JP2001121686A - インクジェット記録方法及び装置 - Google Patents
インクジェット記録方法及び装置Info
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Abstract
法において、主走査方向のキャリジ速度を高速に保持し
つつ、画像の濃度低下と画像の劣化のない中間階調画像
の2値化処理技術を提供する。 【解決手段】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、予め記録ヘッドの走査方向におけ
る各インクの最大連続画素数を最大連続ドットオン数記
憶部4にて設定し、イエロー、マジェンタ、シアン、ブ
ラックなどの各インクの連続するインクドット数をカウ
ントしながら、予め設定された最大連続ドットオン数を
超過しないように、注目する画素に対し誤差拡散法にて
2値化処理を行う。
Description
録方法及び装置に関し、特に中間階調画像の2値化処理
技術に関する。
及に伴い、デジタル画像をインクジェット方式の記録ヘ
ッドを用いて、紙に記録することが普及している。ま
た、記録する媒体は、紙以外に布帛などにも応用され、
染色技術分野において、工業生産されている。染色分野
におけるインクジェット記録による繊維製品として、衣
料においては、スポーツウエア、水着、Tシャツ、婦人
服などがあり、産業資材においては、カーシート資材、
インテリア資材などがある他、タペストリー、広告用垂
幕など広範囲に製品化されている。しかしながら、これ
らの繊維製品は1ロット当たりの加工量が50m以上で
あるため、紙など最大で数メートル程度のものに比べ
て、準備工数を含めた全体の所要時間に占める印写時間
の割合がおよそ80%以上と圧倒的に大きく、印写を高
速化させて全体の所要時間を短くすることが求められて
いる。そこで、上記のごとき繊維製品に、高速に、デジ
タル画像を記録することが可能なインクジェット記録方
法が要求されている。
化する方法として、例えば、記録ヘッドのノズル数を
増やして、一度に広面積を印字する方法がある。また、
記録ヘッドが搭載されているキャリッジの速度を高速
化させて、主走査方向を高速化することにより、印字速
度を高速化する方法がある。
保持しながら、インク吐出を安定させる方法として、
印字データの間引き処理がある(特開平10−2456
7号公報、特開平11−188898号公報)。この方
法は、印字データをある一定の周期に間引く、通常ドラ
フト印字モードと呼ばれる印字方法である。印字データ
を交互(市松模様)に間引き、記録周期を短縮させて、
主走査方向のキャリッジ速度の高速化、または、副走査
方向の記録媒体シフト量の増加を達成させる印字方法で
ある。その他、予めインクドットのオフとなる画素位
置を設定して誤差拡散を行い、間引き処理を行う方法も
ある(特開平10−191083号公報)。
の方法は記録ヘッドの改良が必要であり、コストの問題
が生じる。また、前記の方法は、記録周期が短縮化さ
れるため、インクドットの吐出が不安定となり、記録物
にスジなどが生じやすく、品質劣化の原因となる。これ
らの原因は、ヘッド構造によるインク供給不足等がある
と言われているが、原因は不明である。さらに、前記
の印字データの間引き処理を行う方法は、濃度の低下と
画像の劣化の原因となり、記録物の品質を著しく損なう
場合がある。また、印字データの間引きによる濃度不足
を補うため、インクドットの吐出量を増加させて濃度を
保持する場合においても、ドットサイズの拡大化による
画像劣化の問題は、解決されない。前記の方法は、画
素位置を固定することになり、画像の劣化問題は、解決
できない。
ンクジェット記録方法において、主走査方向のキャリジ
速度を高速に保持しつつ、画像の濃度低下と画像の劣化
のない中間階調画像の2値化処理技術を提供することに
ある。
ット記録方法は、対象媒体の搬送方向に対し直交する方
向に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェ
ット記録方法において、予め前記記録ヘッドの走査方向
における各インクの最大連続画素数を設定する工程と、
各インクの前記最大連続画素数を超過しないように、連
続するインクドット数を規制する工程と、を含むことを
特徴とするものである。
像の2値化処理において、インクと記録ヘッドの組み合
わせの特性により、キャリッジの高速駆動を前提に、予
め記録ヘッドのノズルから吐出するインクドットの主走
査方向における最大連続インクドット数(最大連続画素
数)の設定を行う。次に、イエロー、マジェンタ、シア
ン、ブラックなどの各インクの連続するインクドット数
をカウントしながら、各インクの連続するインクドット
数がそれぞれのインクについて予め設定された最大連続
インクドット数を超過しないように2値化処理を行う。
これにより、各ノズルから吐出される連続インクドット
数の規制がなされ、キャリッジの高速駆動が可能とな
り、高速印字が実現可能となる。
は、対象媒体の搬送方向に対し直交する方向に記録ヘッ
ドを走査させて画像を記録するインクジェット記録方法
