JP2001123955A - 圧縮機吐出弁構造 - Google Patents

圧縮機吐出弁構造

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JP2001123955A
JP2001123955A JP30238599A JP30238599A JP2001123955A JP 2001123955 A JP2001123955 A JP 2001123955A JP 30238599 A JP30238599 A JP 30238599A JP 30238599 A JP30238599 A JP 30238599A JP 2001123955 A JP2001123955 A JP 2001123955A
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valve
retainer
reed valve
reed
compressor
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JP30238599A
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Takeshi Kato
武 加藤
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機の隔壁に形成された弁穴を開閉するリ
ード弁と、同リード弁の開度を規制するリテーナとを有
する圧縮機吐出弁構造において、取り付けネジを用いず
にリード弁とリテーナとを隔壁に取り付け可能にした圧
縮機吐出弁構造を提供すること。 【解決手段】 圧縮機隔壁1には弁ホルダ6が一体に形
成されている。リード弁3のリード弁取り付け部7には
折り曲げ加工されるリテーナ固定部8と、弁ホルダ6に
嵌められたときには弁ホルダ6からの外れ止め用の取り
付け爪9を形成してある。以上のリード弁3とリテーナ
本体4をその取り付け側において重ね、リテーナ固定部
8をリテーナ本体4の固定溝10に折り曲げて結合さ
せ、弁ホルダ6に圧入して固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機隔壁に形成
された弁穴を開閉するリード弁と、同リード弁の開度を
規制するリテーナとを有する圧縮機吐出弁構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図3に従来の圧縮機吐出弁構造を示して
ある。圧縮機において隔壁31で仕切られた下方部36
には図示を省略した圧縮機構があり、冷媒ガスの圧力が
隔壁31の上方部37の圧力より高くなった時、リード
弁33が開き弁穴2を通って冷媒ガスは下方部36より
上方部37へ流れる。
【0003】リード弁33には重なるようにリテーナ3
4が設置されている。リテーナ34はリード弁33がガ
ス流で開き過ぎて変形や疲労破壊しないように開度規制
をおこなうものである。このリテーナ34とリード弁3
3は隔壁31に設けられたネジ穴に取り付けネジ35に
よって取り付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の圧縮機吐出弁構
造においては、前記したようにリード弁とリテーナが隔
壁に設けられたネジ穴に取り付けたネジによって取り付
けられるようにしてあるため、精度の良いネジ穴加工は
加工工数が掛かり、又、取り付けネジ35も必要であり
コスト高となっている。
【0005】本発明は、圧縮機隔壁に形成された弁穴を
開閉するリード弁と、同リード弁の開度を規制するリテ
ーナとを有する圧縮機吐出弁構造において、取り付けネ
ジを用いずにリード弁とリテーナとを隔壁に取り付けた
圧縮機吐出弁構造を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ため、本発明は、弁穴が形成された圧縮機の隔壁に弁ホ
ルダ部が形成され、リード弁とリテーナの各一方端をそ
のいずれか一方に前記弁ホルダ部からの外れ止め用の爪
を形成して重ね合わせ前記弁ホルダ部に圧入して固定し
た構成の圧縮機吐出弁構造を提供する。
【0007】本発明による圧縮機吐出弁構造において、
前記弁ホルダ部を前記隔壁に形成するには焼結、鋳物、
ダイカストのいずれかでホルダ部を一体加工したものと
することができる。或いは、前記隔壁に形成された穴に
よって前記弁ホルダ部を構成してもよい。
【0008】更に、本発明の圧縮機吐出弁構造において
は、前記リード弁の一端に前記リテーナを固定する固定
部と前記外れ止め用の爪とを形成した構造にして、リー
ド弁とリテーナをしっかりと結合するとともに、隔壁に
形成された弁ホルダ部に対し、抜け出さないように固定
させるのが好ましい。
【0009】また、本発明の圧縮機吐出弁構造において
は、リード弁とリテーナに前記外れ止め用の爪を弾性変
