JP2001114645A - クレンジング化粧料 - Google Patents

クレンジング化粧料

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JP2001114645A
JP2001114645A JP28788399A JP28788399A JP2001114645A JP 2001114645 A JP2001114645 A JP 2001114645A JP 28788399 A JP28788399 A JP 28788399A JP 28788399 A JP28788399 A JP 28788399A JP 2001114645 A JP2001114645 A JP 2001114645A
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polyoxyethylene
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cleansing cosmetic
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Koichi Masaki
功一 正木
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Abstract

(57)【要約】 【構成】炭素数6−12の脂肪アルコール混合物から誘
導したゲルベアルコール、及び/または炭素数6−22
の脂肪酸とのエステルからなる混合油性剤を含有するク
レンジング化粧料。 【効果】本発明はクレンジング化粧料、更に詳細には洗
浄効果が高く使用感に優れたクレンジング化粧料に関す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレンジング化粧料、更
に詳細には洗浄効果が高く使用感に優れたクレンジング
化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】最近、長時間にわたって化
粧直しの不要なメイクアップ化粧料が開発され消費者の
需要を喚起している。一方でこれらの落ちにくい化粧料
は、就寝前等に落とす際、落ちにくいという欠点を生じ
その洗浄剤が要望され、その塗布時の感触も重要な製品
性能とされている。
【0003】これらの要望に対し、油剤として流動パラ
フィンやエステル油、或いはシリコーンなどを含有する
クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジ
ングローション、クレンジングジェル等が使用されてい
る。
【0004】しかしながらこれらの油剤として用いられ
ている流動パラフィンやエステル油、或いはシリコーン
等は一定の洗浄効果は認められるものの、塗布時の感触
が皮膚へのなじみ感(なめらかさ)や、べとつき感とい
う点で好ましいとは言い難いものがあった。
【0005】ウー・ツァイドラー(U.Zeidle
r)、フェッテ、ザイフェン、アンシュトリッヒミッテ
ル(Fette,Seifen,Anstrichmi
tte.)、87、403(1985)に記載されてい
いるように、主観的な皮膚感触は、皮膚上の油の拡散性
という物理化学的パラメーターに関連があり、それによ
って客観的に評価することができる。該文献によると、
化粧品用油を低拡散性油(300mm/10分間未
満)、中拡散性油(300−1000mm/10分
間)、高拡散性油(1000mm/10分間を超え
る)に分類している。
【0006】製剤中に高拡散性油を油成分として使用す
ると、非常に短時間で所望の滑らかな皮膚感触が得られ
るが、この感触は長時間持続しない。一方低拡散性油を
使用すると滑らかな感触は比較的長時間あまり変わらず
持続するが、その感触はあまり顕著なものではなくやは
り不充分である。低拡散性油と高拡散性油の組み合わせ
においても、意外にも最初に速拡散性油性分の高い滑化
効果が、次いで全く独立して遅拡散性油成分の効果が主
観的に得られるだけで、所望の相乗効果は得られない。
従って実際には通例、効果を順次発現し、相互に悪影響
を及ぼさない、相互に厳密に調整した複雑な油混合物を
使用する必要がある。しかしそのような系の開発には装
置に費用がかかることが明らかで、それゆえ経済的理由
からも新しい系の開発が必要とされている。(アー・ア
ンスマン(A.Ansmann)、SOFW−ジャーナ
ル、120、158(1994)参照)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、高い洗浄効果を有し、かつ上記のような塗布時の使
