JP2001124431A - 冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置 - Google Patents
冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置Info
- Publication number
- JP2001124431A JP2001124431A JP30404799A JP30404799A JP2001124431A JP 2001124431 A JP2001124431 A JP 2001124431A JP 30404799 A JP30404799 A JP 30404799A JP 30404799 A JP30404799 A JP 30404799A JP 2001124431 A JP2001124431 A JP 2001124431A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- heat
- refrigerator
- hot
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱電変換素子であるペルチェ素子による放熱
を有効利用することができる冷凍・湯水加熱装置、及び
冷凍装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 ペルチェ素子15による冷却面16にて
庫内を冷却する冷凍室10と、ペルチェ素子15の放熱
面17に接触し、庫内から吸収された熱を庫外に伝導す
るヒートパイプ18による熱伝導手段と、この熱伝導手
段からの伝導熱によって、給湯タンク22内の温水を加
熱する湯水加熱装置20とを備える冷凍・湯水加熱装置
であり、冷凍室10からの排熱を有効に利用することが
できる。
を有効利用することができる冷凍・湯水加熱装置、及び
冷凍装置を提供することを目的とするものである。 【解決手段】 ペルチェ素子15による冷却面16にて
庫内を冷却する冷凍室10と、ペルチェ素子15の放熱
面17に接触し、庫内から吸収された熱を庫外に伝導す
るヒートパイプ18による熱伝導手段と、この熱伝導手
段からの伝導熱によって、給湯タンク22内の温水を加
熱する湯水加熱装置20とを備える冷凍・湯水加熱装置
であり、冷凍室10からの排熱を有効に利用することが
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ素子を利
用した冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置に関するもの
である。
用した冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】周知のように、冷蔵庫、空気調和装置な
どの冷凍、冷房技術には、フロンなどの冷媒が使用され
ている。しかし、近年、オゾン層の破壊や代替ガスによ
る地球温暖化などの問題があり、ペルチェ素子を使用し
た冷凍技術が注目されている。
どの冷凍、冷房技術には、フロンなどの冷媒が使用され
ている。しかし、近年、オゾン層の破壊や代替ガスによ
る地球温暖化などの問題があり、ペルチェ素子を使用し
た冷凍技術が注目されている。
【0003】図6は、従来のペルチェ素子を用いた冷蔵
庫を示す断面図である。このような装置は、通常電子冷
却装置又は電子冷蔵庫と呼ばれている。この冷蔵庫は、
断熱材からなる冷蔵庫本体1の上方開口部に開閉する蓋
部材2が設けられ、冷蔵庫本体1内には、内箱3が設け
られている。冷蔵庫本体1の側面には、一部が切除され
て、均熱板4が設けられ、均熱板4の一端面が内箱3の
外側に接触している。均熱板4の他端面は、ペルチェ素
子5の一端面が取り付けられ、ペルチェ素子5の他端面
に放熱フィン6が直接設けられている。庫内の熱は、均
熱板4で吸収され、ペルチェ素子5により熱伝導変換が
行われて、放熱フィン6から庫外に伝導されて、庫内は
冷却される。
庫を示す断面図である。このような装置は、通常電子冷
却装置又は電子冷蔵庫と呼ばれている。この冷蔵庫は、
断熱材からなる冷蔵庫本体1の上方開口部に開閉する蓋
部材2が設けられ、冷蔵庫本体1内には、内箱3が設け
られている。冷蔵庫本体1の側面には、一部が切除され
て、均熱板4が設けられ、均熱板4の一端面が内箱3の
外側に接触している。均熱板4の他端面は、ペルチェ素
子5の一端面が取り付けられ、ペルチェ素子5の他端面
に放熱フィン6が直接設けられている。庫内の熱は、均
熱板4で吸収され、ペルチェ素子5により熱伝導変換が
行われて、放熱フィン6から庫外に伝導されて、庫内は
冷却される。
【0004】因みに、ペルチェ素子は、ビスマス、テル
ル等からなる板状の素材から構成され、電流を流すこと
により熱伝導変換を行う素子であり、冷却面で吸収した
熱量を放熱面から放熱させることができる素子である。
なお、均熱板(吸熱ブロック)と放熱フィン(ヒートシ
ンク)とで、多数のペルチェ素子(電子冷却素子)を挟
んで直列接続したサーモモジュールがある。以下、この
サーモモジュール等を含めて、ペルチェ素子と総称する
こととする。
ル等からなる板状の素材から構成され、電流を流すこと
により熱伝導変換を行う素子であり、冷却面で吸収した
熱量を放熱面から放熱させることができる素子である。
なお、均熱板(吸熱ブロック)と放熱フィン(ヒートシ
ンク)とで、多数のペルチェ素子(電子冷却素子)を挟
んで直列接続したサーモモジュールがある。以下、この
サーモモジュール等を含めて、ペルチェ素子と総称する
こととする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の電子冷蔵庫で
は、所望の冷却能力を得るために、ペルチェ素子への通
電量を制御しており、通電量が増大すれば、これに比例
して放熱面からは、大量の熱が放出される。この熱量の
回収、処理は困難であって、放熱により室温の上昇をも
たらすなどの不具合が生じることから、大容量の電子冷
蔵庫が実用化されない原因の一つとなっている。
は、所望の冷却能力を得るために、ペルチェ素子への通
電量を制御しており、通電量が増大すれば、これに比例
して放熱面からは、大量の熱が放出される。この熱量の
回収、処理は困難であって、放熱により室温の上昇をも
たらすなどの不具合が生じることから、大容量の電子冷
蔵庫が実用化されない原因の一つとなっている。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、熱電変換素子であるペルチェ素子による放熱を
有効利用することができる冷凍・湯水加熱装置、及び冷
凍装置を提供することを目的とするものである。
あって、熱電変換素子であるペルチェ素子による放熱を
有効利用することができる冷凍・湯水加熱装置、及び冷
凍装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決したものであり、請求項1の発明は、ペルチェ素子に
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝導手段と、
前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内の上水
を加熱する湯水加熱装置と、を備えたことを特徴とする
冷凍・湯水加熱装置である。
決したものであり、請求項1の発明は、ペルチェ素子に
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝導手段と、
前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内の上水
を加熱する湯水加熱装置と、を備えたことを特徴とする