形可能に形成して、リード弁とリテーナが隔壁のホルダ
部に固定され易くするのが好ましい。
【0010】以上のように構成した本発明の圧縮機吐出
弁構造によれば、圧縮機隔壁に形成された弁穴を開閉す
るリード弁と、同リード弁の開度を規制するリテーナと
を有する圧縮機吐出弁構造において、そのリード弁とリ
テーナは圧縮機隔壁に設けられた弁ホルダ部に圧入して
固定するというワンタッチでの取り付けが可能となり、
取り付けネジの使用を省くことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による圧縮機吐出弁
構造を図示した実施の形態に基づいて具体的に説明す
る。
【0012】(第1実施形態)まず、図1に示した第1
実施形態による圧縮機吐出弁構造について説明する。図
1において、1は圧縮機の隔壁を示し、この隔壁1の下
方に圧縮機構があり、この隔壁1の上方部の圧力より下
方部の圧力が高くなったときに冷媒ガスが下方部から上
方部へ流れるように隔壁1に以下説明するように圧縮機
吐出弁構造が設けられる。
【0013】2は、隔壁1に設けられた弁穴で、3はそ
の弁穴2を開閉するリード弁、4はリテーナ本体であ
る。隔壁1には、焼結、鋳物、ダイカスト等による弁ホ
ルダ6が一体に加工形成されている。図1において、リ
ード弁3の右端側は、リード弁3の取り付け側で、その
取り付け側には、リード弁3を折り曲げ加工した取り付
け部7が形成されている。
【0014】取り付け部7には、前記した弁ホルダ6内
に収められたときに外れ止めの役目をする取り付け爪9
と、折り曲げられてリテーナを抱える形で保持するリテ
ーナ固定部8が加工されている。リテーナ本体4には取
り付け側に弁ホルダ6に収められたときにリード弁3の
折り曲げられたリテーナ固定部8が嵌り込んで固定され
る固定溝10がある。弁ホルダ6には、図に示されてい
るように内側に凹み部が形成されており、上方と弁穴2
の方向に開放された構造となっている。
【0015】リード弁3はリテーナ固定部8でリテーナ
4の固定溝10と固定された後、弁ホルダ6内の凹み部
に上方から圧入して取り付ける。リード弁3の取り付け
部7とリテーナ固定部8が弁ホルダ6に圧入されると
き、リード弁の取り付け部7に形成された取り付け爪9
は弾性変形し、後に弁ホルダ6の凹み部の内壁面と係合
して外れ止めとして作用する。
【0016】以上のとおり、この第1実施形態による圧
縮機吐出弁構造では、リード弁3の取り付け部7は、リ
テーナ4のリテーナ固定部8と重ねられて結合されたの
ち、弁ホルダ6内の凹み部に圧入によって固定される。
リード弁3の取り付け部7に形成された取り付け爪9は
圧入固定時に弾性変形し、後に外れ止めとしてはたらく
ので、従来のネジ止めに替わるワンタッチ取り付けが可
能となり加工工数の高いネジ加工費の削減とネジの廃止
ができる。
【0017】(第2実施形態)次に、図2に示した第2
実施形態による圧縮機吐出弁構造について説明する。図
2において、21は圧縮機隔壁で、この隔壁21には弁
穴2が設けられている。23はリード弁、24はリテー
ナである。隔壁21には弁穴2の他にリード弁23とリ
テーナ24を差し込む固定穴26が設けられている。
【0018】固定穴26は焼結、鋳物、ダイカスト等に
よりつくられる隔壁21に一体加工されている。リード
弁23の取り付け部27には弁に切れ目が入れて折り曲
げ加工した取り付け爪28が形成されている。また、リ
テーナ24の取り付け部には横に切れ目を入れて折り曲
げて形成したリテーナ固定爪29があり、これらの取り
付け爪28やリテーナ固定爪29は、隔壁の固定穴27
にリード弁23の取り付け部27とリテーナ24の取り
付け部が収められた時に外れ止めの役目をする。
【0019】以上説明した第2実施形態による圧縮機吐
出弁構造においては、リテーナ24とリード弁23は、
その取り付け部を固定穴26に圧入して固定する。リー
ド弁23に形成した取り付け爪28やリテーナ固定爪2
9は、固定穴26に圧入固定される時に弾性変形し、後
に外れ止めとしてはたらくので、従来のネジ止めに替わ
るワンタッチ取り付けが可能となり加工工数の高いネジ
加工費の削減ができるとともに取り付けネジを廃止でき
る。
【0020】以上、本発明を図示した実施形態に基づい
て具体的に説明したが、本発明がこれらの実施形態に限
定されず特許請求の範囲に示す本発明の範囲内で、その
具体的構造、構成に種々の変更を加えてよいことはいう
までもない。
【0021】例えば、前記第1実施形態では、弁ホルダ
6の内部の凹み部が上方に開放されていてリード弁3の
取り付け部7とリテーナ本体4の取り付け側をその凹み
部に上方から嵌め込むように構成しているが、この嵌め
込みを弁穴2に面して設けられた開口を通して差し込ん
で固定するようにしてもよい。そのときリード弁取り付
け部7に形成する取り付け爪9の構造は、その取り付け
