JP2001116369A - 蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステム - Google Patents
蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステムInfo
- Publication number
- JP2001116369A JP2001116369A JP32731599A JP32731599A JP2001116369A JP 2001116369 A JP2001116369 A JP 2001116369A JP 32731599 A JP32731599 A JP 32731599A JP 32731599 A JP32731599 A JP 32731599A JP 2001116369 A JP2001116369 A JP 2001116369A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- heat
- hot air
- receiving panel
- heat receiving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/40—Solar thermal energy, e.g. solar towers
Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】簡易なシステムで、コストダウンを図る。
【解決手段】上面は透明ガラス又は２重透明ガラスで掩
い、それ以外の面はすべて保温材で蔽囲された密閉容器
内に、空気孔を有する空気ベクターを備えた受熱パネル
と共に、レンガ等の蓄熱材を敷き詰め、蓄熱効果を持た
せることにより、輻射損失を減らし、暖気する。
い、それ以外の面はすべて保温材で蔽囲された密閉容器
内に、空気孔を有する空気ベクターを備えた受熱パネル
と共に、レンガ等の蓄熱材を敷き詰め、蓄熱効果を持た
せることにより、輻射損失を減らし、暖気する。
Description
【０００１】「発明の属する技術分野」本発明は太陽エ
ネルギー利用機器に関するものである。
ネルギー利用機器に関するものである。
【０００２】「従来の技術」従来、太陽熱を利用して、
ホットエアをつくり、別置きの蓄熱層（例えば、家屋の
基礎コンクリートまたは、筆者が先に出願済みのソーラ
ーホットエアシステム（特願平１１−２７２９４０）に
おける蓄熱装置等）に熱空気を循環させる方式は、既
に、一部実用化されている。
ホットエアをつくり、別置きの蓄熱層（例えば、家屋の
基礎コンクリートまたは、筆者が先に出願済みのソーラ
ーホットエアシステム（特願平１１−２７２９４０）に
おける蓄熱装置等）に熱空気を循環させる方式は、既
に、一部実用化されている。
【０００３】「発明が解決しようとする課題」上記方式
は、蓄熱装置を含む熱空気循環系統一式を必要とし、そ
れなりの、長所はあるが、装置全体の設備費を増大させ
ると共に、蓄熱装置の設置スペース等も必要となる。従
い、より安いコストで、かつ、蓄熱能力を備えた装置を
実用化させる狙いがある。
は、蓄熱装置を含む熱空気循環系統一式を必要とし、そ
れなりの、長所はあるが、装置全体の設備費を増大させ
ると共に、蓄熱装置の設置スペース等も必要となる。従
い、より安いコストで、かつ、蓄熱能力を備えた装置を
実用化させる狙いがある。
【０００４】「課題を解決する為の手段」蓄熱材を受熱
パネル部に適正に組み込むことにより、別置きの蓄熱装
置及び熱空気循環系統を省略する。即ち、受熱パネルの
下部に板状のレンガ等を敷き詰め、そのさらに下部に保
温材を敷き、密閉容器に収める。密閉容器の側面内部も
保温材でカバーされる。上面は透明ガラスまたは透明合
成樹脂等で覆われ、太陽光を取り入れる構造とする。ま
た、熱回収効率を上げる為、２重ガラス構造とし、間に
密閉された空気層を構成するか、または真空層とする場
合もある。
パネル部に適正に組み込むことにより、別置きの蓄熱装
置及び熱空気循環系統を省略する。即ち、受熱パネルの
下部に板状のレンガ等を敷き詰め、そのさらに下部に保
温材を敷き、密閉容器に収める。密閉容器の側面内部も
保温材でカバーされる。上面は透明ガラスまたは透明合
成樹脂等で覆われ、太陽光を取り入れる構造とする。ま
た、熱回収効率を上げる為、２重ガラス構造とし、間に
密閉された空気層を構成するか、または真空層とする場
合もある。
【０００５】「発明の実態の形態」以下、本発明の実施
の形態について図面にもとずいて具体的に説明する。図
１は本発明の概念系統図を示す。図において、１は受熱
パネルで波形の構造となっている。２は空気ヘッダー、
３は蓄熱材、４は保温材、５，６は夫々入り口、出口ダ
クト系統を示す。受熱パネル部は本例では４ブロックに
