JP2001125773A - ネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器およびデバイスドライバのバージョン管理方法 - Google Patents

ネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器およびデバイスドライバのバージョン管理方法

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JP2001125773A
JP2001125773A JP31001099A JP31001099A JP2001125773A JP 2001125773 A JP2001125773 A JP 2001125773A JP 31001099 A JP31001099 A JP 31001099A JP 31001099 A JP31001099 A JP 31001099A JP 2001125773 A JP2001125773 A JP 2001125773A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク接続された複数の情報処理装置
が周辺機器を使用するためのデバイスドライバに対する
バージョンアップを、効率的かつ確実に行うことが可能
にする。 【解決手段】 イントラネット6を介して複数のホスト
コンピュータ1が接続され、周辺機器としてのデジタル
複合機2を共用することができる。各ホストコンピュー
タ1は、OS11のデバイスドライバとして、デジタル
複合機2を利用するためのプリンタドライバ12および
スキャナドライバ13を備える。これらのデバイスドラ
イバのバージョン情報は、デジタル複合機2のバージョ
ン情報送受信部25が管理し、時間管理部26の制御に
基づいて、一定のタイミングでデバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ3にバージョン情報の問合せを行
う。バージョン情報の問合せ結果は、各ホストコンピュ
ータ1にイントラネット6を介して通知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータやワークステーションなどの情報処理装置とネッ
トワークを介して接続されるプリンタなどの周辺機器
と、当該周辺機器を情報処理装置で使用するためのデバ
イスドライバの管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションなどの情報処理装置は、種々の周辺機
器を接続して、情報処理装置としての適用範囲を拡張す
ることが可能となるように構成されている。周辺機器と
しては、情報処理装置に対して各種情報を入力したり、
情報処理装置から得られる情報を出力したりする入出力
装置などが代表的に用いられる。情報処理装置では、人
間が情報処理装置を使用するための基本的な入出力は、
オペレーションシステム(以下、「OS」と略称する)
が受け持ち、OS上で種々のアプリケーションソフトウ
エアを実行するようにしている場合が多い。個々の情報
処理装置毎に異なるハードウエアに関する処理は、OS
が行い、アプリケーションソフトウエアは、OSが提供
する機能を利用して、個々の情報処理装置のハードウエ
アの違いの影響を受けにくくすることができるからであ
る。
【0003】しかしながら、情報処理装置に接続される
周辺機器は、多種多様であり、それらの周辺機器を効率
的に動作させるためには、それぞれの周辺機器に適合す
るように作成されている駆動プログラムであるデバイス
ドライバを用いる必要がある。情報処理装置に接続する
可能性がある周辺機器のデバイスドライバをすべてOS
が備えることは、膨大な記憶容量を要するので、実用的
ではない。一般には、周辺機器を接続する際に、必要な
デバイスドライバを組み込むインストールを行う方法が
採用されている。
【0004】特開平8−161250には、周辺機器自
体が、その周辺機器を利用するためのデバイスドライバ
を格納しておき、その周辺機器に接続される情報処理装
置であるホストコンピュータに、格納しているデバイス
ドライバをインストールする構成が提案されている。ま
た、特開平10−301884では、周辺機器内にデバ
イスドライバとともに、ホストコンピュータのOS環境
を調査するプログラムを備えておき、ホストコンピュー
タのハードウエアやソフトウエアの環境に合ったデバイ
スドライバを、周辺機器からホストコンピュータに送信
する構成が開示されている。
【0005】
【課題を解決しようとする課題】コンピュータが使用す
るプログラムは、一旦作成されたあとでも、不具合が発
見されてその是正が行われたり、性能を向上したりする
ために、改良が施されることが多い。一般的にソフトウ
エアではバージョン管理がなされ、変更がバージョンに
反映されるので、できるだけ最新のバージョンのソフト
ウエアを使用することが推奨されている。
【0006】周辺機器のデバイスドライバも、一般的に
広く使用されているOSを対象として、周辺機器のメー
カなどから提供され、改良に伴うバージョン管理もなさ
れている。デバイスドライバについてプログラムの改良
などが行われると、フロッピィデスクやCD−ROMな
どの記録媒体に記録された状態でユーザに送付された
り、インターネットなどのネットワークを介してユーザ
に提供したりすることが行われている。
【0007】近年、1つの周辺機器を、複数の情報処理
装置で共同で使用するために、ネットワークを介して接
続する構成が利用されている。このようなネットワーク
構成では、周辺機器を利用するためのデバイスドライバ
を、各情報処理装置のOSにインストールする必要があ
る。同一の周辺機器に対するデバイスドライバに改良が
施されると、それまでのデバイスドライバと異なるバー
ジョンのデバイスドライバを各情報処理装置にインスト
ールされる必要がある。従来一般的には、ネットワーク
システムの管理者が、各情報処理装置に、改良されたバ
ージョンのデバイスドライバをインストールし直してい
るけれども、その管理の手間は多大なものとなる。特開
平8−161250や特開平10−301884などの
先行技術では、周辺機器から自動的にホストコンピュー
タにデバイスドライバを供給してインストールすること
ができる。
【0008】しかしながら、デバイスドライバやOSな
どのソフトウエアは、バージョンアップや新しいコンセ
プトに基づいた新商品が発表されるため、予め周辺機器
に用意されているデバイスドライバだけでは対応するこ
とができなくなる事態が生じてしまう。
【0009】本発明の目的は、デバイスドライバのバー
ジョンアップやホストコンピュータとなる情報処理装置
のハードウエアやソフトウエアの環境の進化に対応し
て、情報処理装置にインストールされているデバイスド
ライバの管理を効率的に行うことができるネットワーク
接続された情報処理装置の周辺機器およびデバイスドラ
イバの管理方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部のネット
ワークを介して複数の情報処理装置が接続され、それら
の情報処理装置にインストールされているデバイスドラ
イバによって制御される周辺機器において、外部へのネ
ットワークを介して、該デバイスドライバの管理を行う
管理サーバー装置に接続され、該管理サーバー装置に保
持されているデバイスドライバのバージョン情報の問合
せを行い、バージョン情報を取得する問合せ手段と、問
合せ手段によって取得されるバージョン情報を、前記情
報処理装置に通知する通知手段とを含むことを特徴とす
るネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器であ
る。
【0011】本発明に従えば、複数の情報処理装置は内
部のネットワークを介して周辺機器に接続される。各情
報処理装置は、インストールされているデバイスドライ
バによって周辺機器を制御する。周辺機器は、問合せ手
段と通知手段とを含む。問合せ手段は、外部へのネット
ワークを介して、デバイスドライバの管理を行う管理サ
ーバー装置に接続され、管理サーバー装置に保持されて
いるデバイスドライバのバージョン情報を問合せて、バ
ージョン情報を取得する。通知手段は、問合せ手段によ
って取得されるバージョン情報を、情報処理装置に通知
する。各情報処理装置を利用するユーザは、当該情報処
理装置が使用しているデバイスドライバが最新のバージ
ョンであるか否かを判定することができる。
【0012】また本発明で、前記問合せ手段は、前記サ
ーバー装置に対して、デバイスドライバのバージョン情
報を、一定時間で問合させるタイマ手段を有することを
特徴とする。
【0013】本発明に従えば、タイマ手段によって、問
合せ手段による管理サーバー装置に対してのデバイスド
ライバのバージョン情報の問合せを、一定時間間隔で行
わせるので、一定時間間隔、たとえば毎日の定時や週に
1度などで問合せを行い、情報処理装置のユーザはイン
ストールされているデバイスドライバが最新のものであ
るか否かを絶えず監視することができる。
【0014】また本発明で、前記問合せ手段は、前記管
理サーバー装置に対して、次回にデバイスドライバのバ
ージョン情報を問合せすべき間隔を獲得する間隔獲得手
段と、該問合せ手段が問合せを行う間隔を、間隔獲得手
段によって獲得された間隔に変更させる間隔変更手段と
を有することを特徴とする。
【0015】本発明に従えば、問合せ手段による管理サ
ーバー装置へのバージョン情報の問合せは、間隔獲得手
段が管理サーバー装置から獲得する間隔に応じて、間隔
変更手段が変更するので、管理サーバー装置側でデバイ
スドライバのバージョンアップのスケジュールが予め判
明しているときには、スケジュールに合わせて間隔を調
整させ、バージョンアップのスケジュールに合せた問合
せが適切に行われるようにすることができる。バージョ
ンアップが行われていないタイミングで周辺機器から外
部のネットワークを介して管理サーバー装置への問合せ
がなくなるので、管理サーバー装置へのトラフィックを
軽減することができる。
【0016】また本発明で、前記問合せ手段は、前記サ
ーバー装置に対して、電源立ち上げを検出して、立ち上
げ時のみデバイスドライバのバージョン情報を問合せさ
せる立ち上げ検出手段を有することを特徴とする。
【0017】本発明に従えば、立ち上げ検出手段が電源
立ち上げを検出しているときに、問合せ手段は管理サー
バー装置に対してバージョン情報の問合せを行うので、
周辺機器は、管理サーバー装置に対して、電源立ち上げ
に伴うウォーミングアップ中にバージョン情報を問合せ
ることができる。ネットワークに接続される複数の情報
処理装置からの周辺機器の利用は、ウォーミングアップ
中には行われる可能性が少ないので、バージョン情報の
問合せを、ネットワーク全体としての効率などに影響を
与えないタイミングで行うことができる。電源の立ち上
げの検出は比較的簡単な構成で行うことができるので、
一定の時間間隔で問合せを行うような管理よりも、低コ
ストでバージョン情報の管理を行うことができる。
【0018】また本発明は、前記情報処理装置が使用し
ているデバイスドライバのバージョン情報を格納するバ
ージョン格納手段と、バージョン格納手段に格納されて
いるバージョン情報と前記問合せ手段による管理サーバ
ー装置への問合せで得られたデバイスドライバのバージ
ョン情報との相違を判定するバージョン判定手段と、バ
ージョン判定手段による判定結果に相違がある場合の
み、該問合せて得られたバージョン情報を、前記通知手
段によって情報処理装置に通知させる通知制御手段とを
有することを特徴とする。
【0019】本発明に従えば、周辺機器には、ネットワ
ークを介して接続される複数の情報処理装置が使用して
いるデバイスドライバのバージョン情報を格納するバー
ジョン格納手段と、格納されているバージョン情報と、
管理サーバー装置への問合せで得られるデバイスドライ
バのバージョン情報との相違を判定するバージョン判定
手段と、判定結果に相違がある場合のみ問合せて得られ
たバージョン情報を通知手段によって情報処理装置に通
知させる通知制御手段とを含む。情報処理装置が使用し
ているデバイスドライバのバージョン情報を予め格納し
て管理しておき、管理サーバー装置に保存されているデ
バイスドライバのバージョン情報との相違を判定し、相
違がある場合のみ情報処理装置に通知することによっ
て、内部のネットワークを介する通知のトラフィックを
減らすことができる。
【0020】また本発明は、前記情報処理装置から、前
記バージョン情報の通知要求を受信し、前記通知手段
に、要求のある情報処理装置にのみバージョン情報を通
知させるバージョン管理手段を有することを特徴とす
る。
【0021】本発明に従えば、周辺機器は、ネットワー
クを介して接続される情報処理装置から、バージョン情
報の通知要求を受信し、通知手段に対して、要求がある
情報処理装置にのみバージョン情報を通知させるバージ
ョン管理手段を有する。通知要求がある情報処理装置に
のみバージョン情報を通知するので、不特定多数の情報
処理装置にバージョン情報を通知するのと比較して、内
部のネットワーク環境でのトラフィックを減らすことが
できる。バージョンアップの必要性は、たとえばアプリ
ケーションソフトウエアを新たに導入する情報処理装置
で、そのアプリケーションソフトウエアによってバージ
ョン情報の通知が要求される場合があり、そのようなア
