JP2001111484A - 移動通信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法 - Google Patents
移動通信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法Info
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- H04W52/04—TPC
- H04W52/18—TPC being performed according to specific parameters
- H04W52/20—TPC being performed according to specific parameters using error rate
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【課題】 基地局送信信号の電力を速くて効率的に制御
できるようにした移動通信システムにおける逆方向電力
制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を提供す
る。 【解決手段】 移動局がチャネル別に現在の受信電力を
測定してアウターループ遂行Ｓ４０を通してチャネル別
基準受信電力を決定し、続いてインナループ遂行Ｓ５０
を通して前記チャネル別受信電力とチャネル別基準受信
電力とを比較して、逆方向電力制御副チャネルＳ６０に
基地局送信信号の電力制御のための情報を送信する。基
地局はこの情報によって送信信号の電力を制御する。以
後移動局がアウターループ報告メッセージの送信可否Ｓ
７０を決定して基地局にアウターループ報告メッセージ
Ｓ８０を送信すれば基地局がインナループ未遂行チャネ
ルに対する基地局送信信号の電力制御を遂行する。
できるようにした移動通信システムにおける逆方向電力
制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を提供す
る。 【解決手段】 移動局がチャネル別に現在の受信電力を
測定してアウターループ遂行Ｓ４０を通してチャネル別
基準受信電力を決定し、続いてインナループ遂行Ｓ５０
を通して前記チャネル別受信電力とチャネル別基準受信
電力とを比較して、逆方向電力制御副チャネルＳ６０に
基地局送信信号の電力制御のための情報を送信する。基
地局はこの情報によって送信信号の電力を制御する。以
後移動局がアウターループ報告メッセージの送信可否Ｓ
７０を決定して基地局にアウターループ報告メッセージ
Ｓ８０を送信すれば基地局がインナループ未遂行チャネ
ルに対する基地局送信信号の電力制御を遂行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における逆方向電力制御副チャネル（Subchanel)を利用
した順方向電力制御方法に関するものであり、特にＩＳ
−２０００コード分割多重接続（Code Division Multip
le Access ；以下、‘ＣＤＭＡ’と称する）方式を適用
した移動通信システム内移動局におけるアウターループ
（Outer Loop）及びインナループ（Inner Loop) 遂行
時、逆方向電力制御副チャネルを利用して基地局送信信
号の電力を速くて効率的に制御できるようにした移動通
信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用し
た順方向電力制御方法に関するものである。
における逆方向電力制御副チャネル（Subchanel)を利用
した順方向電力制御方法に関するものであり、特にＩＳ
−２０００コード分割多重接続（Code Division Multip
le Access ；以下、‘ＣＤＭＡ’と称する）方式を適用
した移動通信システム内移動局におけるアウターループ
（Outer Loop）及びインナループ（Inner Loop) 遂行
時、逆方向電力制御副チャネルを利用して基地局送信信
号の電力を速くて効率的に制御できるようにした移動通
信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用し
た順方向電力制御方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般にＩＳ−２０００ＣＤＭＡ方式を適
用した移動通信システムは、図１に示されたように、移
動局１と、この移動局１とデータを無線で送受信して移
動局１とのデータ無線送受信を制御する基地局２と、こ
の基地局２とデータを送受信して基地局２とのデータ送
受信を制御する制御局３及び交換局４で構成される。
用した移動通信システムは、図１に示されたように、移
動局１と、この移動局１とデータを無線で送受信して移
動局１とのデータ無線送受信を制御する基地局２と、こ
の基地局２とデータを送受信して基地局２とのデータ送
受信を制御する制御局３及び交換局４で構成される。
【０００３】前記のように構成された移動通信システム
では、伝播環境がよくなくて自然な通話が難しい地域に
位置した移動局に伝送する基地局送信信号の電力は高め
て、通話状態が良い地域に位置した移動局に伝送する基
地局送信信号の電力は低める順方向電力制御が行なわれ
ている。
では、伝播環境がよくなくて自然な通話が難しい地域に
位置した移動局に伝送する基地局送信信号の電力は高め
て、通話状態が良い地域に位置した移動局に伝送する基
地局送信信号の電力は低める順方向電力制御が行なわれ
ている。
【０００４】このような順方向電力制御は基地局から適
当な送信信号の電力を送出することによって電力浪費を
防止する等、良質の通話品質を維持するためのＣＤＭＡ
方式の重要な技術中の一つである。
当な送信信号の電力を送出することによって電力浪費を
防止する等、良質の通話品質を維持するためのＣＤＭＡ
方式の重要な技術中の一つである。
【０００５】従来、順方向電力制御はバンドクラス（Ba
nd Class）によって２種方法で行なわれるが、バンドク
ラスが０の場合には移動局が基地局から送信した通話フ
レームを状態チェックしてエラーフレームが一定臨界値
以上であれば電力測定報告メッセージを基地局に伝送し
て、このメッセージを通して制御局のボコーダブロック
でフレームエラー率によって電力制御を実施する。
nd Class）によって２種方法で行なわれるが、バンドク
ラスが０の場合には移動局が基地局から送信した通話フ
レームを状態チェックしてエラーフレームが一定臨界値
以上であれば電力測定報告メッセージを基地局に伝送し
て、このメッセージを通して制御局のボコーダブロック
でフレームエラー率によって電力制御を実施する。
