JP2001120884A - 洗濯方法および洗濯用補助具 - Google Patents

洗濯方法および洗濯用補助具

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JP2001120884A
JP2001120884A JP30875199A JP30875199A JP2001120884A JP 2001120884 A JP2001120884 A JP 2001120884A JP 30875199 A JP30875199 A JP 30875199A JP 30875199 A JP30875199 A JP 30875199A JP 2001120884 A JP2001120884 A JP 2001120884A
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laundry
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JP30875199A
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Akihiro Inoue
鑑宏 井上
Isao Yamada
勲 山田
Nobuyuki Ogura
信之 小倉
Muneo Aoyanagi
宗郎 青柳
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Kao Corp
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  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗濯用補助具の中の洗濯物の傷み、型崩れお
よび絡みを防止できる上に、洗濯用補助具の中と外の洗
濯物を効果的かつ効率的に洗浄できる洗濯用補助具を提
供すること。 【解決手段】 ネット状袋体5は、円形上面部2および
円形底面部3と、円筒状側面部4とからなる。上記円形
上面部2に円形上面部2の形状の一部を保持する浮き6
を設ける。浮き6は袋体5の上部を洗濯水の水面付近に
保持して洗濯槽のパルセーターとの接触を防止すると共
に、上記上面部2の形状を保持して、上記袋体5の下部
のねじれを促すので、洗濯用補助具1内の洗濯物の傷み
や型崩れを防止できると共に、上記洗濯用補助具の中と
外の洗濯物に適切な運動を与えて、上記洗濯物の洗浄効
果を高めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、洗濯物の傷みや
型崩れおよび絡みを防止する洗濯方法および洗濯用補助
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、洗濯用補助具としては、図4に示
すようなものがある(実開昭58-098079号公報参照)。
この洗濯用補助具51は、上側の蓋状の浮き52と、下
側の円錐状の袋体53とからなる。上記袋体53はネッ
ト生地であり、袋体53の側面には、洗濯物を出し入れ
するための開口54を開閉するファスナー55を備えて
いる。そして、上記洗濯用補助具51は、上記袋体53
の中にセーター等の洗濯物を入れた状態で洗濯機の洗濯
槽の中に入れて、洗濯をする。そうすると、上記袋体5
3の上部は、蓋状の浮き52によって常に洗濯槽の水面
付近に保持されて、上記袋体53は洗濯機のパルセータ
ーに触れることがないので、洗濯物の傷み、型崩れ、お
よび絡みを防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の洗濯用補助具51は、上記袋体53の下部の形状が
円錐形であるため、この袋体53の下部が水流から受け
る力が不均一で、洗濯槽の中で不安定な回転をする。そ
のため、上記袋体53の下部にねじれ運動が充分に起こ
らないため、上記袋体の中の洗濯物に充分な運動を与え
ないと共に上記袋体への洗濯水の通水が不充分となっ
て、洗濯物を充分に洗浄できないという問題がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、袋体にねじれ
運動を与えることによって、洗濯物に対して高い洗浄効
果を有する洗濯方法および洗濯用補助具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1又は2の発明の洗濯方法は、上部と下部と
