JP2001115983A - 排水ポンプ車搭載水中ポンプ - Google Patents

排水ポンプ車搭載水中ポンプ

Info

Publication number
JP2001115983A
JP2001115983A JP29789199A JP29789199A JP2001115983A JP 2001115983 A JP2001115983 A JP 2001115983A JP 29789199 A JP29789199 A JP 29789199A JP 29789199 A JP29789199 A JP 29789199A JP 2001115983 A JP2001115983 A JP 2001115983A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pump
submersible
submersible pump
drainage
pumps
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29789199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Jinno
秀基 神野
Shuichiro Honda
修一郎 本田
Masahiro Kuramasu
政弘 倉益
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP29789199A priority Critical patent/JP2001115983A/ja
Publication of JP2001115983A publication Critical patent/JP2001115983A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置作業の困難性や、設置場所の制約を緩和
して、排水能力を大きくできるようにした排水ポンプ車
搭載水中ポンプを提供する。 【解決手段】 フロート28で水中に水平に吊り下げて
使用される水中ポンプ10であって、該水中ポンプ10
は、ポンプケーシング12の外周面に設けた結合用片1
4と締付け具16を介して横方向に並列結合自在に構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水設備のない場
所に移動して排水を行う排水ポンプ車に搭載され、現場
において水中に投入して排水を行うのに使用される排水
ポンプ車搭載水中ポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、支川から本川に流れ込む河川の
合流点などで、排水ポンプ機場設備のない地域にあって
は、大雨等による本川の増水に伴う水位上昇によって支
川から本川への自然排水ができなくなり、内水位が上昇
して冠水の恐れが生じる場合がある。このような場合
に、水中ポンプを搭載した排水ポンプ車を現場に移動さ
せ、水中ポンプを水面に浮かべたフロートで水中に水平
に吊り下げた状態で運転して排水することが広く行われ
ている。
【0003】ここで、この種の排水ポンプ車に搭載する
水中ポンプは、1台毎に分離して構成され、排水能力を
大きくする場合は、水中ポンプの台数を増やすか、また
は水中ポンプの口径を大きくすることが一般に行われて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術のように、排水能力を大きくするため水中ポンプの
台数を増やすと、水中ポンプを水中に吊り下げるフロー
トの数も多くなり、例えば風や水流等によって水中ポン
プが移動した時に、水中ポンプの吸込位置や吐出ホース
が相互に干渉することがある。これを避けるためには、
広いポンプ投入面積が必要で、しかも水中ポンプの係留
も各ポンプ毎に行う必要があって、この作業がかなり繁
雑となる。
【0005】また、排水能力を大きくするため水中ポン
プの口径を大きくすると、水中ポンプが大型になるので
必要水深がより深くなり、水深が浅い場合にはポンプを
設置できないばかりでなく、吐出ホースが太くなってこ
の取り回しが困難になり、緊急の場合に水中ポンプを迅
速に設置できない場合があるといった問題があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、設置作業の困難性や、設置場所の制約を緩和して、
排水能力を大きくできるようにした排水ポンプ車搭載水
中ポンプを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、排水ポンプ車に搭載され、フロートで水中に水平に
吊り下げて使用される水中ポンプであって、該水中ポン
プは、横方向に並列結合自在に構成されていることを特
徴とする排水ポンプ車搭載水中ポンプである。
【0008】これにより、複数の水中ポンプを横方向に
並列結合して一体化し、これをフロートで水中に吊り下
げて排水能力を大きくすることができ、従って、吐出ホ
ースの取り回しが比較的容易な口径の小型の水中ポンプ
を使用して水深が浅くても設置可能となし、しかも風や
水流等による水中ポンプ相互間の干渉をなくし、かつ設
置作業も迅速に行うことができる。
【0009】請求項2に記載の発明は、ポンプケーシン
グの端部に任意の方向に向けて着脱自在な吸込ベルを有
することを特徴とする請求項1記載の排水ポンプ車搭載
水中ポンプである。これにより、ポンプ投入場所の状況
に合わせ、各水中ポンプの吸込ベルの方向を、例えば左
右に拡がった方向等、任意に設定することができる。
【0010】請求項3に記載の発明は、水車を原動機と
したことを特徴とする請求項1または2記載の排水ポン
プ車搭載水中ポンプである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態の2
台の水中ポンプを横方向に並列結合して水中に設置した
状態の一部切断の正面図を、図2は図1のA方向矢視図
をそれぞれ示す。
【0012】図1及び図2に示すように、水中ポンプ1
0の円筒状のポンプケーシング12の外周面には、この
