JP2001117550A - データ変換装置およびデータ変換方法並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ変換装置およびデータ変換方法並びにコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001117550A
JP2001117550A JP29295299A JP29295299A JP2001117550A JP 2001117550 A JP2001117550 A JP 2001117550A JP 29295299 A JP29295299 A JP 29295299A JP 29295299 A JP29295299 A JP 29295299A JP 2001117550 A JP2001117550 A JP 2001117550A
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Shuichi Shimizu
秀一 清水
Shigeaki Watanabe
茂晃 渡邉
Yoshisuke Mimura
義祐 三村
Tadao Kusudo
忠夫 楠堂
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 WWWブラウザで変換すべきHTML文書の
表示画像を確認しつつ、その外観とほぼ同じ表示画像に
変換し、リンク情報やフォーカス制御情報を生成するH
TML文書のデータ変換装置および変換方法並びにコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。 【構成】 ブラウザ101で表示部103にHTML文
書の表示画像を表示する。ボタン表示情報生成部104
はリンクを抽出し、リンクの位置と大きさを求め、フォ
ーカス制御情報生成部107はフォーカス制御情報を生
成し、リンク情報生成部106がリンク情報を生成し、
ナビゲーション情報生成部109はナビゲーション情報
を生成し、ナビゲーション情報記憶部110に記憶させ
る。画像情報分割作成部105は、所定サイズ以下の表
示画像に分割し、画像情報記憶部106に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HTML(Hyp
er Text Markup Language)形
式のデータを疑似対話型のTVシステムで送信される画
像データとそれを制御するナビゲーション情報とに変換
するデータ変換装置及び変換方法並びにコンピュータに
当該方法を実行させるプログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】近年、インターネットの利用が盛んに行な
われ、WWW(World Wide Web)上の各
サイトに格納されている情報(ホームページ)の有効利
用が図られており、そのページ数は膨大な数に達してい
る。このWWWコンテンツをパソコン上で表示するソフ
トウェアはWebブラウザと呼ばれるが、代表的なもの
としては、ネットスケープ・コミュニケーションズ社の
ネットスケープ・ナビゲーターがある。Webブラウザ
では、目的のホームページを表示させるのにはキーボー
ドとマウスが使用される。
【0003】一方最近、ディジタル放送番組にもWWW
コンテンツに似た操作性を持つ対話型番組が登場しつつ
ある。その一例として、日本のディレクTV社のインタ
ラクTVサービスがある。インタラクTVサービスで
は、放送のような一方向メディアでの擬似対話型処理を
実現している。動作原理については、例えば特開平10
−304325号公報に開示されている。簡単に説明す
ると、インタラクTVサービスでは、受信機は、対話型
番組に必要なすべてのデータを一度にダウンロードする
のではなく、送信局側は、データを1画面毎に分割し、
それら分割されたデータを放送時間中繰り返し送出して
いる。これによれば、受信機は、繰り返し送出されてい
るデータの中から、1画面の表示に必要なデータのみを
選択的に受信できるので、メモリの少ない受信機でも対
話型番組を再生できる。また、このようなテレビを対象
とした対話型番組の操作には、従来からあるリモコンが
使用される。
【0004】従来、対話型番組の放送データは、オーサ
リングシステムを使って1から作られている。しかし、
それでは対話型番組の制作にコストがかかるので、でき
ればHTML形式で記述されたWWWコンテンツを対話
型番組の放送データにも利用できるように変換したい。
変換のための従来技術としては、特開平10−0975
39号公報記載の画像情報変換装置および画像情報変換
方法と、特開平10−105355号公報記載のデータ
通信システムのデータ変換装置とがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
2つの技術には次のような問題点がある。 1)他の表示画面に変更するためのリンクをリモコンや
FAX機器のテンキーで選択するために番号やカーソル
形状をリンクの近くに表示するので、変換後の表示画像
がWWWブラウザで表示した場合の表示画像の外観と異
なってしまう。
【0006】2)対話型番組を表示するテレビ受像機で
は、パソコンのマウス・カーソルのようなポインティン
グ・デバイスではなく、リモコンの上下左右キーを押下
して、リンクのフォーカス移動をさせる。また、テレビ
受像機は、スクロール機能も備えていないため、それを
画面切り換えで変更する必要がある。そのため、HTM
L文書からリンク毎のフォーカス移動を制御するフォー
カス制御情報と画面切り換えするための制御情報とを新
規に作成する必要があるが、従来技術ではリモコンのテ
ンキーでの操作を前提とするため、フォーカス制御情報
を生成する必要はない。
【0007】本発明は、上記2つの問題点に鑑み、HT
ML文書をWWWブラウザで表示した場合の表示画像と
ほぼ同じ外観をもつ表示画像に変換し、表示画像中にリ
ンクを含むとき、フォーカス制御情報を生成し、HTM
L文書が複数の画面に分割されたとき、その画面間の移
動のための適切なリンクを生成するデータ変換装置およ
びデータ変換方法並びにコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、リンクを含むHTML文書を、WWWブ
ラウザで処理されて表示される表示画像と略同一の外観
で、ディジタルテレビ放送の対話型番組の画像イメージ
とナビゲーション情報とからなる放送データに変換する
データ変換装置であって、HTML文書及びリンクによ
り関連づけられた他のHTML文書を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段に記憶されているHTML文書を解釈
