JP2001115658A - コンピュータを用いた建築物の動線計画方法 - Google Patents

コンピュータを用いた建築物の動線計画方法

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JP2001115658A
JP2001115658A JP29413499A JP29413499A JP2001115658A JP 2001115658 A JP2001115658 A JP 2001115658A JP 29413499 A JP29413499 A JP 29413499A JP 29413499 A JP29413499 A JP 29413499A JP 2001115658 A JP2001115658 A JP 2001115658A
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computer
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house
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Minoru Funaki
実 船木
Kazuaki Kuratate
和明 倉立
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Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設計済の住宅等の間取りが一日当たりの建築
物の内外での平均的な総移動距離等の観点から適切であ
るか否かを効果的に検討することができるコンピュータ
を用いた建築物の動線計画方法を提供すること。 【解決手段】 コンピュータ11を用いて建築物の各階
毎の平面図を作成するに際して、上記建築物の内外に特
定人の滞在頻度の高い複数の拠点を設定するとともに、
上記特定人が一日の間にこれらの拠点間で移動する平均
的な移動パターンである動線を入力した後、上記コンピ
ュータで上記平面図に基づいて各拠点間の距離を求めか
つ上記動線に基づいて各拠点間の移動回数を求めること
により、上記建築物の内外での上記特定人の一日の推定
総移動距離を算出するコンピュータを用いた建築物の動
線計画方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物を
CG画像(コンピュータグラフィックスによる画像)に
より表示する場合等に、上記建築物の内外での特定人の
一日の推定総移動距離を算出したり、上記建築物の内外
での特定人の一日の平均的な移動パターン(動線)に従
って上記建築物の内外で人物像が移動する様子をCG画
像で表示させたりする、コンピュータを用いた建築物の
動線計画方法、並びに係る方法をコンピュータに実行さ
せるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能
な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅等の建築物の建築に際して、
一通りの設計が終了した建築予定の住宅に対応した3次
元形状データを作成し、建築会社の営業所等におけるプ
レゼンテーションルーム(表示室)に設置したワークス
テーションを用いて、上記3次元形状データに基づき上
記住宅をCG画像としてスクリーン等の適宜の表示装置
上に表示させるようにした表示方法が提案されている
(特開平9−106408号公報参照)。その場合、建
築会社の操作者等が表示された建築物に対する視点を適
宜移動又は静止させることにより、上記表示装置上で上
記建築会社を画ウォークスルーが又は静止画として表示
することができる。
【0003】係る表示方法によれば、顧客は、建築予定
の住宅の内外を実際に歩き回っているのと同様の体験
(いわゆる、ウォークスルー)をCG画像上で行うこと
ができるので、建築予定の住宅の各部の設計が適切であ
るかの検討を極めて的確に行うことができ、ウォークス
ルーの結果に基づいて、適宜住宅の設計の変更等を行う
ことができる。従って、顧客に設計図面を提示するのみ
で住宅の建築を行ったような場合と比べて、CG画像に
よるウォークスルーに基づいた修正等を行った場合は、
住宅の建築後における設計不良や使用勝手の悪さ等の顧
