JP2001113643A - 発光する部材の構造 - Google Patents

発光する部材の構造

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JP2001113643A
JP2001113643A JP33171599A JP33171599A JP2001113643A JP 2001113643 A JP2001113643 A JP 2001113643A JP 33171599 A JP33171599 A JP 33171599A JP 33171599 A JP33171599 A JP 33171599A JP 2001113643 A JP2001113643 A JP 2001113643A
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JP33171599A
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Masami Saito
政巳 斎藤
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HABU SYSTEMS Inc KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輝度が高く、発光時間が長く、寿命が長く、
さらに装飾性の高い等の発光する部材の構造を提供す
る。 【解決手段】 SrO、Al、B、Dy
、CaO等で構成されている蓄光材料とプラスチッ
ク樹脂を混練して形成した部材であって、この部材上に
透明材で被覆し、さらに透明材上に着色塗布材をもって
塗装したことを特徴とした発光する部材の構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発光性を有した部材
に係るもので、特に例を上げれば、メガネフレーム等の
プラスチック部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例として、螢光塗装を施したメガ
ネフレーム等があるが、これは主に、夜間において、そ
のものの存在を明確に知らしめることを目的としてい
る。しかしながら、この螢光は輝度が低くいこと、螢光
時間が短い(約2時間前後)こと、及び螢光材料そのも
のの寿命が短いこと等に問題点があった。即ち、夜間の
緊急時にメガネを捜そうとしても、輝度が低いので捜し
にくいこと、螢光時間が短いので捜そうととした時点
で、既に螢光が消滅していること等の不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記問題点を解
決するため、本発明は輝度が高く、発光時間が長く、更
に寿命の長いもの、さらに装飾性の高いものを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、SrO、Al、B、Dy
、CaO等で構成される畜光材料とプラスチック樹
脂を混練して形成した部材において、該部材の表面を透
明材で被覆したこと、または前記透明材に着色を施す等
を特徴とした発光部材の構造である。
【0005】
【発明の実施の態様】本発明の畜光材料は、その主要原
料としてSrO、Al、B、Dy
CaO等を使用している。なお、試験値として、これら
の適切な配分により、発光色は、ピーク波長520nm
で緑(体色で浅黄色)、489nmで青(体色で浅黄白
色)、440nmで紫(体色で白色)、580nmで黄
(体色で浅黄色)となる。そして、残光時間(輝度が
0.32mcd/mに減衰するまでに要する時間)
は、ほぼ20時間から30時間まで持続する。しかし、
上記紫の場合は5時間以内のデータとなっている。ま
た、本発明の畜光材料によれば、初期時の発光輝度が高
いという特性があり、時間の経過に伴う輝度減衰が緩慢
であり、従来にない優れたものとなっている。
【0006】以下図1〜図2で、本発明のメガネフレー
ムの実施例について説明する。図1は本発明に係るメガ
ネフレームの外観斜視図、図2はメガネフレームの関係
断面図を示している。
【0007】図1において、1及び2はフレームのつる
部、3はブリッジ、4及び5はレンズフレーム、6及び
7は鼻当部、8及び9はヒンジである。フレームのつる
部1、2の各1a、2aは透明層の形成部分を示し、ま
たフレームのつる部1、2、の各1b、2bは蓄光材の
形成部分を示している。なお、図示していないが、蓄光
材の形成部分として、フレームのどの部分にも採用で
き、また、例えば蓄光材の形成部分の小片を別途作成
し、フレーム上に貼着することにより、メガネフレーム
全体のデザイン的な向上にも寄与できる。
【0008】図2は、実施例のメガネフレームに係る関
係断面図を示すものであって、図2(A)は、図1で示
したフレームのつる部1、2の断面図で、蓄光材の形成
部分bの上に透明層の部分aが形成されていることを示
している。なお、透明層の部分aは着色された半透明層
