JP2001121535A - 液入り未開封ボトルのリサイクル処理方法とその方法を実施するためのリサイクル処理装置 - Google Patents

液入り未開封ボトルのリサイクル処理方法とその方法を実施するためのリサイクル処理装置

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JP2001121535A
JP2001121535A JP30301499A JP30301499A JP2001121535A JP 2001121535 A JP2001121535 A JP 2001121535A JP 30301499 A JP30301499 A JP 30301499A JP 30301499 A JP30301499 A JP 30301499A JP 2001121535 A JP2001121535 A JP 2001121535A
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Eiichi Furusawa
栄一 古澤
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Kyoei Sangyo KK
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充填液の抜取り作業をせずに、リサイクル工
場内でその液抜きからぺレット化までを一貫しできる未
開封ボトルの処理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 処理方法は、液入りボトル容器を切断し
て小片化すると同時に流出させた充填液を回収する容器
切断液抜き処理工程、小片洗浄工程、小片分別回収工
程、溶融ペレット化工程の順に連続処理できるようにす
る。その装置は、液入りボトル容器を投入するホッパー
6の底部6aに駆動機付きカッター7を備え、そのカッ
ター7の下方に液片分離スクリーンコンベア8を設けた
容器切断液抜き処理装置1を設け、分離された充填液は
スクリーン8aを通過させて液回収タンク10内に回収
し、切断された小片は、前記液片分離スクリーンコンベ
ア8から、小片洗浄装置2、小片分別装置3、小片回収
装置4、ペレット化装置5を順に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液体が充填されて
いる樹脂製容器から充填液を全量回収するとともに容器
の樹脂原料をペレット化するためのリサイクル処理方法
と、その処理方法を実施するためのリサイクル処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ペットボトルなどの樹脂製容器の
廃棄物処理装置では、液体が充填されている場合には、
あらかじめ別場所などで手作業で容器内の液を完全に抜
いた後に、工場内の処理装置に投入してペレット化する
処理が行われている。例えば、特開平4−229210
号公報にあるように、処理工場でボトル容器を熱湯に入
れ、風力選別及び飛散選別し、超音波で洗浄し、それを
脱水、乾燥した後、溶融してペレット化する装置が処理
工程の順に示されている。
【0003】また、特開平10−249857号公報に
は、ボトル容器をペレット化して最終的にそのペレット
を容器に収納するまで処理工程が記載され、その過程に
おいて、口部やラベルは、押圧変形による分離装置、風
力選別、ふるい選別で分別し、容器本体部分はチップ状
に破砕して、洗浄、乾燥して、さらにチップを比重選
別、マグネット選別で鉄などの異材質の選別を行うこと
が記載されている。また、特開平5−329396号公
報には、ボトル容器を回転カッターで小片に切断すると
ともに洗浄し遠心脱水する装置が開示されている。
【0004】以上例示したように、これまでの処理装置
は、容器内に液体が充填されている場合にはいずれもが
予めその液を完全に抜いてから工場内の処理装置に投入
するものであり、事前のペットボトルからの液抜き処理
は、いまだに手作業に頼っているのが実情である。この
ため、液体が充填されたペットボトルを大量に持ち込ま
れた場合には、人数の限られている工場作業員の手作業
処理では、短時間で処理しようとしても容易にはできな
かった。
【0005】また、抜かれた液体は、そのまま放流する
と水質汚染の原因となるので河川などに放流することは
禁止されていて、本来回収後、全てを焼却処理するよう
にしているが、手作業による液抜きはリサイクル処理装
置を備えた会社とは別の小規模の会社で処理されている