客からのクレームが大幅に少なくなり、建築会社及び顧
客の双方にとって有益である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、住宅の設計
に際して、家事労働者(主婦等)にとって使用頻度の高
い部屋又は場所(居間、厨房、洗濯場、物干し場等)同
士が互いに離れすぎていると、これらの部屋又は場所間
での移動距離が長くなり、上記家事労働者の身体的な負
担が大きくなって、使用勝手(居住性)が悪くなる問題
がある。
【0005】そのため、本発明では、CG画像によるウ
ォークスルーを行う場合等に、設計済の住宅等の間取り
が一日当たりの建築物の内外での平均的な総移動距離等
の観点から適切であるか否かを効果的に検討することが
できるコンピュータを用いた建築物の動線計画方法を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の請求項1のコンピュータを用いた建築物の
動線計画方法は、コンピュータを用いて建築物の各階毎
の平面図を作成するに際して、上記建築物の内外に特定
人(複数人ではなく、単一の人であることを意味す
る。)の滞在頻度の高い複数の拠点を設定するととも
に、上記特定人が一日の間にこれらの拠点間で移動する
平均的な移動パターンである動線を入力した後、上記コ
ンピュータで上記平面図に基づいて各拠点間の距離を求
めかつ上記動線に基づいて各拠点間の移動回数を求める
ことにより、上記建築物の内外での上記特定人の一日の
推定総移動距離を算出することを特徴とするものであ
る。
【0007】なお、上記方法を実行するために所定のプ
ログラムがインストールされたコンピュータ等により構
成される動線計画装置は、外部入力に基づいて建築物の
各階毎の平面図を作成して記憶する平面図作成記憶手段
と、外部入力に基づいて上記建築物の内外に設定される
上記特定人の滞在頻度の高い複数の拠点を記憶する拠点
記憶手段と、外部入力に基づいて上記特定人の一日にお
ける上記複数の拠点間での平均的な移動パターンである
動線を記憶する動線記憶手段と、上記平面図に基づいて
各拠点間の距離を求めるとともに上記動線に基づいて各
拠点間の移動回数を求めて、上記建築物の内外での上記
特定人の一日の推定総移動距離を算出する総移動距離算
出手段とを備えている。
【0008】請求項2のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1の方法において、上記平面図上で上記
動線に沿って目印が移動するように表示することを特徴
とするものである。
【0009】請求項3のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1又は2の方法において、上記建築物は
住宅であり、かつ上記特定人は家事労働者であって、上
記動線は標準的な家事労働者の住宅の内外での一日の標
準的な移動パターンであることを特徴とするものであ
る。この場合、上記拠点の種類及び数や拠点間での移動
パターン自体は一定であっても、個々の住宅における拠
点の位置や拠点間の距離の相違に応じて上記推定総移動
距離は相違することになる。
【0010】請求項4のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1又は2の方法において、上記建築物は
住宅であり、かつ上記特定人は家事労働者であって、上
記動線は当該家事労働者の住宅の内外での一日の標準的
な移動パターンであることを特徴とするものである。
【0011】請求項5のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項3又は4の方法において、上記拠点は居
間、厨房、家事室、洗濯場、物干し場、電話配置場所、
玄関及び寝室を含むことを特徴とするものである。
【0012】請求項6のコンピュータを用いた動線計画
方法は、コンピュータを用いて所望の構造の建築物の形
状データを作成し、この形状データに対して設定した視
点を移動又は静止させることにより上記コンピュータの
付属する表示装置上に上記建築物の内外をCG画像によ
り動画または静止画として表示するに際して、上記建築
物の内外に特定人の滞在頻度の高い複数の拠点を設定す
るとともに、上記特定人が一日の間にこれらの拠点間で
移動する平均的な移動パターンである動線を入力した
後、上記複数の拠点間での上記特定人の平均的な移動パ
