JP2001119703A - 可変長予測符号化によるデジタルビデオイメージの圧縮 - Google Patents

可変長予測符号化によるデジタルビデオイメージの圧縮

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮したビデオピクチャシーケンスのデコー
ダのビデオメモリ条件を減少させる技術を提供する。 【解決手段】 本発明によれば、伸長した後であるが外
部メモリ内に格納する前に、予測用の参照として使用し
たピクチャの再圧縮を行うことによって、デコーディン
グ処理によって必要とされるメモリの寸法を著しく減少
させることが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大略、ビデオ画像
(イメージ)シーケンスの圧縮及びコーディング(符号
化)技術に関するものであって、更に詳細には、デコー
ディングフェーズ期間中にイメージ即ち画像の全体又は
その一部を格納することを必要とするビデオデコーダの
メモリ条件を減少するためのハードウエア形態で実現す
ることが可能な方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デジタル化したビデオシーケンスの処理
におけるMPEGスタンダードによって確立された重要
性のために、本発明方法の実際的な具体例をMPEG2
準拠システムにおいて実施化した場合について説明する
が、本発明方法は異なるスタンダードに基づくデコーダ
においても完全に有効であり且つ効果的に適用可能なも
のである。
【0003】MPEG(Moving Picture
s Experts Group)スタンダードは、デ
ジタル化したピクチャのシーケンスの圧縮専用の1組の
アルゴリズムを定義している。これらの技術は、該シー
ケンスの時間的及び空間的な冗長性を減少させることに
基づいている。空間的及び統計的な冗長性の減少は、量
子化、離散コサイン変換(DCT)及びハフマンコーデ
ィング(符号化)によって単一のイメージ即ち画像を独
立的に圧縮させることによって行われ、一方時間的冗長
性の減少は、1つのシーケンスの相次ぐピクチャの間に
存在する相関を使用して行われる。近似的には、各イメ
ージ即ち画像は、局所的には、そのシーケンスの前の及
び/又は後のイメージ(画像)の転移として表現するこ
とが可能であるということが可能である。この目的のた
めに、MPEGスタンダードは3つの種類のピクチャ、
即ちI(イントラ符号化フレーム)、P(予測フレー
ム)、B(双方向予測フレーム)として表されるピクチ
ャを使用する。
【0004】※I(イントラ符号化ピクチャ):時間的
な冗長性を包含するフレーム又は半フレーム ※P(予測ピクチャ):先行するI又はP(前に符号化
/復号化)に関する時間的な冗長性を取除いたフレーム
又は半フレーム ※B(双方向予測ピクチャ):先行するI及び後行する
P(又は先行するP及び後行するP)に関する時間的な
冗長性を除去した(両方の場合ともI及びPピクチャは
既に符号化/復号化されているものと考えねばならな
い)のフレーム又は半フレーム。
【0005】Iピクチャは完全に独立した態様で符号化
され、Pピクチャはそのシーケンスにおける先行するI
又はPピクチャに関して符号化され、BピクチャはI又
はP種類の且つビデオシーケンスにおける精密に先行す
る1つと後行する1つの2つのピクチャに関して符号化
されたものである。
【0006】典型的なピクチャのシーケンスは、IBB
PBBPBBIB・・・のようなものである。これは、
それが観察される順番であるが、Pは前のI又はPに関
して符号化され且つBは先行する及び後行のI又はPに
関して符号化されるものであるから、デコーダはBピク
チャの前にPピクチャを受取り且つPピクチャの前にI
ピクチャを受取ることが必要である。従って、これらの
ピクチャの伝送順はIPBBPBBIBB・・・であ
る。
【0007】ピクチャは、示された順番で逐次的に符号
化器によって確立され、且つその後並び替えられ且つ表
示される。Bピクチャをデコード即ち復号をするために
は、デコーダが「フレームメモリ」と呼ばれる専用のメ
モリバッファ内にそのBピクチャが参照する前にデコー
ド即ち復号したI又はPピクチャを格納することが必要
であり、このことはかなりをメモリ空間を必要とする。
【0008】例えば、欧州のTVスタンダードPALは
25Hzのピクチャ周波数を意図している。デジタル化
したピクチャは各々が720×576ピクセルマトリク
スによって構成されているフレームとも呼ばれる。各ピ
クセルに対して12ビットを使用する(ルミナンスに対
して8ビット及び2つのクロミナンス成分の各々に対す
る2ビット)グラフィックフォーマットYUV4:2:
0を使用した場合、各フレームは622,080バイト
を必要とし、従ってMPEGデコーダは、全体として、
約1.24メガバイトのフレームメモリを必要とする。
【0009】圧縮アルゴリズムを使用することによって
このメモリ条件を可及的に減少させることが目的であ
る。効率的なフレーム圧縮メカニズムをデコーダ内にお
いて実現することにより、ビデオシーケンスの品質の知
覚可能な損失なしで、少なくとも50%であるが、約8
0−85%へ増加させることが可能なメモリの節約を達
成することが目標である。
【0010】Iフレーム内に導入されたエラーは、その
Iフレームを参照して符号化されている次続のP及びB
フレームの全てにおいて伝搬するものであるから、圧縮
エラーが可及的に小さいものであることが非常に重要で
ある。現在の技術で予測される最良の結果は12メガビ
ットメモリを使用するものであり、且つかなり複雑なハ
ードウエアアーキテクチャを必要とするという欠点を有
している。一方、現在の静止デジタルピクチャを処理す
る領域においては、その技術水準はGIFスタンダード
(Graphic Interchange Form
at)及びJPEG(Joint Picture E
xperts Group)スタンダードによって代表
される。コンピュサーブ社が所有するGIFアルゴリズ
ムは256以下の色数を有する合成ピクチャのロスレス
即ち損失のない圧縮に対して考え出されたものである。
オリジナルのデータに包含される情報が損失されること
を暗示するものでない場合にその圧縮はロスレス即ち無
損失であると言われ、一方その信号の関連性が最も低い
部分が意図的に省略される場合の圧縮をロッシー即ち有
損失であると言われる。
【0011】JPEGスタンダードは、又、ユーザによ
ってエラーを検知することが可能でないように圧縮され
たピクチャにおけるある詳細を取除くために人間の目の
非線形性を利用している。
【0012】「合成品」は、ドローイング即ち描画手段
等を使用することによって人工的に発生された画定され
たピクチャであり、一方「自然」ピクチャは写真の類で
ある。最初のものは急激な色彩勾配によって特性付けら
れ、一方、典型的に、2番目のものはより消滅的階調を
有している。
【0013】静止即ち静的なピクチャを圧縮するために
使用される別のアルゴリズムは、以後、CPLVとして
しばしば参照する可変長符号化を具備する空間的な予測
技術に基づくものである。CPLVアルゴリズムは有損
失又は無損失、自然ピクチャ又は合成ピクチャのいずれ
の圧縮にも適したものであり、且つ同一の圧縮率の場合
に導入するノイズの大きさがより少ないので、GIF及
びJPEGアルゴリズムよりもより効率的なものである
ことが証明されている。
【0014】CPLV圧縮は以下の4つの基本的なステ
ップを包含している。
【0015】※サブサンプリング(sub−sampl
ing) ※量子化(quantization) ※二進ツリーコーディング(binary tree