のが実態で、その回収液の最終焼却処理に至るまでの管
理に完璧を期すことが困難であった。
【0006】さらに、ペットボトル入り飲料のメーカー
においては、製品検査において不適格となった場合には
多量に不良品が発生することがある。また出荷後に異物
混入などが発見されると、市場から数万本単位で極めて
大量に未開封状態で回収されることがある。
【0007】このような未開封ボトルは、製品として出
回ることのないように厳重に管理されているが、その管
理費を押さえ、また、横流しされる危険を避けるために
も、原品を回収後できるだけ短時間で処理しきることが
必要とされている。しかし、液抜き処理を手作業で行っ
ている状況では、数万本単位の未開封のボトルを効率よ
く短時間で処理する方法がなく、小規模工場ではその発
生量によっては数ヶ月もかかって液抜き処理をしなけれ
ばならないのが実情であり、これまでは大量短時間処理
を実現することが大変困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
鑑みてなされたもので、未開封ボトルの充填液を抜き取
る手作業処理を行なわずに、リサイクル工場において、
その充填液の全量回収と、容器のぺレット化までを一貫
して効率良くリサイクル処理することができる方法及び
その方法を実施するためのリサイクル処理装置を提供す
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、樹脂製ボトル容器の樹脂分を再利用する
ためのリサイクル処理工場内において、液入り未開封ボ
トル容器を切断して小片化するとと同時に流出させた充
填液を回収する容器切断液抜き処理工程A、切断された
小片を洗浄する小片洗浄工程B、洗浄された小片を同質
材ごとに分別して回収する小片分別回収工程C、分別回
収された同質小片を溶融してペレット化する溶融ペレッ
ト化工程Dの順に連続して処理することを特徴とする液
入り未開封ボトルのリサイクル処理方法である。
【0010】また、樹脂製ボトル容器の樹脂分を再利用
するためのリサイクル処理工場内において、液入り未開
封ボトル容器を投入するホッパー6の底部6aにそのボ
トル容器を小片に切断する駆動機付きカッター7を備
え、そのカッター7の下方に充填液と切断小片とを分離
する液片分離スクリーンコンベア8を設けた容器切断液
抜き処理装置1を設け、分離された前記充填液はスクリ
ーン8aを通過して流下させてその下流に配設した液回
収タンク10内に全量回収する。
【0011】そして、切断された小片は前記液片分離ス
クリーンコンベア8から、その後に続く、小片を洗浄す
る小片洗浄装置2、小片を同質材ごとに分別する小片分
別装置3、分別された同質小片を回収する小片回収装置
4、回収された同質小片を溶融してペレット化するペレ
ット化装置5を順に設けて、それら各装置間には搬送手
段9を設けて、小片を搬送しつつ各装置により順に処理
できるようにしたことを特徴とする上記液入り未開封ボ
トルのリサイクル処理方法を実施するためのリサイクル
処理装置である。
【0012】また、上記構成において、前記小片分別装
置3が、分別水槽11内に設けた横向き攪拌・推進スク
リュウ12により一方から他方に送り出す途中の回転攪
拌で水中にてボトル容器本体由来の小片と蓋由来の小片
とを比重差により浮沈分離させる装置であり、前記スク
リュウ12の回転を定時間間隔に正逆回転による進退交
番させて攪拌しつつ正回転により水面に設けた水面排出
口13と槽底に設けた槽底排出口14とにそれぞれ比重
分離して送り出すことを特徴とするものである。
【0013】さらに、上記構成において、ボトル容器由
来の小片を更に細かく切断する小片再切断装置15を、
容器切断液抜き処理装置1と前記小片分別装置3との間
に加えたことを特徴とするものである。
【0014】さらにまた、上記構成において、前記小片
再切断装置15の前に、液抜き後のボトル容器を投入す
る液なし廃棄物原料の投入口16及びその小片再切断装
置15への搬入手段17を設け、その搬入手段17の稼
動と容器切断液抜き処理装置1の稼動とを切替える切替
えスイッチを設けて、液入り未開封ボトル容器は容器切
断液抜き処理装置1へ、また液抜き後のボトル容器は前
記小片再切断装置15へと同時投入又は択一投入による
稼動切替えを可能としたことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明は、液入り未開封ボトルの
リサイクル処理方法と、その方法を実施するためのリサ
イクル処理装置であり、その実施の形態を以下詳しく説
