JP2001120348A - 繰り出し容器 - Google Patents

繰り出し容器

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JP2001120348A
JP2001120348A JP30943199A JP30943199A JP2001120348A JP 2001120348 A JP2001120348 A JP 2001120348A JP 30943199 A JP30943199 A JP 30943199A JP 30943199 A JP30943199 A JP 30943199A JP 2001120348 A JP2001120348 A JP 2001120348A
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JP
Japan
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window hole
plate
main cylinder
lever
shaped
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Pending
Application number
JP30943199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Nakamura
弘幸 中村
Haruo Tsuchida
治夫 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】保管,運搬等の不使用時には、化粧品の基端部
を固定する可動皿が外力により上昇するのを防止でき、
ひいては化粧品のキャップ裏面への衝突を防止でき、ま
た、使用時には可動皿を任意位置に確実に係止して、棒
状化粧品を押圧した程度では引っ込むことがない使勝手
の良い棒状化粧品の繰り出し容器を提案する。 【解決手段】主筒2内に、棒状化粧品A基端部を固定し
た可動皿4を摺動上昇可能に嵌合させ、この可動皿4
を、任意上昇位置での係止が可能に構成した特殊構成の
レバー5により上下動させる如く構成した。また、レバ
ー5は、それが有する係合突起25を、主筒に縦列形成し
た多数の係止突起8上面への任意上昇位置での係止が可
能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は繰り出し容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】口紅等の棒状化粧品を収納し、使用時に
キャップを外した筒状の容器体から棒状化粧品の先端を
繰り出して使用する繰り出し容器が一般に知られてい
る。
【0003】これらは例えば、下端部を把持部として構
成するとともに、把持部上方の筒壁に割り溝を縦設させ
た主筒と、主筒の少なくとも割り溝縦設部分外周を被覆
して回動可能に嵌合させるとともに、内面に螺条溝を穿
設させた回動筒と、主筒内に上下動可能に嵌合させると
ともに、外面より突出させたピンの先端を割り溝を介し
て螺条溝に係合させ、且つ棒状化粧品の下端部を固定さ
せる化粧品固定筒とを備え、回動筒に対する主筒の回動
により化粧品固定筒が上下動する如く構成したものが知
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来品では使用中に化
粧品固定筒が下がってしまうことがあり、また、保管,
運搬中に外力により化粧品固定筒が上昇して棒状化粧品
先端がキャップ裏面に衝突するといった不都合を生じる
虞があった。
【0005】本発明はこの様な点を考慮してなされたも
ので、保管,運搬等の不使用時には化粧品を固定する可
動皿の外力による上昇を防止でき、ひいては化粧品のキ
ャップ裏面への衝突を防止し、使用時には可動皿を任意
位置に確実に係止して、棒状化粧品を押圧した程度では
引っ込むことがなく、使勝手の良い繰り出し容器を提案
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の繰り出
し容器は、上記課題を解決するため、上下端を開口した
円筒状をなすとともに、筒壁下端部より上下方向中間部
に至る帯状の第1窓孔7を穿設し、該第1窓孔両側の筒
壁内面に多数の係止突起8を縦列形成してなる主筒2
と、主筒2外周下部に嵌着固定した有底筒状をなすとと
もに、主筒の第1窓孔7を臨ませて周壁12上端面より下
方へ帯状の第2窓孔13を穿設してなる袴筒3と、第1窓
孔7上方の主筒内周上下方向中間部に外周上端縁部を摺
動可能に嵌合させた皿状をなすとともに、底面中央部よ
り棒状突起15を垂設してなる可動皿4と、第2窓孔13内
に嵌合させて主筒2外面を摺動上昇可能に設けた板状を
なすとともに、中央部を内方へ弾性変形が可能なベンド
板20に画成し、且つ、ベンド板内面より突設した水平連
結板23の先端二股部24を棒状突起15外周の凹溝16に押し
込み可能に嵌合させたレバー5とを備え、連結板23両側
基端部より突設した係合突起25を、ベンド板20の押し込
みにより係合解除可能に、且つ、任意上昇位置での係止
突起8上面への係合が可能に構成してなることを特徴と
する繰り出し容器として構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。
【0008】本発明の繰り出し容器1は、主筒2と、袴
筒3と、可動皿4と、レバー5とを備えている。
【0009】主筒2は、上下端を開口した円筒状をなす
とともに、周壁6下端部より上下方向中間部に至る帯状
の第1窓孔7を穿設している。また、第1窓孔7両側の
周壁6内面に、レバー5を任意位置に係止させるための
多数の係止突起8を縦列形成している。図示例では、第
1窓孔7両側の周壁6内面を外方へ凹ませた縦長の凹陥
部9をそれぞれ形成し、該凹陥部に等間隔に多数の係止
突起8を縦列形成している。更に、第1窓孔7上方の周
壁6には、第1窓孔7上端縁部分より上方へ傾斜凹部10
を凹設している。
【0010】袴筒3は、主筒の外周下部に嵌着固定した
有底筒状をなしている。図示例では、主筒2下端開口を
閉塞する底壁11周縁部より主筒外周下部に嵌着固定した
周壁12を立設しており、その周壁12上端部は、第1窓孔
7直上で、傾斜凹部10の下端部まで延設している。ま
た、主筒2の第1窓孔7を臨ませて周壁12上端縁より下
方へ帯状の第2窓孔13を穿設している。図示例では、第
2窓孔13両側縁を形成する周壁12端面内側に案内凹部14
を縦設して、レバー5の外方への不用意な外れを防止し
ている。
【0011】可動皿4は、内部に棒状化粧品Aの基端部
を固定して上下動するもので、第1窓孔7上方の主筒内
周上下方向中間部に、外周上端縁を摺動可能に嵌合させ
た皿状をなすとともに、底面中央部より棒状突起15を垂
設している。また、棒状突起15の外周下部には、レバー
5と連係させるための凹溝16を周設している。図示例で
は、底板17外周縁より主筒周壁6内周面とわずかな隙間
をあけて周壁18を立設し、該周壁18の上端縁部を外方へ
テーパ状に広げた摺動部19に構成して、該摺動部を主筒
周壁6内面に摺動上昇可能に嵌合させている。
【0012】レバー5は、第1窓孔7を閉塞して主筒2
外面を摺動上昇可能に嵌合させた板状をなすとともに、
中央部を内方へ弾性変形が可能なベンド板20に画成して
いる。図示例では、中央にU字状の切り溝21を形成する
ことにより、ベンド板20を画成しており、外面下部に押
圧部分を示す半球状突起22を突設している。
【0013】また、ベンド板20内面より突設した水平連
結板23の先端に二股部24を形成し、該二股部24を棒状突
起15外周の上記凹溝16に押し込み可能に嵌合させてい
る。更に、連結板23の両側基端部より突設した係合突起
25を、ベンド板20の押し込みにより係合解除可能に、且
つ、任意上昇位置での係止突起8上面への係合が可能に
構成している。従って、ベンド板20を押し込んだ状態で
は係合突起25が係止突起28との係合を解除し、その状態
で連結板23が上昇すると棒状突起15が上昇する如く構成
しており、ひいては、レバー5の上昇に伴い可動皿4が
上昇する如く構成している。
【0014】尚、主筒外周上部にはキャップ26を着脱可
能に嵌合させる。また、上記各部材は全て合成樹脂によ
り形成すると良い。
【0015】上記の如く構成した繰り出し容器1は、キ
ャップ26を外し、ベンド板20を押し込みつつレバー5を
押し上げると、その連結板23先端部で可動皿4を押し上
げ、棒状化粧品A先端を主筒2上端開口より突出させ
る。次いでベンド板20の押圧を解除すれば、ベンド板20
の弾性復元とともに、連結板23が外方へ移行し、各係合
突起25が近傍の係止突起8上面に係合し、レバー5およ
び可動皿4の下降を防止する。
【0016】
【発明の効果】以上説明した如く本発明の繰り出し容器
は、既述構成としたことにより、ベンド板を押圧し、係
合突起と係止突起との係合を外した状態でレバーを押し
上げ或いは押し下げするため、運搬,保管等の不使用時
に外力で可動皿が上昇する虞はなく、キャップ裏面に化
粧品先端が衝突するという様な不都合を生じる虞はな
い。同様に容器を使用する際に化粧品が主筒内に押し込
まれる様な不都合を生じることはない。しかも、極めて
簡単な構造であり、組み立てが容易で、製造も極めて簡
単である。
【0017】また、ベンド板が板状レバーの中央部を内
方へ弾性変形が可能に画成したものであるため、レバー
の上下動が行い易く、また、ベンド板周囲に大きく溝が
開くことがなく、係合突起の係止及び係止解除を容易に
行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】同実施例の可動皿上昇状態の縦断面図である。
【図3】同実施例の正面図である。
【図4】同実施例の作動を説明する説明図である。
【符号の説明】
2…主筒,3…袴筒,4…可動皿,5…レバー,7…第
1窓孔,8…係止突起,12…袴筒周壁,13…第2窓孔,
15…棒状突起,16…凹溝,20…ベンド板,23…水平連結
板,24…凹部,25…係合突起

