JP2001120147A - ダニ捕獲用ケース及びダニ捕獲用具 - Google Patents

ダニ捕獲用ケース及びダニ捕獲用具

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JP2001120147A
JP2001120147A JP30015799A JP30015799A JP2001120147A JP 2001120147 A JP2001120147 A JP 2001120147A JP 30015799 A JP30015799 A JP 30015799A JP 30015799 A JP30015799 A JP 30015799A JP 2001120147 A JP2001120147 A JP 2001120147A
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Hisanori Takahashi
尚則 高橋
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Nitto Denko Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダニを効果的に捕獲すると共に捕捉されるホ
コリやチリをできるだけ少なくした再利用可能なダニ捕
獲用具を提供する。 【構成】 テーパ状の貫通穴117を多数薄板状の底板
111に設けると共に、該底板111表面に棒軸状のリ
ブ材113を放射状に多数配設して本体部110を得
る。本体部110の枠部112に本体部110を覆う蓋
部120を枢支して本発明に係るダニ捕獲用ケース10
0を得る。次に、透明な支持体11上にダニ誘引物質を
含有させた粘着剤層12を積層したシート状のダニ捕獲
材10を、リブ材113の一段高く形成された段差部1
16上に支持させ、底板111とダニ捕獲材10との間
に隙間を形成した本発明のダニ捕獲用具を得る。該ダニ
捕獲用具を、底板111を下にしてダニの生息場所に置
く。また、ダニ捕獲用ケース110全体に白色以外の着
色を施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はダニ捕獲用ケース及
びダニ捕獲用具に関する。具体的には、室内等に生息す
るダニを効率よく捕獲すると共にダニの検知を容易に行
なえるダニ捕獲用具に関する。
【0002】
【従来の技術】ダニは、いわゆる衛生害虫としてよく知
られており、伝染病を媒介するのみならず、吸血や刺
咬、寄生などにより強烈なかゆみや不快感などを与え、
人に対して肉体的あるいは精神的な苦痛を与える。ま
た、近年では、ダニの糞や死骸等が小児喘息などを引き
起こすアレルギー源になるとも言われ、非常に注目され
ている。
【0003】一方、近年の技術進歩に伴い、住宅環境の
向上、特に室内の気密性が良くなり、快適な環境が提供
されるようになった。また、室内では、カーペット等が
敷設されることが多く、この結果、ダニが生息するのに
都合のよい環境が作りだされ、ダニの増殖を増長させて
いるのが現状であり、ダニに対する対策が大きな問題と
なっている。
【0004】従来、ダニを捕獲するために、誘引剤を粘
着剤に練り込み粘着テープ剤としたものが用いられてい
たが、粘着テープ剤では粘着剤層が露出した状態になる
ため、ダニ以外のホコリやチリ、人のフケや脱落した表
皮などが付着し、すぐに粘着力がなくなってしまうとい
う問題があった。また、実際にダニが存在しているかの
確認も容易ではなく、ダニの体液と反応して発色する発
色剤を粘着剤に混合したとしても、人のフケなどにより
誤陽性を示す場合もあった。
【0005】そこでこれらの問題点を解決すべく、本願
発明者は、ダニが暗くて隅を好むという習性を利用して
新たなダニ捕獲用のシートを考案し、特許出願を行なっ
ている(特開平10−52206号公報)。このダニ捕
獲用シートは、シート基材上にダニ捕獲用の粘着剤を塗
布すると共に棒軸状のリブ材(角形成部材)によって当
該粘着剤上に角を形成し、当該リブ材上にカバーを配置
したものである。この結果、ダニはシート基材とカバー