明する。先ず、本発明の処理方法について説明する。
【0016】本発明のリサイクル処理方法は、図1に示
すように、排出事業所(飲料メーカーなど)から持ち込
まれたり、引き取り運搬して収集された充填液の入った
未開封ボトル容器は、中間処理施設(リサイクル処理工
場)において、先ずダンボール、結束紐などの異物が選
別取り除かれる。ダンボールは、紙回収業者に渡され再
生紙として再生利用される。
【0017】ボトル容器は、そのリサイクル処理工場内
において、一次破砕切断されると同時に流れ出た充填液
は遠心脱水機で搾られる。そしてその充填液は、さらに
切断粉などが混じる不純物を沈澱及び濾過により分離除
去して(容器切断液抜き処理工程A)中間処理業者に渡
され焼却処理される。
【0018】そして、切断液抜き処理された切断小片
は、再度粉砕され、洗浄水で一次洗浄される(小片洗浄
工程B)。一回目の洗浄をされた切断小片は遠心脱水さ
れる。
【0019】そしてまた、切断されている小片を風圧に
よりラベルなど軽いものは吹き飛ばして風力による選別
(風力選別)を行い、次にキャップ(ポリエチレン製な
ど)(比重0.95)などの軽いものは水槽内の水に浮
かび、ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート)本
体(比重1.36)は重たいので沈ませて水槽の水面と
底からに分けて回収する比重差による分別(比重分離)
をする。そして、蓋由来の小片と本体由来の小片とは別
々の原料として分別回収される(小片分別回収工程
C)。分別した小片は、二回目の洗浄をし、遠心脱水に
より乾かして同材質ごとに袋に入れて一旦保管される。
【0020】そして、その分別回収されて袋に入れて保
管してある同質小片は、均一なペレット品質を得、且つ
処理効率を上げるため、できるだけ切替えを避けて同一
材を連続させて溶融ペレット化する(溶融ペレット化工
程D)。
【0021】できたペレットは、再生品の原料として製
造業者の製造工場に持ち込まれ、各種の樹脂製品に加工
され生まれ変わることになる。
【0022】また、上記二回の洗浄処理及び脱水処理や
比重分離処理により発生し排出される洗浄水は、図2に
示すように、自然蒸発等による不足分は、水道水や地下
水などの水を補充しながら、切断粉などが混じる不純物
を沈澱及び濾過により浄化して再利用される。本発明に
よって、以上のように、液入り未開封ボトルのボトル
(容器)部分はもとより、充填液、洗浄水を含めて一貫
処理しリサイクルされる。
【0023】次に、上記液入り未開封ボトルのリサイク
ル処理方法を実施するためのリサイクル処理装置につい
て説明する。図3には、本発明の樹脂製ボトル容器の樹
脂分を再利用するためのリサイクル処理工場内におけ
る、液入り未開封ボトル容器を投入する液入り廃棄物原
料の投入口18から同質材ごとに分別された袋入り小片
19が得られるまでの一連の装置と、それに続けて、得
られた袋入りされている小片19を溶融ペレット化する
ペレット化装置5(略図で図示)が図示してある。以下
この図3に沿って、本発明の装置の構成を説明する。
【0024】まず、容器切断液抜き処理装置1について
は、図4に示すように、液入り未開封ボトル容器が廃棄
物原料の投入口18から投入され、そこから搬送手段
(ベルトコンベア9a)でホッパー6に送られる。そし
て、そのホッパー6の底部6aに設けたボトル容器を小
片に切断するモーター20付き回転カッター7により、
2〜3cmの小片に切断される。
【0025】また、そのカッター7の下方には充填液と
切断小片とを分離する液片分離スクリーンコンベア8を
設けてあり、分離された前記充填液はそのコンベア8の
スクリーン8aを通過して流下させ、その下流に配設し
た液回収タンク10内に全量回収する。その際、前記液
回収タンク10の前(図4に示す)又は後(図3に示
す)には粉体用フィルター装置21を配置して、容器を
小片に切断したときに発生した細かい粉体を充填液から
分離して別途回収すると良い。
【0026】そして、図3に示すように、切断された小
片は前記液片分離スクリーンコンベア8から、その後に
続く、小片を洗浄する小片洗浄装置2へ送られ、そこか
らさらに搬送手段(送風による小片移送管9b)により
小片を同質材ごとに分別する小片分別装置3へおくられ
る。そして、分別された同質小片は洗浄脱水されて小片
移送管9bにより小片回収装置4へ送られて回収袋に入
れられ回収される。そして、回収袋に回収された同質小
片は、フォークリフトなどの搬送車により溶融してペレ
ット化するペレット化装置5へ搬送される。
