て、その場で捺印、収納の各ステータス情報が入力でき
ないことがある。このような場合のために、クライアン
ト2では、契約情報の保存指示を行うと、それまでに入
力された契約情報がハードディスクに保存されるように
なっている。ハードディスクに保存された契約情報は、
定期的に管理サーバー1に送信され、契約者個人情報デ
ータベース12に登録されるようになっている。
【0022】以上の処理により契約者個人情報データベ
ース12に登録される契約者個人情報の一例を図4に示
す。図4において左側は契約者個人情報が有する項目で
あり、その内家族構成に関する情報は右側に示すように
家族を構成する個人の情報となっている。
【0023】管理サーバー1では、契約者個人情報デー
タベース12に登録された契約情報の内、捺印フラグ、
収納フラグの2つのステータス情報を定期的に確認す
る。確認の結果、捺印フラグが「捺印済み」の状態を示
しており、収納フラグが「未収納」の状態を示している
ものについては、既に契約書には捺印がされており、保
険料を徴収すれば良いだけであるので、印刷手段14に
より請求書を印刷する。契約者の住所は、契約者個人情
報データベース12で管理されているので、印刷された
請求書は代理店ではなく、契約者に直接送付することも
できる。
【0024】また、捺印フラグが「捺印済み」の状態を
示しており、収納フラグが「収納済み」の状態を示して
いるものについては、契約は完了しているため、印刷手
段14により契約証書を印刷する。印刷された契約証書
も代理店ではなく、契約者に直接送付できる。
【0025】次に、保険契約更改時の本契約情報管理シ
ステムの処理動作について、図5のフローチャートを用
いて説明する。管理サーバー1は、契約者個人情報デー
タベース12に登録された契約情報の内、満期日時を定
期的に確認している。確認の結果、満期日時が近付いて
いる契約情報が存在する場合、その契約情報を抽出する
(ステップS11)。
【0026】続いて、抽出した契約情報に基づいて、そ
の契約者に最適な商品プランをお勧めプランとして、商
品プランデータベース13から抽出する(ステップS1
2)。契約情報から商品プランを抽出するルールは種々
考えられる。例えば、契約者の家族構成リストにもうす
ぐ18歳になる子供がいることが検出されたら、契約者
の子供が運転免許を取る可能性があるので、ファミリー
特約プランをお勧めプランとして抽出する。
【0027】また、「A」という車種の自動車の盗難事
件が多発しているような場合、この情報を登録しておく
ことにより、車種「A」に対する契約をしていて、その
契約が盗難保障付き保険でない契約者に対して、盗難保
障付き保険をお勧めプランとして抽出する。
【0028】また、現在の契約が対物賠償1000万円
であり、年収が一定以上ある契約者が検出された場合
は、対物賠償無制限をお勧めプランとして抽出する。こ
のようなお勧めプランの抽出ルールは、他にも多数設定
しておくことができる。
【0029】お勧めプランが抽出されたら、出力手段1
4によりお勧めプランを印刷する。このお勧めプラン
は、代理店または契約者に直接送付される(ステップS
13)。
【0030】お勧めプランが送付された契約者は、代理
店に出向いて、契約更改の意思を伝える。すると、担当
者は、代理店に設置されたクライアント2に商品プラン
の表示指示を出す。クライアント2から出された表示要
求は、ネットワーク回線4により、管理サーバー1に送
信される。商品プランの表示要求を受け取った管理サー
バー1は、商品プランデータベース13から商品プラン
を抽出し、クライアント2に送信する。クライアント2
では、受信した商品プランを表示する(ステップS1
4)。
【0031】契約者は、送付されたお勧めプランを含め
たいくつかの商品プランをクライアント2の表示画面ま
たは印刷物を見ながら比較検討し、気に入った商品プラ
ンがあったら、担当者がその商品の契約書フォームの表
示指示を行うと共に契約者IDも入力して送信する。こ
の契約者IDは、契約者に送付されたお勧めプランにも
印刷されているので、そこから知ることができる。契約
書フォームの表示指示と契約者IDを受信すると、管理
サーバー1は、契約書フォームデータベース11から契
約者が選択した商品の契約書フォームを検索して抽出す
る。さらに、受信した契約者IDを用いて契約者個人情
報データベース12から個人情報を抽出して、抽出され
た契約書フォームにマージしてクライアント2の画面に
表示する(ステップS15)。
【0032】続いて、この契約書フォームに記載されて
いる個人情報で変更が必要であるところは、クライアン
ト2に接続されたキーボードから入力する(ステップS
16)。ここで、クライアント2に対してシミュレーシ
ョンの実行指示を行うと、その指示情報が管理サーバー
1に送信され、管理サーバー1にてシミュレーションが
行われた後、結果がクライアント2に表示される(ステ
ップS17)。
【0033】シミュレーション結果としては、支払金
額、保障金額等が表示される。シミュレーション結果が
満足のいくものでない場合は、条件を変更して入力し、
再度シミュレーションを行う。シミュレーション結果に
納得した場合は、クライアント2に対して契約書の印刷
指示を行う。すると、契約書フォームに個人情報が記入
された状態の契約書が印刷される(ステップS18)。
【0034】続いて新規の場合と同様に、契約者は印刷