coding) ※ハフマンコーディング(Huffman codin
g) サブサンプリング Lを圧縮すべきピクチャを表すマトリクスとする。この
マトリクスをサンプリングして、各々がLのピクセルの
半分である2つのサブマトリクスL1及びH1を発生す
る。L1は奇数行から偶数ピクセルを及び偶数行から奇
数ピクセルを除去することによってLから得られる。サ
ブマトリクスH1の要素は、L1のピクセルを補間し且つ
前にLから除去したピクセルから得られた値を減算する
ことによって得られる。このようにして、H1のピクセ
ルは予測エラーの有意性を取る。
【0016】次いで、L1から更に2つのサブマトリク
スL2及びH2を得る。L2は、L1の偶数行を除去するこ
とによって得られ、且つH2は上述した如くに計算され
た予測エラーを表す。
【0017】この処理を継続して行い、マトリクスLn
が単一のピクセルを有し更に分解することが不可能にな
るまで、各Liマトリクスから2つのサブマトリクスL
i+1及びHi+1を発生する。そのように行って、第一のマ
トリクスLを、図2に図示したように、一連のマトリク
スLn,Hn-1,Hn-2,...,H2,H1ヘ変換する。
上述した変換処理において行われる補間即ち内挿は、多
くの異なる態様で行うことが可能である。自然ピクチャ
又は合成ピクチャのいずれの場合も、結果の品質と計算
の複雑性との間の最善の比を提供する方法は、4個の隣
接するピクセルの間での単純な算術平均(双1次補
間)、を行うか、又は差が最も小さな2つの対向するピ
クセルの間の算術平均(線形補間)を行うものである。
【0018】量子化 デコーディング即ち復号フェーズにおいて、各マトリク
スLn及びHnのピクセルを使用して、対応するマトリク
スLn-1のピクセルを発生し、該マトリクスはHn-1マト
リクスと共に使用してHn-2を発生し且つ以下同様であ
る。各マトリクスHnは対応するHn-1マトリクスの要素
数の半分を包含しており、且つそれはL n-1からL1へ全
てのLマトリクスを発生するために使用される。このこ
とは、マトリクスHnよりも一層大きな値でマトリクス
n-1を量子化する可能性を示唆している。何故なら
ば、発生されるエラーがデコーディング(復号)プロセ
ス期間中にピクセルの制限される数に影響を与えるから
である。
【0019】従って、各マトリクスHiは異なるステッ
プQiで量子化され、そのステップはHn-1からH1ヘ増
加する。各ステップQiは、ステップQi-1を1より小さ
なスケールファクタ即ち倍率によって割算することによ
って得られる。量子化によって発生することが可能な最
も高いエラーに関する理論的考察及び実験結果に基づく
ヒューリスティック(発見的)考察によれば、低い圧縮
率の場合には、最善のスケールファクタ(倍率)はより
高い圧縮率の場合よりも一層高いことが示されている。
【0020】図3に示したように、入力から出力への伝
達関数における「デッドゾーン」、即ち入力値が常にゼ
ロの出力を発生するゾーンを有するために簡単な量子化
アルゴリズムを考える(ゼロ復帰量子化器)。ゼロの値
の発生は、以下に説明するように、ツリーコーディング
(tree coding)において特に重要なもので
あるから好適である。
【0021】量子化は、明らかに、有損失圧縮を発生す
るものであるが、それはオプションとしてのステップに
止まることに注意することが重要である。ピクチャの無
損失圧縮が所望される場合には、マトリクスHの量子化
を回避することで必要充分である。
【0022】二進ツリーコーディング Hiマトリクスの値は二進ツリー構造で構成することが
可能であり、その場合に、Hnマトリクスの各ピクセル
は、図4に示したように、Hn-1の2つのピクセルへ結
合されている。このようなデータ構造は、重要な利点を
発生するものであり、即ち、適宜のマーカーを使用する
ことによって、ゼロのみから構成されているツリーの全
体的な「ブランチ(branch)」即ち分岐を特定の
値で置換させることが可能であり(従来、「ゼロツリ
ー」と呼ばれている)、従って図5に示したように、ビ
ットストリーム内においてゼロの長いシーケンスを回避
することが可能である。そうでない場合には、Hの値は
予測エラーであり、従って、それらは、典型的に、ゼロ
に近いか又は等しいものであるという事実に鑑み、ゼロ
からなるシーケンスが頻繁に発生する。そのようにし
て、何等の符号化エラーを導入することなしに、圧縮し
たピクチャの寸法を著しく減少させることが可能であ
る。
【0023】二進ツリーコーディングは量子化から著し
い利点を派生することが明らかである。Hの値の量子化
がより多ければ多いほど、それらがゼロとなる蓋然性が
より高く、従って「ゼロツリー」マーカーを使用するこ
とによって除去することが可能な二進ツリーの全体的な
分岐を選別することをより頻繁なものとさせる。
【0024】ハフマンコーディング 量子化及びツリーコーディングの後に、そのビットスト
リームについてハフマンコーディング、即ち可変長のコ
ード即ち符号で各記号を置換させることによってデータ
フローのエントロピィを最大とさせることを目的とした
処理を行い、尚、可変長符号の長さは、置換を行う記号
の頻度が高ければ高いほどより短い。確立された目標の
ためには、各可能な記号に対してハフマンコードを計算
することが必要なものではなく、より蓋然性の少ない記
号は符号化せずに、次の記号はハフマン符号ではないこ
とをデコーダへ知らせるために特定のエスケープ記号に
よって先行させることが可能であることがヒューリステ
ィック即ち発見的に証明されている。
【0025】MPEG符号化の特性 欧州のTVスタンダードPAL、及びアメリカ合衆国の
NTSCは、ビデオシーケンスのピクチャ(又はフレー
ム)が2つの独立し且つインターレースされた半ピクチ
ャ(フィールドと呼ばれる)によって構成されることを
意図している。このことは、各フレームの偶数行が1つ
のフィールドに属し、且つ奇数行が別のフィールドに属
することを意味している。MPEGスタダンードにおい
ては、各フレームはルミナンスマトリクス(Y)及び2
つのクロミナンスマトリクス(U及びV)から構成され
ている。4:2:0ビデオフォーマットにおいては、各
クロミナンスマトリクスはルミナンスマトリクスと比較
して半分の寸法を有している。
【0026】エスティーマイクロエレクトロニクス社
は、PAL及びNTSCへ適用するためのMPEG2オ
ーディオ/ビデオデコーダを開発している。その統合し
た装置は、MPEG2ビデオデコーダとMPEG1オー
ディオデコーダとを包含している。両方のコアは共通の
インターフェースを介して16メガビットの外部DRA
Mへアクセスする。オーディオコアは131,072ビ
ットのみへアクセスし、一方ビデオコアは該DRAMの
残りの16,646,144ビットへアクセスする。
【0027】該ビデオメモリは以下の如くに構成されて
いる。
【0028】※ビットバッファ(bit buffe
r) MPEGスタンダードが1.75メガビット+実施した
伸長処理の非理想性を考慮するためのエキストラな量
(835,584ビット)に固定する圧縮データバッフ
ァ。
【0029】※Iフレームバッファ(I−frame
buffer) Iピクチャ(イントラピクチャ)の場合、4:2:0フ
ォーマットで伸長。
【0030】※Pフレームバッファ(P−frame
buffer) Pピクチャ(予測ピクチャ)の場合、4:2:0フォー
マットで伸長。
【0031】※Bフレームバッファ(B−frame
buffer) Bピクチャ(双方向予測ピクチャ)の場合、4:2:0
フォーマットで伸長。その寸法は0.7407及び0.