ターンに沿って人物像が移動する様子をCG画像により
表示させることを特徴とするものである。
【0013】請求項7のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項6の方法において、上記人物像は上記特
定人を表す映像であるを特徴とするものである。
【0014】請求項8の記録媒体は、請求項1乃至7の
いずれかの間取り検討方法を実行するためのプログラム
を記録したコンピュータ読取可能な記録媒体である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、表示
室1には、その2つのコーナ部近傍に各々回動式のドア
2が設けられ、後部(図2の下部)の壁3に、昇降可能
なブラインド4aを有する上下方向に長い窓4が形成さ
れる一方、前部(図2の上部)の壁3には、矩形状のス
クリーン5が嵌め込まれている。このスクリーン5は、
例えば、サイズが100インチ以上程度の大画面(画素
数は、例えば、1280×1024ドット程度又はそれ
以上)のものである。
【0016】表示室1の後部の壁3の天井付近には、例
えば、3本の投影管6を有するプロジェクタ7(投影
機)が設置され、プロジェクタ7からスクリーン5に向
けて投影像が投影されるようになっている。なお、スク
リーン5の裏側に別途投影室を設け、スクリーン5の裏
面側から投影するようにしてもよい。
【0017】表示室1内には、スクリーン5上に投影さ
れるCG画像を鑑賞する顧客K等が使用するための複数
の椅子8及びテーブル9等が配置されるとともに、この
テーブル9上の片隅には、顧客Kが建築しようとする住
宅に関するCG画像を作成してスクリーン5に表示させ
るためのワークステーション11(コンピュータ)の表
示装置12(CRT:Cathode Ray Tube等)と、入力装
置としてのキーボード13及びマウス14が設置されて
いる。
【0018】また、表示室1のコーナ部付近に配置した
補助テーブル15の下方には、上記ワークステーション
11の本体部分を成す演算処理装置16が設置されると
ともに、補助テーブル15上には、スクリーン5上に表
示される画像を適宜印刷するためのカラープリンタ17
やワークステーション11内に画像を取り込むためのス
キャナ18が載置されている。さらに、表示室1内には
顧客Kの身体等の3次元的形状を測定するための3次元
カメラ19(例えば、ミノルタ株式会社製のVIVID700
(商品名))が配置されている。
【0019】上記演算処理装置16は、具体的に図示し
ないが、制御部、演算部及び記憶部等を備えている。そ
して、この演算処理装置16には、住宅(建築物)の各
階の間取りや備品類の配置等を表す平面図等を作成する
ことにより当該住宅を表す3次元形状データを作成する
ための住宅データ作成用プログラムP1、上記3次元形
状データに基づいて上記住宅の各部を動画又は静止画と
してCG画像により描写してウォークスルーを行うため
のCG画像生成用プログラムP2、並びに予め入力され
た標準的な家事労働者の標準的な移動パターン(動線)
又は家事労働者である個々の顧客K毎に入力される顧客
K自身の移動パターンに従って一日当たりの上記住宅の
内外での推定総移動距離を算出したり、上記移動パター
ンに沿って人物像が移動する様子をCG画像で表示させ
たりするための動線計画用プログラムP3等がCD−R
OM等の適宜の記録媒体からインストールされている。
【0020】上記各プログラム、特に、動線計画用プロ
グラムP3がインストールされることにより、上記演算
処理装置16(動線計画装置)は、具体的に図示しない
が、外部入力に基づいて建築物の各階毎の平面図を作成
して記憶する平面図作成記憶手段と、外部入力に基づい
て上記建築物の内外に設定される上記特定人の滞在頻度
の高い複数の拠点を記憶する拠点記憶手段と、外部入力
に基づいて上記特定人の一日における上記複数の拠点間
での平均的な移動パターンである動線を記憶する動線記
憶手段と、上記平面図に基づいて各拠点間の距離を求め
るとともに上記動線に基づいて各拠点間の移動回数を求
めて、上記建築物の内外での上記特定人の一日の推定総
移動距離を算出する総移動距離算出手段とを備えること
になる。なお、上記した各種プログラムP1乃至P3を
記録した記録媒体を製造、販売等する行為は本発明の技
術的範囲に含まれるものである。
