JP2001119990A - ファンモータ制御回路 - Google Patents

ファンモータ制御回路

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JP2001119990A
JP2001119990A JP29317599A JP29317599A JP2001119990A JP 2001119990 A JP2001119990 A JP 2001119990A JP 29317599 A JP29317599 A JP 29317599A JP 29317599 A JP29317599 A JP 29317599A JP 2001119990 A JP2001119990 A JP 2001119990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
power transistor
control circuit
transistor
resistor
Prior art date
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Pending
Application number
JP29317599A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Jitsu
英男 実
Yoshihito Sasaki
義仁 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hanshin Electric Co Ltd
Original Assignee
Hanshin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hanshin Electric Co Ltd filed Critical Hanshin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワートランジスタの消費電力、すなわち発
熱を少なくすることができ、パワートランジスタが故
障、断線した場合でもファンモータを回転させることの
できるファンモータ制御回路を提供する。 【解決手段】 交流を全波整流するダイオードブリッジ
3に、パワートランジスタ4と電流検出抵抗5とを直列
に接続したファンモータ制御回路において、パワートラ
ンジスタ4と並列に抵抗9とトランジスタ10とを接続
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流を電源とし
て送風用のファンモータを回転させるファンモータ制御
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は上記した従来のファンモータ制御
回路の一例を示すブロック図である。図2において、1
は交流電源、2は交流電源1で駆動されるファンモー
タ、3はダイオードブリッジを示し、このダイオードブ
リッジ3は、交流電源1に対してファンモータ2と直列
に接続され、交流を全波整流するものである。4はパワ
ートランジスタを示し、コレクタがダイオードブリッジ
3の出力側に接続されている。
【0003】5は電流検出抵抗を示し、一端がパワート
ランジスタ4のコレクタに接続され、他端がダイオード
ブリッジ3に接続されている、すなわち、パワートラン
ジスタ4と電流検出抵抗5とは直列に接続された状態
で、ダイオードブリッジ3に直列に接続されている。6
は比較器を示し、非反転入力端子に、図示を省略したマ
イクロコンピュータなどの制御回路からファンモータ2
の回転数を制御する電流制御信号(電圧)Sが供給され
るとともに、反転入力端子に帰還電圧が供給され、パワ
ートランジスタ4のオン、オフを制御するものである。
【0004】7は帰還抵抗を示し、一端がパワートラン
ジスタ4のエミッタと電流検出抵抗5との接続点に接続
され、他端が比較器6の反転入力端子に接続されてい
る。8はコンデンサを示し、一端が比較器6の反転入力
端子に接続され、他端が、パワートランジスタ4のエミ
ッタに接続されていない電流検出抵抗5の端に接続され
ている。
【0005】次に、動作について説明する。まず、比較
器6の非反転入力端子に所定の電流制御信号Sが供給さ
れると、パワートランジスタ4がオン状態になる。そし
て、パワートランジスタ4がオン状態になると、交流電
源1から供給される電力によってファンモータ2が回転
するとともに、ダイオードブリッジ3が全波整流するの
で、電流検出抵抗5のパワートランジスタ4側の電圧が
帰還抵抗7を介して比較器6の反転入力端子に供給され
る。
【0006】このように、反転入力端子に供給される電
圧を非反転入力端子に供給される電圧になるように比較
器6はパワートランジスタ4のオン状態、すなわち流れ
る電流を制御するので、比較器6は非反転入力端子に供
給される電流制御信号Sの所望回転数でファンモータ2
を回転させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のファンモータ制
御回路は、ファンモータ2を回転させる度にパワートラ
ンジスタ4がオン状態になるので、パワートランジスタ
4からの発熱が多くなる。したがって、パワートランジ
スタ4の熱を効率よく放熱させるために大形のヒートシ
ンクが必要となり、ヒートシンクはプリント基板に占め
る実装面積が大きく、高さ制限がある場合、ファンモー
タ制御回路の配設位置が制約される。また、パワートラ
ンジスタ4が故障、断線した場合、ファンモータ2の回
転が停止し、空気を供給できなくなる。
【0008】この発明は、上記したような不都合を解消
するためになされたもので、パワートランジスタの消費
電力、すなわち発熱を少なくすることができ、パワート
ランジスタが故障、断線した場合でもファンモータを回
転させることのできるファンモータ制御回路を提供する
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、交流を全波
整流するダイオードブリッジに、パワートランジスタと
電流検出抵抗とを直列に接続したファンモータ制御回路
において、パワートランジスタと並列に、抵抗とスイッ
チング素子とを接続したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図に
基づいて説明する。図1はこの発明の一実施形態である
ファンモータ制御回路の構成を示すブロック図であり、
図2と同一または相当部分に同一符号を付して説明を省
略する。
【0011】図1において、9は抵抗を示し、一端がパ
ワートランジスタ4のコレクタに接続されている。10
はスイッチング素子としてのトランジスタを示し、コレ
クタが抵抗9の他端に接続され、エミッタがパワートラ
ンジスタ4と電流検出抵抗5との接続点に接続されてい
る。なお、抵抗9の値は、抵抗9、トランジスタ10お
よび電流検出抵抗5にファンモータ2を回転させるのに
最低限必要な電流を流すことができるように設定されて
いる。
【0012】次に、動作について説明するが、従来と異
なる点について説明する。まず、図示を省略したマイク
ロコンピュータなどの制御回路から電流制御信号Sが比
較器6の非反転入力端子に供給されるとともに、トラン
ジスタ10のベースに供給される。このようにトランジ
スタ10のベースに電流制御信号Sが供給されると、ト
ランジスタ10がオン状態になるので、電流制御信号S
の所望回転数でファンモータ2を回転させることができ
る。
