JP2001114004A - ヘッドレスト付きシートバックフレーム - Google Patents
ヘッドレスト付きシートバックフレームInfo
- Publication number
- JP2001114004A JP2001114004A JP33319999A JP33319999A JP2001114004A JP 2001114004 A JP2001114004 A JP 2001114004A JP 33319999 A JP33319999 A JP 33319999A JP 33319999 A JP33319999 A JP 33319999A JP 2001114004 A JP2001114004 A JP 2001114004A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- headrest
- frame
- seat back
- head rest
- back frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 後方からの衝撃によるヘッドレストステーの
変位に伴って衝撃を緩和可能に構成する。 【解決手段】 フレーム上部4の軸受け部3から下方に
突出するヘッドレストステー2の軸端側が間隙を隔てて
相対するクロスメンバー部6を左右のヘッドレストステ
ーの衝接受け部としてフレームサイド部5に掛渡し設け
る。
変位に伴って衝撃を緩和可能に構成する。 【解決手段】 フレーム上部4の軸受け部3から下方に
突出するヘッドレストステー2の軸端側が間隙を隔てて
相対するクロスメンバー部6を左右のヘッドレストステ
ーの衝接受け部としてフレームサイド部5に掛渡し設け
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、後部乗員の人頭等
がフロントのヘッドレストに当った際に生じる衝撃を吸
収可能なヘッドレスト付きシートバックフレームに関す
るものである。
がフロントのヘッドレストに当った際に生じる衝撃を吸
収可能なヘッドレスト付きシートバックフレームに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リサイクルが図れるところから、
マグネシュウム合金をダイキャスト成形したシートバッ
クフレームを備え、ヘッドレストステーを挿通保持する
軸受け部を設けたフレーム上部に設けたシートバックフ
レームでシートバックを構成する自動車用シートは知ら
れている。
マグネシュウム合金をダイキャスト成形したシートバッ
クフレームを備え、ヘッドレストステーを挿通保持する
軸受け部を設けたフレーム上部に設けたシートバックフ
レームでシートバックを構成する自動車用シートは知ら
れている。
【0003】この自動車用シートにおいては、後方から
の衝突に伴って後部乗員の人頭等が当たった際に生じる
衝撃力で固定支持されているヘッドレストが前方に傾く
ことにより、衝撃力を緩和することができないできな
い。
の衝突に伴って後部乗員の人頭等が当たった際に生じる
衝撃力で固定支持されているヘッドレストが前方に傾く
ことにより、衝撃力を緩和することができないできな
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、後方からの
衝撃によるヘッドレストステーの変位に伴って衝撃を緩
和可能に構成するヘッドレスト付きシートバックフレー
ムを提供することを目的とする。
衝撃によるヘッドレストステーの変位に伴って衝撃を緩
和可能に構成するヘッドレスト付きシートバックフレー
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ヘッドレスト付きシートバックフレームにおいては、フ
レーム上部の軸受け部から下方に突出するヘッドレスト
ステーの軸端側が間隙を隔てて相対するクロスメンバー
部を左右のヘッドレストステーの衝接受け部としてフレ
ームサイド部に掛け渡して設けることにより構成されて
いる。
ヘッドレスト付きシートバックフレームにおいては、フ
レーム上部の軸受け部から下方に突出するヘッドレスト
ステーの軸端側が間隙を隔てて相対するクロスメンバー
部を左右のヘッドレストステーの衝接受け部としてフレ
ームサイド部に掛け渡して設けることにより構成されて
いる。
【0006】本発明の請求項2に係るヘッドレスト付き
シートバックフレームにおいては、上下の縁辺を相対曲
げしたチャンネル状のクロスメンバー部を設けることに
より構成されている。
シートバックフレームにおいては、上下の縁辺を相対曲
げしたチャンネル状のクロスメンバー部を設けることに
より構成されている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図1a,図1bで示すヘッドレスト付きシートバ
ックフレーム1は、左右のヘッドレストステー2の軸を
挿通保持する軸受け部3を設けたフレーム上部4と、そ
の両側に形成されているフレームサイド部5及びそのフ
レームサイド部5の下面後部に同士を掛け渡す突出部6
1を形成したクロスメンバー部6とをマグネシューム合
金のダイキャスト加工で一体に成形されている。
ると、図1a,図1bで示すヘッドレスト付きシートバ
ックフレーム1は、左右のヘッドレストステー2の軸を
挿通保持する軸受け部3を設けたフレーム上部4と、そ
の両側に形成されているフレームサイド部5及びそのフ
レームサイド部5の下面後部に同士を掛け渡す突出部6
1を形成したクロスメンバー部6とをマグネシューム合
金のダイキャスト加工で一体に成形されている。
【0008】図2で示すヘッドレスト本体7に設けた左
右のヘッドレストステー2が、フレーム上部4の軸受け
部3に挿置され、その軸受け部3から下方に突出するヘ
ッドレストステーの軸端側21が間隙aを隔てて相対す
る位置に設けたクロスメンバー部6を左右のヘッドレス
トステー2の衝接受け部として設けられている。
右のヘッドレストステー2が、フレーム上部4の軸受け
部3に挿置され、その軸受け部3から下方に突出するヘ
ッドレストステーの軸端側21が間隙aを隔てて相対す
る位置に設けたクロスメンバー部6を左右のヘッドレス
トステー2の衝接受け部として設けられている。
【0009】そのクロスメンバー部6には、図2で示す
如く上下の縁辺を相対曲げしたチャンネル状で断面略U
字形であり、後方からの衝撃で、後部座席の人頭等がヘ
ッドレスト本体7に衝撃に当たった際に、その衝撃でヘ
ッドレストステー2の軸端側21が軸受け部3を支点と
して間隙aの距離を変位移動してクロスメンバー部6の
縁辺に接し、ヘッドレストステーの移動を停止させる衝
接受けの働きを有している。
如く上下の縁辺を相対曲げしたチャンネル状で断面略U
字形であり、後方からの衝撃で、後部座席の人頭等がヘ
ッドレスト本体7に衝撃に当たった際に、その衝撃でヘ
ッドレストステー2の軸端側21が軸受け部3を支点と
して間隙aの距離を変位移動してクロスメンバー部6の