された契約書に捺印を行う。また、保険契約成立のため
には保険料を支払われなければならないので、契約者か
ら代理店の担当者に保険料が支払われる。代理店の担当
者は、クライアント2から捺印、保険料の収納を確認し
たら、ステータス情報を入力する(ステップS19)。
【0035】続いて、クライアント2から管理サーバー
1へ契約情報の送信を行う(ステップS20)。管理サ
ーバー1では、送信された契約情報を契約者個人情報デ
ータベース12に登録する。
【0036】契約者個人情報データベース12内の契約
者個人情報は、ネットワーク回線4を介して他の端末に
送信可能である。保険会社本社に対しては、必要な情報
が閲覧可能なようにホストコンピュータ3に定期的に送
信される。この際、ホストコンピュータ3で、契約が完
了した情報だけが閲覧可能なように、契約情報内の捺印
フラグが「捺印済み」、収納フラグが「収納済み」の状
態になっているものだけを送信する。また、代理店に設
置されたクライアント2、代理店を統括する代理店統括
支店に設置されたコンピュータにもネットワーク回線4
を介して定期的に契約者個人情報データベース12内の
情報を送信することが可能になっている。この際、送信
先に応じて必要な情報が抽出され、送信されるようにな
っている。
【0037】また、管理サーバー1は代理店がクライア
ント2で行った操作を管理ログデータとして保存する機
能を有している。図6に管理ログデータの一例を示す。
ここでは、「A」という代理店がクライアント2で行っ
た操作が記録されている。例えば、1行目は「A」代理
店が「1999年6月18日17時3分11秒」に「自
動車保険」の「契約書フォームの選択」を行ったことを
示している。このようなログを管理しておくことは、特
に契約が完了した日時の特定に有用である。そのため、
時刻の正確性が要求されることになるが、これは、イン
ターネット上の信頼できる標準時刻サーバーおよびGI
Sの時刻データを利用することにより解決できる。この
場合は、標準時刻サーバーから時刻を一定時刻ごとに取
得し、管理サーバー1内の時計を正確に保つようにす
る。これにより、管理ログデータに記録される時刻を一
定精度内で保障することができる。
【0038】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく種
々の変形が可能である。例えば、ステータス情報の入力
については、携帯電話で行い、携帯電話から無線でネッ
トワーク回線4を介して管理サーバー1に送信するよう
にしても良い。このようにすると、営業員が契約者の家
を訪れ、保険料を収納したら、即座に収納した旨を契約
者個人情報データベース12が記録できるようになる。
【0039】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
契約手続きに関するステータス情報の状態により決定さ
れる出力先に、契約に関する情報を出力するようにした
ので、情報の出力先の指示を行わなくても、情報が所定
の出力先に出力され、契約情報の管理が容易になる。
【0040】また、ステータス情報として「捺印」、
「料金の収納」の2種類の情報を有し、このステータス
情報が「捺印済み」、かつ/または「収納済み」を示し
ている場合に、他のコンピュータに契約者個人情報デー
タベース内の契約情報を送信するようにした場合は、保
険会社の本社で管理するコンピュータに上記のような契
約情報を送信することにより、契約完了済みの情報を保
険会社本社で自由に閲覧が可能になる。
【0041】また、ステータス情報として「捺印」、
「料金の収納」の2種類の情報を有し、このステータス
情報が「捺印済み」、かつ/または「収納済み」を示し
ている場合に、契約者個人情報データベース内の契約情
報に基づいて契約証書の印刷を行うようにした場合は、
契約完了済みの契約者に対する契約証書が自動的に作成
される。
【0042】また、ステータス情報として「捺印」、
「料金の収納」の2種類の情報を有し、このステータス
情報が「捺印済み」、かつ「未収納」を示している場合
に、契約者個人情報データベース内の契約情報に基づい
て請求書の印刷を行うようにした場合は、料金の請求が
必要な相手に対する請求書が自動的に作成される。
【0043】さらに、商品プランデータベースから読み
出された商品プランを表示し、所望の商品プランを選択
し、選択された商品プランに対応する契約書フォームを
表示し、表示された契約書フォームに対して個人情報を
入力し、入力された個人情報にしたがって契約に必要な
料金を算出し、個人情報と料金が記載された契約書を印
刷するようにしたので、契約を行う際、商品の選択から
見積もり、契約書の作成に至るまで一連の作業で行うこ
とが可能になり、契約作業が簡略化されるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による契約情報管理システムの構成図で
ある。
【図2】管理サーバー1の詳細を示す図である。
【図3】新規契約時における契約情報管理システムの処
理を示すフローチャートである。
【図4】契約者個人情報データベース12が管理してい
る契約者個人情報を示す図である。
【図5】契約更改時における契約情報管理システムの処
理を示すフローチャートである。
【図6】クライアント2で行われた操作を記録したログ
データを示す図である。