との間の隙間から内部に入り込むと共にリブ材によって
形成された角に集まり、ダニが効果的に捕獲される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ダ
ニ捕獲用シートにおいては粘着剤がシート基材上に直接
塗布されているため再使用できず、使い捨てのものとな
らざるを得なかった。
【0007】また、シート基材とカバーとの間の隙間か
らではダニの侵入経路が十分に確保できなかった。この
ためダニの侵入経路を確保するため、カバーに侵入用の
穴を設けると、設置場所のホコリやチリが多く粘着剤に
付着し、ダニを捕獲できなくなると共に捕獲されたダニ
とホコリ等を判別しにくくなるという問題があった。
【0008】本発明は叙上の従来技術の問題点に鑑みて
なされたものであって、ダニを効果的に捕獲すると共に
捕捉されるホコリやチリをできるだけ少なくした再利用
可能なダニ捕獲用具を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダニ捕獲用
ケースは、多数の小さな貫通穴が設けられた底板と、当
該底板の表面に前記底板の外周部に向けて放射状に多数
配設されたリブ材とを備えた本体部と、前記底板を覆う
蓋部とを備えたことを特徴としている。
【0010】当該ダニ捕獲用ケースにおいては、前記底
板中央域に、前記リブ材の基端面によって取り囲まれた
平坦領域を形成するのが好ましい。
【0011】また、前記リブ材のうち一部に、該リブ材
の基端部に高くなった段差部を設けるのが好ましく、こ
のとき、前記段差部の上端部を断面鋭角状にするのが望
ましい。
【0012】さらに、底板の貫通穴は、底板裏面側の開
口が小さくなったテーパ状に形成するのがよい。
【0013】また、少なくとも前記平坦領域表面を白色
以外に着色するのがよく、さらには底板及び/又は蓋部
の内面を濃暗色に着色するのが好都合である。
【0014】また、本発明のダニ捕獲用ケースにあって
は、前記蓋部を、前記本体部に開閉可能に取り付けるの
がよく、蓋部に収納部を設けることもできる。
【0015】本発明に係るダニ捕獲用具は、上記のダニ
捕獲用ケースとダニ捕獲材とを具備することを特徴とし
ている。
【0016】このダニ捕獲材として、例えばシート状支
持体と粘着剤層を備えた粘着シートの該粘着剤層表面に
ダニ誘引物質を備えたダニ捕獲用粘着シート若しくはシ
ート状支持体とダニ誘引物質を含有する粘着剤層を備え
たダニ捕獲用粘着シートを用いることができる。
【0017】また、このとき前記ダニ捕獲材のシート状
支持体及び粘着剤層を透明にするか、若しくは粘着剤層
を透明かつシート状支持体を濃暗色に着色するのが望ま
しい。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態に係
るダニ捕獲用ケースの概略的斜視図、図2は当該ダニ捕
獲用ケースの蓋部を開いた状態を示す概略的平面図、図
3は図1に示すA−A線断面図、図4は図1に示すB−
B線断面図、図5はダニ捕獲用ケースの本体部の一部を
示す拡大平面図、図6は当該本体部の一部を示す拡大断
面図、図7は収納部の蓋を開口した状態を示すダニ捕獲
用ケースの平面図、図8はシート状のダニ捕獲材を配置
した状態を示す拡大した平面説明図、図9はシート状の
ダニ捕獲材を配置した状態を示す拡大した断面説明図、
図10は本発明の別な実施の形態に係るダニ捕獲用ケー
スの概略的斜視図である。以下各図に従って、詳細に説
明する。
【0019】本発明に係るダニ捕獲用ケース100は、
ダニ捕獲材10を配置する本体部110と、該本体部1
10を覆う蓋部120とから構成されている。本体部1
10は、本実施の形態においては、薄板状の底板111
の全周に背の低い枠部112が備えられ、上端に開口を
有するケース状をしており、プラスチック材料や紙など
から一体として作製されている。底板111の表面に
は、棒軸状のリブ材113が、底板111のほぼ中心か
ら底板111の外周に向けて放射状に多数設けられてい
る。これらのリブ材113によって、隣接するリブ材1
13との間で角114が形成されることになる。当該ダ
ニ捕獲用ケース100にあっては、例えば20本のリブ
