JP2001113155A - 塩基性ガスの供給方法及び装置 - Google Patents

塩基性ガスの供給方法及び装置

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JP2001113155A JP2000252619A JP2000252619A JP2001113155A JP 2001113155 A JP2001113155 A JP 2001113155A JP 2000252619 A JP2000252619 A JP 2000252619A JP 2000252619 A JP2000252619 A JP 2000252619A JP 2001113155 A JP2001113155 A JP 2001113155A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プロトン親和性が866kJ/mol未満の
塩基性ガスを供給する方法と装置を提供する。 【解決手段】 塩基性ガスをプロトン化するのに十分酸
性である少なくとも1種のポリマーを含む担体を塩基性
ガスと接触させて、塩基性ガスをプロトン化する。この
プロトン化した塩基性ガスは凝縮して、担体により収着
される固体の塩を生成する。この固体の塩を脱プロトン
化して塩基性ガスを再生することにより塩基性ガスを分
配供給する。担体の少なくとも1種のポリマーは、塩基
性ガスの共役酸の第二のハメット酸度の値よりも負の第
一のハメット酸度の値を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に言って、
気体化合物が固体の収着媒体に収着する関係でもって保
持されそして分配(dispensing)操作におい
て収着媒体から脱着して放出される、貯蔵容器から気体
化合物、詳しく言えば危険な水素化物及びハロゲン化物
ガスを選択的に分配するための貯蔵及び分配系に関す
る。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】半導体
製造産業では、ドーピング、エッチング、及び薄膜成長
のために多数の危険な特殊ガスが使用される。例えば、
ホスフィン(PH3 )やアルシン(AsH3 )がたくさ
んの半導体製造プロセスのために必要とされるが、それ
らの使用は、それらの毒性と自燃性(すなわち空気中で
の自然の発火性)が高いために、重大な安全及び環境上
の問題を提起する。毒性及び自燃性の高い物質を金属ボ
ンベ内の圧縮ガス又は液化ガスとして貯蔵及び移送する
ことは、傷害あるいは死に至りかねない容器の漏れある
いは破滅的な破裂を生じさせる可能性があるので、受け
入れられないことがよくある。出荷や貯蔵の間はガスを
大気圧又はそれ未満に保持する、これらのガスの信頼の
おける供給源を手に入れることが、好ましかろう。ま
た、特殊ガスを使用する多くの半導体プロセスは周囲圧
力未満で操業するので、正のゲージ圧力のこれらのガス
は、使用の際においても、必要とされないことがある。
【0003】これらの安全上の問題の一部を軽減するた
めに、そのようなガス類を現場で電気化学的に発生させ
ることが文献に記載されている。例えば、米国特許第4
178224号、同第5158656号、同第5425
857号、及び同第5474659号明細書を参照。こ
れらのガスを現場で合成するのは難しいことから、ガス
を担体に物理収着又は化学収着し、それによりガスの蒸
気圧を低下させてより安全にする、一層優れた技術が開
発されている。例えば、Tomらの米国特許第5518
528号明細書には、物理的収着剤及び化学的収着剤物
質により、例えば担体中に分散されているがそれと共有
結合はしていない強塩基性吸着剤により、PH3 及びA
sH3 を吸着するそのような方法が開示されている。こ
れらの強塩基は恐らく、水素化物ガス分子の弱酸性のプ
ロトンと表面で反応する。
【0004】大量の固体収着剤と化学反応させることに
