JP2001119585A - 画像処理方法及びその装置 - Google Patents

画像処理方法及びその装置

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JP2001119585A
JP2001119585A JP30051099A JP30051099A JP2001119585A JP 2001119585 A JP2001119585 A JP 2001119585A JP 30051099 A JP30051099 A JP 30051099A JP 30051099 A JP30051099 A JP 30051099A JP 2001119585 A JP2001119585 A JP 2001119585A
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JP
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pixels
pixel
black
image processing
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JP30051099A
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English (en)
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Eri Iwata
恵理 岩田
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Kyocera Document Solutions Inc
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データから不要な孤立点を除去する場
合,例えば対象画素を中心とする参照領域内で対象画素
を含む縦横2種類の画素列を仮定し,それら2つの画素
列内でそれぞれ白/黒画素の多数決を行い,更にそれら
2つの多数決結果と上記対象画素とで多数決を行い,そ
の結果に基づいて上記処理対象画素の出力値を決定する
方法では,対象画素が細い斜線上にきた場合,それを孤
立点と見做してしまう。 【解決手段】 画像データから矩形状の参照画素データ
を抽出し(参照画素データ抽出部4),更にその縁部の
画素データを注目画素データとして抽出し,上記注目画
素データが全て白画素であると判断されれば(縁部画素
判断部5),その参照画素データ内の黒画素を孤立点と
見做して画像処理部6により白画素に変換する。これに
より,細い斜線などの本来必要な画像が孤立点と見做さ
れることがなくなり,画像データ上の不要な孤立点のみ
を正確に除去することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,複写機,ファクシ
ミリなどの画像形成装置等で用いることが可能な,縦横
に任意の画素数の広がりを持つ2値化画像データから孤
立点を除去する画像処理方法及びその装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】例えば複写機やファクシミリなどの画像
形成装置においては,例えば原稿読み取り時に原稿に付
着していた埃や傷,その他のノイズにより,画像形成対
象とする画像データ上に本来存在するはずのない不要な
孤立点が生じてしまい,出力画像の品質を低下させてし
まう場合がある。そこで,従来より,このような画像デ
ータ上に生じた孤立点を画像形成前に除去する技術につ
いて検討されてきた。このような画像処理方法の代表的
なものとしては,例えば特開平6−46259号公報や
特開平7−245708号公報に提案されているもの
(それぞれ第1,第2の従来技術とする)が知られてい
る。
【0003】上記第1の従来技術に係る処理方法を簡単
に説明すると,まず,図7に示すように,m×n画素
(図7では3×3)の参照領域の中心を処理対象画素と
し,上記参照領域内で上記処理対象画素を含む縦横2種
類の画素列(ウインドウA,B)を仮定する。そして,
上記ウインドウA,B内でそれぞれ白/黒画素の多数決
を行い,更にそれら2つの多数決結果と上記処理対象画
素とで多数決を行い,その結果に基づいて上記処理対象
画素の出力値を決定する。例えば,図7に示すように参
照領域内で処理対象画素のみが黒である場合,ウインド