し、表示画像を生成する表示画像生成手段と、前記表示
画像生成手段で生成された表示画像を画像イメージとし
て識別子を付して記憶する画像イメージ記憶手段と、前
記画像イメージ記憶手段に記憶された画像イメージ中の
リンクを示す部分画像の領域情報を抽出する領域情報抽
出手段と、前記放送データが受信機で受信され、その画
像イメージが表示された際、ユーザの移動操作に応じて
画像イメージに含まれる部分画像の表示態様を変化させ
る部分画像制御情報を生成する部分画像制御情報生成手
段と、各部分画像のリンク先を示すリンク情報を前記記
憶手段に記憶されているHTML文書から抽出するリン
ク情報抽出手段と、前記画像イメージごとに当該画像イ
メージに含まれる全てのリンクを示す部分画像に対応す
る前記領域情報と前記部分画像制御情報と前記リンク情
報とを記載したナビゲーション情報を生成するナビゲー
ション情報生成手段と、生成されたナビゲーション情報
を対応する画像イメージの識別子と関連する識別子を付
して記憶するナビゲーション情報記憶手段とを備えるこ
ととしている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデータ変換装
置の実施の形態について、図面を参照しながら説明す
る。 (実施の形態)図1は、本発明に係るデータ変換装置の
一実施の形態の構成図である。データ変換装置は、ブラ
ウザ部101と、記憶部102と、表示部103と、ボ
タン表示情報生成部104と、画像情報分割作成部10
5と、画像情報記憶部106と、フォーカス制御情報生
成部107と、リンク情報生成部108と、ナビゲーシ
ョン情報生成部107と、ナビゲーション情報記憶部1
08とを備えている。
【0010】ブラウザ部101は、例えばマイクロソフ
ト社のインターネット・エクスプローラーやネットスケ
ープ・コミュニケーションズ社のネットスケープ・ナビ
ゲーターなどで実現されるが、一般的なWWWブラウザ
と同等の操作性と内部処理構成を有するものであればよ
い。ネットスケープ・ナビゲーターに関しては、プログ
ラムのソースコードが公開されているので、誰でも実施
することができる。
【0011】ブラウザ部101は、オペレータが入力し
たURL(Uniform Resource Loc
ator)アドレスやファイルパス名から図示しないW
WWサーバや外部記憶装置に記憶されたHTML文書
(ファイル)を記憶部102にダウンロードし、記憶さ
れたHTMLファイルを解釈して表示部103に表示さ
せる。
【0012】記憶部102は、ハードディスク等からな
り、ブラウザ部101で取得された一連のHTMLファ
イルを記憶している。図2は、記憶部102に記憶され
ているHTMLファイルの一例を示す図である。このH
TMLファイル201は、ブラウザ部101によって表
示部103に1ページに表示され、例えばファイル名
「main.htm」が付されている。
【0013】HTMLファイル201は、様々な機能を
持つタグと呼ばれるもので文書の構造を表わしている。
例えば2行目と40行目との、タグ<html>,</
html>は、HTMLファイル201の最初と最後を
示す。ここでは、本実施の形態に関連するタグについて
のみ説明し、他のタグについての説明を省略する。
【0014】17行目から18行目にかけて記述されて
いる、「<a href=”#クリック”>クリック<
/a>」は、同じページ内へのリンクを示し、32行目
の<p><a NAME=”クリック”></a>をリ
ンク先としている。WWWブラウザでは、これは下線を
伴った「クリック」という文字列で表示され、この文字
列をユーザがマウスでクリックすると、32行目から3
4行目に記述されている「クリックの説明」が表示され
るよう表示画面がスクロールする。
【0015】21行目から22行目にかけて記述されて
いる、「<a href=”longlink.ht
m”>長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い
長い長い長い長い長い長い長い文字列のリンクの例</
a>」は、別のページへのリンクを示し、そのリンク先
はファイル名「longlink.htm」で示されて
いる。ここで、ファイルlonglink.htmは、
HTMLファイル201と同じフォルダにあることを示
す。WWWブラウザで表示すると、これも下線を伴った
「長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い長い
長い長い長い長い長い長い文字列のリンクの例」という
文字列で表示され、この文字列をユーザがマウスでクリ
ックすると、ファイルlonglink.htmの内容
が表示される。
【0016】24行目から26行目にかけての<a h
ref=”mause.htm”><img SRC
=”mouse.JPG” height=51 wi
dth=48 align=RIGHT></a>は、
これも別のページへのリンクを示し、そのリンク先はフ
ァイル名「mause.htm」で示されている。ここ
で、ファイルmause.htmは、HTMLファイル
201と同じフォルダにあることを示す。WWWブラウ
ザで表示すると、これはファイル名「mouse.JP
G」の画像ファイルを読み込んで、HTMLファイル2
01の表示画像の右端に整列してマウスカーソルの画像
を表示する。この画像をユーザがマウスでクリックする
と、ファイル「mause.htm」の内容が表示され
るようになる。
【0017】表示部103は、CRTや液晶ディスプレ
イ等からなり、記憶部102に記憶されているHTML
ファイルをブラウザ部101の解釈によって表示する。
図3は、表示部103に表示される一連のHTMLファ
イルの表示画像を示している。表示画像301は図2に
示したHTMLファイル201を表示したものであり、
表示画像302、303は矢符304、305でそれぞ
れ示すように、表示画像301のリンク306、307
からのリンク先をそれぞれ表示したものである。なお、
表示画像301のリンク308には矢符309で示す同
一ページ内のリンクがある。
【0018】ボタン表示情報生成部104は、データ変
換の開始指示をオペレータのボタン(図示せず)操作に
より受けると、記憶部102に記憶されているHTML
ファイル201を読み出し、リンクの表示画像301の
中での領域情報である位置座標とその大きさとを抽出す
る。リンクは、タグ<a>とタグ</a>とで囲まれた
文字列又は画像データである。
【0019】なお、位置座標は、その文字列又は画像デ
ータの左端の(X,Y)座標で示される。この位置座標
の原点(0,0)は、表示画像301の左上端位置であ
る。大きさは、文字列又は画像データを外接する矩形の
幅×高さで示される。幅と高さとの単位は表示画面のド