分かれているが、空気ヘッダーは連結している。又、左
側１番目のブロックは上面の透明ガラス９を透けて見え
る様子を、右側３ブロックは透明ガラス９に覆われた様
子をあらわす。７，８は夫々、大気吸入系統、ホットエ
ア送気ダクト系統、９は透明ガラス、１０は空気ヘッダ
ー空気孔、１１は送気ファンを示す。
の形態について図面にもとずいて具体的に説明する。図
１は本発明の概念系統図を示す。図において、１は受熱
パネルで波形の構造となっている。２は空気ヘッダー、
３は蓄熱材、４は保温材、５，６は夫々入り口、出口ダ
クト系統を示す。受熱パネル部は本例では４ブロックに
分かれているが、空気ヘッダーは連結している。又、左
側１番目のブロックは上面の透明ガラス９を透けて見え
る様子を、右側３ブロックは透明ガラス９に覆われた様
子をあらわす。７，８は夫々、大気吸入系統、ホットエ
ア送気ダクト系統、９は透明ガラス、１０は空気ヘッダ
ー空気孔、１１は送気ファンを示す。
【０００６】本システムの運用は以下のようになる。太
陽光を受熱パネル１に受けると、パネル表面の温度は次
第に上昇するが、パネルを覆っている内部空気の温度が
ある設定値を越えるまで、送気ファン１１は始動しな
い。内部空気温度が設定値を越えたとき、送気ファン１
１は起動し、大気吸入系統７より大気を吸入し、入り口
ダクト系統５を通り、空気ヘッダー２に供給する。導入
された空気は、各ブロックの空気ヘッダー（入り口）２
に行き渡り、空気孔１０を通り、上部を透明ガラス９、
下部、側部を蓄熱材３、保温材４で密閉された受熱パネ
ル部１へ供給される。供給された空気は高温の受熱パネ
ル１より熱を奪い、温度が上昇し、各ブロックの空気ヘ
ッダー（出口）２を通り、出口ダクト系統６を経て、ホ
ットエア送気ダクト系統８より室内に供給される。
陽光を受熱パネル１に受けると、パネル表面の温度は次
第に上昇するが、パネルを覆っている内部空気の温度が
ある設定値を越えるまで、送気ファン１１は始動しな
い。内部空気温度が設定値を越えたとき、送気ファン１
１は起動し、大気吸入系統７より大気を吸入し、入り口
ダクト系統５を通り、空気ヘッダー２に供給する。導入
された空気は、各ブロックの空気ヘッダー（入り口）２
に行き渡り、空気孔１０を通り、上部を透明ガラス９、
下部、側部を蓄熱材３、保温材４で密閉された受熱パネ
ル部１へ供給される。供給された空気は高温の受熱パネ
ル１より熱を奪い、温度が上昇し、各ブロックの空気ヘ
ッダー（出口）２を通り、出口ダクト系統６を経て、ホ
ットエア送気ダクト系統８より室内に供給される。
【０００７】この際、蓄熱材３は、以下の様な作用をす
る。受熱パネル１の温度が上昇するに連れ、近接する蓄
熱材３の温度も上昇するが、受熱パネル１の温度はこれ
により、逆に、温度上昇を緩和されることになる。即
ち、受熱パネル１の急激な温度上昇を妨げ、受熱パネル
１からの直接輻射損失（輻射エネルギーは絶対温度の４
乗に比例する。）を減らすことになる。また、太陽光の
受熱が無くなった後も、蓄熱材３に貯えられた熱は、供
給ホットエアの急激な低下を妨げ、長時間緩慢な温度低
下をもたらし、システムの安定運用が確保される。「発
明の効果」蓄熱材内蔵パネルにより、別置き蓄熱装置付
きシステムと同様な効果を得ることができ、システムが
簡素化し、設備のコストダウンと運用の簡便さが達成で
きる。
る。受熱パネル１の温度が上昇するに連れ、近接する蓄
熱材３の温度も上昇するが、受熱パネル１の温度はこれ
により、逆に、温度上昇を緩和されることになる。即
ち、受熱パネル１の急激な温度上昇を妨げ、受熱パネル
１からの直接輻射損失（輻射エネルギーは絶対温度の４
乗に比例する。）を減らすことになる。また、太陽光の
受熱が無くなった後も、蓄熱材３に貯えられた熱は、供
給ホットエアの急激な低下を妨げ、長時間緩慢な温度低
下をもたらし、システムの安定運用が確保される。「発
明の効果」蓄熱材内蔵パネルにより、別置き蓄熱装置付
きシステムと同様な効果を得ることができ、システムが
簡素化し、設備のコストダウンと運用の簡便さが達成で
きる。
【０００８】
【図１】本発明の概念系統図を示す。
【図２】受熱パネル構造及び空気ヘッダー構造概念図を
示す。
示す。
１ 受熱パネル ２ 空気ヘッダー（入り口および出口） ３ 蓄熱材 ４ 保温材 ５ 入り口ダクト系統 ６ 出口ダクト系統 ７ 大気吸入系統 ８ ホットエア送気系統 ９ 透明ガラス １０ 空気孔 １１ 送気ファン
Claims (1)
- 太陽光を受ける黒色受熱パネルの下に、蓄熱材として、
レンガ、コンクリート、セラミック等の固体層を設け、
下面と側面を保温材で内張りされ、上面は透明ガラス等
で覆われた密閉容器に収納し、受熱パネルの平面方向の
上下には、冷却用空気の入出を行う空気孔を備えた空気
ヘッダーを設置し、かつ大気を吸入する系統より送気フ
ァン経て上記空気ヘッダーに空気を供給する系統と、上