において、予め前記走査方向における各インクの最大連
続画素数を設定する工程と、各インクの前記最大連続画
素数を超過しないように他の近似色のインクにて画素を
代替する補足工程と、を含むことを特徴とする。
クノズルの吐出不良を発生させるおそれがあるので、他
の近似色のインクにて画素を代替する。これによって、
各インクノズルの吐出不良を未然に防ぐことができると
同時に、遜色のない画質の画像を高速で記録することが
可能となる。
は、対象媒体の搬送方向に対し直交する方向に記録ヘッ
ドを走査させて画像を記録するインクジェット記録方法
において、予め前記記録ヘッドの走査方向における各イ
ンクの最大連続画素数を設定する工程と、各インクの連
続するドット数をカウントする工程と、前記カウントし
た累積ドット数を前記最大連続画素数と比較する工程
と、前記累積ドット数が前記最大連続画素数以上の場合
は当該インクを使用禁止とし、前記累積ドット数が前記
最大連続画素数未満の場合は当該インクを使用可能とす
る工程と、使用可能なインク及び使用禁止のインクに基
づいて、前記最大連続画素数を超過しないように誤差拡
散法にて中間階調画像を2値化する工程と、からなるこ
とを特徴とする。
色の組み合わせからなるカラーデータを準備しておくこ
とで、選択的に近似色のインク(使用インク)を選ぶこ
とができ、選択されたカラーデータに対し誤差拡散法に
より中間階調画像を2値化処理を行うことにより、連続
する色のインクドット数が確実に前記最大連続画素数を
超過しなくなる。
は、対象媒体の搬送方向に対し直交する方向に記録ヘッ
ドを走査させて画像を記録するインクジェット記録方法
において、予め前記記録ヘッドの走査方向における各イ
ンクの最大連続画素数を設定する工程と、誤差拡散法ま
たはディザ法にて中間階調画像を2値化する工程と、前
記2値化されたデータに対して、連続するドット数をカ
ウントする工程と、前記最大連続画素数を超過しないよ
うに画素を間引く工程と、間引かれた画素位置に対し
て、間引かれた画素と同系色の他のインクにて画素を代
替する補足工程と、からなることを特徴とする。
超過しないように画素を間引くことによる画質の低下
を、間引かれた画素と同系色の他のインクにて画素を代
替することで補うため、画像の劣化は生じない。
以上の各発明のいずれかにおける工程を実行する手段を
備えたものである。
に基づき説明する。本発明の一例として、誤差拡散法を
用い最大連続画素数を超過しないように連続インクドッ
ト数を規制しながら記録する例を挙げる。
像データを誤差拡散法による2値化処理を実行するイン
クジェット記録装置の一例を示すブロック図である。こ
のインクジェット記録装置は、基本的にコンピュータか
らなり、中央処理演算装置からなるCPU1が含まれ、
CPU1と、ROMからなるプログラム記憶部2、RA
Mからなるカラーデータ記憶部3、RAMからなる最大
連続ドットオン数記憶部4、RAMからなるインク別累
積ドット数記憶部5、RAMからなる使用禁止インク記
憶部6、RAMからなる誤差分配量記憶部7、RAMか
らなる入力画像データ記憶部8、RAMからなる出力画
像データ記憶部9、およびRAMなどのメインメモリ1
0とは、バス11にて接続されている。CPU1は、R
OMからなるプログラム記憶部2の命令シーケンスを実
行可能とする。さらに、バス11には、外部記憶装置1
2、キーボード13、マウス14、モニタ15、プリン
タ16、ネットワーク17の各インターフェースが接続
されている。
D−ROMなどからなる外部記憶装置12には、ウイン
ドウ型オペレーティングシステム(基本OS)や中間階
調画像データを生成する描画アプリケーションなどのプ
ログラム群が記憶されている。また、生成後の中間階調
画像データなども記憶されており、RAMからなる入力
画像データ記憶部8にロードされる。
構成については図示を省略するが、各インクノズルを備
えた記録ヘッドが、対象媒体(ここでは布帛)の搬送方
向(副走査方向)に対し直交する方向(主走査方向)に
走査して、対象媒体に目的とする画像を記録するように
なっている。
ついての一例を、図2のフローをもとに説明する。
ドットオン数を設定する(ステップS21)。ここで、
最大連続ドットオン数とは、記録ヘッドの主走査方向に
おいて、各インクノズルから連続(隣接)して吐出され
る最大ドットオン数である。図3に、インクドットのラ
スターデータのモデルを示す。オンを○、オフを×とす
れば、最大連続ドットオン数は、○が5個連続する(下
線部)ところで、5となる。最大連続ドットオン数は、
図1のRAMからなる最大連続ドットオン数記憶部4に
記憶される。最大連続ドットオン数が大きいと画像の欠
点(スジ、ムラ)が発生しやすくなる。また、最大連続
ドットオン数が小さいと品質(濃度、鮮明度)が低下す
る。
クの物性のほか、インク吐出周波数、ヘッドのキャリッ
ジ速度より設定される。よって、インク毎に選定される
ことが望ましい。本実施例では、説明を簡単にするた
め、最大連続ドットオン数は、各インクについて全て同
一の4とする。この時、各インク別ラスターデータは、