ット単位で表されている。また、領域情報は、リンクが
文字列の場合に文字列が複数行に亘り表示されていると
きでも、行ごとに抽出される。
【0020】図4は、ボタン表示情報生成部104で最
初に抽出されたHTMLファイル201のリンクとその
領域情報とを示す図である。ここで、各リンクには、そ
の表示画像301での出現順にリンク1、リンク2、・
・・、リンク5と番号が付されている。リンク1は上述
したHTMLファイル201の18行目の文字列「クリ
ック」に対応し、リンク2は同様に21行目の文字列の
一部「長い長い長い長い長い長」に対応し、リンク3は
同様に18行目から19行目の文字列の一部「い長い長
い長い長い長い長い長い長い」に対応し、リンク4は同
様に19行目の文字列の一部「長い長い長い長い文字列
のリンクの例」に対応している。リンク5はHTMLフ
ァイル201の24行目に記述された画像データ「im
g SRC」に対応している。各リンクの領域情報であ
る位置と大きさとがそれぞれ記載されている。
【0021】なお、上述したようにリンク2、リンク
3、リンク4は、本来1つのリンクであるけれども行ご
とに別々の領域情報が記載されている。ボタン表示情報
生成部104は、各リンクの領域情報の抽出が終了する
と画像情報分割作成部105に領域情報を抽出した旨を
通知する。ボタン表示情報生成部104は、画像情報分
割作成部105から表示画像のページ分割の通知を最初
に受けると、先ず、分割されたページ間に1のリンクが
分断されていないか判断し、分断されているときは、そ
のリンクの最先の行を後のページの最初の行に移行する
よう画像情報分割作成部105に通知する。
【0022】今、図5に示すように、ボタン情報作成部
104は、表示画像301をページ501、502、5
03に分割したことを画像情報分割作成部105から最
初に通知されると、リンク2、3、4がページ501と
ページ502とに分断されていると判断し、リンク2の
位置座標のうちY座標の値を画像情報分割作成部105
に通知する。
【0023】次に、ボタン表示情報生成部104は、画
像情報分割作成部105から表示画像301をページ6
01、602、603に分割したことを再度通知される
と(図6)、各ページごとにリンクの領域情報を再度抽
出する。なお、画像情報分割作成部105からは、各ペ
ージの上端の表示画像301におけるY座標の値の通知
を受ける。したがって、最初に求めた領域情報の位置情
報のうち、Y座標の値だけを計算により求めればよい。
図6の右方に再度求めた各リンクの領域情報を示してい
る。
【0024】更に、ボタン情報作成部104は、各ペー
ジ間の表示画像(ページ)切り換えのためのリンクの領
域情報を新たに生成する。図7は、このページ切り換え
のためのリンクの領域情報を示している。最初のページ
601と最後のページ603とには、1つのリンク6と
リンク9とが生成され、中間のページには、リンク7と
リンク8とが生成される。リンク6はページ601から
次のページ602への切り換えであり、リンク7はペー
ジ602から前のページ601への切り換えであり、リ
ンク8はページ602から次のページ603への切り換
えであり、リンク9は、ページ603から前のページ6
02への切り換えである。
【0025】ボタン情報作成部104は、これらのリン
ク6〜9を各ページの下方の所定の位置に所定の大きさ
で生成する。この領域は、HTMLファイルの内容の表
示画像の表示領域の下方の余白に設けられる。ボタン情
報作成部104は、リンクの生成が終了すると、フォー
カス制御情報生成部107に一体として扱うべきリンク
と新たに生成したリンクとを通知し、リンク情報生成部
108に新たに生成したリンクの領域情報を通知する。
【0026】画像情報分割作成部105は、ボタン表示
情報生成部104から領域情報を抽出した旨の通知を受
けると、表示部103に表示されている表示画像が所定
のサイズ以下であるか否かを判定する。ここで、所定の
サイズは、放送データを受信した受信機で表示画像が表
示されるサイズであり、ドット単位で表されている。所
定のサイズ以下であれば、ファイル名を付けて表示画像
を画像情報記録部106に記憶させ、フォーカス制御情
報生成部107とリンク情報生成部108とに表示画像
が記憶された旨を通知する。
【0027】所定のサイズを超えるときには、所定のサ
イズよりも更にY(画面の垂直)方向に小さいサイズの
ページ単位に表示部103に表示されている表示画像を
分割する。ここで、Y方向に小さいページ単位のサイズ
としたのは、受信機で分割されたページの表示相互間の
切り換えをするためのリンクをHTMLファイルの表示
内容の余白に設けるためである。
【0028】画像情報分割作成部105は、所定のサイ
ズとして250×220(幅×高さ)を記憶しており、
ページ単位のサイズとして250×200を記憶してい
る。画像情報分割作成部105は、図3に示した表示画
像301のサイズが250×470であるときには、Y
方向を上端から200づつ分割して、図5に示すよう
に、3つのページ501、502、503に分割し、ボ
タン表示情報生成部104に通知する。ボタン表示情報
生成部104からページ502の先頭(上端)となるY
座標の通知を受けると、最初に分割したページ502の
上端位置を通知されたY座標値に変更して、以降のペー
ジを再分割する。
【0029】なお、画像情報分割作成部105は、2度
目のページ分割に際しては、文字列がページ分割によっ
て分断されないように調整し、もし、分断される文字列
があれば、その行を次のページの先頭に変更する。各ペ
ージの上端となる表示画像301のY座標値をボタン表
示情報生成部107に通知する。これによって、表示画
像301は、3つのページ601、602、603に分
割される。分割された各ページの表示画像を識別できる
識別子を付して画像情報記憶部106に記憶させる。併
せて、フォーカス制御情報生成部107とリンク情報生
成部108とに表示画像が記憶された旨を通知する。
【0030】なお、識別子は、例えば元のHTMLファ
イル201のファイル名が「main.htm」であれ
ば、各ページ601、602、603はそれぞれ「ma
in_1.bmp」、「main_2.bmp」、「m
ain_3.bmp」のように、それぞれ関連性がわか
るように付す。なお、このように分割したページ順に基
のファイル名と数字との組み合わせであれば、画像情報
分割作成部105は、記憶部102に記憶された基のH
TMLファイルのファイル名を読み出して付すことがで
きる。また、オペレータが新たにファイル名を付すよう
にしてもよい。この場合にも、分割したページの関連性
がわかるように付す。
【0031】画像情報記憶部106は、大容量のRAM
