JP2001113110A - ストレーナ - Google Patents

ストレーナ

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JP2001113110A
JP2001113110A JP29777899A JP29777899A JP2001113110A JP 2001113110 A JP2001113110 A JP 2001113110A JP 29777899 A JP29777899 A JP 29777899A JP 29777899 A JP29777899 A JP 29777899A JP 2001113110 A JP2001113110 A JP 2001113110A
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Japan
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strainer
foreign matter
fluid
screen
matter removing
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JP29777899A
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Naoki Satake
直樹 佐竹
Michiaki Tsukuda
道昭 佃
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YAMATO VALVE KK
Original Assignee
YAMATO VALVE KK
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  • Filtration Of Liquid (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 汎用性の高いストレーナを提供することを可
能とする。 【解決手段】 配管の途中に設けられるストレーナ10
を、水が流入する入口12と、水が流出する出口14
と、入口12から送られた水内の異物が蓄積されて取り
除かれながら水が出口14まで送られる異物除去部16
とから構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管内を流れる異
物を取り除くためのストレーナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、配管内に水等の流体を流す場
合に、流体内に混じっている異物を取り除くために、配
管の途中にストレーナが設けられている。このストレー
ナの一例としてストレーナ1を図9に示す。このストレ
ーナ1は、水の入口2と、水の出口3と、異物除去部4
とを備えている。この異物除去部4には、スクリーン5
が斜めに設けられており、スクリーン5の入口6から異
物をスクリーン5内に入れて溜める一方で、水はスクリ
ーン5を通して出口3から出すように構成されている。
【0003】しかし、このようなストレーナ1によれ
ば、スクリーン5の容量に限界があり、異物がスクリー
ン5の外側へはみ出すことがあった。このため、ストレ
ーナ1を立て配管に使用している場合には、蓋7及びス
クリーン5を抜き出してスクリーン5を交換する時に、
異物が出口3側へ落下し、水に異物が混入する恐れがあ
った。また、ストレーナとしての異物除去の目的でのみ
しか利用できず、汎用性の低いものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明者は、
このような課題の原因を究明してこのような課題を解決
するべく、鋭意研究を重ねた結果、本発明に至ったので
ある。
【0005】すなわち、本発明は、異物がスクリーンの
外へはみ出して、スクリーンの交換時に異物が流体内へ
混入するのを防止できるストレーナを提供することを目
的とする。
【0006】また、本発明は、垂直配管及び水平配管共
に使えるようにし、ストレーナの汎用性を高めることを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のストレーナは、
流体が流入する入口と、該流体が流出する出口と、該入
口から送られた該流体内の異物が蓄積されて取り除かれ
ながら該流体が該出口まで送られる異物除去部とから構
成されるストレーナにおいて、前記入口から前記異物除
去部へ流れる流体の流入方向と、該異物除去部から前記
出口へ流れる流体の流出方向とが、異なることを特徴と
する。
【0008】このようなストレーナは、入口から異物除
去部へ流れる流体の流入方向と、異物除去部から出口へ
流れる流体の流出方向とを異ならせることによって、異
物除去の目的のためだけでなく、流体の移送方向の変換
の目的のために使用できるようにしたストレーナであ
る。また、本発明のストレーナは流体の流れ方向が変更
されるところに位置するため、設置空間の節約を目的と
したストレーナである。ここに、本明細書において、流
入方向とは、ストレーナ内における入口から異物除去部
への方向の意味であり、ストレーナの外部の配管からス
トレーナへの移入方向とは意味が異なる。また、流出方
向とは、ストレーナ内における異物除去部から出口への
方向の意味であり、ストレーナから外部の配管への移出
方向とは意味が異なる。
