JP2001119763A - ガスメータへの通信端末装置の取り付け構造 - Google Patents

ガスメータへの通信端末装置の取り付け構造

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JP2001119763A
JP2001119763A JP30043599A JP30043599A JP2001119763A JP 2001119763 A JP2001119763 A JP 2001119763A JP 30043599 A JP30043599 A JP 30043599A JP 30043599 A JP30043599 A JP 30043599A JP 2001119763 A JP2001119763 A JP 2001119763A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多種の通信端末装置やガスメータに対して適
用可能で、且つ、取り付け作業が容易で、且つ取り外し
等のいたずらにも遭い難い構造で、且つ外観上も目立た
ない構造のガスメータへの通信端末装置の取り付け構造
を提供する。 【解決手段】 ガスメータ1の側部に取り付け治具Aを
装着すると共にこの取り付け治具Aに通信端末装置2を
取着するガスメータへの通信端末装置の取り付け構造で
ある。これにおいて、取り付け治具Aの両側に平行に対
向するように設けた弾性を有する一対の固定片3をガス
メータ1の側部の前面と後面に沿わせると共に固定片3
に設けた穴または窪みの係止部4をガスメータの組み立
て用ねじ5の頭部5aに係止する。取り付け治具Aにセ
ットした通信端末装置2の取り付け片6をガスメータ1
の側面と取り付け治具Aとの間に配置する。ガスメータ
1側から上記取り付け片6を介して取り付け治具Aに取
り付けねじ7を螺入して通信端末装置2を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスメータとガス
供給会社のホストコンピュータを結ぶネットワークを構
成する通信端末装置をガスメータに取り付ける構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、公衆回線や特定小電力無線を用い
てガスメータとガス供給会社のホストコンピュータとを
結ぶネットワークを構成し、顧客宅のガスの使用量を遠
隔で測定して検針の効率化を図るシステムが構築されて
いる。またこのシステムにおいては顧客宅のガス使用状
況、ガス圧力値等を遠隔で測定することも可能で、ガス
漏れや異常使用等の緊急時には遠隔で遮断弁を操作する
ことも可能となる。
【0003】このシステムを実現するため、ガスメータ
には指針値、圧力値、アラーム情報などを電気的信号に
変換する機能が備わっており、上記電気的信号をホスト
コンピュータに送出するための通信端末装置が接続され
る。
【0004】メータに接続される通信端末装置には、電
話回線に接続される端末網制御装置(T−NCU)や電
柱や電柱間のメッセンジャーワイヤに設置される無線親
機と通信を行う無線子機等がある。
【0005】ところで、これら従来の通信端末装置は、
建物の壁面、またはガスメータのカウンターの横に形成
されたねじ穴にねじ止めして取り付けるのに好適な構造
になっており、実際に上記のように取り付けられてい
た。
【0006】また、ガスメータに備わる組み立て用ねじ
の頭部を用いてガスメータの側部に取り付け用板を固定
し、この取り付け用板に通信端末装置をねじ止めにて取
り付ける方法も提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、建物の
壁面に通信端末装置を取り付けることは、壁面に傷が付
くことや美観上もよくないという問題があった。
【0008】またガスメータのカウンターの横に形成さ
れたねじ穴にねじ止めする方法では、ガスメータに必ず
しもそのような穴がない場合があってそのような場合施
工できないという問題がある。
【0009】またガスメータの側部に取り付け用板を固
定し、その取り付け用板に通信端末装置をねじ止めする
方法は、多くのガスメータに適用できる方法であるが、
通信端末装置を外面側から取り付け用板に螺入した取り
付けねじにてねじ止めしているために取り外し等のいた
ずらに遭いやすいという問題がある。
【0010】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、多種の通信端末装置やガスメータに対して適用可