材113によって計20個の角114が形成されてい
る。ダニはこのような角114を好んで集まり、多数の
角114を底板111上に形成することによりダニをよ
り多く寄せ集めることができる。角114はリブ材11
3とリブ材113とを接触させて形成するのが望ましい
が、本発明においては、図2に示すように、リブ材11
3の基端同士を接触させて得られるような厳密な角11
4でなくともよいものである。すなわち、本実施の形態
に示すように、底板111のほぼ中央にリブ材113の
ない平坦領域115を設け、当該平坦領域115をリブ
材113の基端面で取り囲むようにしてリブ材113を
互いに接触させることなく角114を形成し、リブ材1
13の基端間に隙間を設けることもできる。
【0020】さらにリブ材113は以下に述べるように
シート状のダニ捕獲材10を支持し、底板111とダニ
捕獲材10との間に隙間を形成する機能を有する。ある
実験によると、ダニは狭い隙間のところに集まる習性が
あることが知られており、このように隙間を形成するこ
とにより、底板111とダニ捕獲材10との間の隙間に
ダニを効果的に寄せ集めることができる。
【0021】これらのリブ材113は底板111と一体
にして設けられるが、リブ材113の上端部表面、特に
ダニ捕獲材10が配置される領域に、シリコン処理やテ
フロン(登録商標)コート、エンボス加工などの易剥離
加工を施すのがよい。このような易剥離処理を施すこと
により、配置(貼着)したダニ捕獲材10を容易に剥離
しやすくできる。
【0022】このリブ材113の高さは、枠部112の
高さより低い高さで任意に設定することができるが、ダ
ニは0.3〜1.0mmの隙間に集まりやすいことが実
験的に知られている。従ってリブ材113の高さは0.
3〜1.0mmに設定するのが好ましい。
【0023】さらに当該リブ材113にはその基端部に
段差部116が設けられている。この段差部116は、
リブ材113の他の部分よりも高くなるように作製され
ている(図3、図4及び図6参照)。このような段差部
116を設けることにより、段差部116上に配置され
たシート状のダニ捕獲材10を剥がし易くなる。また、
段差部116の上端部は断面略三角形状に作製されてい
る。すなわち、段差部116に配置されたダニ捕獲材1
0と線接触するように設計されており、線接触が可能で
あればその形状は問わず、例えば鋭角状に形成される。
この結果、リブ材113上に載置されたダニ捕獲材10
をより一層容易に剥がすことができる。従って、シート
状のダニ捕獲材10を支持可能であれば、全てのリブ材
113に段差部116を設ける必要はなく、例えば段差
部116を有するリブ材113と段差部116を有しな
いリブ材113とを交互に配置することにしてもよい。
なお、段差部116を設けた場合には、ダニ捕獲材10
と底板111の間の隙間を適切に保つため、リブ材11
3の高さは、段差部116の上端までの高さを0.3〜
1.0mmに設定するのが望ましい。
【0024】底板111には、平坦領域115を除く領
域に、底板111を貫通する多数の小さな貫通穴117
が規則的若しくは不規則的に設けられている。この貫通
穴117は、ダニをケース100内に侵入させるための
ものである。このように、平坦領域115を除く領域に
貫通穴117を設けることにより、平坦領域115上方
に載置されたダニ捕獲材10にホコリやチリが付着する
のを防ぎ、ダニの検知をより容易にすることができる。
さらに、上記貫通穴117は底板111裏面側(つまり
ケース100外側)の開口が小さくなったテーパ状に形
成されている。これによりダニがより容易にケース10
0内に侵入しやすくなり、また、ホコリ等が侵入しにく
くなる。当該貫通穴117の形や大きさも適宜設定でき
るものであるが貫通穴117の径は小さい程好ましく、
ダニの大きさ(大きいものでは体長1mm達するものが
ある。)を考慮すれば、底板111の裏面側において1
mm程度とするのが好ましい。
【0025】枠部112は、蓋部120との間に隙間を
形成しつつ蓋部120を支持するためのものである。本
発明は、底板111の貫通穴117からケース100内