【0009】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、前記流入方向と前記流出方向との角度が
略90°であることを特徴とする。
【0010】このようなストレーナは、流入方向と流出
方向との角度を略90°に構成することにより、立て配
管から横配管へ移行するアングル部等に使用できるよう
に構成したストレーナである。
【0011】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、前記異物除去部を、前記流体が通過し前
記異物が堆積する略円筒形状のスクリーンを内蔵して構
成し、該流体が該略円筒形状の中心線方向に流入し、該
略円筒形状の周壁面と略垂直方向に流出することを特徴
とする。
【0012】このようなストレーナは、流体を略円筒形
状のスクリーンの周壁面と略垂直方向に流出させること
によって、スクリーンの容量を最大限に利用して異物を
蓄積できるようにしたストレーナである。
【0013】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、外部配管からストレーナへの流体の移入
方向と前記流入方向とが略同一であり、ストレーナから
外部配管への移出方向と前記流出方向とが略同一である
ことを特徴とする。
【0014】このようなストレーナは、移入方向と流入
方向を一致させ、移出方向と流出方向を一致させること
によって、入口から異物除去部までの経路及び異物除去
部から出口までの経路を曲形状に構成することなく、流
体の流れの方向変換を行えるようにしたストレーナであ
る。
【0015】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、前記異物除去部を、前記流体が通過し前
記異物が堆積するスクリーンを内蔵して構成し、前記ス
クリーンの端部位置が異物除去部の表面に表されたこと
を特徴とする。
【0016】このようなストレーナは、ストレーナの表
面のうち、スクリーンの端部に対応する部分に突起部や
刻印等を表してスクリーンの端部をストレーナの外側か
ら認識できるようにして、内蔵されているスクリーンの
寸法を把握できるようにしたストレーナである。
【0017】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、前記入口から前記異物除去部へ流れる流
体の圧力、及び該異物除去部から前記出口へ流れる流体
の圧力を計測することが可能であることを特徴とする。
【0018】このようなストレーナは、圧力計又は差圧
計を取り付けることによって、入口から異物除去部へ流
れる流体の圧力と異物除去部から出口へ流れる流体の圧
力との差を測定して、異物除去部内の異物の目詰まり状
態を認識できるようにしたストレーナである。
【0019】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、圧力測定用孔、温度測定用孔、及び/又
は水抜き用孔を備えたことを特徴とする。
【0020】このようなストレーナは、圧力計を取り付
けてストレーナ内の圧力を測定するための圧力測定用
孔、温度計を取り付けてストレーナ内の温度を測定する
ための温度測定用孔、又は、ストレーナ交換・清掃時の
水抜き用孔を備えたストレーナである。
【0021】また、本発明のストレーナは、前記ストレ
ーナにおいて、流体が流入する入口と、該流体が流出す
る出口と、該入口から送られた該流体内の異物が蓄積さ
れて取り除かれながら該流体が該出口まで送られる異物
除去部とから構成されるストレーナにおいて、前記異物
除去部を、前記流体が通過し前記異物が堆積するスクリ
ーンを内蔵して構成したストレーナであり、前記スクリ
ーンを抜き出して交換可能であり、該スクリーンの抜き
出し方向と前記流入方向とが略同一であることを特徴と
する。
【0022】このようなストレーナは、立て配管に使用
した場合に、スクリーンの抜き出し方向と流入方向とを
略同一に構成することによって、スクリーンを抜き出し
て交換する時に、異物が出口側へ入り込まないようにし
たストレーナである。
【0023】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るストレーナに
ついて、図面に基づいて詳しく説明する。
【0024】図1において、符号10は本発明のストレ
ーナである。このストレーナ10は、配管の途中に設け
られるストレーナであり、水(流体)が流入する入口1
2と、水が流出する出口14と、入口12から送られた
水内の異物が蓄積されて取り除かれながら水が出口14
まで送られる異物除去部16とから構成されるストレー
ナである。
【0025】このストレーナ10は、入口12から異物
除去部16へ流れる水の流入方向18と、異物除去部1
6から出口14へ流れる水の流出方向20とが、異な
り、流入方向18と流出方向20との角度が略90°で
あるように構成されている。すなわち、異物除去部16
へ入った水は異物除去部16内で方向を変えて、出口1
4へ送られるように構成されている。
【0026】また、ストレーナ10は、水が略円筒形状
のスクリーン22の中心線30方向に流入し、スクリー
ンの周壁面と略垂直方向に流出するように構成されてい
る。また、移入方向19と流入方向18を一致させ、移
出方向21と流出方向20を一致させることによって、
入口12から異物除去部16までの経路及び異物除去部
16から出口14までの経路を曲形状に構成することな
く、水の流れの方向変換を行えるように構成されてい
る。
【0027】また、ストレーナ10は、異物除去部16
