JP4037457B2 - ネットワークを基礎としたアクセスシステム - Google Patents

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Description

本発明は、アドレスを含むファイル中のリンクを活性化することによって、例えば、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ(HTML)で記述されたファイルに埋め込まれたリンクを活性化されるような方法でアクセスが行われるシステムに関する。
分散型通信システムにおいては、増大する量の情報が利用できるようになっている。最も良く知られているものは、ブラウザを用いてアクセスする、インターネットのワールド・ワイド・ウェブ(WWW)領域である。テキスト、画像、音声ファイル、動画ファイルなどからなるページには各々に分散ネットワークにおけるアドレスが付与されており、それを介してそれらのページにアクセスすることができる。
HTML、特にインターネットのウェブ環境でのその使用に関する説明及び手引きが,1995年刊、『Behaviour Research Methods, Instruments and Computer』,Vol27(2)200−205頁においてJYM Chu, WL Palya, DE Walterによる「Creating a Hypertext Markup Language document for an Information Server」と題する文献に掲載されている。
通常はテキストからなるページがスクリーン上に表示される。システムが立ち上がると、表示されるページが利用者のブラウザによって提供される。最初のページからネットワーク内の他の場所への移動は最初のページに埋め込まれていてスクリーン上で見ることができるリンクによって達成される。通常、そのリンクは第二の場所のアドレスを保持している。利用者が最初のページのリンクを「クリック」すると、そのリンクが保持するロケーション・アドレスに移動するようにブラウザが動作する。その結果、全てのページの作成者は、自身のページからインターネット上のそれぞれのロケーションへリンクすることによって、地理的位置に関係なく、他のページ、ファイル、あるいはアプリケーションを利用可能にすることができる。
(ここで使用される「ページ」なる用語は、テキストとグラフィックからなるページだけでなく、ヴァーチャル・リアリティー・ファイルやインターネットとWWWを介して利用可能なコンピュータ・アプリケーション(ソフトウエア)も指し示すものである)。
ネットスケープのような現在のWWWブラウザは、リンクを選択しページ間を移動するためにポインティング・デバイス(例えば、マウス)からのクリックを用いる。「ポイントとクリック」はコンピュータ・グラフィカル・ユーザ・インターフェイスに精通した人々にとっては直感的に分かるものであるが、大部分の人々にとってはそうではない。さらに、コスト、複雑さ、信頼性、大きさ、環境等の理由でポインティング・デバイスは適当ではない場合が多々ある。
本発明によれば、ロケーション・アドレスやロケーション・アドレスの識別子を含む、ファイル中のリンクを活性化することによってネットワークのあるロケーションにアクセスするためのアクセスシステムが提供される。そのシステムは:
1)一以上のファイルを取得する手段と;
2)取り出されたファイルを検索し、そこに埋め込まれている一以上のリンクを探し出す手段と;
3)その様に位置づけられたリンクに識別子を割り当てる手段と;
4)割り当てられた識別子を選択するためにユーザが使用する選択手段と;
5)識別子の選択に応答して対応するリンクを活性化する活性化手段と;
からなる。
活性化されたリンクの性質、あるいは活性化されたリンクに関連付けられたロケーションに応じて、本アクセスシステムはインターネットからのテキストファイルのようなデータ・ファイルにアクセスし、あるいは動画や会議用アプリケーションのようなコンピュータ・アプリケーションにアクセスする。
あるいは、活性化されたリンクに関連付けられたロケーションは、電話番号、ファクシミリ番号、電子メールのアドレスのような通信ネットワークのロケーションであっても良い。この方式で通信接続の確立を可能にする装置は、1996年9月29日と1997年4月16日付で現出願人の名義で出願され、出願係属中である英国特許出願第9619958.3号および英国特許出願第9707712.7号に開示されている。
リンクに識別子を付与し、画面上でリンクを直接操作する代わりに、その識別子を介してリンクを選択する方法を提供することにより、本発明の実施は、通常リンクとともに使用される、通常はマウスであるポインティング形の装置とは異なるユーザ・インターフェイスの使用を可能にする。このことは、ユーザがマウスのようなポインティング・デバイスより自分に適したインターフェイスやより役立つインターフェイスを選択できることを意味する。
本発明実施例を用いることにより、ユーザに非視覚的に提供されたリンクを,たとえば音によって、選択することさえ可能である。
異なるユーザ・インターフェイスがすでに他の目的で用いられている環境の例が家庭内にある。たとえばビデオテープ・レコーダー、ハイファイ装置のような、テレビ家庭用AV機器をコントロールするためにリモート・コントール装置が多々用いられる。また、英国用に現在製造されるテレビのかなりの部分には、リモートコントロール装置を使用することによってのみアクセスすることができるテレテキスト(Teletxt)が備えられている。このことは、ポインティングではなくキーを押すことによる、コマンド形コントロールシステムを用いることによって、電気機器をコントロールするというメタファをなすものである。しかしながら、テレテキストは準備されている情報と共にのみ機能する。インターネットからの情報と共に使用されるような、動的で非制約な環境では使用することはできない。
本発明の実施例は、たとえば端末器等として提供可能であり、それは、端末上に表示されたページに埋め込まれたリンクに関する識別子を選択するための代替”コマンド形”インターフェイスを用いて、ワールド・ワイド・ウェブからのページを表示することができる。たとえば、簡単なテレテキスト形リモートコントロール装置と画面上に表示された別々のリンクをしめす、簡単な色違いのラベルであっても良い。ユーザは「ポイントとクリック」によるWWWタイプのインターフェイスを用いるのではなく、装置を操作してラベルを選択する。したがって、ユーザは一連の情報ページを介して経路を選択するために面上にポインタを位置させる必要はない。そのかわり、リンクを活性化させる一連のキー操作によってナビゲーションを達成することができる。
以下に記述する具体的な実施例では、WWWの情報を表示するためにテレビ画面を用いているが、「コマンド形」インターフェイスはテレビ面とともに使用されることに限定されない旨を注記する。さまざまな他の表示装置が使用可能である。たとえば、ナビゲーションをコントロールするさいに電話機のキーパッドボタンを使用して、電話機の表示パネルを情報を表示するために用いることができる。また、最小限のキーは使用するが、携帯電話、ポケットベル、個人情報機器の機能と組み合わせて携帯情報端末を作成することも可能である。スクリーン表示と関連して用いられる電話機のキーパッド・ボタンの使用例が、本出願人により1997年2月13日に出願された、現在係属中の欧州特許出願第97300929.3号に記載されている。
コマンド形インターフェイスの実際の実現は、リモートコントロール装置のキーパッドに基づく必要はない。ユーザにコマンドを提供する非常に多くの他にとり得る手段が存在し、そのうちのいくつかを以下に詳述する。
本発明の実施例によってアクセス可能なアプリケーションは会議用アプリケーションである。
画面による音声会議用アプリケーションは、現出願人名義で出願されていて、出願係属中である、1996年9月25日付出願の英国特許出願第9620000.1号、1996年9月27日付出願の英国特許出願第9620260.1号、1997年3月12日付出願の英国特許出願第9705097.5号、および1997年4月16日付出願の欧州特許出願第97302615.6号に記載されている。
音声会議用アプリケーションにアクセス可能なロケーションにアクセスすると、ユーザはまず初めに会議での登録用テキストページの提示を受けるだろう。ゆえに、会議用アプリケーションのローンチ(launching)することは、インターネットのテキストページにアクセスすることに非常に類似しているともいえる。
ローンチされるアプリケーションはそのリンクのアドレスのファイル拡張子によって決定される。その様なアプリケーションのもう一つの例は、ビデオ・ビューワであり、それによりユーザは動画を見ることが可能になる。多くの動画を符号化する方法が利用できる。一つの幅広く適用されている技術は、国際標準規格ISO−IEC11172”約1.5Mbit/s以下の速度によるデジタル記憶媒体への動画及び音声の符号化”によって規定されるものであり、MPEG1として知られる。MPEG1に準拠するファイルには「.MPEG」や「.MPG」の拡張子のついた名前が通常つけられる。アップルTM社のクイックタイムTMというビューワによって見るのに適したファイルは通常「.MOV」というファイル拡張子を有する。あるファイルへのリンクがおかれている場合、ユーザがある特定のファイル拡張子に関連付けてアップリケーションを特定していれば識別子がそのリンクに付与されそのアプリケーションが自動的に立ち上がる。あるいはユーザは立ち上げるべきアプリケーションを特定することを求められる。同様に、あるリンクが立ち上げるべきビデオ会議アプリケーションと確立されるべきビデオ会議接続を要求することもある。その様なリンクはビデオ会議リンクとしてたとえば「.VCL」のようなアプリケーション特定ファイル拡張子を含んでいる必要がある。
本発明の特に有用な特徴は、ウェブに適合したページを、通常はその目的に供されない画面上に提供する際に生ずる問題を解決することにある。上述のように、ウェブに適合したページは、テキスト内のリンクの位置にカーソルを置くためのポインティング・デバイスを用いるユーザによって選択されるように設計されている。ポインティング・デバイス無しでは、リンクを選択することは不可能である。しかし、より一般的な識別子をリンクに割り当てることにより、たとえばキーパッドを使用することも可能となる。