を有する袋体であって、洗濯する際に上記上部の形状が
実質的に保持される一方、上記下部の形状がねじれ運動
をし得る袋体からなる洗濯用補助具の内側に、洗濯物を
入れて上記洗濯物を洗濯することを特徴としている。
【0006】請求項1又は2の発明の洗濯方法によれ
ば、上記洗濯用補助具の袋体は上部と下部とを有するた
め、好ましくは上部と下部が略同じ外径寸法であるた
め、袋体の下部は、袋体の下部が円錐形であるときより
も洗濯水の流れから多く力を受けて、上記袋体の下部が
水流により、ねじれ運動を繰り返す。このねじれ運動に
よって袋体の中の洗濯物にも運動が与えられて、洗濯物
に対する洗浄力が向上する。
【0007】請求項3の発明の洗濯方法は、請求項1又
は2の洗濯方法において、上記洗濯用補助具と洗濯槽と
の間に洗濯物を入れて上記洗濯物を洗濯することを特徴
としている。
【0008】請求項3の発明の洗濯方法によれば、上記
洗濯用補助具の袋体の下部がねじれ運動をすることによ
って、上記洗濯用補助具と洗濯槽との間に入れた洗濯物
にも運動を与える。したがって、上記洗濯用補助具の中
の洗濯物に対する洗浄力を向上できると共に、上記洗濯
用補助具と洗濯槽との間の洗濯物に対する洗浄力も向上
できる。
【0009】請求項4の発明の洗濯方法は、請求項1乃
至3のいずれか1つの洗濯方法において、上記洗濯用補
助具として、上記上部に、その上部の形状を保持する形
状保持部材を有する洗濯用補助具を使用することを特徴
としている。
【0010】請求項4の発明の洗濯方法によれば、上記
洗濯用補助具は上部の形状を保持する形状保持部材を有
しており、上記洗濯用補助具の袋体が上記袋体のみでは
形状を保持し難い素材であっても、上記袋体の上部の形
状を確実に保持する。したがって、袋体の下部が確実に
ねじれ運動をして、上記洗濯用補助具の中の洗濯物と、
洗濯用補助具と洗濯槽との間の洗濯物とに適切な運動を
与えて、洗濯物に対する洗浄力が向上する。
【0011】請求項5の発明の洗濯用補助具は、上部と
下部とを有する袋体、好ましくは上部と下部とが略同径
の袋体と、上記袋体の上部の形状を保持すると共に、上
記袋体の上部を洗濯水の表面に保つ形状保持部材とを備
えることを特徴としている。
【0012】請求項5の発明の洗濯用補助具によれば、
上記洗濯用補助具の袋体は、上部と下部を有しており、
好ましくは袋体の上部と下部とが略同径で、上記袋体の
上部の形状を保持しているので、上記洗濯用補助具の袋
体の下部は洗濯中の水流により、ねじれ運動をし得る。
上記袋体の下部の水流によるねじれ運動によって上記洗
濯用補助具の中の洗濯物に適切な運動を与える。この洗
濯物に与えられた運動によって上記洗濯物の洗浄力が高
まる。一方、上記袋体の上部が洗濯水の表面に保たれる
ので、洗濯物の傷みや型崩れおよび絡みが防止される。
特にパルセーターを有する洗濯槽を用いる場合、上記袋
体の上部が洗濯水の上部に保たれるので、上記洗濯用補
助具が洗濯槽のパルセーターから離隔されて、洗濯用補
助具とパルセーターとの接触が防止されて、上記袋体の
中の洗濯物の傷みや型崩れおよび絡みが防止される。
【0013】本発明の洗濯用補助具は、請求項5の洗濯
用補助具において、上記形状保持部材が浮きであること
が好ましい。即ち上記浮きが上記洗濯用補助具の袋体の
上部を洗濯水の表面に保持する一方で、上記袋体の上部
の形状を保持する。したがって、洗濯物の傷みや型崩れ
および絡みが防止される。特に、パルセーターを有する
洗濯槽を使用する場合、上記洗濯用補助具が洗濯槽のパ
ルセーターから離隔されて、洗濯用補助具の中の洗濯物
の傷みや型崩れおよび絡みを防止する。
【0014】本発明の洗濯用補助具は、請求項5の洗濯
用補助具において、上記袋体が通水性部材からなること
をが好ましい。即ち通水性部材からなる袋体が、洗濯水
から力を受けてねじれ運動をすると、上記通水性部材か
らなる袋体の通水量が多くなる。したがって、上記袋体
の中の洗濯物の洗浄力が向上する。
【0015】本発明の洗濯用補助具は、請求項5による
洗濯用補助具において、上記袋体は繊維またはプラスチ
ックからなるネットであり、上記ネットの占有率が15
〜60%であることが好ましい。なお、上記袋体はネッ
ト素材と空隙よりなるが、ネットの占有率は、一定領域
のネットを平面に投影したときのネット素材の占める面
積(a)が、その領域のネットに占めるネット素材の面
積(a)と空隙の面積(b)の合計に対する割合、即ち
(a)/[(a)+(b)]である。即ち、袋体部分は