【0021】表示室1内でのCG画像の表示に先立っ
て、図3に示すように、建築会社の操作者Sが、予め、
顧客Kの建築予定の住宅Hの各階の平面図等をワークス
テーション11の表示装置12に表示される平面図作成
用画面G1の画像表示領域A1内に、右側の道具類表示
領域A2に表示される道具類T(ボタン、選択欄等)を
用いて作成する。
【0022】この平面図の作成手順は、詳細には説明し
ないが、道具類表示領域A2に表示される道具類Tを用
いて「部屋名」と「広さ」を指定するとともに、画像表
示領域A1内で当該「部屋」を配置する位置をマウス1
4等で指定するのみで間取りの設計を行えるようになっ
ている。また、各部屋に配置する「備品類」の「種類」
と配置する位置を指定するのみで備品類の配置を行え
る。
【0023】上記した設計に使用する各部屋や備品類
は、予め高さ寸法を備えた3次元形状データとして作成
されているため、図3のような平面図を住宅の各階毎に
作成するのみで、住宅及び備品類の3次元形状データが
作成され、この3次元形状データには、必要により、色
付け等の加工が行われる。
【0024】なお、ワークステーション11上で住宅の
3次元形状データを作成する以外に、予め別途CADシ
ステム等で作成した住宅の図面データ(3次元形状デー
タ)をワークステーション11に取り込んで利用するよ
うにしてもよい。また、後述する動線計画時の人物像の
基本形状データとして用いるため、顧客Kの身体の3次
元形状を3次元カメラ19で撮影しておく。この撮影
は、顧客Kの身体の前後左右等、複数方向から行ってお
くことが好ましい。
【0025】以下、まず、顧客Kが表示室1を訪問した
際に行うウォークスルーに際して、スクリーン5上に顧
客Kの建築予定の住宅の内外をCG画像で動画又は静止
画として表示するためのCG画像の生成原理について説
明する。住宅を表す3次元形状データを単純化して、例
えば、図4にCで示すような形状に対応したものである
とし、視点をV、注視点をUとすると、視線方向Dは視
点Vから注視点Uに向かう方向となる。
【0026】視点Vから視線方向Dを見た場合の画像を
CG画像として生成する際には、視線方向Dを左右方向
及び上下方向の中心線として所定の視野角度に対応した
四角錐Eが設定され、上記3次元形状データC中の四角
錐Eに含まれる領域を投影面F(四角錐Eの断面)に投
影した2次元画像が切り出されて、この投影面F内の画
像(図4中H部参照)が図1中のスクリーン5等にウォ
ークスルー用のCG画像Qとして表示される。
【0027】このような視点V及び視線方向Dに基づい
てCG画像Qを生成するための演算は、前記CG画像生
成用プログラムP2により実行される。なお、例えば、
視点Vを前進させると、上記3次元形状データC中の四
角錐Eに含まれる領域が縮小するため、CG画像Qでは
上記住宅により接近した状態が描写される。このよう
に、視点Vの前進又は後退或いは視線方向の転換に応じ
て、住宅の内外がCG画像により動画又は静止画として
表示される。
【0028】以下、具体的なウォークスルーの手順を説
明する。図3の道具類表示領域A2でウォークスルーボ
タンB1をクリックすると、図5のウォークスルー用画
面G2が表示される。このウォークスルー用画面G2の
サブウインドーA3内に作成済の平面図が縮小表示さ
れ、ここで、操作者SがCG画像生成の基準となる視点
V及び注視点Uを設定することにより、視点Vから注視
点Uを見た場合の仮想的な画像がCG画像によりウォー
クスルーの初期画面として画像表示領域A1に表示され
る。ここでは、視点V及び注視点Uを居間内に設定した
場合のウォークスルー画面が例示されている。
【0029】そして、ウォークスルーに際して、操作者
Sが道具類表示領域A2における「前進」、「後退」、
「左回転」、「右回転」、「上回転」、「下回転」等の
各ボタンB2〜B7を適宜クリックすること等により、
上記した視点Vの移動や視線方向Dの転換を行わせる
と、これに応じて、画像表示領域A1及びスクリーン5
上に視点Vや視線方向Dの変化に応じて、住宅の室内等
をCG画像Qにより動画又は静止画として表示される。
【0030】すなわち、「前進」または「後退」ボタン
B2、B3をクリックすると視点Vが前進または後退す
ることにより、図示しないが、画像表示領域A1及びス
クリーン5内でCG画像Qが拡大または縮小されること