を、水が通過し異物が堆積するスクリーン22を内蔵し
て構成され、スクリーン22の端部位置が異物除去部1
6の表面に表されている。すなわち、異物除去部16の
表面のスクリーン22の端部に対応する位置に突起部2
4を設け、異物除去部16の表面側からスクリーン22
の端部を認識できるように構成されている。
【0028】また、ストレーナ10は、スクリーン22
が係合され、スクリーン22とともに抜き出し可能な蓋
26が、異物除去部16に備えられ、蓋26の抜き出し
方向28と流入方向18とが略同一であるように構成さ
ている。すなわち、円筒状のスクリーン22の中心線3
0の方向と流入方向18が略同一であり、スクリーン2
2の端部が係合された蓋26を流入方向18と略同一方
向へ抜き出すことによって、スクリーン22を流入方向
18と略同一方向へ抜き出すことができるように構成さ
れている。
【0029】このようなストレーナ10を立て配管の途
中に設置して、水の異物除去に使用している場合には、
入口12から流入した水は、スクリーン22内へ入り、
スクリーン22から出口14へ流れていく。この時、水
の中に混入されている異物は、スクリーン22内へ堆積
されていく。
【0030】また、突起部24を異物除去部16の外側
から確認することによってスクリーン22の寸法を確認
できるため、スクリーン22を取り出すためのストレー
ナ10の外部のスペースを把握することができる。
【0031】スクリーン22の交換は、蓋26及びスク
リーン22を抜き出し方向28へ抜き出すことにより行
われる。仮に、異物がストレーナ22から溢れている場
合、ストレーナ10を立て配管に使用しているため、溢
れている異物は、開口部32から下へ落下し、出口14
側へ入り込むことはない。
【0032】このようなストレーナ10によれば、蓋2
6及びスクリーン22を抜き出し方向28へ抜き出して
スクリーン22の交換を行うため、スクリーン22の交
換時に異物が出口14側へ入り込むことはない。このた
め、交換終了後に再び配管に水を流しても、異物が出口
14側へ流れて水に混入してしまうのを防止することが
できる。
【0033】また、本発明のストレーナ10によれば、
水の流入方向18と水の流出方向20との角度が略90
°であるため、配管の角部に使用することによって、エ
ルボの機能を果たすことができる。このため、1個のス
トレーナ10によって、ストレーナ及びエルボの機能を
果たすことができ、配管のコスト低減を図ることができ
る。
【0034】以上、本発明の一実施形態について説明し
たが、本発明のストレーナは、その他の形態でも実施し
得るものである。
【0035】例えば、図2に示すストレーナ40であっ
ても良い。このストレーナ40は、プラグ42を備えて
おり、プラグ42を抜き出すことによって水を抜くこと
ができるように構成されている。このようなストレーナ
40によれば、1個のストレーナ40によって、ストレ
ーナ及びエルボの機能を果たすことができるとともに、
水抜き器の機能も果たすことができる。
【0036】また、図3に示すストレーナ44であって
も良い。水(流体)が流入する入口46と、水が流出す
る出口48と、入口46から送られた水内の異物が蓄積
されて取り除かれながら水が出口48まで送られる異物
除去部50とから構成されるストレーナである。また、
水を抜き、又は圧力計若しくは温度計を取り付ける等の
目的でプラグ52が複数個備えられている。また、スク
リーン22を交換するための蓋54が備えられている。
なお、ストレーナ44の材質は、青銅、黄銅、ねずみ鋳
鉄、ダクタイル鋳鉄、ステンレス鋳鋼、鋳鋼、鍛鋼、又
は高分子材料等である。ねずみ鋳鉄、ダクタイル鋳鉄、
鋳鋼、又は鍛鋼の場合には、ナイロンライニング等によ
る防錆処理を施すことが好ましい。
【0037】また、図4に示すストレーナ56であって
も良い。このストレーナ56は、プラグ42の他に、プ
ラグ58及び60を備え、プラグ58を孔62から抜き
出して、入口12から異物除去部16へ流れる水の圧力
を計測する圧力計又は差圧計を取り付けることができ、
プラグ60を孔64から抜き出して、異物除去部16か
ら出口14へ流れる水の圧力を計測する圧力計又は差圧
計を取り付けることができるように構成されている。こ
のようなストレーナ56によれば、孔62に取り付けた
圧力計等の測定値及び孔64に取り付けた圧力計等の測
定値から、両方の圧力計等の圧力差を読み取り、スクリ
ーン22の目詰まり状態を確認することができる。例え
ば、スクリーン22に異物が充満した場合には、圧力差
が大きくなり、目詰まり状態であることを認識できる。
【0038】また、図5に示すストレーナ66であって
も良い。このストレーナ66は、プラグ68を孔70か
ら抜き出して、入口46から異物除去部50へ流れる水
の圧力を計測する圧力計又は差圧計を取り付けることが
でき、複数のプラグ52のうちの上のプラグ52を孔7
2から抜き出して、異物除去部50から出口48へ流れ
る水の圧力を計測する圧力計又は差圧計を取り付けるこ
とができるように構成されている。なお、このストレー
ナ66は、立て配管から横配管へ水を流す部分に使用し
た場合に、スクリーン22の底に水が溜まり難いよう
に、出口48の中心線74を極力下側に設けたストレー
ナである。
【0039】また、本発明のストレーナは、図6に示す
ストレーナ80であっても良い。このストレーナ80
は、水が流入する入口82と、水が流出する出口84
と、入口82から送られた水内の異物が蓄積されて取り
除かれながら水が出口84まで送られる異物除去部86
