JPH08107697A - Dcファンモータの異常検出回路 - Google Patents

Dcファンモータの異常検出回路

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JPH08107697A
JPH08107697A JP6239322A JP23932294A JPH08107697A JP H08107697 A JPH08107697 A JP H08107697A JP 6239322 A JP6239322 A JP 6239322A JP 23932294 A JP23932294 A JP 23932294A JP H08107697 A JPH08107697 A JP H08107697A
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JP
Japan
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fan motor
power supply
overvoltage
voltage
lock
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Pending
Application number
JP6239322A
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English (en)
Inventor
Masayuki Isogai
雅之 磯貝
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡便にロック検出を行うDCファンモータの
異常検出回路を得る。 【構成】 交流電源1を整流し平滑して得た非安定化直
流電源2と、ロックを検出し自動的に動作を停止し自己
の消費電力を低減する機能を有するDCファンモータ3
と、直流電源2の過電圧を検出する過電圧検出回路4か
らなり、過電圧検出回路4の検出電圧は、DCファンモ
ータ3の定常運転において平衡状態となる直流電源2の
電圧より過電圧を高く設定し、過電圧検出回路4が過電
圧を検出した場合はDCモータ3の異常と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータロック検出機能
及び動作停止機能を有するDCファンモータの異常検出
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DCファンモータは機器の冷却等に幅広
く用いられている。通常は直流安定化電源を用い、リレ
ーやスイッチング素子で運転の制御を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】DCファンモータの消
費電力は他の回路の消費電力に比べ大きい場合が多く、
直流安定化電源の電流供給能力も大きいものが必要とな
る。また近年、DCファンモータのロックや未接続を検
出するために、ロック検出機能及び動作停止機能を有す
る制御ICを備えたDCファンモータがある。このよう
なDCファンモータはモータ自体からロック検出信号出
力を本体の制御部に伝達する配線等が必要となるため、
部品点数が増加したり、コストが上昇する等の問題点が
あった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、交流電源を整流し平滑して得た直流電源
と、ファンモータのロックを検出し自動的に動作を停止
し自己の消費電力を低減する機能を有するDCファンモ
ータと、直流電源の過電圧を検出する過電圧検出回路と
からなり、過電圧検出回路の検出電圧は、DCファンモ
ータの定常運転において平衡状態となる直流電源電圧よ
り過電圧を高く設定し、過電圧検出回路が過電圧を検出
した場合にはファンモータの異常と判定するようにし
た。
【0005】
【作用】上記のような構成にしたことにより、DCファ
ンモータがロックした場合、DCファンモータはロック
検出を行い自動的に動作を停止し、自己の消費電力を低
減するので、交流電源を整流し平滑して得た直流電源の
負荷インピーダンスが大きくなり電源電圧が上昇して過
電圧検出回路の検出電圧を越えたときには、過電圧検出
回路が過電圧を検出するのでファンモータの異常と判断
できる。
【0006】また、ファン電源ラインの断線等によりD
Cファンモータが未接続状態になった場合も、直流電源
の負荷インピーダンスが大きいので同様にDCファンモ
ータの異常として判断できる。
【0007】これにより、過電圧検出回路によりDCフ
ァンモータの異常を検出することができるため、DCフ
ァンモータ自体のロック検出出力を本体の制御部に伝達
する配線等を必要としなくなる。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面にしたが
って説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すDCファン
モータ(以下ファンモータという)駆動回路のブロック
図、図2は図1の一実施例の詳細な回路図、図3はファ
ンモータの制御回路のブロック図、図4はファンモータ
の制御波形図、図5はファンモータの動作電流波形図、