プリケーションソフトウエアを導入しない情報処理装置
では、特にバージョン情報の通知は不要であることも多
い。バージョンアップの必要のない情報処理装置に対し
てバージョン情報を通知しないので、トラフィック量の
軽減を図ることができる。
【0022】また本発明は、前記デバイスドライバを保
存することができる保存手段と、前記情報処理装置が使
用しているデバイスドライバのバージョン情報を格納す
るバージョン格納手段と、前記バージョン格納手段に格
納されているバージョン情報と前記問合せ手段による管
理サーバー装置への問合せで得られたデバイスドライバ
のバージョン情報との相違を判定するバージョン判定手
段と、バージョン判定手段による判定結果に相違がある
場合に、該デバイスドライバを該管理サーバー装置から
保存手段にダウンロードするダウンロード手段とを有す
ることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、周辺機器は、デバイスド
ライバを保存することができる保存手段と、情報処理装
置が使用しているデバイスドライバのバージョン情報を
格納するバージョン格納手段と、格納されているバージ
ョン情報と管理サーバー装置への問合せで得られるバー
ジョン情報との相違を判定するバージョン判定手段と、
バージョンの判定結果に相違がある場合にデバイスドラ
イバを管理サーバー装置からダウンロードするダウンロ
ード手段とを有するので、バージョンアップが行われて
いるときにのみ最新のデバイスドライバを周辺機器にダ
ウンロードして保存手段に保存することができる。各情
報処理装置では、周辺機器の保存手段から、最新のデバ
イスドライバを内部のネットワークを介してダウンロー
ドすることができ、各情報処理装置でのデバイスドライ
バのバージョンアップを容易に行うことができる。
【0024】また本発明で、前記通知手段は、前記バー
ジョン判定手段による判定結果で、前記バージョン格納
手段に格納されている情報処理装置が使用しているデバ
イスドライバのバージョン情報と、前記問合せ手段によ
って管理サーバー装置から得られたデバイスドライバの
バージョン情報との相違が生じた場合に、該情報処理装
置に前記ダウンロード手段によってダウンロードされた
デバイスドライバのインストールを実行するか否かの問
合せを行うことを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、情報処理装置が使用して
いるデバイスドライバのバージョン情報と、管理サーバ
ー装置からの問合せで得られるバージョン情報とに差異
が生じると、通知手段はダウンロード手段によってダウ
ンロードされたデバイスドライバのインストールを実行
するか否かを情報処理装置に問合せる。各情報処理装置
のユーザは、デバイスドライバのバージョンアップが行
われて、最新のデバイスドライバが周辺機器に保存され
ていることを知ることができるので、必要に応じてイン
ストールするか否かの判断を行うことができる。
【0026】また本発明で、前記デバイスドライバが、
複数のファイルによって構成され、デバイスドライバを
構成するファイルがストアされる複数の管理サーバー装
置のアドレスを、ファイルに対応して保持するアドレス
保持手段をさらに含み、前記ダウンロード手段は、デバ
イスドライバを構成する各ファイルを、アドレス保持手
段によって保持される各ファイルに対応するアドレスか
らダウンロードすることを特徴とする。
【0027】本発明に従えば、デバイスドライバを複数
のファイルによって構成しておき、複数の管理サーバー
装置でファイルを分散して管理するので、管理サーバー
装置へのトラフィックを軽減することが可能となり、バ
ージョンアップに伴う最新のデバイスドライバの配布を
高速に行うことができる。
【0028】また本発明で、前記問合せ手段は、予め設
定されている管理サーバー装置のアドレスのログインパ
スワードを使って、該管理サーバー装置にアクセスする
ことを特徴とする。
【0029】本発明に従えば、周辺機器が管理サーバー
装置に問合せを行う際には、管理サーバー装置のアドレ
スのログインパスワードを使ってアクセスするので、ロ
グインパスワードを取得していない周辺機器や情報処理
装置からのアクセスを防いでセキュリティを向上させる
ことができる。
【0030】また本発明で、前記問合せ手段は、次回ア
クセスする場合のログインパスワードを前記管理サーバ
ー装置から獲得するパスワード獲得手段と、パスワード
獲得手段によって獲得されたログインパスワードを保持
するパスワード保持手段とを有することを特徴とする。
【0031】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段が
管理サーバー装置にアクセスしたあとで次回のアクセス
を行う場合のログインパスワードは、管理サーバー装置
からパスワード獲得手段によって獲得され、パスワード
保持手段によって保持されるものを使用する。これによ
って、管理サーバー装置は各周辺機器毎に個別にパスワ
ードを設けることが可能となり、不正なアクセスを有効
に防止することができる。
【0032】また本発明で、前記問合せ手段は、前記管
理サーバー装置から、OS環境調査プログラムを獲得す
る調査プログラム獲得手段と、前記情報処理装置からの
要求に応答して、調査プログラム獲得手段が獲得したO
S環境調査プログラムを該情報処理装置へ送付する調査
プログラム送付手段と、該情報処理装置から該OS環境
調査プログラムによる調査結果を獲得する調査結果獲得
手段と、調査結果獲得手段によって獲得された調査結果
を該管理サーバー装置に送付する調査結果送付手段とを
含み、前記ダウンロード手段は、調査結果送付手段によ
って送付された調査結果に対応して該管理サーバー装置
から提供されるデバイスドライバをダウンロードするこ
とを特徴とする。
【0033】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段
は、調査プログラム獲得手段によって管理サーバー装置
からOS環境調査プログラムを獲得し、調査プログラム
送付手段によって、情報処理装置からの要求に応じて獲
得した調査プログラムを情報処理装置に送付する。調査
結果獲得手段は、情報処理装置から、OS環境調査プロ
グラムによる調査結果を獲得する。調査結果送付手段
は、獲得した調査結果を管理サーバー装置に送付する。
ダウンロード手段は、調査結果に対応して管理サーバー
装置から提供されるデバイスドライバをダウンロードす
る。これによって、ネットワークを介して接続される情
報処理装置のハードウエアやソフトウエアに適合したデ
バイスドライバのバージョンアップが可能となる。ま
た、OS環境調査プログラムは、管理サーバー装置から
提供されるので、情報処理装置が搭載するOSなどが新
しくなっても、管理サーバー装置にそのOS用のOS環
境調査プログラムを用意すればよく、周辺機器に予め格
納しておくだけでは対応することができない場合でも、
有効に利用することができるOS環境調査プログラムを
取得することができる。
【0034】また本発明で、前記問合せ手段は、前記管
理サーバー装置に保存されている複数のバージョンのデ
バイスドライバのバージョン情報を取得するバージョン
情報獲得手段と、前記情報処理装置にインストールさせ
るデバイスドライバのバージョンを選択するバージョン
選択手段とを含み、前記ダウンロード手段は、バージョ
ン選択手段によって選択されたバージョンのデバイスド
ライバを管理サーバー装置からダウンロードすることを
特徴とする。
【0035】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段
は、管理サーバー装置に保存されている複数のバージョ
ンのデバイスドライバについてのバージョン情報をバー
ジョン情報獲得手段によって取得し、バージョン選択手
段によって、ネットワークを介して接続される情報処理
装置にインストールさせるデバイスドライバのバージョ
ンを選択する。ダウンロード手段は、バージョン選択手
段によって選択されたバージョンのデバイスドライバを
管理サーバー装置からダウンロードするので、情報処理
装置に対して適合したバージョンのデバイスドライバを
ダウンロードすることができる。一般にデバイスドライ
バのバージョンアップでは、機能が追加され、その結果
プログラムサイズも大きくなり、記憶容量の必要性も増
大する。情報処理装置の環境に応じてインストールさせ
るバージョンを選択することによって、広範囲な情報処
理装置への対応が可能となる。
【0036】また本発明で、前記保存手段は、複数のO
S用のデバイスドライバを保存することを特徴とする。
【0037】本発明に従えば、周辺機器の保存手段に
は、複数のOS用のデバイスドライバを保存するので、
周辺機器に対してネットワークを介して接続される情報
処理装置で、複数種類のOSが使用されても、周辺機器
からデバイスドライバを提供して、管理サーバー装置へ
のトラフィックを軽減することができる。
【0038】また本発明で、前記ダウンロード手段は、
前記管理サーバー装置から暗号処理を施されたデバイス
ドライバをダウンロードし、該暗号を解読する暗号解読
手段を有することを特徴とする。
【0039】本発明に従えば、管理サーバー装置から周
辺機器にデバイスドライバをダウンロードするダウンロ
ード手段は、管理サーバー装置で暗号処理を施されたデ
バイスドライバをダウンロードし、暗号解読手段によっ
て暗号を解読するので、ダウンロード中にデバイスドラ
イバの内容が変更されていないことが保証される。暗号
の解読は周辺機器内のダウンロード手段が行うので、ネ
ットワークを介して接続される情報処理装置では暗号の
解読を行う必要はなく、保存手段に保存されているデバ
イスドライバをそのまま利用することができる。
【0040】また本発明で、前記問合せ手段は、当該周
辺機器の構成情報を、前記管理サーバー装置に対して送
信する構成情報送信手段と、構成情報送信手段が送信し
た当該機器の構成情報に対応したファイルリストを、該
管理サーバー装置から受信するファイルリスト受信手段
とを有することを特徴とする。
【0041】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段が
管理サーバー装置に対して問合せを行う際には、周辺機
器の構成情報を構成情報送信手段によって送信し、送信
した当該周辺機器の構成情報に対応したファイルリスト
を管理サーバー装置からファイルリスト受信手段によっ
て受信する。管理サーバー装置は、周辺機器の構成情報
送信手段から送付される構成情報に対応してファイルリ
ストを作成すればよいので、周辺機器の構成に応じてデ
バイスドライバを予め格納しておく必要はなく、管理サ
ーバー装置での記憶容量を節約することができる。
【0042】また本発明で、前記問合せ手段は、前記管
理サーバー装置への問合せ時に、前記ホスト装置にイン
ストールされたデバイスドライバのOS情報と該デバイ
スドライバのバージョン情報とを、該管理サーバー装置
に通知することを特徴とする。
【0043】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段に
よる管理サーバー装置への問合せ時に、情報処理装置に
インストールされているデバイスドライバのOS情報
と、デバイスドライバのバージョン情報とを通知するの
で、情報処理装置で使用されている頻度が高いOSなど
についての情報を得ることができ、デバイスドライバの
開発を進める必要があるOSを割り出すことができる。
【0044】また本発明は、前記情報処理装置から所定
時間アクセスがないことを検知するアクセス無し検知手
段を含み、前記ダウンロード手段は、アクセス無し検知
手段の検知結果に応答して、前記デバイスドライバのダ
ウンロードを開始することを特徴とする。
【0045】本発明に従えば、周辺機器が管理サーバー
装置からデバイスドライバのダウンロードを開始するの
は、アクセス無し検知手段によって情報処理装置から周
辺機器に対して所定時間アクセスがないことを検知した
結果に基づいて行うので、内部のネットワーク環境での
周辺機器に対するアクセスが少ない状態でデバイスドラ
イバのダウンロードを行い、高速にデバイスドライバを
ダウンロードすることができる。
【0046】また本発明で、前記問合せ手段は、前記サ
ーバー装置に対して、HTTPを用いてデバイスドライ
バのバージョン情報を問合せることを特徴とする。
【0047】本発明に従えば、周辺機器の問合せ手段
は、管理サーバー装置に対して、HTTPを用いてデバ
イスドライバのバージョン情報を問合せるので、内部の
ネットワークの管理者のみならず、内部のネットワーク
と外部へのネットワークとの間に設けられているゲート
ウエイなどに導入されているセキュリティシステムを通
過して、外部の管理サーバー装置にバージョン情報の問
合せを行うことができる。
【0048】また本発明で、前記通知手段は、HTTP
を用いて前記情報処理装置への要求および通知を行うこ
とを特徴とする。
【0049】本発明に従えば、通知手段がネットワーク
を介して周辺機器に接続されている情報処理装置に対す
る要求および通知を行う際には、HTTPを用いるの
で、外部の管理サーバー装置に対して問合せを行う際に
用いるプロトコルと同じプロトコルで内部のネットワー
クを介して接続される情報処理装置に対しても要求や通
知を行うことができ、すべて同じプロトコルで処理する
ことができるので、情報処理装置と管理サーバー装置と
