JP2001117239A - 感光性ペーストを用いたパターン形成方法 - Google Patents

感光性ペーストを用いたパターン形成方法

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JP2001117239A
JP2001117239A JP29631699A JP29631699A JP2001117239A JP 2001117239 A JP2001117239 A JP 2001117239A JP 29631699 A JP29631699 A JP 29631699A JP 29631699 A JP29631699 A JP 29631699A JP 2001117239 A JP2001117239 A JP 2001117239A
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JP
Japan
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photosensitive paste
pattern
forming method
coating film
pattern forming
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Pending
Application number
JP29631699A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Sugimoto
和彦 杉本
Hideaki Yasui
秀明 安井
Keisuke Sumita
圭介 住田
Hiroyoshi Tanaka
博由 田中
Shinya Fujiwara
伸也 藤原
Hideki Marunaka
英喜 丸中
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Gas-Filled Discharge Tubes (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光性ペーストを用いたパターン形成方法に
おいて、焼成工程で塗膜に剥離が生じる。 【解決手段】 表面と裏面の両方から、露光することに
より、現像後の被形成面との接触面積を増大させ、膜の
密着力を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光性ペースト材
料の露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に従来の感光性ペーストを用いたパ
ターン形成方法を示す。感光性ペースト材料は被形成面
1に対して印刷法を用いて塗膜2を形成される。形成さ
れた塗膜2は所望のパターンが形成されている露光用マ
スク3を通して紫外線4を照射され、照射された感光性
ペースト材料の塗膜2は露光用マスク3により未露光部
5と露光部6ができ、ネガ型の感光性ペーストを用いて
いる場合、露光部6は架橋反応を起こし、現像液に対し
て不溶化する。
【0003】この様に露光を施された感光性ペースト材
料の塗膜は現像液をスプレーする事により所望のパター
ンにパターニングされた後、焼成により感光性ペースト
材料に含まれる有機物を除去され厚膜パターンが形成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】被形成面1に印刷され
た感光性ペースト材料の塗膜2は塗膜面側から被形成面
側に対して紫外線4を照射される。感光性ペースト材料
の塗膜2は照射された紫外線4を吸収するため塗膜内部
で被形成面に近づくに従い照度は弱くなる。
【0005】従って、露光部が光架橋反応を起こし現像
液に対して不溶化するネガ型の感光性ペーストを用いた
塗膜の場合、塗膜の露光部6は被形成面に近づくに従い
架橋度が弱くなり、現像液に対して溶けやすくなる。こ
のため、現像後の形成されたパターンは塗膜における上
面7と下面8で寸法が異なることとなる。
【0006】特に形成されるパターンが一定の幅を有す
る帯状のラインの場合、その断面形状が塗膜上面の幅よ
りも塗膜下面の幅の方が細い逆台形の形状となる。この
様にしてパターニングされた塗膜は逆台形の形状のため
被形成面1との接触面積が小さくなるため、焼成時に剥
離が発生しやすく製造歩留りが悪くコスト的に問題とな
る。
【0007】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、ネガ型感
光性ペースト材料を用いたパターン形成において、その
焼成工程で発生する剥離を軽減し、安定的に感光性ペー
ストのパターン形成を行うことにより、製造歩留りを向
上させ、安価に生産できる感光性ペーストのパターン形
成方法およびプラズマディスプレイパネルの製造方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るPDP用電極は、印刷、露光、現像、
焼成工程によりパターニングするネガ型感光性ペースト
材料を用い、その露光工程において表面、裏面の両方か
ら露光することを特徴とする。
【0009】また、表面露光用マスクと裏面露光用マス
クのパターンは互いに線対称であるマスクを用いている
ことを特徴とする。
【0010】また、表面露光用マスクと裏面露光用マス
クのパターン寸法が異なることを特徴とする。
【0011】また、ネガ型感光性ペースト材料中にA
g、Cu、Alのうち少なくともいずれか1つを含んで
いることを特徴とする。
【0012】また、その形成されたパターンはプラズマ
ディスプレイパネル用電極であることを特徴とする。
【0013】本発明によるネガ型感光性ペースト材料の
露光方法を用いることにより、現像後のパターンにおい
て被形成面との接触面積が増加するため膜の密着力が増
加し焼成時に剥離が発生しないため製造歩留りが向上
し、安価に生産できるネガ型感光性ペーストのパターン
形成方法およびプラズマディスプレイパネルの製造方法
を提供することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に本発明に係る感光性ペース
トを用いたパターン形成方法の一例としてAC型PDP
用前面板に形成した感光性Agペーストを用いた一定幅
を有する帯状のAg電極の形成方法を示す。
【0015】Ag電極の被形成面はガラス基板9上に帯
状にパターニングされた透明電極10となる。ガラス基
板には低歪点ガラスを用い、透明電極には成膜、パター
ニングの容易なITOを用いている。ITOはスパッタ
法を用いてガラス基板上に成膜した後にフォトレジスト
を用いてマスク層を形成し、ウェットエッチング加工を
施すことにより帯状のパターニングをおこなう。
【0016】前記透明電極付きガラス基板11に対して
ネガ型感光性Agペーストを印刷法を用いて全面に塗布