冷凍・湯水加熱装置である。
【0008】請求項1の発明によれば、冷却装置から発
生した熱量を外部の湯水加熱装置に移送して湯水の加熱
に利用することにより、大量の熱量を室温に放出するこ
となく、有効に熱回収を行うことができる。加熱された
湯水は、給湯装置,温水暖房装置等に利用することによ
り、冷却装置から発生した熱量を処理することができ
る。
生した熱量を外部の湯水加熱装置に移送して湯水の加熱
に利用することにより、大量の熱量を室温に放出するこ
となく、有効に熱回収を行うことができる。加熱された
湯水は、給湯装置,温水暖房装置等に利用することによ
り、冷却装置から発生した熱量を処理することができ
る。
【0009】また、請求項2の発明は、ペルチェ素子に
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記冷凍庫外に伝導させる熱伝導手
段と、前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内
の上水を加熱する湯水加熱装置と、前記庫内の冷却温度
を検出して冷凍設定温度に前記ペルチェ素子を制御する
第1制御手段と、前記給湯タンク内の前記温水温度を検
出し、前記給湯タンクへの給水によって前記温水を加熱
設定温度に制御する第2制御手段と、を備えたことを特
徴とする冷凍・湯水加熱装置である。
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記冷凍庫外に伝導させる熱伝導手
段と、前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内
の上水を加熱する湯水加熱装置と、前記庫内の冷却温度
を検出して冷凍設定温度に前記ペルチェ素子を制御する
第1制御手段と、前記給湯タンク内の前記温水温度を検
出し、前記給湯タンクへの給水によって前記温水を加熱
設定温度に制御する第2制御手段と、を備えたことを特
徴とする冷凍・湯水加熱装置である。
【0010】請求項2の発明によれば、第1制御手段に
より冷却装置であるペルチェ素子を制御して設定温度に
庫内を冷却することができ、この冷却により発生した熱
量を湯水加熱装置に移送して、湯水の加熱、すなわち熱
量の回収を行うことができる。また、第2制御手段によ
り湯水加熱装置内の過剰な熱量を排水によって放出し、
給水によって温水の温度を設定温度に調整することによ
り給湯等に使用することができる。
より冷却装置であるペルチェ素子を制御して設定温度に
庫内を冷却することができ、この冷却により発生した熱
量を湯水加熱装置に移送して、湯水の加熱、すなわち熱
量の回収を行うことができる。また、第2制御手段によ
り湯水加熱装置内の過剰な熱量を排水によって放出し、
給水によって温水の温度を設定温度に調整することによ
り給湯等に使用することができる。
【0011】また、請求項3の発明は、前記熱伝導手段
がヒートパイプであることを特徴とする請求項1又は2
に記載の冷凍・湯水加熱装置である。請求項3の発明に
よれば、熱伝導手段にヒートパイプを使用することによ
り、ペルチェ素子から放出される熱量を回収し、外部に
移送することができる。移送された熱量は、湯水の加熱
等に利用して排熱処理を行うことができる。
がヒートパイプであることを特徴とする請求項1又は2
に記載の冷凍・湯水加熱装置である。請求項3の発明に
よれば、熱伝導手段にヒートパイプを使用することによ
り、ペルチェ素子から放出される熱量を回収し、外部に
移送することができる。移送された熱量は、湯水の加熱
等に利用して排熱処理を行うことができる。
【0012】また、請求項4の発明は、前記湯水加熱装
置が湯水を加熱して外部に給湯する給湯装置であること
を特徴とする請求項1,2又は3に記載の冷凍・湯水加
熱装置である。請求項4の発明によれば、冷却装置から
の排熱は、給湯タンク内の湯水を加熱することにより回
収することができる。給湯タンク内の加熱された湯水
は、外部給湯に使用することにより排熱を処理すること
ができる。
置が湯水を加熱して外部に給湯する給湯装置であること
を特徴とする請求項1,2又は3に記載の冷凍・湯水加
熱装置である。請求項4の発明によれば、冷却装置から
の排熱は、給湯タンク内の湯水を加熱することにより回
収することができる。給湯タンク内の加熱された湯水
は、外部給湯に使用することにより排熱を処理すること
ができる。
【0013】また、請求項5の発明は、前記湯水加熱装
置は、温水暖房用放熱器に湯水を供給するための温水暖
房熱源機であることを特徴とする請求項1,2,3又は
4に記載の冷凍・湯水加熱装置である。請求項5の発明
によれば、湯水加熱装置にて回収した排熱を温水暖房に
使用して再放出することにより、排熱を有効利用するこ
とができる。
置は、温水暖房用放熱器に湯水を供給するための温水暖
房熱源機であることを特徴とする請求項1,2,3又は
4に記載の冷凍・湯水加熱装置である。請求項5の発明
によれば、湯水加熱装置にて回収した排熱を温水暖房に
使用して再放出することにより、排熱を有効利用するこ
とができる。
【0014】また、請求項6の発明は、前記冷凍・湯水
加熱装置において、冷凍部と湯水加熱部とが前記熱伝導
手段を介して接続される別体構造であることを特徴とす
る請求項1〜5の何れかに記載の冷凍・湯水加熱装置で
ある。請求項6の発明によれば、冷凍部と湯水加熱部と
を熱伝導手段を介して別体に構成することにより、相互
の熱的緩衝が緩和され、効率よく冷凍部または湯水加熱
部を設定温度に制御することができる。
加熱装置において、冷凍部と湯水加熱部とが前記熱伝導
手段を介して接続される別体構造であることを特徴とす
る請求項1〜5の何れかに記載の冷凍・湯水加熱装置で
ある。請求項6の発明によれば、冷凍部と湯水加熱部と
を熱伝導手段を介して別体に構成することにより、相互
の熱的緩衝が緩和され、効率よく冷凍部または湯水加熱
部を設定温度に制御することができる。
【0015】また、請求項7の発明は、前記給湯タンク
内に熱を蓄積する熱蓄積体を投入したことを特徴とする
請求項1〜6の何れかに記載の冷凍・湯水加熱装置であ
る。請求項7の発明によれば、給湯タンク内に熱蓄積体
を内在させることにより、冷凍部の排熱を吸収して湯水
の急激な温度上昇を緩和し、排水、給水による排熱時に
蓄積された潜熱を放出して急激な湯水の温度低下を抑制
し、設定温度への制御を容易にならしめることができ
る。
内に熱を蓄積する熱蓄積体を投入したことを特徴とする
請求項1〜6の何れかに記載の冷凍・湯水加熱装置であ
る。請求項7の発明によれば、給湯タンク内に熱蓄積体
を内在させることにより、冷凍部の排熱を吸収して湯水
の急激な温度上昇を緩和し、排水、給水による排熱時に
蓄積された潜熱を放出して急激な湯水の温度低下を抑制
し、設定温度への制御を容易にならしめることができ
る。
【0016】また、請求項8の発明は、ペルチェ素子に
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝導手段と、
前記熱伝導手段からの伝導熱を放散する熱交換器と、前
記熱交換器の放熱によって上水を温水とし、給湯するた
めの給湯タンクと、を備えたことを特徴とする冷凍装置
である。
よる冷却面にて庫内を冷却する冷却装置と、前記ペルチ
ェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝導手段と、
前記熱伝導手段からの伝導熱を放散する熱交換器と、前
記熱交換器の放熱によって上水を温水とし、給湯するた
めの給湯タンクと、を備えたことを特徴とする冷凍装置
である。
【0017】請求項8の発明によれば、冷凍装置に熱伝
導手段が設けられ、熱伝導手段に熱交換器を備え、給湯
タンク内に排熱を放出することによって、給湯タンクか