にシームレスに接続することが可能となる。
【0050】さらに本発明は、内部のネットワークを介
して複数の情報処理装置が周辺機器に接続され、該周辺
機器を制御するために各情報処理装置にインストールさ
れているデバイスドライバのバージョンを管理するため
の方法において、該周辺機器を、外部へのネットワーク
を介して該デバイスドライバの管理を行う管理サーバー
装置に接続して、該周辺機器から、該管理サーバー装置
に保持されているデバイスドライバのバージョン情報の
問合せを行い、該管理サーバー装置から得られたバージ
ョン情報を、該周辺機器から各情報処理装置に通知する
ことを特徴とするデバイスドライバのバージョン管理方
法である。
【0051】本発明に従えば、周辺機器メーカなどによ
って設置され、常に最新のバージョンのデバイスドライ
バが保存されている管理サーバー装置に対して、周辺機
器はネットワークを介して接続される情報処理装置に代
わってデバイスドライバのバージョン情報を問合せ、周
辺機器に接続されている情報処理装置に通知することに
よって、情報処理装置のユーザは情報処理装置が使用し
ているデバイスドライバが最新のバージョンであるか否
かを判定することができる。
【0052】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の各形態の構成や動作を説明する。以下の説明で、
先行して説明した部分に対応する部分には同一の参照符
を付し、重複する説明を省略する。
【0053】図1は、本発明の実施の第1形態としての
ネットワークシステム構成を示す。本実施形態のネット
ワークシステムは、基本的に複数の情報処理装置である
ホストコンピュータ1と、複数のホストコンピュータ1
によって共用可能な周辺機器であるデジタル複合機2
と、各ホストコンピュータ1でデジタル複合機2を使用
するためのデバイスドライバを管理する管理サーバー装
置であるデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3
とを含む。デジタル複合機2は、ゲートウエイ4を介し
て接続される外部へのネットワークとしてのインターネ
ット5を経て、デバイスドライバ管理サーバーコンピュ
ータ3にアクセスすることができる。デジタル複合機2
と複数のホストコンピュータ1とは、内部のネットワー
クであるイントラネット6を介して接続される。イント
ラネット6は、たとえばLANなど、1つの事業体内部
に設けられるネットワークであり、外部からの不正なア
クセスに対して防衛されている。インターネット5は、
広く外部に対して開放されている。インターネット5と
イントラネット6とは、同じHTTP(Hyper TextTran
sfer Protocol)と呼ばれる通信プロトコルを用いて通
信を行う。したがって、イントラネット6内での通信
も、ゲートウエイ4を介してのインターネット5に接続
した通信も、同様に行うことができる。ただし、ゲート
ウエイ4には、イントラネット6でのセキュリティを確
保するためのファイアウォールなどが設けられ、インタ
ーネット5を介して外部からイントラネット6に不正な
アクセスが行われることがないように、セキュリティシ
ステムが構築されている。
【0054】ホストコンピュータ1は、OS11を備
え、デジタル複合機2を使用するためのプリンタドライ
バ12やスキャナドライバ13を、OS11の一部を構
成するデバイスドライバとして組込んでいる。ホストコ
ンピュータ1を利用するユーザは、メールアプリケーシ
ョン14や文書作成アプリケーション15などを利用す
る際に、OS11に搭載されているプリンタドライバ1
2やスキャナドライバ13を間接的に利用する。ホスト
コンピュータ1には、インターネット5を利用して通信
を行うためのWWW(World Wide Web)クライアント1
6も備えられ、閲覧用のWWWブラウザ17を用いて、
Webページのグラフィック表示を行わせることができ
る。メールアプリケーション14や文書作成アプリケー
ション15などを利用して作成された文書や受信された
文書は、イントラネット6を介してデジタル複合機2に
送信し、デジタル複合機2の有するプリンタとしての機
能で印刷することができる。
【0055】デジタル複合機2は、プリンタとしての機
能とスキャナとしての機能とが、イントラネット6を介
してホストコンピュータ1から利用可能である。デジタ
ル複合機2は、単独で、コピー装置やファクシミリ装置
としての機能を備えることもできる。デジタル複合機2
は、OS21を備え、プリンタおよびスキャナとしての
動作は、OS21によって制御されるプリンタ制御部2
3およびスキャナ制御部24によってそれぞれ行われ
る。デジタル複合機2が、イントラネット6やインター
ネット5を介してホストコンピュータ1やデバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ3と通信を行うために、
WWWサーバー/クライアント22が設けられている。
デジタル複合機2が、ホストコンピュータ1に搭載され
ているプリンタドライバ12やスキャナドライバ13な
どのデバイスドライバのバージョンを管理するための機
能として、デジタル複合機2はバージョン情報送受信部
25や、時間管理部26を備えている。バージョン情報
送受信部25は、WWWサーバー/クライアント22を
介して、ホストコンピュータ1やデバイスドライバ管理
サーバーコンピュータ3と通信を行う。時間管理部26
は、バージョン情報送受信部25が行う送受信タイミン
グなどを制御する。
【0056】デバイスドライバ管理サーバーコンピュー
タ3は、OS31に基づいて各種制御を行い、インター
ネット5を介してデジタル複合機2やホストコンピュー
タ1と通信を行うためのWWWサーバー32を備えてい
る。デジタル複合機2やホストコンピュータ1は、WW
Wサーバー32を介して、デバイスドライババージョン
情報管理部33や、プリンタドライバファイル34およ
びスキャナドライバファイル35にアクセスすることが
できる。プリンタドライバファイル34およびスキャナ
ドライバファイル35には、ホストコンピュータ1に搭
載されるプリンタドライバ12およびスキャナドライバ
13がそれぞれ格納される。プリンタドライバ12また
はスキャナドライバ13に対してバージョンアップが行
われると、バージョンアップされた新たなプリンタドラ
イバ12やスキャナドライバ13がプリンタドライバフ
ァイル34またはスキャナドライバファイル35にそれ
ぞれ格納される。デバイスドライババージョン情報管理
部33には、プリンタドライバファイル34およびスキ
ャナドライバファイル35に格納されるプリンタドライ
バ12やスキャナドライバ13のバージョン情報が格納
される。プリンタドライバ12やスキャナドライバ13
で、重大な欠陥が発見されたバージョンについては、プ
リンタドライバファイル34やスキャナドライバファイ
ル35から削除される。
【0057】図2は、図1の実施形態でのデバイスドラ
イバのバージョン管理の手順を概略的に示す。デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ3は、動作を開始
後、ステップa10で待機しており、デジタル複合機2
からの要求に応じて、ステップa11で、管理サーバー
装置として、デバイスドライババージョン情報管理部3
3に格納されているデバイスドライバのバージョン情報
を送信し、再びステップa10の待機に戻る。デジタル
複合機2は、動作開始後、ステップa21で一定の準備
等のための待機を行い、ステップa22で、問合せ手段
としてのバージョン情報送受信部25がデバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ3のアドレスであるURL
(Uniform Resource Locator)を指定してアクセスし、
バージョン情報を要求する。ステップa23で、デバイ
スドライバのバージョン情報を受信すると、ステップa
24で、通知手段としてのバージョン情報送受信部25
が、デバイスドライバのバージョン情報を、各ホストコ
ンピュータ1に送信し、ステップa21に戻る。各ホス
トコンピュータ1は、動作開始後、ステップa31で待
機し、デジタル複合機2からデバイスドライバのバージ
ョン情報が送信されると、ステップa32でデバイスド
ライバのバージョン情報を受信し、ステップa31に戻
る。
【0058】したがって、デジタル複合機2は、常にデ
バイスドライバ管理サーバーコンピュータ3にアクセス
してデバイスドライバのバージョン情報を要求してお
り、バージョン情報を受信すると、直ちに各ホストコン
ピュータ1に送信する。各ホストコンピュータ1では、
常に最新バージョンのデバイスドライバの情報を得るこ
とができ、ホストコンピュータ1を利用するユーザは使
用しているデバイスドライバが最新のものであるかどう
かを容易に判定することができる。
【0059】また、デジタル複合機2は、デバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ3に対して、HTTPを
用いてデバイスドライバのバージョン情報の問合せを行
うので、イントラネット6のネットワーク管理者のみな
らず、イントラネット6と外部のインターネット5との
間に設けられるゲートウエイ4に導入されているファイ
アウォールなどのセキュリティシステムを通過し、外部
のデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3に対し
てバージョン情報の問合せを行うことができる。また、
内部のイントラネット6を介するホストコンピュータ1
への要求や通知も、HTTPを用いて行うので、すべて
同じプロトコルで処理することができ、ホストコンピュ
ータ1とデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3
との間の接続を、シームレスで行うことができる。
【0060】図3は、本発明の実施の第2形態としての
バージョン管理の手順を示す。本実施形態のシステム構
成は、図1と同様である。図1のデジタル複合機2のバ
ージョン情報送受信部25は、問合せ手段としてのバー
ジョン情報受信部および通知手段としてのバージョン情
報送信部として独立して動作する。バージョン情報受信
部は、動作開始後、ステップb11で、一定時間の待機
を行う。この一定時間は、タイマ手段として動作する時
間管理部26によって制御される。一定時間は、たとえ
ば毎日の一定時刻などのタイミングや、週に一度などの
頻度として、予め設定される。ステップb11の待機が
終了すると、ステップb12およびステップb13で、
図2のステップa22およびステップa23の各ステッ
プと同様に、デバイスドライバ管理サーバーコンピュー
タ3にバージョン情報の要求を行い、バージョン情報の
受信を行う。ステップb14では、受信されたデバイス
ドライバのバージョン情報を、バージョン情報送受信部
25内に設けられるメモリに格納する。
【0061】バージョン情報送信部としての動作は、動
作開始後、ステップb21で待機する。ステップb22
では、バージョン情報送受信部25の内部のメモリに、
デバイスドライバのバージョン情報が格納済みであるか
否かを判断する。バージョン情報が格納済みでないと判
断されるときには、ステップb21に戻る。ステップb
22で、デバイスドライバのバージョン情報が格納済み
であると判断されるときには、ステップb23で、デバ
イスドライバのバージョン情報をホストコンピュータ1
に送信して、ステップb21に戻る。
【0062】本実施形態では、ステップb12でのデバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ3へのアクセス
が、時間管理部26によって設定される一定時間毎に行
われるので、アクセスが頻繁に発生することがなく、イ
ンターネット5を介してのトラフィックを軽減すること
ができる。
【0063】図4は、本発明の実施の第3形態としての
バージョン管理の手順を示す。本実施形態も、図1のシ
ステム構成で動作する。バージョン情報送受信部25
は、図3の実施形態と同様に、バージョン情報受信部と
バージョン情報送信部とに独立して動作する。バージョ
ン情報受信部には、次回問合せ時間が設定される。バー
ジョン情報受信部が動作を開始すると、ステップc11
で、設定されている次回問合せ時間だけ待機する。待機
後、ステップc12で、デバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ3のURLを指定してアクセスを行い、問
合せ手段および間隔獲得手段として、バージョン情報お
よび更新予定時間をそれぞれ要求する。ステップc13
では、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3か
ら、デバイスドライバのバージョン情報およびバージョ
ン情報更新予定時間を受信する。ステップc14では、
デバイスドライバのバージョン情報を、バージョン情報
送受信部25に備えるメモリに格納する。ステップc1
5では、間隔変更手段として、バージョン情報更新予定
時間に基づき、バージョン管理部26の次回問合せ時間
を設定し、ステップc11に戻る。
【0064】バージョン情報送信部の動作は、動作開始
後、ステップc21で待機し、ステップc22では、デ
バイスドライバのバージョン情報がバージョン情報送受