【０００６】この時、移動局が電力測定報告メッセージ
を基地局に伝送する時期は、エラー状態として、受信さ
れたフレーム中エラーフレームがエラー臨界値（該当パ
ラメータ：ｐｗｒ＿ｒｅｐｔ＿ｔｈｒｅｓｈ）の時と、
正常状態として、エラーフレームがない正常フレームが
（２＾( 電力制御報告フレーム個数／２））×５ほど移
動局に受信される時である。なお、＾は累乗を示す。
を基地局に伝送する時期は、エラー状態として、受信さ
れたフレーム中エラーフレームがエラー臨界値（該当パ
ラメータ：ｐｗｒ＿ｒｅｐｔ＿ｔｈｒｅｓｈ）の時と、
正常状態として、エラーフレームがない正常フレームが
（２＾( 電力制御報告フレーム個数／２））×５ほど移
動局に受信される時である。なお、＾は累乗を示す。
【０００７】すなわち、フレームが正常状態の時、基地
局が初期通話フレーム送信後電力測定報告メッセージを
受信しなかったり正常状態のフレームが続く場合にはボ
コーダブロックでファストダウンモード（Fast Down Mo
de）のタイマー満期時間（該当パラメータ：ｆａｓｔ＿
ｄｏｗｎ＿ｔｉｍｅ）を周期でデジタル・ゲイン（Digi
tal Gain) 減少幅（該当パラメータ：ｆａｓｔ＿ｄｏｗ
ｎ＿ｄｅｌｔａ）ほどを減少して基地局送信信号の電力
を減らす。
局が初期通話フレーム送信後電力測定報告メッセージを
受信しなかったり正常状態のフレームが続く場合にはボ
コーダブロックでファストダウンモード（Fast Down Mo
de）のタイマー満期時間（該当パラメータ：ｆａｓｔ＿
ｄｏｗｎ＿ｔｉｍｅ）を周期でデジタル・ゲイン（Digi
tal Gain) 減少幅（該当パラメータ：ｆａｓｔ＿ｄｏｗ
ｎ＿ｄｅｌｔａ）ほどを減少して基地局送信信号の電力
を減らす。
【０００８】そして、フレームがエラー状態の時、エラ
ー数がエラー臨界値（該当パラメータ：ｐｗｒ＿ｒｅｐ
ｔ＿ｔｈｒｅｓｈ) 未満の場合には小幅にデジタル・ゲ
イン（該当パラメータ：ｓｍａｌｌ＿ｕｐ＿ｄｅｌｔ
ａ）を増加して、エラー臨界値の場合には大幅にデジタ
ル・ゲイン（該当パラメータ：ｂｉｇ＿ｕｐ＿ｄｅｌｔ
ａ）を増加する。
ー数がエラー臨界値（該当パラメータ：ｐｗｒ＿ｒｅｐ
ｔ＿ｔｈｒｅｓｈ) 未満の場合には小幅にデジタル・ゲ
イン（該当パラメータ：ｓｍａｌｌ＿ｕｐ＿ｄｅｌｔ
ａ）を増加して、エラー臨界値の場合には大幅にデジタ
ル・ゲイン（該当パラメータ：ｂｉｇ＿ｕｐ＿ｄｅｌｔ
ａ）を増加する。
【０００９】前記のようにフレーム状態によって電力増
減幅が異なるので、電力制御において前記と関連したパ
ラメータ（Parameter)がシステム性能を決定する重要な
要因になる。
減幅が異なるので、電力制御において前記と関連したパ
ラメータ（Parameter)がシステム性能を決定する重要な
要因になる。
【００１０】従来には電力制御報告フレーム個数を
‘７’（従来使用中の臨界値）で用いるので約５７個の
フレーム、これを時間で換算すれば約１．１４秒（ｓｅ
ｃ）を周期で電力制御をしてスロー制御（Slow Contro
l) をするようになる。
‘７’（従来使用中の臨界値）で用いるので約５７個の
フレーム、これを時間で換算すれば約１．１４秒（ｓｅ
ｃ）を周期で電力制御をしてスロー制御（Slow Contro
l) をするようになる。
【００１１】一方、バンドクラスが１の場合にはフレー
ムエラー指示ビットを利用して電力制御を遂行するよう
になるが、この時フレーム単位（２０ｍｓｅｃ）でエラ
ー報告をすることによりバンドクラスが０の場合より速
い電力制御を遂行するようになる。
ムエラー指示ビットを利用して電力制御を遂行するよう
になるが、この時フレーム単位（２０ｍｓｅｃ）でエラ
ー報告をすることによりバンドクラスが０の場合より速
い電力制御を遂行するようになる。
【００１２】すなわち、移動局が基地局から通話フレー
ムを受信する時ごとにフレーム状態をチェックして逆方
向通話フレームのフレームエラー指示ビットにフレーム
状態情報（正常状態：‘０’、エラー状態：‘１’）を
割り当てた後基地局を経て制御局に送信すると、制御局
では受信フレームを確認してフレームエラー指示ビット
が‘０’の場合にはチャネルのデジタル・ゲインを減少
して、フレームエラー指示ビットが‘１’の場合にはチ
ャネルのデジタル・ゲインを増加して一定フレームエラ
ー率を維持するように基地局送信信号の電力を調節す
る。
ムを受信する時ごとにフレーム状態をチェックして逆方
向通話フレームのフレームエラー指示ビットにフレーム
状態情報（正常状態：‘０’、エラー状態：‘１’）を
割り当てた後基地局を経て制御局に送信すると、制御局
では受信フレームを確認してフレームエラー指示ビット
が‘０’の場合にはチャネルのデジタル・ゲインを減少
して、フレームエラー指示ビットが‘１’の場合にはチ
ャネルのデジタル・ゲインを増加して一定フレームエラ
ー率を維持するように基地局送信信号の電力を調節す
る。
【００１３】前記のようにバンドクラスが１である順方
向電力制御はバンドクラスが０である順方向電力制御の
増減幅よりは小さい値に設定されてより効果的な電力制
御が行なわれるようにしている。
向電力制御はバンドクラスが０である順方向電力制御の
増減幅よりは小さい値に設定されてより効果的な電力制
御が行なわれるようにしている。
【００１４】しかし、前記のような従来バンドクラスに
よる順方向電力制御方法は、制御局が順方向チャネルの
フレームエラー率を受信した後基地局送信信号の電力を
調整することによって電力制御遅延が生じて、２０ｍｓ
〜１．１４ｓｅｃ周期でスロー電力制御を遂行すること
によってチャネル環境及び順方向無線環境変化に速く対
処することが難しいので基地局送信信号の電力を効率的
に制御できなくなる等、基地局送信信号の電力浪費をも
たらすようになってシステム容量の減少も憂慮されるよ
うになる問題点があった。
よる順方向電力制御方法は、制御局が順方向チャネルの
フレームエラー率を受信した後基地局送信信号の電力を
調整することによって電力制御遅延が生じて、２０ｍｓ
〜１．１４ｓｅｃ周期でスロー電力制御を遂行すること
によってチャネル環境及び順方向無線環境変化に速く対
処することが難しいので基地局送信信号の電力を効率的
に制御できなくなる等、基地局送信信号の電力浪費をも
たらすようになってシステム容量の減少も憂慮されるよ
うになる問題点があった。
【００１５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記のような
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、
ＩＳ−２０００ＣＤＭＡ方式を適用した移動通信システ