に適合するように形成する。
【0022】また、前記した第2実施形態による圧縮機
吐出弁構造におけるリード弁23とリテーナ本体24の
間には、お互いを固定するものが何も設けられていない
が、第1実施形態におけるリテーナ固定部8及びリテー
ナ本体4の固定溝10と同様の固定手段を設けてその結
合を更にしっかり行わせるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、圧縮機
の隔壁に形成された弁穴を開閉するリード弁と、同リー
ド弁の開度を規制するリテーナとを有する圧縮機吐出弁
構造において、前記隔壁に弁ホルダ部が形成され、リー
ド弁とリテーナの各一方端をそのいずれか一方に前記弁
ホルダ部からの外れ止め用の爪を形成して重ね合わせ前
記弁ホルダ部に圧入して固定した圧縮機吐出弁構造を提
供する。
【0024】以上のように構成した本発明の圧縮機吐出
弁構造によれば、そのリード弁とリテーナは圧縮機隔壁
に設けられた弁ホルダ部に圧入して固定するというワン
タッチでの取り付けが可能となり、取り付けネジの使用
を省くことができる。
【0025】更に、本発明の圧縮機吐出弁構造におい
て、前記リード弁の一端に前記リテーナを固定する固定
部と前記外れ止め用の爪とを形成した構造にしたもので
は、リード弁とリテーナをしっかりと結合するととも
に、隔壁に形成された弁ホルダ部に対し、抜け出さない
ように固定させることができる。
【0026】また、本発明の圧縮機吐出弁構造におい
て、リード弁とリテーナに前記外れ止め用の爪を弾性変
形可能に形成したものは、リード弁とリテーナが隔壁の
ホルダ部に固定され易いものとなっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による圧縮機吐出弁構造
を示す図面で、弁ホルダ、リード弁、及びリテーナ本体
を分解状態で示してある。
【図2】本発明の第2実施形態による圧縮機吐出弁構造
を示す図面で、(a)は組立て後の縦断面図、(b)は
固定穴、リード弁及びリテーナ本体を分解状態で示して
ある。
【図3】従来の圧縮機吐出弁構造の縦断面図。
【符号の説明】
1 圧縮機隔壁 2 弁穴 3 リード弁 4 リテーナ本体 6 弁ホルダ 7 リード弁取り付け部 8 リテーナ固定部 9 取り付け爪 10 固定溝 21 圧縮機隔壁 23 リード弁 24 リテーナ本体 26 固定穴 27 リード弁取り付け部 28 取り付け爪 29 リテーナ固定爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機の隔壁に形成された弁穴を開閉す
    るリード弁と、同リード弁の開度を規制するリテーナと
    を有する圧縮機吐出弁構造において、前記隔壁には弁ホ
    ルダ部が形成され、前記リード弁とリテーナの各一方端
    をそのいずれか一方に前記弁ホルダ部からの外れ止め用
    の爪を形成して重ね合わせ前記ホルダ部に圧入して固定
    したことを特徴とする圧縮機吐出弁構造。
  2. 【請求項2】 前記弁ホルダ部が前記隔壁に焼結、鋳
    物、ダイカストのいずれかで一体加工されていることを
    特徴とする請求項1に記載の圧縮機吐出弁構造。
  3. 【請求項3】 前記弁ホルダ部が前記隔壁に形成された
    穴であることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機吐出
    弁構造。
  4. 【請求項4】 前記リード弁の一端に前記リテーナを固
    定する固定部と前記外れ止め用の爪とを形成したことを
    特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の圧縮
    機吐出弁構造。
  5. 【請求項5】 前記リード弁とリテーナに前記外れ止め
    用の爪を弾性変形可能に形成したことを特徴とする請求
    項1から3のいずれか1つに記載の圧縮機吐出弁構造。
JP30238599A 1999-10-25 1999-10-25 圧縮機吐出弁構造 Withdrawn JP2001123955A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030040892A (ko) * 2001-11-16 2003-05-23 주식회사 엘지이아이 밀폐형 회전식 압축기용 토출밸브 조립체의 체결구조
US6880577B2 (en) * 2002-05-10 2005-04-19 Steven M. Tassinari Reed valve assembly
CN110985349A (zh) * 2019-12-25 2020-04-10 广州万宝集团压缩机有限公司 一种气阀组件及应用该气阀组件的压缩机

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