より危険な特殊ガスを可逆的に固定することができる装
置あるいは系を手に入れることが、より望ましいことで
あろう。このアプローチには、従来技術の表面吸着や化
学収着のアプローチと比べて、収着容量がより大きくな
る可能性がある。収着剤の化学反応性を調節できること
はまた、固体をおおう危険なガスの平衡圧力をずっと大
きく制御するようにもする。ここに引用した全ての文献
は参照によりそれらの全体がここに組み入れられるもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、塩基性ガスを
供給するための方法を提供することにより、少なくとも
前述の問題に対処するものであり、当該方法は、 ・当該塩基性ガスをプロトン化するのに十分酸性である
少なくとも1種のポリマーを含む担体を用意し、 ・この担体を当該塩基性ガスと接触させて、それにより
当該塩基性ガスを上記少なくとも1種のポリマーでプロ
トン化し、且つ凝縮させて、当該担体によって収着され
た固体の塩を生成させ、そして ・この収着された固体の塩を脱プロトン化して当該塩基
性ガスを再生させ、それにより当該再生した塩基性ガス
の供給を行う、ことを含み、当該塩基性ガスが866k
J/mol未満のプロトン親和性を有し、且つ当該少な
くとも1種のポリマーが当該塩基性ガスの共役酸の第二
のハメット酸度の値よりも負の第一のハメット酸度の値
を有するものである。
【0006】好ましくは、塩基性ガスのプロトン親和性
は約607〜約837kJ/mol、より好ましくは6
28〜795kJ/molである。
【0007】一定の態様においては、塩基性ガスは水素
化物もしくはハロゲン化物であり、及び/又は、シラ
ン、ゲルマン、ホスフィン、トリフルオロホスフィン、
アルシン、スチビン、硫化水素、セレン化水素及びテル
ル化水素からなる群より選ばれる。好ましくは、塩基性
ガスはホスフィン又はアルシンである。
【0008】好ましくは、第一のハメット酸度の値は−
17〜6.5であり、より好ましくは−14〜2、より
一層好ましくは−12.5〜−7である。一定の態様に
おいては、第一の酸度の値は−12、又は−12よりも
負である。
【0009】一定の態様においては、少なくとも1種の
ポリマーは、高分子のスルホン酸、高分子のパーフルオ
ロアルキルスルホン酸、フッ素化したスルホン酸ポリマ
ー、架橋しスルホン化したポリスチレン−ジビニルベン
ゼンマクロレティキュラーコポリマー、カルボン酸ポリ
マー、ハロゲン化したカルボン酸で機能化したポリマ
ー、及びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
【0010】一定の態様においては、少なくとも1種の
ポリマーは、高分子のスルホン酸、高分子のパーフルオ
ロアルキルスルホン酸、フッ素化したスルホン酸ポリマ
ー、及びそれらの混合物からなる群より選ばれる。
【0011】一定の態様においては、少なくとも1種の
ポリマーは下記の式(I)
【0012】
【化4】
【0013】で表されるパーフルオロ化したスルホン酸
であり、この式におけるmは0〜2、好ましくは0〜1
であり、nは0.0〜4.0、好ましくは0.0〜2.
0であり、xは10〜10,000、好ましくは500
〜5,000である。
【0014】一定の態様においては、少なくとも1種の
ポリマーは下記の式(II)
【0015】
【化5】
【0016】で表されるフッ素化したスルホン酸であ
り、この式におけるqは0.0〜9.0、好ましくは
0.0〜1.0であり、yは10〜10,000、好ま
しくは500〜5,000である。
【0017】一定の態様においては、少なくとも1種の
ポリマーは下記の式(III)
【0018】
【化6】
【0019】で表される架橋しスルホン化したポリスチ
レン−ジビニルベンゼンマクロレティキュラーコポリマ
ーであり、この式におけるsは0.0〜0.75、好ま
しくは0.0〜0.50、より好ましくは0.0〜0.