ウA,B内での多数決結果は共に白,上記処理対象画素
は黒であるから,最終的な多数決結果は白となり,上記
処理対象画素の出力値は白となる。即ち,この場合,処
理対象画素の黒は不要な孤立点として除去される。
【0004】また,上記第2の従来技術に係る処理方法
では,m×n画素の注目領域を設定してその注目領域内
の黒画素数を計数し,その計数結果に基づいてその注目
領域内の黒画素が不要な孤立点であるか否かを判断す
る。例えば,上記注目領域内の黒画素数が4画素以下の
場合はそれらを黒孤立点であると見做して白画素に変換
する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記2
つの従来技術にはそれぞれ次のような問題点があった。
まず,上記第1の従来技術にあっては,処理対象が細い
斜線の一部分であるような場合には,上記斜線を孤立点
と見做して除去してしまう可能性があった。例えば,図
8左に示すように処理対象画素が斜線上にきた場合,そ
の処理対象画素は斜線の一部であって孤立点ではないに
もかかわらず,図8右のように上記処理対象画素は白に
変換されてしまう。また,上記第2の従来技術にあって
は,孤立点ではない黒領域の端部が除去され,本来の画
像の形状を大きく変えてしまう可能性があった。例えば
図9左のように,孤立点ではない黒領域の一部分が注目
領域にかかった場合,図9右のように上記注目領域内の
黒画素は白画素に変換され,本来の画像の形状を大きく
変えてしまう。本発明は,上記事情に鑑みてなされたも
のであり,その目的とするところは,画像上の孤立点の
みを正確に除去でき,本来必要な画像の形状を変えてし
まうことのない画像処理方法及びその装置を提供するこ
とである。
【0006】
【課題を解決するための手段】従って,上記目的を達成
するために本発明(方法)は,縦横に任意の画素数の広
がりを持つ2値化画像データから孤立点を除去する画像
処理方法において,上記画像データからm×n(但し,
m,nは共に3以上の整数)の参照画素データを抽出す
る参照画素データ抽出工程と,上記参照画素データ抽出
工程によって得られた上記参照画素データのうち,その
縁部の画素データを注目画素データとして取り出し,該
注目画素データ中に黒画素が存在するか否かを判断する
第1の判断工程と,上記第1の判断工程により,少なく
とも上記注目画素データ中に黒画素が存在しないと判断
された場合に,上記参照画素データを全て白画素として
出力する画像処理工程とを具備してなることを特徴とす
る画像処理方法として構成されている。これにより,細
い斜線や黒領域の端部などの本来必要な画像が孤立点と
見做されることがなくなり,画像データ上の不要な孤立
点のみを正確に除去することが可能となる。更に,上記
参照画素データ内で所定の画素を含む縦横2種類の画素
データ列を抽出し,それら縦横2種類の画素データ列内
でそれぞれ白/黒画素の多数決を取り,更にその2つの
多数決結果と上記所定の画素との多数決を取る第2の判
断工程を具備し,上記画像処理工程においては,上記第
1の判断工程により上記注目画素データ中に黒画素が存
在しないと判断され,且つ上記第2の判断工程による判
断が白画素であった場合に,上記参照画素データを全て
白画素として出力するようにすることも可能である。こ
れにより,より厳密な孤立点判断を行うことができ,孤
立点の除去処理の正確性を高めることが可能となる。
【0007】また,上記目的を達成するために本発明
(装置)は,縦横に任意の画素数の広がりを持つ2値化
画像データから孤立点を除去する画像処理装置におい
て,上記画像データからm×n(但し,m,nは共に3
以上の整数)の参照画素データを抽出する参照画素デー
タ抽出手段と,上記参照画素データ抽出手段によって得
られた上記参照画素データのうち,その縁部の画素デー
タを注目画素データとして取り出し,該注目画素データ
中に黒画素が存在するか否かを判断する第1の判断手段
と,上記第1の判断手段により,少なくとも上記注目画
素データ中に黒画素が存在しないと判断された場合に,
上記参照画素データを全て白画素として出力する画像処
理手段とを具備してなることを特徴とする画像処理装置
として構成されている。更に,上記参照画素データ内で
所定の画素を含む縦横2種類の画素データ列を抽出し,
それら縦横2種類の画素データ列内でそれぞれ白/黒画
素の多数決を取り,更にその2つの多数決結果と上記所