ム内移動局におけるアウトループ及びインナループ遂行
時、逆方向パイロットチャネル内電力制御副チャネルを
利用して基地局送信信号の電力を速くて効率的に制御す
ることによってチャネル環境及び順方向無線環境変化に
速く対処できて、基地局送信信号の電力を節減してシス
テム容量を増加させることができるようにした移動通信
システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用した
順方向電力制御方法を提供することにある。
問題点を解決するためのものであり、本発明の目的は、
ＩＳ−２０００ＣＤＭＡ方式を適用した移動通信システ
ム内移動局におけるアウトループ及びインナループ遂行
時、逆方向パイロットチャネル内電力制御副チャネルを
利用して基地局送信信号の電力を速くて効率的に制御す
ることによってチャネル環境及び順方向無線環境変化に
速く対処できて、基地局送信信号の電力を節減してシス
テム容量を増加させることができるようにした移動通信
システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用した
順方向電力制御方法を提供することにある。
【００１６】
【課題を解決するための手段】前記のような目的を達成
するための本発明の移動通信システムにおける逆方向電
力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法は、移
動局と基地局との間に順方向電力制御のためにインナル
ープを遂行するチャネル情報とこのチャネル情報に該当
するチャネルを送受信するチャネル情報及びチャネル送
受信過程と、前記チャネル情報及びチャネル送受信過程
で移動局がチャネルを受信するままチャネル別に現在の
受信電力を測定するチャネル別受信電力測定過程と、前
記チャネル別受信電力測定過程後、移動局が２０ｍｓ周
期でアウターループを遂行して移動局が受信しなければ
ならないチャネル別基準受信電力を決定するアウタール
ープ遂行過程と、前記アウターループ遂行過程後、移動
局が１．２５ｍｓ周期でインナループを遂行して前記チ
ャネル別受信電力測定過程で測定された現在のチャネル
別受信電力と前記アウターループ遂行過程で決定された
チャネル別基準受信電力とを比較して基地局送信信号の
電力減少または電力増加を要求するための情報を決定し
た後逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに前記決定され
た情報を割り当てるインナループ遂行過程と、前記イン
ナループ遂行過程で情報が割り当てられたＰＣＢを含む
逆方向電力制御副チャネルを移動局と基地局との間に送
受信して基地局が前記逆方向電力制御副チャネルのＰＣ
Ｂに割り当てられた情報によって基地局送信信号の電力
を制御する逆方向電力制御副チャネル送受信及び電力制
御過程と、前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び電
力制御過程後、移動局がアウターループ報告メッセージ
を基地局に送信することかを決定するアウターループ報
告メッセージ送信可否決定過程と、前記アウターループ
報告メッセージ送信可否決定過程で決定された結果がア
ウターループ報告メッセージ送信許可の場合、移動局と
基地局との間にアウターループ報告メッセージを送受信
して基地局がインナループ未遂行チャネルに対する基地
局送信信号の電力制御を遂行するアウターループ報告メ
ッセージ送受信及び電力制御過程と、前記アウタールー
プ報告メッセージ送信可否決定過程で決定された結果が
アウターループ報告メッセージ送信許可ではない場合、
移動局がアウターループ報告メッセージを基地局に送信
しなくて前記チャネル情報及びチャネル送受信過程に進
めて以下動作を遂行するアウターループ報告メッセージ
未送信過程で構成されることを特徴とする。
するための本発明の移動通信システムにおける逆方向電
力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法は、移
動局と基地局との間に順方向電力制御のためにインナル
ープを遂行するチャネル情報とこのチャネル情報に該当
するチャネルを送受信するチャネル情報及びチャネル送
受信過程と、前記チャネル情報及びチャネル送受信過程
で移動局がチャネルを受信するままチャネル別に現在の
受信電力を測定するチャネル別受信電力測定過程と、前
記チャネル別受信電力測定過程後、移動局が２０ｍｓ周
期でアウターループを遂行して移動局が受信しなければ
ならないチャネル別基準受信電力を決定するアウタール
ープ遂行過程と、前記アウターループ遂行過程後、移動
局が１．２５ｍｓ周期でインナループを遂行して前記チ
ャネル別受信電力測定過程で測定された現在のチャネル
別受信電力と前記アウターループ遂行過程で決定された
チャネル別基準受信電力とを比較して基地局送信信号の
電力減少または電力増加を要求するための情報を決定し
た後逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに前記決定され
た情報を割り当てるインナループ遂行過程と、前記イン
ナループ遂行過程で情報が割り当てられたＰＣＢを含む
逆方向電力制御副チャネルを移動局と基地局との間に送
受信して基地局が前記逆方向電力制御副チャネルのＰＣ
Ｂに割り当てられた情報によって基地局送信信号の電力
を制御する逆方向電力制御副チャネル送受信及び電力制
御過程と、前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び電
力制御過程後、移動局がアウターループ報告メッセージ
を基地局に送信することかを決定するアウターループ報
告メッセージ送信可否決定過程と、前記アウターループ
報告メッセージ送信可否決定過程で決定された結果がア
ウターループ報告メッセージ送信許可の場合、移動局と
基地局との間にアウターループ報告メッセージを送受信
して基地局がインナループ未遂行チャネルに対する基地
局送信信号の電力制御を遂行するアウターループ報告メ
ッセージ送受信及び電力制御過程と、前記アウタールー
プ報告メッセージ送信可否決定過程で決定された結果が
アウターループ報告メッセージ送信許可ではない場合、
移動局がアウターループ報告メッセージを基地局に送信
しなくて前記チャネル情報及びチャネル送受信過程に進
めて以下動作を遂行するアウターループ報告メッセージ
未送信過程で構成されることを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しなが
ら本発明による移動通信システムにおける逆方向電力制