1であり、tは0.25〜1.0、好ましくは0.5〜
0.95、より好ましくは0.8〜0.93であり、u
は0.0〜0.25、好ましくは0.01〜0.16、
より好ましくは0.07〜0.09である。
【0020】一定の態様においては、固体の塩を加熱し
て脱プロトン化を行う。一定の態様においては、固体の
塩を競合する塩基化合物と接触させて脱プロトン化を行
い、この競合する塩基化合物は当該塩基性ガスのプロト
ン親和性よりも大きいプロトン親和性を有する。これら
の態様のうちの一部では、競合する塩基化合物は少なく
とも866kJ/molのプロトン親和性を有し、及び
/又はアンモニアである。
【0021】本発明はまた、上述の方法に従って塩基性
ガスを供給するのに適合した装置であって、 ・前記担体を収容しており、且つ当該塩基性ガスを選択
的に収容するのに適合した容器、及び ・この容器に連通しており、且つ当該塩基性ガスを前記
貯蔵及び分配容器に選択的に出入りさせるのに適合した
弁、を含む装置も提供する。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明は、ガスをプロトン化する
のに十分酸性の収着剤組成物を用いてガスを収着するこ
とにより、ガスの安全な貯蔵、移送、及び供給(送出)
を可能にする。プロトン化により、ガスと収着剤は一緒
になって固形の塩を生成し、そしてこれはガスよりも容
易に取り扱われ且つ脱プロトン化により転化してガスに
戻すことができる。
【0023】本発明は、任意の弱塩基性ガスを貯蔵、移
送及び供給するのに使用することができるが、とは言え
本発明は、少なくとも上述の理由から、弱塩基性の危険
なガスに対して使用するのに特に適している。ここで使
用する「弱塩基性」なる表現は、説明される物質がアン
モニアよりも弱い塩基性であることを意味する。従っ
て、本発明による弱塩基性ガスは、207kcal/m
ol(866kJ/mol)未満、好ましくは約145
kcal/mol(607kJ/mol)〜約200k
cal/mol(837kJ/mol)、より好ましく
は150kcal/mol(628kJ/mol)〜1
90kcal/mol(795kJ/mol)の気相プ
ロトン親和性を有する。種々の化合物のプロトン親和性
は、Porterfield,“Inorganic
Chemistry”の252ページの表5.6(Ad
dison−Wesley Publ.1984)にま
とめられている。本発明で使用するのに特に好適なガス
類には、例えば、水素化物のガス類やハロゲン化物のガ
ス類、シラン、ゲルマン、ホスフィン、トリフルオロホ
スフィン、アルシン、スチビン、硫化水素、セレン化水
素及びテルル化水素といったようなものが含まれる。
【0024】本発明は、イオン注入におけるヒ素及びリ
ンの供給源としてよく用いられる気体水素化物のPH3
及びAsH3 を貯蔵、移送及び供給するのに特に有利で
ある。毒性が極端で蒸気圧が高いことから、PH3 及び
AsH3 の使用、移送及び貯蔵は半導体産業にとって著
しい安全上の懸念を生じさせる。
【0025】AsH3 やPH3 のような化合物は、弱酸
及び弱塩基の両方として作用することができる。AsH
3 及びPH3 の酸としての特性は米国特許第50376
24号明細書によって活用されており、それにはそれら
の化合物をガス廃棄流から除去するためそれらを不可逆
的に化学吸着する固体の塩基性の基材が記載されてい
る。その一方、ここに記載される発明は、AsH3 やP
3 といったような化合物の気相での弱い塩基性の特性
を利用して、これらの種を酸性の固体基材に可逆的に結
合させ、それゆえ一時的に貯蔵する。AsH3 とPH3
が弱塩基であることは、175kcal/mol(73
2kJ/mol)及び185kcal/mol(774
kJ/mol)というそれらのそれぞれのプロトン親和
性によって証明される。無水系に当てはまるわけではな
いが、水中でのPH3 のpKb の値は−27であり、p
a の値は−29である。PH3 の弱い塩基の特性は、
それが無水HCl(pKa =−5.7)と反応してホス
ホニウム塩[PH4 + Cl - を生成することで明らか
である。AsH3 も強酸のHI(pKa =−10.7)
とHBr(pKa =−7.7)でプロトン化することが
できるが、よりわずかに弱い酸類、HCl及びHF(p
a =+3.5)ではできない。pKa が高いにもかか
わらず、無水のHFはハメット酸度指数(H0 )が−1
0.2と比較的大きく、非水系においてかなり酸の特性
を示すことに注目されたい。
【0026】アルシン及びホスフィンのプロトン化によ
り生成されたプロトン化したピニクチドオニウムイオン
(すなわちAsH4 + 及びPH4 + )は、対応する水素
化物ガス類の可能性ある供給源である。例えば、PH4
Iへの熱又は水性NaOHの作用によりPH3 が遊離す