や磁気ディスク等からなり、画像情報分割作成部105
によって、画像情報を識別子を付して書き込まれる。な
お、画像情報の保存フォーマットとしては、任意のフォ
ーマットが使用できるが、ここでは、一例としてWin
dowsBMP形式を用いる。WindowsBMP形
式のフォーマット情報やその作成方法については「Wi
ndows95APIバイブル1Win32編」第13
章ビットマップ、アイコン、メタファイルpp484〜
485(翔永社)に記載されているので、説明を省略す
る。基本的には、画像の大きさやビットの深さ、CLU
T(Color Look Up Table)を使用
するか否かを等の属性値を保持するためのファイルヘッ
ダ情報と、各ピクセルデータを1ピクセルづつ書き込ま
れたファイルとからなる。
【0032】図8は、画像情報記憶部106に記憶され
たページ601、602、603の各表示画像の内容を
示している。なお、画像情報記憶部106には、リンク
を示す枠の表示等は、受信機において、ボタン表示情報
生成部104で抽出された領域情報に基づいて表示画像
が表示されるとして、図8に示すような表示画像を記憶
するとしたけれども、受信機の負荷を軽減させるため
に、図9に示すような表示画像を記憶するようにしても
よい。
【0033】フォーカス制御情報生成部105は、画像
情報分割作成部105から表示画像が記憶された旨の通
知を受けると、ボタン表示情報生成部104で求められ
た個々のリンクの領域情報に従い、所定の規則を用い
て、フォーカス制御情報を作成する。フォーカス制御情
報は、放送データを受信した受信機で表示画像が表示さ
れた際、表示画像に含まれるリンクを選択して、リンク
先の表示画像に表示を切り換えるため、ユーザがリモコ
ンの上下左右の4方向ボタンを操作してリンクのフォー
カスを移動させるための情報である。
【0034】なお、受信機では、図9に示したように表
示画像中のリンクには、ボタン表示情報生成部104で
抽出された領域情報の大きさで示される矩形枠が表示さ
れ、リンクであることをユーザに視認させている。HT
MLファイルをブラウザで表示させた際、下線が引かれ
ているのと、外観上僅かに異なる。また、リンクの選択
は、上述したようにリモコンの上下左右の4方向ボタン
のユーザの押下操作を受けて行われ、新たな表示画像が
表示されたとき、最上行のリンクの矩形枠がデフォルト
で半透明の色彩が付されフォーカス状態となっている。
同一行に2つ以上のリンクがあれば、最左のリンクがフ
ォーカス状態となっている。
【0035】受信機において、ユーザが上下左右のある
ボタンを押下すると、その方向に設定されたリンクにフ
ォーカス状態が移動する。したがって、フォーカス制御
情報には、上下左右の4方向のフォーカス移動先のリン
クを示すリンク名が記録される。フォーカス制御情報生
成部107は、以下のような規則によりフォーカス制御
情報を生成する。なお、上方向の移動ボタンの操作につ
いて説明するけれども、下、左、右の各方向の移動ボタ
ン操作についても同様の規則による。
【0036】上方向の移動は、リンクの矩形(位置座標
を左上端とする大きさで示される)の上辺より上側にあ
るリンクのうち、最も近いリンクを検索する。最も近い
とは、一方のリンクの中心から他方のリンクの4頂点の
内の1つまでの距離が最も短いものをいう。例えば、図
10(a)のリンクDからは、リンクCの方がリンクE
よりも近いので、リンクDから上移動ではリンクCがフ
ォーカス移動先に選択される。図10(b)では、リン
クXからリンクYの方がリンクZよりも近いので、リン
クYが選択される。
【0037】なお、同一の距離にリンクが複数ある場合
には、リンクに付された番号の最も小さいものから選択
されることとする。また、フォーカス制御情報生成部1
07は、ボタン表示情報生成部104から、複数行に跨
るリンクを一体として取り扱うべき旨の通知を受けてい
るときには、同時フォーカス属性を設定する。同時フォ
ーカス属性とは、いずれか一つのリンクがフォーカス状
態になると、同時フォーカス属性を設定したリンクも同
じフォーカス制御情報を有することをいう。したがっ
て、同時フォーカスが設定されているリンク間でフォー
カス移動は発生しない。
【0038】例えば、図11(a)のリンク3、リンク
4、リンク5は、全て図11(b)のような同じフォー
カス制御情報をもつ。例えば、リンク7からフォーカス
を「上へ」2回移動させると、リンク5、リンク1の順
にフォーカスが移動する。また、リンク1からフォーカ
スを「下へ」2回移動させると、リンク5、リンク1の
順にフォーカスが移動する。また、リンク6からフォー
カスを「左へ」2回移動させると、リンク4、リンク2
の順にフォーカスが移動する。また、リンク2からフォ
ーカスを「右へ」2回移動させると、リンク4、リンク
6の順にフォーカスが移動する。リンク3からリンク
4、リンク4からリンク3やリンク5、およびリンク5
からリンク4へはフォーカス移動しない。
【0039】フォーカス制御情報生成部107は、画像
情報分割作成部105が画像情報記憶部106に記憶さ
せた表示画像ごとに各リンク間のフォーカス制御情報を
生成する。図12は、フォーカス制御情報生成部107
で生成された各リンクに関するフォーカス制御情報の一
例である。
【0040】なお、フォーカス制御情報生成部107で
作成されるフォーカス制御情報はあくまで規則にしたが
い機械的に生成するものであり、必ずしも受信機でユー
ザが使いやすい設定になされていないかもしれないの
で、修正することができることは言うまでもない。リン
ク情報生成部108は、画像情報分割作成部105から
表示画像が記憶された旨の通知を受けると、ボタン表示
情報生成部104で抽出されたリンクのリンク先への表
示画像(ページ)の切り換えを指示するリンク情報を生
成する。リンク情報は、リンクコマンドとリンク先のフ
ァイル名(識別子)とからなるスクリプトである。
【0041】リンク情報生成部108は、記憶部102
に記憶されているHTMLファイル201のタグ<a>
内の「href=」に続くリンク先が文字列を示すとき
は文字列が含まれる表示画像(ページ)に付された識別
子を取得し、識別子の一部「bmp」を「nif」に置
換してリンクコマンド(Goto)に続けて記述する。
【0042】例えば、図6の表示画像(ページ)601
に示すリンク1では、図2のHTMLファイル201の
18行目に“#クリック”とあり、32行目の<P><
aNAME=“クリック”></a>をリンク先とし、
32行目〜34行目の「クリックの説明:・・・操作を
行う。」の文は、図8に示したページ603の表示画像
に含まている。このページ603の識別子「main_
3.bmp」から「main_3.nif」に変更し
て、リンク1のリンク情報「Goto main_3.
