JP2001118080A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001118080A
JP2001118080A JP29454499A JP29454499A JP2001118080A JP 2001118080 A JP2001118080 A JP 2001118080A JP 29454499 A JP29454499 A JP 29454499A JP 29454499 A JP29454499 A JP 29454499A JP 2001118080 A JP2001118080 A JP 2001118080A
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Hiroyuki Negishi
広行 根岸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正しく領域指定のできる画像処理装置を提供
すること。 【解決手段】 画像処理装置100は、画像データを入
力する原稿読取部101と、原稿読取部101で入力し
た画像データを表示する表示部102と、表示部102
で表示した画像データに基づいて座標点を入力する座標
入力部103と、座標入力部103で入力した複数の座
標点を2点もしくは3点ごとに区切る座標点区切部10
6と、座標点区切部106で区切った座標点に基づいて
所定領域を指定する領域指定部107と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関
し、特に、表示手段に表示した画像をもとに所定領域を
指定する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像データに対し、何らかのエリ
ア指定もしくはエリア加工などを行う場合、モニタなど
に映し出された画像を見ながら、ペンなどによりモニタ
を数点押下(座標入力)することで領域指定をする画像
処理装置があった。たとえば、座標入力点間が自動的に
直線で結線され、最終的に多角形を形成し、内包される
領域を指定するものであったり、または、座標入力点間
を結ぶ直線が幅広に描画され、直線周囲の領域により、
目的の領域を指定(選択)するものであった。
【0003】図5は、従来の領域指定の概要を説明する
説明図である。ユーザは、モニタ501に表示された眼
鏡の図形を含む領域を指定したい場合に、まず、P1〜
P4の4カ所を押下し座標入力する。画像処理装置は、
押下された座標入力点間を結ぶ直線から、所定の幅広領
域を確保することによって、ユーザの所望する領域の指
定を行う。
【0004】このとき、指定された領域であるか否かの
判断は、画像処理装置内に記憶された画像データを主走
査方向に調べ、画像データ中のエリア開始・終了のデー
タの有無によって判断する。たとえば、スキャナなどに
より取り込まれた各画素は8bitの画像データから構
成され、第0〜4bitは、エリアのグループ番号(各
エリアの識別用番号)、第5bitはエリアの開始・終
了(1=開始、0=終了)、第6bitは閉ループ追跡
用、第7bitは画像有無のデータ(1=画像あり、0
=画像なし)であるとする。画像処理装置は第5bit
を参照することにより、エリアの開始・終了を判断する
ことが可能となる。
【0005】具体的には、画像処理装置は、主走査方向
に画像データを調べてゆき、エリア開始(図における直
線L23U部分に該当する画素)→エリア終了(図にお
ける直線L23D部分に該当する画素)と判定する。す
なわち、画像処理装置は、座標点P2−座標点P3間を
結ぶ直線を基に幅広に設定された直線(直線L23Uお
よび直線L23D)を横切る順にエリア開始→エリア終
了と判断していく。従来では、このようにして指定され
た領域であるか否かを判定し、その後の加工編集を容易
にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
領域指定に関する画像処理装置では以下の問題点があっ
た。たとえば、座標入力点が少ない場合や指定する領域
が単純である場合は、領域指定が正確に行われていた
が、座標入力点が多い場合や、指定する領域が複雑であ
る場合には、領域指定が不正確、換言すればユーザが所
望しない領域が指定されてしまう場合があった。
【0007】図6は、領域指定が正確に行われない座標
入力点の組み合わせを説明する図である。図において、
副走査方向の第2800ラインで領域を判断する場合
は、エリア開始(直線L23U)→エリア終了(直線L
23D)→エリア開始(直線L56U)→エリア終了
(直線L56D)と判断し、正確に領域が指定される
が、第3000ラインでは、同様にエリア開始(直線L