になる。図6には、図5の状態から視点Vを前進させた
状態が表示されている。また、「左回転」又は「右回
転」ボタンB4、B5等をクリックすると、視線方向D
が左方向又は右方向等へ変化し、それに応じて、画像表
示領域A1及びスクリーン5に表示されるCG画像が変
化する。
【0031】次に、上記動線計画用プログラムP3で家
事労働者である顧客Kの一日当たりの推定総移動距離の
算出等を行うことによって住宅の間取りの良し悪しの評
価を行う手順を説明する。ここで、動線とは、住宅の内
外の主要な拠点を家事労働者等が移動する移動パターン
(移動順序)を意味する。図6等において、動線計画ボ
タンB8をクリックすると、図7の動線計画画面に切り
替わり、画像表示領域A1には再度平面図が表示され
る。本実施の形態では、動線計画における標準の拠点と
して、予め寝室、厨房、食堂、居間(電話配置場所)、
家事室(和室兼用)、洗面所内の洗濯場(洗濯機配置場
所)、屋外の物干し場、居間内の電話配置場所及び玄関
が設定され、拠点表示欄C1に表示されている。
【0032】上記拠点以外に家事労働者である顧客Kが
頻繁に出入りする部屋や場所があれば、拠点追加ボタン
B9をクリックした後、画像表示領域A1上で当該部屋
や場所をクリックすると、その部屋や場所が拠点として
追加され、拠点表示欄C1にその部屋や場所の名称が表
示される。
【0033】次に、移動パターンの入力方法につき述べ
る。移動パターンとは、家事労働者が一日の各時間帯毎
に住宅の内部及び住宅周辺の住宅外部(庭等)をどのよ
うに移動するか、特に上記各拠点を各々どの程度の頻度
で、また、どのような順序で訪れるかを示すものであ
る。個々の顧客Kの移動パターンを決定するには、予め
演算処理装置16に入力されている標準的な移動パター
ンを選択する方法と、個々の顧客Kの移動パターンを個
別に入力する方法とがある。
【0034】上記標準的な移動パターンとは、予め多数
の顧客Kからのアンケート調査に基づいて作成されたも
のである。調査内容は、家事労働者である顧客Kの一日
の概略のスケジュール(起床時刻、朝食等の各食事の時
刻、洗濯、物干し、アイロン掛け等の家事を行う標準的
な時間帯、就寝時刻等)と、一日当たりの平均の炊事の
回数、洗濯、物干し、アイロン掛け、掃除等の各種家事
の頻度(各々毎日、隔日、週2回等)である。このよう
な調査結果に基づいて、例えば、図8の動線タイムチャ
ートに示すような標準的な家事労働者の一日の各時間帯
毎の移動パターンが作成され、演算処理装置16に記憶
されている。
【0035】すなわち、図8の横軸は時刻、縦軸は上記
各拠点を示しており、この動線タイムチャートは各時刻
に家事労働者がどの拠点に滞在しているかを折れ線によ
って表している。なお、後述の推定総移動距離の算出等
を容易にするため、上記拠点以外の部屋等に滞在してい
る時間帯や外出中の時間帯は無視しているが、上記拠点
に含まれていない部屋、例えば、浴室、便所等を拠点に
加えることも可能であり、その場合、一層正確な推定総
移動距離の算出等が行える。上記した標準的な移動パタ
ーンを選択する場合、移動パターンボタンB10をクリ
ックした後、「標準」をクリックすればよい。
【0036】一方、個々の顧客K自身の移動パターンを
入力する場合は、移動パターンボタンB10と「個別」
とをクリックした後、上記と同様に、当該顧客Kの標準
的な一日のスケジュールと洗濯、アイロン掛けの頻度等
を、例えば、キーボード13により入力すると、演算処
理装置16によって当該顧客Kの移動パターンに対応し
た図8と同様の動線タイムチャートが作成される。な
お、上記標準的な移動パターンを選択した場合、個々の
顧客Kの移動パターンを演算処理装置16に入力する手
間が省ける利点がある。
【0037】上記のように、家事労働者である顧客Kの
住宅の内外での一日の移動パターンを入力した後、総移
動距離算出ボタンB11をクリックすると、演算処理装
置16は顧客Kの一日当たりの推定総移動距離を算出す
る。この算出は、図8のような動線タイムチャートに基
づいて、各拠点間の移動距離を総和することにより行わ
れる。
【0038】例えば、上記動線タイムチャート中の午前
6時頃に生じる最初の移動aは寝室と厨房間のものであ
るから、図3等の平面図に基づいて寝室と厨房間の距離
を求める。次の移動bは、厨房と食堂間のものであるか
ら上記平面図に基づいて厨房と食堂間の距離を求める。