リンクに割り当てられる識別子は、いくつかある識別子の種類のうちいずれであっても良い。画面上で同時に見ることのできる他のリンクと異なるものとして、それぞれのリンクを識別する必要があり、また、キーパッドのような非ポインティング・デバイスによって選択可能でなければならない。ゆえに、リンクに割り当てられる識別子の例には、色が含まれ、それぞれのリンクは画面上に異なった色で表示される。キーパッド上の色付けされたボタンはそれゆえリンクを選択するために用いることができる。リンクの初めの文字のみを着色しても良い。他の例は番号である。それぞれのリンクは、番号を付与されて画面上に表示されても良い。キーパッドはその関連付けられた番号を入力するために用いることもできる。番号は、視覚的なものの代わりに音声としてユーザにリンクが提供される場合にも役に立つ。
リンクのための識別子はまた、そのリンクの通常画面上の表示から、少なくとも部分的に抽出されても良い。たとえば、識別子はそのリンクのテキスト(あるいは画像)の省略されたものであっても良い。これら識別子はリンクに加えて画面上に表示されても良い。したがって、リンクは、ウェブ・ページで通常そうであるように、画面上のテキストに埋め込まれていても良いし、また、選択を簡単にするために、識別子のみを表示するエリアを画面上に設けても良い。識別子をリンクに関連付けるためには、関連付けられたリンクからのテキスト(あるいはおそらく記号)の省略されたものを含んでいると便利である。本発明の実施態様は、クライアント側でかかる形式の識別子を生成する手段を提供するものであり、それゆえ、本発明の実施例とともに、ナビゲーション・リンクの埋め込まれたオリジナルのテキストを使用することが可能になる。
より詳細にいうと、リンクを内包するページの作者は本発明の実施例によって使うことができるように、そのリンクを特別にデザインすることは可能であるが、インターネット環境においてはそのことは接続されるサーバに保存されたページにおいてなされなければならない。通常のウェブ型の環境では全ての接続可能なサーバにおいてページ・デザインを制御するのは現実的ではない。全ての接続可能なページ、ファイル、およびアプリケーション等にとって実用的なシステムを構築するために、本発明の実施態様は、リンクが表示される方法をクライアント側で制御する、クライアント環境に基づくものである。すなわち、抽出されたリンクを読み取り、それら識別子を割り当てることにより必要なところに変換するクライアント装置が提供され、その識別子は、クライアント装置で表示するために、最初に作成されたリンクを置換えたり、補ったりしても良い。
上述のように、本発明の実施態様はテキストのページに見えるようにリンクを表示するだけでなく、画面の専用エリアに表示される、識別子も表示することが明快さのためには好ましい。これらの識別子はリンクの機能性を反復する、一組の「ホット・ボタン」によって提供されても良い。たとえば、画面の下の部分を横切るエリアに、選択されるべきボタンの配列を配置しておけば、ユーザにとってより簡明である。このことは、テレテキスト環境に馴染んでいるユーザにとって特にあてはまる。小型の画面には、リンクの最初に作成された画面上の表示形態を有する「ホット・ボタン」の配列ばかりでなく、テキストのページを表示するために使えるスペースがないかもしれない。本発明の実施態様は、長いリンクの記述子を番号や色のような簡単な識別子に、少なくともテキストのページに加えられた「ホット・ボタン」の配列に関して、置換えることにより、この場合に特に役立つ。本発明の実施態様はテキストのサイズが表示に使える画面エリアに対して大きいが、ユーザはまだリンクを選択する必要があるという環境で、有用である。ユーザに個々の画面が提供される飛行機内の場合のような、画面表示装置が小さな場合において、上記で述べたようなこの状態が生ずる。しかしながら、このことはまた、例としてユーザの視力が弱っているために、あるいは画面が遠くから視認できねばならないために、大きなテキストが提供される必要がある場合にも生ずる。本発明の実施態様は、機能性を失わせずに、リンクの画面上の表示態様をユーザの環境に適応させることができるという方式において一般的に有用である。
一般的に、本発明の実施態様は、ユーザ・インターフェイスにおいて情報の動的事前処理を行うという付加的特徴とともに、既知のインターネット・ブラウザのようにデータを抽出しインタラクティブに働きかけるための機能性を提供する、ブラウザ能力を提供する。
ここに「イージー・ターミナル(Easy Terminal)」と称される端末およびインターフェイス・システムを、単に例として、本発明の実施態様として以下の図面を参照して説明する。
ここで:
図1は、イージー・ターミナルの主要コンポーネントの概略図であり、
図2は、ウエルカム画面の例を示す図であり、
図3は、イージー・ターミナルに使用されるリモート・コントロール・ハンドセットの例示的レイアウトを示す図であり、
図4は、イージー・ターミナルのハードウエアのブロック図であり、
図5は、イージー・ターミナルのソフトウエア処理の概略フローチャートであり、
図6は、他のページへのリンクを検索するためにHTMLを解析する際に用いられるプロセスのフローチャートであり、
図7は、イージー・ターミナルの表示におけるテキスト・ボタンのためのテキストを生成するプロセスのフローチャートであり、
図8は、イージー・ターミナルの表示におけるテキスト・ボタンのためのテキストを生成するさらなるプロセスのフローチャートであり、
図9は、イージー・ターミナルによってアクセスされたページの履歴を記録するプロセスのフローチャートであり、
図10は、図3のリモート・コントロール・ハンドセットによるユーザの選択に応答するプロセスのフローチャートであり、
図11は、イージー・ターミナルによって表示装置にリンクを表示するように命ずるプロセスのフローチャートであり、
図12から14は、イージー・ターミナルにおけるクレーバー・スルロールのプロセスのフローチャートである。
上述のように、イージー・ターミナルは簡単な情報インターフェイスを提供する。キーを押すことによって接続可能な、テキスト、画像、音声ファイル、動画ファイル等からなるページの形態の電子情報へのインターフェイスを提供するために本システムは設計されている。情報はWWWから引き出され、表示される前に簡単化され処理される。
図1を参照すると、イージー・ターミナルの主要コンポーネントは、表示装置100、ユーザがそれによりコントロールするリモート・コントロール・ハンドセット105である。情報はネットワーク接続115を介してWWW上で入手され、イージー・ターミナル・プロセス・ソフトウエア120によって処理される。
実際に、イージー・ターミナルは既知のタイプのウエブ・ブラウザではあるが、まったく異なった制御機能性を提供する、まったく異なったユーザ・インターフェイスを備えたものを提供する。
表示装置100は、標準的なテレビ受信機である。画面上のテキストの最大限の読みやすさを確保するために、大きなサンセリフのフォントが、できる限り使用される。利用できるのであれば、アンチ−エイリアス・フォント(anti-aliased font)を使用するべきである。テキストと背景の色は良好なコントラストが確保されるように選択される。
上述のような、バランスの取れた文字間のテキストに加えて、画面は高解像度のカラー画像を表示できる。
図2を参照すると、スイッチを入れると、ユーザには以下の3つのセクションに分かれた一般的なレイアウトを有するウエルカム画面が提供される。
・ マストヘッド200
・ 本体部205
・ フッター210
マストヘッド200:画面の上部は固定された「マストヘッド」として動作し、提供されているサービスの名称を確認し、ユーザにフィードバックを提供するために使用される。たとえば、キーパッドから入力された番号がこの例においては上部左に現われ、ステータス(「レディ」)は上部右に表示される。
本体部205:画面の主要部はWWWのページおよび/または処理されたWWWの情報を表示することに当てられる。画面のこの部分はスクロールすることができるので、利用できる画面エリアより見ているページが大きくてもよい(マスタヘッドとフッターはスクロールの影響を受けない)。一般的に、表示されるページは以下の5つの主要要素から構成される。
・ 通常大きく太字である表題。このケースでは、「メイン・インデックス」と表示されている。
・ テキスト
・ リンク215(通常選択用に先付けされた3桁の数字を伴なう強調表示されたテキストが表示される。)
・ グラフィック(ピクチャー)
・ 表
ページのあるものは、たとえば特定のサービスのためのページは、ユーザが更にアクセスするページを選択するリンクの単なるリストであるかもしれない。次にアクセスされるページは一般的には、不規則な位置に埋め込まれたリンクを有するテキストおよび/またはグラフィクス及び表の混合であろう。図2に示された例はホームページ形式のもので、単にリンクのリストを表示している。
フッター210:画面の下部もまた固定されており、4種類の色分けされたテキスト・ラベルのための場所を提供する −その色はユーザのキーパッド上のボタンの4色、すなわち赤、緑、黄、青に適合する。これらは表示装置100の本体に現れるリンク215の短縮された形であり、リンク215の記述的なテキストか3桁の番号のいずれかによってラベルを付けられる。ラベル220は表示装置100の本体部205にあるリンクのいずれのものも活性化させることができる。ラベル220は4つのグループとして表示され、最初は表示装置の本体部205に表示された最初の4つのリンク関連する。4つのリンクの次の組を表示させるためにラベルを送る、キーパッド上の「ネクスト」キーを活性化することによって、表示装置本体部に示されたリンクがスクロールされ、それにつれてラベルも効果的にスクロールされていく。ゆえに、ラベルが記述的テキストやリンク番号を表示している場合には、これもリンクがスクロールされるにつれて変わっていく。全てのリンクがスクロールされて表示されると、最初の組が再表示される。