○(インクドットオン)が主走査方向に5個以上連続し
ないことになる。
タから注目する必要な画素を読み込み、図1のRAMか
らなる入力画像データ記憶部8に画素値を記憶する(ス
テップS22)。中間階調画像データである入力画像デ
ータは、RGB、YMCKなどで表され、最大1670
万色の表現が可能である画像データである。ファイル形
式として、BMP、TIFFなどがある。
差分配量との和を求める(ステップS23)。すなわ
ち、図1において、入力画像データ記憶部8に記憶され
ている画素値に、誤差分配量記憶部7に記憶されている
誤差分配量を足して、この入力画像データ記憶部8に再
度記憶する。
記憶されているインク別累積ドット数を読み込む(ステ
ップS24)。インク別累積ドット数とは、各インク毎
に当該インクを連続して吐出したときの各インク毎にカ
ウントされる累積ドット数である。
4に記憶されている最大連続ドットオン数とインク別累
積ドット数記憶部5に記憶されているインク別累積ドッ
ト数を比較する(ステップS25)。インク別累積ドッ
ト数が最大連続ドットオン数以上であれば、当該インク
が使用禁止状態となり(ステップS26)、図1の使用
禁止インク記憶部6にその使用禁止インクを記憶する。
逆にインク別累積ドット数が最大連続ドットオン数未満
であれば、当該インクが使用可能状態となり(ステップ
S27)、使用禁止インク記憶部6に当該インクの使用
禁止を解除して使用インクとして記憶する。
づき、中間階調画像データについてオン、オフの2値化
処理をする。本発明の処理の一例として、下記のような
カラーデータをあらかじめ作成した際の処理の例を挙げ
る。
説明する。まず、インクジェットプリンターは、7ヘッ
ド搭載のものを使用し、これにより、7種類のインク
が、使用可能となる。インクの色相は、Y(イエロ
ー)、M(マジェンタ)、C(シアン)、K(ブラッ
ク)の4種類とし、Y、M、Cの3原色に濃淡2水準の
濃度を準備する。インクの種類は、Y1(イエロー淡
色)、Y2(イエロー濃色)、C1(シアン淡色)、C
2(シアン濃色)、M1(マジェンタ淡色)、M2(マ
ジェンタ濃色)、K1(ブラック濃色)をそろえる。
類、前処理加工方法などに依存して一定でない。布帛に
対して、インク受容量を超過するインク量を与えた時、
布帛上にブリードと呼ばれる滲みや縞が生じて画質の劣
化の原因となる。また、布帛のインク受容量に対して不
足するインク量を与えた時、スジなどが生じて、画質の
劣化の原因となる。したがって、布帛のインク受容量に
応じた最適なインク量のレンジを設け、インク量の規制
が必要となる。インク量を規制するため、注目する画素
にインクドットを何ドットから何ドットまで重ねられる
かというインクドットの最小値と最大値を設ける。これ
をインクドット次数のレンジと呼ぶ。本実施例では、イ
ンクドット次数のレンジを1〜2と設定する。
を1次色、2種類のインクから形成される色を2次色と
呼ぶ。インクドット次数が高ければ、布帛に与えるイン
ク量は、多くなる。本実施例ではインクドット次数のレ
ンジが1〜2であるので、7種類のインクからなる1次
色ならびに2次色の組み合わせを布帛にプリントする。
プリント後の工程として、プリントした布帛に対して、
発色、洗浄、乾燥、仕上げ等の後処理がなされる。布帛
にプリントされた各組み合わせの色を測色機にて測色を
行う。測色値は、XYZ、Lab、RGBなどの表色系
の色彩値で表されて、各組み合わせ色毎に全色をデータ
化してカラーデータが作成される。カラーデータでは、
2値化データ(いわゆる処方データ)と色彩値とが関係
付けられて提供される。これより、標準カラーデータが
作成される。この標準カラーデータは布帛やインクの種
類毎に作成する。
ータのNoをD00とする。通常の誤差拡散法であれ
ば、標準カラーデータのみで2値化処理が可能である。
しかし、本発明では、各インクノズルから吐出される連
続するインクドット数を規制するため、さらにカラーデ
ータの再編処理を行う。カラーデータ再編処理の目的
は、連続する色を使用せずこれに類似した別の色(近似
色)を次のドットに持ってくるために必要なインクの組
み合わせをカラーデータとして準備することにある。
との関係を示す図である。図4内の○印は、そのインク
が選択されていることを示す。この実施例では、2次色
までしか考えていないため、外す色(使用しない色)は
最大2色である。標準カラーデータであるD00は、ポ
ットNo1〜7までのインクであるY1〜K1まで全部
○印となっている。これは、7種類のインクの組み合わ
せから作成された1次色及び2次色のカラーデータであ
ることを意味する。次にD10は、Y1が空白となって
いる。これは、Y1を除く他の6種類のインクの組み合
わせから作成されたカラーデータである。D12は、Y
1、Y2が空白であるため、残りの5種類のインクの組
み合わせから作成されたカラーデータである。このよう
に使用するインク毎にカラーデータを作成していくこと
が、カラーデータの再編処理である。このようにして、
布帛やインクの種類毎にカラーデータが作成される。作
成された全てのカラーデータは図1のカラーデータ記憶