御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を詳細に説
明する。
ら本発明による移動通信システムにおける逆方向電力制
御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を詳細に説
明する。
【００１８】図２は本発明による移動通信システムにお
ける逆方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制
御方法の動作を示した流れ図であり、これを参照して本
発明による順方向電力制御方法を説明すると次のようで
ある。
ける逆方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制
御方法の動作を示した流れ図であり、これを参照して本
発明による順方向電力制御方法を説明すると次のようで
ある。
【００１９】本発明による順方向電力制御の場合、任意
の移動局と基地局間同時に最大１個のフォワード専用制
御チャネル（Forward Dedicated Control Channel)、最
大１個のフォワードファンダメンタルチャネル（Forwar
d Fundamental Channel)、最大７個のフォワード補足チ
ャネル（Forward Supplemental Channel) に対する電力
制御を遂行する。
の移動局と基地局間同時に最大１個のフォワード専用制
御チャネル（Forward Dedicated Control Channel)、最
大１個のフォワードファンダメンタルチャネル（Forwar
d Fundamental Channel)、最大７個のフォワード補足チ
ャネル（Forward Supplemental Channel) に対する電力
制御を遂行する。
【００２０】本発明で移動局は順方向電力制御のために
アウターループとインナループとを遂行するようになる
が、アウターループは２０ｍｓ周期で各チャネル別受信
フレームの状態をチェックして一定フレームエラー率
（関連パラメータ：ＲＥＱＵＩＲＥＤ＿ＦＥＲ）を維持
するために移動局が受信しなければならないチャネル別
基準受信電力（関連パラメータ：初期化のためのＲｅｑ
ｕｉｒｅｄ＿Ｅｂ／Ｎｔ、アウターループ結果を示すＲ
ｅｑｕｉｒｅｄ Ｅｂ／Ｎｔ）を決定する動作である。
アウターループとインナループとを遂行するようになる
が、アウターループは２０ｍｓ周期で各チャネル別受信
フレームの状態をチェックして一定フレームエラー率
（関連パラメータ：ＲＥＱＵＩＲＥＤ＿ＦＥＲ）を維持
するために移動局が受信しなければならないチャネル別
基準受信電力（関連パラメータ：初期化のためのＲｅｑ
ｕｉｒｅｄ＿Ｅｂ／Ｎｔ、アウターループ結果を示すＲ
ｅｑｕｉｒｅｄ Ｅｂ／Ｎｔ）を決定する動作である。
【００２１】そして、インナループは移動局が１．２５
ｍｓ周期でチャネル別受信電力をチェックして基準受信
電力（Ｒｅｑｕｉｒｅｄ Ｅｂ／Ｎｔ）と比較した後、
基準受信電力より高ければ基地局送信信号の電力減少を
要求するために逆方向電力制御副チャネルの電力制御ビ
ット（Power Control Bit ；以下、‘ＰＣＢ’と称す
る）に‘０’を割り当てて伝送して、基準受信電力より
低ければ基地局送信信号の電力増加を要求するために逆
方向電力制御副チャネルのＰＣＢに‘１’を割り当てて
伝送する過程である。
ｍｓ周期でチャネル別受信電力をチェックして基準受信
電力（Ｒｅｑｕｉｒｅｄ Ｅｂ／Ｎｔ）と比較した後、
基準受信電力より高ければ基地局送信信号の電力減少を
要求するために逆方向電力制御副チャネルの電力制御ビ
ット（Power Control Bit ；以下、‘ＰＣＢ’と称す
る）に‘０’を割り当てて伝送して、基準受信電力より
低ければ基地局送信信号の電力増加を要求するために逆
方向電力制御副チャネルのＰＣＢに‘１’を割り当てて
伝送する過程である。
【００２２】まず、チャネル情報送受信過程（Ｓ１０）
では順方向電力制御のために基地局がインナループ（In
ner loop）を遂行するチャネル情報を移動局に送信し
て、移動局が前記チャネル情報を受信するようにする。
では順方向電力制御のために基地局がインナループ（In
ner loop）を遂行するチャネル情報を移動局に送信し
て、移動局が前記チャネル情報を受信するようにする。
【００２３】前記チャネル情報送受信過程（Ｓ１０）後
にチャネル送受信過程（Ｓ２０）に進めて基地局が前記
過程（Ｓ１０）で移動局に送信したチャネル情報に該当
するチャネルを移動局に送信して、移動局が再び前記チ
ャネルを受信するようにする。
にチャネル送受信過程（Ｓ２０）に進めて基地局が前記
過程（Ｓ１０）で移動局に送信したチャネル情報に該当
するチャネルを移動局に送信して、移動局が再び前記チ
ャネルを受信するようにする。
【００２４】前記チャネル送受信過程（Ｓ２０）後にチ
ャネル別受信電力測定過程（Ｓ３０）に進めて移動局は
前記過程（Ｓ２０）で受信するチャネル別に現在の受信
電力を測定する。
ャネル別受信電力測定過程（Ｓ３０）に進めて移動局は
前記過程（Ｓ２０）で受信するチャネル別に現在の受信
電力を測定する。
【００２５】前記チャネル別受信電力測定過程（Ｓ３
０）後にアウターループ遂行過程（Ｓ４０）に進めて移
動局が２０ｍｓ周期でアウターループを遂行する。
０）後にアウターループ遂行過程（Ｓ４０）に進めて移
動局が２０ｍｓ周期でアウターループを遂行する。
【００２６】すなわち、移動局が２０ｍｓ周期で各チャ
ネル別受信フレームの状態をチェックして一定フレーム
エラー率を維持するために移動局が受信しなければなら
ないチャネル別基準受信電力を決定する。
ネル別受信フレームの状態をチェックして一定フレーム
エラー率を維持するために移動局が受信しなければなら
ないチャネル別基準受信電力を決定する。
【００２７】前記アウターループ遂行過程（Ｓ４０）後
にインナループ遂行過程（Ｓ５０）に進めて移動局が
１．２５ｍｓ周期でインナループを遂行する。
にインナループ遂行過程（Ｓ５０）に進めて移動局が
１．２５ｍｓ周期でインナループを遂行する。
【００２８】すなわち、移動局が１．２５ｍｓ周期で前
記過程（Ｓ３０）で測定された現在のチャネル別受信電
力と前記過程（Ｓ４０）で決定されたチャネル別基準受
信電力を比較して基地局送信信号の電力減少または電力
増加を要求するための情報を決定した後、逆方向電力制
御副チャネルのＰＣＢに前記決定された情報を割り当て
る。
記過程（Ｓ３０）で測定された現在のチャネル別受信電
力と前記過程（Ｓ４０）で決定されたチャネル別基準受
信電力を比較して基地局送信信号の電力減少または電力
増加を要求するための情報を決定した後、逆方向電力制
御副チャネルのＰＣＢに前記決定された情報を割り当て