信部25内のメモリに格納済みであるか否かを判断す
る。格納済みでないと判断されるときには、ステップc
21に戻る。ステップc22で、デバイスドライバのバ
ージョン情報が格納済みであると判断されるときには、
通知手段として、ステップc23で、デバイスドライバ
のバージョン情報をホストコンピュータ1に送信し、ス
テップc21に戻る。本実施形態の動作は、図3に示す
実施形態に類似しているけれども、デバイスドライバの
バージョンアップのスケジュールが予め解っている場合
に、デジタル複合機2はデバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ3に、バージョン情報とともに、その次回
の更新予定時間を要求する点で相違している。デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ3から、次回のバー
ジョン情報更新予定時間が受信されると、バージョン情
報受信部の次回問合せ時間の設定が変更される。したが
って、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3へ
のアクセスは、必要最小限にしか発生せず、インターネ
ット5を介する通信によるトラフィックを、一層軽減す
ることができる。
【0065】図5は、本発明の実施の第4形態としての
バージョン管理の動作手順を示す。本実施形態も図1の
システム構成で動作する。本実施形態は、図2の実施形
態に類似するけれども、デジタル複合機2がデバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ3にアクセスするタイ
ミングが、電源オンの検出時点である点が相違する。バ
ージョン情報送受信部25内には、電源の立ち上りを検
知する立ち上り検知手段が設けられ、電源オンを検知す
ると、ステップd11で、デバイスドライバ管理サーバ
ーコンピュータのURLを指定して、バージョン情報を
要求する。デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
3からデバイスドライバのバージョン情報が送信される
と、ステップd12で受信する。ステップd13では、
デバイスドライバのバージョン情報をホストコンピュー
タ1に送信する。以上のようなステップc11からステ
ップc13までの各ステップは、図2のステップa22
からステップa24と基本的に同等である。
【0066】本実施形態では、電源オンの時点で外部の
デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3に対する
アクセスを行う。デジタル複合機2が外部のインターネ
ット5を介してデバイスドライバ管理サーバーコンピュ
ータ3にアクセスする際には、内部のイントラネット6
も使用するので、イントラネット6を介して接続される
ホストコンピュータ1からのデジタル複合機2への利用
は制限を受ける。電源の立ち上り時点では、デジタル複
合機2がホストコンピュータ1から利用される可能性は
少なく、ネットワークシステムとしての効率を低下させ
ずに、バージョン情報の取得を行うことができる。電源
オンの検出は、比較的簡単な構成で行うことができ、バ
ージョン情報送受信部25に備えることによって、図1
のバージョン管理部26での時間管理などを行う必要を
なくし、時間管理部26を省略すればコストダウンを図
ることができる。
【0067】図6は、本発明の実施の第5形態としての
デジタル複合機2によるバージョン管理の動作手順を示
す。本実施形態は、図2の実施形態のステップa21、
ステップa22およびステップa23とそれぞれ同様な
ステップe11、ステップe12およびステップe13
を経て、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3
からデバイスドライバのバージョンを取得する。本実施
形態で、図2の実施形態と相違する点は、たとえばバー
ジョン情報送受信部25に現在ホストコンピュータ1で
使用しているデバイスドライバのバージョン情報を格納
するバージョン情報格納手段が設けられている点であ
る。また、ステップe14では、バージョン判定手段と
して受信したデバイスドライバのバージョン情報が、現
在保持しているバージョンと同じであるか否かを判定す
る。バージョンが同じであれば、ステップe11に戻
る。ステップe14で、バージョン情報が同じでないと
判定されるときには、通知制御手段として、ステップe
15で、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ3
から受信されたデバイスドライバのバージョン情報をホ
ストコンピュータ1に送信し、ステップe16で、デバ
イスドライバのバージョン情報を更新するように制御
し、ステップe11に戻る。
【0068】本実施形態では、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ3から得られたバージョン情報が、
バージョン情報送受信部25に格納されているバージョ
ン情報と一致している場合、すなわちデバイスドライバ
のバージョンが更新されていない場合には、ステップe
15でのホストコンピュータ1への送信を行わず、バー
ジョン情報が一致していない場合、すなわちデバイスド
ライバが更新されている場合のみステップe15で送信
を行うとともに、更新されたバージョン情報を新たにス
テップe16で格納するようにしている。したがって、
内部のイントラネット6などの、ユーザネットワーク環
境でのトラフィックを減らすことができる。
【0069】図7は、本発明の実施の第6形態としての
図1のシステムの動作手順を示す。本実施形態は図2に
示す実施形態に類似し、ホストコンピュータ1からデジ
タル複合機2にバージョン情報の要求が行われるときの
み、デジタル複合機2はデバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ3に対してバージョン情報を要求し、受信
されたバージョン情報を、バージョン情報の要求が行わ
れたホストコンピュータ1にのみ送信することである。
【0070】すなわち、ステップf11からステップf
12までのデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
3の動作は、図2のステップa10およびステップa1
1の各ステップと同等である。デジタル複合機2の動作
は、動作開始後、ステップf21で、待機する。待機終
了後の、ステップf22、ステップf23およびステッ
プf24の各ステップは、図2のステップa22、ステ
ップa23およびステップa24の各ステップとそれぞ
れ同等である。
【0071】ホストコンピュータ1は、ステップf31
の待機のあと、ステップf32でデジタル複合機2に対
してバージョン情報の要求を行う。デジタル複合機2の
バージョン情報送受信部25は、バージョン管理手段と
して、ステップf21の待機中にホストコンピュータ1
からバージョン情報の要求を受付け、以下ステップf2
2からステップf24までで、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ3から取得するバージョン情報を、
ホストコンピュータに送信する。ホストコンピュータ1
は、ステップf33で、デジタル複合機2からイントラ
ネット6を介して送信されるデバイスドライバのバージ
ョン情報を受信し、ステップf31に戻る。
【0072】本実施形態は、図2に示すように、イント
ラネット6に接続されている不特定多数のホストコンピ
ュータ1にバージョン情報を送信する構成と比較して、
たとえばアプリケーションプログラムの新たな導入の際
にバージョン情報の送信を要求するホストコンピュータ
1に対してのみバージョン情報を送信する。たとえば、
現状のバージョンで充分であって、バージョンアップの
必要がないホストコンピュータ1は、バージョン情報を
要求しないので、デバイスドライバ管理サーバーコンピ
ュータ3から取得するバージョン情報の送信対象から除
外し、ユーザネットワーク環境であるイントラネット6
のトラフィックを減らすことができる。
【0073】図8は、本発明の実施の第7形態としての
コンピュータネットワークシステムの構成を示す。本実
施形態で、ホストコンピュータ1、ゲートウエイ4、イ
ンターネット5およびイントラネット6はそれぞれ図1
の実施形態と同等である。本実施形態で図1の実施形態
と相違している点は、デジタル複合機42では内部にデ
バイスドライバの送受信を行うドライバ送受信部47
と、デバイスドライバを保存する保存手段としてのドラ
イバファイルライブラリ48が設けられていることであ
る。イントラネット6やインターネット5を介してデバ
イスドライバの送受信を行うために、OS51やWWW
サーバー/クライアント52も、デバイスドライバの送
受信が可能なようにしてある。デジタル複合機42が保
持するデバイスドライバは、デバイスドライバ管理サー
バーコンピュータ53から取得する。デバイスドライバ
管理サーバーコンピュータ53には、デバイスドライバ
のバージョン情報だけでなく、デバイスドライバ自体を
デジタル複合機42などの周辺機器に送信するデバイス
ドライバ送信部56が設けられている。OS61および
WWWサーバー62も、デジタル複合機42へのデバイ
スドライバの送信が可能なように構成されている。
【0074】図9は、図8のシステム構成でのバージョ
ン管理動作の手順を示す。本実施形態でのデジタル複合
機42の動作は、図6に示す実施形態でのデジタル複合
機2の動作に類似している。すなわち、デバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53は、ステップg11で
待機し、デジタル複合機42からのバージョン情報の要
求があれば、ステップg12でデバイスドライバのバー
ジョン情報の送信を行う動作を繰返す。デジタル複合機
42は、ステップg21からステップg22、ステップ
g23およびステップg24の各ステップの動作を、図
6の実施形態のステップe11、ステップe12、ステ
ップe13およびステップe14の各ステップとそれぞ
れ同等に行う。本実施形態のステップg25では、デバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53から受信し
たデバイスドライバのバージョン情報を更新し、ステッ
プg26でデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
53に対して、更新されたバージョンのデバイスドライ
バのダウンロードを要求する。ステップg27では、デ
バイスドライバ管理サーバーコンピュータ53から送信
されるデバイスドライバを受信し、ステップg21に戻
る。すなわち、ステップg26およびステップg27で
は、ダウンロード手段としてデバイスドライバをダウン
ロードする。デバイスドライバ管理サーバーコンピュー
タ53では、ステップg31の待機のあと、デジタル複
合機42からデバイスドライバのダウンロード要求に応
じて、ステップg32でプリンタドライバファイル34
またはスキャナドライバファイル35として格納されて
いるデバイスドライバを、デジタル複合機2に送信し
て、ステップg31に戻る。
【0075】本実施形態では、デジタル複合機42に
は、常に最新のデバイスドライバが格納されていること
になる。各ホストコンピュータ1は、デジタル複合機2
からイントラネット6を介して最新のデバイスドライバ
をいつでもダウンロードすることができ、デバイスドラ
イバのバージョンアップを容易に行うことができる。デ
バイスドライバのバージョンアップのために、各ホスト
コンピュータ1が直接デバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53にインターネット5を介してアクセスを
行う必要がないので、デバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53へのトラフィックを減少させることがで
きる。
【0076】図10は、本発明の実施の第8形態として
の図8のネットワークシステムのバージョン管理手順を
示す。本実施形態は、図9に示す実施形態に類似し、ス
テップh11でのバージョン情報の比較は、図9のステ
ップg21からステップg23までの各ステップの動作
後に、ステップg24でバージョン情報の比較を行う手
順とそれぞれ同様に行う。ステップh11でバージョン
情報が現在保持しているバージョンと同じでないと判断
されたあとのステップh12、ステップh13およびス
テップh14の各ステップの動作は、図9のステップg
25、ステップg26およびステップg27の各ステッ
プとそれぞれ同等に行う。本実施形態では、次にステッ
プh15で通知手段として、デジタル複合機42が各ホ
ストコンピュータ1に対して、バージョンアップされた
デバイスドライバをインストールするか否かのインスト
ール要求についての問合せを行う。この問合せを受信す
るホストコンピュータ1のユーザは、最新のドライバが
存在することを認識することができる。
【0077】図11は、本発明の実施の第9形態として
の、図8のシステム構成でのバージョン管理の動作手順
を示す。本実施形態では、デジタル複合機42の問合せ