能で、且つ、取り付け作業が容易で、且つ取り外し等の
いたずらにも遭い難い構造で、且つ外観上も目立たない
構造のガスメータへの通信端末装置の取り付け構造を提
供することを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のガスメータへの通信端末装置の取り
付け構造は、ガスメータ1の側部に取り付け治具Aを装
着すると共にこの取り付け治具Aに通信端末装置2を取
着するガスメータへの通信端末装置の取り付け構造にお
いて、取り付け治具Aの両側に平行に対向するように設
けた弾性を有する一対の固定片3をガスメータ1の側部
の前面と後面に沿わせると共に固定片3に設けた穴また
は窪みの係止部4をガスメータの組み立て用ねじ5の頭
部5aに係止し、取り付け治具Aにセットした通信端末
装置2の取り付け片6をガスメータ1の側面と取り付け
治具Aとの間に配置し、ガスメータ1側から上記取り付
け片6を介して取り付け治具Aに取り付けねじ7を螺入
して通信端末装置2を固定して成ることを特徴とする。
【0012】上記のように構成したことにより、取り付
け治具Aの所定位置に通信端末装置2をセットし、取り
付け片6から取り付けねじ7を取り付け治具Aに螺入し
て通信端末装置2を取り付け治具Aに取り付け、取り付
け治具Aの固定片3をガスメータ1の側部の前面と後面
に沿わせると共に固定片3の係止部4を組み立てねじ5
の頭部5aに係止し、ガスメータ1に通信端末装置2を
取り付け治具Aにて取り付けることができる。
【0013】そして上記のように取り付け治具Aにて取
り付けることにより、多種の通信端末装置2やガスメー
タ1での取り付けに適用可能になり、また取り付け作業
が容易になる。またガスメータ1側から取り付けねじ7
を螺入していることにより取り付けねじ7が外観上見え
ることがなく、また取り外し等のいたずらに遭いにく
い。また通信端末装置2の一部が取り付け治具Aの内側
に入り込む構造となることにより、従来の取り付け用板
の上にねじ止めする方式に比べて外観上コンパクトにな
る。
【0014】また本発明の請求項2のガスメータへの通
信端末装置の取り付け構造は、請求項1において、通信
端末装置2を覆い、ガスメータ1との間に通信端末装置
2を挟みこむカバー部8を上記取り付け治具Aに備えた
ことを特徴とする。
【0015】上記のように構成したことにより、カバー
部8を有する取り付け治具Aにて通信端末装置2を覆う
ことができて外観上目立たないようにできると共に通信
端末装置2が風雨や粉塵等に晒されて劣化するのを防止
できる。
【0016】また本発明の請求項3のガスメータへの通
信端末装置の取り付け構造は、請求項1または請求項2
において、通信端末装置2の取り付け片6を取り付ける
位置で取り付け治具Aに肉厚方向に厚くしたねじ止め用
厚肉部9を設け、このねじ止め用厚肉部9に取り付け治
具Aの内面から未貫通のねじ穴10を設け、上記取り付
け片6を取り付ける取り付けねじ7をねじ止め用厚肉部
9のねじ穴10に螺入したことを特徴とする。
【0017】上記のように構成したことにより、取り付
けねじ7を取り付け治具Aのねじ止め用厚肉部9のねじ
穴10に螺入して取り付けることで取り付けねじ7を取
り付け治具Aに固定できて通信端末装置2を確実に取り
付けることができる。また取り付けねじ7を螺入するね
じ穴10が見えないことにより、外観がよいと共に取り
外し等のいたずらに遭いにくい。
【0018】また本発明の請求項4のガスメータへの通
信端末装置の取り付け構造は、請求項2または請求項3
において、前記カバー部8の上部には適度の傾斜を持つ
傾斜面11が形成されていることを特徴とする。
【0019】上記のように構成したことにより、雨水や
粉塵等がカバー部8の上部に溜まったり、堆積したりす
るのを防止できる。
【0020】また本発明の請求項5のガスメータへの通
信端末装置の取り付け構造は、請求項2乃至請求項4に
おいて、前記カバー部8は通信端末装置2の上部から通
信端末装置2の端子カバー21,27の直上位置まで覆
うように形成されていることを特徴とする。ガスメータ
1に取り付け治具Aを用いて通信端末装置2を取り付け
た後で通信端末装置2の端子カバー21,27を外して
端子台22,28の配線を操作することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】先ず、図1乃至図3に示す実施の
形態の例から述べる。ここで通信端末装置2として無線
子機2aを挙げるが、これは端末網制御装置(T−NC