nif」を生成する。
【0043】なお、この「main_3.nif」は、
表示画像603の組となる放送データのナビゲーション
情報の識別子を示しており、後述するナビゲーション情
報生成部108で生成される。また、「href=」に
続くリンク先がファイル名で示されているときには、そ
のファイル名の一部「htm」を「nif」に置換して
リンクコマンドに続けて記述する。
【0044】例えば、図6のページ602のリンク2、
リンク3、リンク4は、図2の21行目に示すようにリ
ンク先を「longlink.htm」としているので
「longlink.nif」に変更して、リンク情報
「Goto longlink.nif」を生成する。
なお、ファイル名「longlink.htm」の表示
画像は識別子「longlink.bmp」が付されて
画像情報記憶部106に記憶されており、識別子「lo
nglink.nif」が付されたナビゲーション情報
は、後述するナビゲーション情報生成部109で生成さ
れる。
【0045】リンク5に対しても、同様にリンク情報
「Goto mause.nif」を生成する。リンク
情報生成部108は、ボタン表示情報生成部104から
新たに生成したリンクの領域情報の通知を受けたときに
は、ページ切り換えのためのリンクであるので、各リン
クに次のページ又は前のページの切り換え先の表示画像
の識別子を画像情報記憶部106から取得して、その識
別子の一部の「bmp」を「nif」に置換する。この
ようにして、リンク6には「Goto main_2.
nif」、リンク7には「Goto main_1.n
if」、リンク8には「Goto main_3.ni
f」、リンク9には「Goto main_2.ni
f」をそれぞれ生成する。
【0046】リンク情報生成部108は、各リンクにつ
いてリンク情報の生成を終了すると、ナビゲーション情
報生成部109にナビゲーション情報を生成するよう指
示する。ナビゲーション情報生成部109は、リンク情
報生成部108からナビゲーション情報の生成指示を受
けると、画像情報記憶部106に記憶されている表示画
像ごとに、即ち、画像情報分割作成部105で生成した
表示画像ごとに、ボタン表示情報生成部104で抽出し
たリンクに生成した領域情報と、フォーカス制御情報生
成部107で生成したフォーカス情報と、リンク情報生
成部108で生成したリンク情報とを記載したナビゲー
ション情報を生成する。生成したナビゲーション情報に
は、組になる表示画像の識別子に対応する識別子を付
し、ナビゲーション情報記憶部110に書き込む。
【0047】ナビゲーション情報記憶部110は、大容
量のRAMや磁気ディスク等からなり、ナビゲーション
情報生成部109で生成されたナビゲーション情報を図
13に示すように記憶している。ここで、識別子「ma
in_1.nif」で識別されるナビゲーション情報1
301は、図8の表示画像601又は図9の表示画像9
01の組になる。同様にナビゲーション情報1302は
図8の表示画像602又は図9の表示画像902の組に
なり、ナビゲーション情報1303は図8の表示画像6
03又は図9の表示画像903の組になる。
【0048】以上説明したように、このデータ変換装置
は、HTMLファイルを表示画像とナビゲーション情報
とに変換する。この後、画像情報記憶部106に記憶さ
れた表示画像(画像イメージ)とナビゲーション情報記
憶部110に記憶されたナビゲーション情報とから編集
装置を用いて放送データが編集される。次に、本実施の
形態の動作を図14のフローチャートを用いて説明す
る。
【0049】先ず、ブラウザ部101は、HTMLファ
イルを外部から取得して、記憶部102に記憶させると
ともに表示部103に表示する(S1401)。ボタン
表示情報生成部104は、オペレータからの変換ボタン
の押下を待って(S1402)、記憶部102に記憶さ
れているHTMLファイル内の全てのリンクを抽出し、
各リンクの表示画像中の位置と大きさとを領域情報とし
て求める(S1403)。
【0050】次に、画像情報分割作成部105は、表示
画像が所定のサイズ以下の大きさか否かを判断し、所定
のサイズを超えていれば表示画像を複数のページに分割
する。この際、分割した表示画像にリンクが分断されて
いれば、後の表示画像に収まるよう調節する(S140
4)。表示画像が分割されたときには、ボタン表示情報
生成部104は、再度各リンクの領域情報を求め、更に
ページ移動のためのリンクを新たに生成し、その領域情
報を求める(S1405)。
【0051】次に、画像情報分割作成部105は、複数
ページに表示画像を分割したときは、その分割した表示
画像に識別子を付して、分割しないときにはそのままの
表示画像に識別子を付して表示画像記憶部106に記憶
させる(S1406)。フォーカス制御情報生成部10
7は、リンクを選択するためのフォーカス制御情報を生
成する(S1407)。複数行に亘る文字列からなるリ
ンクがあるか否かを判定し(S1408)、あれば同時
フォーカス関連の処理をする(S1409)。
【0052】次に、リンク情報生成部108は、各リン
クについてリンク情報を生成する(S1410)。ナビ
ゲーション情報生成部109は、表示画像ごとにナビゲ
ーション情報生成し、ナビゲーション情報記憶部110
に記憶させ(S1411)、処理を終了する。
【0053】なお、本実施の形態では説明しなかった
が、HTMLにあるクリッカブル・イメージ・マップと
いう画像データ内部にいくつかの領域を設けて、そこを
リンクに使用するタグについてもリンクの有効な領域の
位置と大きさがHTMLファイル内に明示されているの
で最も単純な領域が矩形の場合については同様の方法で
処理できることは言うまでもない。
【0054】また、本実施の形態では、図1にその構成
図を示したけれども、各構成部分の機能をコンピュータ
に発揮させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録して、データ変換装置に適用することが
できる。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、リンク
を含むHTML文書を、WWWブラウザで処理されて表
示される表示画像と略同一の外観で、ディジタルテレビ
放送の対話型番組の画像イメージとナビゲーション情報
とからなる放送データに変換するデータ変換装置であっ
て、HTML文書及びリンクにより関連づけられた他の
HTML文書を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶されているHTML文書を解釈し、表示画像を生成す