6111のファクタによって最適化されている。このバ
ッファの存在は、又、デコーディング即ち復号処理の非
理想性を考慮する。
【0032】4:2:0フォーマットにおける各フレー
ムバッファは以下のようなメモリ空間を占有する。
【0033】 PALスタンダード ルミナンス(Y)に対し720×576×8 =3,317,760ビット Uクロミナンスに対し360×288×8 = 829,440ビット Vクロミナンスに対し360×288×8 = 829,440ビット ―――――――――――――――――――――――――――― 合計Y+U+V =4,976,640ビット NTSCスタンダード ルミナンス(Y)に対し720×480×8 =2,764,800ビット Uクロミナンスに対し360×240×8 = 619,200ビット Vクロミナンスに対し360×240×8 = 619,200ビット ―――――――――――――――――――――――――――― 合計Y+U+V =4,147,200ビット 従って、最も重たい場合であるPALの場合における総
数は、1,835,008+835,584+4,97
6,640+4,976,640+(4,976,64
0*0,7407)=161,310,070ビットで
ある。この計算はBフレームバッファの0.740ファ
クタによる最適化を考慮に入れている。
【0034】この装置の更なる最適化は、それらを格納
することの必要性なしにオンザフライ即ち処理中にBピ
クチャのデコンプレッション(decompressi
on)即ち伸長を実行し、その場合に、例えばシンクロ
ナス100MHz及びより高い周波数のSDRAM等の
高速メモリを使用する。このような最適化は、ビデオメ
モリ条件を、1,835,008+835,584+
4,976,640+4,976,640=12,62
3,872ビットに更に低下させ、Bバッファはオンチ
ップであり、MPEG−2圧縮ストリームで画定された
各8×8ブロックのスキャンを、ピクチャ自身の表示処
理によって必要とされるピクチャ(フィールド又はフレ
ーム)の各行のものへ変換させることが要求される。こ
のような図6に図示したマクロセルは「マクロブロック
からラスタースキャンへの変換器」として指定される。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上の点に
鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠
点を解消し、圧縮ビデオピクチャシーケンスのデコーダ
のビデオメモリ条件を減少させる技術を提供することを
目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、圧縮ビ
デオピクチャシーケンスのデコーダのビデオメモリ条件
を減少させる方法が提供される。本方法によれば、再生
されたピクチャの品質が僅かに失われるが、ピクチャの
劣化はTVスクリーン上に再生されたイメージ即ち画像
を観察する場合に検知不可能なものである。何故なら
ば、その場合に導入されるアーチファクト即ち人工的な
効果は比較的高い周波数で分布されているからである。
【0037】本発明の基礎となる概念は、デコンプレッ
ション即ち伸長の後であるが外部メモリ内に格納する前
に、予測のために参照として使用されるピクチャ(図1
に示したように、MPEG−2スタンダードの場合にI
及びPピクチャ)の再圧縮を行う場合には、デコーディ
ング(復号)処理によって必要とされるメモリの寸法が
著しく減少されるという上の計算から派生する認識であ
る。その後に、これらのピクチャは、メモリから読取ら
れる時にデコンプレッション即ち脱圧縮即ち伸長され
る。
【0038】許容可能なアーチファクト(人工的効果)
を導入しながら効果的なものであるためには、このよう
な再圧縮は以下の条件を満足すべきである。
【0039】※圧縮されたピクチャによって占有される
メモリ空間の量+それらの圧縮のために使用される空間
は、このような再圧縮を使用することのないデコーダに
おいて必要とされる全メモリ空間よりも低いものでなけ
ればならない。
【0040】※ピクチャの再圧縮は、メモリ条件を減少
させることから派生する節約と比較して重要性のある態
様で装置コストが影響されることがないように、容易に
実現可能な方法で実現せねばならない。
【0041】※再生されたピクチャの品質の損失は知覚
不可能なものでなければならない。
【0042】CPLV圧縮方法は、ビデオシーケンスを
デコーディング即ち復号する場合に傑出した柔軟性を提
供し、コーディング(符号化)及びデコーディング(復
号化)回路の極めて容易な適用性を可能とさせ、可変の
圧縮レベルに対しそれらの動作特性を最適化させること
を可能とすることが判明した。
【0043】圧縮したビデオシーケンスのデコーダのビ
デオメモリ条件を減少させる本発明方法は、符号化した
ピクチャを伸長し、ビデオメモリに構成された1つ又は
それ以上のバッファ内に関連データを格納するステップ
を有しており、伸長の後で且つそれらをビデオメモリの
夫々のバッファ内に格納する前にピクチャをサブサンプ
リングし且つ再圧縮し、夫々、次第に増加する数のピク
セルを除去することにより且つL1マトリクスのピクセ
ルを補間し且つ開始マトリクスLから除去した対応する
ピクセルの相次ぐ減算及び単一のピクセルによって構成
されるサブマトリクスLnが得られるまで相次ぐマトリ
クスLiを派生するためにサブマトリクスL1を開始マト
リクスとして使用するこの手順を繰り返し行うことによ
って、開始マトリクスLのピクセル数の半分の2つのサ
ブマトリクスL1及びH1を構成することによって得られ
るサブサンプリング用Li及びHiサブマトリクスのシー
ケンスを圧縮すべき現在のピクチャを表すLマトリクス
から派生し、サブマトリクスHi-1に対して使用したQ
i-1ステップよりも大きなQiステップで夫々のLiマト
リクスから計算した前記Hiサブマトリクスをゼロ復帰
量子化器で量子化し、ゼロのみによって構成される全ツ
リー分岐を識別するためのゼロツリーマーカーを使用し
て前記マトリクスの値の二進ツリーコーディングを行
い、可変長符号化を有する空間的予測技術(CPLV)
に従って、最も頻発する記号のハフマンコーディングを
行い、最も頻発度の低い記号は非符号化のままとし、そ
れらをエスケープ記号で先行させ、サブサンプリング
し、再圧縮し、且つCPLV符号化したブロックの形態
における前記ピクチャに関連するデータを夫々のビデオ
メモリバッファ内に格納し、前記サブサンプリングし且