る。水素化物ガスのその酸性団(acid funct
ionality)への十分な拡散を可能にする適切な
酸収着剤組成物を選ぶことによって、固形のオニウム塩
を生成するための可逆反応を行わせることができる。収
着剤組成物の酸度とその酸性団は、水素化物ガスの遊離
に通じる可逆反応が所定の刺激に応じて、例えば温度を
所定の値まで上昇させるとか塩を最初の水素化物ガスよ
りも強い塩基(例としてアンモニア)と接触させるとか
いった刺激に応じて、起きることができるように選ばれ
る。
【0027】ホスフィン、アルシン又は同様のガスを、
+ の形態にあるイオンポリマーと直接接触させること
により、オニウム錯体を作ることができる。好ましく
は、ポリマーは、ポリマーと平衡している水の蒸気圧が
低くなり、より好ましくは0.101MPa(1気圧)
の全圧で1ppm未満となる点まで、最初に乾燥させ
る。とは言え、この乾燥処理はポリマーのガス種に対す
る多孔性をすっかり破壊させないことが重要である。十
分に乾燥したときにより大きな多孔度を保持するよう
に、マクロレティキュラー又は大いに架橋したポリマー
を使用してもよい。これらのイオン交換されたポリマー
を調製するその他の手段を考えてもよいが、とは言え強
酸性のポリマーを弱塩基性のガスと直接組み合わせるの
が、簡単であるためより好ましい。
【0028】本発明による収着剤組成物において使用す
るのに適した化合物には、収着される弱塩基性ガスをプ
ロトン化するのに十分酸性の固形物が含まれる。従っ
て、ハメット酸度パラメーターが当該弱塩基性ガスの共
役酸のハメット酸度パラメーターよりも負である化合物
がより好ましい。H0 は一般に−17〜6.5、好まし
くは−14〜2、より好ましくは−12.5〜−7であ
る。好適な収着剤組成物の構成成分として特に好ましい
のは、イオノマー類、例えば、高分子スルホン酸や高分
子パーフルオロアルキルスルホン酸、及びそれらの混合
物等、である。Nafion−H(商標)は、デュポン
社により市販されるパーフッ素化スルホン酸樹脂の商標
名である。この物質は、下記の提案反応式(反応式I)
の左辺に示した式(I)の化学構造を有する。
【0029】
【化7】
【0030】Nafion−H(商標)は、ハメット酸
度パラメーターが少なくとも約−12.0であり、これ
は96〜100%H2 SO4 のそれと等しいかそれより
強く(Olah et al.,“Perfluori
nated Resinsulfonic Acid
(Nafion−H(R)) Catalysis i
n Synthesis”,7 Synthesis
513(1986))、従って反応式Iに示したよう
に、PH3 をプロトン化することができる。スルホン酸
基の有効酸度は、電子求引基をポリマー主鎖に加え又は
それより取り除くことにより、予測できるやり方でもっ
て変更することができる。同様に、コポリマーのフラク
ション(すなわち式中のn、m及びx)を変えて担体の
物理的及び化学的特性を変更することもできる。次の表
に、n、m及びxについての実験値を示す。
【0031】
【表1】
【0032】このように、収着剤の収着特性は収着され
るガス及び実施される作業のそのほかの側面に適合させ
ることができる。
【0033】下記の式(II)
【0034】
【化8】
【0035】(この式のqは0.0〜9.0、好ましく
は0.0〜1.0であり、yは10〜10,000、好
ましくは500〜5,000である)で表されるものの
ような、その他のフッ素化スルホン酸ポリマーも、本発
明において好適に使用することができる。化学的にそれ
ほど不活性ではないものの、より弱酸性のポリマーも、
水素化物とより弱く結合することにより有効であること
ができる。弱酸性ポリマーの一般的な例は、下記の式
(III)で表される架橋したスルホン化ポリスチレン
−ジビニルベンゼンマクロレティキュラーコポリマーで
ある。
【0036】
【化9】
【0037】この式における丸付きのPは別のポリマー
との架橋結合を表し、そしてs、t及びuについての実
験値は次の表に示される。
【0038】
【表2】
【0039】そのようなポリマーの商業的に入手可能な
例はAmberlyst−15(Rohm & Haa
s社より入手可能)である。典型的にもっと一層酸性の
弱いものは、カルボン酸ポリマー又はハロゲン化したカ
ルボン酸で機能化したポリマーである。
【0040】式(III)は、重合度が事実上無限であ
る架橋ポリマーを表しているので、重合度を規定してい
ない。例えば、Whittington’s Dict
ionary of Plastics(Techno
mic Publishing 1993)の「架橋
(cross−linking)」の定義、及びEnc
yclopedia of Polymer Scie
nce and Engineering,Vol.