網目状の繊維およびプラスチックからなり、上記網目状
の繊維およびプラスチックのネットの占有率が15〜6
0%であるので、洗濯物の傷み、型崩れおよび絡み等を
防止でき、かつ、袋体の内外に洗濯水が通過しやすくな
って、ネット内の洗濯物の洗浄効果が向上する。
【0016】本発明の洗濯方法は、請求項5の洗濯用補
助具の中に洗濯物を入れて、上記洗濯物を入れた洗濯用
補助具を、パルセーターを有する洗濯槽の中に入れて洗
濯することが好ましい。即ち洗濯物を上記洗濯用補助具
の中に入れてパルセーターを有する洗濯槽で洗濯する際
に、請求項5の洗濯用補助具の効果を得て、上記洗濯用
補助具の中の洗濯物の傷みや型崩れや絡みを防止すると
共に、上記洗濯物の洗浄効果が高まる。
【0017】本発明の洗濯方法は、上記の洗濯方法にお
いて、上記パルセーターを有する洗濯槽と洗濯用補助具
との間に洗濯物を入れて洗濯することが好ましい。即ち
洗濯物を上記洗濯用補助具の中と、洗濯用補助具と上記
パルセーターを有する洗濯槽との間に入れて洗濯する際
に、請求項5の洗濯用補助具の効果が得られる。したが
って、上記洗濯用補助具の中の洗濯物の傷みや型崩れや
絡みを防止すると共に洗浄効果が高まり、その一方で、
上記洗濯用補助具と上記洗濯槽との間の洗濯物の洗浄効
果が高まる。
【0018】
【実施例】図1(a)は洗濯用補助具1の斜視図、
(b)は側面図である。この洗濯用補助具1は合成繊維
のネット製の上面部2および底面部3と、合成繊維のネ
ット製の側面部4とからなる袋体5を備えている。上記
合成繊維のネットのネット占有率は、50%である。上
記上面部2の円周部は、側面部4の上端円周部とファス
ナー7で分離可能に接続している。上記上面部2と底面
部3は略同じ形状と同じ大きさで、上面部2には形状保
持部材の1例としての発泡性プラスチック製の円板状の
浮き6を設置している。上記浮き6によって上面部2の
形状の一部を保持しているが、底面部3は形状を保持し
ていない。
【0019】上記構成の洗濯用補助具1の袋体5に洗濯
物を入れ、ファスナー7で側面部4と上面部2とを接続
する。そして、図2に示すように洗濯用補助具1を、パ
ルセーターを有する洗濯槽12に入れ、さらに洗濯用補
助具1と洗濯槽12の間にも他の洗濯物10を入れて、
洗濯を開始する。すると、洗濯水と共に洗濯用補助具1
は回転運動を始めるが、上面部2の一部は浮き6によっ
て形状を保持される一方、上記袋体5の下部はねじれ運
動を行う。また、上記袋体5は上面部2と底面部3が略
同じ形状、略同じ大きさで、円筒形であるため、上記袋
体5が下が尖った円錐形であると仮定したときよりも、
上記袋体5の下部のねじれ運動は大きい。この大きなね
じれ運動の往復を袋体5の下部が繰り返すと、上記袋体
5の底面部3と側面部4のネットのネット占有率が15
〜60%であるため、適切な量の洗濯水が袋体5を通過
する。したがって、上記袋体5の中の洗濯物に対する洗
浄効果が向上する。また、上記袋体5の下部のねじれ運
動の往復の繰り返しが、洗濯用補助具1と洗濯槽12の
間の他の洗濯物10に運動を与えるので、上記洗濯物1
0の洗浄効果が向上する。
【0020】また、上記洗濯用補助具1の上面部に設け
た浮き6は、洗濯用補助具1を洗濯水の表面付近に保持
するので、洗濯用補助具1の袋体5の中の洗濯物の傷
み、型崩れおよび絡みを防止できる。特に、洗濯槽の下
部にあるパルセーターと上記洗濯用補助具1との接触を
防止するので、洗濯用補助具1の袋体5の中の洗濯物の
傷み、型崩れおよび絡みを防止できる。 (試験結果)ネット製袋体の上面部と下面部の形状(形
状が同じ場合は、外径寸法も同じにした。)と、形状保
持部材の有無、ネット占有率、洗濯用補助具上部を水面
に保持する形状保持部材の形態を数種類設定した実施例
と比較例を用いて洗濯を行い、洗濯用補助具の中の洗濯
物の洗浄率と傷み度合いを比較した。
【0021】洗濯物は、洗濯科学協会製湿式人工汚染布
8枚を綿布に縫い付けたものを使用し、洗濯用補助具1
の中に入れる洗濯物の重量を、全洗濯物の重量の3/4
とした。洗濯条件は、硬度が72mg(CaCO3
算)/Lで、温度が20℃の水を用い、洗剤は市販アル
カリ性粉末洗剤を用いて標準的な使用濃度になるように
調整して使用した。浴比は1:20(浴比調整衣類は綿
肌シャツ)で、洗濯機の運転パターンは標準的なもの
(標準コース)とし、洗濯終了後、150℃のアイロン
を30秒使用して乾燥させた後、同浴の汚染布を4枚重
ねて波長550nmの光を当て、その反射率を色差計