る表示画像生成手段と、前記表示画像生成手段で生成さ
れた表示画像を画像イメージとして識別子を付して記憶
する画像イメージ記憶手段と、前記画像イメージ記憶手
段に記憶された画像イメージ中のリンクを示す部分画像
の領域情報を抽出する領域情報抽出手段と、前記放送デ
ータが受信機で受信され、その画像イメージが表示され
た際、ユーザの移動操作に応じて画像イメージに含まれ
る部分画像の表示態様を変化させる部分画像制御情報を
生成する部分画像制御情報生成手段と、各部分画像のリ
ンク先を示すリンク情報を前記記憶手段に記憶されてい
るHTML文書から抽出するリンク情報抽出手段と、前
記画像イメージごとに当該画像イメージに含まれる全て
のリンクを示す部分画像に対応する前記領域情報と前記
部分画像制御情報と前記リンク情報とを記載したナビゲ
ーション情報を生成するナビゲーション情報生成手段
と、生成されたナビゲーション情報を対応する画像イメ
ージの識別子と関連する識別子を付して記憶するナビゲ
ーション情報記憶手段とを備えることとしているので、
HTML文書をWebブラウザで表示させた表示画像と
略同一の画像イメージをディジタルテレビ放送を受信す
る受信機に表示させ、ユーザが画面切り換えをリモコン
の上下左右の4方向ボタンの操作でできる放送データに
変換することができる。
【0056】また、前記表示画像生成手段で生成された
表示画像が所定の画像サイズ以下であるか否かを判定す
るサイズ判定手段と、前記サイズ判定手段で否と判定さ
れたとき、前記表示画像を所定の画像サイズより小さい
複数の画像イメージに分割する画像分割手段とを更に備
え、前記画像イメージ記憶手段は、前記表示画像生成手
段で生成された表示画像に替えて、前記分割された画像
イメージを分割されたことがわかる識別子を付して記憶
し、前記領域情報抽出手段は、抽出された部分画像の領
域情報に、前記分割された画像イメージが2つのとき
は、前記所定の画像サイズとそれより小さい画像イメー
ジとの余白に1のリンクを示す部分画像の領域情報を追
加し、前記分割された画像イメージが3つ以上のとき
は、最初と最後の画像イメージの前記所定の画像サイズ
とそれより小さい画像イメージとの余白に1のリンクを
示す部分画像の領域情報を追加し、中間の画像イメージ
のそれに2つのリンクを示す部分画像の領域情報を追加
する領域情報追加部を有し、前記リンク情報抽出手段
は、前記領域情報追加部で追加した部分画像に分割され
た前記画像イメージの前後の画像イメージをリンク先と
するリンク情報を生成するリンク情報生成部を有するこ
ととしているので、受信機の表示画像サイズを超える表
示画像の場合には、複数の画像イメージに分割してそれ
ら分割した画像イメージ間を画面切り換えにより簡単に
視聴できるようにしている。
【0057】また、前記領域情報抽出手段が抽出する領
域情報は、前記所定の画像サイズにおける前記部分画像
の位置座標と大きさとからなり、受信機で画像イメージ
が表示されたとき、画像イメージ中の部分画像に前記領
域情報に従う枠が表示されることとしているので、リン
クを示す部分画像をユーザは容易に知ることができ、か
つ、殆どWebブラウザの表示と外観上異ならない画像
イメージとすることができる。
【0058】また、前記受信機で画像イメージが表示さ
れる際、リンクを示す部分画像は、前記枠内を透明にし
た第1表示態様と半透明にした第2表示態様とのいずれ
かで表示され、前記部分画像制御情報は、前記ユーザの
移動操作に応じて第2表示態様の部分画像を別の部分画
像に切り換える情報であり、前記部分画像制御情報生成
手段は、所定の規則に従い、部分画像制御情報を生成す
ることとしているので、リンクの選択状態をユーザが容
易に知ることができる部分画像制御情報を生成すること
ができる。
【0059】また、前記所定の規則は、部分画像の中心
位置から前記ユーザの移動操作の方向の最短位置に部分
画像の一頂点が存在する部分画像であることとしている
ので、リンク相互のフォーカス移動を容易に設定するこ
とができる。また、前記領域情報抽出手段は、前記部分
画像が文字列からなり、画像イメージにおいて文字列が
複数行に亘るときには、複数行それぞれから1の領域情
報を抽出し、前記部分画像制御情報は、前記複数行それ
ぞれから抽出された各領域情報を1の領域情報として取
扱うこととしているので、複数行に亘るリンクであって
も1つのリンクとして取り扱うことができる。
【0060】また、前記画像分割手段は、前記複数行そ
れぞれから抽出された各領域情報で特定される部分画像
が前記分割手段により分割される前後の画像イメージに
分断されて属することとなるときには、後の画像イメー
ジに前記複数行の全てが属するよう画像イメージの分割
位置を調整する調整部を有することとしているので、同
一のリンクが2つの画像イメージに分断される不自然さ
が解消される。
【0061】また、本発明は、リンクを含むHTML文
書を、WWWブラウザで処理されて表示される表示画像
と略同一の外観で、ディジタルテレビ放送の対話型番組
の画像イメージとナビゲーション情報とからなる放送デ
ータに変換するデータ変換方法であって、記憶部に記憶
されているHTML文書を読み出して解釈し、表示画像
を生成する表示画像生成ステップと、前記表示画像生成
ステップで生成された表示画像を画像イメージとして識
別子を付して記憶する画像イメージ記憶ステップと、前
記画像イメージ記憶ステップに記憶された画像イメージ
中のリンクを示す部分画像の領域情報を抽出する領域情
報抽出ステップと、前記放送データが受信機で受信さ
れ、その画像イメージが表示された際、ユーザの移動操
作に応じて画像イメージに含まれる部分画像の表示態様
を変化させる部分画像制御情報を生成する部分画像制御
情報生成ステップと、各部分画像のリンク先を示すリン
ク情報を前記記憶部に記憶されているHTML文書から
抽出するリンク情報抽出ステップと、前記画像イメージ
ごとに当該画像イメージに含まれる全てのリンクを示す
部分画像に対応する前記領域情報と前記部分画像制御情
報と前記リンク情報とを記載したナビゲーション情報を
生成するナビゲーション情報生成ステップと、生成され
たナビゲーション情報を対応する画像イメージの識別子
と関連する識別子を付して記憶するナビゲーション情報
記憶ステップとを有することとしているので、HTML
文書をWebブラウザで表示させた表示画像と略同一の
画像イメージをディジタルテレビ放送を受信する受信機
に表示させ、ユーザが画面切り換えをリモコンの上下左
右の4方向ボタンの操作でできる放送データに変換する
ことができる。
【0062】更に、本発明は、リンクを含むHTML文
書を、WWWブラウザで処理されて表示される表示画像