4,p.351(John Wiley & Sons
Publishing)の架橋ポリマーの解説を参
照。このように、式(III)の状況において重合度
は、たとえ態様によっては架橋したマトリックスに有限
分子量の鎖が多少取り込まれるとしても、意味のあるパ
ラメーターではない。
【0041】ガスの供給系に関するものではないが、T
omらの米国特許第5037624号明細書には、半導
体製造設備により排出される気体流出物から、例えばア
ンモニアのような、強塩基性ガスを除去するために、本
発明で使用するのに適したものを含めた酸性ポリマーを
使用することができることが開示されている。本発明の
態様においては、例えばNH3 あるいはMeNH2 とい
ったような強塩基性ガスを使って、最初に収着剤に貯蔵
された、より弱く結合した弱塩基性ガス(例えばAsH
3 又はPH3 )を収着剤から競合的に置換する。本発明
のそのような態様では、供給速度又は圧力を高めるため
に収着剤を加熱しなくてもよく、これは収着剤の安定性
のためにも系の固有の簡素性及び安全性のためにも好都
合である。
【0042】公表された、温度を関数とするPH4 Iの
解離圧力(NIST Standard Refere
nce Database Number 69,Ed
s.Mallard et al.,February
1997,National Institute
of Standard and Technolog
y,Gaithersburg MD,20899のB
rown et al.,“Boiling Poin
t Data”中に編纂された、Stull,“Vap
or Pressure of Pure Subst
ances Organic Compounds”,
39 Ind.Eng.Chem.,517−540
(1947))から、次の反応 PH3 + HI → PH4 I のエネルギーを、クラウジウス−クラペイロンの式を使
って見積もることが可能である。20℃で6.7kPa
(50torr)及び62.5℃で101kPa(76
0torr)の平衡圧力を基にして、この発熱反応のエ
ンタルピー変化はΔH=−104.4kJ/molと計
算される。
【0043】固体の酸の相対酸性度の変化は主として、
所定のガスについての反応の対応するΔHの大きさに影
響を及ぼす。対照的に、これらの反応のエントロピー変
化(ΔS)は主として、ガスが凝縮相に取り込まれる際
の転移エントロピー(translational e
ntropy)の喪失から生じるものであり、固体の酸
の性質に依存しないものである。この転移エントロピー
は統計力学により計算することができる。25℃及び1
01kPa(1atm)でのStrans の値はNH3 、P
3 及びAsH3 ガスについて、それぞれ0.14、
0.15及び0.16kJ/mol・Kと計算される。
【0044】所定温度における平衡定数はギブスの自由
エネルギーのみに依存するので、エントロピー変化が固
定されるとすれば、収着剤の酸性度を増大させその結果
反応のエンタルピーの大きさを増加させることは必然的
に平衡定数を増大させる。これらの関係は下記の式1と
式2で与えられる。
【0045】
【数1】
【0046】所定質量の収着剤からそれを使用すること
ができる分圧の範囲内で供給することができるガスの合
計量を最大限にすることが望ましいので、Kの最適値を
決定すべきである。相互作用しない酸性部位のある単一
の凝縮相を仮定すれば、ラングミュアーの等温式(式
3)により吸着されたガスの量を圧力の関数として十分
に説明することができる。
【0047】
【数2】
【0048】こうして、系を一定温度に保持するなら
ば、二つの圧力a及びb間での容量の最大の変化は、
【0049】
【数3】
【0050】のときに起きる。逆に言えば、このKは
【0051】
【数4】
【0052】に等しいギブスの自由エネルギーを必要と
しよう。こうして、酸の部位の密度を増加させることに
より、あるいは圧力が低下し始めるにつれ温度を上昇さ
せることにより、固定された圧力範囲内で追加の貯蔵容
量を得ることができる。
【0053】式1〜5における符号は次のとおりであ
る。 ΔG=ギブスの自由エネルギーの変化 ΔH=エンタルピー変化 ΔS=エントロピー変化 Θ =吸着率(fractional loadin
g) p =分圧 p0 =参照圧力 K =平衡定数 R =気体定数 T =絶対温度 a =最高使用圧力 b =最低使用圧力