手段としてのバージョン情報送受信部25からデバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53に対するバージ
ョン情報の問合せに、予め設定されているデバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53のアドレスへのログ
インパスワードを使用する。すなわち、デバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53は、動作開始後、ステ
ップi11で、パスワードを待機して受信する。パスワ
ードが受信されると、ステップi12でパスワードを判
定し、判定結果を送信する。ステップi13で、ステッ
プi12の判定結果でパスワードが正しくないときに
は、ステップi11に戻る。ステップi13でパスワー
ドが正しいときには、ステップi14で、デバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53に格納されているデ
バイスドライバのバージョン情報を送信し、ステップi
11に戻る。デジタル複合機42では、動作開始後、ス
テップi21で待機し、ステップi22では、デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53のURLを指定
してパスワードを送信する。このパスワードは、デバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53のURLに対
応して、予め設定されているログインパスワードを用い
る。ステップi23では、デバイスドライバ管理サーバ
ーコンピュータ53からのパスワード判定結果を受信す
る。ステップi24で、判定結果がOKでないときに
は、ステップi21の待機に戻る。ステップi24で、
判定結果がOKであるときには、ステップi25で、デ
バイスドライバ管理サーバーコンピュータ53から送信
されるデバイスドライバのバージョン情報を受信する。
【0078】本実施形態では、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53側で、予め設定されているログ
インパスワードを有する周辺機器だけがアクセス可能と
なり、そのような周辺機器に接続されていない不特定多
数のホストコンピュータ1はデバイスドライバ管理サー
バーコンピュータ53にアクセスすることができなくな
る。これによって、デバイスドライバ管理に対するセキ
ュリティを向上させることができる。
【0079】図12は本発明の実施の第10形態とし
て、図8のシステム構成でのバージョン管理の動作を示
す。本実施形態は、図11に示す実施形態に類似し、相
違点は、予め設定されているログインパスワードを使っ
てアクセスを行ったあとで、バージョン情報とともに次
回にアクセスする場合のログインパスワードを改めて設
定することである。すなわち、図12のステップj1
1、ステップj12、ステップj13の各ステップは、
図11のステップi11、ステップi12、ステップi
13の各ステップとそれぞれ同等の動作を行う。デバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53は、ステップ
j13で、パスワードが等しいときに、ステップj14
として、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ5
3に格納されているデバイスドライバのバージョン情報
および次回のパスワードを送信し、ステップj11に戻
る。デジタル複合機52側の動作は、ステップj21、
ステップj22、ステップj23およびステップj24
の各ステップの動作が、図11のステップi21、ステ
ップi22、ステップi23およびステップi24の各
ステップとそれぞれ同等である。デジタル複合機42
は、ステップj24で判定結果がOKであるとき、ステ
ップj25でパスワード獲得手段として、デバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53から送信されるデバ
イスドライバのバージョン情報および次回パスワードを
受信する。次にステップj26でパスワード保持手段と
して、次回パスワードを格納し、次回の問合せに備えて
保持しておく。
【0080】本実施形態では、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53は、各デジタル複合機42毎に
個別に、かつ逐次変化していくパスワードを指定するこ
ともでき、そのようなパスワードを指定すれば、そのパ
スワードでのみデジタル複合機42はアクセス可能とな
る。デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53
は、同一のパスワードでのアクセスを検知して、不正な
アクセスと判断することもでき、何らかの原因でパスワ
ードが第三者に知られるようなときでも、不正なアクセ
スを防止することができる。
【0081】図13は、本発明の実施の第11形態とし
ての、図8のネットワークシステムのバージョン管理動
作を示す。ただし、本実施形態では、デバイスドライバ
が複数のファイルに分けて構成され、デバイスドライバ
を構成するファイルは、複数台設置されているデバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53に分散して準備
されているものとする。これに対応してデジタル複合機
42のバージョン情報送受信部25は、アドレス保持手
段として、複数のデバイスドライバ管理サーバーコンピ
ュータ53のアドレスを保持している。ダウンロード手
段として、デバイスドライバをダウンロードする際に
は、最初のデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
53から順次アクセスして、デバイスドライバを構成す
るファイルを順次ダウンロードする。したがって、デバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53を分散させ
ることができ、バージョンアップ時などに特定のデバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53にダウンロー
ドのためのアクセスが集中してトラフィックが重くなる
のを軽減し、デバイスドライバのバージョンアップに伴
うネットワークを介してのデバイスドライバの配布を高
速に行うことができる。
【0082】図13では、デジタル複合機42が、バー
ジョンアップされたデバイスドライバをダウンロードす
る手順を示す。ステップk11で、デジタル複合機42
のバージョン情報送受信部25は、ダウンロードの対象
となるデバイスドライバを複数のファイルに分けて管理
しているデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ5
3の数を獲得する。次にステップk12で、デバイスド
ライバを構成するファイルのうちの最初のファイルを管
理しているデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
53のアドレスを獲得する。デバイスドライバ管理サー
バーコンピュータ53のアドレスは、デジタル複合機4
2の製造メーカなどから、予め指定される。次にステッ
プk13で、指定されているアドレスのデバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53から、そのデバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ53で保持しているデ
バイスドライバファイルをダウンロードする。ステップ
k14では、次のファイルを管理しているデバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53のアドレスを獲得す
る。ステップk15では、ファイルをダウンロードした
デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53が、ス
テップk11で獲得したデバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ53の数まで到達して、最終のデバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ53であるか否かを判
断する。最終でないと判断されるときには、ステップk
13に戻って、ファイルのダウンロードを継続する。
【0083】ステップk14で獲得する次のデバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ53のアドレスは、ス
テップk11で獲得するデバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ53の数や、ステップk12で獲得する最
初のデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53の
アドレスと同様に、予め周辺機器の製造メーカなどで指
定しておくことができる。また、デバイスドライバを複
数のファイルに分割するか否かは、実際にデバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53にアクセスして判明
するようにしてもよい。すなわち、周辺機器の製造メー
カなどは、1つのデバイスドライバ管理サーバーコンピ
ュータ53のみを指定しておき、ユーザ側からそのデバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53にアクセス
してデバイスドライバをダウンロードした結果で判明す
るようにしてもよい。
【0084】デバイスドライバが複数のファイルに分割
されて複数のデバイスドライバ管理サーバーコンピュー
タ53から分散してダウンロードする必要がある場合に
は、アクセスしたデバイスドライバ管理サーバーコンピ
ュータ53が最初のデバイスドライバ管理サーバーコン
ピュータ53となり、デバイスドライバとして構成する
のに必要なファイルを保持するデバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53の数やそのアドレスを、最初の
デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53から周
辺機器に知らせるようにすることもできる。さらに、複
数のデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53
は、デバイスドライバを構成するファイルの順番に、先
行するデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53
からファイルをダウンロードする際に、後続のデバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53のアドレスを指
定するようにすることもできる。最終のデバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53は、後続のデバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ53のアドレスを指定
しないことによって、最終のデバイスドライバ管理サー
バーコンピュータ53であることを知らせることができ
る。
【0085】図14は、本発明の実施の第12形態とし
て、図8に示すネットワークシステムでデバイスドライ
バのバージョン管理を行う手順を示す。本実施形態で
は、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53
に、ホストコンピュータ1のOS環境を調査するプログ
ラムが格納されており、デジタル複合機42はホストコ
ンピュータ1からの要求に応じて、デバイスドライバ管
理サーバーコンピュータ53にそのOS環境調査プログ
ラムを要求して獲得することができる。デジタル複合機
42がOS環境調査プログラムを獲得すると、ホストコ
ンピュータ1へ送信し、OS環境の調査を行わせ、調査
結果を受信してデバイスドライバ管理サーバーコンピュ
ータ53に送信する。デバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53からは、OS環境調査プログラムの調査
結果に対応したデバイスドライバをダウンロードするこ
とができる。
【0086】すなわち、図14に示すように、デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53は、ステップl
11で待機し、デジタル複合機42からの要求があれ
ば、ステップl12でOS環境調査プログラムを送信し
て、再びステップl11の待機に戻る。デバイスドライ
バの送信に関連しては、ステップl21で待機して、O
S環境調査プログラムの調査結果が送信されれば受信
し、その結果に応じて、ステップl22でデバイスドラ
イバを送信し、ステップl21の待機に戻る。
【0087】デジタル複合機42では、ステップl31
での待機に続いて、ホストコンピュータ1からのOS調
査環境プログラムの要求に応じて、調査プログラム獲得
手段として動作する。すなわち、ステップl32でデバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53にOS環境