らの温水を用途に応じて、給湯装置や温水暖房用放熱器
として利用することが可能である。
導手段が設けられ、熱伝導手段に熱交換器を備え、給湯
タンク内に排熱を放出することによって、給湯タンクか
らの温水を用途に応じて、給湯装置や温水暖房用放熱器
として利用することが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る冷凍・湯水加
熱装置、及び冷凍装置の実施の形態について、図面を参
照して説明する。
熱装置、及び冷凍装置の実施の形態について、図面を参
照して説明する。
【0019】(実施形態1)図1は、本発明の冷凍・湯
水加熱装置の一実施形態を示し、図2は、その制御装置
のブロック図を示し、図3は、その制御フローチャ−ト
の一例を示している。先ず、図1を参照して、本発明の
実施形態について説明する。冷凍・冷蔵庫10は、断熱
材による外装体14に覆われて外気温度と遮断し、内部
に冷凍室11と冷蔵室12とに区画されている。冷凍室
11は、伝熱板13で囲われた区画から構成され、伝導
板13に接触してペルチェ素子15が配置されている。
この伝熱板13は、ペルチェ素子15の吸熱のための熱
交換装置であり、冷凍室11と冷蔵室12との冷却温度
を差別化するために使用される。また、冷凍室11内に
は、庫内温度を検出する温度センサ19が設けられてい
る。ペルチェ素子15は、その冷却面16が冷凍室11
内側となるように実装され、その放熱面17には、ヒー
トパイプ18が接触している。ヒートパイプ18は、内
部に封止された冷媒の蒸発、凝縮によって熱伝導を行う
熱伝導体であって、冷媒には、水、アルコールなどが使
用されている。ヒートパイプ18は、冷凍・冷蔵庫10
の外部にある湯水加熱装置20の給湯タンク22まで延
びており、その端部に設けられた放熱フィン21が設け
られ、放熱フィン21の放熱によって、給湯タンク22
内の湯水を加熱する。ヒートパイプ18の周囲は、断熱
材に覆われ、冷凍・冷蔵庫10への熱伝導を遮断してい
る。
水加熱装置の一実施形態を示し、図2は、その制御装置
のブロック図を示し、図3は、その制御フローチャ−ト
の一例を示している。先ず、図1を参照して、本発明の
実施形態について説明する。冷凍・冷蔵庫10は、断熱
材による外装体14に覆われて外気温度と遮断し、内部
に冷凍室11と冷蔵室12とに区画されている。冷凍室
11は、伝熱板13で囲われた区画から構成され、伝導
板13に接触してペルチェ素子15が配置されている。
この伝熱板13は、ペルチェ素子15の吸熱のための熱
交換装置であり、冷凍室11と冷蔵室12との冷却温度
を差別化するために使用される。また、冷凍室11内に
は、庫内温度を検出する温度センサ19が設けられてい
る。ペルチェ素子15は、その冷却面16が冷凍室11
内側となるように実装され、その放熱面17には、ヒー
トパイプ18が接触している。ヒートパイプ18は、内
部に封止された冷媒の蒸発、凝縮によって熱伝導を行う
熱伝導体であって、冷媒には、水、アルコールなどが使
用されている。ヒートパイプ18は、冷凍・冷蔵庫10
の外部にある湯水加熱装置20の給湯タンク22まで延
びており、その端部に設けられた放熱フィン21が設け
られ、放熱フィン21の放熱によって、給湯タンク22
内の湯水を加熱する。ヒートパイプ18の周囲は、断熱
材に覆われ、冷凍・冷蔵庫10への熱伝導を遮断してい
る。
【0020】湯水加熱装置20には、給湯タンク22が
設けられ、その周囲は断熱材で覆われている。給湯タン
ク22には、上水を給水管23、給湯タンク22内の湯
水を外部に排出させる排出管24と、温水を外部給湯の
ための給湯管25が接続され、これらの管路には、給
水、排水、給湯の動作をさせる給水弁23a、排水弁2
4a、給湯弁25aが設けられている。また、給湯タン
ク22には、その内部の湯水の水位を検出する水位セン
サ26が設けられている。この水位センサ26により排
水下限水位と給水上限水位を検出することができる。ま
た、給湯タンク22内には、熱蓄積体29が投入されて
いる。給湯管25は、湯水取出し口28まで配管され、
その端部が開口し、給湯管25から湯水をカップA等の
容器に注ぎ込むことができる。冷凍・冷蔵庫10と湯水
加熱装置20は、共に外装体に収められて一体に構成さ
れている。
設けられ、その周囲は断熱材で覆われている。給湯タン
ク22には、上水を給水管23、給湯タンク22内の湯
水を外部に排出させる排出管24と、温水を外部給湯の
ための給湯管25が接続され、これらの管路には、給
水、排水、給湯の動作をさせる給水弁23a、排水弁2
4a、給湯弁25aが設けられている。また、給湯タン
ク22には、その内部の湯水の水位を検出する水位セン
サ26が設けられている。この水位センサ26により排
水下限水位と給水上限水位を検出することができる。ま
た、給湯タンク22内には、熱蓄積体29が投入されて
いる。給湯管25は、湯水取出し口28まで配管され、
その端部が開口し、給湯管25から湯水をカップA等の
容器に注ぎ込むことができる。冷凍・冷蔵庫10と湯水
加熱装置20は、共に外装体に収められて一体に構成さ
れている。
【0021】冷凍室11内の庫内温度が冷凍設定温度に
なるようにペルチェ素子15を駆動して冷却を行う。冷
凍室11内の熱は、ペルチェ素子15の冷却面16で吸
収されて庫内が冷却され、伝熱板13を介して冷蔵庫1
2の熱が吸収されて適度な温度に庫内が冷却される。ペ
ルチェ素子15の冷却面16から吸収された熱は、放熱
面17から放熱され、ヒートパイプ18によって回収さ
れ、湯水加熱装置20に移送されて給湯タンク22内の
湯水の加熱に使用することができる。
なるようにペルチェ素子15を駆動して冷却を行う。冷
凍室11内の熱は、ペルチェ素子15の冷却面16で吸
収されて庫内が冷却され、伝熱板13を介して冷蔵庫1
2の熱が吸収されて適度な温度に庫内が冷却される。ペ
ルチェ素子15の冷却面16から吸収された熱は、放熱
面17から放熱され、ヒートパイプ18によって回収さ
れ、湯水加熱装置20に移送されて給湯タンク22内の
湯水の加熱に使用することができる。
【0022】給湯タンク22内の湯水の温度は、温度セ
ンサ27により監視し、加熱設定温度を越えると排水弁
24aを動作させて排水下限下位まで排水し、給水弁2
3aを動作させて給水上限水位まで上水を導入して湯水
の温度を制御する。なお、排水弁24aを所定時間開弁
して排水した後、給水上限水位まで給水を行っても良
い。また、下限水位まで排水されたときに給水弁を開
き、設定温度に回復したときに排水弁24aを閉止し、
上限水位まで給水させてもよい。
ンサ27により監視し、加熱設定温度を越えると排水弁
24aを動作させて排水下限下位まで排水し、給水弁2
3aを動作させて給水上限水位まで上水を導入して湯水
の温度を制御する。なお、排水弁24aを所定時間開弁
して排水した後、給水上限水位まで給水を行っても良
い。また、下限水位まで排水されたときに給水弁を開
き、設定温度に回復したときに排水弁24aを閉止し、
上限水位まで給水させてもよい。
【0023】給湯タンク22内には、熱蓄積体29が投
入されている。この熱蓄積体29は、例えば硫酸ナトリ
ウムなどの熱媒体を樹脂のカプセルに封入したものであ
る。熱媒体が液体から固体、固体から液体に相変化する
ときに潜熱の吸収、放出を行うもので、給湯タンク22
内に投入することにより湯水の温度を一定に維持する作
用を有する。給湯タンク22内が所定温度(例えば、6
0℃)に到達すると熱媒体が潜熱を吸収して湯水の温度
上昇を抑制し、給湯タンク22内に給水を行ったとき
は、熱媒体が蓄積した潜熱を放出して湯水温度の低下を
抑制することができる。
入されている。この熱蓄積体29は、例えば硫酸ナトリ
ウムなどの熱媒体を樹脂のカプセルに封入したものであ