図6は図2の回路例における動作波形図である。
【0010】図1のファンモータ駆動回路のブロック図
において、1は交流電源、2は交流電源1を整流し平滑
して得た非安定化直流電源でファンモータ3の駆動電源
である。3はロックを検出し自動的に動作を停止し自己
の消費電力を低減する機能を有する制御回路3aを内蔵
した直流のファンモータで直流電源2に接続している。
【0011】4は直流電源2の出力電圧の過電圧を検出
する過電圧検出回路でファンモータ3に接続している。
また、過電圧検出回路4の検出電圧は、ファンモータ3
の定常運転において平衡状態となる直流電源2の電圧よ
り過電圧を高く設定し、過電圧検出回路4が過電圧を検
出した場合はファンモータ3の異常と判定するものであ
る。
【0012】図2は図1の実施例をさらに詳細にしたも
のである。
【0013】直流電源2は整流素子21で整流し、抵抗
22、コンデンサ23で平滑している。ファンモータ3
が正常な運転状態の場合には、そのインピーダンスはあ
る一定の値に安定するとみなせるので、直流電源電圧は
交流電源1の電圧と抵抗22とファンモータ3のインピ
ーダンスによってほぼ一定の電圧になる。必要に応じ、
整流する前にトランス等で入力電圧を調整してもよい。
また、抵抗22のかわりにチョークコイルを用いてもよ
く、省略してもよい。
【0014】過電圧検出回路4は、ツェナーダイオード
41と抵抗42で電圧検出回路を構成し、ツェナーダイ
オード41と抵抗42の接続点に抵抗43を接続し、そ
の他端にトランジスタ44のベースを接続し、エミッタ
は基準電位に接続する。この構成では、直流電源電圧が
ツェナー電圧とトランジスタのVBEを加えた電圧を越え
ると、トランジスタ44がON状態となる。
【0015】図3を用いて本実施例で使用するファンモ
ータ3のロック検出と自動復帰動作の機能を説明する。
なお、このファンモータ3は一般に使用されているもの
であり、ファンモータ3に内蔵の制御回路3aは以下に
説明する機能を有する集積回路(例えば、2相半波駆動
方式のプリドライバ、ROHM:BA6406/BA6
406F)等で構成されている。
【0016】図3はファンモータ制御回路のブロック図
で、図4はファンモータ制御回路の制御波形の例であ
る。
【0017】制御回路3aはホール素子(図示せず)等
を用いてファン(図示せず)の回転状態を検出する回転
検出手段101と回転制御を行う制御手段102とファ
ンのロック検出を行うロック検出手段103とロック状
態から回転を開始するための自動復帰手段104からな
る。ロック検出手段103は、通常、CRの充放電回路
と電圧比較器等で構成され、ファンの回転検出が行われ
る毎に放電され、ロックすると充電電圧が高くなってい
き、充電電圧が比較器のしきい値を越えるとロックした
と判断する。
【0018】次に、本発明の一実施例の動作について図
面にしたがって説明する。
【0019】制御手段102によりファンの回転を開始
させると、図4に示すように正常にファンの回転が継続
している場合、回転検出手段101の入力波形が周期的
に変化し、ロック検出手段103の出力は周期的にリセ
ットされる。ファンの回転がロックすると、ロック検出
手段103の出力はしきい値を越えるため、制御手段1
02はモータ駆動信号を停止し、モータの動作を停止す
る。このとき、ロック検出手段103の出力は徐々に低
下していき、所定の電圧に達すると自動復帰手段104
によりファンモータ3の駆動が再開される。ファンロッ
クが継続すると、間欠的に自動復帰動作を行う。
【0020】またモータ駆動の停止中は、ファンモータ
3の制御回路3a自体の消費電流のみとなり、駆動中の
消費電流の数分の一以下となるために、電源回路からみ
たファンのインピーダンスは駆動中に対して停止中は数
倍以上となることと等価である。
【0021】図5は電源電圧を一定とした場合の本実施
例で使用するファンモータ3の動作例である。区間1は
ファンモータ3が正常に回転している場合であり、定電
流が流れている。区間2は通電したままファンモータ3
の回転を止めた場合であり、ファンモータ3自体が回転
停止を検出して自動的に動作を停止し、消費電流が減少
する。ファンモータ3には回転停止後、一定時間ごとに
自動復帰動作を行うものであり、その場合の消費電流は
区間3に示すような波形となる。
【0022】区間2及び3に共通する現象は、ファンモ
ータ3自体がファンモータ3の回転停止(ファンロッ
ク)を検出した場合は、ファンモータ3の動作が停止す
るため、電源回路の負荷のインピーダンスを考えると、
この間のインピーダンスが大きくなっていることと同義
である。
【0023】ファンモータ3のロックを検出した場合に
はファン自体のインピーダンスが大きくなったことにな
る。また非安定化直流電源2を使用しているため直流電
源電圧は上昇する。したがって、この電圧上昇を検出す
ればファンモータ3のロックを検出することができる。
同様に、ファンモータ3の電源ラインの断線等によりフ
ァンモータ3が未接続状態になった場合も検出すること
ができる。
【0024】図6は本実施例におけるファンモータ3の
動作と、直流電源電圧、過電圧検出回路出力波形の例で
ある。区間1〜区間3は図5の例と同様に順に、正常回
転の定常状態、ファンロック状態、自動復帰動作の繰り
返し状態である。