調査プログラムを要求し、ステップl33では調査プロ
グラム送付手段として、デバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ53からOS環境調査プログラムを受信
し、ホストコンピュータ1に送信する。ステップl34
では、調査結果獲得手段としてホストコンピュータ1か
らの調査結果を受信し、調査結果送付手段としてデバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53に送信し、ダ
ウンロード手段としてデバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53から調査結果に対応したデバイスドライ
バをダウンロードして、ステップl31に戻る。ホスト
コンピュータ1は、ステップl41での待機のあと、ス
テップl42で、OS環境調査プログラムの要求をデジ
タル複合機42に対して行う。ステップl43では、デ
ジタル複合機42からOS環境調査プログラムを受信
し、ステップl44で、OS環境調査プログラムを実行
した調査結果をデジタル複合機42に送信して、ステッ
プl41に戻る。
【0088】本実施形態では、ホストコンピュータ1に
対してOS環境調査プログラムの調査結果に対応するデ
バイスドライバが、デジタル複合機42のデバイスドラ
イバファイルライブラリ48に格納され、インターネッ
ト6を介していつでもホストコンピュータ1にダウンロ
ードしてインストールすることができるので、ホストコ
ンピュータ1のハードウエアやソフトウエアに適合した
デバイスドライバによるバージョンアップが可能とな
る。また、OS環境調査プログラムを、周辺機器である
デジタル複合機42ではなく、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53で管理し、デバイスドライバ管
理サーバーコンピュータ53から取得することができ
る。これによって、ホストコンピュータ1のOS11を
全面的に他のOSに変更するような場合であっても、デ
バイスドライバ管理サーバーコンピュータ53にそのO
Sに適合したOS環境調査プログラムをデバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53で準備しておけば、新
たなOSを搭載したホストコンピュータ1でも充分な環
境調査が可能なOS環境調査プログラムを用意すること
ができる。
【0089】図15は、本発明の実施の第13形態とし
ての図8のネットワークシステムによるバージョン管理
の手順を示す。本実施形態で、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53には、複数バージョンのデバイ
スドライバが格納されており、デジタル複合機42のバ
ージョン情報送受信部25はバージョン情報獲得手段と
して、すべての種類のバージョン情報を獲得して、ホス
トコンピュータ1に送信し、ホストコンピュータ1から
要求されたデバイスドライバのみをダウンロードする。
すなわちステップm11では、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53に問合せを行って、格納されて
いるデバイスドライバの全バージョン情報を獲得する。
ステップm12では、獲得したデバイスドライバの全バ
ージョンの情報をホストコンピュータ1に送信する。ス
テップm13では、バージョン選択手段として、ホスト
コンピュータ1からインストールが要求されたバージョ
ン情報に対応するデバイスドライバを選択し、ダウンロ
ード手段としてデバイスドライバ管理サーバーコンピュ
ータ53からダウンロードする。
【0090】デバイスドライバは、バージョンアップに
よって機能が追加されることが一般的である。しかしな
がら、ホストコンピュータ1でのハードウエアやソフト
ウエアの環境上、必ずしも追加された機能が必要でない
場合もあり得る。機能が追加されたデバイスドライバ
は、プログラムサイズも大きくなるので、ホストコンピ
ュータ1のメモリもバージョンアップによる追加で多く
必要となってしまう。このため、バージョンアップも、
複数の要求に応じて、一部のバージョンでは、機能の追
加を抑えてプログラムサイズを重視するように行うこと
ができる。複数のバージョンが存在するときには、ホス
トコンピュータ1でインストールさせるバージョンを選
択することが可能なようにして、広範囲のホストコンピ
ュータ1への対応を可能にすることができる。
【0091】図16は、本発明の実施の第14形態とし
て、図8のネットワークシステムでのバージョン管理の
動作手順を示す。本実施形態は、図15の実施形態に類
似し、相違点は、デジタル複合機42で、デバイスドラ
イバ管理サーバーコンピュータ53に格納されているす
べてのデバイスドライバがそれぞれ対応しているOS情
報を要求し、そのすべてのデバイスドライバを予めダウ
ンロードして保存しておくことである。
【0092】すなわち、図16のステップn11では、
デジタル複合機42は、デバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ53に格納されているデバイスドライバが
対応しているすべてのOS情報を獲得する。ステップn
12では、各対応OS情報毎に、デバイスドライバをダ
ウンロードする。ステップn13で、すべてのOS情報
に対応したデバイスドライバのダウンロードが終了して
いるか否かを判断する。終了していないときには、ステ
ップn12に戻る。本実施形態では、デジタル複合機4
2にイトラネット6を介して接続されているすべてのホ
ストコンピュータ1で使用されているOSに対応するデ
バイスドライバを、予めデジタル複合機42にダウンロ
ードして保存しておくので、必要が生じたデバイスドラ
イバだけを逐次ダウンロードする場合に比べて、デバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53へのアクセス
によるトラフィックを軽減することができる。
【0093】図17は、本発明の実施の第15形態とし
て、図8のネットワークシステムでのバージョン管理の
動作手順を示す。本実施形態は、図9に示す実施形態
で、デバイスドライバをデバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ3からデジタル複合機2にダウンロードす
る動作の部分に類似する。すなわち、デバイスドライバ
管理サーバーコンピュータ3は、暗号処理されたデバイ
スドライバを、プリンタドライバファイル34やスキャ
ナドライバファイル35に格納しておく。ステップo1
1での待機のあと、デジタル複合機2,42からの要求
があれば、ステップo12で、格納されている暗号処理
されたデバイスドライバファイルを送信し、ステップo
11に戻る。デジタル複合機2,42では、ステップo
21で、暗号処理されたデバイスドライバのダウンロー
ドの要求をデバイスドライバ管理サーバーコンピュータ
3,53に対して行う。ステップo22では、デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ3,53から暗号処
理されたデバイスドライバを受信する。ステップo23
で、デジタル複合機53では、暗号解読手段として暗号
を解読し、その状態でデバイスドライバをドライバファ
イルライブラリ48に格納する。
【0094】暗号化処理では、データの内容は不明であ
っても、データとしてエラーが生じているか否かなどは
解るようになっているので、暗号処理されたデバイスド
ライバの内容が、第三者によって不所望に変更されてい
るか否かは容易に判断することができる。デジタル複合
機42のドライバ送受信部47が暗号解読の機能を備
え、第三者によって不所望に変更されていないことが保
証されたデバイスドライバを解読してドライバファイル
ライブラリ48に格納することによって、ホストコンピ
ュータ1では解読されたデバイスドライバをドライバフ
ァイルライブラリ48からダウンロードして利用するこ
とができ、暗号を解読するプログラムなどを必要としな
い。
【0095】図18は、本発明の実施の第16形態とし
て、図8に示すネットワークシステムでのバージョンア
ップの動作手順を示す。本実施形態で、デバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53には、プリンタドライ
バ12やスキャナドライバ13などの周辺機器の構成毎
に区分して、プリンタドライバファイル34やスキャナ
ドライバファイル35などのように分けて格納されてい
る。周辺機器は、その構成を示す情報をデバイスドライ
バ管理サーバーコンピュータ53に送信して、デバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53は、その構成情
報に対応したファイルリストを送信し、周辺機器はその
ファイルリストに沿って、順次必要なデバイスドライバ
をダウンロードする。
【0096】すなわち、問合せ手段としてのバージョン
情報送受信部25は、構成情報送信手段として、ステッ
プp11では、たとえばデジタル複合機42にはプリン
タとスキャナとが含まれていることを示す構成情報を、
デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53に送信
する。ステップp12では、ファイルリスト受信手段と
して、デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ53
から、構成に対応しているファイルリストを受信する。
ステップp13では、構成に対応した全デバイスドライ
バファイルを、ファイルリストに沿ってダウンロードす
る。
【0097】本実施形態で、デバイスドライバ管理サー
バーコンピュータ53は、周辺機器毎にデバイスドライ
バを格納しておくのではなく、周辺機器の構成毎に格納
しておく。たとえば複写機とプリンタとで、プリンタ部
分のデバイスドライバは共通であり、複写機にはさらに
スキャナ部分のデバイスドライバが必要となる。デバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53に、複写機に
対してプリンタ部分とスキャナ部分とのデバイスドライ
バを備え、プリンタに対してはプリンタ部分のみのデバ
イスドライバを備えるといったように、周辺機器毎にデ
バイスドライバを格納しておくと、プリンタ部分のよう
に重複して格納する必要が生じる。プリンタ部分とスキ
ャナ部分とのように、周辺機器の構成毎にデバイスドラ
イバを格納しておけば、デバイスドライバ管理サーバー
コンピュータ53には重複したデバイスドライバは格納
されなくなり、格納のために必要なデータ量を大幅に削
減することができる。デバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53では、デバイスドライバをハードディス
クなどに格納しておくので、周辺機器毎ではなく、周辺
機器の構成毎にデバイスドライバを格納することによっ
て、ハードディスクなどの節約を図ることができる。
【0098】図19は、本発明の実施の第17形態とし
ての図8のネットワークシステムでのデバイスドライバ
の管理手順を示す。本実施形態は、図15に示す実施形
態に類似し、相違点は、デジタル複合機42のバージョ
ン情報送受信部25は、問合せ手段として、デバイスド
ライバ管理サーバーコンピュータ53に格納されている
すべてのデバイスドライバがそれぞれ対応しているOS
情報を要求して獲得し、それをインストール可能OS情
報としてホストコンピュータ1に送信することである。
ホストコンピュータ1からインストール要求があったデ
バイスドライバのみをデバイスドライバ管理サーバーコ
ンピュータ53からデジタル複合機42にダウンロード
する点である。すなわち、ステップq11では、デバイ
スドライバ管理サーバーコンピュータ53に格納されて
いるデバイスドライバに対応しているOS情報を獲得す
る。ステップq12で、デジタル複合機42からホスト
コンピュータ1に対して、デバイスドライバがデバイス
ドライバ管理サーバーコンピュータ53で管理されてい
て、インストール可能なOS情報を通知する。ホストコ
ンピュータ1は、デジタル複合機42から通知されたO
S情報を参照し、デバイスドライバのインストールを要
求するか否かを判断する。ホストコンピュータ1から、
デバイスドライバのインストールが要求されると、ステ
ップq13で、デジタル複合機42は、インストール要
求されたOS情報に対応するデバイスドライバを、デバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53からダウン
ロードする。
【0099】本実施形態では、デバイスドライバ管理サ
ーバーコンピュータ53側で、ホストコンピュータ1に
インストールするデバイスドライバに対応するOS情報
とバージョン情報とを把握することができ、インターネ
ット5を介して接続されるホストコンピュータ1で、使
用頻度の高いOSなどについての情報も得ることができ
るので、使用頻度が高く、重点的に開発を進める必要が
あるOSを割出すこともできる。
【0100】図20は、本発明の実施の第18形態とし
て、図8のネットワークシステムによるデバイスドライ
バの管理動作を示す。本実施形態は、図9に示す実施形