用感に優れたクレンジング化粧料を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は係る問題点を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の油性剤と
界面活性剤を配合することにより、上記要件を満たす優
れたクレンジング化粧料として有用な組成物が得られる
ことを見いだし本発明を完成した。すなわち本出願のク
レンジング化粧料は、炭素数6−12の脂肪アルコール
混合物から誘導したゲルベアルコール、及び/または炭
素数6−22の脂肪酸とのエステルからなる混合油性剤
を含有することを特徴とするクレンジング化粧料であ
る。
【0009】以下本発明の構成について詳述する。本発
明において用いられる混合油性剤は炭素数6−12の脂
肪アルコール混合物から誘導したゲルベアルコール、及
び/または炭素数6−22の脂肪酸とのエステルから構
成される。また混合油性剤は、好ましくは炭素数6−1
2の脂肪アルコールから誘導したゲルベアルコールと、
炭素数12−14の脂肪酸との、エステル化度20−9
0%の部分エステルを含有し、かつツァイドラー法によ
り測定する油成分全体としての拡散性が、約300−1
000mm/10分間の範囲にある。
【0010】ゲルベアルコールは通例、脂肪アルコール
の塩基触媒縮合によって得られる既知の油性剤である。
これに関する概要は、エイ・ジェイ・オレンニック
(A.J.O’Lennick)及びアール・イー・ビ
ルボ(R.E.Bilbo)、ソープ・コスメティック
・ケミカル・スペシャリィティーズ(Soap Cos
m.Chem.Spec.)、4月、52(1987)
に記載されている。
【0011】本発明の目的に適当なゲルベアルコール
は、炭素数6−12(好ましくは8−10)の脂肪アル
コールから誘導される。その例は、カプロンアルコー
ル、カプリルアルコール、カプリンアルコール及び/ま
たはラウリルアルコールを含有する混合物から誘導する
ゲルベアルコールである。上記炭素鎖長範囲の脂肪アル
コールの例としては、例えばヤシ油、パーム油またはパ
ーム核油の蒸留において一フラクションとして得られ
る、いわゆるC8/10ヘッドフラクション脂肪アルコ
ールが挙げられる。C6<5重量%、C8 50−60
重量%、C10約35−45重量%、及びC12<2重
量%の炭素鎖長分布を有する脂肪アルコールから誘導す
るゲルベアルコールが特に好ましい。
【0012】前記ゲルベアルコールは、炭素数6−2
2、好ましくは8−18、より好ましくは12−14の
脂肪酸とのエステルの形態でも使用しうる。その例はゲ
ルベアルコールと下記の脂肪酸とのエステルである。例
えば、カプロン酸、カプリル酸、2−エチルヘキサン
酸、カプリン酸、ラウリン酸、イソトリデカン酸、ミリ
スチン酸、パルミチン酸、パルミトレイン酸、ステアリ
ン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、エライジン酸、
ペトロセリン酸、リノール酸、リノレン酸、エレオステ
アリンアラキン酸、カドレイン酸、ベヘン酸及びエルカ
酸、並びにそれらの工業用混合物。例えば天然脂肪及び
油の加圧加水分解によって、レーレン(Roelen)
のオキソ合成由来のアルデヒドを還元することによっ
て、または不飽和脂肪酸の二量化によって得られる。
【0013】ゲルベエステルはエステル化度が100%
であり得るが、エステル化度が理論値の20−90%、
とりわけ40−70%である部分エステルを使用するこ
とも好ましい。前記ゲルベアルコールと工業用C8−1
8またはC12−14ヤシ脂肪酸とのエステルであっ
て、エステル化度40−70のものが特に好ましい。完
全にエステル化したゲルベエステルと対応するゲルベア
ルコールとの、重量比1:9ないし9:1、好ましくは
3:7ないし7:3の混合物も同様に適当である。
【0014】炭素数6−12の脂肪アルコール混合物か
ら誘導したゲルベアルコール、及び/または炭素数6−
22の脂肪酸とのエステルからなる混合油性剤の配合量
は特に制限されないが、本発明のメイクアップ化粧料除
去用洗浄剤の全組成に対し、1〜80重量%、好ましく
は2〜50重量%が配合される。1重量%未満の添加量
では充分なクレンジング効果及び良好な使用感が得られ
ず、80重量%を越える添加量になると安定な製剤を調
製することが困難になり好ましくない。
【0015】(B)成分は、HLBが9を超える親水性
ノニオン界面活性剤である。尚、HLBとは親水性−親
油性のバランスをいい、本発明においては、小田、寺村