定の画素との多数決を取る第2の判断手段を具備し,上
記画像処理手段が,上記第1の判断手段により上記注目
画素データ中に黒画素が存在しないと判断され,且つ上
記第2の判断手段による判断が白画素であった場合に,
上記参照画素データを全て白画素として出力するように
構成することもできる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具
体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する
性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形
態に係る画像処理方法による処理手順を示すフローチャ
ート,図2は本発明の実施の形態に係る画像処理装置Z
1の概略構成を示す図,図3は参照画素データと注目画
素データの一例を示す図,図4は上記画像処理装置Z1
において孤立点と見做されて白色化される参照画素デー
タの例(a〜e)と,孤立点とは見做されない参照画素
データの例(f〜j)を示す図,図5は画像データ全域
を処理するための参照画素データの移動を説明する図,
図6は本発明の実施例に係る画像処理装置Z2の概略構
成を示す図である。以下の説明では,説明の便宜上,画
像を形成する画素を「黒画素」,それ以外の背景画素を
「白画素」と表現するが,上記「黒画素」が実際には白
色その他の色であったり,逆に上記「白画素」の部分が
実際には黒色その他の色である場合も含むものとする。
【0009】本実施の形態に係る画像処理装置Z1は,
図2に示すように,入力部1,画像メモリ2,出力部
3,参照画素データ抽出部4,縁部画素判断部5,画像
処理部6,及びアドレス生成部7を具備して構成されて
いる。入力部1は,例えば複写機における画像読み取り
装置から2値化された画像データを取得し,上記画像メ
モリ2に格納する。参照画素データ抽出部4(参照画素
データ抽出手段)は,上記画像メモリ2内の画像データ
から,m×n(但し,m,nは共に3以上の整数)の参
照画素データを抽出する。ここでは,一例として上記参
照画素データを5×5の領域として説明する。尚,上記
画像メモリ2内の画像データからの上記参照画素データ
の抽出は,上記アドレス生成部7によって順次生成され
るアドレスに基づいて行われる。縁部画素判断部5(第
1の判断手段)は,上記参照画素データ抽出部4によっ
て抽出された上記参照画素データの縁部の画素データを
注目画素データとして取り出し,該注目画素データ中に
黒画素が存在するか否かを判断する。ここで,上記縁部
の注目画素データとは,上記参照画素データが5×5の
場合,図3の網かけで示す16個の画素となる。
【0010】画像処理部6は,上記縁部画素判断部5に
おける判断結果に基づいて上記画像メモリ2内の画像デ
ータ(参照画素データ)を修正する。即ち,上記縁部画
素判断部5による判断の結果,上記注目画素データ中に
黒画素が存在しない(全て白画素)と判断された場合に
は,上記参照画素データ内に黒画素が存在していたとし
てもそれは不要な孤立点であると見做し,画像処理部6
は上記参照画素データを全て白画素として上記画像メモ
リ2内の画像データを修正する。一方,上記縁部画素判
断部5による判断の結果,上記注目画素データ中に黒画
素が少なくとも1つは存在すると判断された場合には,
上記参照画素データは変更されることなく維持される。
【0011】続いて,図1に示すフローチャートを参照
しつつ,上記画像処理装置Z1における処理手順につい
て説明する。まず,入力部1により,例えば複写機にお
ける画像読み取り装置から画像データが取得され,画像
メモリ2に格納される(ステップS1)。続いて,参照
画素データ抽出部4により,アドレス生成部7により生
成されたアドレスに基づいて,上記画像メモリ2内の画
像データから,m×n(但し,m,nは共に3以上の整
数)の参照画素データ(例えば図3に示すような5×5
の画素データ)が抽出される(ステップS2:参照画素
データ抽出工程)。次に,縁部画素判断部5により,上
記参照画素データの縁部の画素データ(例えば図3の網
かけで示す16個の画素)が注目画素データとして取り
出され(ステップS3),該注目画素データ中に黒画素
が存在するか否かが判断される(ステップS4)。尚,
上記ステップS3,S4が第1の判断工程の一例であ
る。ここで,上記注目画素データ中に黒画素が存在しな
い(全て白画素)と判断された場合には,上記参照画素