以下、同様にして動線タイムチャート中のすべての移動
における移動距離を求め、これらの距離を総和すればよ
い。以上のようにして算出された推定総移動距離は、総
移動距離表示欄C2に表示される。
【0039】なお、上記推定総移動距離は、主要な拠点
間の移動のみを考慮したものであるから、実際の一日の
総移動距離は上記推定総移動距離より大きくなりがちで
ある。従って、推定総移動距離の算出に際しては、この
ような拠点以外の部屋や場所等への移動に関する係数α
(拠点外係数)を考慮することができる。なお、具体的
なαの値は、選択する拠点の数に応じて変化し、全部屋
数に対する拠点の数の割合が増加する程αの値は小さく
なる関係にある。
【0040】また、実際の家事労働中には、例えば、洗
濯作業中に電話の応対に出る必要が生じたり、不意の来
客があって玄関まで移動したり等の不確定要素に伴う移
動が生じるので、この面からも実際の一日の総移動距離
は上記推定総移動距離より大きくなる傾向にある。従っ
て、推定総移動距離の算出に際しては、上記のような不
確定な要素を加味するために不確定係数βを用いること
ができる。この結果、上記動線タイムチャートに基づい
て算出された推定総移動距離をL0、拠点外係数をα、
不確定係数をβとして、L=L0×(1+α+β)を実
際の推定総移動距離として用いることができる。
【0041】顧客Kは算出された一日当たりの推定総移
動距離に基づいて、住宅の間取りが適切であるかを判断
する。この場合、算出された値を予め定めた基準値と比
較することにより、推定総移動距離が「大」、「中」、
「小」等の多段階評価を行って表示することができる。
なお、多段階評価の基準値の一例を表1に示す。
【表1】
【0042】顧客Kは上記評価結果に基づき、必要に応
じて住宅の間取りの変更を行うことができる。この場
合、推定総移動距離を減少させるためには、相互に関連
性の高い部屋又は場所同士、例えば、洗濯場、物干し場
及び家事室等を互いにできる限り接近させることが好ま
しい。
【0043】次に、上記移動パターン、つまり動線を平
面図上で表示させたい場合、動線表示ボタンB12をク
リックすると、図9に示すように、平面図上で上記動線
に沿って、顧客Kに見立てた目印Mが移動する様子を動
画で表示することができる。例えば、図9中矢印aは、
前記動線タイムチャート中の移動aに対応し、矢印b
は、前記動線タイムチャート中の移動bに対応してい
る。なお、一日の顧客Kの動きを実時間で表示すること
は極めて非効率であるので、実際には、一日の顧客Kの
動きを、例えば、1分間程度の短時間に圧縮した上で目
印Mの動きによって表示する。
【0044】上記のように、動線に沿った顧客Kの動き
を目印Mで動画表示することにより、間取り、特に、関
連性の高い部屋や場所同士(洗濯場と物干し場及び家事
室等)の位置関係が適切であるかどうかを一層容易に判
断することができる。
【0045】次に、動線に沿った顧客Kの動きをウォー
クスルーの要領でCG画像によって表示させたい場合、
人物像表示ボタンB13をクリックすると、図10に示
すように、人物像Jが動線に沿って動く様子がCG画像
により表示される。図10では、人物像Jが厨房から食
堂へ移動する様子が示されている。
【0046】ここでは、前記ウォークスルー時とは異な
り、操作者Sが視点Vを移動させなくても、視点Vが動
線に沿って自動的に移動させられることにより、CG画
像が動画として生成、表示される。実際には、視点Vは
人物像Jの位置ではなく、人物像Jから所定距離だけ離
れた位置に設定されるが、この場合の視点Vは人物像J
の位置と常時一定間隔で移動させればよいので、視点V
の動きは上記動線に基づいて演算処理装置16で容易に
決定できる。なお、この場合も、一日に渡る顧客Kの動
きが、例えば、1分間程度の短時間に圧縮されて表示さ
れる。
【0047】上記例では、CG画像中に顧客K自身の映
像を人物像Jとして表示するようにしたが、人物像Jは
顧客K自身の映像でなくても、予め準備された標準的な
映像であってもよく、その場合は、3次元カメラ19等
で顧客Kの画像を撮影する手間が省ける利点がある。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
のコンピュータを用いた建築物の動線計画方法は、コン
ピュータを用いて建築物の各階毎の平面図を作成するに