U)2bであってもよい。またガスメータ1として膜式
ガスメータを挙げるが、電子式メータ(フィルディック
メータや超音波メータ等)であってもよい。
【0022】通信ネットワークを構成するガスメータ1
は大きく計量部15とマイコン部16とカウンター17
の3つの部分からなる。計量部15は内部に膜式機構の
計量器があり、組み立てねじ5によって組み立てられて
いる。またマイコン部16の背面から、電気的信号を外
部に出力するための通信線18が取り出されている。
【0023】また通信端末装置2としての無線子機2a
はガスメータ1の通信線18にて接続され、無線親機と
特定小電力無線等の無線手段を用いて通信を行うもので
ある。無線親機は公衆回線、例えばPHS回線等を通じ
てガス供給会社のホストコンピュータに接続されてお
り、これにより、顧客宅のガスメータ1とホストコンピ
ュータを結ぶネットワークが構築される。
【0024】無線子機2aは図3に示すように本体20
と端子台カバー21からなり、本体20の下部には端子
台22を備えている。端子台22は端子台カバー21に
て覆われるが、端子カバー21はねじ等で着脱自在に取
り付けてある。この端子台22には上記通信線18を接
続するようになっている。端子台22の内部には磁石で
起動するリードスイッチ23を備えており、ガスメータ
1と無線子機2aとを接続した後の初期設定時にはこの
リードスイッチ23の近辺に磁石を当てて初期設定動作
を行わせる必要がある。また本体20の上部右側には取
り付け片6を設けてあり、取り付け片6には2個の取り
付け穴24を穿孔してある。
【0025】通信端末装置2をガスメータ1に取り付け
る取り付け治具Aは本例の場合、図2に示すように合成
樹脂にて一体に形成されている。取り付け治具Aは略門
型の本体部25と、一対の固定片3と、カバー部8とで
主体が構成されている。本体部25の両側のフランジ2
5aからフランジ25aに対して垂直になるように固定
片3を一体に連出してあり、両側の固定片3は平行に対
向している。この両側の固定片3には上記ガスメータ1
の組み立てねじ5の頭部5aに係止する係止部4を上下
に適当な間隔を隔てて設けられている。かかる係止部4
は穴または窪みで形成されているが、本例の場合穴であ
る。カバー部8は下面が開口した箱状に形成されてお
り、本体部25に一体に設けられている。かかるカバー
部8は通信端末装置2を覆い、ガスメータ1との間で通
信端末装置2を挟み込む構造になっている。カバー部8
の上部には傾斜面11を設けてあり、上部に雨水や粉塵
等が溜まらないようになっている。取り付け治具Aのカ
バー部8の内部の上部にはカバー部8から内側に突出す
る突起部9aを設けてあり、この突起部9aにより肉厚
方向に厚くしたねじ止め用厚肉部9を形成してあり、こ
のねじ止め用厚肉部9には取り付け治具Aの内面から未
貫通のねじ穴10を穿孔してある。本例の場合、上下に
2個のねじ穴10を穿孔してある。また本例のカバー部
8は通信端末装置2としての無線子機2aの上部から端
子台カバー21の直上位置まで覆う大きさのものであ
る。つまり、下部の端子台カバー21は覆わない大きさ
である。
【0026】そして通信端末装置2としての無線子機2
aを取り付け治具Aにてガスメータ1に取り付けるには
次のように行う。取り付け治具Aの内面側に無線子機2
aを配置し、無線子機2aの取り付け片6の取り付け穴
24とねじ穴10を対応させ、ビスような取り付けねじ
7を取り付け穴24からねじ穴10に螺入し、取り付け
ねじ7を締め付けることで固定する。そして取り付け治
具Aの一対の固定片3をガスメータ1の側部の前面及び
後面に沿わせ、係止部4を組み立て用ねじ5の頭部5a
に係止して図1(a)のように取り付ける。次に、ガス
メータ1の通信線18を無線子機2aの端子台22に接
続する。然る後、無線子機2aの端子台22のリードス
イッチ23付近に磁石を当て、初期設定を行う。
【0027】上記のように無線子機2aを取り付け治具
Aにて取り付けるとき、取り付けねじ7をねじ止め用厚
肉部9のねじ穴10に螺合するために強固に固定でき
る。また取り付けねじ7を取り付け治具Aの内面側から
螺合すると共にねじ穴10が未貫通のために外部から取
り付けねじ7が見えることがなく、取り外し等のいたず
らに遭い難く、また美観上も都合がよい。また無線子機
2aの大部分は取り付け治具Aのカバー部8にて覆われ
るため、いたずら等の被害に遭い難いだけでなく、雨水
や粉塵等が直接無線子機2aに当たって無線子機2aが
劣化するのを防ぐことができる。またカバー部5の上部