図3を参照すると、リモート・コントロール・ハンドセット105を使用して、ユーザは新しいWWWページにアクセスすることができ、それは表示装置100の本体部を占有することになる。この実施例のリモート・コントロール・ハンドセット105はキーパッドを有する、テレビに使用されるタイプの装置である。適切なハンドセットの一例としては、図3に示されるような、25個のボタンがある。
25個のボタンは、利用可能な機能の数と通常のリモート・コントロール・ハンドセットで利用可能なボタンの数の良い妥協点である。
キーパッド上の「アップ」および「ダウン」キー300,305によって、表示装置100の本体に示された現ページを上下にスクロールさせる。ここで「クレバー・スクローリング」として引用される方法によって、これが行われ得る。HTMLページの画面上の表示を動かすための「アップ」および「ダウン」キー300,305の使用は2つのモードであってよい。デフォルトのモードはそのページ上のリンクに関連するスクロールを提供する。あるページが当初表示されると、リモート・コントロール・ハンドセット上の4つの色分けされたボタンやあるいは画面上の色分けされたテキスト・ラベルのエリアとの関連性を示すために、最初の4つのリンクが色づけされる。「ダウン」キーが押下されると、そのページ上の次の4つのリンクが色づけされ、最初の4つのリンクは、リモート・コントロール・ハンドセットまたは画面上の色分けされたテキスト・ラベルのエリアを介してそのリンクは利用できないことを表示するために用いられる初期設定の色に戻される。ユーザが「ダウン」キーを押下すると、システムは、ページ上に現在強調表示されていないリンクがあるか否かをチェックする。最後に見ることができるようになったリンクが色づけされると、文書の最後に到達するかあるいは他の別の色付けされていないリンクが見えるようになるまで、「ダウン」キーの押下によって画面が下方向に巻かれてゆく(一回に一行ずつ)。同様の仕組みを上方向にスクロールさせるプロセスにも用いることができる。
この方法における「クレバー・スクローリング」を、図12乃至14を参照しつつ、以下により詳しく説明する。
最小限のボタンを備えるインターフェイスにおいては、「バック」ボタンもまた上方向にスクロールさせるために使用することができる。
「ネクスト」ボタンもまた表示をスクロールさせるために使用することができる。しかし、これは画面上で見ることができるリンクの番号にリンクされており、また最小限のボタン・セットが要求される特別のアプリケーションを目的とするものである。「ネクスト」ボタンによって、4つのリンクが見えるようになるまで、本体部がスクロールされる。これらは表示装置100のフッターにおけるそれぞれの色付けされたテキスト・ラベルによって活性化することができる。「ネクスト」ボタンが押下されると、テキストの次のページかあるいは次の4つのリンクのいずれかを表示するように表示部がスクロールされる。このように、リンク1,5,9等が赤ボタンに関連付けられ、リンク2,6,10等が緑ボタンに関連付けられ、以下同様に関連付けられる。
最小限のボタンを備えるインターフェイスではない場合には、「ネクスト」ボタンは、それらが現在の画面に表示されているか否かに関わらず、そのページ上の次の4つのリンクを選択するために用いられる。それから、色付けされたテキスト・ラベルはリンクの変更を反映するように、更新される。
「サマリー」ボタンは、現在のページの短縮された形を生成するためのオンライン・テキスト・サマライザーを用いる。
「ヘルプ」ボタンを押下し、「ユーザ・セットアップ」ページから「セッティング」を選択すると、ユーザはテキストのサイズを拡大したり縮小したりすることができ、また文字のみを表示するか、あるいは画像と文字をともに表示するかを選択することができる。
2つの方法で新たなページを選択することができる。
・ リンク・アンド・ナンバー・ボタン
・ ナビゲーション・ボタン
リンク・アンド・ナンバー・ボタンとは、4つの色付けされたボタン330とそれに加えて数字ボタン335である。上述のように、表示装置100の本体部のリンクは先に付けられた3桁の番号を有する。活性化しようとするリンクを選択するためにリンク・アンド・ナンバー・ボタンを使うためには、色付けされたボタン330のうち一つを押下しても良いし、キーパッド105上の数字ボタン335を用いて3桁のコードを使っても良い。
リモート・コントロール・ハンドセット上の色付けされたボタンの一つが押下されると、表示装置100のフッターにあるしかるべき色付けされたボタンに対応する新たなページが生成される。ラベル220は表示装置100の本体部において現在関連付けられているリンクを識別する記述を表示している。そのさいに活性化されるのはこの関連付けられたリンクである。
あるいは、キーパッド上の数字ボタンを用いて3桁のコードが入力された場合、3番目のボタンが押されると直ちに、関連付けられたリンクが活性化され新たなページがリトリーブ(retrieve)される。訂正が必要な場合には、直前に入力された数字を「削除」キーによって削除することも可能である。
押下された場合専門的機能を提供するナビゲーション・キーは多くのものが考えられる。考えられるものの中には以下を含むものがある:
「バック」310 ユーザが先に表示されたページに戻ることができる
「インデックス」340 スイッチを入れると見られるメイン・インデックス・ページを表示する
「ヘルプ」325 端末の使用に関するヘルプ・ページのメニューを表示する。
「トップ10」345 頻繁にかつ最近訪問しているページのリストを表示する。
また、ユーザがページの呼び出しを制御することを可能にする3つのコントロール・キーもある。
「ストップ」350 ページの呼び出しを中止する。これはネットワーク上の問題のためにそのページを入手できない場合や、そのダウンロードが容認できないほど遅い場合に、使用することができる。
「アンドゥー」(図示せず) このボタンによって、使用時のコンテキストを用いて「ストップ」キーおよび「削除」キーの機能を結合して使用することができる。
「再ロード」355 これは、ネットワークから新たなコピーをダウンロードすることによって現在のページをリフレッシュする。これは、表示されたページが最新のものであることを確実にするために用いられてもよい。機能を省略することにより、あるいは同時に押下されるボタンの組み合せを要求することにより、より少ない数のボタンを用いることができる。ボタンの最小限のセットはおおよそ6つのボタンである。すなわち、4つの色付けされたボタン、それに加えて「ネクスト」ボタンと「バック」ボタンである。ここに指定されたボタンの正確な機能は後に述べる。
最小限ボタンのセットの例は、広く家庭用ビデオ/コンピュータ・ゲーム機のコンソールに用いられるような、単純な「ゲームパッド」コントローラ − によって提供される。「ゲームパッド」は2つにグループ分けされた8つのボタンから構成される。すなわち、4つの色付けされたボタン、それに加えて、むしろジョイ・スティックのような、方向を示すために従来用いられる別の4つのボタンである。
本発明の実施態様におけるゲームパッドのボタンの使用法は以下のとおりである。
・ 該4つの色付けされたボタンはページ上のリンクを選択するために用いられる。
・ 「アップ」「ダウン」ボタンはページや4つの色付けされたリンクをスクロールさせる(以下に述べる「クレバー・スクローリング」を用いて)。
・ 「バック/削除」ボタン。これは、ユーザがテキストを編集中である場合を除いて「バック」として機能し、編集中は「削除」として機能する。
・ 「インデックス/終了」ボタン。これは、テキストの編集中を除いて、ユーザをメイン・インデックス・ページに移動させ、編集中の場合はそのテキストを終了する。
最小限ボタンからなる他のインターフェイスも可能である。本発明の実施態様におけるインターフェイスの適用は容易に拡張できる。
(従来3行4列に配置されるような)0から9まで数字と、2つの別のボタンを提供する単純なキーパッドはそのキーパッド上のボタンの機能を再定義することによって、使用可能である。
・ 「0」ボタンは「バック」ボタンとなる。
・ 該2つの他のボタンは、上下方向にページングするために使用される。
図4を参照すると、ここに記述される「イージー・ターミナル」の実施はハードウエアプラットフォームとそれに関連するソフトウエアから構成される。システムはハードウエア要素とソフトウエア要素が混合して結びついたものであり、両方の部分が表示画面を生成するのに必要である。
ここに記述される「イージー・ターミナル」の実施態様のハードウエアプラットフォームは多数のコンポーネントからなる。これらの多くのものは他に取り得る実施形態の大部分のものと共通であろう。
該コンポーネントを以下に詳述する。
・ 通信ネットワーク110 イーサネットに基づいてインターネットに接続されている
・ ネットワーク・リンク115 パーソナル・コンピュータ(PC)用イーサネット通信カード
・ プロセッサ120 486DX2/66プロセッサ搭載の、IBM互換PCコンピュータ、ゲートウエイP4D−66
・ ハードディスク43 540MBの内部ハードディスクドライブ
・ 赤外線ハンドセット105 PC用プロプレゼンタ・プラス・25ボタン・ハンドセット
・ 赤外線レシーバ41 PC用プロプレゼンタURCレシーバ
ラフィック・カード44 ATI MACH 64 PCI グラフィック・カード
・ テレビ出力45 PC用クリエイティブ・ラボラトリ TVコーダを用いて出力される。
このハードウエアは4つの部分に分かれる。すなわち、
・ 制御部
・ 入力部
・ 処理部
・ 出力部
制御部ハーウエアは赤外線ハンドセット105とレシーバ41から構成される。入力部ハードウエアはPCをWWWに接続する通信ネットワークリンク115から構成される。
処理部120は、出力表示を生成するために制御と入力データの処理を行う。
出力部はグラフィック・カードと特別のTVコンバータを使用することによってコンピュータ表示から生成されたTV画像の形態をとる。
図5は、「イージー・ターミナル」で実行されるソフトウエアと処理の概観を示すフローチャートである。コードはマイクロソフト・ウインドウズ3.1用ボーランド・デルフィ(オブジェクト指向パスカル)で書かれている。その主要なステップが図5に示される。