部3に記憶される。
使用禁止インクに基づき、データを選択する(ステップ
S28)。例えば、図4において、連続するインクがY
1とC1の2次色であるならば、カラーデータNoD1
3が選択される。これにより、Y1とC1以外のインク
がラスターデータから必然的に出力されることになり、
最大連続ドットオン数を超過しなくなる。
入力画像データ記憶部8に記憶された画素値に最も近似
した(色差の小さい)計算値を求める(ステップS2
9)。誤差拡散法により、注目する画素の画素値と上記
計算値の差分は、誤差量となる。
される(ステップS30)。周辺画素への誤差分配手段
として、図5に示されるフィルター係数を使用する。画
素信号g(x、y)で表され、x、yは、画素位置であ
り、x=y=0の時を注目画素とした時の誤差分配率で
ある。
差分配量は、図1のRAMからなる誤差分配量記憶部7
に記憶される。さらに、求められた計算値に対応するオ
ン、オフの2値化データを求め、ラスターデータとし
て、図1の出力画像データ記憶部9に記憶する(ステッ
プS31)。
して、オフの場合、0に初期化して、インク別累積ドッ
ト数をカウントする(ステップS32)。インク別累積
ドット数は、図1のインク別累積ドット数記憶部5に記
憶される。その後、ステップS33において、未計算画
素があれば、図2のようにへループして、繰り返し処
理を行い、全ての画素を計算すれば、処理は終了する。
の他の例を示すフローチャートである。図6のフローに
おいて、ステップS41からS44までの処理は、図2
のステップS21からS24までの処理と同じである。
そしてここでは、インク別ドット数を読み込んだら(ス
テップS44)、図1のカラーデータ記憶部3に記憶さ
れている標準カラーデータNo.D00(図4参照)の
中から、入力画像データ記憶部8に記憶された画素値に
最も近似した(色差の小さい)計算値を求める(ステッ
プS45)。そして、インク別ドット数をカウントして
(ステップS46)、そのインク別ドット数を前記最大
連続ドットオン数記憶部4に記憶されている最大連続ド
ットオン数と比較する(ステップS47)。
ドットオン数以上であれば、超過するドットを間引き
(ステップS48)、図1の使用禁止インク記憶部6に
対応する間引きインク記憶部(図示せず)にその間引き
インクを記憶する。インクドットを間引いたままでは画
質の低下をきたすため、代替色として同系色のインクで
補足処理をする(ステップS49)。この処理は、ステ
ップS45で求めたカラーデータの近似値のインクで補
足処理を行う。さらに、この同系色のインクを吐出した
ときのインク別ドット数をカウントする(ステップS5
0)。また、ステップS47において、インク別累積ド
ット数が最大連続ドットオン数未満であれば、当該イン
クは使用可能状態であり、そのまま使用を続けることに
なる。
用インクおよび間引きされたインクドットに代わる同系
色のインクに基づき、中間階調画像データについてオ
ン、オフの2値化処理を行い、誤差拡散法により、注目
する画素の周辺に誤差量を分配し(ステップS51)、
さらにこの計算値に基づいて、各画素位置に対応するオ
ン、オフの2値化データを求め、ラスターデータとして
出力する(ステップS52)。そして、未計算画素がな
くなるまでへループしてステップS42以降の処理を
繰り返し、未計算画素がなくなったら処理を終了する。
のさらに他の例を示すフローチャートである。前述した
各例は誤差拡散法による中間階調画像データの2値化処
理に関するものであるが、図7の例はディザ法による中
間階調画像データの2値化処理を示すものである。ディ
ザ法は、誤差拡散法と異なり、誤差量の分配を必要とし
ない。したがって、図6のステップS43、S51に相
当する処理がないほかは、全て図6と同じ工程を経て処
理される。
処理において、連続するインクドットのオン数を制限す
る方法について説明したが、オン数とオフ数の両方を制
限するようにしてもよい。
続インクドット数の設定をし、誤差拡散法またはディザ
法による2値化処理を行い、各ノズルから吐出される連
続するインクドット数を規制することにより、キャリジ
速度を高速に保持しつつ、画像の濃度低下と画像の劣化
を招かないインクジェット記録が可能となる。
示すブロック図である。
すフローチャートである。
の説明図である。
す図である。
図である。
を示すフローチャートである。
フローを示すフローチャートである。
Claims (6)
- 【請求項1】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、 予め前記記録ヘッドの走査方向における各インクの最大
連続画素数を設定する工程と、 各インクの前記最大連続画素数を超過しないように、連
続するインクドット数を規制する工程と、を含むことを
特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項2】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、 予め前記走査方向における各インクの最大連続画素数を