と略同一の外観で、ディジタルテレビ放送の対話型番組
の画像イメージとナビゲーション情報とからなる放送デ
ータに変換するデータ変換装置に適用されるコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体であって、記憶部に記憶され
ているHTML文書を読み出して解釈し、表示画像を生
成する表示画像生成手段と、前記表示画像生成手段で生
成された表示画像を画像イメージとして識別子を付して
記憶する画像イメージ記憶手段と、前記画像イメージ記
憶手段に記憶された画像イメージ中のリンクを示す部分
画像の領域情報を抽出する領域情報抽出手段と、前記放
送データが受信機で受信され、その画像イメージが表示
された際、ユーザの移動操作に応じて画像イメージに含
まれる部分画像の表示態様を変化させる部分画像制御情
報を生成する部分画像制御情報生成手段と、各部分画像
のリンク先を示すリンク情報を前記記憶部に記憶されて
いるHTML文書から抽出するリンク情報抽出手段と、
前記画像イメージごとに当該画像イメージに含まれる全
てのリンクを示す部分画像に対応する前記領域情報と前
記部分画像制御情報と前記リンク情報とを記載したナビ
ゲーション情報を生成するナビゲーション情報生成手段
と、生成されたナビゲーション情報を対応する画像イメ
ージの識別子と関連する識別子を付して記憶するナビゲ
ーション情報記憶手段との各手段の機能をコンピュータ
に発揮させるプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体としているので、この記録媒体をデー
タ変換装置に適用して、HTML文書をWebブラウザ
で表示させた表示画像と略同一の画像イメージをディジ
タルテレビ放送を受信する受信機に表示させ、ユーザが
画面切り換えをリモコンの上下左右の4方向ボタンの操
作でできる放送データに変換するデータ変換装置とする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ変換装置の一実施の形態の
構成図である。
【図2】上記実施の形態の記憶部に記憶されたHTML
文書の一例を示す図である。
【図3】上記実施の形態の表示部にブラウザ部により表
示された表示画像の例とリンクの説明図である。
【図4】上記実施の形態のボタン表示情報生成部で抽出
されたリンクと領域情報との説明図である。
【図5】上記実施の形態の画像情報分割作成部で図2に
示したHTML文書の表示画像を最初に分割した表示画
像を示す図である。
【図6】上記実施の形態の画像情報分割作成部が2度目
に分割した表示画像とボタン表示情報生成部で求められ
たリンクの領域情報とを示す図である。
【図7】上記実施の形態のボタン表示情報生成部で生成
されたページ間の切り換えのためのリンクとリンクの領
域情報とを示す図である。
【図8】上記実施の形態の画像情報記憶部に記憶された
表示画像の説明図である。
【図9】上記実施の形態の画像情報記憶部に記憶される
他の表示画像の説明図である。
【図10】上記実施の形態のフォーカス制御情報生成部
でフォーカス移動を決定する規則の説明図である。
【図11】上記実施の形態のフォーカス制御情報生成部
で複数行に亘るリンクを一体として扱うことを説明する
図である。
【図12】上記実施の形態のフォーカス制御情報生成部
で生成されたフォーカス制御情報を示す図である。
【図13】上記実施の形態のナビゲーション情報生成部
で生成され、ナビゲーション情報記憶部に記憶されたナ
ビゲーション情報を示す図である。
【図14】上記実施の形態の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
101 ブラウザ部 102 記憶部 103 表示部 104 ボタン表示情報生成部 105 画像情報分割作成部 106 画像情報記憶部 107 フォーカス制御情報生成部 108 リンク情報生成部 109 ナビゲーション情報生成部 110 ナビゲーション情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 G09G 5/36 520M (72)発明者 三村 義祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 楠堂 忠夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リンクを含むHTML文書を、WWWブ
    ラウザで処理されて表示される表示画像と略同一の外観
    で、ディジタルテレビ放送の対話型番組の画像イメージ
    とナビゲーション情報とからなる放送データに変換する
    データ変換装置であって、 HTML文書及びリンクにより関連づけられた他のHT
    ML文書を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶されているHTML文書を解釈し、
    表示画像を生成する表示画像生成手段と、 前記表示画像生成手段で生成された表示画像を画像イメ
    ージとして識別子を付して記憶する画像イメージ記憶手
    段と、 前記画像イメージ記憶手段に記憶された画像イメージ中
    のリンクを示す部分画像の領域情報を抽出する領域情報
    抽出手段と、 前記放送データが受信機で受信され、その画像イメージ
    が表示された際、ユーザの移動操作に応じて画像イメー
    ジに含まれる部分画像の表示態様を変化させる部分画像
    制御情報を生成する部分画像制御情報生成手段と、 各部分画像のリンク先を示すリンク情報を前記記憶手段
    に記憶されているHTML文書から抽出するリンク情報
    抽出手段と、 前記画像イメージごとに当該画像イメージに含まれる全
    てのリンクを示す部分画像に対応する前記領域情報と前
    記部分画像制御情報と前記リンク情報とを記載したナビ
    ゲーション情報を生成するナビゲーション情報生成手段
    と、 生成されたナビゲーション情報を対応する画像イメージ
    の識別子と関連する識別子を付して記憶するナビゲーシ
    ョン情報記憶手段とを備えることを特徴とするデータ変
    換装置。
  2. 【請求項2】 前記表示画像生成手段で生成された表示
    画像が所定の画像サイズ以下であるか否かを判定するサ
    イズ判定手段と、 前記サイズ判定手段で否と判定されたとき、前記表示画
    像を所定の画像サイズより小さい複数の画像イメージに
    分割する画像分割手段とを更に備え、 前記画像イメージ記憶手段は、前記表示画像生成手段で
    生成された表示画像に替えて、前記分割された画像イメ