【0027】前記小片分別装置3については、図3に示
すように、切断されている小片を風圧によりラベルなど
軽いものは吹き飛ばして風力による選別を行う風力選別
装置22を設け、また、次にキャップ(ポリエチレン製
など)(比重0.95)などの軽いものは水槽内の水に
浮かび、ペットボトル(ポリエチレンテレフタレート)
本体(比重1.36)は重たいので沈ませて水槽の水面
と底からに分けて回収する比重差による分別を行う混合
比重分離装置23を設ける。
【0028】その混合比重分離装置23については、図
5に示すように、分別水槽11内に設けた横向き攪拌・
推進スクリュウ12により一方から他方に送り出す途中
の回転攪拌で水中にてボトル容器本体由来の小片と蓋由
来の小片とを比重差により浮沈分離させる装置が使用で
き、前記スクリュウ12の回転を定時間間隔に正逆回転
による進退交番させて攪拌しつつ正回転により水面に設
けた水面排出口13と槽底に設けた槽底排出口14とに
それぞれ比重分離して送り出せるようにする。
【0029】さらに、図3に示すように、ボトル容器由
来の小片を更に細かく切断する小片再切断装置15を、
容器切断液抜き処理装置1と前記小片分別装置3との間
に加えることができる。
【0030】そして、前記小片再切断装置15の前に、
液抜き後のボトル容器を投入する液なし廃棄物原料の投
入口16及びその小片再切断装置15への搬入手段17
を設ける。そして、その搬入手段17の稼動と容器切断
液抜き処理装置1の稼動とを切替える切替えスイッチを
設けて、液入り未開封ボトル容器は容器切断液抜き処理
装置1へ、また液抜き後のボトル容器は前記小片再切断
装置15へと同時投入又は択一投入による稼動切替えが
できるようにした形態が可能である。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のようで、液入り未開封ボ
トル容器を切断して小片化するとと同時に流出させた充
填液を回収する容器切断液抜き処理工程Aを全体の工程
中に組み込むことにより、別途に充填液の抜取り手作業
処理を行なわずにリサイクル工場内において、その充填
液の全量回収と、容器のぺレット化までを全て一貫して
効率良くリサイクル処理することができるようになっ
た。このため、大量に発生する返品や回収品の未開封ボ
トルを、短時間で大量処理することが可能となった。そ
して、管理上についても横流しの危険性がなくなりリサ
イクル処理業者に安心処分を任せることができるように
なった。
【0032】また、充填液及び洗浄水の管理が徹底さ
れ、河川、地下水、排水路などへの流れ込みによる水質
汚染の虞が解消される。
【0033】また、本発明のリサイクル処理装置を構成
する前記小片分別装置3における、比重分離装置におい
ては、分別水槽11内に設けた横向き攪拌・推進スクリ
ュウ12の回転を定時間間隔に正逆回転による進退交番
させて攪拌しつつ正回転により水面に設けた水面排出口
13と槽底に設けた槽底排出口14とにそれぞれ比重分
離して送り出せるようにすることによって、効率良く分
離処理ができるようになった。
【0034】さらに、液抜き後のボトル容器を投入する
液なし廃棄物原料の投入口16及びその小片再切断装置
15への搬入手段17を附設するとによって、適宜その
稼動を選択切替えることによって、工場に持ち込まれる
け液入り未開封ボトル容器と液抜き後のボトル容器との
いずれもが効率よく最適に処理できるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理工程を示したフロー図。
【図2】処理工程中の洗浄水処理工程を示したフロー
図。
【図3】リサイクル処理装置の全体を示したシステム説
明図。
【図4】容器切断液抜き処理装置の要部を示した説明
図。
【図5】小片分別装置の要部を示した、(イ)が平面
図、(ロ)が横方向からの側面図(ハ)が縦方向からの
側面図。
【符号の説明】
A 容器切断液抜き処理工程 B 小片洗浄工程 C 小片分別回収工程 D 溶融ペレット化工程 1 容器切断液抜き処理装置 2 小片洗浄装置 3 小片分別装置 4 小片回収装置 5 ペレット化装置 6 ホッパー 6a ホッパーの底部 7 駆動機付きカッター 8 液片分離スクリーンコンベア 8a 分離スクリーン 9 搬送手段 10 液回収タンク 11 分別水槽 12 攪拌・推進スクリュウ 13 水面排出口 14 槽底排出口 15 小片再切断装置 16 液なし廃棄物原料の投入口 17 搬入手段 18 液入り廃棄物原料の投入口 19 分別された袋入り小片 20 モーター 21 フィルター装置 22 風力選別装置 23 混合比重選別装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂製ボトル容器の樹脂分を再利用する