とから構成されるストレーナである。このストレーナ8
0は、入口82から異物除去部86へ流れる水の流入方
向88と、異物除去部86から出口84へ流れる水の流
出方向90とが、異なり、流入方向88と流出方向90
との角度が略90°であるように構成されている。ま
た、ストレーナ80は、出口84から外側への移出方向
94は、流入方向88と略同一になるように構成され、
ストレーナ80全体として、h型形状になるように構成
されている。このようなストレーナ80によれば、水の
流入方向88と流出方向90とが異なる一方で、外側か
らストレーナ80への移入方向92とストレーナ80か
ら外側への移出方向94とは略同一であるため、直線状
の配管の途中に設けて異物を取り除くことができる。
【0040】また、本発明のストレーナは、図7に示す
ストレーナ96であっても良い。このストレーナ96
は、出口14を2個備えて構成されている。このような
ストレーナ96によれば、立て配管から2本の横配管へ
水の流れを分割させる部分に使用することができ、分流
器としての機能をも果たすことができる。
【0041】また、本発明のストレーナは、図8に示す
ストレーナ98であっても良い。このストレーナ98
は、スクリーン22を内蔵する異物除去部86を2個備
えて構成されている。このようなストレーナ98によれ
ば、スクリーン22を2個備えているため、異物を溜め
る容量を増大させることができる。
【0042】以上、本発明の実施形態について図面に基
づいて説明したが、本発明は、図示したものに限定され
ず、その他の態様でも実施し得るものである。
【0043】例えば、入口、出口及び異物除去部の形状
は図示したものには限定されない。また、スクリーンの
形状も特に限定されず、異物を溜めることができる形状
であれば良い。また、本発明のストレーナは、流体が立
て配管から横配管へ移行して流れる部分に使用すること
に限定されず、横配管から立て配管へ移行して流れる部
分に使用しても良い。
【0044】その他、本発明の技術的範囲には、その趣
旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々なる改
良,修正,変形を加えた態様も含まれる。また、同一の
作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの発明特定事
項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。また、
一体的に構成された発明特定事項を複数部品によって構
成して実施しても、複数部品から構成された発明特定事
項を一体的に構成して実施しても良い。
【0045】
【発明の効果】本発明のストレーナによれば、入口から
異物除去部へ流れる流体の流入方向と、異物除去部から
出口へ流れる流体の流出方向とが異なるため、本発明の
ストレーナのみによって、異物を除去する本来のストレ
ーナの機能だけでなく、流体の移送方向の変換の機能を
も果たすことができる。
【0046】また、前記流入方向と前記流出方向との角
度が略90°であることを特徴とする本発明のストレー
ナによれば、ストレーナの機能だけでなく、アングル部
のエルボとしての機能をも果たすことができ、配管全体
をコンパクトに構成することが可能となる。
【0047】また、前記異物除去部を、前記流体が通過
し前記異物が堆積する略円筒形状のスクリーンを内蔵し
て構成し、該流体が該略円筒形状の中心線方向に流入
し、該略円筒形状の周壁面と略垂直方向に流出すること
を特徴とする本発明のストレーナによれば、スクリーン
の容量を最大限に利用して異物を蓄積できる。このた
め、ストレーナをコンパクトに構成しても、より多くの
異物を除去することもできる。
【0048】また、外部配管からストレーナへの流体の
移入方向と前記流入方向とが略同一であり、ストレーナ
から外部配管への移出方向と前記流出方向とが略同一で
あることを特徴とする本発明のストレーナによれば、入
口から異物除去部までの経路及び異物除去部から出口ま
での経路を曲形状に構成することなく、流体の流れの方
向変換を行うことができる。このため、異物除去部を利
用して流体の方向変換を行うことができるため、流体の
方向を変換する機能を有するにもかかわらず、ストレー
ナ自体をコンパクトに構成することができる。
【0049】また、前記異物除去部を、前記流体が通過
し前記異物が堆積するスクリーンを内蔵して構成し、前
記スクリーンの端部位置が異物除去部の表面に表された
ことを特徴とする本発明のストレーナによれば、ストレ
ーナの外側から内蔵されているスクリーンの寸法を把握
することができる。このため、ストレーナを外部から見
ることによって、スクリーン取り出し寸法を容易に把握
できる。
【0050】また、前記入口から前記異物除去部へ流れ
る流体の圧力、及び該異物除去部から前記出口へ流れる
流体の圧力を計測することが可能であることを特徴とす
る本発明のストレーナによれば、入口から異物除去部へ
流れる流体の圧力と異物除去部から出口へ流れる流体の
圧力との差を測定して、異物除去部内の異物の目詰まり
状態を認識することが可能となる。このため、スクリー
ンの取替え時期を正確に把握することができる。また、
流体を搬送するポンプの動力を効率良く保つ効果もあ
る。
【0051】また、流体が流入する入口と、該流体が流
出する出口と、該入口から送られた該流体内の異物が蓄
積されて取り除かれながら該流体が該出口まで送られる
異物除去部とから構成されるストレーナにおいて、前記