【0054】吸着剤を危険なガスの平衡圧力を低下させ
るのに応用することは、現在実用されている。装置類の
一つの問題は、通常の運転条件下では取り出すことがで
きない担体に吸着される特殊ガスが高価なことである。
これらの装置の主要な経費は、在庫を維持しなくてはな
らないが供給のために即座には利用できないこれらのガ
ス分子の費用から生じている。現行の技術は一般に、ガ
スを物理的に吸着するのに微孔質のアルミノケイ酸塩
(ゼオライト)を使用している。特殊ガスとこれらの物
理的吸着剤の壁との結合の親和性を理論的に調節するの
は困難である。本発明の利点は、使用条件下で供給する
ことができる吸着される特殊ガスの率(fractio
n)を最大にするため固体の酸の吸着特性を調節できる
ことである。この最適化は、モノマーの分子工学により
及び酸性のイオンポリマーの調製で使用するコポリマー
比を変えることにより得ることができる酸性度のほぼ切
れ目なしの変化を利用することができる。
【0055】本発明をその具体的な例を参照して詳しく
説明したが、本発明の精神と範囲から逸脱することなく
様々な変更や改変を行うことができることは当業者に明
らかなことである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C01B 25/06 C01B 25/06 25/10 25/10 33/04 33/04 F17C 11/00 F17C 11/00 Z // B01J 20/26 B01J 20/26 A C01B 9/00 C01B 9/00 (72)発明者 ロナルド マーティン パールステイン アメリカ合衆国,ペンシルベニア 18062, マカンジー,ブルックフィールド ドライ ブ 118 (72)発明者 スティーブン アーサー ロジャーズ アメリカ合衆国,ペンシルベニア 19510, ブランドン,ロングリーフ ドライブ 287

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塩基性ガスを供給するための方法であっ
    て、 ・当該塩基性ガスをプロトン化するのに十分酸性である
    少なくとも1種のポリマーを含む担体を用意し、 ・この担体を当該塩基性ガスと接触させて、それにより
    当該塩基性ガスを上記少なくとも1種のポリマーでプロ
    トン化し、且つ凝縮させて、当該担体によって収着され
    た固体の塩を生成させ、 ・この収着された固体の塩を脱プロトン化して当該塩基
    性ガスを再生させ、それにより当該再生した塩基性ガス
    の供給を行う、ことを含み、当該塩基性ガスが866k
    J/mol未満のプロトン親和性を有し、且つ当該少な
    くとも1種のポリマーが当該塩基性ガスの共役酸の第二
    のハメット酸度の値よりも負の第一のハメット酸度の値
    を有するものである、塩基性ガスの供給方法。
  2. 【請求項2】 前記塩基性ガスのプロトン親和性が約6
    07kJ/mol〜約837kJ/molである、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記塩基性ガスのプロトン親和性が62
    8kJ/mol〜795kJ/molである、請求項1
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記塩基性ガスが水素化物又はハロゲン
    化物である、請求項1から3までのいずれか一つに記載
    の方法。
  5. 【請求項5】 前記塩基性ガスを、シラン、ゲルマン、
    ホスフィン、トリフルオロホスフィン、アルシン、スチ
    ビン、硫化水素、セレン化水素及びテルル化水素からな
    る群より選ぶ、請求項1から3までのいずれか一つに記
    載の方法。
  6. 【請求項6】 前記塩基性ガスがホスフィン又はアルシ
    ンである、請求項1から3までのいずれか一つに記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 前記第一のハメット酸度の値が−17〜
    6.5である、請求項1から6までのいずれか一つに記
    載の方法。
  8. 【請求項8】 前記第一のハメット酸度の値が−14〜
    2である、請求項1から6までのいずれか一つに記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 前記第一のハメット酸度の値が−12.