つ再圧縮したピクセルのブロックに関連するデータをデ
コードし、前記可変長コーディングを有する空間的予測
技術(CPLV)に従って前記ピクセルのブロックのデ
コードしたデータを伸長させる、上記各工程を有してい
る。
【0044】マトリクスL及びLiの選択したピクセル
は、「i」が奇数である場合に奇数行の奇数ピクセル及
び偶数行の偶数ピクセルであるか、又は「i」が偶数で
ある場合に、Li上の奇数行の奇数ピクセルであるのか
のいずれかとすることが可能であり、Li-1上に配置さ
れたピクセルに関連する行及び列のみをカウントする。
【0045】本発明方法は、ビデオデコーダにおいて、
夫々のビデオメモリバッファ内に書込むべきピクチャデ
ータの可変長符号化を有する空間的予測技術に基づく再
圧縮及び符号化の回路(CPLVエンコーダ)及び前記
ビデオメモリバッファから読取ったピクチャデータをデ
コードし且つ伸長させ且つ伸長したデータのストリーム
を発生させる回路(CPLVデコーダ)を有することに
よりハードウエア形態で実現することが可能である。
【0046】該圧縮及び符号化回路(CPLVエンコー
ダ)は、CPLV符号化フレームを格納するフレーム格
納メモリ(フレームメモリ)、非符号化マクロブロック
を格納する作業メモリ(作業RAM)及び前記作業メモ
リにおいて前記デコーダによって発生された伸長された
マクロブロックを順次転送する回路(マクロブロック取
得)、それにカスケード結合されており可変量子化ステ
ップを有する量子化器によって前記作業メモリへフィー
ドバックされる前記作業メモリ内に格納されているマク
ロブロックのデータからなるブロックをサブサンプリン
グし且つ量子化する回路であって、前記マクロブロック
のデータからなるブロックを順次処理する回路(ブロッ
ク取得)及び第二多重化手段によって前記量子化器へ結
合されており「i」が偶数(Interp偶数)である
及び「i」が奇数(Interp奇数)である場合に前
記係数Hiを計算する第一多重化手段イネーブル/ディ
スエーブル回路を有している回路、前記作業メモリ内に
格納されているデータのサブサンプリングし且つ量子化
したブロックに関し二進ツリーコーディング及びゼロツ
リーマーキングを順次実施する回路(ゼロツリー)、前
記二進ツリーコーディングされたデータのブロックを符
号化し且つその符号化したブロックを前記フレーム格納
メモリ(フレームメモリ)内へ転送する前記回路(ゼロ
ツリー)ヘカスケード結合されているハフマン符号化
器、各ハフマン符号化マクロブロックのビット長を計算
する回路(長さ計算)によって出力されたデータから最
良の量子化ステップを計算する回路(量子化ステップ計
算)を有している前記量子化器の量子化ステップを規制
する手段、前記フレーム格納メモリにおける相次ぐマク
ロブロックの開始アドレスを各ハフマン符号化マクロブ
ロックのビット長を計算する前記回路(長さ計算)によ
って出力されるビット長から計算する回路(アドレス計
算)及び前記フレームメモリ内に格納されている全ての
マクロブロックの開始アドレスを格納するメモリ(アド
レステーブル)を有しており、前記フレーム格納メモリ
における圧縮されたマクロブロックの開始アドレスの計
算及び格納手段、前記ハフマン符号化器、前記伸長した
マクロブロックの転送回路(マクロブロック取得)及び
前記フレーム格納メモリ(フレームメモリ)が結合され
ているデータバス(外部バス)、から構成することが可
能である。
【0047】
【発明の実施の態様】動き補償は、各フレームをマクロ
ブロックと呼ばれる区域に分割することによって局所的
に行われ、各マクロブロックは、4個のルミナンスブロ
ックと2個のクロミナンスブロック(クロマフォーマッ
ト4:2:0)から構成されており、1つのブロックは
各側部が8個のピクセルからなる正方形の区域である。
【0048】従って、I及びPフレームのマクロブロッ
クからBフレームを再生するためには、ピクチャの異な
るブロックへ独立的にアクセスすることが必要であり、
従って、CPLV再圧縮アルゴリズムは、全体的なピク
チャに関して動作するものではなく単一構成用ブロック
に関して動作するものである。MPEGスタンダードに
従ってI又はPフレームがデコードされると、CPLV
再圧縮コーダー即ち符号化器は、フレームブロックの全
てに関して順次動作を行い、それらを、上述した如く、
CPLVアルゴリズムに従って別々に圧縮する。
【0049】CPLVコーダー(符号化器)は、パラメ
ータとして、所望の圧縮率を受取り、且つ各ブロックを
異なる量子化ステップで符号化し、その場合にそれまで
先行するブロックによって要求されたビット数をもとに
各ブロックの量子化ステップを決定するフィードバック
機構によって理想的なビットレート近くに止まるように
させる。量子化ステップに関する情報が各ブロックのビ
ットストリーム内に導入され、フレームメモリにおける
そのアドレスはランダムアクセスを可能とするためにア
ドレステーブル内に格納される。該テーブルはI又はP
のいずれかの種類のピクチャを構成するブロック数と同
数の位置を包含している。
【0050】MPEGデコーダ(復号器)がフレームメ
モリ内に格納されている1つのフレームに属する1つの
ブロックを必要とする度に、そのブロックのアドレスが
該アドレステーブルから抽出され、該ブロックがメモリ
から読取られ、デコードされ、且つ最終的に、動き補償
を介して使用されて、P又はBフレームの対応するブロ
ックを発生する。CPLVコーダー(符号化器)及びデ
コーダ(復号化器)の構造については図6及び7を参照
して説明する。
【0051】再圧縮用CPLV符号化器 機能 主要な符号化ルーチンは、関数select macr
oblock()から構成されており、それは1つのピ
クチャの全てのマクロブロックに対してCPLVを適用
し、該マクロブロックをサブサンプリングし、量子化
し、且つ二進ツリーコーディング及びハフマンコーディ
ングを行う。この符号化ルーチンの種々のステップにお
ける状態を図8に示してあり、一方図9は簡単化したフ
ローチャートを示している。
【0052】select macroblock この関数は、MPEGデコーダによってデコードされる
I又はPフレームが格納されているメモリのスキャン
(走査)を行う。それは、3つの色彩成分の各々に対し
て、ラスタースキャン順、即ち左側から右側及び上側か
ら下側へ進行し、各マクロブロックを作業メモリ内へ転
送し(get macro()関数)、そこから、それ
はCPLV符号化器によって処理される。続いて、その