る。熱媒体が液体から固体、固体から液体に相変化する
ときに潜熱の吸収、放出を行うもので、給湯タンク22
内に投入することにより湯水の温度を一定に維持する作
用を有する。給湯タンク22内が所定温度(例えば、6
0℃)に到達すると熱媒体が潜熱を吸収して湯水の温度
上昇を抑制し、給湯タンク22内に給水を行ったとき
は、熱媒体が蓄積した潜熱を放出して湯水温度の低下を
抑制することができる。
【0024】続いて、本実施形態における冷凍・湯水加
熱装置10の制御装置について、図2のブロック図を参
照して説明する。冷凍・湯水加熱装置10の制御装置7
は、制御演算部8と入力装置9aと駆動回路9bとから
構成されている。入力装置9aには、温度センサ19、
温度センサ27、水位センサ26、冷凍・湯水加熱装置
10の冷凍運転、湯水加熱運転の開始、停止を指令する
運転スイッチSa、外部給湯を指令する給湯スイッチS
b、冷凍室11内の庫内温度を設定する冷凍温度設定ス
イッチSc、給湯タンク22内の沸き上げ温度の設定す
る給湯温度設定スイッチSdからの信号が入力される。
入力装置9aは、制御演算部8の入力ポート8dに接続
されている。
熱装置10の制御装置について、図2のブロック図を参
照して説明する。冷凍・湯水加熱装置10の制御装置7
は、制御演算部8と入力装置9aと駆動回路9bとから
構成されている。入力装置9aには、温度センサ19、
温度センサ27、水位センサ26、冷凍・湯水加熱装置
10の冷凍運転、湯水加熱運転の開始、停止を指令する
運転スイッチSa、外部給湯を指令する給湯スイッチS
b、冷凍室11内の庫内温度を設定する冷凍温度設定ス
イッチSc、給湯タンク22内の沸き上げ温度の設定す
る給湯温度設定スイッチSdからの信号が入力される。
入力装置9aは、制御演算部8の入力ポート8dに接続
されている。
【0025】制御演算部8は、制御演算を行うCPU8
a、制御プログラムや制御データを記憶するROM8
b、演算データを一時的に記憶するためのRAM8c、
入力ポート8d、出力ポート8eより構成されている。
出力ポート8eには、駆動回路9bが接続され、更にペ
ルチェ素子15、排水弁24a、給水弁23a、給湯弁
25a、表示装置Dが接続されている。
a、制御プログラムや制御データを記憶するROM8
b、演算データを一時的に記憶するためのRAM8c、
入力ポート8d、出力ポート8eより構成されている。
出力ポート8eには、駆動回路9bが接続され、更にペ
ルチェ素子15、排水弁24a、給水弁23a、給湯弁
25a、表示装置Dが接続されている。
【0026】次に、図3の制御フローチャートを参照し
て、本実施形態の制御手順の一例について説明する。な
お、この制御手順は、記憶装置(ROM8b)に記憶さ
れ、この制御手順に従って、運転されている。先ず、ス
テップS1において、運転スイッチSaのオン操作があ
ったか否かを判定する。YESの時は、制御装置7の動
作を開始しステップS2に移行する。ステップS2で
は、水位センサ26により給湯タンク22の水位が給水
上限水位まであるか否かを判定する。YESの時は、ス
テップS4に移行し、NOの時は、ステップS3に移行
する。ステップS3では、給水弁23aを開いて給湯タ
ンク22内へ給水を行う。水位が給水上限水に到達した
ことを水位センサ26により検出したら給水弁23aを
閉じて給水を終了する。ステップS4では、ペルチェ素
子15の駆動を開始し、冷凍・冷蔵庫10内の冷却と湯
水加熱装置20の給湯タンク22内の湯水の加熱を開始
する。ステップS5では、温度センサ19による冷凍庫
11内の検出温度が設定温度未満まで低下したか否かを
判定する。YESの時は、ステップS6に移行し、NO
時は、ステップS7に移行する。ステップS6では、ペ
ルチェ素子15の駆動を停止して冷凍庫11内の温度低
下を停止させる。ステップS7では、温度センサ27に
より給湯タンク22内の温度が設定温度を越えたか否か
を判定する。YESの時は、ステップS8に移行し、N
Oの時は、ステップS10に移行する。ステップS8と
ステップS9は、給湯タンク22内の湯水温度を設定温
度に維持するルーチンである。給湯タンク22内の湯水
の温度が設定温度を越えると、ステップS8にて排水弁
24aを開き、排水下限水位が水位センサ26にて検出
されるまで排水を行う。続いて、ステップS9に移行
し、給水弁23aを開いて水位センサ26により給水上
限水位が検出されるまで上水を給水する。上水の給水に
より給湯タンク22内の温度は低下する。
て、本実施形態の制御手順の一例について説明する。な
お、この制御手順は、記憶装置(ROM8b)に記憶さ
れ、この制御手順に従って、運転されている。先ず、ス
テップS1において、運転スイッチSaのオン操作があ
ったか否かを判定する。YESの時は、制御装置7の動
作を開始しステップS2に移行する。ステップS2で
は、水位センサ26により給湯タンク22の水位が給水
上限水位まであるか否かを判定する。YESの時は、ス
テップS4に移行し、NOの時は、ステップS3に移行
する。ステップS3では、給水弁23aを開いて給湯タ
ンク22内へ給水を行う。水位が給水上限水に到達した
ことを水位センサ26により検出したら給水弁23aを
閉じて給水を終了する。ステップS4では、ペルチェ素
子15の駆動を開始し、冷凍・冷蔵庫10内の冷却と湯
水加熱装置20の給湯タンク22内の湯水の加熱を開始
する。ステップS5では、温度センサ19による冷凍庫
11内の検出温度が設定温度未満まで低下したか否かを
判定する。YESの時は、ステップS6に移行し、NO
時は、ステップS7に移行する。ステップS6では、ペ
ルチェ素子15の駆動を停止して冷凍庫11内の温度低
下を停止させる。ステップS7では、温度センサ27に
より給湯タンク22内の温度が設定温度を越えたか否か
を判定する。YESの時は、ステップS8に移行し、N
Oの時は、ステップS10に移行する。ステップS8と
ステップS9は、給湯タンク22内の湯水温度を設定温
度に維持するルーチンである。給湯タンク22内の湯水
の温度が設定温度を越えると、ステップS8にて排水弁
24aを開き、排水下限水位が水位センサ26にて検出
されるまで排水を行う。続いて、ステップS9に移行
し、給水弁23aを開いて水位センサ26により給水上
限水位が検出されるまで上水を給水する。上水の給水に
より給湯タンク22内の温度は低下する。
【0027】ステップS10では、給湯スイッチSbの
オンによる給湯指令が成されたか否かを判定する。YE
Sの時は、ステップS11に移行し、NOの時は、ステ
ップS13に移行する。ステップS11とステップS1
2は、給湯タンク22内の湯水を外部に給湯するルーチ
ンである。ステップS11では、給湯弁25aを開い
て、例えばカップAに給湯を行う。ステップS12で
は、減少した給湯タンク22内の水位を給水上限水位ま
で回復させるため、水位センサ26により給水上限水位
が検出されるまで給水弁23aを開く。ステップS13
では、運転スイッチSaより運転OFFが指令されたか
否かを判定する。NOの場合は、ステップS4からステ
ップS13までの制御を繰り返す。YESの時は、運転
を終了する。
オンによる給湯指令が成されたか否かを判定する。YE
Sの時は、ステップS11に移行し、NOの時は、ステ
ップS13に移行する。ステップS11とステップS1
2は、給湯タンク22内の湯水を外部に給湯するルーチ
ンである。ステップS11では、給湯弁25aを開い
て、例えばカップAに給湯を行う。ステップS12で
は、減少した給湯タンク22内の水位を給水上限水位ま
で回復させるため、水位センサ26により給水上限水位
が検出されるまで給水弁23aを開く。ステップS13
では、運転スイッチSaより運転OFFが指令されたか