に侵入したダニをダニ捕獲材10によって捕獲しようと
しているため、ダニがケース100内に侵入する必要が
ある。このため、枠部112の高さが高すぎるとダニが
好む程度の隙間を形成することができず、捕獲効率が低
下する恐れがある。このため、蓋部120がリブ材11
3上に載置したダニ捕獲材10と接触しない程度であれ
ば低い程望ましい。なお、捕獲効率が低下しない程度で
枠部112を高くすることは全く差し支えない。
【0026】蓋部120は上記ダニ捕獲用ケース100
の蓋の機能を果たすものである。本実施の形態に示す蓋
部120は、本体部110の上端開口を覆う蓋板121
と蓋板121の周縁に備えられた枠部122とから構成
されている。蓋部120は、例えば紙やプラスチック材
料などから、蓋板121と枠部122を一体として、本
体部110を嵌め込み可能な程度の大きさに作製されて
いる。
【0027】蓋部120は、本体部110の枠部112
に枢支され、回転可能に取り付けられている。より具体
的に説明すると、本体部110の左右にある枠部112
に蓋部120を枢支する軸状突起118が突設され、蓋
部120の左右にある枠部122に開設された枢支穴1
23に前記軸状突起118が内側から係合されている。
この結果、軸状突起118の回りに蓋部120が本体部
110に回転可能に取り付けられ、蓋部120を自由に
開けたり閉めたりすることができる。もちろん、この取
付構造は一例であって、他の取付構造も採用できる。例
えば、蓋部120の左右枠部122の内側に軸状突起1
18を設け、本体部110の枠部112に枢支穴123
を設けることも考えられる。このように回転可能に蓋部
120を取り付ることにより、開閉が容易になる。な
お、この蓋部120は開閉自由な構造であればよく、本
体部110に取り付けることなく別体のものとして取り
外し可能な構造にすることもできる。
【0028】さらに当該蓋部120には収納部130が
設けられている。当該収納部130は、例えばダニ捕獲
材10を収納するために使用される。収納部130は、
蓋板121の内側に形成された凹部131と、凹部13
1を覆う蓋132とから構成されている。この収納部1
30は、凹部131側壁の上端に切欠き133が設けら
れ、当該切欠き133の上端面によって蓋132が支持
される構造となっている。当該蓋132はヒンジ機構に
よって蓋部120に取り付けられ、収納部130が開閉
自在となっている。また、蓋132内面にはわずかな窪
み134が形成されており、収納スペースが広げられて
いる。このとき、凹部131はリブ材113上に配置さ
れたダニ捕獲材10と接触しないように設計する点に注
意を要する。
【0029】ダニ捕獲用ケース100は上記のように構
成されるが、ダニ捕獲用ケース100は全体として白色
以外に着色されている。この場合使用されるシート状の
ダニ捕獲材10は透明なものを用いるのが好ましい。白
色のケースを用いた場合にはダニ捕獲材10に付着した
物質がダニであるのかホコリ等であるのか、ダニ捕獲材
10を備え付けた状態ではその識別が困難となる。そこ
で、ダニの識別が容易になるように、白色以外に着色、
例えば黒色や黒みがかった朱色などの濃暗色に着色する
のが好ましい。この結果、ダニ捕獲材10をケース10
0から剥がすことなくダニの捕獲状態を認識できる。特
に、底板111中央の上記平坦領域115表面を白色以
外、例えば濃暗色に着色しておくことにより、ダニ捕獲
材10の大きさ等に関係なく一定領域のダニ捕獲材10
に捕捉されたダニを確実かつ容易に観察することができ
る。従って、当該領域に捕捉されたダニを見ただけで、
室内に生息するダニ数を直ちに推定できる。もちろん、
底板全体を濃暗色に着色しても差し支えなく、この場合
においても平坦領域115に対応する領域に捉えられた
ダニを一目で観察できる。
【0030】このダニ捕獲用ケース100は、ダニ捕獲
材10と共に使用される。ダニ捕獲材10としては、通
常、シート状支持体11と粘着剤層12とを備えたシー
ト状のダニ捕獲材10が用いられる。シート状支持体1
1としては、通常の粘着シートに用いられるものであれ
ば特に限定されず、例えばプラスチック製や紙製などの