であってもよい。また、上記の成形については、インジ
ェクション成形等により作成したものの各貼着、又は一
体成形であってもよい。
【0009】図2(B)は、上記(A)で示した、蓄光
材の形成部分bと透明層の部分aの構成に対し、更に透
明層の部分aの上に着色層cを構成したことを示してい
る。この着色層cは、一例として塗装によるものでもよ
い。
【0010】図2(C)は、蓄光材の形成部分bと透明
層の部分aの構成に対し、周囲全体に着色層cを構成し
たものを示している。
【0011】以上、本発明者によって成された発明を実
施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実
施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であるということは言うまでもな
い。例えば、実施される対象物が夜間使用される滑走用
のスキー、スノーボード、ゴーグル等または、コンピュ
ータの外装、キーボード等にも適用され、本来の夜間に
おける安全位置確認の他に、発光色配分に伴い装飾的な
効果も期待できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の発光する
部材の構造によれば、従来にない効果を有し、その適用
範囲は広い。以下にその基本的効果を言及しておく。
【0013】蓄光材として、上記したような主要原料を
使用しているので、ケース毎にその配合を行うことによ
り様々な配色が可能となる。また、この蓄光材は輝度が
高く、かつ発光時間が長いということもあり、本発明に
より作られた部材、例えばメガネ、スキー、スノーボー
ドにおいては夜間における位置確認が容易で、かつ発光
の残光時間を気にする必要がない。
【0014】蓄光材上に透明もしくは着色半透明部材を
設けているので、それが保護層となるだけでなく、効果
的な発光部材の構造となっている。
【0015】また、本発明では、上記した透明もしくは
着色半透明部材上に着色塗装も行えるように構成したの
で、蓄光材の各選ばれた基本色に対し、さらなる着色塗
装によりその彩色効果は大なるものがある。
【0016】上記彩色効果は着色塗装のアレンジ(描き
具合)により、メガネフレーム、スキー、スノーボー
ド、ゴーグル、コンピュータの外装、キーボード等に対
し、よりよい装飾性をもたせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るメガネフレームの外観斜視図であ
る。
【図2】本発明に係るメガネフレームの関係断面図を示
している。
【符号の説明】
1、2 メガネフレームのつる部 1a、2a 透明層の形成部分 1b、2b 蓄光材の形成部分 a 透明層の形成部分 b 蓄光材の形成部分 c 着色層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畜光材料とプラスチック樹脂を混練して
    形成した部材において、該部材の表面を透明材で被覆し
    たことを特徴とする発光する部材の構造。
  2. 【請求項2】 上記透明材が着色されていることを特徴
    とする請求項1記載の発光する部材の構造。
  3. 【請求項3】 上記透明材上が着色塗布材により塗装さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の発光する部材
    の構造。
  4. 【請求項4】 上記畜光材料がSrO、Al、B
    、Dy、CaO等で構成されていることを
    特徴とする請求項1または、請求項2または、請求項3
    記載の発光する部材の構造。
  5. 【請求項5】 畜光材料とプラスチック樹脂を混練して
    形成した部材がメガネフレームで有ることを特徴とする
    請求項1または、請求項2または、請求項3または請求
    項4記載の発光する部材の構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011377A (ja) * 2004-05-28 2006-01-12 Hoya Corp 眼鏡フレームの発光構造、眼鏡フレームおよび眼鏡部品の製造方法
CN107315259A (zh) * 2017-08-23 2017-11-03 付勇 具有自主发光功能的运动眼镜

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006011377A (ja) * 2004-05-28 2006-01-12 Hoya Corp 眼鏡フレームの発光構造、眼鏡フレームおよび眼鏡部品の製造方法
CN107315259A (zh) * 2017-08-23 2017-11-03 付勇 具有自主发光功能的运动眼镜
CN107315259B (zh) * 2017-08-23 2020-03-27 付勇 具有自主发光功能的运动眼镜

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