データ内に黒画素が存在していたとしてもそれは不要な
孤立点であると見做され,画像処理部6により上記参照
画素データを全て白画素として上記画像メモリ2内の画
像データが修正される(ステップS5:画像処理工
程)。一方,上記注目画素データ中に黒画素が少なくと
も1つは存在すると判断された場合には,上記参照画素
データは変更されることなく維持される。
【0012】これにより,例えば参照画素データが図4
(a)〜(e)のような場合には黒画素は全て除去さ
れ,図4(f)〜(j)のような場合にはそのまま維持
される。また,参照画素データが図8に示すような斜線
にかかった場合にはその斜線は孤立点とは見做されずそ
のまま維持され,参照画素データが図9に示すような黒
領域の端部にかかった場合にもその端部は孤立点と見做
されることはない。以上説明したステップS2〜S5の
処理が,処理対象画素を移動させつつ(ステップS
7),全画像領域に対して行われる(ステップS6)。
全画像領域に対する処理が終了すると,出力部3によ
り,上記画像メモリ2内の画像データが例えば複写機の
画像形成装置に出力され(ステップS8),一連の処理
は終了する。。
【0013】以上説明したように,本実施の形態に係る
画像処理装置Z1及び画像処理方法によれば,矩形状の
参照画像データの縁部を注目画素データとし,ここに黒
画素が存在しない場合にのみ上記参照画素データ内の黒
画素を孤立点と見做すため,細い斜線や黒領域の端部な
どの本来必要な画像が孤立点と見做されることがなく,
画像データ上の不要な孤立点のみを正確に除去すること
が可能である。
【0014】
【実施例】上記実施の形態に係る画像処理装置Z1のよ
うに,矩形状の参照画像データ縁部の注目画素データ内
に黒画素が存在しない場合に,無条件に上記参照画素デ
ータ内を全て白画素に変更するのではなく,更に上記第
1の従来技術と同様の処理を行うようにしてもよい。こ
の場合の画像処理装置Z2の概略構成を図6に示す。上
記画像処理装置Z2では,縁部画素判断部5において参
照画像データ縁部の注目画素データ内に黒画素が存在し
ないと判断された場合には,図7と同様に,多数決判断
部8(第2の判断手段)において上記参照画像データ内
に例えば中心画素を含む縦横2種類の画素データ列(ウ
インドウA,B)を仮定し,上記ウインドウA,B内で
それぞれ白/黒画素の多数決を行い,更にそれら2つの
多数決結果と上記中心画素とで多数決を行い,その結果
が白画素であった場合にのみ上記参照画素データ内を全
て白画素に変更する。上記縁部画素判断部5において参
照画像データ縁部の注目画素データ内に黒画素が存在す
ると判断された場合や,上記多数決判断部8における多
数決の結果が黒画像であった場合には,上記参照画素デ
ータは変更されることなく維持される。以上のような処
理を行うことで,より厳密な孤立点判断を行うことがで
き,孤立点の除去処理の正確性を高めることが可能とな
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,縦横に
任意の画素数の広がりを持つ2値化画像データから孤立
点を除去する画像処理方法において,上記画像データか
らm×n(但し,m,nは共に3以上の整数)の参照画
素データを抽出する参照画素データ抽出工程と,上記参
照画素データ抽出工程によって得られた上記参照画素デ
ータのうち,その縁部の画素データを注目画素データと
して取り出し,該注目画素データ中に黒画素が存在する
か否かを判断する第1の判断工程と,上記第1の判断工
程により,少なくとも上記注目画素データ中に黒画素が
存在しないと判断された場合に,上記参照画素データを
全て白画素として出力する画像処理工程とを具備してな
ることを特徴とする画像処理方法として構成されている
ため,細い斜線や黒領域の端部などの本来必要な画像が
孤立点と見做されることがなくなり,画像データ上の不
要な孤立点のみを正確に除去することが可能となる。更
に,上記参照画素データ内で所定の画素を含む縦横2種
類の画素データ列を抽出し,それら縦横2種類の画素デ
ータ列内でそれぞれ白/黒画素の多数決を取り,更にそ
の2つの多数決結果と上記所定の画素との多数決を取る
第2の判断工程を具備し,上記画像処理工程において
は,上記第1の判断工程により上記注目画素データ中に
黒画素が存在しないと判断され,且つ上記第2の判断工
程による判断が白画素であった場合に,上記参照画素デ