らによる次式により算出した。 HLB=Σ無機性値/Σ有機性値×10 本発明に用いられるHLBが9を超える親水性ノニオン
界面活性剤としては、例えばポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、ポリオキシプロピレンアルキルエーテル、
ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、プロピレング
リコール脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、モノもしくは
ポリグリセリン脂肪酸エステルの酸化エチレン誘導体、
トリメチロールプロパン脂肪酸エステルの酸化エチレン
誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシ
エチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル等のポリオキシア
ルキレン型非イオン界面活性剤;ショ糖脂肪酸エステル
類;アルキルグルコシド類;ポリグリセリン脂肪酸エス
テル類;ポリグリセリンアルキルエーテル類等が挙げら
れる。これらはアルキル基、脂肪酸残基等の疎水基の炭
素数が、8〜36のノニオン界面活性剤である。より具
体的にはポリオキシエチレン(12)セトステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(20)セトステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(30)セトステアリルエ
ーテル、ポリオキシエチレン(10)ベヘニルエーテ
ル、ポリオキシエチレン(20)ベヘニルエーテル、ポ
リオキシエチレン(30)ベヘニルエーテル、ポリオキ
シエチレン(40)ベヘニルエーテル、ポリオキシエチ
レン(12)セトステアリルエーテル、ポリオキシエチ
レン(20)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(3
0)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(40)硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレン(50)硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油、ポリオキシエ
チレン(10)オクチルドデシルエーテル、ポリオキシ
エチレン(20)オクチルドデシルエーテル、ポリオキ
シエチレン(25)オクチルドデシルエーテル、ポリオ
キシエチレン(30)オクチルドデシルエーテル、ポリ
オキシエチレン(7)グリセリルモノカプリレート、ポ
リオキシエチレン(7)グリセリルモノ(カプリレート
・カプレート)、ポリオキシエチレン(7)グリセリル
モノラウレート、ポリオキシエチレン(7)グリセリル
モノココエート、ポリオキシエチレン(7)グリセリル
モノイソステアレート、ポリオキシエチレン(15)グ
リセリルモノココエート、ポリオキシエチレン(20)
グリセリルモノココエート、ポリオキシエチレン(1
5)グリセリルモノイソステアレート、ポリオキシエチ
レン(30)グリセリルモノイソステアレート、ポリオ
キシエチレン(30)グリセリルトリイソステアレー
ト、ポリオキシエチレン(40)グリセリルトリイソス
テアレート、アルキル(8−10)グルコシド、アルキ
ル(8−16)グルコシド、アルキル(12−16)グ
ルコシド、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノ
ラウレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモ
ノステアレート、ポリオキシエチレン(20)ソルビタ
ンモノオレエート、ポリオキシエチレン(30)ソルビ
トールテトラオレエート等がその一例として挙げられ
る。これらは単独で、又は2種以上を組み合わせて使用
される。
【0016】親水性ノニオン界面活性剤の配合量は特に
制限されないが、本発明のメイクアップ化粧料除去用洗
浄剤の全組成に対し、0.1〜50重量%、好ましくは
1〜40重量%が配合される。0.1重量%未満の添加
量では安定な製剤を調製することが困難になり、50重
量%を越える添加量になると使用感が重くなり好ましく
ない。
【0017】本発明に用いられるHLBが3〜9の範囲
にあるノニオン界面活性剤としては、例えばポリオキシ
エチレンアルキルエーテル、ポリオキシプロピレンアル