否かを判定する。NOの場合は、ステップS4からステ
ップS13までの制御を繰り返す。YESの時は、運転
を終了する。
【0028】(実施形態2)次に、本発明の他の実施形
態について、図4を参照して説明する。図4の実施形態
では、冷凍・冷蔵庫10と湯水加熱装置20とが熱伝導
手段を介して、別途独立して設置した例を示している。
冷凍・冷蔵庫10は、断熱材等の外装体14で被覆され
て、外気温度と遮断している。冷凍室11内の伝熱板1
3には、ペルチェ素子15の冷却面16が接続されてお
り、その放熱面17がヒートパイプ18の一端に接触し
て配置され、このヒートパイプ18の端末部には、放熱
フィン21が設けられている。このヒートパイプ18
は、ペルチェ素子から排出される熱を回収するための熱
伝導手段である。放熱フィン21は、断熱材14で覆わ
れて熱交換器30が形成され、熱交換器30内に熱交換
室30aが形成されている。熱交換器30と給湯タンク
22の間に往き管30bと戻り管30cとが接続されて
循環管路が形成されている。また、戻り管30cには、
循環ポンプ31が設けられ、放熱フィン21によって循
環する湯水が加熱され、給湯タンク22内の湯水の温度
が上昇する。熱伝導手段は、ヒートパイプ18による熱
伝導手段に加えて、これら循環管路、循環ポンプ22、
熱交換器と湯水を媒体として熱循環手段を含み、ペルチ
ェ素子15で吸収した熱を外部に伝導することができ
る。
態について、図4を参照して説明する。図4の実施形態
では、冷凍・冷蔵庫10と湯水加熱装置20とが熱伝導
手段を介して、別途独立して設置した例を示している。
冷凍・冷蔵庫10は、断熱材等の外装体14で被覆され
て、外気温度と遮断している。冷凍室11内の伝熱板1
3には、ペルチェ素子15の冷却面16が接続されてお
り、その放熱面17がヒートパイプ18の一端に接触し
て配置され、このヒートパイプ18の端末部には、放熱
フィン21が設けられている。このヒートパイプ18
は、ペルチェ素子から排出される熱を回収するための熱
伝導手段である。放熱フィン21は、断熱材14で覆わ
れて熱交換器30が形成され、熱交換器30内に熱交換
室30aが形成されている。熱交換器30と給湯タンク
22の間に往き管30bと戻り管30cとが接続されて
循環管路が形成されている。また、戻り管30cには、
循環ポンプ31が設けられ、放熱フィン21によって循
環する湯水が加熱され、給湯タンク22内の湯水の温度
が上昇する。熱伝導手段は、ヒートパイプ18による熱
伝導手段に加えて、これら循環管路、循環ポンプ22、
熱交換器と湯水を媒体として熱循環手段を含み、ペルチ
ェ素子15で吸収した熱を外部に伝導することができ
る。
【0029】湯水加熱装置20は、往き管30bと戻り
管30cとからなる循環管路を介して、冷凍・冷蔵庫1
0から離れた位置に別体に配置することができる。別体
に配置することにより、厨房、食堂等のレイアウト配置
に自由度が生じ、室内のスペースを有効利用することが
できる。給湯タンク22には、給湯タンク22に上水を
供給する給水管23、給湯タンク22の湯水を外部に排
水する排水管24、湯水の給湯を行う給湯管25がそれ
ぞれ接続されている。給湯タンク22内には、排水下限
水位と給水上限水位を検出する水位センサ26と、湯水
温度を検出する温度センサ27が設けられている。
管30cとからなる循環管路を介して、冷凍・冷蔵庫1
0から離れた位置に別体に配置することができる。別体
に配置することにより、厨房、食堂等のレイアウト配置
に自由度が生じ、室内のスペースを有効利用することが
できる。給湯タンク22には、給湯タンク22に上水を
供給する給水管23、給湯タンク22の湯水を外部に排
水する排水管24、湯水の給湯を行う給湯管25がそれ
ぞれ接続されている。給湯タンク22内には、排水下限
水位と給水上限水位を検出する水位センサ26と、湯水
温度を検出する温度センサ27が設けられている。
【0030】本実施形態では、冷凍室11内の熱をペル
チェ素子15で吸収し、ヒートパイプ18でこの熱を回
収する。回収された熱により熱交換器30を介して戻り
管30cと往き管30bを循環する湯水を加熱し、給湯
タンク22に熱を伝導することができる。
チェ素子15で吸収し、ヒートパイプ18でこの熱を回
収する。回収された熱により熱交換器30を介して戻り
管30cと往き管30bを循環する湯水を加熱し、給湯
タンク22に熱を伝導することができる。
【0031】なお、本実施形態の冷凍・湯水加熱装置
は、冷凍・冷蔵室(冷凍・冷蔵庫)又は冷凍庫である冷
凍装置と湯水加熱装置20とが熱伝導手段で接続されて
おり、この冷凍装置には、ペルチェ素子15が備えら
れ、熱伝導手段は、ペルチェ素子15の放熱面17に接
触し、放熱フィン21が設けられたヒートパイプ18を
含んでいる。湯水加熱装置20は、給湯タンク22に接
続された戻り管30cと往き管30bとを熱交換器30
に接続することで装置を構成する。なお、ヒートパイプ
18を延長して、その先端部の放熱フィン21を湯水加
熱装置20の給湯タンク22内に組み込むようにしても
よい。
は、冷凍・冷蔵室(冷凍・冷蔵庫)又は冷凍庫である冷
凍装置と湯水加熱装置20とが熱伝導手段で接続されて
おり、この冷凍装置には、ペルチェ素子15が備えら
れ、熱伝導手段は、ペルチェ素子15の放熱面17に接
触し、放熱フィン21が設けられたヒートパイプ18を
含んでいる。湯水加熱装置20は、給湯タンク22に接
続された戻り管30cと往き管30bとを熱交換器30
に接続することで装置を構成する。なお、ヒートパイプ
18を延長して、その先端部の放熱フィン21を湯水加
熱装置20の給湯タンク22内に組み込むようにしても
よい。
【0032】無論、温度センサ19,27、ペルチェ素
子15、水位センサ26、給水弁23a、給湯弁25
a、排水弁32a、循環ポンプ31は、図1〜図3で説
明した実施形態のように、制御装置で制御されている。
循環ポンプ31は、制御装置からの信号に基づいて、給
湯タンク22内の水位が上位レベルに達した後に駆動す
るようにする。なお、制御装置は、図3に示した制御装
置7と同様の回路ブロックで構成することができる。ま
た、給湯タンク22内には、図1で示したように、熱蓄
積体のカプセルを投入してもよい。
子15、水位センサ26、給水弁23a、給湯弁25
a、排水弁32a、循環ポンプ31は、図1〜図3で説
明した実施形態のように、制御装置で制御されている。
循環ポンプ31は、制御装置からの信号に基づいて、給
湯タンク22内の水位が上位レベルに達した後に駆動す
るようにする。なお、制御装置は、図3に示した制御装
置7と同様の回路ブロックで構成することができる。ま
た、給湯タンク22内には、図1で示したように、熱蓄
積体のカプセルを投入してもよい。
【0033】(実施形態3)次に、本発明の他の実施形
態について、図5を参照して説明する。図5の冷凍・湯
水加熱装置は、冷凍・冷蔵庫10と湯水加熱装置20と
が独立して設置され、かつ、冷凍・冷蔵庫10と湯水加
熱装置20とが熱伝導手段で組み合わされ、更に、湯水
加熱装置20を温水源として床暖房パネル34に温水を
供給する装置である。すなわち、ペルチェ素子15から
回収した熱量を床暖房パネル等の温水の加熱に使用する
温水暖房熱源機とした例である。
態について、図5を参照して説明する。図5の冷凍・湯
水加熱装置は、冷凍・冷蔵庫10と湯水加熱装置20と
が独立して設置され、かつ、冷凍・冷蔵庫10と湯水加
熱装置20とが熱伝導手段で組み合わされ、更に、湯水
加熱装置20を温水源として床暖房パネル34に温水を
供給する装置である。すなわち、ペルチェ素子15から
回収した熱量を床暖房パネル等の温水の加熱に使用する
温水暖房熱源機とした例である。
【0034】冷凍・冷蔵庫10は、断熱材14で冷凍室