際して、上記建築物の内外に特定人の滞在頻度の高い複
数の拠点を設定するとともに、上記特定人が一日の間に
これらの拠点間で移動する平均的な移動パターンである
動線を入力した後、上記コンピュータで上記平面図に基
づいて各拠点間の距離を求めるとともに上記動線に基づ
いて各拠点間の移動回数を求めることにより、上記建築
物の内外での上記特定人の一日の推定総移動距離を算出
するようにしたので、この推定総移動距離に基づいて建
築物内での各拠点の配置が適切であるか否かを評価でき
る利点がある。例えば、上記一日当たりの推定総移動距
離が過大であると考えられる場合、滞在頻度の高い複数
の拠点同士がより近接するように上記建築物の間取り等
を変更することにより、上記推定総移動距離を減少さ
せ、使用勝手(居住性)を向上させることができる。
【0049】請求項2のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1の方法において、上記平面図上で上記
動線に沿って目印が移動するように表示するようにした
ので、上記建築物内での上記特定人の動きが一層具体的
に把握できて好適である。
【0050】請求項3のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1又は2の方法において、上記建築物は
住宅であり、かつ上記特定人は家事労働者であって、上
記動線は標準的な家事労働者の住宅の内外での一日の標
準的な移動パターンであるので、標準的な家事労働者が
標準的な家事労働を行った場合の一日当たりの推定総移
動距離が算出されることにる。その場合、個々の顧客の
移動パターンを一々コンピュータに入力することなく、
予めコンピュータに記憶されている標準的な移動パター
ンに基づいて当該建築物の内外での推定総移動距離を算
出できるので、操作性を向上させることができる。
【0051】請求項4のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項1又は2の方法において、上記建築物は
住宅であり、かつ上記特定人は家事労働者であって、上
記動線は当該家事労働者の住宅の内外での一日の標準的
な移動パターンであるから、個々の顧客毎の一日当たり
の推定総移動距離を一層的確に算出することができる。
【0052】請求項5のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項3又は4のいずれか記載の方法におい
て、上記拠点は居間、厨房、家事室、洗濯場、物干し
場、電話配置場所、玄関及び寝室を含むものであるか
ら、一般に使用頻度が高いと考えられるこれらの部屋又
は場所間での家事労働者の移動量を定量的に評価するこ
とができる利点がある。
【0053】また、上記推定総移動距離の算出に際し
て、住宅内外のあらゆる部屋や場所、あらゆる位置を考
慮した場合、上記移動パターンの入力処理及び推定総移
動距離の算出手順が極めて煩雑になるが、予め住宅内外
の主要な拠点のみを設定し、これらの拠点間の移動のみ
を考慮して推定総移動距離の算出を行うことにより、移
動パターンの入力及び推定総移動距離の算出を比較的容
易に行うことができる。
【0054】請求項6のコンピュータを用いた動線計画
方法は、コンピュータを用いて所望の構造の建築物の形
状データを作成し、この形状データに対して設定した視
点を移動又は静止させることにより上記コンピュータの
付属する表示装置上に上記建築物の内外をCG画像によ
り動画または静止画として表示するに際して、上記建築
物の内外に特定人の滞在頻度の高い複数の拠点を設定す
るとともに、上記特定人が一日の間にこれらの拠点間で
移動する平均的な移動パターンである動線を入力した
後、上記複数の拠点間での上記特定人の平均的な移動パ
ターンに沿って人物像が移動する様子をCG画像により
表示させるものであるから、上記CG画像内での人物像
の動きを見ながら各拠点の配置(すなわち、建築物の間
取り等)が適切であるか否か等の検討を行うことができ
る。
【0055】請求項7のコンピュータを用いた動線計画
方法は、請求項6の方法において、上記人物像は上記特
定人の映像であるから、一層現実感のある描写を行うこ
とができる。
【0056】請求項8の記録媒体は、請求項1乃至7の
いずれかの動線計画方法を実行するためのプログラムを
記録したコンピュータ読取可能な記録媒体であるから、