マクロブロックはwrite macro()関数によ
って作業メモリ内に書込まれる。
【0053】この関数は、又、符号化したピクチャの予
測長と実際の長さの間の差に依存する量子化ステップの
更新を行う。
【0054】
【数1】
【0055】get macro この関数は全体的なピクチャ(フレーム)を包含してい
るメインメモリから比較的小さな作業メモリへマクロブ
ロックを転送し、そこでマクロブロックがCPLV符号
化器によって確立される。
【0056】
【数2】
【0057】select block この関数は各マクロブロックに対してCPLVアルゴリ
ズムを適用することによって作業メモリ内に格納されて
いるマクロブロックに関して動作を行う。確立されるべ
きブロックはルミナンス(Y成分)に対して6:4であ
り且つクロミナンス(U及びV成分)に対して2であ
る。
【0058】
【数3】
【0059】CPLV 前述したように、CPLVアルゴリズムは一連のサブマ
トリクスHiにおける開始マトリクスを分解する。何故
ならば、このようなサブマトリクスを作成する手順は、
インデックスiが偶数であるか又は奇数であるかに依存
して異なるからである。該アルゴリズムはstep
ven()及びstep odd()と呼ばれる2つの
部分に分割されており、これらの2つの関数の各々はサ
ブサンプリング及び量子化をまかなう。
【0060】次いで、CPLVブロックはゼロツリー
(ZeroTree)マーカーを導入することによって
二進ツリーコーディングを実施する。
【0061】
【数4】
【0062】デコーディング即ち復号を行う場合に、C
PLVデコーダが量子化前に符号化器によって得られた
オリジナルの値ではなくHiマトリクスの量子化した値
のみを廃棄することに注意することが重要である。この
ことはエラーを発生する場合があるが、それは、符号化
器も量子化した値で動作させることによって回避するこ
とが可能である。即ち、Hiマトリクスが発生される度
に、正確にデコーダが行う如く、Hiの量子化した値か
ら対応するLi-1マトリクスを再生させる。そのため
に、関数step()は2つの関数Lstep odd
()及びLstep even()を有しており、それら
はデコーダに特有のものであり且つLマトリクスの再生
に関与する。同一の理由により、CPLV()関数にお
ける処理サイクルは、最初のステップから最後のステッ
プの代わりに、最後のステップから最初のステップへ逆
に進行する。
【0063】
【数5】
【0064】Hstep even()及びHstep
odd()関数は作業マトリクスをスキャン即ち走査
し、各レベルHiに対し新たなピクセル値を計算する。
【0065】
【数6】
【0066】補間(内挿)のために、最小の絶対差を有
する2つの隣接するピクセルが選択される。補間の後
に、整数間の割算によって量子化が実施される。
【0067】
【数7】
【0068】脱量子化(dequantize)関数
は、伝達関数のステップにおける中間値を取ることによ
ってエラーを最小とさせる手段を使用する。
【0069】
【数8】
【0070】zerotree 再帰的関数zerotree()が、該二進ツリーをス
キャンし、且つゼロの値によってのみ構成されている分
岐を除去するために「ゼロツリー(ZeroTre
e)」マーカーを挿入することによってそれを「剪定」
する。該ツリー構造が明示的に構築されるものでないこ
とに注意することが重要であり、正に、作業メモリ内の
ツリーのノードの位置が与えられると、同一のマトリク
スの内側に2つの子分岐の実際の位置を派生させること
を可能とするという簡単な規則が存在している。このよ
うな規則は関数child()によって以下の如くに表
される。
【0071】
【数9】
【0072】write macro この関数はハフマンコードを使用して二進形態でマクロ
ブロックへの書込みを行う。各マクロブロックに対し
て、使用した量子化ステップの値が、書込まれ、その後
に該要素の二進コード(符号)が追従する。更に、該マ
クロブロックのアドレスが適宜のテーブル内に書込ま
れ、そのテーブルはフレームメモリへのランダムアクセ
スを可能とするためにデコーダによって使用される。
【0073】
【数10】
【0074】write block ブロックの書込みのために、先ず始めに、[0,0]の
位置にピクセルの値を書込むことが必要である。何故な
らば、それは二進ツリーに属するものではないからであ
る。その後に、二進ツリーのノードを既に上で検査した
zerotree()関数と同様な再帰的関数によって
書込む。当然に、該ピクセルの実効的な値が書込まれる
のではなく、そのハフマン記号が書込まれる。
【0075】
【数11】
【0076】アーキテクチャ 図10は以下の機能的ブロックから構成されているコー
ダー即ち符号化器の一般的なアーキテクチャを示してい
る。
【0077】「マクロブロック取得」は、外部メモリか
ら順番にマクロブロックを取り且つそれらをコーダー
(符号化器)の内部作業メモリ内に格納する。「作業R
AM」は、各ピクセルが8ビットで符号化されている各
々が8×8ピクセルマトリクスである6個のブロックか
ら構成されている非符号化マクロブロックを包含するの
に適した寸法の作業メモリである。「ブロック取得」
は、1個のマクロブロックを構成している6個のブロッ
クを順番に処理する。これらのブロックは1つずつ作業
RAMから取られ且つCPLVコーディング(符号化)
が行われる。
【0078】「DEMUX」は、各ブロックのピクセル
を交互に偶数符号化ステップ及び奇数符号化ステップへ
供給し、マトリクスHiの値を決定するデマルチプレク
サである。「Interp偶数」はiが偶数である場合
に係数Hiを計算する。「Interp奇数」は、iが
奇数である場合に係数Hiを計算する。「量子化器」
は、量子ステップQでHiの値を量子化する。
【0079】「ゼロツリー」は、全ブロックが量子化さ
れた場合に、二進ツリーコーディングを実施し、ゼロ分
岐を「ゼロツリー」マーカーで置換させることによって
ゼロ分岐を除去する。「ハフマン符号器」はハフマン符
号化への係数を提供する。「ハフマンテーブル」は計算
されたハフマンコードを格納するメモリである。
【0080】「フレームメモリ」はMPEGデコーダの
フレームメモリである。「長さ計算」は各マクロブロッ
クのビット長を計算する。「量子化ステップ計算」は符
号化されたマクロブロックの長さに依存して、次続のマ
クロブロックに対する量子化ステップを計算する。「ア
ドレス計算」は、符号化されたマクロブロックの長さに