る。
【００２９】前記インナループ遂行過程（Ｓ５０）後に
逆方向電力制御副チャネル送受信及び電力制御過程（Ｓ
６０）に進めて移動局が前記過程（Ｓ５０）で情報が割
り当てられたＰＣＢを含む逆方向電力制御副チャネルを
基地局に送信して基地局が前記逆方向電力制御副チャネ
ルを受信するようにして、続いて基地局が前記受信され
た逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた
情報によって基地局送信信号の電力を制御する。
逆方向電力制御副チャネル送受信及び電力制御過程（Ｓ
６０）に進めて移動局が前記過程（Ｓ５０）で情報が割
り当てられたＰＣＢを含む逆方向電力制御副チャネルを
基地局に送信して基地局が前記逆方向電力制御副チャネ
ルを受信するようにして、続いて基地局が前記受信され
た逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた
情報によって基地局送信信号の電力を制御する。
【００３０】これにより、移動局は前記逆方向電力制御
副チャネル送受信及び電力制御過程（Ｓ６０）で制御さ
れる基地局送信信号の電力を受信するようになる。
副チャネル送受信及び電力制御過程（Ｓ６０）で制御さ
れる基地局送信信号の電力を受信するようになる。
【００３１】前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び
電力制御過程（Ｓ６０）後にアウターループ報告メッセ
ージ送信可否決定過程（Ｓ７０）に進めて移動局がイン
ナループ未遂行チャネルが存在しているかを判断してイ
ンナループ未遂行チャネルが存在する場合にインナルー
プ遂行チャネルの受信電力との差が臨界値以上であれば
アウターループ報告メッセージを基地局に送信すること
を決定する。
電力制御過程（Ｓ６０）後にアウターループ報告メッセ
ージ送信可否決定過程（Ｓ７０）に進めて移動局がイン
ナループ未遂行チャネルが存在しているかを判断してイ
ンナループ未遂行チャネルが存在する場合にインナルー
プ遂行チャネルの受信電力との差が臨界値以上であれば
アウターループ報告メッセージを基地局に送信すること
を決定する。
【００３２】前記アウターループ報告メッセージ送信可
否決定過程（Ｓ７０）後にアウターループ報告メッセー
ジ送信許可判断過程（Ｓ８０）に進めて移動局が前記過
程（Ｓ７０）で決定された結果がアウターループ報告メ
ッセージ送信許可であるのか否かを判断して、この時ア
ウターループ報告メッセージ送信許可であればアウター
ループ報告メッセージ送受信及び電力制御過程（Ｓ９
０）に進めて移動局が基地局にアウターループ報告メッ
セージを送信して基地局がこれを受信した後インナルー
プ未遂行チャネルに対する基地局送信信号の電力制御を
遂行するようにする。
否決定過程（Ｓ７０）後にアウターループ報告メッセー
ジ送信許可判断過程（Ｓ８０）に進めて移動局が前記過
程（Ｓ７０）で決定された結果がアウターループ報告メ
ッセージ送信許可であるのか否かを判断して、この時ア
ウターループ報告メッセージ送信許可であればアウター
ループ報告メッセージ送受信及び電力制御過程（Ｓ９
０）に進めて移動局が基地局にアウターループ報告メッ
セージを送信して基地局がこれを受信した後インナルー
プ未遂行チャネルに対する基地局送信信号の電力制御を
遂行するようにする。
【００３３】そして、前記アウターループ報告メッセー
ジ送信可否決定過程（Ｓ７０）で決定された結果がアウ
ターループ報告メッセージ送信許可でなければアウター
ループ報告メッセージ未送信過程（Ｓ１００）に進めて
移動局がアウターループ報告メッセージを基地局に送信
しなくて前記チャネル送受信過程（Ｓ２０）に進めて以
下動作を反復遂行する。
ジ送信可否決定過程（Ｓ７０）で決定された結果がアウ
ターループ報告メッセージ送信許可でなければアウター
ループ報告メッセージ未送信過程（Ｓ１００）に進めて
移動局がアウターループ報告メッセージを基地局に送信
しなくて前記チャネル送受信過程（Ｓ２０）に進めて以
下動作を反復遂行する。
【００３４】前記のように動作する本発明による移動通
信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用し
た順方向電力制御方法において、図３ないし図７の流れ
図を参照して各動作段階を詳細に説明すると次のようで
ある。
信システムにおける逆方向電力制御副チャネルを利用し
た順方向電力制御方法において、図３ないし図７の流れ
図を参照して各動作段階を詳細に説明すると次のようで
ある。
【００３５】前記アウターループ遂行過程（Ｓ４０）は
図３に示されたように、移動局で２０ｍｓ周期でアウタ
ーループを遂行するようになるが、まず、チャネル別受
信フレームの状態チェック段階（Ｓ４１）で移動局が各
チャネル別受信フレームの状態をチェックした後、チャ
ネル別フレームエラー率計算段階（Ｓ４２）に進めて現
在のチャネル別フレームのエラー率を計算する。
図３に示されたように、移動局で２０ｍｓ周期でアウタ
ーループを遂行するようになるが、まず、チャネル別受
信フレームの状態チェック段階（Ｓ４１）で移動局が各
チャネル別受信フレームの状態をチェックした後、チャ
ネル別フレームエラー率計算段階（Ｓ４２）に進めて現
在のチャネル別フレームのエラー率を計算する。
【００３６】前記チャネル別フレームエラー率計算段階
（Ｓ４２）後にフレームエラー率比較段階（Ｓ４３）に
進めて移動局は前記段階（Ｓ４２）で計算された現在の
チャネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレーム
エラー率以下であるのかを判断し、この時現在のチャネ
ル別フレームエラー率がチャネル別基準フレームエラー
率以下であればチャネル別基準受信電力減少段階（Ｓ４
４）に進めてチャネル別基準受信電力を減少させて、現
在のチャネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレ
ームエラー率以上であればチャネル別基準受信電力増加
段階（Ｓ４５）に進めてチャネル別基準受信電力を増加
させることによってチャネル別基準受信電力を各々決定
する。
（Ｓ４２）後にフレームエラー率比較段階（Ｓ４３）に
進めて移動局は前記段階（Ｓ４２）で計算された現在の
チャネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレーム
エラー率以下であるのかを判断し、この時現在のチャネ
ル別フレームエラー率がチャネル別基準フレームエラー
率以下であればチャネル別基準受信電力減少段階（Ｓ４
４）に進めてチャネル別基準受信電力を減少させて、現
在のチャネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレ
ームエラー率以上であればチャネル別基準受信電力増加
段階（Ｓ４５）に進めてチャネル別基準受信電力を増加
させることによってチャネル別基準受信電力を各々決定
する。
【００３７】前記インナループ遂行過程（Ｓ５０）は、
図４に示されたように、移動局で１．２５ｍｓ周期でイ
ンナループを遂行するようになるが、まず、チャネル別
受信電力チェック段階（Ｓ５１）で移動局が現在のチャ
ネル別受信電力をチェックした後、チャネル別受信電力
比較段階（Ｓ５２）に進めて前記段階（Ｓ５１）でチェ
ックされた現在のチャネル別受信電力が前記アウタール
ープ遂行過程（Ｓ４０）のチャネル別基準受信電力減少
または増加段階（Ｓ４４、Ｓ４５）で決定されたチャネ
ル別基準受信電力以下であるのかを判断する。
図４に示されたように、移動局で１．２５ｍｓ周期でイ
ンナループを遂行するようになるが、まず、チャネル別
受信電力チェック段階（Ｓ５１）で移動局が現在のチャ
ネル別受信電力をチェックした後、チャネル別受信電力
比較段階（Ｓ５２）に進めて前記段階（Ｓ５１）でチェ
ックされた現在のチャネル別受信電力が前記アウタール
ープ遂行過程（Ｓ４０）のチャネル別基準受信電力減少
または増加段階（Ｓ４４、Ｓ４５）で決定されたチャネ
ル別基準受信電力以下であるのかを判断する。
【００３８】前記チャネル別受信電力比較段階（Ｓ５
２）で現在のチャネル別受信電力がチャネル別基準受信
電力以下であれば基地局送信信号の電力増加のための情
報決定及びＰＣＢ割り当て段階（Ｓ５３）に進めて移動
局は基地局送信信号の電力増加を要求するための情報と
して‘１’を決定して逆方向電力制御副チャネルのＰＣ
Ｂに‘１’を割り当てて、前記チャネル別受信電力比較
段階（Ｓ５２）で現在のチャネル別受信電力がチャネル
別基準受信電力以上であれば基地局送信信号の電力減少
のための情報決定及びＰＣＢ割り当て段階（Ｓ５４）に
進めて移動局は基地局送信信号の電力減少を要求するた
めの情報として‘０’を決定して逆方向電力制御副チャ
ネルのＰＣＢに‘０’を割り当てる。
２）で現在のチャネル別受信電力がチャネル別基準受信
電力以下であれば基地局送信信号の電力増加のための情
報決定及びＰＣＢ割り当て段階（Ｓ５３）に進めて移動
局は基地局送信信号の電力増加を要求するための情報と
して‘１’を決定して逆方向電力制御副チャネルのＰＣ
Ｂに‘１’を割り当てて、前記チャネル別受信電力比較
段階（Ｓ５２）で現在のチャネル別受信電力がチャネル
別基準受信電力以上であれば基地局送信信号の電力減少
のための情報決定及びＰＣＢ割り当て段階（Ｓ５４）に
進めて移動局は基地局送信信号の電力減少を要求するた
めの情報として‘０’を決定して逆方向電力制御副チャ
ネルのＰＣＢに‘０’を割り当てる。
【００３９】前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び
電力制御過程（Ｓ６０）は、図５に示されたように、逆
方向電力制御副チャネル送受信段階（Ｓ６１）で移動局
が前記インナループ遂行過程（Ｓ５０）の基地局送信信
号の電力増加または減少のための情報決定及びＰＣＢ割
り当て段階（Ｓ５３、Ｓ５４）で情報が割り当てられた
ＰＣＢを含む逆方向電力制御副チャネルを基地局に送信
して基地局が前記逆方向電力制御副チャネルを受信すれ
ば、逆方向電力制御副チャネル情報確認段階（Ｓ６２）
に進めて基地局が前記段階（Ｓ６１）で受信された逆方
向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた情報が
‘０’または‘１’であるのかを判断する。
電力制御過程（Ｓ６０）は、図５に示されたように、逆
方向電力制御副チャネル送受信段階（Ｓ６１）で移動局
が前記インナループ遂行過程（Ｓ５０）の基地局送信信
号の電力増加または減少のための情報決定及びＰＣＢ割
り当て段階（Ｓ５３、Ｓ５４）で情報が割り当てられた
ＰＣＢを含む逆方向電力制御副チャネルを基地局に送信
して基地局が前記逆方向電力制御副チャネルを受信すれ
ば、逆方向電力制御副チャネル情報確認段階（Ｓ６２）
に進めて基地局が前記段階（Ｓ６１）で受信された逆方
向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた情報が
‘０’または‘１’であるのかを判断する。
【００４０】前記逆方向電力制御副チャネル情報確認段
階（Ｓ６２）で逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割
り当てられた情報が‘０’の場合には基地局送信信号の
電力減少制御段階（Ｓ６３）に進めて基地局送信信号の
電力を減少させて、前記逆方向電力制御副チャネルのＰ
ＣＢに割り当てられた情報が‘１’の場合には基地局送
信信号の電力増加制御段階（Ｓ６４）に進めて基地局送
信信号の電力を増加させることによって基地局送信信号
の電力を制御するようにする。
階（Ｓ６２）で逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割
り当てられた情報が‘０’の場合には基地局送信信号の
電力減少制御段階（Ｓ６３）に進めて基地局送信信号の
電力を減少させて、前記逆方向電力制御副チャネルのＰ
ＣＢに割り当てられた情報が‘１’の場合には基地局送
信信号の電力増加制御段階（Ｓ６４）に進めて基地局送
信信号の電力を増加させることによって基地局送信信号
の電力を制御するようにする。
【００４１】この時、‘０’または‘１’の情報が連続
的に一定臨界値以上に受信される場合には基地局送信信
号の電力増減幅を大きくして基地局送信信号の電力を制
御して、一定臨界値以上に受信されない場合には基地局
送信信号の電力増減幅を小さくして基地局送信信号の電
力を制御する。
的に一定臨界値以上に受信される場合には基地局送信信
号の電力増減幅を大きくして基地局送信信号の電力を制
御して、一定臨界値以上に受信されない場合には基地局
送信信号の電力増減幅を小さくして基地局送信信号の電
力を制御する。
【００４２】次に、アウターループ報告メッセージ送信
可否決定過程（Ｓ７０）はインナループ未遂行に逆方向
電力制御副チャネルのＰＣＢに情報を伝送できないチャ
ネルに対してアウターループ報告メッセージを基地局に
送信するように決定する過程である。
可否決定過程（Ｓ７０）はインナループ未遂行に逆方向
電力制御副チャネルのＰＣＢに情報を伝送できないチャ
ネルに対してアウターループ報告メッセージを基地局に
送信するように決定する過程である。
【００４３】すなわち、逆方向電力制御副チャネルには