異物除去部を、前記流体が通過し前記異物が堆積するス
クリーンを内蔵して構成したストレーナであり、前記ス
クリーンを抜き出して交換可能であり、該スクリーンの
抜き出し方向と前記流入方向とが略同一であることを特
徴とする本発明のストレーナによれば、スクリーンを抜
き出して交換する時に、異物が出口側へ入り込むのを防
止できる。このため、ストレーナを立て配管に使用でき
るとともに、スクリーン取替え時に配管内の洗浄をする
必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のストレーナの一の実施形態を示す図で
あり、同図(a)は入口を示す平面図であり、同図
(b)は正面断面図である。
【図2】本発明のストレーナの他の実施形態を示す図で
あり、同図(a)は入口を示す平面図であり、同図
(b)は正面断面図である。
【図3】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
正面断面図である。
【図4】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
図であり、同図(a)は入口を示す平面図であり、同図
(b)は正面断面図である。
【図5】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
正面断面図である。
【図6】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
正面断面図である。
【図7】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
図であり、同図(a)は入口を示す平面図であり、同図
(b)は正面断面図である。
【図8】本発明のストレーナの更に他の実施形態を示す
正面断面図である。
【図9】従来のストレーナを示す図であり、同図(a)
は正面断面図であり、同図(b)は出口を示す底面図で
ある。
【符号の説明】
10,40,44,56,66,80,96,98:ス
トレーナ 12,46,82:入口 14,48,84:出口 16,50,86:異物除去部 18,88:流入方向 20,94:流出方向 22:スクリーン 24:突起部 26,54:蓋 28:抜き出し方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流入する入口と、該流体が流出す
    る出口と、該入口から送られた該流体内の異物が蓄積さ
    れて取り除かれながら該流体が該出口まで送られる異物
    除去部とから構成されるストレーナにおいて、 前記入口から前記異物除去部へ流れる流体の流入方向
    と、該異物除去部から前記出口へ流れる流体の流出方向
    とが、異なることを特徴とするストレーナ。
  2. 【請求項2】 前記流入方向と前記流出方向との角度が
    略90°であることを特徴とする請求項1に記載するス
    トレーナ。
  3. 【請求項3】 前記異物除去部を、前記流体が通過し前
    記異物が堆積する略円筒形状のスクリーンを内蔵して構
    成し、該流体が該略円筒形状の中心線方向に流入し、該
    略円筒形状の周壁面と略垂直方向に流出することを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載するストレーナ。
  4. 【請求項4】 外部配管からストレーナへの流体の移入
    方向と前記流入方向とが略同一であり、ストレーナから
    外部配管への移出方向と前記流出方向とが略同一である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記
    載するストレーナ。
  5. 【請求項5】 前記異物除去部を、前記流体が通過し前
    記異物が堆積するスクリーンを内蔵して構成し、前記ス
    クリーンの端部位置が異物除去部の表面に表されたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載す
    るストレーナ。
  6. 【請求項6】 前記入口から前記異物除去部へ流れる流
    体の圧力、及び該異物除去部から前記出口へ流れる流体
    の圧力を計測することが可能であることを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれかに記載するストレーナ。
  7. 【請求項7】 圧力測定用孔、温度測定用孔、及び/又
    は水抜き用孔を備えたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項6のいずれかに記載するストレーナ。
  8. 【請求項8】 流体が流入する入口と、該流体が流出す
    る出口と、該入口から送られた該流体内の異物が蓄積さ
    れて取り除かれながら該流体が該出口まで送られる異物
    除去部とから構成されるストレーナにおいて、 前記異物除去部を、前記流体が通過し前記異物が堆積す
    るスクリーンを内蔵して構成したストレーナであり、前
    記スクリーンを抜き出して交換可能であり、該スクリー
    ンの抜き出し方向と前記流入方向とが略同一であること
    を特徴とするストレーナ。
JP29777899A 1999-10-20 1999-10-20 ストレーナ Withdrawn JP2001113110A (ja)

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