11と冷蔵室12とが被覆され、かつ冷凍室11内の伝
熱板13の壁面にペルチェ素子15の冷却面16が設け
られ、ペルチェ素子15の放熱面19がヒートパイプ1
8の一端に接触又は接続され、その端末部に放熱フィン
21が設けられている。放熱フィン21は、給湯タンク
22内に配設されている。給湯タンク22の下部に接続
された暖房戻り管33は、床暖房パネル34の配管34
aの一端に接続され、その配管34aの他端が暖房往き
管35に接続され、その端部が給湯タンク22の上部に
接続されている。暖房戻り管33、暖房往き管35に
は、それぞれ手動開閉弁33a,35aが設けられ、暖
房戻り管33には、循環ポンプ31が設けられている。
11と冷蔵室12とが被覆され、かつ冷凍室11内の伝
熱板13の壁面にペルチェ素子15の冷却面16が設け
られ、ペルチェ素子15の放熱面19がヒートパイプ1
8の一端に接触又は接続され、その端末部に放熱フィン
21が設けられている。放熱フィン21は、給湯タンク
22内に配設されている。給湯タンク22の下部に接続
された暖房戻り管33は、床暖房パネル34の配管34
aの一端に接続され、その配管34aの他端が暖房往き
管35に接続され、その端部が給湯タンク22の上部に
接続されている。暖房戻り管33、暖房往き管35に
は、それぞれ手動開閉弁33a,35aが設けられ、暖
房戻り管33には、循環ポンプ31が設けられている。
【0035】湯水加熱装置20は、さらに上水を給湯タ
ンク22内に供給する給水管23が設けれ、給湯タンク
22内の温水を外部に排水する排水管24と温水を外部
に供給する給湯管25が設けられている。給水管23、
排水管24には、給水弁23a、排水弁24aがそれぞ
れ設けられている。給湯タンク22内には、給湯タンク
22内の水位を検出する水位センサ26と給湯タンク2
2内の温水の温度を検出する温度センサ27が設けられ
ている。
ンク22内に供給する給水管23が設けれ、給湯タンク
22内の温水を外部に排水する排水管24と温水を外部
に供給する給湯管25が設けられている。給水管23、
排水管24には、給水弁23a、排水弁24aがそれぞ
れ設けられている。給湯タンク22内には、給湯タンク
22内の水位を検出する水位センサ26と給湯タンク2
2内の温水の温度を検出する温度センサ27が設けられ
ている。
【0036】無論、図1で示したように、給湯タンク2
2内に、熱蓄積体のカプセルを投入してもよい。なお、
本実施形態では、排熱によって加熱された温水を床暖房
パネル34に供給して、湯水加熱装置20を温水暖房熱
源機として利用するものである。なお、湯水加熱装置2
0からの湯水を浴槽等に送り込み、追焚を行ってもよ
い。
2内に、熱蓄積体のカプセルを投入してもよい。なお、
本実施形態では、排熱によって加熱された温水を床暖房
パネル34に供給して、湯水加熱装置20を温水暖房熱
源機として利用するものである。なお、湯水加熱装置2
0からの湯水を浴槽等に送り込み、追焚を行ってもよ
い。
【0037】本実施形態では、給湯タンク22で加熱さ
れた湯水が暖房戻り管33に設けれれた循環ポンプ31
によって、暖房戻り管33を経て床暖房パネル34の配
管34aに送り込まれる。配管34aに送り込まれた温
水は、熱を放出しながら配管34aを流れて、暖房往き
管35を経て、再び給湯タンク22に戻される。このよ
うにペルチェ素子15が放出する熱を回収して、床暖房
パネル等から放出させて、排熱の処理を行ったものであ
る。
れた湯水が暖房戻り管33に設けれれた循環ポンプ31
によって、暖房戻り管33を経て床暖房パネル34の配
管34aに送り込まれる。配管34aに送り込まれた温
水は、熱を放出しながら配管34aを流れて、暖房往き
管35を経て、再び給湯タンク22に戻される。このよ
うにペルチェ素子15が放出する熱を回収して、床暖房
パネル等から放出させて、排熱の処理を行ったものであ
る。
【0038】また、図1の実施形態のように、温度セン
サ19,27、ペルチェ素子15、水位センサ26、給
水弁23a、排水弁32a、循環ポンプ31は、制御装
置で制御されている。制御装置は、図3に示した制御装
置と同様の回路ブロックで構成することができる。
サ19,27、ペルチェ素子15、水位センサ26、給
水弁23a、排水弁32a、循環ポンプ31は、制御装
置で制御されている。制御装置は、図3に示した制御装
置と同様の回路ブロックで構成することができる。
【0039】さらに、本発明の冷凍装置は、その一実施
形態として、冷凍室(冷凍庫)と冷凍室内の熱を吸収し
て放出するペルチェ素子とヒートパイプとから構成され
ている。ペルチェ素子の冷却面は、冷凍室の伝熱板、又
は伝熱板に設けた開口部に配置され、ペルチェ素子の放
熱面がヒートパイプの一端に接触又は接続され、このヒ
ートパイプの端末部に放熱フィンが設けられている。こ
の冷凍装置の放熱フィンを湯水加熱装置と組み合わせる
ことによって、冷凍室からの排熱を利用して加熱された
温水を作り出して、給湯装置や床暖房機器等に送り込む
ことにより、排熱を有効に利用することができる。な
お、この冷凍装置は、冷凍室と冷蔵室とを含むものであ
ってもよい。
形態として、冷凍室(冷凍庫)と冷凍室内の熱を吸収し
て放出するペルチェ素子とヒートパイプとから構成され
ている。ペルチェ素子の冷却面は、冷凍室の伝熱板、又
は伝熱板に設けた開口部に配置され、ペルチェ素子の放
熱面がヒートパイプの一端に接触又は接続され、このヒ
ートパイプの端末部に放熱フィンが設けられている。こ
の冷凍装置の放熱フィンを湯水加熱装置と組み合わせる
ことによって、冷凍室からの排熱を利用して加熱された
温水を作り出して、給湯装置や床暖房機器等に送り込む
ことにより、排熱を有効に利用することができる。な
お、この冷凍装置は、冷凍室と冷蔵室とを含むものであ
ってもよい。
【0040】本発明は、上記実施形態1〜3において、
ペルチェ素子として、一つの素子を用いたものでもよい
が、冷却板(吸熱板)と放熱板とで複数の素子を直列に
接続するように挟み込んだ形状のものがむしろ好ましい
実施形態である。また、ペルチェ素子は、図1,図4,
図5に示されているように、冷凍室の底部に配置する方
が好ましい形態である。また、冷凍室の底部に複数のヒ
ートパイプによる熱伝導手段を配置してもよい。
ペルチェ素子として、一つの素子を用いたものでもよい
が、冷却板(吸熱板)と放熱板とで複数の素子を直列に
接続するように挟み込んだ形状のものがむしろ好ましい
実施形態である。また、ペルチェ素子は、図1,図4,
図5に示されているように、冷凍室の底部に配置する方
が好ましい形態である。また、冷凍室の底部に複数のヒ
ートパイプによる熱伝導手段を配置してもよい。
【0041】また、ペルチェ素子と接触するヒートパイ
プの形状は、ペルチェ素子の放熱板に十分接触し得る広
い面積を有する形状として、ペルチェ素子の冷却面で吸
収された熱をヒートパイプに伝導させるようにするとよ
い。また、熱蓄積体は、球形のカプセルである必要はな
く、凹凸を有する形状のカプセルであってもよいことは
明らかである。
プの形状は、ペルチェ素子の放熱板に十分接触し得る広
い面積を有する形状として、ペルチェ素子の冷却面で吸
収された熱をヒートパイプに伝導させるようにするとよ
い。また、熱蓄積体は、球形のカプセルである必要はな
く、凹凸を有する形状のカプセルであってもよいことは
明らかである。
【0042】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、ペルチ
ェ素子を利用して、庫内を冷却する際に、ペルチェ素子
による放熱を庫外に伝導する熱伝導手段が冷凍装置に設
けられ、この熱伝導手段による伝導熱によって、給湯タ
ンク内の上水を加熱するようにしたものであり、排熱を