(日本電色株式会社製分光式色差計ND−300A)に
よって測定し、次の式によって洗浄率を求めた。 洗浄率(%)=(洗浄後の汚染布の反射率−洗浄前の汚
染布の反射率)/(原布の反射率−洗浄前の汚染布の反
射率)×100 布の傷みの評価は、市販の青色Tシャツ(綿100%)
を上記の洗濯物と共に洗濯用補助具内に入れて、5回洗
濯を行った後、毛羽立ちを目視により観察した。傷みの
評価は、布の表面がほとんど毛羽立っていない場合は
○、毛羽立っている場合は△、毛羽立ちがひどい場合は
×とした。以上の結果を下の表1および表2にまとめ
た。
【0022】
【表1】
【0023】
【表2】
【0024】以上の結果から、比較例1,2の場合に
は、袋体の中の洗濯物の洗浄力が低いことがわかる。こ
れは、洗濯中にネット製袋体が受ける水流が不均一で、
洗濯槽の中での洗濯用補助具の回転が不安定になりやす
いため、上記袋体のねじれ運動が充分に起こらず、袋体
を洗濯水が充分に通過しないからであると考えられる。
【0025】また、比較例1のようにネット製袋体の繊
維占有率が60%以上であると、洗濯物の傷みは抑制で
きるが、洗浄力が劣ることがわかる。上記の表1、表2
および他の実験データによると、ネットの材料としては
繊維占有率が15〜60%、特に30〜55%のものが
適していることがわかった。
【0026】また、比較例3,4のように、洗濯用補助
具の上部を洗濯水の水面に保持しないと、洗濯物の傷み
が強くなることがわかる。これは、上記洗濯用補助具が
全体として回転転倒等過度の運動をするからである。特
に、洗濯槽がパルセーターを有する場合、洗濯槽のパル
セーターに接触して、上記洗濯用補助具の中の洗濯物に
パルセーターの力が直接作用して、洗濯物の傷みが大き
くなる。
【0027】なお、実施例1,2は、図1に示すよう
に、洗濯用補助具1の上部に浮き6を設置して、上記浮
き6によって上記洗濯用補助具1の袋体5の上面部2の
一部の形状を保持すると共に、上記洗濯用補助具1の上
部を洗濯水の水面付近に保持するものである。
【0028】実施例3は、図3に示すように、洗濯用補
助具1の袋体22の上面部の形状を枠21によって保持
すると共に、この枠21を接続体23によって洗濯槽2
4に固定して、洗濯用補助具1の上部を洗濯水の水面に
保持するものである。上記袋体22の下部は保持されて
いないので、ねじれ運動を行う。上記枠21と接続体2
3とで形状保持部材を形成する。
【0029】また、洗濯用補助具の有無と、洗濯機の機
種を数種類設定した実施例と比較例を用いて洗濯を行
い、洗濯用補助具と洗濯槽との間の洗濯物の洗浄率を比
較した。各社の洗濯機の洗濯容量は、A社は8.0k
g、B社は5.0kg、C社は6.0kgである。洗濯条
件および洗浄率の測定方法は、上記の試験と同様であ
る。以下の表3に結果を示す。
【0030】
【表3】
【0031】以上の結果から、全ての種類の洗濯機を用
いた場合において、実施例4,5,6のように洗濯用補
助具を使用すると、比較例5,6,7の洗濯用補助具を
使用しない場合と比べて、洗浄率を1.1〜3倍に向上
できることがわかった。
【0032】上記の実施例において、上記洗濯用補助具
の上部を洗濯水の表面に保持する方法は、図1の実施例
は浮き6により、図3の実施例は接続体23によった
が、洗濯用補助具の上部に例えばプラスチック製のアタ
ッチメントを設けて洗濯槽に接続して、上記洗濯用補助
具を洗濯水の表面に保持してもよい。
【0033】また、洗濯用補助具の上部の形状を保持す
る形状保持部材としては、浮き、プラスチック枠の他
に、針金や発泡プラスチック素材、板状のもの、シート
状のもの、樹脂加工されたもの、スポンジの硬いもの等
を用いてもよい。
【0034】上記実施例1の洗濯用補助具では、上面部
と袋体をファスナーで接続していたが、ボタンや面ファ
スナー等他の手段によって接続してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上より明らかなように、この発明の洗
濯方法によれば、上部と下部とを有する袋体であって、
上記上部の形状が保持される一方、上記下部の形状がね
じれ運動をし得る袋体からなる洗濯用補助具の内側に、
洗濯物を入れて上記洗濯物を洗濯するので、上記洗濯用
補助具の袋体の下部の大きなねじれ運動によって、上記
洗濯用補助具の中の洗濯物に運動を与えて、洗濯物に対
する洗浄力が向上する。
【0036】この発明の洗濯方法によれば、上記洗濯用