態に類似し、相違点は、デバイスドライバのダウンロー
ドを、デジタル複合機42に対して、ホストコンピュー
タ1からのアクセスがない時点で行うことである。すな
わち、ステップr11までの動作は、たとえば図9のス
テップg21、ステップg22、ステップg23および
ステップg24と同等に行い、ステップr12でホスト
コンピュータ1からのアクセスが所定時間なくなるまで
待機する。所定時間経過してもアクセスが無ければ、ア
クセス無し検知手段として動作し、待機を終了させる。
ステップr13、ステップr14およびステップr15
までの各ステップで、図9のステップg25、ステップ
g26およびステップg27の各ステップとそれぞれ同
等の動作を行う。デバイスドライバ管理サーバーコンピ
ュータ53側でのステップr21およびステップr22
の各ステップの動作も、図9のステップg31およびス
テップg32の各ステップの動作と同様である。
【0101】本実施形態では、ステップr11で、デバ
イスドライバ管理サーバーコンピュータ53から受信し
たデバイスドライバのバージョン情報が現在保持してい
るバージョンと異なると判断されても、直ちにダウンロ
ードの要求を発生するのではなく、各ホストコンピュー
タ1からのアクセスが所定時間にわたってなくなるまで
待機し、アクセスがなくなってからバージョン情報の更
新からデバイスドライバのダウンロードまでを行う。し
たがって、イントラネット6などのユーザネットワーク
環境のトラフィックが少ない状態でデバイスドライバの
ダウンロードを開始することができ、高速でデバイスド
ライバをダウンロードすることができる。
【0102】以上説明した各実施形態は、基本的な考え
方の異なる部分を除き、組合せて用いることもできる。
また、周辺機器として、デジタル複合機2,42を用い
る場合について説明しているけれども、単独のプリンタ
やスキャナなどを周辺機器として用いることもできる。
【0103】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ネットワ
ークを介して複数の情報処理装置によって利用される周
辺機器は、各情報処理装置で周辺機器を利用するための
デバイスドライバを、外部のネットワークを介して接続
される管理サーバー装置へバージョン情報を問合せ、管
理サーバー装置から得られるバージョン情報を内部のネ
ットワークを介して接続される情報処理装置に通知する
ので、情報処理装置のユーザは現在インストールされて
いるデバイスドライバが最新のバージョンであるか否か
を容易に判定することができる。
【0104】また本発明によれば、周辺機器が外部のネ
ットワークを介して管理サーバー装置に対して、デバイ
スドライバのバージョン情報を一定時間間隔で問合せ、
各情報処理装置のユーザは、インストールされているデ
バイスドライバが最新のバージョンであるか否かを常に
監視することができる。
【0105】また本発明によれば、管理サーバー装置側
から得られるバージョン情報を問合せすべき間隔に基づ
いて、周辺機器の問合せ手段が管理サーバー装置に対し
てデバイスドライバのバージョン情報の問合せを行うの
で、管理サーバー装置側でのバージョンアップのスケジ
ュールに合わせた問合せを行うことができ、無駄な問合
せを回避して、管理サーバー装置へのトラフィックを軽
減することができる。
【0106】また本発明によれば、電源投入後のウォー
ミングアップ中で、使用される可能性が少ないタイミン
グに、周辺機器の問合せ手段は、外部のネットワークを
介して管理サーバー装置に対するバージョン情報の問合
せを行うことができるので、内部のネットワークを介し
て接続される情報処理装置からの周辺機器の使用の要求
に対して、バージョン情報の問合せ中であることに基づ
く遅延を避けることができる。電源の立ち上り検知は比
較的簡単に行うことができるので、一定時間間隔で問合
せるような構成に比較して、コストダウンも可能とな
る。
【0107】また本発明によれば、周辺機器に内部のネ
ットワークを介して接続される情報処理装置が使用して
いるデバイスドライバのバージョン情報を周辺機器で管
理しておき、管理サーバー装置に保存されているデバイ
スドライバのバージョン情報との相違がある場合にの
み、情報処理装置に対する通知が行われるので、内部の
ネットワーク環境でのトラフィックを軽減することがで
きる。
【0108】また本発明によれば、周辺機器は、内部の
ネットワークを介して接続される情報処理装置のうち、
バージョン情報の通知を要求している情報処理装置にの
みバージョン情報を通知させるので、内部のネットワー
ク環境でのトラフィックを減らすことができる。
【0109】また本発明によれば、周辺機器は、管理サ
ーバー装置からデバイスドライバをダウンロードして保
存するので、内部のネットワークを介して接続される情
報処理装置は、管理サーバー装置に対してアクセスして
デバイスドライバをダウンロードする必要はなく、内部
のネットワークを介して周辺機器から必要なデバイスド
ライバを取得することができる。周辺機器の保存手段に
は、バージョン情報の比較に基づいて、バージョン情報
に差異が生じたときのみ管理サーバー装置からデバイス
ドライバをダウンロードするので、常に最新のデバイス
ドライバを保存しておくことができる。
【0110】また本発明によれば、周辺機器の通知手段
は、内部のネットワークを介して接続される情報処理装
置に対して、ダウンロードされたデバイスドライバのイ
ンストールを実行するか否かを問合せるので、情報処理
装置のユーザは、周辺機器に最新のドライバがダウンロ
ードされて存在していることを認識し、最新のバージョ
ンのデバイスドライバをインストールするか否かを判断
することができる。
【0111】また本発明によれば、デバイスドライバを
複数のファイルに分けて、複数の管理サーバー装置で管
理するので、周辺機器にデバイスドライバをダウンロー
ドする際に、分散された複数の管理サーバー装置からデ
バイスドライバを分けてダウンロードすることができ
る。デバイスドライバのバージョンアップ時には、管理
サーバー装置にアクセスが集中しやすいので、デバイス
ドライバを複数の管理サーバー装置で分散して管理する
ことによって、特定の管理サーバー装置へのアクセスの
集中を避け、トラフィックの軽減を図ることができる。
【0112】また本発明によれば、周辺機器の問合せ手
段が、外部のネットワークに接続される管理サーバー装
置にアクセスする際には、管理サーバー装置側で予め設
定されているログインパスワードを使用するので、ログ
インパスワードを有する周辺機器だけがアクセス可能と
なり、セキュリティを向上させることができる。
【0113】また本発明によれば、周辺機器の問合せ手
段が管理サーバー装置にアクセスする際に用いるログイ
ンパスワードを、管理サーバー装置から指定することが
できるので、連続して同一のパスワードを使用してのア
クセスなどを容易に検知することができ、不正なアクセ
スを有効に防止することができる。
【0114】また本発明によれば、管理サーバー装置か
ら提供されるOS環境調査プログラムで、周辺機器は内
部のネットワークを介して接続される情報処理装置につ
いてのOS環境の調査結果を獲得して、獲得された調査
結果を管理サーバー装置に送付するので、管理サーバー
装置からはOS環境調査プログラムの調査結果に基づい
たデバイスドライバを取得することが可能になり、各情
報処理装置の使用環境に適合したデバイスドライバでの
バージョンアップが可能となる。また、OS環境調査プ
ログラムを、管理サーバー装置から提供するので、新た
なOSを情報処理装置に搭載するような場合でも、容易
に対応させることができる。
【0115】また本発明によれば、デバイスドライバが
バージョンアップして、複数のバージョンのデバイスド
ライバが存在するときに、周辺機器は、内部のネットワ
ークを介して接続される複数の情報処理装置に対し、各
情報処理装置のシステムに適合したバージョンのデバイ
スドライバを選択してインストールさせることができ、
広範囲の情報処理装置に対して対応することが可能とな
る。
【0116】また本発明によれば、周辺機器の保存手段
には、複数のOS用のデバイスドライバを格納するの
で、周辺機器に対して内部のネットワークを介して接続
される情報処理装置が、複数のOSを使用していても、
必要なデバイスドライバを周辺機器から提供することが
できる。広範なOSに対して、内部のネットワークのみ
でデバイスドライバの管理を行うことができ、外部のネ
ットワークを介する管理サーバー装置への問合せや、管
理サーバー装置からのダウンロードの回数を減らして、
管理サーバー装置のトラフィックを軽減することができ
る。
【0117】また本発明によれば、管理サーバー装置か
ら暗号化されたデバイスドライバをダウンロードして周
辺機器内で暗号を解読するので、ダウンロードされたデ
バイスドライバの内容が変更されていないことが保証さ
れる。内部のネットワークを介して接続される情報処理
装置では暗号の解読を行う必要がないようにして、最新
のバージョンのデバイスドライバでも、確実かつ迅速に
各情報処理装置に転送して、インストールすることがで
きる。
【0118】また本発明によれば、周辺機器の構成情報
に基づいて、管理サーバー装置からファイルリストとし
てデバイスドライバが得られるので、管理サーバー装置
側では周辺機器から送信される構成情報に基づいてファ
イルリストを作成すればよく、予め周辺機器の構成に応
じたデバイスドライバを格納しておく必要がなくなり、
管理サーバー装置での記憶容量の低減を図ることができ
る。
【0119】また本発明によれば、問合せ手段は、管理
サーバー装置に問合せを行う際に、内部のネットワーク
を介して接続される情報処理装置にインストールされて
いるデバイスドライバのOS情報とバージョン情報とを
通知するので、管理サーバー装置側では、情報処理装置
で使用頻度が高いOSを知ることができ、重点的にデバ
イスドライバの開発を進める必要があるOSを特定する
ことができる。
【0120】また本発明によれば、内部のネットワーク
を介して接続される複数の情報処理装置からのアクセス
が所定時間ないことを検知したときに、デバイスドライ
バのダウンロードを開始するので、ユーザによるネット
ワークを介しての周辺機器の利用が少ない状態で、外部
のネットワークを介する管理サーバー装置からのデバイ
スドライバのダウンロードを行い、高速でデバイスドラ
イバのダウンロードを行うことができる。
【0121】また本発明によれば、周辺機器の問合せ手
段は、管理サーバー装置に対してデバイスドライバのバ
ージョン情報の問合せをHTTPをプロトコルとして用
いて行うので、内部のネットワークに関するネットワー
ク管理者のみならず、内部のネットワークと外部のネッ
トワークとの間に設けられるゲートウエイに導入されて
いるファイアウォールなどのセキュリティシステムを通
過して、外部のネットワークから管理サーバー装置に対
してバージョン情報の問合せを行うことができる。
【0122】また本発明によれば、周辺機器から内部の
ネットワークを介して接続される情報処理装置で行う要
求や通知は、HTTPをプロトコルとして用いて行うの
で、外部のネットワークを介しての管理サーバー装置へ
の問合せと、内部のネットワークを介しての情報処理装
置への通知とを、同じプロトコルで処理することがで
き、周辺機器に対して管理サーバー装置と情報処理装置
とをシームレスに接続することが可能になる。
【0123】さらに本発明によれば、周辺機器メーカな
どに設置され、常に最新のバージョンのデバイスドライ
バが保存されている管理サーバー装置に対して、周辺機
器は内部のネットワークを介して接続される情報処理装
置に代えて、デバイスドライバのバージョン情報を、外
部のネットワークを介して問合せを行う。問合せの結果
を、内部のネットワークを介して情報処理装置に通知す
ることによって、情報処理装置のユーザは、情報処理装
置が使用しているデバイスドライバが最新のバージョン
でのものであるか否かを判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態としての概略的なシス
テム構成を示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態でのデバイスドライバのバージ
ョン管理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の第2形態としてのデバイスドラ
イバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図4】本発明の実施の第3形態としてのデバイスドラ
イバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の実施の第4形態としてのデバイスドラ
イバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】本発明の実施の第5形態としてのデバイスドラ
イバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の実施の第6形態としてのデバイスドラ
イバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の第7形態としてのシステム構成
を示すブロック図である。
【図9】図8の実施形態でのデバイスドライバのバージ