依存して、フレームメモリ内の次続のマクロブロックの
開始アドレスを計算する。「アドレステーブル」は、フ
レームメモリ内に格納されている全てのマクロブロック
の開始アドレスを包含している。
【0081】CPLVデコーダ 機能 CPLVデコーダは、コーダー即ち符号化器に関し鏡の
ような態様で機能し、符号化器から該関数の殆どを継承
する。デコーディングルーチンの関数の概略を図11に
示してある。該ルーチンの簡単化したフローチャートを
図2に示してある。
【0082】select macroblock この関数は主要なデコーディングサイクルを構成する。
各マクロブロックのアドレスがアドレステーブルadd
tableから取られ且つget macro()
ブロックへ供給され、それは符号化されたストリームを
作業メモリ内に格納し、そこで、後において、それが確
立される。write macro()関数が該マクロ
ブロックを外部メモリ内に書込む。
【0083】
【数12】
【0084】read macro この関数はフレームメモリからマクロブロックを読取
り、且つハフマンデコーディングを実行した後にそれを
作業メモリ内に書込む。最初に、量子化ステップが読取
られ且つ格納され、次いで、全ての6個のブロックが順
番に読取られる。
【0085】
【数13】
【0086】read block この関数はフレームメモリから1個のブロックの読取り
を行う。該二進ツリーに属するものではないピクセル
[0,0]に対応して最初の値が読取られ、従って、そ
れは符号化されることはない。その後に、再帰的関数r
ead tree()が該ブロックの二進ツリーを読取
る。
【0087】
【数14】
【0088】read tree 関数read treeは、再帰的に二進ツリーを読取
り、ハフマン記号をデコードする。Zero Tree
マーカーが満足される場合には、読取りが停止され、自
動的に該ツリーの全体的な分岐がゼロと等しくされる。
【0089】
【数15】
【0090】select block マクロブロックがフレームメモリから読取られ且つ作業
メモリ内に格納されると、逆CPLVアルゴリズムが種
々のブロックに関して実施される。
【0091】
【数16】
【0092】iCPLV CPLVデコーディングの関数は殆どコーディング即ち
符号化関数と等しく、従ってその擬似コードのみについ
て報告を行う。
【0093】
【数17a】
【数17b】 put macro マクロブロックがデコードされると、それは外部メモリ
内に書込まれる。
【0094】
【数18】
【0095】アーキテクチャ 図13は以下の機能的ブロックから構成されているデコ
ーダの一般的なアーキテクチャを示している。「フレー
ムメモリ」はCPLV符号化ピクチャを格納するフレー
ムメモリである。「アドレステーブル」は、フレームメ
モリ内に格納されている各マクロブロックのアドレスを
包含するテーブルである。「マクロブロック取得」は、
フレームメモリから順番に圧縮したマクロブロックを取
り且つそれらをデコーダの作業メモリ内に格納させる。
「ハフマンデコーダ」は各マクロブロックのハフマンデ
コーディングを実施する。
【0096】「ハフマンテーブル」は計算されたハフマ
ンコードを格納するメモリである。「作業RAM」は、
各々が8×8ピクセルマトリクスである6個のブロック
から構成されている非符号化マクロブロックを包含する
のに適した寸法の作業メモリである。「ブロック取得」
は圧縮したマクロブロックを構成する6個の符号化ブロ
ックを順次処理する。「再生偶数」はiが偶数である場
合に係数Liを再生する。「再生奇数」は、iが奇数で
ある場合に係数Liを再生する。「脱量子化器」はQス
テップで脱量子化を行う。
【0097】ピクセル当たりNビットでの圧縮の例 IをM行及びN列のピクセルのマトリクスとして表現さ
れるデジタルピクチャとし、且つI(y,x)を数Dの
ビット(二進桁)による整数として表現される行y及び
列xにおけるピクセルとする。ピクチャIをB×C寸法
(B行及びC列)を有する矩形状のブロックに細分化す
る。最大の圧縮効率は、B及びCがNの整数ディバイダ
の間で選択される場合に得られる。究極的な動き補償の
後のB×C=8*8のピクセルブロックについて検討す
る。そのブロックがルミナンスブロックであるか又はク
ロミナンスブロックであるかに拘わらずに各ブロックを
互いに独立的に圧縮するものと仮定する。
【0098】各マクロブロックは4個の8*8ルミナン
スブロック及び2個の8*8クロミナンスブロックから
構成され、各マクロブロックは次式に等しいビット数で
符号化される。
【0099】
【数19】
【0100】各PALフレームにおいて、1620個の
マクロブロックが存在している(NTSC1350の場
合)。従って、3,072×1620=4,976,6
40ビットである。
【0101】CPLV再圧縮を考慮することにより、各
ルミナンスブロックに対しN,P,Q,Rビット/ピク
セルを発生し且つ各クロミナンスブロックに対しS,T
ビット/ピクセルを発生することが可能であり、その場
合に、これらの値は可変であり且つ本発明のアルゴリズ
ムの実際の使用に従うものである。一般的に、次式が得
られる。
【0102】
【数20】
【0103】従って、各PALフレームは [(N+P+
Q+R)+(S+T)]*8*8*1620ビットのメ
モリ空間を必要とし、そのようにして得られるマクロブ
ロック圧縮率は各ブロックに対する可変量子化ステップ
の関数によって可変である。
【0104】CPLV再圧縮を有するMPEGデコーダ
の例 メモリ減少の限界はビットバッファであると言う事実を
考慮に入れ、上の関係式から、12と前記ビットバッフ
ァとの間で構成される任意のメモリ減少値を達成するこ
とが可能であり、ビットバッファは、MPEG伸長I及
びPフレームの上に計算した率での再圧縮を許容するこ
とによって、MPEG2スタンダードによって画定され
る。
【0105】このような結果はMPEG伸長の後で且つ
それらが外部メモリ内に格納される前にI及びPピクチ
ャを再圧縮することによって達成される。その後に、そ
れらは図6及び7に示したように、外部メモリから読取
られると伸長される。この再圧縮は,上述した適応性C
PLV技術に従って,I DCT及び動き補償ブロック
によって出力される8*8ブロックに対して適合させる
ことが可能である。従って、メモリ条件は以下の通りと
なる。
【0106】
【数21】
【0107】図10及び13のテーブルにおける位置 図10及び13に示したアドレステーブルは、I又はP