キルエーテル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステルの酸化エチレ
ン誘導体、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステ
ル、モノもしくはポリグリセリン脂肪酸エステルの酸化
エチレン誘導体、トリメチロールプロパン脂肪酸エステ
ルの酸化エチレン誘導体、ポリオキシエチレン硬化ヒマ
シ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル
等のポリオキシアルキレン型非イオン界面活性剤;ショ
糖脂肪酸エステル類;モノもしくはポリグリセリン脂肪
酸エステル類;ポリグリセリン脂肪酸エステル類;ポリ
グリセリンアルキルエーテル類等が挙げられる。これら
はアルキル基、脂肪酸残基等の疎水基の炭素数が、8〜
36のノニオン界面活性剤である。より具体的にはポリ
オキシエチレン(2)ラウリルエーテル、ポリオキシエ
チレン(3)ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン
(5)ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン(5)
デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン(1
0)デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン
(5)ヘキシルデシルエーテル、ポリオキシエチレン
(5)硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン(7)硬化ヒ
マシ油、ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油、ポ
リオキシエチレン(5)オクチルドデシルエーテル、ポ
リオキシエチレン(3)グリセリルモノイソステアレー
ト、ポリオキシエチレン(6)グリセリルモノイソステ
アレート、ポリオキシエチレン(10)グリセリルトリ
イソステアレート、ポリオキシエチレン(20)グリセ
リルトリイソステアレート、モノステアリン酸グリセリ
ン、モノオレイン酸グリセリン、ジイソステアリン酸ト
リグリセリン、モノオレイン酸ソルビタン、モノステア
リン酸ソルビタン、ジグリセリンモノステアレート、ジ
グリセリンモノステアレート、ジグリセリンジステアレ
ート、ポリオキシエチレン(6)ジイソステアレート、
ポリオキシエチレン(12)ジイソステアレート、ポリ
オキシエチレン(2)ミリスチルエーテルミリステー
ト、ポリオキシエチレン(3)ミリスチルエーテルミリ
ステート、ポリオキシエチレン(5)セチルエーテルス
テアレート、ポリオキシエチレン(10)セチルエーテ
ルステレート等がその一例として挙げられる。これらは
単独で、又は2種以上を組み合わせて使用される。
【0018】疎水性ノニオン界面活性剤の配合量は特に
制限されないが、本発明のメイクアップ化粧料除去用洗
浄剤の全組成に対し、0.1〜40重量%、好ましくは
0.5〜30重量%が配合される。0.1重量%未満の
添加量では安定な製剤を調製することが困難になり、4
0重量%を越えると使用感が重くなり好ましくない。
【0019】本発明に係るメイクアップ化粧料除去用洗
浄剤中には上記の必須構成成分の他に、必要に応じて化
粧料成分として一般に使用されている成分を配合するこ
とができる。かかる成分としては、流動パラフィン、ス
クワラン、エステル油、ジグリセリド、トリグリセリ
ド、ジアルキルシクロヘキサン、ジアルキルエーテル、
天然動植物油、シリコーン油等の流動油分;ワセリン、
ラノリン、セレシン、マイクロクリスタリンワックス、
カルナウバロウ、カンデリラロウ、高級脂肪酸、高級ア
ルコール等の固形・半固形油分;エチルアルコール、イ
ソプロピルアルコール、セチルアルコール、ステアリス
アルコール、パルミチルアルコール、ヘキシルドデシル
アルコール等のアルコール類;水溶性及び油溶性ポリマ
ー;体質顔料、無機顔料、これら粉体の表面処理物;紫
外線吸収剤;紫外線散乱剤;フケ取り剤、美白剤、制汗
剤、育毛剤、鎮痛消炎剤、血行促進剤等の薬効成分;ア
ニオン界面活性剤、両性活性剤、カチオン界面活性剤等
の界面活性剤;更にその他の添加剤として水、色素、香
料、防腐剤、pH調整剤、増粘剤、酸化防止剤、キレー
ト剤等が本組成物の効果を損なわない範囲で適正量添加
することが出来る。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明のクレンジング化粧
料は、洗浄効果が高く使用感に優れたクレンジング化粧