23U)→エリア終了(直線L56U)→エリア開始
(直線L23D)→エリア終了(直線L56D)と判断
するため、中間部分(直線L56Uと直線L23Dで囲
まれる領域)がエリア外であると判断され、いわゆる白
抜けが生じてしまい、正しく領域が指定されないという
問題点があった。
【0008】換言すれば、従来では、座標入力点に基づ
く指定領域であるか否かを、座標入力点間を結ぶ直線か
ら幅広に設定された直線で判断するものであったが、そ
の判断方法は、座標入力点が主走査方向原点から近い順
にエリア開始→エリア終了→エリア開始→エリア終了と
機械的に判断するものであったので、座標入力点に基づ
く指定領域に一定の交差があった場合には、正しく領域
指定できないという問題点があった。
【0009】なお、特開平4−165477号公報「画
像形成装置」には、画像の輪郭を修正する技術が開示さ
れているが、手書き罫線を自動的に修正する技術に関す
るものであり、本発明とは関係がない。
【0010】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て、正しく領域指定のできる画像処理装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の画像処理装置は、画像データを
入力する画像データ入力手段と、前記画像データ入力手
段で入力した画像データを表示する表示手段と、前記表
示手段で表示した画像データに基づいて座標点を入力す
る座標入力手段と、を有する画像処理装置において、さ
らに、前記座標入力手段で入力した複数の前記座標点を
2点もしくは3点ごとに区切る座標点区切手段と、前記
座標点区切り手段で区切った前記座標点に基づいて所定
領域を指定する領域指定手段と、を具備するものであ
る。
【0012】すなわち、請求項1にかかる発明は、座標
点区切手段が座標入力手段で入力した複数の座標点を2
点もしくは3点ごとに区切り、領域指定手段が座標点区
切手段で区切った座標点に基づいて所定領域を指定する
ので、複数の領域が重なり合うことがない。
【0013】また、請求項2に記載の画像処理装置は、
請求項1に記載の画像処理装置において、前記座標点区
切手段で区切られた2点もしくは3点の前記座標点を、
座標原点付近に移動する移動手段を具備するものであ
る。
【0014】すなわち、請求項2にかかる発明は、移動
手段が座標点区切手段で区切られた2点もしくは3点の
座標点を座標原点付近に移動するので、領域指定手段の
誤差が少なくなる。
【0015】また、請求項3に記載の画像処理装置は、
請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記
領域指定手段で指定した所定領域の画像データを取得す
る画像データ取得手段を具備するものである。
【0016】すなわち、請求項3にかかる発明は、画像
データ取得手段が領域指定手段で指定した所定領域の画
像データを取得する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の画像
処理装置の概略構成を表したブロック図である。図にお
いて、画像処理装置100は、原稿を読み取る原稿読取
部101と、原稿読取部101で読み取った原稿(画像
データ)を表示するディスプレイなどから構成される表
示部102と、表示部102で表示された原稿上の座標
点を入力する座標入力部103と、原稿読取部101で
読み取った画像データを格納するデータ記憶部104
と、原稿読取部101と、表示部102、座標入力部1
03およびデータ記憶部104を制御する制御部105
とから構成される。
【0018】制御部105は、さらに、座標入力部10
3で入力した座標点から、2点もしくは3点をひとかた
まりとして区切る座標点区切部106と、座標点区切部
106で区切った座標点に基づいて座標点を所定の領域
を設定する領域指定部107と、座標点区切部で区切っ
た座標点を座標原点付近に移動する移動部108と、領
域指定部107で設定された領域の画像データを取得す
る画像データ取得部109と、から構成される。
【0019】次に画像処理装置100の各部について詳
細に説明する。原稿読取部101は、原稿台(図示せ
ず)におかれた原稿をスキャナ中のCCD(Charg
e Coupled Device)で主走査方向に4
00dpi(ドット/インチ)、副走査方向に200d
piの画素密度で、2値画像(1=画像あり、0=画像
なし)として読み取り、ビットマップメモリに格納す
る。
【0020】ビットマップメモリはデータ記憶部104
に内蔵され、1画素を8ビットのデータとして保存する
揮発メモリの集合ASIC(Application
Specific IC)である。8ビットのデータの