記受熱パネルより出口空気ヘッダーを経て、排出される
ホットエアを室内に導入する系統を具備したことを特徴
とする太陽光ホットエアシステム
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32731599A JP2001116369A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32731599A JP2001116369A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001116369A true JP2001116369A (ja) | 2001-04-27 |
Family
ID=18197779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32731599A Pending JP2001116369A (ja) | 1999-10-13 | 1999-10-13 | 蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001116369A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132151A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Mino Kogyo Kk | 太陽熱集熱瓦の集熱方法 |
| CN110272083A (zh) * | 2018-03-13 | 2019-09-24 | 吴良柏 | 新型太阳能海水淡化和水净化系统 |
-
1999
- 1999-10-13 JP JP32731599A patent/JP2001116369A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006132151A (ja) * | 2004-11-04 | 2006-05-25 | Mino Kogyo Kk | 太陽熱集熱瓦の集熱方法 |
| CN110272083A (zh) * | 2018-03-13 | 2019-09-24 | 吴良柏 | 新型太阳能海水淡化和水净化系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1108500C (zh) | 太阳能转换装置及空气循环系统 | |
| JP2010216758A (ja) | 家庭用太陽熱利用乾燥システム | |
| JP2001116369A (ja) | 蓄熱材内蔵型ソーラーホットエアシステム | |
| JP2879791B2 (ja) | 省エネルギパネルシステム | |
| JP2003074884A (ja) | ソーラーホットエア蓄熱床暖房装置 | |
| JPS5666629A (en) | Building utilizing solar heat | |
| CN210405220U (zh) | 太阳能热电联产装置 | |
| JPH11257761A (ja) | 太陽電池コジェネレーション方式 | |
| JPS5514453A (en) | Residential building | |
| JPS5677640A (en) | Curtain wall provided with solar heat collector | |
| CN207427041U (zh) | 太阳能热压通风器 | |
| JPH08285328A (ja) | 空気循環建物 | |
| JPH0755189A (ja) | 太陽電池組み込み省エネ型カーテンウォール | |
| KR20000026664A (ko) | 태양열 흡수변환장치가 설치된 건물베란다구조 | |
| JP2001033050A (ja) | 空調機能付ソーラ装置 | |
| CN213687650U (zh) | 一种混凝土原料烘干装置 | |
| CN216080699U (zh) | 一种建筑板材烘干装置 | |
| CN218597547U (zh) | 一种房屋隔热顶板 | |
| CN211399976U (zh) | 一种基于建筑维护结构蓄能的地板冷暖与除湿设备 | |
| JP2002081274A (ja) | ペリチェ素子体を用いたブラインド及び建造壁 | |
| JP2001132963A (ja) | 暖房設備 | |
| JPS57115634A (en) | Construction of hypocaust type solar house | |
| JPS59208336A (ja) | 地中蓄熱冷暖房システム | |
| CN2927621Y (zh) | 一种系统加热组合装置及一种加热装置 | |
| SU1636653A1 (ru) | Гелиодом |