・ ステップ520 HTMLファイルを検索して他の頁へのリンクを探す。
・ ステップ545 色付けされたラベルを表示及び画面に適される。
・ ステップ550 履歴を記録する。
・ ステップ555 HTMLを表示する。
図6,7,8、および9を参照しつつ、図5に示された主要ステップ520,545,550,および555をより詳細に記述する。
HTMLファイルを検索して他の頁へのリンクを探す。:ステップ520
HTMLファイルは、以下の形式による他のページへの参照(「リンク」としても知られている)を含んでいる。
<A HREF=“page reference”>Link Text</A>
ここで、<Aと</A>とは参照の開始と終了をそれぞれ示すタグである。このページの参照は表示されるページのWWW上のアドレスを表示し、通常「http://」という形式である。現在のページと同様なアドレスの部分は常に表示されるとは限らず、要求されたアドレスの完全な形態を生成するために、アドレスのある拡張がしばしば必要となる。
図6を参照すると、新しいページが表示装置100の本体部に表示されようとすると、ステップ520において、他のページへのリンクが検索する必要が生じ、その結果これらのリンクが表示装置100の本体部に通常のテキストとは異なって表示され、かつ表示装置100のフッターのラベルが適切な色及び記述を表示する。
ステップ500では、たとえば、通常はユーザによって要求されたために新しい(未処理の)ページへのアクセスが行われると、システムがスタートする。
ステップ600でそのページを含むHTMLファイルが開かれ、ステップ605においては、ここの処理はテキストの各文字を順番に読み込んで、他のページの参照、すなわちリンクを取り込んでいるか否かを調べる。このことを行うために、ステップ610では、「テキストは「<a」であるか?」というテストが行われる。結果が「はい」であれば、処理はファイルを記号「</a>」まで読み込む(ステップ615)。この二つの記号の間のテキストを、処理はページへの参照として扱い(ステップ620)、そのリンクをその完全なパス・ネームに関して評価する(ステップ625)。(しばしば、HTMLのアドレスは、現在のページのアドレスと異なるアドレスの部分に省略される。履歴リストに保存されたアドレスと比較できるように、これらの部分的アドレスを拡張する必要がある。)システムはそれからそのリンクを検索されたページのリンクないしページ参照のリストに加える(ステップ630)。そして、ラベル用に処理する前にそのページ参照のテキストを保存する(ステップ635)。
ステップ640において、システムは、表示100の本体で表示するためにページ参照すなわちリンクのテキストの前に3桁の数字を付加する。この3桁の数字は、検索されているページで見つかったリンクのリスト中の適切なページ参照に付加され、そのリンクが表示100の本体に表示された4つの色付けされたリンクの一つであるときは常に、ラベル内に表示され、あるいは少なくともラベルに関連付けられている。
ファイルの終わりに到達するまで、次のリンクを検索する(ステップ645)。そして処理は終了する(ステップ650)。
リンクのテキストを短縮する:ステップ545
イージー・ターミナルは画面の下部に4つの色付けされたテキストラベルを表示する。インターネットのリンクの多くは長すぎ、4つのラベルの全体の長さを画面上で読み取り可能なフォントにおいて画面に適合させるために、省略されても良い。
この実施態様において使用されるテレビ表示装置に関し、リンクの記述は、できる限りわかりやすいように、表示される前に以下のやり方で処理される。
図7を参照すると、色付けされたラベルを提供する処理のために、ページ参照からのテキストが保存された場合(ステップ635)、その次のステップはそれぞれのページ参照のテキストを処理することである。ラベルを提供するために短縮されるべきテキストをページ参照が含んでいるか、ユーザによってラベルが提供されているというインジケータを含んでいるか、をチェックすることによって処理が開始する(ステップ700,705)。すでにラベルが提供されている場合は、システムはそのラベルを利用する(ステップ710)。処理はその特別のページ参照でストップし、次へと再びスタートに移行する。
作者(あるいはユーザ)がラベルを提供できるように、特別目的のHTMLタグが定義されている。これによって、HTML作者は色付けされたテキストラベル用に前もって準備され短縮されたテキストラベルを埋め込むことが可能となる。例としては:
<A HREF=“page reference”HOTKEY=“Link1”>Link text</A>
したがって、HTMLのコマンド「<A」の機能が拡張される。
ラベルがユーザによって定義されていない場合、ページ参照すなわちリンクが画像か否かがチェックされる(ステップ715)。実際ページ参照が画像であれば、ALTテキストが検索される(ステップ720)。そのテキストが存在すれば、これがラベルを取り出すために使用される。ALTテキストがそこになければ、システムは3桁の数字を関連するページ参照に配備し、ラベル用にこれを使用する(ステップ730)。
ページ参照がテキストである場合、あるいはALTテキストが存在した場合、それを短縮することによって処理が開始する。いずれのHTMLコマンドも削除される(ステップ735)。ページ参照はそれから短縮される。
はじめに、それぞれのリンクの記述をある長さに短縮する(ステップ740)。ここに記載されるテレビの例でいえば、これはおおよそ30文字である。リンクの終わりに掛かっている部分的な語は削除され(ステップ745)、リンクは一文字ずつ縮められる。「THE」や「A」のようなある不要な語は、そのリンクテキストの長さを更に縮めるために削除されても良い(ステップ750)。「AND」や「OR」のような語は「&」「/」に縮められても良い。この処理はステミング(stemming)として知られる技術の簡単化された形態であって、短縮の効率を改善するために、より洗練された処理が用いられても良い。
さいごに、多数の標準的HTMLコードが表示の前に変換されねばならず、あるいは削除されねばならない(ステップ765)。たとえば、著作権の記号は&copyとして記述されるが、これは表示される前に▲c▼に変換される必要があり、一方、埋め込まれているコマンド<B>とその対</B>は削除される必要がある。この最初の短縮ステップの後、ラベルないし「ボタン情報」が保存される。
図8を参照すると、この修整がなされた後であっても、4つのリンクラベルからの結合されたリンクテキストがまだ長すぎることもあり、画面の幅からはみ出すこともある。関連するページが表示されようとするとき、システムはその時第2の短縮処理へ移行する。この段階では、ラベルは表示されている間画面に表示される4つに分かれて処理される。
第2の短縮処理では、ラベルの長さがチェックされる(ステップ800)。ラベルの組み合わせが画面より幅広い場合、リンクラベルのうち最も長いものが、最も長いリンクラベルが最初に処理されることにより、一文字づつ(たとえば、最初は29文字)短縮される(ステップ805)。これにより、リンク間のレベルテキストの長さの「バランス」がとれる。テキストの末尾の部分的な語が取り除かれる(ステップ810)。最後に、「AND」や「OR」のような語がレベルの最後の語であって冗長であれば、それらが取り除かれる(ステップ815)。長さの限縮はラベルが画面に適合するまで続けられ、その後表示される(ステップ820)。
履歴を記録する:ステップ550
図9を参照すると、ユーザによって選択されたページの履歴は、多々の理由から重要である。
1) ユーザは最近見たページへさかのぼりたいことがある。
2) ユーザは最も最近訪れた10のページのリストを見たいことがある。
3) ユーザは最も頻繁に訪れている10のページのリストを見たいことがある。
4) 活動のログが保存され得る。
これらの機能の多くは比較的単純である。しかし、上記の3)はより洗練されたものを要求する。
現実施態様では、操作が行われた過去7日間に最も頻繁に訪れた10のページのリストがイージー・ターミナルによって維持される。これを行うには、過去7日間に訪問した全てのページのリストが必要である。すなわち、カウンタ、日付、及びアドレスを含む履歴ログである。履歴ログはそれぞれのページにそれぞれのページがその日のうちに訪問された回数を数える、7つの一日用カウンタを関連付ける。
図5と9を参照すると、ユーザが新たなページにアクセスすると、そのページ参照がまだソートされていないログ・ファイルに加えられる(ステップ900)。これはアクセスされた全てのページの単純なリストであり、実質上無制限の長さである。新たなページ参照を付ける処理は簡単であり、ここではこれ以上述べない。
その新たなページはまた、最近訪れたページのリストにも加えられる(ステップ905)。ページ参照が加えられる毎にリストが10を超えているかをチェックすることによって、この最近訪れたページのリストは、10のページ参照の長さに維持される。超えている場合は、最も古いページ参照が落とされる(ステップ915)。再び、リストはまたソートされていない状態になる。
未ソートのログファイルとともに、訪れた全ページの名前をアルファベット順にソートしたファイルも、そのページが訪問された回数とともに、保持される。アルファベット順のリストを更新するには、そのページがすでにエントリを有するかを調べるために二分されたサーチを実行する(ステップ920)。エントリがないなら、新たな7つのカウンタとともに新たなエントリが生成される(ステップ925)。もしすでにエントリがあるのなら、関連する一日用カウンタがインクリメントされる(ステップ930)。
アルファベット順のリストによって、ユーザはどのページが最も頻繁に訪問されているかを知ることができる。キーパッド105上のボタンや3桁の数字コードを「最も頻繁に訪問された10のページを示せ」という機能に割り当てることもできる。これが選択されると、システムはアルファベット順のリストをカウンタの内容にしたがってソートしてもよい。このように、最も頻繁に訪問された10のページのリストが選択された場合、システムは、リスト中のそれぞれのページが過去7日間にアクセスされた回数の総数を計算し、上位10番までに入ったものを表示するように、リストをソートする。