内訳は前述の通り、第0bit〜第4bitが各エリア
の識別用として用いる各エリアのグループ番号を表すデ
ータとして使用され、第5bitがエリアの開始(エリ
ア内)・終了(エリア外)を表すデータとして、第6b
itが閉ループ追跡用のデータとして、第7bitが原
稿の画像有無のデータ(1=画像あり、0=画像なし)
として使用される。
【0021】ビットマップへの格納方法について説明す
る。原稿読取部101で読み取った原稿の画像データ
は、主走査方向の4678dot(第0dot〜第46
77dot)および副走査方向の6801line(第
0line〜第6800line)から構成され、座標
位置とビットマップメモリのメモリアドレス上の番地と
の対応は、以下のごとく対応させて格納する。なお、図
2は、座標原点位置とメモリアドレス上の番地との関係
を表す説明図である。
【0022】 座標点 アドレス (0、0) 800000hの下位8bit (1、0) 800000hの上位8bit (2、0) 800002hの下位8bit (3、0) 800002hの上位8bit
【0023】座標入力部103は、原稿読取部101が
読み取り、表示部102内のディスプレイ上に表された
画像を、タッチペンなどにより押下することで座標を入
力する部位である。また、座標入力部103は、必要に
応じて、領域を指定する形状(多角形)を、ディスプレ
イに表示された画像のどの位置に配置するかをも指定す
る。
【0024】座標点区切部106は、座標入力部103
で入力され、データ記憶部104に格納された座標点を
2点もしくは3点に区切る(グループ化する)。2点ま
たは3点で区切るのは、座標入力点が4点以上の場合
は、図6を用いて説明したように、指定領域内(エリア
内)であるか指定領域外(エリア外)であるかを判定す
る際に、いわゆる白抜けが生じる場合があるからであ
る。すなわち、平面上の2点または3点はどのように直
線で結んでも、決して交わらないため、白抜けは生じな
い。一方、平面上の4点は、その配置方法によって交差
する場合があるため、白抜けを生じる場合がある。従っ
て、座標点区切部106は、グループ化する座標入力点
を2点または3点とするのである。
【0025】次に、座標点区切部106による座標点の
区切方について説明する。座標点区切部106は、座標
入力点がP1、P2、P3、P4、P5の順に5点入力
された場合、P1、P2およびP3からなるグループG
123と、P2、P3およびP4からなるグループG2
34と、P3、P4およびP5からなるグループG34
5の3グループに分ける。
【0026】図3は、5つの座標入力点があった場合の
グループ化を表す図であり、図3(a)は入力された5
つの座標入力点を表し、図3(b)、図3(c)および
図3(d)は、それぞれグループG123、G234、
G345を表す図である。なお、使用の態様により、さ
らに、P4、P5およびP1からなるグループG451
と、P5、P1およびP2からなるグループG512を
追加してもよい。さらに、座標入力された順でなくグル
ープ化する方法であってもよい。
【0027】領域指定部107は、座標点区切部でグル
ープ化された各点を仮想的に結線し、この直線に平行
に、当該直線から所定の間隔を隔てた直線(以降におい
てこの直線を基準線と称する)を形成し、この直線を基
に長方形もしくは平行四辺形のライン形状領域(指定領
域)を形成し、データ記憶部104の中のビットマップ
に適宜格納する。図3では、座標入力点を含んだ長方形
としているが、適宜、端部に半円をかぶせて丸みを持た
せた領域指定方法であってもよい(図6参照)。最後
に、領域指定部107は、長方形等で囲まれた領域を連
結し、指定領域と設定する。なお、指定領域であるか
(エリア内であるか)否かの判定は、前述の通り、基準
線上に該当するビットマップメモリのデータで判断す
る。
【0028】画像データ取得部109は、領域指定部1
07で指定された正確な指定領域内の画像データをデー
タ記憶部104から取得し、その後の画像処理(切取、
色の変更など)に資する。
【0029】実施の形態1の画像処理装置によれば、座
標点を2点または3点に区切るので、従来通り主走査方
向に基準線を横切る順にエリア開始・エリア終了と判断
する場合であっても、白抜けを生じない、正しい領域指
定をすることが可能となる。
【0030】実施の形態2.実施の形態2では、指定領
域をより正確に指定することのできる画像処理装置につ
いて説明する。なお、本実施の形態では、実施の形態1
と同一の部分についての説明は省略するものとし、実施
の形態1と異なる部分についてのみ説明するものとす
る。
【0031】制御部105は、画像処理装置100の各
部を制御し、32bitCPUから構成される。32b