係る記録媒体からコンピュータに上記プログラムをイン
ストールすることにより、上記した有益な動線計画方法
を実現できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態で使用するCG画像の表示
室を示す概略斜視図。
【図2】上記表示室を示す概略平面図。
【図3】上記表示室で表示する住宅の平面図を作成する
ための画面を示す説明図。
【図4】上記平面図に基づいてCG画像を生成する手順
を示す説明図。
【図5】上記表示室で住宅の各部を静止画又は動画表示
してウォークスルーを行う様子を示す説明図。
【図6】図5の状態から視点を前進させた場合のCG画
像を示す説明図。
【図7】上記住宅の内外での顧客の一日の標準的な動き
を表す動線タイムチャートを示す説明図。
【図8】上記動線タイムチャートに従って動線計画を行
うための画面を示す説明図。
【図9】上記平面図上で上記動線に沿って目印を移動さ
せる様子を示す説明図。
【図10】上記動線に沿ってCG画像による人物像を移
動させる様子を示す説明図。
【符号の説明】
11 ワークステーション(コンピュータ) J 人物像 M 目印 Q CG画像

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを用いて建築物の各階毎の
    平面図を作成するに際して、 上記建築物の内外に特定人の滞在頻度の高い複数の拠点
    を設定するとともに、上記特定人が一日の間にこれらの
    拠点間で移動する平均的な移動パターンである動線を入
    力した後、上記コンピュータで上記平面図に基づいて各
    拠点間の距離を求めかつ上記動線に基づいて各拠点間の
    移動回数を求めることにより、上記建築物の内外での上
    記特定人の一日の推定総移動距離を算出することを特徴
    とするコンピュータを用いた建築物の動線計画方法。
  2. 【請求項2】 上記平面図上で上記動線に沿って目印が
    移動するように表示することを特徴とする請求項1記載
    のコンピュータを用いた建築物の動線計画方法。
  3. 【請求項3】 上記建築物は住宅であり、かつ上記特定
    人は家事労働者であって、上記動線は標準的な家事労働
    者の住宅の内外での一日の標準的な移動パターンである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のコンピュータを
    用いた建築物の動線計画方法。
  4. 【請求項4】 上記建築物は住宅であり、かつ上記特定
    人は家事労働者であって、上記動線は当該家事労働者の
    住宅の内外での一日の標準的な移動パターンであること
    を特徴とする請求項1又は2記載記載のコンピュータを
    用いた建築物の動線計画方法。
  5. 【請求項5】 上記拠点は居間、厨房、家事室、洗濯
    場、物干し場、電話配置場所、玄関及び寝室を含むこと
    を特徴とする請求項3又は4記載のコンピュータによる
    建築物の動線計画方法。
  6. 【請求項6】 コンピュータを用いて所望の構造の建築
    物の形状データを作成し、この形状データに対して設定
    した視点を移動又は静止させることにより上記コンピュ
    ータに付属する表示装置上に上記建築物の内外をCG画
    像により動画または静止画として表示するに際して、 上記建築物の内外に特定人の滞在頻度の高い複数の拠点
    を設定するとともに、上記特定人が一日の間にこれらの
    拠点間で移動する平均的な移動パターンである動線を入
    力した後、上記複数の拠点間での上記特定人の平均的な
    移動パターンに沿って人物像が移動する様子をCG画像
    により表示させることを特徴とするコンピュータを用い
    た建築物の動線計画方法。
  7. 【請求項7】 上記人物像は上記特定人を表す映像であ
    るを特徴とする請求項6記載のコンピュータによる建築
    物の動線計画方法。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかの動線計画方
    法を実行するためのプログラムを記録したコンピュータ
    読取可能な記録媒体。
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