することにより塗膜12を形成する。形成されたネガ型
感光性Agペーストの塗膜12は表面(塗膜面側)の露
光用マスク13を通して紫外線14を照射される。次に
裏面の露光用マスク15を通して紫外線16を照射され
る。
【0017】本実施例においては表面露光用マスク13
と裏面露光用マスク15のパターンは互いに線対称なも
のを用いているため表面からの露光部と裏面からの露光
部は同一部分となる。
【0018】この様にして感光性ペースト塗膜の未露光
部17と露光部18ができるが、形成された塗膜に対し
て両面から露光することにより、塗膜の膜厚方向に対し
て均一に光架橋反応した露光部を得ることができる。
【0019】この露光されたネガ型感光性ペーストの塗
膜はアルカリ性の現像液をスプレーすることによりパタ
ーニングされるが、前記のように露光部18は塗膜の膜
厚方向に対して均一に光架橋反応しているため、パター
ニングされた帯状のAg電極はその断面形状が塗膜上面
19の幅と塗膜下面20の幅がほぼ同一な長方形の形状
となる。
【0020】この様にしてパターニングされた塗膜は長
方形の形状のため被形成基板との接触面積が露光部の塗
膜上面よりも小さくなることが無く、接触面積を十分に
確保できるため、密着力が増加し焼成時に剥離が発生し
にくいこととなる。
【0021】この様に形成された透明電極10とAg電
極との複合電極21を覆って誘電体層22を形成し、さ
らにその上に保護層23(MgO層)を形成することに
よりAC型PDP用前面板を作製した。
【0022】また、周知の製造方法にて、AC型PDP
パネル用背面板を作製し、これらにガスを封入し、プラ
ズマディスプレイパネルを作製した。
【0023】以上の理由により、本発明により、その焼
成時に剥離が発生せず製造歩留りの向上し安価に生産で
きる感光性ペーストを用いたパターン形成方法およびプ
ラズマディスプレイパネルの製造方法を提供することが
できる。
【0024】なお、本実施例において感光性ペーストに
Agを含んだものを用いているがこれに限定されるもの
ではない。また、露光において表面(塗膜面側)の露光
をおこなった後に裏面の露光をおこなっているが、裏面
側から先に露光をおこなっても同様の効果を得ることが
でき、また、表面と裏面で同時に露光をおこなっても同
様の効果を得ることができるため、露光の順序はこれに
限定されるものではない。
【0025】また、裏面からの露光では被形成基板を通
して塗膜に紫外線を照射するため、被形成基板によって
は塗膜に減衰して紫外線が到達することもあるため表面
からの紫外線露光量と裏面からの紫外線露光量を変える
ことにより調整することも可能である。
【0026】
【発明の効果】本発明に係る感光性ペーストのパターン
形成方法によれば、その焼成工程においてパターニング
された塗膜の剥離を軽減し、製造歩留りが向上し安価に
生産できる感光性ペーストのパターン形成方法およびプ
ラズマディスプレイパネルの製造方法を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による感光性ペーストを用いたパターン
形成方法を示す図
【図2】従来の感光性ペーストを用いたパターン形成方
法を示す図
【符号の説明】
1 被形成面 2 塗膜 3 露光用マスク 4 紫外線 5 塗膜の未露光部 6 塗膜の露光部 7 塗膜上面 8 塗膜下面 9 ガラス基板 10 透明電極 11 透明電極付きガラス基板 12 感光性Agペースト塗膜 13 表面露光用マスク 14 紫外線 15 裏面露光用マスク 16 紫外線 17 未露光部 18 露光部 19 塗膜上面 20 塗膜下面 21 複合電極 22 誘電体層 23 保護層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 住田 圭介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 田中 博由 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤原 伸也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 丸中 英喜 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 2H025 AA14 AB17 AC01 AD01 CC09 FA04 FA15 2H096 AA00 AA27 BA01 EA02 EA15 GA01 HA01 JA04 2H097 AA01 FA06 JA02 LA20 5C027 AA01 AA02 5C040 FA01 GC05 GC18 GC19 JA02 JA15 JA32 KA01 KA16 KB03 KB17 MA10 MA24 MA26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷、露光、現像、焼成工程によりパタ
    ーニングするネガ型感光性ペースト材料を用いたパター
    ン形成方法であって、前記露光工程において表面と裏面
    の両方から露光することを特徴とするパターン形成方
    法。
  2. 【請求項2】 表面露光用マスクと裏面露光用マスクの
    パターンは互いに線対称であることを特徴とする請求項
    1に記載のパターン形成方法。
  3. 【請求項3】 表面露光用マスクと裏面露光用マスクの
    パターン寸法が異なることを特徴とする請求項1または
    2に記載のパターン形成方法。
  4. 【請求項4】 ネガ型感光性ペースト材料中にAg、C
    u、Alのうち少なくともいずれか1つを含んでいるこ
    とを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパタ
    ーン形成方法。
  5. 【請求項5】 請求項1から4のいずれかの記載のパタ
    ーン形成方法で電極を形成することを特徴とするプラズ
    マディスプレイパネルの製造方法。
JP29631699A 1999-10-19 1999-10-19 感光性ペーストを用いたパターン形成方法 Pending JP2001117239A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100442840B1 (ko) * 2001-01-05 2004-08-02 삼성에스디아이 주식회사 삼극관 탄소나노튜브 전계방출 어레이의 제조 방법
US9348073B2 (en) 2012-02-13 2016-05-24 Samsung Display Co., Ltd. Photoreactive material layer and method of manufacturing the same

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