設定する工程と、 各インクの前記最大連続画素数を超過しないように他の
近似色のインクにて画素を代替する補足工程と、を含む
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項3】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、 予め前記記録ヘッドの走査方向における各インクの最大
連続画素数を設定する工程と、 各インクの連続するドット数をカウントする工程と、 前記カウントした累積ドット数を前記最大連続画素数と
比較する工程と、 前記累積ドット数が前記最大連続画素数以上の場合は当
該インクを使用禁止とし、前記累積ドット数が前記最大
連続画素数未満の場合は当該インクを使用可能とする工
程と、 使用可能なインク及び使用禁止のインクに基づいて、前
記最大連続画素数を超過しないように誤差拡散法にて中
間階調画像を2値化する工程と、からなることを特徴と
するインクジェット記録方法。 - 【請求項4】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、 予め前記記録ヘッドの走査方向における各インクの最大
連続画素数を設定する工程と、 誤差拡散法にて中間階調画像を2値化する工程と、 前記2値化されたデータに対して、連続するドット数を
カウントする工程と、前記最大連続画素数を超過しない
ように画素を間引く工程と、 間引かれた画素位置に対して、間引かれた画素と同系色
の他のインクにて画素を代替する補足工程と、からなる
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項5】 対象媒体の搬送方向に対し直交する方向
に記録ヘッドを走査させて画像を記録するインクジェッ
ト記録方法において、 予め前記記録ヘッドの走査方向における各インクの最大
連続画素数を設定する工程と、 ディザ法にて中間階調画像を2値化する工程と、 前記2値化されたデータに対して、連続するドット数を
カウントする工程と、 前記最大連続画素数を超過しないように画素を間引く工
程と、 間引かれた画素位置に対して、間引かれた画素と同系色
の他のインクにて画素を代替する補足工程と、からなる
ことを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の工程を
実行する手段を備えたことを特徴とするインクジェット
記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30944699A JP2001121686A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | インクジェット記録方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30944699A JP2001121686A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | インクジェット記録方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001121686A true JP2001121686A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=17993109
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30944699A Pending JP2001121686A (ja) | 1999-10-29 | 1999-10-29 | インクジェット記録方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001121686A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020100068A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、ハーフトーン処理方法、およびハーフトーン処理プログラム |
-
1999
- 1999-10-29 JP JP30944699A patent/JP2001121686A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020100068A (ja) * | 2018-12-21 | 2020-07-02 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、ハーフトーン処理方法、およびハーフトーン処理プログラム |
JP7271939B2 (ja) | 2018-12-21 | 2023-05-12 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置、ハーフトーン処理方法、およびハーフトーン処理プログラム |
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