あるページがアクセスされる毎に、当日用のカウンタがインクリメントされる。新しい日が始まったことが検知されると、カウンタが更新され、過去7日間にアクセスされなかったページはアルファベット順のリストから削除される。
「トップ10」リストを維持するための他のスキームももちろん可能である。本件発明のの実施例ないし改良に関する議論の中で、いくつかの可能性が以下に示唆される。
HTMLを表示する:ステップ555
修整されたHTMLコードを表示するためには市販のHTML表示ソフトウエアが用いられる。したがって、ここでは、これについてこれ以上記述しない。しかしながら、イメージが表示されない場合のエラーメッセージを取り除くために、あるいはHTMLのホットリンクから強調部分を取り除くために、多くの軽微な修正がコードに対して加えられる必要がある。
図10を参照すると、リモート・コントロール・ハンドセット105は標準シリアル・ポート・プロトコルを用いてコマンドを送信する。ボタンが押下されると、図10に示される機能を有するサブルーチンを活性化するウインドウズ・イベントが生成される。このように、このユーザ・インターフェイスは画面表示100(特に色付けされたテキスト・ラベル)とリモート・コントロール・ハンドセット105上の色付けされたボタンの組み合わせである。
リモート・コントロール・ハンドセット105上のボタンが押下されると、これにより、リモート・コントロール・ハンドセット105からのデータをシリアル・ポートで取り出すサブルーチンが活性化される(ステップ1000)。このサブルーチンは、最初このデータを考えられるボタンの識別性と照らし合わせることにより、取り出されたデータに基づいて動作する(ステップ1005,1010,1015,1020,1025,1030,1035)。それぞれのチェックの結果に応じて、このサブルーチンは異なる処理を開始する。たとえば、そのキーが数字キーであることが分かった(ステップ1005)とすると、このサブルーチンは関連する数字を現在のナンバー選択記憶に加える(ステップ1045)。もし、今3桁の数字が現在のナンバー選択記憶にある場合は、これはページ参照を特定するに十分であり、このサブルーチンは、ステップ630と640のところで保持されたリンクリストを参照して、その3桁の数字をページ参照に変換する(ステップ1050)。
このサブルーチンは今,WWWからそのページを取ってくることが可能となった。
そのキーが数字を表すものでなく、ホットキー(すなわち、ラベルを示す)である場合、システムは直接リンクリストにいくために十分な情報を有し(ステップ1050)、そのページを取ってくる。
もしそのキーが以下の機能のいずれかを提供する場合、そのサブルーチンはページを直接とってくる(ステップ1015,1020)。
「インデックス、ヘルプ、トップ10、再ロード、バック、サマリー」
そのキーは、「ダウン、アップ、アンドゥー」のような画面を動作させる制御キーであっても良い(ステップ1025,1030)。そうすると、そのサブルーチンは適切に、画面をスクロールさせたり、画面を更新させたり、最後に押されたキーを取り消したりする。
そのキーは、次の4つの色付けされたテキストラベルを表示させる、キー「ネクスト」であっても良い。この場合、このサブルーチンは、「ネクスト」コマンドを認識し(ステップ1035)、要求されたようなラベルを表示する(ステップ1065)。この「ネクスト」キー機能を支援するために、システムは文書を見ている間にネクストキーが押された回数を計数するカウンタを有している。これによって、システムは4つのラベルのどの組み合わせが表示されるべきかをたどることができる。
この実施例の最後の選択肢は、そのキーが「ストップ」コマンドを表す場合である(ステップ1040)。そのサブルーチンは次のページの呼び出しを中止することによって応答する。
本件発明の実施例に関する有利な特徴は、テキスト中の順番よりむしろ画面上のリンクの位置にしたがって、画面上のページに現れるリンクの順番を決定し、その結果、色および/または番号の割り当てを制御する点にある。これによって、その文書が通常の方向、たとえば、西欧流の環境における左から右へ且つ上から下へと読まれる時の順番に従ってリンクが常に現れることが、保証される。たとえば、番号の順序が画面上バラバラで現れる効果を有する表の場合 −たとえば、複数列からなる表に2,3のリンクのみが見えているとき、リンクの第一列は1ないし2の色付けされたあるいは番号を付されたリンクを表示し、一方残りの列は色付けされたあるいは番号の付されたリンクを有さない場合− に問題が別途生じ得る。
これは、そのページが前処理されている間に、現在表示されているページ中の画面上におけるリンクの座標を書き留めるシステムによって解決され得る。それらの「y」座標、それから「x」座標にしたがって、順番にリンクに番号を割り当てることができる。いったんその順番が確立すれば、色と番号を適用することができる。そのウインドウ中のそのページの表示が変化する場合、たとえば、フォントのサイズが変更される場合、その処理がそのページに関して繰り返されるだけでよい。
図11に、改良されたリンクの順番付けがどのように実施されるかという例を示し、以下の記載はこれとの関連で読まれるべきである。
HTMLがアイテムごとに読み込まれる(ステップ1100)。アイテムはテキストのセクションか、あるいはそのページ内のコードないしオブジェクトである。そのアイテムのサイズはそれから計算され、そのページの左上隅に対するXおよびY座標によって、そのページ上に「配置」される。もしそのオブジェクトがあるリンクであれば(ステップ1105)、後にリンク番号を挿入するためにスペースが残される(ステップ1110)。(改良されたリンク番号付けがなければ、このリンク番号は、リンクがHTML上で見つかる順番に従った連続番号である。したがって、いったん全ファイルが読み込まれると、そのページを画面に描画することが可能である。)
しかしながら、改良されたリンクの番号付けを用いた場合、それぞれのリンクのX座標とY座標は、連続的に割り振られたある整数(図中のL)を含むインデックス・アレーN(ステップ1120)とともにインテジャー・アレーに記載される(ステップ1115)。
いったん全ファイルが読み込まれると、最小のY座標を有するリンクすなわち、最もそのページのトップに近いリンクを見つけるためにリップル・ソート・アルゴリズム(ステップ1125−1155)が用いられる。一以上のリンクが同一のY座標を有する場合、それらリンクはそれらのX座標にしたがって順番付けされ、その結果、リンクは左から右へ向って順番に読まれていく。このリンクはある数字に割り振られ、それは1ずつ増加する。この処理が繰り返されるにつれて、リンクはこのように順番付けられていく。結局のところ、リンクはそれらのY座標とX座標にしたがって順番付けられる。このアレーNはリンクが選択された場合に取られねばならないアクションに対する参照として作用する。
たとえば、HTMLが以下のようなものとする。
<table><tr>
<td><a href=“ltem1”>Apples></a><br>
<a href=“ltem2”>Bananas></a></td>
<td><a href=“ltem3”>Pears></a><br>
<a href=“ltem4”>Plums></a></td>
</table>
標準的なHTMLブラウザでは、これは4つのリンクからなるマトリクスを生成する。
Apples Pears
Bananas Plums
改良されたリンク番号付けを用いない場合、イージー・ターミナルでは、そのHTMLコード内でリンクが現れる順番にしたがってこのリンクが番号付けされ、従ってリンクは以下のように表示される。
001 Apples 003 Pears
002 Bananas 004 Plums
しかし、改良されたリンク番号付けを用いた場合、リンクは以下のように番号を振り直される:
001 Apples 002 Pears
003 Bananas 004 Plums
アレーNは要素(1,3,2,4)を有する。今、ユーザがリンク2を選択したとすると、イージー・ターミナルは参照アレーNを用いて2番目の要素N(2)が3である事を理解し、その結果、適切なアクションとはHTML中で3番目のリンクである事、すなわち、「アイテム3」を参照する事になる。
図12から14によると、イージー・ターミナルは以下のように「クレバー・スクローリング」を提供する。
「クレバー・スクローリング」において、テキストの色を均一にし、それから利用可能な(色付けされたテキストラベルと関連付けられた)リンクを4つの色によって強調する事が可能である。また、画面上で識別できるよう、いまだ利用されていないリンクを初期設定の色で色付けする事も可能である。したがって、「ネクスト/ダウン」ボタンを色付けされた(赤、緑、黄、青)ラベルを紫色のリンクの次の組み合わせに移動させるボタンとして考えても良いし、一方「バック/アップ」ボタンはそれらの色を紫色のリンクの先の組み合わせに移動させる。
画面上の利用可能なウインドウに現在のページを描画せよというリクエストがなされた場合、ある色付けされたボタンが割り当てられた第1の「アクティブ・リンク」のインデックスはAとして記載される(ステップ1200)。それから、そのページ上に現れている第1のオブジェクトの位置が決定される(ステップ1205)。このオブジェクトがリンクであれば、このリンクのインデックス、LはAと比較される(ステップ1220)。LがAより小さい場合、ユーザが「アップ」キーを押す事によってアクセスできるリンクがそのページ上にあり、それらのリンクは紫色に色付けされている。論理フラグBEFOREが「真」に設定され(ステップ1225)、このページにあって、Aより小さいインデックスを有するリンクがある事を示す。同様に、L>A+3の場合は、「ダウン」キーを押す事によってユーザに利用可能になるリンクがあり、それらのリンクもまた紫色に色付けされているが、論理フラグAFTERが「真」に設定される(ステップ1230)。さもなければ、そのリンクは色付けされたボタンの一つに関連付けられており、赤、緑、黄、あるいは青であるように割り振られている(ステップ1235)。この処理は、そのページ上に現われている全てのアイテムが描画され適切な色に割り振られるまで繰り返される。