ョン管理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の実施の第8形態としてのデバイスド
ライバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図11】本発明の実施の第9形態としてのデバイスド
ライバのバージョン管理手順を示すフローチャートであ
る。
【図12】本発明の実施の第10形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の実施の第11形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図14】本発明の実施の第12形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の実施の第13形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図16】本発明の実施の第14形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図17】本発明の実施の第15形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図18】本発明の実施の第16形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図19】本発明の実施の第17形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【図20】本発明の実施の第18形態としてのデバイス
ドライバのバージョン管理手順を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 ホストコンピュータ 2,42 デジタル複合機 3,53 デバイスドライバ管理サーバーコンピュータ 4 ゲートウエイ 5 インターネット 6 イントラネット 11,21,31,51,61 OS 12 プリンタドライバ 13 スキャナドライバ 14 メールアプリケーション 15 文書作成アプリケーション 16 WWWクライアント 17 WWWブラウザ 22,52 WWWサーバー/クライアント 23 プリンタ制御部 24 スキャナ制御部 25 バージョン情報送受信部 26 時間管理部 32,62 WWWサーバー 33 デバイスドライババージョン情報管理部 34 プリンタドライバファイル 35 スキャナドライバファイル 47 ドライバ送受信部 48 ドライバファイルライブラリ

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部のネットワークを介して複数の情報
    処理装置が接続され、それらの情報処理装置にインスト
    ールされているデバイスドライバによって制御される周
    辺機器において、 外部へのネットワークを介して、該デバイスドライバの
    管理を行う管理サーバー装置に接続され、該管理サーバ
    ー装置に保持されているデバイスドライバのバージョン
    情報の問合せを行い、バージョン情報を取得する問合せ
    手段と、 問合せ手段によって取得されるバージョン情報を、前記
    情報処理装置に通知する通知手段とを含むことを特徴と
    するネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器。
  2. 【請求項2】 前記問合せ手段は、前記サーバー装置に
    対して、デバイスドライバのバージョン情報を、一定時
    間で問合させるタイマ手段を有することを特徴とする請
    求項1記載のネットワーク接続された情報処理装置の周
    辺機器。
  3. 【請求項3】 前記問合せ手段は、 前記管理サーバー装置に対して、次回にデバイスドライ
    バのバージョン情報を問合せすべき間隔を獲得する間隔
    獲得手段と、 該問合せ手段が問合せを行う間隔を、間隔獲得手段によ
    って獲得された間隔に変更させる間隔変更手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のネットワーク接続さ
    れた情報処理装置の周辺機器。
  4. 【請求項4】 前記問合せ手段は、 前記サーバー装置に対して、電源立ち上げを検出して、
    立ち上げ時のみデバイスドライバのバージョン情報を問
    合せさせる立ち上げ検出手段を有することを特徴とする
    請求項1記載のネットワーク接続された情報処理装置の
    周辺機器。
  5. 【請求項5】 前記情報処理装置が使用しているデバイ
    スドライバのバージョン情報を格納するバージョン格納
    手段と、 バージョン格納手段に格納されているバージョン情報と
    前記問合せ手段による管理サーバー装置への問合せで得
    られたデバイスドライバのバージョン情報との相違を判
    定するバージョン判定手段と、 バージョン判定手段による判定結果に相違がある場合の
    み、該問合せて得られたバージョン情報を、前記通知手
    段によって情報処理装置に通知させる通知制御手段とを
    有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器。
  6. 【請求項6】 前記情報処理装置から、前記バージョン
    情報の通知要求を受信し、前記通知手段に、要求のある
    情報処理装置にのみバージョン情報を通知させるバージ
    ョン管理手段を有することを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載のネットワーク接続された情報処理装置
    の周辺機器。
  7. 【請求項7】 前記デバイスドライバを保存することが
    できる保存手段と、 前記情報処理装置が使用しているデバイスドライバのバ
    ージョン情報を格納するバージョン格納手段と、 前記バージョン格納手段に格納されているバージョン情
    報と前記問合せ手段による管理サーバー装置への問合せ
    で得られたデバイスドライバのバージョン情報との相違
    を判定するバージョン判定手段と、 バージョン判定手段による判定結果に相違がある場合
    に、該デバイスドライバを該管理サーバー装置から保存
    手段にダウンロードするダウンロード手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のネット
    ワーク接続された情報処理装置の周辺機器。
  8. 【請求項8】 前記通知手段は、前記バージョン判定手
    段による判定結果で、前記バージョン格納手段に格納さ
    れている情報処理装置が使用しているデバイスドライバ
    のバージョン情報と、前記問合せ手段によって管理サー
    バー装置から得られたデバイスドライバのバージョン情
    報との相違が生じた場合に、該情報処理装置に前記ダウ
    ンロード手段によってダウンロードされたデバイスドラ
    イバのインストールを実行するか否かの問合せを行うこ
    とを特徴とする請求項7記載のネットワーク接続された
    情報処理装置の周辺機器。
  9. 【請求項9】 前記デバイスドライバが複数のファイル
    によって構成され、デバイスドライバを構成するファイ
    ルがストアされる複数の管理サーバー装置のアドレス
    を、ファイルに対応して保持するアドレス保持手段をさ
    らに含み、 前記ダウンロード手段は、デバイスドライバを構成する
    各ファイルを、アドレス保持手段によって保持される各
    ファイルに対応するアドレスからダウンロードすること
    を特徴とする請求項7または8記載のネットワーク接続
    された情報処理装置の周辺機器。
  10. 【請求項10】 前記問合せ手段は、予め設定されてい
    る管理サーバー装置のアドレスのログインパスワードを
    使って、該管理サーバー装置にアクセスすることを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載のネットワーク接
    続された情報処理装置の周辺機器。
  11. 【請求項11】 前記問合せ手段は、 次回アクセスする場合のログインパスワードを前記管理
    サーバー装置から獲得するパスワード獲得手段と、 パスワード獲得手段によって獲得されたログインパスワ
    ードを保持するパスワード保持手段とを有することを特
    徴とする請求項10記載のネットワーク接続された情報
    処理装置の周辺機器。
  12. 【請求項12】 前記問合せ手段は、 前記管理サーバー装置から、OS環境調査プログラムを
    獲得する調査プログラム獲得手段と、 前記情報処理装置からの要求に応答して、調査プログラ
    ム獲得手段が獲得したOS環境調査プログラムを該情報
    処理装置へ送付する調査プログラム送付手段と、 該情報処理装置から該OS環境調査プログラムによる調
    査結果を獲得する調査結果獲得手段と、 調査結果獲得手段によって獲得された調査結果を該管理
    サーバー装置に送付する調査結果送付手段とを含み、 前記ダウンロード手段は、調査結果送付手段によって送
    付された調査結果に対応して該管理サーバー装置から提
    供されるデバイスドライバをダウンロードすることを特
    徴とする請求項7または8記載のネットワーク接続され
    た情報処理装置の周辺機器。
  13. 【請求項13】 前記問合せ手段は、 前記管理サーバー装置に保存されている複数のバージョ
    ンのデバイスドライバのバージョン情報を取得するバー
    ジョン情報獲得手段と、 前記情報処理装置にインストールさせるデバイスドライ
    バのバージョンを選択するバージョン選択手段とを含
    み、 前記ダウンロード手段は、バージョン選択手段によって
    選択されたバージョンのデバイスドライバを管理サーバ
    ー装置からダウンロードすることを特徴とする請求項7
    または8記載のネットワーク接続された情報処理装置の
    周辺機器。
  14. 【請求項14】 前記保存手段は、複数のOS用のデバ
    イスドライバを保存することを特徴とする請求項12ま
    たは13記載のネットワーク接続された情報処理装置の
    周辺機器。
  15. 【請求項15】 前記ダウンロード手段は、前記管理サ
    ーバー装置から暗号処理を施されたデバイスドライバを
    ダウンロードし、該暗号を解読する暗号解読手段を有す
    ることを特徴とする請求項7〜14のいずれかに記載の
    ネットワーク接続された情報処理装置の周辺機器。
  16. 【請求項16】 前記問合せ手段は、 当該周辺機器の構成情報を、前記管理サーバー装置に対
    して送信する構成情報送信手段と、 構成情報送信手段が送信した当該機器の構成情報に対応
    したファイルリストを、該管理サーバー装置から受信す
    るファイルリスト受信手段とを有することを特徴とする
    請求項7〜15のいずれかに記載のネットワーク接続さ
    れた情報処理装置の周辺機器。
  17. 【請求項17】 前記問合せ手段は、 前記管理サーバー装置への問合せ時に、前記ホスト装置
    にインストールされたデバイスドライバのOS情報と該
    デバイスドライバのバージョン情報とを、該管理サーバ
    ー装置に通知することを特徴とする請求項1〜16のい
    ずれかに記載のネットワーク接続された情報処理装置の
    周辺機器。
  18. 【請求項18】 前記情報処理装置から所定時間アクセ
    スがないことを検知するアクセス無し検知手段を含み、 前記ダウンロード手段は、アクセス無し検知手段の検知
    結果に応答して、前記デバイスドライバのダウンロード
    を開始することを特徴とする請求項7〜17のいずれか
    に記載のネットワーク接続された情報処理装置の周辺機
    器。
  19. 【請求項19】 前記問合せ手段は、前記サーバー装置
    に対して、HTTPを用いてデバイスドライバのバージ
    ョン情報を問合せることを特徴とする請求項1〜18の
    いずれかに記載のネットワーク接続された情報処理装置
    の周辺機器。
  20. 【請求項20】 前記通知手段は、HTTPを用いて前
    記情報処理装置への要求および通知を行うことを特徴と
    する請求項1〜19のいずれかに記載のネットワーク接
    続された情報処理装置の周辺機器。
  21. 【請求項21】 内部のネットワークを介して複数の情
    報処理装置が周辺機器に接続され、該周辺機器を制御す
    るために各情報処理装置にインストールされているデバ
    イスドライバのバージョンを管理するための方法におい
    て、 該周辺機器を、外部へのネットワークを介して該デバイ
    スドライバの管理を行う管理サーバー装置に接続して、
    該周辺機器から、該管理サーバー装置に保持されている
    デバイスドライバのバージョン情報の問合せを行い、 該管理サーバー装置から得られたバージョン情報を、該
    周辺機器から各該情報処理装置に通知することを特徴と
    するデバイスドライバのバージョン管理方法。
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