【0013】なお、このときの電流制御信号Sの所望回
転数がトランジスタ10をオンさせることによって得ら
れるファンモータ2の回転数で足りれば、電流検出抵抗
5のパワートランジスタ4側の電圧が帰還抵抗7を介し
て比較器6の反転入力端子に供給され、比較器6の出力
はローレベルとなるので、パワートランジスタ4はオフ
状態となる。しかし、電流制御信号Sの所望回転数がト
ランジスタ10をオンさせることによって得られるファ
ンモータ2の回転数で足りなければ、パワートランジス
タ4がオン状態となり、従来と同様にファンモータ2の
回転数を制御する。
【0014】上述したように、この発明の一実施形態に
よれば、パワートランジスタ4と並列に抵抗9とトラン
ジスタ10とを接続し、抵抗9、トランジスタ10およ
び電流検出抵抗5にファンモータ2を回転させるのに最
低限必要な電流を流すことができるように抵抗9の値を
設定したので、トランジスタ10をオンさせてファンモ
ータ2を回転させる回転数で足りれば、パワートランジ
スタ4はオフ状態を維持する。
【0015】したがって、パワートランジスタ4の消費
電力、すなわち発熱を少なくすることができるので、ヒ
ートシンクを小形化できることにより、ヒートシンクが
プリント基板に占める割合が少なくなるとともに、高さ
も低くなり、ファンモータ制御回路の配設位置が制約さ
れなくなる。また、パワートランジスタ4を流れる電流
が少なくなることにより、1または2ランク下の仕様の
パワートランジスタ4が使用できるので、コストダウン
を図ることができる。
【0016】さらに、パワートランジスタ4と並列に抵
抗9とトランジスタ10とが接続されているので、パワ
ートランジスタ4が故障、断線した場合でも、ファンモ
ータ2を回転させることができ、最低限の空気を供給す
ることができる。また、パワートランジスタ4と並列に
抵抗9とトランジスタ10とを接続すればよいので、従
来の回路をそのまま利用してこの発明のファンモータ制
御回路とすることができる。
【0017】上記した実施形態では、比較器6とトラン
ジスタ10とに同じマイクロコンピュータから電流制御
信号Sを供給してファンモータ2の回転数を制御した
が、比較器6に供給する電流制御信号Sと、トランジス
タ10に供給する電流制御信号Sとを別々の制御回路、
例えば別々のマイクロコンピュータから供給して両トラ
ンジスタ4,10を制御し、ファンモータ2の回転数を
制御してもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、パワ
ートランジスタと並列に抵抗とスイッチング素子とを接
続したので、スイッチング素子をオンさせてファンモー
タを回転させる回転数で足りれば、パワートランジスタ
はオフ状態を維持する。したがって、パワートランジス
タの消費電力、すなわち発熱を少なくすることができる
ので、ヒートシンクを小形化できることにより、ヒート
シンクがプリント基板に占める割合が少なくなるととも
に、高さも低くなり、ファンモータ制御回路の配設位置
が制約されなくなる。
【0019】また、パワートランジスタを流れる電流が
少なくなることにより、1または2ランク下の仕様のパ
ワートランジスタが使用できるので、コストダウンを図
ることができる。さらに、パワートランジスタと並列に
抵抗とスイッチング素子とが接続されているので、パワ
ートランジスタが故障、断線した場合でも、ファンモー
タを回転させることができ、空気を供給することができ
る。また、パワートランジスタと並列に抵抗とスイッチ
ング素子とを接続すればよいので、従来の回路をそのま
ま利用してこの発明のファンモータ制御回路とすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態であるファンモータ制御
回路の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のファンモータ制御回路の一例の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 ファンモータ 3 ダイオードブリッジ 4 パワートランジスタ 5 電流検出抵抗 6 比較器 7 帰還抵抗 8 コンデンサ 9 抵抗 10 スイッチング素子(トランジスタ) S 電流制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H021 AA01 BA11 BA12 BA20 BA22 CA10 DA04 EA07 5H575 AA05 BB02 BB03 BB06 DD01 GG04 HA08 HA16 HB01 LL22 MM06 MM07 MM12 PP02

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流を全波整流するダイオードブリッジ
    に、パワートランジスタと電流検出抵抗とを直列に接続
    したファンモータ制御回路において、前記パワートラン
    ジスタと並列に、抵抗とスイッチング素子とを接続し
    た、ことを特徴とするファンモータ制御回路。
JP29317599A 1999-10-15 1999-10-15 ファンモータ制御回路 Pending JP2001119990A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29317599A JP2001119990A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 ファンモータ制御回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP29317599A JP2001119990A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 ファンモータ制御回路

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JP2001119990A true JP2001119990A (ja) 2001-04-27

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ID=17791392

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JP29317599A Pending JP2001119990A (ja) 1999-10-15 1999-10-15 ファンモータ制御回路

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030083260A (ko) * 2002-04-20 2003-10-30 기아자동차주식회사 차량용 냉각팬 모터의 브러시 제어회로
JP2013228868A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Japan Steel Works Ltd:The 負荷短絡時の素子保護機能を備えた交流スイッチ装置

Cited By (2)

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KR20030083260A (ko) * 2002-04-20 2003-10-30 기아자동차주식회사 차량용 냉각팬 모터의 브러시 제어회로
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010710