には傾斜面11が設けられているために雨水や粉塵等の
溜まりや堆積を防ぐことができ、劣化したり、美観を損
なったりするのを防止できる。また取り付け治具Aは固
定片3の弾性を利用して取り付けるが、この固定片7の
材質は、硬質過ぎると前記の嵌め込みよる係止が物理的
に困難となり、軟質過ぎると容易に取り外せてしまうた
め、適度な弾力性を持たせることが肝要である。これに
適した材質としては厚さ3mm前後のAAS樹脂(アク
リロニトリル・アクリレート・スチレン樹脂)を用いる
ことが考えらえる。また取り付け治具Aのカバー部8は
無線子機2aの上部から端子台カバー21の直上位置ま
で覆う大きさであるために、端子台カバー21のある部
分は露出した状態となり、無線子機2aの取り付け後の
端子台カバー21の着脱、通信線18の配線、初期設定
のための磁石の近接等が容易に行える。
【0028】なお、上記例では通信端末装置2として無
線子機2aを取り付けるものについて述べたが、通信端
末装置2として後述の端末網制御装置2bを用いる場合
も同様に実施できる。
【0029】次に図4、図5の実施の形態について述べ
る。ここで通信端末装置2として端末網制御装置(T−
NCU)2bを挙げるが、これは無線子機2aであって
もよい。またガスメータ1として膜式ガスメータを挙げ
るが、電子式メータ(フィルディックメータや超音波メ
ータ等)であってもよい。本例のガスメータ1は上記の
実施の形態の例で述べたものと同じである。
【0030】通信端末装置2としての端末網制御装置2
bは、公衆回線と電話機とガスメータ1の3つに接続さ
れ、通常は電話機が公衆回線に接続されており、特定の
信号(ノーリンギング信号)により起動された時、また
はガスメータ1が発呼したときガスメータ1と公衆回線
を繋ぐ、いわば切り分け器的な役割を果たす。この端末
網制御装置2bは、図5に示すように本体26と、端子
台カバー27とからになり、本体26の下部には端子台
28を備えている。端子台28は端子台カバー27にて
覆われるが、端子カバー27はねじ等で着脱自在に取り
付けてある。この端子台28にはガスメータ1からの通
信線18と、公衆回線の保安器からの通信線と、電話機
への通信線を接続するようになっている。また本体26
の上部中央には取り付け片6を設けてあり、取り付け片
6には1個の取り付け穴24を穿孔してある。
【0031】通信端末装置2をガスメータ1に取り付け
る取り付け治具Aは本例の場合、図4に示すように合成
樹脂にて一体に形成されている。取り付け治具Aは略門
型の本体部25と、一対の固定片3とで主体が構成され
ている。本体部25の両側のフランジ25aからフラン
ジ25aに対して垂直になるように固定片3を一体に連
出してあり、両側の固定片3は平行に対向している。こ
の両側の固定片3には上記ガスメータ1の組み立てねじ
5の頭部5aに係止する係止部4を上下に適当な間隔を
隔てて設けられている。かかる係止部4は穴または窪み
で形成されているが、本例の場合穴である。本体部25
の上のフランジ25bは上下方向にある程度の巾のある
ものであり、フランジ25bの外面側の左右方向の中央
にはフランジ25bから外側に突出する突起部9aを設
けてあり、この突起部9aにより肉厚方向に厚くしたね
じ止め用厚肉部9を形成してあり、このねじ止め用厚肉
部9には内面側から未貫通のねじ穴10を穿孔してあ
る。本例の場合、1個のねじ穴10を穿孔してある。
【0032】そして通信端末装置2としての端末網制御
装置2bを取り付け治具Aにてガスメータ1に取り付け
るには次のように行う。取り付け治具Aの本体部25の
上と左右のフランジ25a,25bで囲まれる開口29
に端末網制御装置2bを配置すると共に取り付け片6を
フランジ25bの内面側に沿わせ、端末制御装置2bの
取り付け片6の取り付け穴24とねじ穴10を対応さ
せ、ビスような取り付けねじ7を取り付け穴24からね
じ穴10に螺入し、取り付けねじ7を締め付けること固
定する。そして取り付け治具Aの一対の固定片3をガス
メータ1の側部の前面及び後面に沿わせ、係止部4を組
み立て用ねじ5の頭部5aに係止して取り付ける。次
に、ガスメータ1の通信線18を端末網制御装置2bの
端子台28に接続し、電話線や保安器からの通信線も端
子台28に接続する。
【0033】上記のように端末網制御装置2bを取り付
け治具Aにて取り付けるとき、取り付けねじ7をねじ止
め用厚肉部9のねじ穴10に螺合するために強固に固定
できる。また取り付けねじ7を取り付け治具Aの内面側