各種シート状物が用いられる。また、粘着剤層12とし
てもその材質は特に限定されず、例えばアクリル系粘着
剤やゴム系粘着剤など各種の粘着剤が用いられるが、ダ
ニに対する忌避性がなく、ダニの捕獲に対して悪影響の
小さいものを用いるのが好ましい。
【0031】このとき、ダニ誘引物質を併用するのが好
ましい。ダニ誘引物質としては、ダニを誘引できるもの
であれば特に限定されるものではなく、例えば食餌性誘
引物質、フェロモン性誘引物質、フレーバー類を挙げる
ことができる。中でも、チーズや乾燥酵母、粉末飼料、
イリ粉などの食餌性誘引物質がその有効性より好適に用
いられる。
【0032】これらのダニ誘引物質は、そのままダニ捕
獲材10の粘着剤層12表面に接着させる、あるいは粘
着剤層12中に練り込む、さらには液状のダニ誘引物質
を布などに含浸させたシート状物を粘着剤層12表面に
接着させて使用される。このとき、食餌性誘引物質のよ
うに粘着剤層12中に練り込むことが困難な場合などに
は、例えばシート状や錠剤状に加工して、あるいは通気
性を有する袋に封入して用いるのが好都合である。な
お、これらの場合には、粘着剤層12の種類はダニ誘引
物質には左右されず、いずれの粘着剤を用いてもほぼ同
様な効果を得ることができる。従って、本発明において
は、ダニ捕獲材10として、粘着シートとダニ誘引物質
が別体となって提供されることもある。
【0033】また、シート状のダニ捕獲材10の大きさ
は、ケース100内に収納可能な大きさであれば制約を
受けるものではないが、概ね段差部116によって支持
される大きさ、好ましくは段差部116よりやや外側に
はみ出す程度の大きさに作製される。
【0034】このシート状のダニ捕獲材10は、図8及
び図9に示すように粘着剤層12をリブ材113に向け
て、平坦領域115が中心に位置するよう段差部116
上に配置される。この結果、粘着剤層12と底板111
との間にダニが好むような隙間が形成され、ダニが効率
よく捕獲される。特に、ダニ誘引物質を粘着剤層12に
接着させる場合には、リブ材113のない平坦領域11
5に対応させてダニ誘引物質を接着することにより、粘
着剤層12がリブ材113から浮き上がることなく、粘
着剤層12と底板111との間に望ましい隙間が確保さ
れる。また、粘着剤層12がリブ材113より浮き上が
る場合には段差部116をさらに高くする、あるいは、
蓋部120が浮き上がる場合には本体部110の枠部1
12をさらに高くすることによって調整すればよい。
【0035】また、上記ダニ捕獲用ケース100を着色
した場合には、シート状支持体11及び粘着剤層12に
は着色を施すことなく、上記したように透明なものを用
いるのがよい。このように透明なダニ捕獲材10を用い
ることによって、ダニ捕獲材10をリブ材113から剥
がすことなく、死滅して白色になったダニを効率よく識
別できる。もちろん、支持体11及び/又は粘着剤層1
2がダニの判別容易に、例えば濃暗色に着色されていて
も差し支えなく、この場合にはダニ捕獲材10を剥がし
て観察することにより、ダニを容易に識別できる。な
お、粘着剤層12に着色を施すことは技術的な困難さ
(例えば顔料や粘着剤層の選択など)を伴う場合があ
り、支持体11に着色を施すのがより容易に実施可能で
ある。
【0036】こうしてダニ捕獲材10が配置されたダニ
捕獲用具は、本体部110の底板111を下にして、ダ
ニの生息場所、例えば畳やカーペットの上、押し入れに
収納された布団の間等に設置される。生息するダニは、
底板111に設けられた貫通穴117からケース内に侵
入し、ダニ捕獲材10に捕獲される。捕獲されたダニを
確認するためには、ダニ捕獲用具の蓋部120を開け、
透明なダニ捕獲材10の上面(支持体11側)から目視
すればよい。また、ダニ捕獲材10が透明でない場合に
は、ダニ捕獲材10をリブ材113から剥離して、粘着
剤層12表面を目視することにより確認できる。
【0037】このように本発明のダニ捕獲用具にあって
は、ダニが好む隙間が形成されていると共に放射状に配
置されたリブ材113によって角114が多数形成され
るため、ダニが非常に集まり易い構造となっている。ま