有効に利用することができる冷凍・湯水加熱装置であ
る。この冷凍・湯水加熱装置によれば、湯水の加熱のた
めに電子冷凍装置等の排熱を利用しているため、燃焼排
ガスが大気中に放出されることがなく、地球環境に悪影
響を与えるおそれが少ない利点がある。
ェ素子を利用して、庫内を冷却する際に、ペルチェ素子
による放熱を庫外に伝導する熱伝導手段が冷凍装置に設
けられ、この熱伝導手段による伝導熱によって、給湯タ
ンク内の上水を加熱するようにしたものであり、排熱を
有効に利用することができる冷凍・湯水加熱装置であ
る。この冷凍・湯水加熱装置によれば、湯水の加熱のた
めに電子冷凍装置等の排熱を利用しているため、燃焼排
ガスが大気中に放出されることがなく、地球環境に悪影
響を与えるおそれが少ない利点がある。
【0043】更にまた、請求項1の発明によれば、ペル
チェ素子による庫内の熱量を熱伝導手段で回収し、湯水
の加熱等に利用することができるので、ペルチェ素子に
よる排熱によって、室温の上昇がなく、大容量の冷凍装
置を提供することができる利点があり、冷却装置からの
排熱を無駄なく利用することができる利点がある。
チェ素子による庫内の熱量を熱伝導手段で回収し、湯水
の加熱等に利用することができるので、ペルチェ素子に
よる排熱によって、室温の上昇がなく、大容量の冷凍装
置を提供することができる利点があり、冷却装置からの
排熱を無駄なく利用することができる利点がある。
【0044】また、請求項2の発明によれば、制御装置
によって、冷却装置による庫内温度の制御と、湯水加熱
装置の給湯タンク内への給水による湯水の温度の調整と
が可能であり、給湯装置、温水暖房装置等の用途に利用
できる利点がある。
によって、冷却装置による庫内温度の制御と、湯水加熱
装置の給湯タンク内への給水による湯水の温度の調整と
が可能であり、給湯装置、温水暖房装置等の用途に利用
できる利点がある。
【0045】また、請求項3の発明によれば、前記熱伝
導手段がヒートパイプであるので、ペルチェ素子から吸
収された熱の回収と伝導効率が極めて良好である利点が
あり、かつ冷凍装置と湯水加熱装置とを容易に別体とし
た冷凍・湯水加熱装置を形成することが可能である利点
がある。
導手段がヒートパイプであるので、ペルチェ素子から吸
収された熱の回収と伝導効率が極めて良好である利点が
あり、かつ冷凍装置と湯水加熱装置とを容易に別体とし
た冷凍・湯水加熱装置を形成することが可能である利点
がある。
【0046】また、請求項4,5の発明によれば、冷凍
装置である電子冷凍装置等の排熱を給湯装置や温水暖房
用放熱器に放熱させて排熱を有効に処理することができ
る利点がある。
装置である電子冷凍装置等の排熱を給湯装置や温水暖房
用放熱器に放熱させて排熱を有効に処理することができ
る利点がある。
【0047】また、請求項6の発明によれば、冷凍・湯
水加熱装置において、冷凍部と湯水加熱部とが熱伝導手
段を介して接続される別体構造であるので、設置場所の
制約を受けることなく、冷凍装置である冷凍部と湯水加
熱装置である湯水加熱部とを異なった場所に設置するこ
とが可能であり、例えば湯水加熱部を給湯室や浴室など
に給湯することができる利点がある。
水加熱装置において、冷凍部と湯水加熱部とが熱伝導手
段を介して接続される別体構造であるので、設置場所の
制約を受けることなく、冷凍装置である冷凍部と湯水加
熱装置である湯水加熱部とを異なった場所に設置するこ
とが可能であり、例えば湯水加熱部を給湯室や浴室など
に給湯することができる利点がある。
【0048】また、請求項7の発明によれば、加熱され
た湯水に熱蓄積体が投入されているので、熱蓄積体によ
って、温水の温度が設定温度以上の場合は熱を吸収し、
設定温度以下の場合は、熱を放出して、湯水の温度を平
均化することができ、温水温度の急激な変動を解消する
ことができる利点があり、湯水を所望の温度に調整が可
能であり、湯水を給湯装置や温水暖房用放熱器等に利用
することができる利点がある。
た湯水に熱蓄積体が投入されているので、熱蓄積体によ
って、温水の温度が設定温度以上の場合は熱を吸収し、
設定温度以下の場合は、熱を放出して、湯水の温度を平
均化することができ、温水温度の急激な変動を解消する
ことができる利点があり、湯水を所望の温度に調整が可
能であり、湯水を給湯装置や温水暖房用放熱器等に利用
することができる利点がある。
【0049】また、請求項8の発明によれば、冷凍装置
の庫内の温度をペルチェ素子により冷却し、その吸収熱
を熱伝導手段で庫外に排出して、給湯タンクで放出する
ようにした湯水加熱装置を具備する冷凍装置であって、
排熱を有効に利用することができる利点があり、熱伝導
手段であるヒートパイプを庫外に突出させ、その端末部
に放熱フィンを設けた構造とすることで、種々の用途に
対応できる冷凍装置を提供することができる利点があ
る。
の庫内の温度をペルチェ素子により冷却し、その吸収熱
を熱伝導手段で庫外に排出して、給湯タンクで放出する
ようにした湯水加熱装置を具備する冷凍装置であって、
排熱を有効に利用することができる利点があり、熱伝導
手段であるヒートパイプを庫外に突出させ、その端末部
に放熱フィンを設けた構造とすることで、種々の用途に
対応できる冷凍装置を提供することができる利点があ
る。
【図1】本発明の冷凍・湯水加熱装置の一実施形態を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】図1の冷凍・湯水加熱装置の制御装置のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】図1の冷凍・湯水加熱装置の制御フローチャー
トを示す図である。
トを示す図である。
【図4】本発明の冷凍・湯水加熱装置の他の実施形態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図5】本発明の冷凍・湯水加熱装置の他の実施形態を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図6】従来の冷却装置の一例を示す断面図である。
7 制御装置 8 制御演算装置 10 冷凍・冷蔵庫 11 冷凍室 12 冷蔵室 13 伝熱板 14 外装体 15 ペルチェ素子 16 冷却面 17 放熱面 18 ヒートパイプ 19 温度センサ 20 温水加熱装置 21 放熱フィン 22 給湯タンク 23 給水管 23a 給水弁 24 排水管 24a 排水弁 25 給湯管 25a 給湯弁 26 水位センサ 27 温度センサ 28 温水取出し口 29 熱蓄積体 30 熱交換機 30a 熱交換室 30b 往き管 30c 戻り管 31 循環ポンプ 32 排水管 32a 排水弁 33 暖房戻り管 33a 手動開閉弁 34 床暖房パネル 34a 配管 35 暖房往き管 35a 手動開閉弁 D 表示装置 Sa 運転スイッチ Sb 給湯スイッチ Sc 冷凍温度設定スイッチ Sd 給湯温度設定スイッチ
Claims (8)
- 【請求項1】 ペルチェ素子による冷却面にて庫内を冷
却する冷却装置と、 前記ペルチェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝
導手段と、 前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内の上水
を加熱する湯水加熱装置と、 を備えたことを特徴とする冷凍・湯水加熱装置。 - 【請求項2】 ペルチェ素子による冷却面にて庫内を冷
却する冷却装置と、 前記ペルチェ素子による放熱を前記庫外に伝導させる熱
伝導手段と、 前記熱伝導手段からの伝導熱により給湯タンク内の上水
を加熱する湯水加熱装置と、 前記庫内の冷却温度を検出して冷凍設定温度に前記ペル
チェ素子を制御する第1制御手段と、 前記給湯タンク内の前記湯水温度を検出し、前記給湯タ