最大二つの順方向チャネルに対する電力制御情報を伝送
することができるが、基地局と任意の移動局との間には
多重チャネルを使用できるために電力制御情報を伝送で
きないチャネルが生じるようになる。
最大二つの順方向チャネルに対する電力制御情報を伝送
することができるが、基地局と任意の移動局との間には
多重チャネルを使用できるために電力制御情報を伝送で
きないチャネルが生じるようになる。
【００４４】図６に示されたように、まず、インナルー
プ未遂行チャネル存在把握段階（Ｓ７１）で移動局がイ
ンナループ未遂行チャネルが存在しているかを判断し
て、この時インナループ未遂行チャネルが存在すれば受
信電力差測定段階（Ｓ７２）に進めてインナループ未遂
行チャネルの現在受信電力とインナループ遂行チャネル
の現在受信電力との差を測定する。
プ未遂行チャネル存在把握段階（Ｓ７１）で移動局がイ
ンナループ未遂行チャネルが存在しているかを判断し
て、この時インナループ未遂行チャネルが存在すれば受
信電力差測定段階（Ｓ７２）に進めてインナループ未遂
行チャネルの現在受信電力とインナループ遂行チャネル
の現在受信電力との差を測定する。
【００４５】前記受信電力差測定段階（Ｓ７２）後に臨
界値比較段階（Ｓ７３）に進めて移動局は前記受信電力
差測定段階（Ｓ７２）で測定された差が臨界値以上であ
るのかを判断し、この時臨界値以上であればアウタール
ープ報告メッセージ送信決定段階（Ｓ７４）に進めて基
地局にアウターループ報告メッセージを送信するように
決定して、臨界値以下であればアウターループ報告メッ
セージ未送信決定段階（Ｓ７５）に進めて基地局にアウ
ターループ報告メッセージを送信しないように決定す
る。
界値比較段階（Ｓ７３）に進めて移動局は前記受信電力
差測定段階（Ｓ７２）で測定された差が臨界値以上であ
るのかを判断し、この時臨界値以上であればアウタール
ープ報告メッセージ送信決定段階（Ｓ７４）に進めて基
地局にアウターループ報告メッセージを送信するように
決定して、臨界値以下であればアウターループ報告メッ
セージ未送信決定段階（Ｓ７５）に進めて基地局にアウ
ターループ報告メッセージを送信しないように決定す
る。
【００４６】最後に、アウターループ報告メッセージ送
受信及び電力制御過程（Ｓ９０）は、図７に示されたよ
うに、基地局が移動局から送信されるアウターループ報
告メッセージを受信してインナループ未遂行チャネルに
対する電力制御を遂行する過程として、アウターループ
報告メッセージ受信段階（Ｓ９１）で基地局が移動局か
らアウターループ報告メッセージを受信する場合、この
アウターループ報告メッセージ内情報を基準に電力制御
情報を伝送しないチャネルに対して一定補正（Correcti
on）を適用して基地局送信信号の電力を決定する。
受信及び電力制御過程（Ｓ９０）は、図７に示されたよ
うに、基地局が移動局から送信されるアウターループ報
告メッセージを受信してインナループ未遂行チャネルに
対する電力制御を遂行する過程として、アウターループ
報告メッセージ受信段階（Ｓ９１）で基地局が移動局か
らアウターループ報告メッセージを受信する場合、この
アウターループ報告メッセージ内情報を基準に電力制御
情報を伝送しないチャネルに対して一定補正（Correcti
on）を適用して基地局送信信号の電力を決定する。
【００４７】すなわち、前記アウターループ報告メッセ
ージ受信段階（Ｓ９１）後に受信電力比較段階（Ｓ９
２）に進めてインナループ未遂行チャネルの現在受信電
力がインナループ遂行チャネルの現在受信電力以下であ
るのかを判断し、この時インナループ未遂行チャネルの
現在受信電力がインナループ遂行チャネルの現在受信電
力以下であれば基地局送信信号の電力増加段階（Ｓ９
３）に進めてインナループ未遂行チャネルに対する基地
局送信信号の電力を増加させて、インナループ未遂行チ
ャネルの現在受信電力がインナループ遂行チャネルの現
在受信電力以上であれば基地局送信信号の電力減少段階
（Ｓ９４）に進めてインナループ未遂行チャネルに対す
る基地局送信信号の電力を減少させることによってイン
ナループ未遂行チャネルに対する基地局送信信号の電力
を制御する。
ージ受信段階（Ｓ９１）後に受信電力比較段階（Ｓ９
２）に進めてインナループ未遂行チャネルの現在受信電
力がインナループ遂行チャネルの現在受信電力以下であ
るのかを判断し、この時インナループ未遂行チャネルの
現在受信電力がインナループ遂行チャネルの現在受信電
力以下であれば基地局送信信号の電力増加段階（Ｓ９
３）に進めてインナループ未遂行チャネルに対する基地
局送信信号の電力を増加させて、インナループ未遂行チ
ャネルの現在受信電力がインナループ遂行チャネルの現
在受信電力以上であれば基地局送信信号の電力減少段階
（Ｓ９４）に進めてインナループ未遂行チャネルに対す
る基地局送信信号の電力を減少させることによってイン
ナループ未遂行チャネルに対する基地局送信信号の電力
を制御する。
【００４８】
【発明の効果】以上、前記説明のように本発明は、逆方
向電力制御副チャネルを利用して基地局送信信号の電力
を速くて効率的に制御できて、特に多重チャネルに対す
る電力制御を効率的に遂行することによってチャネル別
エラー率を一定に維持して速い電力制御を遂行してチャ
ネル環境変化に速く対処できて、基地局送信信号の電力
を節減してシステム容量を増加させることができるよう
になる効果がある。
向電力制御副チャネルを利用して基地局送信信号の電力
を速くて効率的に制御できて、特に多重チャネルに対す
る電力制御を効率的に遂行することによってチャネル別
エラー率を一定に維持して速い電力制御を遂行してチャ
ネル環境変化に速く対処できて、基地局送信信号の電力
を節減してシステム容量を増加させることができるよう
になる効果がある。
【図１】一般的な移動通信システムのブロック構成図。
【図２】本発明による移動通信システムにおける逆方向
電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を示
した動作流れ図。
電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法を示
した動作流れ図。
【図３】前記図２のアウターループ遂行過程を詳細に示
した動作流れ図。
した動作流れ図。
【図４】前記図２のインナループ遂行過程を詳細に示し
た動作流れ図。
た動作流れ図。
【図５】前記図２の逆方向電力制御副チャネル送受信及
び電力制御過程を詳細に示した動作流れ図。
び電力制御過程を詳細に示した動作流れ図。
【図６】前記図２のアウターループ報告メッセージ送信
可否決定過程を詳細に示した動作流れ図。
可否決定過程を詳細に示した動作流れ図。