【符号の説明】
1・・・管理サーバー 2・・・クライアント 3・・・ホストコンピュータ 4・・・ネットワーク回線 11・・・契約書フォームデータベース 12・・・契約者個人情報データベース 13・・・商品プランデータベース 14・・・印刷手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米 豊 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 坂本 早苗 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 北上 淳 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5B049 AA01 AA02 BB46 CC01 CC02 CC05 CC11 DD01 DD05 EE05 EE41 FF02 FF03 FF09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】個人情報と共に契約手続きに関するステー
    タス情報を入力する手段と、入力された個人情報とステ
    ータス情報を管理する契約者個人情報データベースと、
    ステータス情報の状態にしたがって、所定の出力先に契
    約に関する情報を出力する出力手段を有することを特徴
    とする契約情報管理システム。
  2. 【請求項2】前記ステータス情報は、「捺印」、「料金
    の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段は、前
    記ステータス情報が「捺印済み」、かつ/または「収納
    済み」を示している場合に、他のコンピュータに前記契
    約者個人情報データベース内の契約情報を送信するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の契約情報管理
    システム。
  3. 【請求項3】前記ステータス情報は、「捺印」、「料金
    の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段は、前
    記ステータス情報が「捺印済み」、かつ/または「収納
    済み」を示している場合に、前記契約者個人情報データ
    ベース内の契約情報に基づいて契約証書の印刷を行うも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の契約情報管
    理システム。
  4. 【請求項4】前記ステータス情報は、「捺印」、「料金
    の収納」の状態を示すものであり、前記出力手段は、前
    記ステータス情報が「捺印済み」、かつ「未収納」を示
    している場合に、前記契約者個人情報データベース内の
    契約情報に基づいて請求書の印刷を行うものであること
    を特徴とする請求項1に記載の契約情報管理システム。
  5. 【請求項5】契約書フォームを記憶した契約書フォーム
    データベースと、商品プランを記憶した商品プランデー
    タベースと、前記商品プランデータベースから読み出さ
    れた商品プランを表示する表示手段と、前記商品プラン
    の中から所望の商品プランを選択する手段と、選択され
    た商品プランに対応する契約書フォームを読み出して前
    記表示手段に表示させる手段と、表示された契約書フォ
    ームに対して個人情報を入力する手段と、入力された個
    人情報にしたがって、契約に必要な料金を算出する手段
    と、個人情報、算出された料金が記載された契約書を印
    刷する印刷手段を有することを特徴とする契約情報管理
    システム。
JP30248699A 1999-10-25 1999-10-25 契約情報管理システム Pending JP2001125951A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002352087A (ja) * 2001-05-23 2002-12-06 Sumitomo Mitsui Banking Corp ストラクチャードファイナンス申し込みシステム
JP2002366749A (ja) * 2001-06-13 2002-12-20 Tokio Marine & Fire Insurance Co Ltd 情報処理方法及びコンピュータ・システム
JP2003030440A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Ntt Communications Kk 請求、申込、通知、および案内手続システムのサーバ装置
JP2005092409A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Mitsui Sumitomo Insurance Co Ltd 契約支援システム、契約端末、契約支援方法、及びプログラム
JP2007233641A (ja) * 2006-02-28 2007-09-13 Mizuho Bank Ltd 申込書作成支援方法及び申込書作成支援プログラム

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