図13によると、いま、ユーザが「ダウン」を押下しAFTERが「真」であれば(ステップ1300)、Aを4増加させる事により(ステップ1305)、アクティブ・リンクはそのページにおいて下方向に移動する。さもなければ、そのページ上にはそれ以上リンクはなく、可能であればそのページは下方向へスクロールされる(ステップ1310)。
図14によると、同様に、ユーザが「アップ」を押下しBEFOREが「真」であれば(ステップ1400)、Aを4減少させる事により(ステップ1405)、アクティブ・リンクはそのページにおいて上方向に移動する。さもなければ、そのページ上にはそれ以上リンクはなく、可能であればそのページは上方向へスクロールされる(ステップ1410)。
代替および変形
イージー・ターミナルを実施する事のできる他の方法が数多くあり、それらはユーザに対して同様のレベルの機能性を提供するが、ハードウエアとソフトウエアに対する変形を伴なう。これらを以下に記述し論じる。
個々に記載された具体的な実施例は、イーサネット接続を用いたIBM互換PCを使用するが、イージー・ターミナルを実施し得る別のプラットフォームがたくさん存在する。さらに、WWW情報の再処理と再目的化を遠隔的にあるいはネットワークにおいて実施する事が可能であり、それによってユーザ端末のハードウエアの設計を単純化する事ができる。その様な処理は同一システムに多数のユーザがいる場合にとりわけ適切であり、たとえば飛行機の乗客用双方向画面環境における場合である。
テレビ電話はイージー・ターミナル用の表示装置として使用できる。キー入力コマンドはテレビ電話のキーパッドから、あるいは、音声認識を介して、あるいは外部制御装置から取り込む事ができる。
ポケットベル、時計、移動電話、あるいは他の移動可能機器は、処理されたWWW情報を表示し、ここに記載した「最小限ボタンセット」ナビゲーション技術を用いるイージー・ターミナルとして使用する事ができる。
イージー・ターミナルのソフトウエアは、いうまでもなく、十分な処理速度、メモリ、表示能力を有するいかなるコンピュータ・プラットフォーム上でも動作し得る。このことは、たとえば、ビデオ・レコーダや衛星放送受信機、デジタル放送デコーダ、デジタル・ビデオ・プレーヤー、あるいはゲーム機によって提供する事ができる。
イージー・ターミナルは、適切に適合させた「インタラクティブ・テレビ」システムや「ビデオ・オン・デマンド」システムにおいて稼動する事が可能である。これは、ユーザの側あるいはコンテンツ・プロバイダの側でイージー・ターミナルを動作させる事によって実行可能である。したがって、第1の場合に、接続を介して送られたデータは、従来のインターネット・データ・ストリームから構成されるだろうし、第2の場合には、それは符号化されたビデオ信号かあるいは埋め込みデータ・ストリームから構成されるだろう。
イージー・ターミナルはテレテキストが現在テレビ受信機の設計に含まれるのとまったく同様のやり方でテレビ受信機に組み込む事が可能である。
画質の向上は、ノン・インターレイスド・ハイ・デフィニション・モード(non-interlaced high definition mode)を用いる事によって可能である。
イージー・ターミナルは2つの部分に分けて実行する事ができる:リモート・コントロール・ハンドセット105によってコマンドを解釈するよう変形されたユーザ端末での標準的なインターネット・ブラウザと;標準的なワールド・ワイド・ウェブのページを適当なものに修整するネットワーク・ベースの処理装置。
イージー・ターミナルはデータの伝送用にどんな適当な通信媒体も使用する事ができる。たとえば、これには、固定ないし移動電話網、テレビ放送サービス、無線ポケットベルサービスを含む。
イージー・ターミナルは、適切なリモート・コントロール装置105あるいは適切な他のユーザ・コマンド源であればどれでも使用できる。これらには以下のものが含まれる:
・ 文字と数字を組み合せたキーを有する大きめのコントローラ
・ 足用コントロール・パッド、あるいは他の人体の部位を含むコントローラ
・ 赤外以外の通信、無線あるいは有線リンクを含む
・ ユーザ個人用音声認識はキー・ベースのコントローラの代用として使用する事ができる。したがって、「レッド」や「ネクスト」や「トゥエンティ・スリー」のような簡単な言葉は、リンク間のナビゲーションの手段足り得る。
これらの代替的なものにおいても、イージー・ターミナル・ナビゲーションの原理は同様のままである。すなわち、あるコマンドを活性化するために、ユーザはポインタを位置取りする必要はない。しかし、本発明の実施例はポインティング・デバイスの使用を除外するものではない。たとえば、マウスやトラックボールはやはり使用可能である。これによって、従来のブラウザと同様のユーザ・インタフェイスもまた本発明の利点をもたらす事が可能となる。たとえば、色付けされたテキストラベル用の画面上のバーは、実際のリンク自体の特定の位置までマウス・ポインタを動かす必要無しに迅速にリンクを選択する方法として、使用することができる。このことは、たとえば、身体的な欠陥のためや強い振動のような環境的要因のためにマウスを制御する上で制限のある人たちにとっては重要である。色付けされたテキストラベルは、この関係を視力に障害のある人々にとって明確にするための色付けされたボックスに置換える事が可能であり、それは、大きなフォント・サイズでテキストを表示するという本発明の実施例の特別の目的に関連する。このマウス・ドライバ・ソフトウエアは、画面上のマウスポインタの位置を制限するように、たとえば、色付けされたテキストラベルのバー上の水平位置の動きに制限して、適合化されても良い。あるいは、4つのボックス/エリア/ラベルの選択を容易にするように、位置を量子化する事もできる。
マウスは適当でない状況においては、パドルや、フット・コントローラのような、より単純な制御装置がマウスと同様の制御機能を提供するために使われても良い。
イージー・ターミナルのソフトウエアは、適切なコンピュータ言語やプロトコルであれば、どれによって書かれても良い。このことは、標準的なソフトウエアに対するプラグインとして実施されても良いし、ジャバのようなインターネット言語において実施されても良い。
イージー・ターミナルの数多くの特徴は、ユーザに関して遠隔的に実施される処理として、実行されても良い。たとえば、番号付けされたリンクと色付けされたホットリンクの挿入は、必ずしも、ユーザのターミナルで実行される必要はない。その様な処理はネットワーク・サービスや放送サービスとして提供される事も可能である。
イージー・ターミナルは従来のテレテキスト・ページに対する迅速なアクセスも提供する事ができる。これらのページは、ソース・ページのファクシミリとして表示する事ができ、あるいはここに記載した表示装置、リンク、ナビゲーション技術を用いて高める事も可能である。
テキストの入力を容易にする事も提供できる。これは多くの方法で実現可能である。可能なものには以下が含まれる:
・ いずれのテキスト・フィールドも、ユーザは画面上の選択番号から選択できる(これは、リストボックスあるいは「ポップ−アウト」ボックスとして知られる)。ボックス内に表示される選択は、最近入力されたテキストのヒストリとともに、イージー・ターミナルのセットアップからすでに知られているアイテムを含んでも良い(所有者の名前、住所、電話番号、等)。
・ スクロールする文字リストあるいは回転する文字リストから、若しくは格子状に配列された文字から一つ一つ文字を選択する事によって、ユーザはどのような文字の組み合わせも作ることができる。
・ 文字は、ボタンを一回以上押下することによって選択されても良い。これらの文字は電話機のキーパッド上に現在書かれているものに対応していても良い。たとえば、文字「B」を選択するには、「2」ボタンは「ABC」という凡例を有しているので、そのボタンを2回押下すれば良い。
・ かなりの数のボタンをキーパッドに搭載することにより、あるいは標準的なキーボードをターミナルに接続するオプションを設けることによって、全文字と全数字を有するキーパッドも含めることができる。
先に述べた具体的な実施例の一部である要約機能は多数の方法によって拡張することが可能である。
・ ユーザは多数の異なったレベルの要約を選択することができても良い。たとえば、このことは、要約命令を繰り返すことによって選択されても良い。
・ テキストの要約はあるページから次のページへ持ち越すことができても良い。したがって、いったんサマライザー(summariser)が活性化されると、それを無効にするコマンドが与えられるまで、選択自由なものとなる。これは、オプションとしてすなわちユーザの好みにじて提供されても良い。
HTMLページ中で使われる文字のサイズは作者と読み手の両者によって決めることができる。HTMLページの作者は、標準的な基準サイズに対するフォントの相対的なサイズを選択することができる。これはその文書の全体にわたって変更することができる。読み手はこの基準サイズを拡大したり縮小したりするスケーリング・ファクタを選択しても良い。テキストからあるサイズ変更情報を取り除き、その結果、大きすぎたり小さすぎたりするフォントを適切なサイズで表示するように、制御がなされても良い。
加えて、表示装置上で使用されるフォントの最大サイズと最小サイズ間の比率を、表示装置のタイプに適応させるために減少させても良い。たとえば、コンピュータ画面上では、大きなフォントサイズの見出しが適当であるが、テレビ画面上のテキストのブロックとの関連で見た場合、その同じ大きさの見出しが大きすぎるように見えるかもしれない。
色による、改良されたナビゲーション
ユーザが、背景、文字、リンクの標準の色の選択を設定することができたり、あるいはそのページの作者によって選択された色と背景を用いたりできるように、制御がなされても良い。更なる改良においては、特定の色の組み合わせのみが使用可能であり、一方、そのページの読みやすさを大きく損なうようなものは、明白性を維持するために変更されても良い。