ータを全て白画素として出力するようにすることで,よ
り厳密な孤立点判断を行うことができ,孤立点の除去処
理の正確性を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る画像処理方法によ
る処理手順を示すフローチャート。
【図2】 本発明の実施の形態に係る画像処理装置Z1
の概略構成を示す図。
【図3】 参照画素データと注目画素データの一例を示
す図。
【図4】 上記画像処理装置Z1において孤立点と見做
されて白色化される参照画素データの例(a〜e)と,
孤立点とは見做されない参照画素データの例(f〜j)
を示す図。
【図5】 画像データ全域を処理するための参照画素デ
ータの移動を説明する図。
【図6】 本発明の実施例に係る画像処理装置Z2の概
略構成を示す図。
【図7】 第1の従来技術における処理対象画素,参照
領域,及びウインドウA,Bの取り方の一例を示す図。
【図8】 第1の従来技術における問題点を説明する
図。
【図9】 第2の従来技術における問題点を説明する
図。
【符号の説明】
4…参照画素データ抽出部 5…縁部画素判断部(第1の判断手段の一例) 6…画像処理部 8…多数決判断部(第2の判断手段の一例)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦横に任意の画素数の広がりを持つ2値
    化画像データから孤立点を除去する画像処理方法におい
    て,上記画像データからm×n(但し,m,nは共に3
    以上の整数)の参照画素データを抽出する参照画素デー
    タ抽出工程と,上記参照画素データ抽出工程によって得
    られた上記参照画素データのうち,その縁部の画素デー
    タを注目画素データとして取り出し,該注目画素データ
    中に黒画素が存在するか否かを判断する第1の判断工程
    と,上記第1の判断工程により,少なくとも上記注目画
    素データ中に黒画素が存在しないと判断された場合に,
    上記参照画素データを全て白画素として出力する画像処
    理工程とを具備してなることを特徴とする画像処理方
    法。
  2. 【請求項2】 上記参照画素データ内で所定の画素を含
    む縦横2種類の画素データ列を抽出し,それら縦横2種
    類の画素データ列内でそれぞれ白/黒画素の多数決を取
    り,更にその2つの多数決結果と上記所定の画素との多
    数決を取る第2の判断工程を具備し,上記画像処理工程
    においては,上記第1の判断工程により上記注目画素デ
    ータ中に黒画素が存在しないと判断され,且つ上記第2
    の判断工程による判断が白画素であった場合に,上記参
    照画素データを全て白画素として出力する請求項1記載
    の画像処理方法。
  3. 【請求項3】 縦横に任意の画素数の広がりを持つ2値
    化画像データから孤立点を除去する画像処理装置におい
    て,上記画像データからm×n(但し,m,nは共に3
    以上の整数)の参照画素データを抽出する参照画素デー
    タ抽出手段と,上記参照画素データ抽出手段によって得
    られた上記参照画素データのうち,その縁部の画素デー
    タを注目画素データとして取り出し,該注目画素データ
    中に黒画素が存在するか否かを判断する第1の判断手段
    と,上記第1の判断手段により,少なくとも上記注目画
    素データ中に黒画素が存在しないと判断された場合に,
    上記参照画素データを全て白画素として出力する画像処
    理手段とを具備してなることを特徴とする画像処理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記参照画素データ内で所定の画素を含
    む縦横2種類の画素データ列を抽出し,それら縦横2種
    類の画素データ列内でそれぞれ白/黒画素の多数決を取
    り,更にその2つの多数決結果と上記所定の画素との多
    数決を取る第2の判断手段を具備し,上記画像処理手段
    は,上記第1の判断手段により上記注目画素データ中に
    黒画素が存在しないと判断され,且つ上記第2の判断手
    段による判断が白画素であった場合に,上記参照画素デ
    ータを全て白画素として出力する請求項3記載の画像処
    理装置。
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