ンクへの給水によって前記湯水を加熱設定温度に制御す
る第2制御手段と、 を備えたことを特徴とする冷凍・湯水加熱装置。 - 【請求項3】 前記熱伝導手段がヒートパイプであるこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の冷凍・湯水加熱
装置。 - 【請求項4】 前記湯水加熱装置は、湯水を加熱して外
部に給湯する給湯装置であることを特徴とする請求項
1,2又は3に記載の冷凍・湯水加熱装置。 - 【請求項5】 前記温水加熱装置は、温水暖房用放熱器
に湯水を供給するための温水暖房熱源機であることを特
徴とする請求項1,2,3又は4に記載の冷凍・湯水加
熱装置。 - 【請求項6】 前記冷凍・湯水加熱装置において、冷凍
部と湯水加熱部とが前記熱伝導手段を介して接続される
別体構造であることを特徴とする請求項1〜5の何れか
に記載の冷凍・湯水加熱装置。 - 【請求項7】 前記タンク内に熱量を蓄積する熱蓄積体
を投入したことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記
載の冷凍・湯水加熱装置。 - 【請求項8】 ペルチェ素子による冷却面にて庫内を冷
却する冷却装置と、 前記ペルチェ素子による放熱を前記庫外に伝導する熱伝
導手段と、 前記熱伝導手段からの伝導熱を放散する熱交換器と、 前記熱交換器の放熱によって上水を温水とし、給湯する
ための給湯タンクと、 を備えたことを特徴とする冷凍装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30404799A JP2001124431A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30404799A JP2001124431A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001124431A true JP2001124431A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17928415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30404799A Withdrawn JP2001124431A (ja) | 1999-10-26 | 1999-10-26 | 冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001124431A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403155B1 (ko) * | 2001-05-25 | 2003-10-30 | 이재혁 | 히트파이프와 열전소자를 이용한 냉난방장치 |
KR100645118B1 (ko) * | 2005-03-29 | 2006-11-10 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 유아용 다기능 보관고 |
JP2017116192A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社ガスター | コージェネレーションシステム、制御装置、制御方法 |
CN109405343A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-01 | 宁波工程学院 | 一种冰箱及相变蓄能热水耦合系统 |
-
1999
- 1999-10-26 JP JP30404799A patent/JP2001124431A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100403155B1 (ko) * | 2001-05-25 | 2003-10-30 | 이재혁 | 히트파이프와 열전소자를 이용한 냉난방장치 |
KR100645118B1 (ko) * | 2005-03-29 | 2006-11-10 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 유아용 다기능 보관고 |
US7334414B2 (en) | 2005-03-29 | 2008-02-26 | Daewoo Electronics Corporation | Multi-functional child care storage |
JP2017116192A (ja) * | 2015-12-25 | 2017-06-29 | 株式会社ガスター | コージェネレーションシステム、制御装置、制御方法 |
CN109405343A (zh) * | 2018-10-19 | 2019-03-01 | 宁波工程学院 | 一种冰箱及相变蓄能热水耦合系统 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN104246378B (zh) | 具有过冷相变材料的空调系统 | |
US6532749B2 (en) | Stirling-based heating and cooling device | |
US4756164A (en) | Cold plate refrigeration method and apparatus | |
KR20030029882A (ko) | 히트 펌프 장치 | |
US4712387A (en) | Cold plate refrigeration method and apparatus | |
WO2020004219A1 (ja) | 機器温調装置 | |
US2700279A (en) | Refrigerating apparatus and water heater | |
JP3758334B2 (ja) | ヒートポンプ式ソーラ給湯システム | |
JP2001124431A (ja) | 冷凍・湯水加熱装置、及び冷凍装置 | |
JP3826998B2 (ja) | スターリング冷凍システム及びスターリング冷蔵庫 | |
JP2004020007A (ja) | 電子温調庫 | |
JP2005156105A (ja) | 冷蔵庫 | |
RU2511922C1 (ru) | Термоэлектрический блок охлаждения | |
WO2002020292A1 (en) | High-efficiency thermoelectric cooling and heating box for food and drink storage in a vehicle | |
JPH0821679A (ja) | 電子冷凍式飲料水冷却装置 | |
KR20140031585A (ko) | 하이브리드 냉장고 | |
KR100306513B1 (ko) | 열전소자의냉각효율을증진시키는냉각관과이냉각관을이용한냉방장치 | |
JP2020008271A (ja) | 機器温調装置 | |
JP4292757B2 (ja) | 蓄熱装置 | |
JPH10300306A (ja) | 熱電モジュール式電気冷蔵庫 | |
JP2011112270A (ja) | コンテナ用冷凍装置 | |
CN213248443U (zh) | 液体处理装置 | |
WO2007083441A1 (ja) | 冷却庫及びサーモサイフォン | |
JP2009186115A (ja) | 冷凍サイクル装置 | |
CN113490825B (zh) | 冰箱的控制方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070109 |