先に述べたように、アクティブ・エリアを表示するために色付けされた縁を有する長方形の領域を使用することができる。このことは、画面上の画像要素の色付けされた縁の選択を提供することによって、拡張することができる。これによって、画面上のボタンと同等のリンクを色を用いて選択することが可能となる。
HTMLページの作者は、そのページに関する背景、文字、リンクの色を提案することができる。ある色の組み合わせは、イージー・ターミナルの色によるナビゲーション・スキームとともに使用するには、適さないかもしれない。この一つの例は、白いページ上の黄色のリンク、あるいは黒のページ上の青いリンクという、低いコントラストである。イージー・ターミナルは、選択された背景にしたがってナビゲーション用の色を調整することによってこれを克服する。たとえば、白い背景の場合リンクの色は暗いものとされる、等である。背景の色がリンクの色の一つに非常に近い場合は、適当なレベルのコントラストになるまで、イージー・ターミナルは背景を暗くし、リンクの色を明るくする。
ページ間のナビゲーションは多くの別に取り得る手法を用いることによって達成可能である。
・ 均一な長さの番号の付されたリンク
あるページ内の均一な長さを有する番号付きリンク(たとえば、01、02、…99)は、数字キーパッドを使用するユーザが新しいページを選択できるようにするために、使用されることができる。最後の数字が押されると直ちに、そのページの検索が開始される。上述のように、数字の桁数は必ずしも3である必要はなく、そのページ上のリンクの数にしたがって変えられて良い。したがって、10未満のリンクを有するページでは一桁の数字が用いられ、10以上の場合は2桁が必要となる。
・ 可変長の番号の付されたリンク
そのページ内において可変である長さを有する番号の付されたリンクを用いることもできる。ユーザは、リターン・キーを押下すること、あるいは入力の終了とみなされる終了時間の設定することのいずれかによって番号の終わりを示すことができる。たとえば、リンクには(1,2,3、…10、11,12)のように番号が振られるかもしれない。この例においては、ユーザが1を押下したとすると、必要な場合にユーザが2番目の数字を入力できるようにする猶予時間がある。一方、ユーザが3を押下した場合には、そのページ上には12のリンクしかないので、猶予時間は不要である。これらのようなテクニックによって、ユーザは数字のみを使ってナビゲーションを行うことが可能となり、また必要であれば、色付けされたテキストラベルを削除することもできる。
・ 主テキスト部と別に表示される色付けされたテキストラベル
上述のように、そのページ上のリンクのテキストの要約あるは特別に書かれたテキストを含む、色付けされたテキストラベルは画面の下側に表示され、キーパッド105上の対応する色付けされたボタンによって活性化されてもよい。言うまでもなく、ラベルの数は必ずしも4である必要はなく、画面の幅に応じて変えられ得る。対応するラベルより多くのリンクが画面上に現われている場合、利用可能なリンクを上方向および/または下方向に循環させるために、1ないし2の別のキー(我々の具体的な例では「ネクスト」)を使用することができる。
使用されている表示装置がテキストを別の色で表示することができない場合には、ラベルとボタンの関連を明らかにするように、画面の下部でラベルに近いところに色付けされたマーカを表示することができる。
・ 主テキスト部内の色付けされたテキストリンク
ナビゲーションの別の手法においては、ラベルはまったくテキストを含む必要はなく、ただ色が違っていれば良い。これは、主要テキスト部から色情報を取り去り、その結果、テキストの大部分は単一色(たとえば黒)によって表示される場合を含む。テキストに埋め込まれたリンクは、画面の下部にある非常に単純な色付けされたラベルと関連付けられた、それぞれ別の色で表示されることができる。したがって、4つの色付けされたラベルを有する、我々の具体的な実施例においては、テキスト中の第1のリンクは赤、第2のリンクは緑、等々で表示される。別のリンクが活性化可能な状態で強調表示されるようにリンクを循環させるために、キーパッド105上の1または2のボタンが用いられることも可能である。テキスト中のリンクが、そのページの下部にあるラベルの代わりに、色付けされることも可能である。
上述の具体的な実施例では、あるHTML文書中のハイパーテキスト・リンクにアクセスする、別のナビゲーション・スキームを用いているが、同様のナビゲーション・スキームをHTMLページ上のフォームや他のオブジェクト内のHTMLラベルにアクセスするために用いることもできる。
リンクを画像上に重ねることによって、グラフィカル・イメージ・マップもこのナビゲーション・スキームに含めることができる。したがって、番号によるナビゲーション・スキームを用いた場合、多数の異なるやり方で、番号付けされたリンクを画像領域と関連付けることが可能である。たとえば:
・ 番号付けされたリンクは画像のアクティブ・エリア上で点滅しても良い。
・ アクティブ・エリアを指し示す矢印とともに、番号をその画像の傍に記載しても良い。
色によるナビゲーション・スキームを用いた場合、画像のアクティブ・エリアを、たとえば:
・ その画像のアクティブ・エリアを囲む色付けされたフレーム
・ 画像の一部分がリンクを示す色になるような、画像のローカル・エリアのカラー・パレット情報の変更
・ リンクであることを示す適当な色で塗られ、点滅するエリア
によって強調表示することができる。
マップ内のリンクはマップ・ファイルとして利用可能なので、画像に含まれるリンクは4つの色付けされたテキストラベルの一連の組み合わせとして表示されても良く、それらは「ネクスト」コマンドによってスクロール可能である。この場合、そのリンクに関して唯一利用可能な記載は、そのリンク内に含まれるアドレスであり、有用な情報を含むかもしれない。この問題に対する一つの解決策は、そのリンクによって指し示されるページをプリ・ロードし、リンクラベルのテキストとしてそのページのタイトルを用いることであってもよい。
システムを制御するために使用されるキーの数は、ハードウエア・プラットフォームやユーザの要求にしたがって、縮小することも拡張することも可能である。キー配列における変形例は:
・ ページ間のナビゲーションは、数字のみあるいは色のみのいずれかを用いて行うことができる。
・ ページを上下にスクロールさせると、上述のように、画面上に現在現われているものにしたがって、関連付けられたラベルを有する、4つのアクティブ・リンクの組は自動的に変更される。したがって、上記の具体的な実施例における「ネクスト」と「ダウン」の機能は組み合わさる。
・ 上記の具体的な実施例における「アップ」と「バック」の機能を組み合わせることが可能である。
音声を改良の手段として用いることも可能である。したがって、キーの押下やコマンドに応答して、様々の音を鳴らすことも可能である。
イージー・ターミナルの操作をより直感的かつはっきりしたものにするために、画像表示技術を用いることも可能である。幾つかの例を以下に挙げる:
・ ページのどれだけの分量が現在画面面上に表示されているか、及びどの部分が表示されているかをユーザに示すために、グラフィカル・インジケータを用いても良い。
・ ラベルの他の組との関係を表示するために、色付けされたテキストラベルをスムーズにスクロールさせることができる。たとえば、上述の具体的な実施例においては、「ネクスト」ボタンが押下されると、次の4つのリンクがフッターの見えている部分にスクロールして入ってくる。
・ ページの現在画面上に現われていない領域を表示するために影を用いることもできる。
あるアプリケーションのために、そのセット内の他のページへのリンクのみを含む、特別に設計されたページの組合わせを用いることによって、アクセスをインターネットのあるサブセットに制限することもできる。また、リンクが指し示すところにしたがって、そのリンクのファミリーを除外することもできる。たとえば、「htt://undesirable.com」で始まる全てのリンクを取り除くことが可能である。
イージー・ターミナルを制御する他の方法
「バック」キー
キーパッド上の「0」ボタンを選択すると、「バック」キーと同様の動作をするようにすることもできる。「#」や「*」を押すと、現在のページを現在のウインドウの高さ分ずつ上下にスクロールさせる。
リモート・コントロール
イージー・ターミナルは、他のアプリケーションによって制御されても良い。ウインドウズ・メッセージング(DDE, OLE, ActiveX, COM, Java)技術を用いるか、あるいはマウス・ドライバまたはキーボード・ドライバに接続する(たとえば、キー押下をエミュレートすることによって)メッセージは制御アプリケーションからイージー・ターミナルへ渡され、あるいはシリアル・ポート、パラレル・ポート、またはネットワーク・ポートを介して他のコンピュータまたは装置からイージー・ターミナルへメッセージが渡される。イージー・ターミナルのある実施例においては、ネットワーク・ベースの制御はTCP/IPを使用して達成される。制御と信号とは画面レイアウトによって決まるのではないために、色と番号を使用するイージー・ターミナルによるナビゲーションの使用は、他の装置からの遠隔操作やデータ共有アプリケーションに適している。
とくに、ユーザがキーボードから簡単なコマンドを送り、ウェブ・ページの表示を制御できるということは、他のブラウザ −制御は通常マウスを介してなされるものとされる− では利用できない。リンクの選択は、利用可能なリンクを画面上で強調表示することと組み合せて、リンク(従来のブラウザの画面では、通常下線が引かれ青く色付けされている)を指し示すためのマウスを用い、それからマウス・ボタンをクリックすることによって行われる −イージー・ターミナルでは、色付けされたテキスト・ラベルかリモート・コントロール・ハンドセットの色付けされたボタンのどちらか(あるいは、それらと同様のもの)によって、このことを実現することができる。従来のブラウザ上でのスクロールには、スクロールバーに対してマウスを正確に動かし、それから、クリックしあるいはドラッグし、またはキーボード上のカーソルキーを使用することが必要であった。イージー・ターミナルのクレバー・スクローリングでは、同様の機能を実現するためには単に「ネクスト」か「バック」ボタンを押すだけで良い−。