上面側と下面側に4隅部に位置して、横断面コ字状の結
合片14が各4個づつ(合計8個)設けられ、この各結
合片14の内部には、側方に貫通する貫通孔14aが設
けられている。これにより、水中ポンプ10を横方向に
並列させ、互いに対向する結合片14同士を当接させ状
態で、この結合片14の貫通孔14a内に結合ボルト1
6を挿通して締め付けることで、水中ポンプ10を横方
向に並列結合して一体化できるように構成されている。
【0013】なお、図示していないが、互いに一体化し
た2台の水中ポンプの側方に他の水中ポンプを並列さ
せ、前記と同様にして、この水中ポンプを前記一体化し
た2台の水中ポンプの一方に結合ボルトを介して結合
し、これを順次繰り返すことで、任意の数の水中ポンプ
を横方向に並列結合できるようになっている。
【0014】前記ポンプケーシング12の吸込側端部に
は、一方向に湾曲した吸込ベル18が任意の向きで着脱
自在に連結され、吐出側端部には、吐出ケーシング20
が連結されている。この吐出ケーシング20には、ポン
プケーシング12の内部に収納した水中ポンプ(図示せ
ず)から延びる動力ケーブル22を挿通させる長穴20
aが設けられ、更にこの自由端側の吐出口に吐出ホース
24が接続されている。
【0015】そして、排水現場において、水面26にフ
ロート28を浮かせ、ポンプ吊り下げ具30を介して、
水中ポンプ10を水中に水平に吊り下げて設置して使用
するようになっている。
【0016】次に、この実施の形態の水中ポンプの使用
例について説明する。先ず、排水能力に合わせて、複数
台(図示では2台)の水中ポンプ10を横方向に並列結
合して一体化する。そして、ポンプ投入場所の状況に合
わせ、必要に応じて、例えば左右に拡がった方向等、各
水中ポンプ10の吸込ベル18の方向を変更する。
【0017】この状態で、横方向に並列結合して一体化
した水中ポンプ10とフロート28とをポンプ吊り下げ
具30で繋ぎ、水中に投入することで、水面26にフロ
ート28を浮かせ、ポンプ吊り下げ具30を介して、水
中ポンプ10を水中に水平に吊り下げて設置し、しかる
後、水中モータを駆動し水中ポンプ10を運転して排水
する。
【0018】このように、複数台の水中ポンプ10を横
方向に並列結合して一体化することで排水能力を大きく
することができ、これにより、吐出ホース24の取り回
しが比較的容易な口径の小型の水中ポンプ10を使用し
て水深が浅くても設置可能となし、しかも風や水流等に
よる水中ポンプ10,10相互間の干渉をなくすととも
に、ポンプ相互の吐出口の位置を固定して吐出ホース2
4,24相互の干渉をなくすことができる。更に、例え
ば2個のフロート28で一体化した水中ポンプ10を吊
り下げることができるので、排水現場でのフロート28
の取付け作業が簡単で、緊急作業に適しており、水中ポ
ンプの設置作業を迅速に行うことができる。
【0019】なお、この実施の形態は、動力機として水
中モータを使用した例を示しているが、この水中モータ
の代わりに水車を使用するようにしても良い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の水中ポンプを横方向に並列結合して一体化し、こ
れをフロートで水中に吊り下げて排水能力を大きくする
ことができる。これにより、吐出ホースの取り回しが比
較的容易な口径の小型の水中ポンプを使用して水深が浅
くても設置可能となし、しかも風や水流等による水中ポ
ンプ相互間の干渉をなくし、かつ設置作業も迅速に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の2台の水中ポンプを結合
して水中に設置した状態の一部切断の正面図である。
【図2】図1のA方向矢視図である。
【符号の説明】
10 水中ポンプ 12 ポンプケーシング 14 結合片 14a 貫通孔 16 結合ボルト 18 吸込ベル 20 吐出ケーシング 22 動力ケーブル 24 吐出ホース 28 フロート 30 ポンプ吊り下げ具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 倉益 政弘 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3H034 AA01 AA20 BB01 BB08 BB12 CC03 DD01 DD02 DD26 DD30 EE05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水ポンプ車に搭載され、フロートで水
    中に水平に吊り下げて使用される水中ポンプであって、 該水中ポンプは、横方向に並列結合自在に構成されてい
    ることを特徴とする排水ポンプ車搭載水中ポンプ。
  2. 【請求項2】 ポンプケーシングの端部に任意の方向に
    向けて着脱自在な吸込ベルを有することを特徴とする請
    求項1記載の排水ポンプ車搭載水中ポンプ。
  3. 【請求項3】 水車を原動機としたことを特徴とする請
    求項1または2記載の排水ポンプ車搭載水中ポンプ。
JP29789199A 1999-10-20 1999-10-20 排水ポンプ車搭載水中ポンプ Pending JP2001115983A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29789199A JP2001115983A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 排水ポンプ車搭載水中ポンプ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29789199A JP2001115983A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 排水ポンプ車搭載水中ポンプ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001115983A true JP2001115983A (ja) 2001-04-27