【0025】区間1はファンモータ3が正常に回転して
おり、定常状態になっている。直流電源電圧は非安定化
電源のためリップルを含むが、平均電圧は一定となる。
この区間では過電圧検出回路4の検出電圧より直流電源
電圧が低いので、過電圧検出回路4の出力はOFFにな
る。
【0026】区間2はファンモータ3がロックした状態
である。ファンモータ3自体がロックを検出すると自動
的に停止状態となるので、直流電源2の負荷インピーダ
ンスが大きくなったことと同様になり、非安定化電源の
ため電源電圧は徐々に上昇していく。電源電圧が過電圧
検出回路4の検出電圧より高くなると出力はONにな
る。
【0027】区間3はファンモータ3のロック検出後一
定時間ごとに自動復帰動作を行っている場合である。起
動動作を行うと起動電流が流れるため電源電圧は低下す
るが、ロック状態が継続すると再び停止状態になるため
区間2と同様に電源電圧が上昇する。よって、一定時間
ごとに電源電圧が過電圧検出回路4の検出電圧より高く
なりその出力がONする。
【0028】従って、ファンモータ3がロックした場
合、非安定化電源のため電源電圧は徐々に上昇して過電
圧検出回路4の検出電圧を越えたときには、過電圧検出
回路4が直流電源2の過電圧を検出するのでファンモー
タ3の異常と判断できる。このためファンモータ3自体
のロック検出出力を本体の制御部(図示せず)に伝達す
る配線等を必要としなくなる。
【0029】
【発明の効果】交流電源を整流し平滑して得た直流電源
と、モータのロックを検出し自動的に動作を停止し自己
の消費電力を低減する機能を有するファンモータと、直
流電源の過電圧を検出する過電圧検出回路からなり、過
電圧検出回路の検出電圧は、ファンモータの定常運転に
おいて平衡状態となる直流電源電圧より高く設定し、過
電圧検出回路の出力が過電圧と判定した場合にはモータ
の異常と判定するような回路にしたため、ファンモータ
のロックを検出することが可能であり、ファン電源ケー
ブル断線等の未接続状態も検出できる。さらに、本発明
では直流電源回路は非安定化の簡易なものでよく、異常
検出は電圧検出であるために回路構成も小規模でよい。
ファンモータ自体からロック検出信号出力を本体の制御
部に伝達する配線の必要がないため、ファンモータのコ
ストも低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すDCファンモータの異
常検出回路のブロック図である。
【図2】図1の一実施例の詳細な回路図である。
【図3】本発明の一実施例を示すDCファンモータの制
御回路のブロック図である。
【図4】本発明の一実施例を示すDCファンモータの制
御回路の制御波形図である。
【図5】本発明の一実施例を示すDCファンモータの動
作電流波形図である。
【図6】図2の回路例における動作波形図である。
【符号の説明】
1 交流電源 2 直流電源 3 DCファンモータ 4 過電圧検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源(1)を整流し平滑して得た非
    安定化直流電源(2)と、ロックを検出し自動的に動作
    を停止し自己の消費電力を低減する機能を有するDCフ
    ァンモータ(3)と、前記直流電源(2)の過電圧を検
    出する過電圧検出回路(4)とからなり、前記過電圧検
    出回路(4)の検出電圧は、DCファンモータ(3)の
    定常運転において平衡状態となる直流電源(2)の電圧
    より過電圧を高く設定し、過電圧検出回路(4)が過電
    圧を検出した場合はDCモータ(3)の異常と判定する
    ことを特徴とするDCファンモータの異常検出回路。
JP6239322A 1994-10-04 1994-10-04 Dcファンモータの異常検出回路 Pending JPH08107697A (ja)

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JP (1) JPH08107697A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785935A (en) * 1991-10-03 1998-07-28 Fristad; William E. Process for removing mercury from soil
CN100340042C (zh) * 2003-06-27 2007-09-26 台达电子工业股份有限公司 直流马达的过电压保护装置
JP2010028961A (ja) * 2008-07-17 2010-02-04 Nec Electronics Corp 負荷短絡保護回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5785935A (en) * 1991-10-03 1998-07-28 Fristad; William E. Process for removing mercury from soil
CN100340042C (zh) * 2003-06-27 2007-09-26 台达电子工业股份有限公司 直流马达的过电压保护装置
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