た、隙間や角114が形成される本体部110は、蓋部
120によって覆われる構造となっているため、ダニと
判別がしにくいホコリやチリがダニ捕獲材10に付着し
にくい。このため、ダニの識別が容易に行なえると共
に、ホコリやチリによってダニの捕獲力が低下する恐れ
も少ない。
【0038】また、ダニが十分に捕捉され、ダニ捕獲材
10の効力が低下した場合には、ダニ捕獲材10を交換
することにより、繰り返し反復使用することができるも
のである。
【0039】本発明は、上記本実施の形態に限定される
ものではなく様々な形態が考えられる。例えば、蓋部1
20を透明なプラスチック材料から作製することができ
る。蓋部120を透明にすることにより、蓋部120を
開閉することなく、蓋部120を通してダニの捕捉具合
を確認できる。この場合には、透明なダニ捕獲材10を
用いて、底板111を濃暗色等の白色以外に着色するの
がよい。また、底板111を透明なプラスチック材料か
ら作製することにより、蓋部120を開閉することな
く、底板111を通してダニの捕捉具合を確認できる。
この場合には、蓋部120を濃暗色に着色すると共に、
透明なダニ捕獲材10若しくは濃暗色に着色されたダニ
捕獲材10を用いるのがよい。
【0040】さらに蓋部120は、底板111との間に
隙間を形成し、本体部110を覆う構造であればどのよ
うな構造であっても差し支えない。例えば、上記のダニ
捕獲用具において、蓋部120を枢支する軸状突起11
8を設けられる程度に本体部110の枠部112を残し
て、枠部112のほぼ全体を取り除いてもよい。また、
図10に示すように、枠部122のない蓋板121に枢
支穴123が設けられた支持部125を設けて、蓋部1
20を構成することにしてもよい。このような構造にす
ることによってより簡単な構造とすることができる。
【0041】また上記実施の形態においては、反復使用
可能なダニ捕獲用具を前提として説明したが、例えばダ
ニ捕獲用ケース100全体を紙から作製して、使い捨て
タイプとすることもできる。
【0042】さらに、ダニ捕獲材として粘着剤を使用し
たシート状のダニ捕獲材10を用いることにしたが、底
板111の平面領域にダニ誘引物質を含有させた粘着剤
を塗布して用いることも可能である。
【0043】
【実施例】次に、本発明に係るダニ捕獲用具を用いて実
際にダニを捕獲検知した。用いたダニ捕獲用ケースは、
底板の大きさが13cm×9cm、枠部の高さが1m
m、貫通穴は表面側の開口が1.5mm、裏面側の開口
が1mmのテーパ状であって、段差部のない高さ0.5
mmリブ材を8本放射線状に設けて8つの角を形成した
黒色の本体部と、収納部のない黒色の蓋部とからなるも
のを用いた。また、底部の中央には、16mm×8mm
の平坦領域を形成した。
【0044】ダニ捕獲材には、PET製の透明な支持体
(厚さ75μm)に、プロピオン酸及びゲラニオールを
それぞれ5重量%含有させた透明なアクリル系粘着剤層
を積層したシート状のもの(大きさ7cm×6cm)を
用い、平坦領域がその中央に位置するようにリブ材上に
粘着剤層を貼着した。
【0045】このダニ捕獲用具を、一般家庭13件の床
面(畳、カーペット等は問わない)上に3週間設置し
た。3週間後に蓋部を開けてダニ捕獲材の支持体側から
目視で確認し、目視における確認の容易さを評価した。
また、ダニ捕獲材を剥がした後、拡大鏡下にてダニの捕
獲数を数えた。なお、この試験に先立って、設置する床
面1m2を掃除機で3分間強制吸引し、吸引されたダニ
の捕獲数を求めておいた。その結果を表1に示す。
【0046】この結果、本発明に係るダニ捕獲用具を用
いたいずれの場合においても、目視にて容易にダニを識
別確認することができ、ホコリやチリの付着も少なかっ
たことが分かった。
【0047】また、本発明のダニ捕獲用具では生きたダ
ニのみを捕獲するが、掃除機による捕獲ではダニの死骸
もカウントされるため、ダニ捕獲用具による捕獲数と掃
除機による捕獲数とでは良好な相関関係が得られるもの
ではないが、ダニ捕獲用具による捕獲数が多い場合には
実際のダニ生息数も多く、ダニを捕獲できるのみなら
ず、その後のダニ処理の目安として大いに役立つことが