    5〜−7である、請求項1から6までのいずれか一つに
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第一のハメット酸度の値が−12
    以下である、請求項1から6までのいずれか一つに記載
    の方法。
  11. 【請求項11】 前記少なくとも1種のポリマーを、高
    分子のスルホン酸、高分子のパーフルオロアルキルスル
    ホン酸、フッ素化したスルホン酸ポリマー、架橋しスル
    ホン化したポリスチレン−ジビニルベンゼンマクロレテ
    ィキュラーコポリマー、カルボン酸ポリマー、ハロゲン
    化したカルボン酸で機能化したポリマー、及びそれらの
    混合物からなる群より選ぶ、請求項1から10までのい
    ずれか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記少なくとも1種のポリマーを、高
    分子のスルホン酸、高分子のパーフルオロアルキルスル
    ホン酸、フッ素化したスルホン酸ポリマー、及びそれら
    の混合物からなる群より選ぶ、請求項1から10までの
    いずれか一つに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記少なくとも1種のポリマーが次の
    式(I) 【化1】 (式中のmは0〜2であり、nは0.0〜4.0であ
    り、xは10〜10,000である)で表されるパーフ
    ルオロ化したスルホン酸である、請求項1から10まで
    のいずれか一つに記載の方法。
  14. 【請求項14】 式中のmが0〜1であり、nが0.0
    〜2.0であり、xが500〜5,000である、請求
    項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記少なくとも1種のポリマーが次の
    式(II) 【化2】 (式中のqは0.0〜9.0であり、yは10〜10,
    000である)で表されるフルオロ化したスルホン酸で
    ある、請求項1から10までのいずれか一つに記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 式中のqが0.0〜1.0であり、y
    が500〜5,000である、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも1種のポリマーが次の
    式(III) 【化3】 (式中のsは0.0〜0.75であり、tは0.25〜
    1.0であり、uは0.0〜0.25である)で表され
    る架橋しスルホン化したポリスチレン−ジビニルベンゼ
    ンマクロレティキュラーコポリマーである、請求項1か
    ら10までのいずれか一つに記載の方法。
  18. 【請求項18】 式中のsが0.0〜0.50であり、
    tが0.5〜0.95であり、uが0.01〜0.16
    である、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 式中のsが0.0〜0.1であり、t
    が0.8〜0.93であり、uが0.07〜0.09で
    ある、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記固体の塩を加熱して前記脱プロト
    ン化を行う、請求項1から19までのいずれか一つに記
    載の方法。
  21. 【請求項21】 前記固体の塩を競合する塩基化合物と
    接触させて前記脱プロトン化を行い、この競合する塩基
    化合物が前記塩基性ガスのプロトン親和性よりも大きい
    プロトン親和性を有する、請求項1から19までのいず
    れか一つに記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記競合する塩基化合物が少なくとも
    866kJ/molのプロトン親和性を有する、請求項
    21記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記競合する塩基化合物がアンモニア
    である、請求項21記載の方法。
  24. 【請求項24】 請求項1から23までのいずれか一つ
    に記載の方法に従って塩基性ガスを供給するのに適合し
    た装置であって、・前記担体を収容しており、且つ当該
    塩基性ガスを選択的に収容するのに適合した容器、及び
    ・この容器に連通しており、且つ当該塩基性ガスを前記
    貯蔵及び分配容器に選択的に出入りさせるのに適合した
    弁、を含む装置。
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