料である。
【0021】
【実施例】次に実施例と比較例を挙げて本発明をより具
体的に説明するが、本発明はこれら実施例に制限される
ものではない。尚、例中の配合量は全て重量%で示され
ている。まず油性成分を単独で用いクレンジング力と塗
布時の使用感を評価した。これに関して採用した評価方
法を示す。
【0022】1.クレンジング力評価法 温度20℃、湿度30%の恒温恒湿室にて、口紅を被験
者の前腕内側部に一定量塗布し、テストサンプルをその
上から0.1g添加した。5−10秒間、指で一定の荷
重で擦り、その後ペーパー軽く拭き取り、口紅色素の皮
溝への残存量をビデオマイクロスコープで観察し、下記
の基準で判定した。 評価基準 ○:色素の残存が少ない △:色素の残存がやや多い ×:色素の残存が多い
【0023】2.使用感評価法 油性成分の使用感としては、1)皮膚へのなじみ感(な
めらかさ)、2)べとつき感(重さ)について評価し
た。塗布時の各使用感触が20名のパネルにより判定さ
れ、皮膚へのなじみとべとつき使用感に対する評価した
パネルの人数を基準にして、テスト組成物の使用感を以
下の評価基準により判定した。 評価基準1 ○:なじみが良いと感じた人が10人以上 △:なじみが良いと感じた人が5人以上10人未満 ×:なじみが良いと感じた人が5人未満 評価基準2 ○:べとつくと感じた人が5人未満 △:べとつくと感じた人が5人以上10人未満 ×:べとつくと感じた人が10人以上
【0024】油性成分(表1)を単独で用いクレンジン
グ力と塗布時の使用感を評価した。比較例として挙げた
油性成分ではクレンジング力、塗布時の感触として皮膚
へのなじみ、べとつき感の全てを同時に満足させるもの
はなかった。脂肪アルコール混合物から誘導したゲルベ
アルコール、及び/または脂肪酸とのエステルからなる
混合油性剤は、それ単独でもまた他の油性剤と混合した
場合でも優れたクレンジング力を示す一方、使用感の2
つの指標で良好な結果が得られた。
【表1】
【表2】
【表3】
【0025】以下の実施例でクレンジング化粧料に関す
る慣用的調製処方を示すことにより本発明を更に説明す
る。
【表4】
【表5】
【表6】
【表7】
【表8】
フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AC022 AC032 AC061 AC062 AC072 AC122 AC172 AC182 AC242 AC351 AC352 AC372 AC392 AC402 AC422 AC432 AC442 AC482 AC522 AC542 AD042 AD092 AD172 AD352 BB02 BB04 BB11 BB51 CC05 CC22 DD32 DD33 DD41 EE06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】炭素数6−12の脂肪アルコール混合物か
    ら誘導したゲルベアルコール、及び/または炭素数6−
    22の脂肪酸とのエステルからなる混合油性剤を含有す
    るクレンジング化粧料。
  2. 【請求項2】(A)請求項1に記載の混合油性剤1〜8
    0重量%、(B)HLBが9を超える親水性ノニオン界
    面活性剤を0.1〜50重量%及び(C)HLBが3〜
    9の範囲にあるノニオン界面活性剤を0.1〜40重量
    %含有することを特徴とする請求項1に記載のクレンジ
    ング化粧料。
  3. 【請求項3】炭素数6−12の脂肪アルコールから誘導
    したゲルベアルコールと、炭素数12−14の脂肪酸と
    の、エステル化度20−90%の部分エステルを含有
    し、かつツァイドラー法により測定する油成分全体とし
    ての拡散性が、約300−1000mm/10分間の
    範囲にある混合油性剤であることを特徴とする請求項2
    記載のクレンジング化粧料。
JP28788399A 1999-10-08 1999-10-08 クレンジング化粧料 Pending JP2001114645A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008290946A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Shiseido Co Ltd 油中水型乳化組成物
JP2012092021A (ja) * 2010-10-25 2012-05-17 Fancl Corp 水中油型乳化組成物

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