のいずれかの種類のフレームを構成するピクセルの8*
8ブロックと同数の位置を包含している。IがM行及び
N列のピクセルからなるマトリクスとして表現されたデ
ジタルピクチャであるとし、且つI(y,x)が数Dの
ビット(二進桁)による整数として表現された行y及び
列xにおけるピクセルであるとする。
【0108】IピクチャをB×C矩形状ブロック(B行
及びC列)に細分化する。圧縮の最大効率は、B及びC
がM及びNの整数ディバイダの間で選択される場合に得
られる。従って、各I又はPフレームに対して{(M*
N)/B*C}*6個のブロックが存在している。
【0109】CPLV符号化器におけるテーブル内に格
納することが必要なワード数は{(M*N)/B*C}
*6であり、各ワードはA個のビットである。CPLV
デコーダのテーブルのワード数は{(M*N)/B*
C}*6*2とすることが可能であり、各ワードはA個
のビットから構成されている。ファクタ2は動き補償目
的のために、I及びPの両方のピクチャの部分をアドレ
スすることを可能とする。
【0110】以上、本発明の具体的実施の態様について
詳細に説明したが、本発明は、これら具体例にのみ制限
されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱す
ることなしに種々の変形が可能であることは勿論であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 MPEGシーケンスにおけるI,B,Pフレ
ームの間の関係を示した概略図。
【図2】 CPLVエンコーダにおけるオリジナルのピ
クチャの分解状態を示した概略図。
【図3】 量子化器伝達関数を示した概略図。
【図4】 どのようにして二進ツリーが構築されるかを
示した概略図。
【図5】 二進ツリーコーディングにおける「ゼロツリ
ー」マーカーの使用状態を示した概略図。
【図6】 本発明に基づくCPLVエンコーダ及びCP
LVデコーダを包含するMPEGビデオデコーダMP@
MLを示した概略ブロック図。
【図7】 MPEGデコーダ内のフレームメモリ及びC
PLVコーディング及びデコーディングの使用状態を示
した概略図。
【図8】 CPLV符号化ルーチンの概略図。
【図9】 CPLV符号化のフローチャート。
【図10】 CPLV符号化器の一般的なアーキテクチ
ャを示した概略図。
【図11】 CPLVデコーディングの概略図。
【図12】 CPLVデコーディングのフローチャー
ト。
【図13】 CPLVデコーダの一般的なアーキテクチ
ャを示した概略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アントニオ キミエンティ イタリア国, 10078 ベナリア リアレ, ビア ベリノ 42

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化したピクチャを伸長させ、関連デ
    ータをビデオメモリに編成した1個又はそれ以上のバッ
    ファ内に格納するステップを有する圧縮ビデオシーケン
    スのデコーダのビデオメモリ条件を減少させる方法にお
    いて、 伸長した後で且つそれらをビデオメモリの夫々のバッフ
    ァ内に格納する前にピクチャをサブサンプリングし且つ
    再圧縮し、圧縮されるべき現在のピクチャを表すLマト
    リクスから開始マトリクスLのピクセル数の半分の2つ
    のサブマトリクスL1及びH1を構成することによって得
    られるサブサンプリング用Li及びHiサブマトリクスの
    シーケンスを派生し、その場合に、順次増加する数のピ
    クセルを除去し且つL1マトリクスのピクセルを補間し
    且つ開始マトリクスLから除去した対応するピクセルを
    逐次減算し且つ単一のピクセルによって構成されるサブ
    マトリクスLnが得られるまで逐次的なマトリクスLi
    派生させるための開始マトリクスとしてサブマトリクス
    1を使用してこの手順を繰り返し行い、 サブマトリクスHi-1に対して使用するQi-1ステップよ
    りも大きなQiステップで夫々のLiマトリクスから計算
    した前記Hiサブマトリクスをゼロ復帰量子化器で量子
    化し、 ゼロのみによって構成される全ツリー分岐を識別するた
    めにゼロツリーマーカーを使用して前記マトリクスの値
    の二進ツリーコーディングを行い、 可変長符号化(CPLV)を伴う空間予測技術に従っ
    て、最も頻発する記号をハフマンコーディングで符号化
    し且つ最も頻発しない記号を符号化しないままとし、そ
    れらをエスケープ記号で先行させ、 ピクチャに関連するデータをサブサンプリングし、再圧
    縮し、且つCPLV符号化ブロックの形態で夫々のビデ
    オメモリバッファ内に格納し、 前記サブサンプリングし且つ再圧縮したピクセルブロッ
    クに関するデータをデコードし、 可変長符号化(CPLV)を伴う前記空間予測技術に従
    って前記ピクセルブロックのデコードしたデータを伸長
    させる、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記マトリクスL及
    びLiの前記選択したピクセルは、「i」が奇数である
    場合には偶数行の偶数ピクセル及び奇数行の奇数ピクセ
    ルであるか、又は「i」が偶数である場合にはLi上の
    奇数行の奇数ピクセルであり、Li-1上に配置されたピ
    クセルに対する行及び列関連物のみをカウントすること
    を特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 ビデオデコーダの「コア」外部の夫々の
    メモリバッファ上で書込み及び読取りを行うためのビデ
    オピクチャ確立のデータのバス及び制御バスとインター
    フェースするのに適したビデオデコーダであって、メモ
    リ(DRAM)のビットビデオに対する夫々の第一バッ
    ファ(BIT BUFFER)内に圧縮したデータを取
    得し且つ書込むための先入先出(FIFO)種類の第一
    バッファ、制御回路(CONTROLLER)によって
    同期されるピクチャの開始コードを検知するための回路
    (Start Code Detector)、スクリ
    ーン可視化データ(OSD)用の双方向メモリバッファ
    (I/O UNIT)、入力圧縮データのストリーム