このように、イージー・ターミナルはブラウザをキーボードで制御することを可能にし、このことはマウスが不都合であったり、マウスでは効率が悪い場合の利用に関して重要である。この例としては、コンピュータに情報を入力するためのタイプ技術を要求される人が、ウェブ・ベースのページを使用することも求められる場合である。イージー・ターミナルはこの人がキーボードに手を置いたまま画面表示を制御しやりとりをすることを可能にする。このことは、時間効率が最優先事項である場合(コール・センター、電話番号案内、およびその他の「事務局」ベースの申し込み)に、とりわけ重要である。
リンクされたイージー・ターミナル
先に述べた「遠隔操作」の方法を用いてコマンドと制御メッセージを相互に送信することができるよう、イージー・ターミナルを装備した2つのコンピュータをリンクすることもできる。この機能は、他のブラウザの標準的な機能としては現在利用できない。これによって、2つのイージー・ターミナルを、指導、教育、図説、書式記入、一以上のユーザ間の対話式利用が必要なその他の事例で使用することができる。このことは、イージー・ターミナルが提供する、ウェブ・ブラウザ向けのやさしい制御インターフェイスによってのみ可能である。たとえば、従来型の2つのブラウザが、アプリケーション共有によって互いにリンクされた場合、伝送される制御メッセージの大部分はマウス位置の制御情報となるだろうが、イージー・ターミナルの場合、2,3のボタン押下メッセージで十分である。
交換することのできる情報の種類は制御メッセージに限られない。表示設定、現在の文書のURL、文書内の強調表示されたリンクと位置、現在のフレームのような付加的な情報もまた伝送されても良い。
強調表示された数字
ページ上の数字を強調するために多数の既知の技術が使われ得る。これには、数字を太字にすることや、数字を「リバース・ビデオ(reverse video)」(数字と背景の色を反転させる)で表示することや、別の背景色を用いて数字を表示することを含む。
改良された、ージ表示
インテリジェント・マストヘッド
押下された数字や、現在のページのステイタスや、その他の指示のようなユーザに対する情報を表示するマストヘッドは、必要な場合にのみ表示される。したがって、あるページが全部呼び出され、表示されているとき、表示部の全エリアが利用可能になる。
幅を制限されたページ
標準的なHTMLブラウザは、ページの幅と高さを可変にすることができる。幅または高さのどちらかが画面のパラメータを超えた場合、ユーザは、画面上において文書をスクロールさせることが可能である。イージー・ターミナルにおいては、ユーザは文書を上下にスクロールさせることはできるが、左右にはできない。言い換えれば、ページが表示装置の幅を超えることは許されない。このことは、以下のやり方で達成される:
・ テキストは、画面の幅いっぱいにスペースと行間のすきまで囲まれている。しかし、ある一つの語が画面幅より広い場合には、その語を見るためには文書をスクロールさせねばならない。イージー・ターミナルにおいてはその語が利用可能なスペースに収まるように、その語のフォント・サイズを小さくする。
・ ある画像が画面より幅が広い場合は、そのアスペクト比をまもりながら、画面に適するように、その倍率を変更する。
・ 表が画面の幅より広い場合は、所望の幅の比が一定のままであるように、列幅を減少させる。表に含まれるテキストや画像は、表のセルに適合するようにその倍率を変更される。
重複するリンクの削除
HTMLプロセッサは、同一ページ上にある2つの隣接する(連続している)リンクを同一とみなすことができる。したがって、ある画像とそれに付随するテキスト(両方とも同一のURLを指す)は、たとえば、色及び/または数字によって、同一のものとして表示される。
フォーム・コントロール・オブジェクト
従来のブラウザは、ボタン、チェックボックス、リストボックスのような装置(通常、書式内で使用される)とユーザとのやりとりを実現するために、オン−スクリーン・コントロール・オブジェクトを使用する。ユーザとこれらのやりとりは、通常マウスによるクリックを含む。すなわちこれらのオブジェクトのオン−スクリーン・コントロール、サイズおよび色はオペレーティング・システムで定められていて、容易に変更することはできない。テキストを表示するために使用されるフォントサイズが変更された場合、大きなフォントサイズを補償するようにこれらのオブジェクトの倍率が変更されることはなく、すなわち、これらは不釣り合いな大きさになる。
イージー・ターミナルは標準のHTMLフォーム・コントロール・オブジェクトを表示することができる −しかし、イージー・ターミナルは、標準的にオペレーティング・システムによって準備されたものを使用するのではなく、画像源(graphics primitives)からそれらを再抽出することによって表示する。これによって、これらのオブジェクトのサイズや他のプロパティを制御することが可能となる。たとえば、それぞれのフォーム・コントロール・オブジェクトは色と番号を付与され、現在のフォントサイズにしたがって倍率を変更される。
標準的なコントロール・オブジェクトには以下のものが含まれる:
名称 機能
ボタン フォームを送るあるいは直接選択する
ラジオボタン 多数の選択肢から一つのみ選択する
チェックボックス 多数の選択肢を選択する
コンボボックス 多数のポップ・アップ型選択肢の内一を選択する
リストボックス リストに挙げられた多数の選択肢の中から1以上を選択する
エディットボックス キーボード・カルーセル(keyboard carousel)を用いて、単一行の文字数字列を打ち込む
テキストエリア 複数の文字数字列を打ち込む
フォーム・コントロール・オブジェクトには、制御画面のような特別の機能に割り当てることができるものがある。
イージー・ターミナルのユーザ・インターフェイスの他の特徴と同様に、これらのコントロール・オブジェクトは、数字と色を用いて操作することが可能である。これらの内幾つかのもの、すなわち、コンボボックス、リストボックス、エディットボックス、およびテキストエリアに関しては、ユーザはその制御内で項目を選択する必要があり、やはり、数字と色によっておこなう。コンボボックスとリストボックスの場合には、項目に番号が付され、また色が着けられる。エディットボックスとテキストエリアにおいては、文字のカルーセル(carousel)が色を介して制御され、制御の中心はページから制御へと移る。制御の中心がコントロール・オブジェクトにある間、そのページ上の色付けされたリンクは一時的に初期設定のリンクの色に戻る。画面の下部にある色付けされたテキストラベルは、ユーザが利用可能な、色によって選択可能な選択肢を反映する −この場合においてはコントロール・オブジェクト内の選択肢である−。
いったんユーザがコントロール・オブジェクト内の選択を完了させると、制御の中心はページに戻され、リンクの色も元に戻る。
スライドショー
イージー・ターミナルでのスライドショーは、一連のファイル乃至URLとタイミング情報から構成される。スライドショーが選択されると、ユーザによって中断させるまでURLが順々に表示される。
イージー・ターミナルにおけるスライドショーの実行は、「type.sho」という拡張子を持つファイルによって行う。これらのファイルは秒単位の時間とURLのリストからなり、たとえば:
10 URL1
5 URL2
この例においては、URL1は10秒間表示され、URL2は5秒間表示される。この後は、ユーザがいずれかの制御キーを押すことによって介入するまで、この循環が繰り返される。
スライドショーにページを用いるにまったく修整が必要ない点で、この機能は魅力的である。
この機能はリンクされたイージー・ターミナル間でも利用可能で、この場合両ユーザは同一のスライドショーを見ることができる。スライドショーはどちらかのユーザが制御キーを押すと中止される。

Claims (5)

  1. ファイル中のリンクを活性化させることによって、ネットワーク中のあるロケーションにアクセスするアクセスシステムであって、該リンクはロケーションアドレスまたはロケーションアドレスの識別子を含み、該システムは、
    1)1以上のファイルを取り出す手段と、
    2)取得したファイルを検索し、そこに埋め込まれた1以上のリンクを探し出す手段と、
    3)探し出された複数のリンクの各々にそれぞれ異なる識別子を付加する手段と、
    4)ユーザが付加された識別子を入力するために使用する入力手段と、
    5)識別子の入力に応答して、それに対応するリンクを活性化する活性化手段とを含み、
    前記識別子を付加する手段は、予め決められた数の前記識別子まで割当て、取得されたファイル内のリンクの数が前記予め決められた数を超える場合には、(a)前記識別子を前記取得されたファイル内の第1のリンクに割当て、(b)ユーザ入力命令の受領時に、前記識別子を前記取得されたファイル内の別のリンクに再割当するよう動作可能なシステム
  2. スクロール命令に応じて、前記表示をスクロールし、前記識別子を表示された次の前記スクロールになる取得したファイル部分内にあるリンクへ再割当するよう動作可能な請求項記載のシステム。
  3. 該取得したファイルの画面上の表示を生成する手段と、それぞれのリンクの第2の画面上の表示を生成するように、取得したファイル中の少なくとも2つの活性化できるリンクを処理する手段と、前記取得したファイルの他の内容とは別個に、該リンクの第2の画面上の表示の組を表示するように構成された手段とを含む請求項1または2記載のシステム。
  4. 処理されたリンクの前記第2の画面上の表示のそれぞれは、対応する処理されたリンクの第1の画面上の表示とは異なる、請求項記載のシステム。
  5. さらに、ファイル内に位置するリンクの空間座標を決定する手段を含み、前記空間座標は、それぞれのリンクを表示されるときのファイル中の位置に関連付け、また識別子を割り当てる手段はその空間座標にしたがってそれぞれのリンクに識別子を割り当てる請求項3または4記載のシステム。
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