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下端を開口した円筒状をなすとともに、
    筒壁下端部より上下方向中間部に至る帯状の第1窓孔7
    を穿設し、該第1窓孔両側の筒壁内面に多数の係止突起
    8を縦列形成してなる主筒2と、主筒2外周下部に嵌着
    固定した有底筒状をなすとともに、主筒の第1窓孔7を
    臨ませて周壁12上端面より下方へ帯状の第2窓孔13を穿
    設してなる袴筒3と、第1窓孔7上方の主筒内周上下方
    向中間部に外周上端縁部を摺動可能に嵌合させた皿状を
    なすとともに、底面中央部より棒状突起15を垂設してな
    る可動皿4と、第2窓孔13内に嵌合させて主筒2外面を
    摺動上昇可能に設けた板状をなすとともに、中央部を内
    方へ弾性変形が可能なベンド板20に画成し、且つ、ベン
    ド板内面より突設した水平連結板23の先端二股部24を棒
    状突起15外周の凹溝16に押し込み可能に嵌合させたレバ
    ー5とを備え、連結板23両側基端部より突設した係合突
    起25を、ベンド板20の押し込みにより係合解除可能に、
    且つ、任意上昇位置での係止突起8上面への係合が可能
    に構成してなることを特徴とする繰り出し容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101926025B1 (ko) * 2018-08-29 2019-02-26 주식회사 씨티케이코스메틱스 립스틱 케이스

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101926025B1 (ko) * 2018-08-29 2019-02-26 주식회사 씨티케이코스메틱스 립스틱 케이스
WO2020045762A1 (ko) * 2018-08-29 2020-03-05 주식회사 씨티케이코스메틱스 립스틱 케이스

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