    (BITSTRAEM)の可変長符号化(VLD)用の
    ブロック、「ランレンス」デコード用ステージを具備す
    る可変長符号化(VLD)用の前記ブロックによってデ
    コードされるデータの伸長用パイプライン(PIPEL
    INE RLD,I QUANT,I−DCT,PRE
    DICTORCONSTRUCTION)、逆量子化機
    能を実現するのに適した回路、逆離散コサイン変換を確
    立する回路、予測値を発生するネットワーク、可視化ユ
    ニットの直前において現在のBピクチャを変換する回路
    ブロック(マクロブロックからラスタースキャンへ)、
    を有しているビデオデコーダにおいて、 夫々のビデオメモリバッファ内へ書込むために関連デー
    タを符号化するピクチャへデータ関連物を再圧縮する可
    変長符号化を具備する空間的予測技術に従って再圧縮及
    び符号化を行う回路(CPLVエンコーダ)、 前記ピクチャに対する伸長した関係物及び符号化したデ
    ータのストリームを発生し、前記メモリの夫々のバッフ
    ァから読取った前記再圧縮したピクチャへ前記データ関
    連物をデコードし且つ伸長する回路(CPLVデコー
    ダ)、を有していることを特徴とするビデオデコーダ。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記再圧縮し且つ符
    号化する回路(CPLVエンコーダ)が、 CPLV符号化したフレームを格納するフレーム格納メ
    モリ(フレームメモリ)、 非符号化マクロブロックを格納する作業メモリ(作業R
    AM)、 前記作業メモリにおいて前記デコーダによって発生され
    た伸長されたマクロブロックを逐次的に転送する回路
    (マクロブロック取得)、 前記マクロブロックの分解ブロックを表す値のマトリク
    スをサブサンプリングする回路であって、複数個の抽出
    したサブマトリクス(Li)を発生し且つ連続して半分
    にされる寸法の複数個のエラーマトリクス(Hi)を計
    算し且つ前記エラーマトリクス(Hi)の係数を量子化
    し、それに対してカスケード結合されており且つ可変量
    子化ステップを有する量子化器(量子化器)によって前
    記作業メモリへフィードバックされ、前記マクロブロッ
    クのデータのブロックを逐次的に処理する回路(ブロッ
    ク取得)及び第二多重化手段によって前記量子化器へ結
    合されており「i」偶数(Interp偶数)に対して
    及び「i」奇数(Interp奇数)に対して前記エラ
    ーマトリクス(Hi)の係数を計算する第一多重化手段
    イネーブル/ディスエーブル回路を有している回路、 前記作業メモリ(作業RAM)内に格納されているデー
    タのサブサンプリングし且つ量子化したブロックに関し
    て二進ツリーコーディング及びゼロツリーマーキングを
    逐次的に実施する回路(ゼロツリー)、 前記二進ツリーコーディング及びゼロツリーマーキング
    (ゼロツリー)を実施する回路に対してカスケード結合
    されており、前記二進ツリーコーディングしたデータの
    ブロックを符号化し且つその符号化したブロックを前記
    フレーム格納メモリ(フレームメモリ)内へ転送するハ
    フマン符号化器、 各ハフマン符号化マクロブロックのビット長を計算する
    回路(長さ計算)によって出力されたデータから最善の
    量子化ステップを計算する回路(量子化ステップ計算)
    を具備しており前記量子化器の量子化ステップを規制す
    る手段、 前記ビット長を計算する回路(長さ計算)によって発生
    される各ハフマン符号化マクロブロックのビット長から
    前記フレーム格納メモリ(フレームメモリ)内の相次ぐ
    マクロブロックの開始アドレスを計算する回路(アドレ
    ス計算)及び前記フレームメモリ内に格納されている全
    てのマクロブロックの開始アドレスを格納するメモリ
    (アドレステーブル)を具備しており、前記フレーム格
    納メモリ(フレームメモリ)内の圧縮されているマクロ
    ブロックの開始アドレスを計算し且つ格納する手段、 前記ハフマン符号化器、前記マクロブロックを転送する
    回路(マクロブロック取得)及び前記フレーム格納メモ
    リ(フレームメモリ)が結合されているデータバス(外
    部バス)、を有していることを特徴とするビデオデコー
    ダ。
  5. 【請求項5】 請求項3において、前記再圧縮し且つ符
    号化する回路によって発生され且つ格納されている再圧
    縮され且つ符号化された値の伸長及びデコーディングを
    行う回路(CPLVデコーダ)が、 開始アドレスを格納し且つ作業メモリ(作業RAM)内
    のデコードしたデータを転送する前記メモリ(アドレス
    テーブル)において表示されたアドレスに格納されてい
    る前記フレーム格納メモリ(フレームメモリ)から読取
    られた圧縮されたマクロブロックが逐次的に供給される
    ハフマンデコーディング回路(マクロブロック取得、ハ
    フマンデコーダ、ハフマンテーブル)、 前記ハフマンデコーディング回路及び前記フレーム格納
    メモリ(フレームメモリ)が結合されているデータバス
    (外部バス)、 それに対してカスケード結合されており且つ脱量子化器
    によって前記作業メモリへフィードバックされるピクチ
    ャマクロブロックを再生する回路であって、圧縮したマ
    クロブロックを構成する前記作業メモリ(作業RAM)
    内に格納されているデータのマクロブロックの分解であ
    る符号化したブロックを逐次的に処理する回路(ブロッ
    ク取得)、「i」偶数に対する前記抽出されたサブマト
    リクス(Li)の前記係数を再生(偶数再生)及び
    「i」奇数に対する前記抽出したサブマトリクス
    (Li)の前記係数を再生(奇数再生)するブロックを
    イネーブル/ディスエーブルさせる多重化手段であっ
    て、それらの出力が多重化手段によって前記脱量子化器
    へ結合される多重化手段を具備しているピクチャマクロ
    ブロックを再生する回路、を有していることを特徴とす
    るビデオデコーダ。
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