分かった。
【0048】
【表1】
【0049】
【発明の効果】本発明のダニ捕獲用ケースは、多数の小
さな貫通穴が設けられた底板と、当該底板の表面に前記
底板の外周部に向けて放射状に多数配設されたリブ材と
を備えた本体部を有しているので、リブ材上にシート状
のダニ捕獲材を配置することによって、リブ材とダニ捕
獲材との間にダニが好むような隙間が形成される。ま
た、リブ材によってダニが好むような角が多数形成され
る。このように、ダニが集まりやすい状況が作り出され
ているためダニを効率良く捕獲できる。
【0050】また、本体部は蓋部によって覆われ、ダニ
は底板に設けられた貫通穴からケース内に侵入する構造
となっているため、ダニ捕獲材にホコリやチリが付着し
にくく、ダニのみを捕獲できる。従って、ダニ捕獲材に
捕獲されたダニを識別しやすく、またダニ捕獲材の粘着
捕獲効果をより長く持続させることができる。
【0051】さらに、ダニを捕捉するダニ捕獲材とダニ
捕獲用ケースは別体となっているため、ダニ捕獲用ケー
スを反復して再利用することができる。
【0052】このとき、前記底板に、リブ材の基端面に
よって取り囲まれた平坦領域を形成することにより、ダ
ニ捕獲材にダニ誘引物質を接着した場合にも、ダニ誘引
物質と底面との間に適当な隙間を形成することができ
る。また、当該領域を設けることにより、常に一定の観
察領域を確保できる。このため、当該領域に捕獲された
ダニ数を観察することにより、生息するダニの実数を容
易に推定できる。
【0053】さらに、リブ材のうち一部を、該リブ材の
基端部に高くなった段差部を設けることにより、リブ材
上に配置したダニ捕獲材を剥がし易くできる。また、ダ
ニ捕獲材にダニ誘引物質を接着した場合にも、ダニ捕獲
材と底面との間により好ましい隙間を形成することがで
きる。
【0054】また、前記段差部の上端部を断面鋭角状に
することにより、ダニ捕獲材をより一層剥がしやすくで
きる。
【0055】また、貫通穴を底板裏面側の開口が小さく
なったテーパ状にすることにより、ダニがケース内に侵
入しやすくなり、より一層多くのダニを捕獲できると共
にホコリ等が侵入しにくくなる。
【0056】このようなダニ捕獲用ケースにおいて、少
なくとも前記平坦領域表面を白色以外に着色することに
より、透明なダニ捕獲材を剥がすことなく捕捉されたダ
ニを容易に識別できる。あるいは、底板及び/又は蓋部
の内面を濃暗色に着色することにより、透明なダニ捕獲
材を透して又は透明な蓋部を透してダニを容易に識別可
能となり、また透明な底板を透してダニを容易に識別可
能になる。
【0057】また蓋部を前記本体部に開閉可能に取り付
けることにより、ダニ捕獲具合の確認や捕獲材の交換作
業が非常に容易になる。
【0058】また前記蓋部に収納部を形成することによ
り、ダニ捕獲用ケースとダニ捕獲材を一緒にしておくこ
とができ、使い勝手が非常によくなる。
【0059】本発明に係るダニ捕獲用具は、上記のよう
なダニ捕獲用ケース内に配置されたダニ捕獲材によって
ダニを捕獲するものであり、ダニ捕獲材を取り替えるこ
とにより再使用できるものである。当該ダニ捕獲用具と
して、例えばシート状支持体と粘着剤層を備えた粘着シ
ートの該粘着剤層表面にダニ誘引物質を備えたダニ捕獲
用粘着シート若しくはシート状支持体とダニ誘引物質を
含有する粘着剤層を備えたダニ捕獲用粘着シートを用い
ることができ、非常に取扱いの容易なものである。
【0060】また、ダニ捕獲材のシート状支持体及び粘
着剤層を透明にするか、若しくは粘着剤層を透明かつシ
ート状支持体を濃暗色に着色しておくことにより、ダニ
捕獲材に捕獲されたダニとホコリ等の識別を容易にでき
る。
【0061】このように本発明によれば、ダニの捕獲効
率がよく、しかも取扱いが至極簡単で再利用可能なダニ
捕獲用具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るダニ捕獲用ケース
の概略的斜視図
【図2】同上のダニ捕獲用ケースの蓋部を開いた状態を
示す概略的平面図
【図3】図1に示すA−A線断面図
【図4】図1に示すB−B線断面図