から螺合すると共にねじ穴10が未貫通のために外部か
ら取り付けねじ7が見えることがなく、取り外し等のい
たずらに遭い難く、また美観上も都合がよい。また取り
付け治具Aの場合も固定片3に適した材質としては厚さ
3mm前後のAAS樹脂(アクリロニトリル・アクリレ
ート・スチレン樹脂)を用いることが考えらえる。
【0034】なお、上記例では通信端末装置2として端
末網制御装置2bを取り付けるものについて述べたが、
通信端末装置2として無線子機2aを用いる場合も同様
に実施できる。
【0035】次に図6に示す実施の形態の例について述
べる。この取り付け治具Aは図2に示すものと基本的に
同じであるが、突起部9aで形成したねじ止め用厚肉部
9の構造だけが異なる。本例の場合、ねじ止め用厚肉部
9が略L字状に形成されており、ねじ止め用厚肉部9に
3個のねじ穴10を穿孔してある。そして符号10a、
10bに示すねじ穴を利用して通信端末装置2としての
無線子機2aを取り付けることができるようになってお
り、符号10cに示すねじ穴を利用して通信端末装置2
としての端末網制御装置2bを取り付けることができる
ようになっている。このように形成してあると同じ取り
付け治具Aにて無線子機2aも端末網制御装置2bも取
り付けることができる。
【0036】次に図7に示す実施の形態の例について述
べる。この取り付け治具Aも図2に示すものと基本的に
同じであるが、突起部9aで形成したねじ止め用厚肉部
9の構造だけが異なる。本例の場合、取り付け治具Aの
本体部25の上にフランジ25bを有し、このフランジ
25bの外面に外面側に突出するように突起部9aを設
けてあり、この突起部9aにてねじ止め用厚肉部9を形
成してある。
【0037】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、上記のよう
に取り付け治具の両側に平行に対向するように設けた弾
性を有する一対の固定片をガスメータの側部の前面と後
面に沿わせると共に固定片に設けた穴または窪みの係止
部をガスメータの組み立て用ねじの頭部に係止し、取り
付け治具にセットした通信端末装置の取り付け片をガス
メータの側面と取り付け治具との間に配置し、ガスメー
タ側から上記取り付け片を介して取り付け治具に取り付
けねじを螺入して通信端末装置を固定したものであっ
て、上記のように取り付け治具にて取り付けるので、多
種の通信端末装置やガスメータでの取り付けに適用可能
になり、また取り付け作業が容易になるものであり、ま
たガスメータ側から取り付けねじを螺入しているので、
取り付けねじが外観上見えることがなく、取り外し等の
いたずらに遭いにくいものであり、また通信端末装置の
一部が取り付け治具の内側に入り込む構造となるので、
従来の取り付け用板の上にねじ止めする方式に比べて外
観上コンパクトになるものである。
【0038】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、通信端末装置を覆い、ガスメータとの間に通
信端末装置を挟みこむカバー部を上記取り付け治具に備
えているので、カバー部を有する取り付け治具にて通信
端末装置を覆うことができて外観上目立たないようにで
きると共に通信端末装置が風雨や粉塵等に晒されて劣化
するのを防止できるものである。
【0039】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
または請求項2において、通信端末装置の取り付け片を
取り付ける位置で取り付け治具に肉厚方向に厚くしたね
じ止め用厚肉部を設け、このねじ止め用厚肉部に取り付
け治具の内面から未貫通のねじ穴を設け、上記取り付け
片を取り付ける取り付けねじをねじ止め用厚肉部のねじ
穴に螺入したので、取り付けねじを取り付け治具のねじ
止め用厚肉部のねじ穴に螺入して取り付けることで取り
付けねじを取り付け治具に固定できて通信端末装置を確
実に取り付けることができるものであり、また取り付け
ねじを螺入するねじ穴が見えないので、外観がよいと共
に取り外し等のいたずらに遭いにくいものである。
【0040】また本発明の請求項4の発明は、請求項2
または請求項3において、前記カバー部の上部には適度
の傾斜を持つ傾斜面が形成されているので、雨水や粉塵
等がカバー部の上部に溜まったり、堆積したりするのを
防止できるものである。
【0041】また本発明の請求項5の発明は、請求項2
乃至請求項4において、前記カバー部は通信端末装置の
上部から通信端末装置の端子カバーの直上位置まで覆う