itCPUは、通常、一つのレジスタ値が32bitす
なわち±2147483648(=±232/2)の範囲
(以降、計算可能範囲と称する)なので、2つの数値を
加算したり、乗算する場合も、計算可能範囲にある場合
は正確に計算できる。しかしながら、計算可能範囲を超
える数値を扱う場合は、いわゆる情報落ちが発生し、正
確な計算が行われない。たとえば、座標入力部103で
入力された座標入力点がPa(2997、4000)、
Pb(3000、6000)を基に基準線を計算する場
合、直線Pa−Pbの傾き=(6000−4000)/
(3000−2997)≒666.67(小数点第3桁
を四捨五入)となり、小数点が発生するので、小数部分
の情報落ちが発生する。
【0032】また、情報落ちが原因である誤差を少なく
するために、傾きを10000倍して、できるだけ整数
部分に情報を取り込む計算方法も考えられる。すなわ
ち、傾き=(6000−4000)/(3000−29
97)×10000=6666667とする方法であ
る。しかしながら、この場合は直線Pa−Pbの切片=
4000−6666667×2997/10000であ
るが、6666667×2997>214748364
8であるので、切片が計算できない。
【0033】この場合は、6666667に乗ずるPa
のX座標値が大きいため、計算可能範囲外となるのであ
る。すなわち、座標入力点の位置が原点から遠い場合に
はCPUにおける計算誤差が大きくなるといえる。この
傾向は、特にビット数の小さいCPUで顕著である。
【0034】CPUによる情報落ちは、領域指定の正確
性を阻害する。実施形態1で説明したように、指定領域
内であるか否かは、基準線を基に判断するが、この基準
線は入力座標点間の直線に基づいて設定される。従っ
て、入力された座標点がPd(1724、6697)、
Pe(3921、6700)、Pf(1726、669
7)であった場合、傾きを10000倍するものとし
て、直線Pd−Peと直線Pe−Pfの傾きと切片はそ
れぞれ以下の様に計算される。
【0035】 直線Pd−Peの傾き =(6700−6697)/(3921−1724)×10000 =13.654・・・ ≒14 直線Pd−Peの切片 =6697−14×1724/10000 ≒6695
【0036】 直線Pe−Pfの傾き =(6697−6700)/(1726−3921)×10000 =13.667・・・ ≒14 直線Pe−Pfの傾き =6700−14×3921/10000 ≒6695
【0037】すなわち、両直線はともに、Y=14X+
6695と計算される。従って、領域指定部107は、
実際は直線Pd−Peと直線Pe−Pfの間に存在する
領域を認識できず、正確な領域指定が行われない。
【0038】これを防止するためには、扱う数(座標
値)を小さくすることで解決される。しかしながら、従
来の座標入力装置は、すべての座標入力点を考慮し領域
を指定していたため、座標位置を移動することはできな
かった。仮に、すべての座標入力点を平行移動して、あ
る座標入力点を原点付近に移動させた場合であっても、
他の座標入力点の中には、かえって元の位置より原点か
ら遠い位置に移動してしまう場合もあり、正確な領域指
定は依然としてできないままであった。
【0039】一方、画像処理装置100は、座標入力部
103で座標入力点を2点もしくは3点に区切りグルー
プ化する。従って、座標入力点を原点付近に移動させる
ことが可能となる。移動部108(図1参照)は、座標
点区切部106で区切られた座標入力点を座標原点付近
に移動させる。これにより、切片を計算する場合などの
計算値を計算可能範囲に収めることが可能となり、計算
誤差を小さくすることが可能となる。
【0040】次に、移動部108の処理内容について説
明する。座標入力点をPg(X0、Y0)、Ph(X
1、Y1)、Pi(X2、Y2)とし、Pg、Phおよ
びPiの中の主走査座標最小値をXmin、副走査座標
値をYminとし、移動後のPgをPg’(Xmv0、
Ymv0)、Ph’(Xmv1、Ymv1)、Pi’
(Xmv2、Ymv2)とすると、Pg’、Ph’、P
i’以下の式で計算処理する。
【0041】 Xmv0=X0−Xmin+500、Ymv0=Y0−Ymin+500 Xmv1=X1−Xmin+500、Ymv1=Y1−Ymin+500 Xmv2=X2−Xmin+500、Ymv2=Y2−Ymin+500
【0042】なお、ここで500とは、基準線の端が負
の値とならないようにするためのマージンである。ただ
し、使用の態様によっては、実際に座標点を移動させる
必要はなく、CPUの数値計算のみ行えばよいため、上
記マージンは不要となる。
【0043】最後に、画像処理装置100の動作の流れ