【図5】ダニ捕獲用ケースの本体部の一部を示す拡大平
面図
【図6】ダニ捕獲用ケースの本体部の一部を示す拡大断
面図
【図7】収納部の蓋を開口した状態を示すダニ捕獲用ケ
ースの平面図
【図8】シート状のダニ捕獲材を配置した状態を示す平
面説明図
【図9】シート状のダニ捕獲材を配置した状態を示す断
面説明図
【図10】本発明の別な実施の形態に係るダニ捕獲用ケ
ースの概略的斜視図
【符号の説明】
10 シート状のダニ捕獲材 11 シート状支持体 12 粘着剤層 100 ダニ捕獲用ケース 110 本体部 111 底板 112 枠部 113 リブ材 114 リブ材によって形成された角 115 平坦領域 116 段差部 117 貫通穴 118 軸状突起 120 蓋部 121 蓋板 122 枠部 123 枢支穴 125 支持部 130 収納部 131 凹部 132 蓋 133 蓋を支持するための切欠き 134 窪み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 25/34 A01N 25/34 Z 61/00 61/00 A Z 63/00 63/00 A

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の小さな貫通穴が設けられた底板
    と、当該底板の表面に前記底板の外周部に向けて放射状
    に多数配設されたリブ材とを備えた本体部と、 前記底板を覆う蓋部とを備えたことを特徴とするダニ捕
    獲用ケース。
  2. 【請求項2】 前記底板中央域に、前記リブ材の基端面
    によって取り囲まれた平坦領域が形成されたことを特徴
    とする請求項1記載のダニ捕獲用ケース。
  3. 【請求項3】 前記リブ材のうち一部は、該リブ材の基
    端部に高くなった段差部を有することを特徴とする請求
    項1又は2記載のダニ捕獲用ケース。
  4. 【請求項4】 前記段差部の上端部は、断面鋭角状であ
    ることを特徴とする請求項3記載のダニ捕獲用ケース。
  5. 【請求項5】 前記貫通穴は、底板裏面側の開口が小さ
    くなったテーパ状であることを特徴とする請求項1、
    2、3又は4記載のダニ捕獲用ケース。
  6. 【請求項6】 少なくとも前記平坦領域の表面は、白色
    以外に着色されたことを特徴とする請求項2、3、4又
    は5記載のダニ捕獲用ケース。
  7. 【請求項7】 前記底板及び/又は蓋部の内面は、濃暗
    色に着色されたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5又は6記載のダニ捕獲用ケース。
  8. 【請求項8】 前記蓋部は、前記本体部に開閉可能に取
    り付けられたことを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6又は7記載のダニ捕獲用ケース。
  9. 【請求項9】 前記蓋部に、収納部が形成されたことを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記
    載のダニ捕獲用ケース。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至9のいずれかに記載のダ
    ニ捕獲用ケースと、ダニ捕獲材とを具備することを特徴
    とするダニ捕獲用具。
  11. 【請求項11】 前記ダニ捕獲材は、シート状支持体と
    粘着剤層を備えた粘着シートの該粘着剤層表面にダニ誘
    引物質を備えたダニ捕獲用粘着シート若しくはシート状
    支持体とダニ誘引物質を含有する粘着剤層を備えたダニ
    捕獲用粘着シートであることを特徴とする請求項10記
    載のダニ捕獲用具。
  12. 【請求項12】 前記ダニ捕獲材のシート状支持体及び
    粘着剤層は透明であるか、若しくは粘着剤層が透明かつ
    シート状支持体が濃暗色に着色されていることを特徴と
    する請求項11記載のダニ捕獲用具。
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