ように形成されているので、ガスメータに取り付け治具
を用いて通信端末装置を取り付けた後で通信端末装置の
端子カバーを外して端子台の配線を操作することができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示し、(a)は斜
視図、(b)は分解斜視図である。
【図2】同上の取り付け治具を示し、(a)は外面側か
ら見た斜視図、(b)は内面側から見た斜視図である。
【図3】同上の通信端末装置としての無線子機を示し、
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は端子カバー
を外した状態の正面図である。
【図4】同上の他の例の取り付け治具を示し、(a)は
外面側から見た斜視図、(b)は内面側から見た斜視図
である。
【図5】同上の通信端末装置としての端末網制御装置を
示し、(a)は端子カバーを外した状態の正面図、
(b)は端子カバーを取り付けた状態の側面図である。
【図6】同上の他の例の取り付け治具の背面図である。
【図7】同上の他の例の取り付け治具を示し、(a)は
外面側から見た斜視図、(b)は内面側から見た斜視図
である。
【符号の説明】
A 取り付け治具 1 ガスメータ 2 通信端末装置 3 固定片 4 係止部 5 組み立て用ねじ 5a 頭部 6 取り付け片 7 取り付けねじ 8 カバー部 9 ねじ止め用厚肉部 10 ねじ穴 11 傾斜面 21 端子カバー 22 端子台 27 端子カバー 28 端子台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 15/06 G01F 15/06 Fターム(参考) 2F030 CB01 CB02 CC13 CE09 CF05 CF11 2F031 AB01 AE07 AE09 AE11 5K048 AA10 BA36 DC01 DC07 HA11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスメータの側部に取り付け治具を装着
    すると共にこの取り付け治具に通信端末装置を取着する
    ガスメータへの通信端末装置の取り付け構造において、
    取り付け治具の両側に平行に対向するように設けた弾性
    を有する一対の固定片をガスメータの側部の前面と後面
    に沿わせると共に固定片に設けた穴または窪みの係止部
    をガスメータの組み立て用ねじの頭部に係止し、取り付
    け治具にセットした通信端末装置の取り付け片をガスメ
    ータの側面と取り付け治具との間に配置し、ガスメータ
    側から上記取り付け片を介して取り付け治具に取り付け
    ねじを螺入して通信端末装置を固定して成ることを特徴
    とするガスメータへの通信端末装置の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 通信端末装置を覆い、ガスメータとの間
    に通信端末装置を挟みこむカバー部を上記取り付け治具
    に備えたことを特徴とする請求項1記載のガスメータへ
    の通信端末装置の取り付け構造。
  3. 【請求項3】 通信端末装置の取り付け片を取り付ける
    位置で取り付け治具に肉厚方向に厚くしたねじ止め用厚
    肉部を設け、このねじ止め用厚肉部に取り付け治具の内
    面から未貫通のねじ穴を設け、上記取り付け片を取り付
    ける取り付けねじをねじ止め用厚肉部のねじ穴に螺入し
    たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス
    メータへの通信端末装置の取り付け構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー部の上部には適度の傾斜を持
    つ傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項2ま
    たは請求項3記載のガスメータへの通信端末装置の取り
    付け構造。
  5. 【請求項5】 前記カバー部は通信端末装置の上部から
    通信端末装置の端子カバーの直上位置まで覆うように形
    成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4の
    いずれかに記載のガスメータへの通信端末装置の取り付
    け構造。
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