    ージを分割されたことがわかる識別子を付して記憶し、 前記領域情報抽出手段は、 抽出された部分画像の領域情報に、前記分割された画像
    イメージが2つのときは、前記所定の画像サイズとそれ
    より小さい画像イメージとの余白に1のリンクを示す部
    分画像の領域情報を追加し、前記分割された画像イメー
    ジが3つ以上のときは、最初と最後の画像イメージの前
    記所定の画像サイズとそれより小さい画像イメージとの
    余白に1のリンクを示す部分画像の領域情報を追加し、
    中間の画像イメージのそれに2つのリンクを示す部分画
    像の領域情報を追加する領域情報追加部を有し、 前記リンク情報抽出手段は、前記領域情報追加部で追加
    した部分画像に分割された前記画像イメージの前後の画
    像イメージをリンク先とするリンク情報を生成するリン
    ク情報生成部を有することを特徴とする請求項1記載の
    データ変換装置。
  3. 【請求項3】 前記領域情報抽出手段が抽出する領域情
    報は、前記所定の画像サイズにおける前記部分画像の位
    置座標と大きさとからなり、 受信機で画像イメージが表示されたとき、画像イメージ
    中の部分画像に前記領域情報に従う枠が表示されること
    を特徴とする請求項2記載のデータ変換装置。
  4. 【請求項4】 前記受信機で画像イメージが表示される
    際、リンクを示す部分画像は、前記枠内を透明にした第
    1表示態様と半透明にした第2表示態様とのいずれかで
    表示され、 前記部分画像制御情報は、前記ユーザの移動操作に応じ
    て第2表示態様の部分画像を別の部分画像に切り換える
    情報であり、 前記部分画像制御情報生成手段は、所定の規則に従い、
    部分画像制御情報を生成することを特徴とする請求項3
    記載のデータ変換装置。
  5. 【請求項5】 前記所定の規則は、部分画像の中心位置
    から前記ユーザの移動操作の方向の最短位置に部分画像
    の一頂点が存在する部分画像であることを特徴とする請
    求項4記載のデータ変換装置。
  6. 【請求項6】 前記領域情報抽出手段は、前記部分画像
    が文字列からなり、画像イメージにおいて文字列が複数
    行に亘るときには、複数行それぞれから1の領域情報を
    抽出し、 前記部分画像制御情報は、前記複数行それぞれから抽出
    された各領域情報を1の領域情報として取扱うことを特
    徴とする請求項5記載のデータ変換装置。
  7. 【請求項7】 前記画像分割手段は、 前記複数行それぞれから抽出された各領域情報で特定さ
    れる部分画像が前記分割手段により分割される前後の画
    像イメージに分断されて属することとなるときには、後
    の画像イメージに前記複数行の全てが属するよう画像イ
    メージの分割位置を調整する調整部を有することを特徴
    する請求項6記載のデータ変換装置。
  8. 【請求項8】 リンクを含むHTML文書を、WWWブ
    ラウザで処理されて表示される表示画像と略同一の外観
    で、ディジタルテレビ放送の対話型番組の画像イメージ
    とナビゲーション情報とからなる放送データに変換する
    データ変換方法であって、 記憶部に記憶されているHTML文書を読み出して解釈
    し、表示画像を生成する表示画像生成ステップと、 前記表示画像生成ステップで生成された表示画像を画像
    イメージとして識別子を付して記憶する画像イメージ記
    憶ステップと、 前記画像イメージ記憶ステップに記憶された画像イメー
    ジ中のリンクを示す部分画像の領域情報を抽出する領域
    情報抽出ステップと、 前記放送データが受信機で受信され、その画像イメージ
    が表示された際、ユーザの移動操作に応じて画像イメー
    ジに含まれる部分画像の表示態様を変化させる部分画像
    制御情報を生成する部分画像制御情報生成ステップと、 各部分画像のリンク先を示すリンク情報を前記記憶部に
    記憶されているHTML文書から抽出するリンク情報抽
    出ステップと、 前記画像イメージごとに当該画像イメージに含まれる全
    てのリンクを示す部分画像に対応する前記領域情報と前
    記部分画像制御情報と前記リンク情報とを記載したナビ
    ゲーション情報を生成するナビゲーション情報生成ステ
    ップと、 生成されたナビゲーション情報を対応する画像イメージ
    の識別子と関連する識別子を付して記憶するナビゲーシ
    ョン情報記憶ステップとを有することを特徴とするデー
    タ変換方法。
  9. 【請求項9】 リンクを含むHTML文書を、WWWブ
    ラウザで処理されて表示される表示画像と略同一の外観
    で、ディジタルテレビ放送の対話型番組の画像イメージ
    とナビゲーション情報とからなる放送データに変換する
    データ変換装置に適用されるコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体であって、 記憶部に記憶されているHTML文書を読み出して解釈
    し、表示画像を生成する表示画像生成手段と、 前記表示画像生成手段で生成された表示画像を画像イメ
    ージとして識別子を付して記憶する画像イメージ記憶手
    段と、 前記画像イメージ記憶手段に記憶された画像イメージ中
    のリンクを示す部分画像の領域情報を抽出する領域情報
    抽出手段と、 前記放送データが受信機で受信され、その画像イメージ
    が表示された際、ユーザの移動操作に応じて画像イメー
    ジに含まれる部分画像の表示態様を変化させる部分画像
    制御情報を生成する部分画像制御情報生成手段と、 各部分画像のリンク先を示すリンク情報を前記記憶部に
    記憶されているHTML文書から抽出するリンク情報抽
    出手段と、 前記画像イメージごとに当該画像イメージに含まれる全
    てのリンクを示す部分画像に対応する前記領域情報と前
    記部分画像制御情報と前記リンク情報とを記載したナビ
    ゲーション情報を生成するナビゲーション情報生成手段
    と、 生成されたナビゲーション情報を対応する画像イメージ
    の識別子と関連する識別子を付して記憶するナビゲーシ
    ョン情報記憶手段との各手段の機能をコンピュータに発
    揮させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
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