    ためのリサイクル処理工場内において、液入り未開封ボ
    トル容器を切断して小片化するとと同時に流出させた充
    填液を回収する容器切断液抜き処理工程(A)、切断さ
    れた小片を洗浄する小片洗浄工程(B)、洗浄された小
    片を同質材ごとに分別して回収する小片分別回収工程
    (C)、分別回収された同質小片を溶融してペレット化
    する溶融ペレット化工程(D)の順に連続して処理する
    ことを特徴とする液入り未開封ボトルのリサイクル処理
    方法。
  2. 【請求項2】 樹脂製ボトル容器の樹脂分を再利用する
    ためのリサイクル処理工場内において、液入り未開封ボ
    トル容器を投入するホッパー(6)の底部(6a)にそ
    のボトル容器を小片に切断する駆動機付きカッター
    (7)を備え、そのカッター(7)の下方に充填液と切
    断小片とを分離する液片分離スクリーンコンベア(8)
    を設けた容器切断液抜き処理装置(1)を設け、分離さ
    れた前記充填液はスクリーン(8a)を通過して流下さ
    せてその下流に配設した液回収タンク(10)内に全量
    回収し、切断された小片は前記液片分離スクリーンコン
    ベア(8)から、その後に続く、小片を洗浄する小片洗
    浄装置(2)、小片を同質材ごとに分別する小片分別装
    置(3)、分別された同質小片を回収する小片回収装置
    (4)、回収された同質小片を溶融してペレット化する
    ペレット化装置(5)を順に設けて、それら各装置間に
    は搬送手段(9)を設けて、小片を搬送しつつ各装置に
    より順に処理できるようにしたことを特徴とする請求項
    1記載の液入り未開封ボトルのリサイクル処理方法を実
    施するためのリサイクル処理装置。
  3. 【請求項3】 小片分別装置(3)が、分別水槽(1
    1)内に設けた横向き攪拌・推進スクリュウ(12)に
    より一方から他方に送り出す途中の回転攪拌で水中にて
    ボトル容器本体由来の小片と蓋由来の小片とを比重差に
    より浮沈分離させる装置であり、前記スクリュウ(1
    2)の回転を定時間間隔に正逆回転による進退交番させ
    て攪拌しつつ正回転により水面に設けた水面排出口(1
    3)と槽底に設けた槽底排出口(14)とにそれぞれ比
    重分離して送り出すことを特徴とする請求項2記載のリ
    サイクル処理装置。
  4. 【請求項4】 ボトル容器由来の小片を更に細かく切断
    する小片再切断装置(15)を、容器切断液抜き処理装
    置(1)と前記小片分別装置(3)との間に加えたこと
    を特徴とする請求項2又は3記載のリサイクル処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記小片再切断装置(15)の前に、液
    抜き後のボトル容器を投入する液なし廃棄物原料の投入
    口(16)及びその小片再切断装置(15)への搬入手
    段(17)を設け、その搬入手段(17)の稼動と容器
    切断液抜き処理装置(1)の稼動とを切替える切替えス
    イッチを設けて、液入り未開封ボトル容器は容器切断液
    抜き処理装置(1)へ、また液抜き後のボトル容器は前
    記小片再切断装置(15)へと同時投入又は択一投入に
    よる稼動切替えを可能としたことを特徴とする請求項4
    記載のリサイクル処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112536613A (zh) * 2020-12-04 2021-03-23 杨雷 一种卸压后的废弃水基型灭火器回收装置

Cited By (2)

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CN112536613A (zh) * 2020-12-04 2021-03-23 杨雷 一种卸压后的废弃水基型灭火器回收装置
CN112536613B (zh) * 2020-12-04 2022-08-19 福建步盛消防有限公司 一种卸压后的废弃水基型灭火器回收装置

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