縁辺に接し、ヘッドレストステーの移動を停止させる衝
接受けの働きを有している。
【0010】なお、クロスメンバー部6については断面
略U字形に代えて、断面略C字形,断面コ字形でもよ
く、クロスメンバー部6をチャンネル状にすることはヘ
ッドレストステー2の軸端側21が衝撃力でクロスメン
バー部6が捩れ曲がるのを防止する補強用に形成されて
いる。
略U字形に代えて、断面略C字形,断面コ字形でもよ
く、クロスメンバー部6をチャンネル状にすることはヘ
ッドレストステー2の軸端側21が衝撃力でクロスメン
バー部6が捩れ曲がるのを防止する補強用に形成されて
いる。
【0011】このように構成するシートバックフレーム
1により、ヘッドレスト本体7に後部の衝撃力Fが印加
されると、ヘッドレストステー2の軸端側21がfの方
向に間隙a内を変位移動する間に衝撃力を吸収し、ヘッ
ドレスト本体7に加わる衝撃を緩和することができる。
1により、ヘッドレスト本体7に後部の衝撃力Fが印加
されると、ヘッドレストステー2の軸端側21がfの方
向に間隙a内を変位移動する間に衝撃力を吸収し、ヘッ
ドレスト本体7に加わる衝撃を緩和することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係るヘ
ッドレスト付きシートバックフレームによれば、フレー
ム上部の軸受け部から下方に突出するヘッドレストステ
ーの軸端側が間隙を隔てて相対するクロスメンバー部を
左右のヘッドレストステーの衝接受け部としてフレーム
サイド部に掛け渡し設けることにより、後方から加わ後
部乗員の衝撃を緩和することができる。
ッドレスト付きシートバックフレームによれば、フレー
ム上部の軸受け部から下方に突出するヘッドレストステ
ーの軸端側が間隙を隔てて相対するクロスメンバー部を
左右のヘッドレストステーの衝接受け部としてフレーム
サイド部に掛け渡し設けることにより、後方から加わ後
部乗員の衝撃を緩和することができる。
【0013】本発明の請求項2に係るヘッドレスト付き
シートバックフレームによれば、上下の縁辺を相対曲げ
したチャンネル状のクロスメンバー部を設けているの
で、ヘッドレストステーの軸端側が衝撃力でクロスメン
バー部が捩れるのを防止できると共に、複雑な構造にす
ることがなくダイキャスト加工で容易に一体成形でき
る。
シートバックフレームによれば、上下の縁辺を相対曲げ
したチャンネル状のクロスメンバー部を設けているの
で、ヘッドレストステーの軸端側が衝撃力でクロスメン
バー部が捩れるのを防止できると共に、複雑な構造にす
ることがなくダイキャスト加工で容易に一体成形でき
る。
【図1a】本発明に係るシートバックフレームの主要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図1b】本発明に係るシートバックフレームの主要部
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】本発明に係るシートバックフレームで構成する
シートバックを示す断面図である。
シートバックを示す断面図である。
1 シートバックフレーム 2 ヘッドレストステー 3 軸受け部 4 フレーム上部 5 フレームサイド部 6 クロスメンバー部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月4日(2000.4.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1a】
【図1b】
【図2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B084 DB14 DD01 EC01 3B087 CD02 CD03 CD05 DE10
Claims (2)
- 【請求項1】 フレーム上部の軸受け部から下方に突出
するヘッドレストステーの軸端側が間隙を隔てて相対す
るクロスメンバー部を左右のヘッドレストステーの衝接
受け部としてフレームサイド部に掛渡し設けてなること
を特徴とするヘッドレスト付きシートバックフレーム。 - 【請求項2】 上下の縁辺を相対曲げしたチャンネル状
のクロスメンバー部を設けてなることを特徴とする請求
項1記載のヘッドレスト付きシートバックフレーム
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33319999A JP2001114004A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | ヘッドレスト付きシートバックフレーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33319999A JP2001114004A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | ヘッドレスト付きシートバックフレーム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001114004A true JP2001114004A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=18263428
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33319999A Pending JP2001114004A (ja) | 1999-10-19 | 1999-10-19 | ヘッドレスト付きシートバックフレーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001114004A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006087556A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | T S Tec Kk | ヘッドレスト |
-
1999
- 1999-10-19 JP JP33319999A patent/JP2001114004A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006087556A (ja) * | 2004-09-22 | 2006-04-06 | T S Tec Kk | ヘッドレスト |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060929 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081125 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081216 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090519 |