補助具と洗濯槽との間に洗濯物を入れて上記洗濯物を洗
濯するので、上記洗濯用補助具の袋体のねじれ運動が、
洗濯用補助具と洗濯槽との間に入れた洗濯物にも運動を
与えるので、上記洗濯用補助具の中の洗濯物に対する洗
浄力を向上できると共に、上記洗濯用補助具と洗濯槽と
の間の洗濯物に対する洗浄力も向上できる。
【0037】この発明の洗濯方法によれば、上記洗濯用
補助具として、上記上部に、その上部の形状を保持する
形状保持部材を有する洗濯用補助具を使用するので、上
記洗濯用補助具の袋体の上部の形状を確実に保持するこ
とによって上記袋体の下部に確実にねじれ運動を起こし
て、上記洗濯用補助具の中に入れた洗濯物と、上記洗濯
用補助具と洗濯槽との間に入れた洗濯物とに運動を与え
て洗浄力を高めることができる。
【0038】この発明の洗濯用補助具によれば、上部と
下部とを有する袋体と、上記袋体の上部の形状を保持す
ると共に、上記袋体の上部を洗濯水の表面に保つ形状保
持部材とを備えるので、下部がねじれ運動をする袋体の
上部を洗濯水表面付近に保持して、洗濯物の傷みや型崩
れおよび絡みを防ぐことができる。特に、パルセーター
を有する洗濯機を用いる場合、袋体の上部を洗濯水表面
付近に保持してパルセーターから離隔して、袋体とパル
セーターとの接触を防いで袋体の中の洗濯物の傷みや型
崩れおよび絡みを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の洗濯用補助具を示す図
である。
【図2】 図1の実施例の洗濯用補助具を用いて全自動
洗濯機によって洗濯を行う様子を示す図である。
【図3】 この発明の他の実施例の洗濯用補助具を用い
て全自動洗濯機によって洗濯を行う様子を示す図であ
る。
【図4】 従来の洗濯用補助具を示す図である。
【符号の説明】
1 洗濯用補助具 2 上面部 3 下面部 4 側面部 5 袋体 6 浮き 7 ファスナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 信之 和歌山県和歌山市湊1334番地 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 青柳 宗郎 和歌山県和歌山市湊1334番地 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AB09 AB14 BA08 BB08 CA05 CA09 CD06 CD17 MA01 MA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部と下部とを有する袋体であって、洗
    濯する際に上記上部の形状が保持される一方、上記下部
    の形状がねじれ運動をし得る袋体からなる洗濯用補助具
    の内側に、洗濯物を入れて上記洗濯物を洗濯する洗濯方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1の洗濯方法において、上記上部
    と上記下部とが実質的に同じ外径寸法の袋体を使用する
    洗濯方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の洗濯方法において、上記洗濯
    用補助具と洗濯槽との間に洗濯物を入れて上記洗濯物を
    洗濯する洗濯方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1つの洗濯方
    法において、上記洗濯用補助具として、上記上部に、そ
    の上部の形状を保持する形状保持部材を有する洗濯用補
    助具を使用する洗濯方法。
  5. 【請求項5】 上部と下部とを有する袋体と、 上記袋体の上部の形状を保持すると共に、上記袋体の上
    部を洗濯水の表面に保つ形状保持部材とを備える洗濯用
    補助具。
  6. 【請求項6】 袋体の下部の形状が、ねじれ運動をし得
    るものである請求項5に記載の洗濯用補助具。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020199047A (ja) * 2019-06-10 2020-12-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯補助具及びこれを取り付けた洗濯機

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