について説明する。図4は、画像処理装置100の動作
の流れを表すフローチャートである。画像処理装置10
0は、図1では図示しない操作部から、領域指定開始キ
ーの押下の有無を判断する(ステップS201)。押下
がないと判断した場合は(ステップS201:NO)、
押下を待つ。領域指定開始キーの押下があった場合(ス
テップS201:YES)は、原稿読取部101が原稿
を読み取り、表示部102のディスプレイに表示し、二
値化した原稿画像データをデータ記憶部104のビット
マップメモリに格納する(ステップS202)。
【0044】次に、座標入力部103からの座標入力の
有無を判定する(ステップS203)。なお、使用の態
様により、領域指定する形状(直線で囲む等)を設定
し、また、入力座標点間から基準線までの間隔を指定す
る。
【0045】座標点区切部106は、ステップS203
で入力された座標点を3点ずつにグループ化し(ステッ
プS204)、原点付近に移動する(ステップS20
5)。移動された座標入力点を基に基準線を設定し、主
走査方向から順に各画素に対して指定領域であるか否か
を判定し、データを格納する(ステップS206)。
【0046】ステップS206で格納されたデータを基
に領域を設定し(ステップS207)、指定領域の画像
データを取得し(ステップS208)、その後の画像処
理(コピー、切取、色変更)を行う。
【0047】実施の形態2の画像処理装置によれば、C
PUのデジタル処理に基づく領域指定の誤差がなくな
り、正しく領域指定を行うことが可能となる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像処理
装置(請求項1)は、座標点区切手段が座標入力手段で
入力した複数の座標点を2点もしくは3点ごとに区切
り、領域指定手段が座標点区切手段で区切った座標点に
基づいて所定領域を指定するので、複数の領域が重なり
合うことがなく、正しく領域指定のできる画像処理装置
を提供することが可能となる。
【0049】また、本発明の画像処理装置(請求項2)
は、移動手段が座標点区切手段で区切られた2点もしく
は3点の座標点を座標原点付近に移動するので、領域指
定手段の誤差が少なくなり、正しく領域指定のできる画
像処理装置を提供することが可能となる。
【0050】また、本発明の画像処理装置(請求項3)
は、画像データ取得手段が領域指定手段で指定した所定
領域の画像データを取得するため、正しく指定された画
像領域を用いて、その後の加工(画像処理)を正しく行
うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像処理装置の概略構成を表したブロ
ック図である。
【図2】座標原点位置とメモリアドレス上の番地との関
係を表す説明図である。
【図3】5つの座標入力点があった場合のグループ化を
表す図である。
【図4】画像処理装置の動作の流れを表すフローチャー
トである。
【図5】従来の画像処理装置の領域指定の概要を説明す
る説明図である。
【図6】従来の座標入力装置による領域指定が正確に行
われない座標入力点の組み合わせを説明する図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 原稿読取部 102 表示部 103 座標入力部 104 データ記憶部 105 制御部 106 座標点区切部 107 領域指定部 108 移動部 109 画像データ取得部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを入力する画像データ入力手
    段と、前記画像データ入力手段で入力した画像データを
    表示する表示手段と、前記表示手段で表示した画像デー
    タに基づいて座標点を入力する座標入力手段と、を有す
    る画像処理装置において、 さらに、前記座標入力手段で入力した複数の前記座標点
    を2点もしくは3点ごとに区切る座標点区切手段と、 前記座標点区切手段で区切った前記座標点に基づいて所
    定領域を指定する領域指定手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記座標点区切手段で区切られた2点も
    しくは3点の前記座標点を、座標原点付近に移動する移
    動手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記領域指定手段で指定した所定領域の
    画像データを取得する画像データ取得手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装
    置。
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