Family

ID=17852457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29789199A Pending JP2001115983A (ja) 1999-10-20 1999-10-20 排水ポンプ車搭載水中ポンプ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001115983A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003014574A1 (en) 2001-08-06 2003-02-20 Eric Thiriez Floating pump assembly
JP2007255236A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Kubota Corp 排水ポンプ
JP2020079579A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 株式会社荏原製作所 ポンプ装置の懸架方法、およびポンプ装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003014574A1 (en) 2001-08-06 2003-02-20 Eric Thiriez Floating pump assembly
AU2002355497B2 (en) * 2001-08-06 2008-01-10 Eric Thiriez Floating pump assembly
JP2007255236A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Kubota Corp 排水ポンプ
JP2020079579A (ja) * 2018-11-13 2020-05-28 株式会社荏原製作所 ポンプ装置の懸架方法、およびポンプ装置
JP7143187B2 (ja) 2018-11-13 2022-09-28 株式会社荏原製作所 ポンプ装置の懸架方法、およびポンプ装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2500925C2 (ru) Подводная насосная система
ATE308672T1 (de) Modulares unterwasserverarbeitungssystem
JP2001115983A (ja) 排水ポンプ車搭載水中ポンプ
JP4835280B2 (ja) 立軸樹脂製水中ポンプ
CN216157598U (zh) 一种市政管道地下埋设装置
CN201110665Y (zh) 强力防堵塞自动排污护壁型回灌装置
CN101158515A (zh) 强力防堵塞自动排污护壁型回灌装置
CN114575418A (zh) 一种取水浮动平台泵站
JP2001214884A (ja) 揚排水ポンプ設備、及び、ポンプ
KR200388323Y1 (ko) 수중 모터 펌프 장치
JPH11287194A (ja) 揚水装置
JPH11323884A (ja) 排水ポンプシステム
JPH0223298A (ja) 海底に設ける海水送水システム
JPH0411126A (ja) ウォータージェット/サクション併用埋設機及びその埋設工法
CN217204260U (zh) 一种密封性强的预制混凝土检查井井盖
KR200368934Y1 (ko) 하천 저수지 수중바닥 퇴적토 제거 장비
JP7220001B1 (ja) 地面の穴あけ機
JP3530826B2 (ja) 簡易雨水ポンプ場
JP3958484B2 (ja) 水中モータポンプ
JP2001214885A (ja) 水中モータポンプ
JP2003328423A (ja) 雨水管渠
CN212801534U (zh) 一种水下灌注桩清渣设备
JP3331515B2 (ja) 浮揚式排水機場及び排水機場の振動減衰方法
JP3059294U (ja) エンジン式ポンプ
JP2001165086A (ja) 排水ポンプ車用水中モータポンプ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20031215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070313

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070703