【図７】前記図２のアウターループ報告メッセージ送受
信及び電力制御過程を詳細に示した動作流れ図。
信及び電力制御過程を詳細に示した動作流れ図。
１ 移動局 ２ 基地局 ３ 制御局 ４ 交換局
Claims (9)
- 【請求項１】移動局と基地局との間に順方向電力制御の
ためにインナループを遂行するチャネル情報とこのチャ
ネル情報に該当するチャネルを送受信するチャネル情報
及びチャネル送受信過程と、 前記チャネル情報及びチャネル送受信過程で移動局がチ
ャネルを受信するままチャネル別に現在の受信電力を測
定するチャネル別受信電力測定過程と、 前記チャネル別受信電力測定過程後、移動局が２０ｍｓ
周期でアウターループを遂行して移動局が受信しなけれ
ばならないチャネル別基準受信電力を決定するアウター
ループ遂行過程と、 前記アウターループ遂行過程後、移動局が１．２５ｍｓ
周期でインナループを遂行して前記チャネル別受信電力
測定過程で測定された現在のチャネル別受信電力と前記
アウターループ遂行過程で決定されたチャネル別基準受
信電力を比較して基地局送信信号の電力減少または電力
増加を要求するための情報を決定した後逆方向電力制御
副チャネルのＰＣＢに前記決定された情報を割り当てる
インナループ遂行過程と、 前記インナループ遂行過程で情報が割り当てられたＰＣ
Ｂを含む逆方向電力制御副チャネルを移動局と基地局と
の間に送受信して基地局が前記逆方向電力制御副チャネ
ルのＰＣＢに割り当てられた情報によって基地局送信信
号の電力を制御する逆方向電力制御副チャネル送受信及
び電力制御過程と、 前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び電力制御過程
後、移動局がアウターループ報告メッセージを基地局に
送信することかを決定するアウターループ報告メッセー
ジ送信可否決定過程と、 前記アウターループ報告メッセージ送信可否決定過程で
決定された結果がアウターループ報告メッセージ送信許
可の場合、移動局と基地局との間にアウターループ報告
メッセージを送受信してインナループ未遂行チャネルに
対する基地局送信信号の電力制御を遂行するアウタール
ープ報告メッセージ送受信及び電力制御過程と、 前記アウターループ報告メッセージ送信可否決定過程で
決定された結果がアウターループ報告メッセージ送信許
可ではない場合、移動局がアウターループ報告メッセー
ジを基地局に送信しなくて前記チャネル情報及びチャネ
ル送受信過程に進めて以下動作を遂行するアウタールー
プ報告メッセージ未送信過程で構成されることを特徴と
する移動通信システムにおける逆方向電力制御副チャネ
ルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項２】前記アウターループ遂行過程は、 移動局が各チャネル別受信フレームの状態をチェックし
て、このチェックされた各チャネル別受信フレームの状
態によって現在のチャネル別フレームエラー率を計算す
るチャネル別受信フレームの状態チェック及びフレーム
エラー率計算段階と、 前記チャネル別受信フレームの状態チェック及びフレー
ムエラー率計算段階で計算された現在のチャネル別フレ
ームエラー率がチャネル別基準フレームエラー率以下で
あるのかを判断するフレームエラー率比較段階と、 前記フレームエラー率比較段階の比較結果、現在のチャ
ネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレームエラ
ー率以下であればチャネル別基準受信電力を減少させて
チャネル別基準受信電力を決定するチャネル別基準受信
電力減少段階と、 前記フレームエラー率比較段階の比較結果、現在のチャ
ネル別フレームエラー率がチャネル別基準フレームエラ
ー率以上であればチャネル別基準受信電力を増加させて
チャネル別基準受信電力を決定するチャネル別基準受信
電力増加段階で構成されることを特徴とする請求項１記
載の移動通信システムにおける逆方向電力制御副チャネ
ルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項３】前記インナループ遂行過程は、 移動局が現在のチャネル別受信電力をチェックするチャ
ネル別受信電力チェック段階と、 前記チャネル別受信電力チェック段階でチェックされた
現在のチャネル別受信電力が前記アウターループ遂行過
程のチャネル別基準受信電力減少または増加段階で決定
されたチャネル別基準受信電力以下であるのかを判断す
るチャネル別受信電力比較段階と、 前記チャネル別受信電力比較段階の比較結果、現在のチ
ャネル別受信電力がチャネル別基準受信電力以下であれ
ば基地局送信信号の電力増加を要求するための情報を決
定して逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに前記決定さ
れた情報を割り当てる基地局送信信号の電力増加のため
の情報決定及びＰＣＢ割り当て段階と、 前記チャネル別受信電力比較段階の比較結果、現在のチ
ャネル別受信電力がチャネル別基準受信電力以上であれ
ば基地局送信信号の電力減少を要求するための情報を決
定して逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに前記決定さ
れた情報を割り当てる基地局送信信号の電力減少のため
の情報決定及びＰＣＢ割り当て段階で構成されることを
特徴とする請求項１記載の移動通信システムにおける逆
方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方
法。 - 【請求項４】前記基地局送信信号の電力増加のための情
報決定及びＰＣＢ割り当て段階で基地局送信信号の電力
増加を要求するための情報が‘１’であることを特徴と
する請求項３記載の移動通信システムにおける逆方向電
力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項５】前記基地局送信信号の電力減少のための情
報決定及びＰＣＢ割り当て段階で基地局送信信号の電力
減少を要求するための情報が‘０’であることを特徴と
する請求項３記載の移動通信システムにおける逆方向電
力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項６】前記逆方向電力制御副チャネル送受信及び
電力制御過程は、 基地局が前記インナループ遂行過程の基地局送信信号の
電力増加または減少のための情報決定及びＰＣＢ割り当
て段階で情報が割り当てられたＰＣＢを含む逆方向電力
制御副チャネルを移動局から受信する逆方向電力制御副
チャネル受信段階と、 前記逆方向電力制御副チャネル受信段階で受信された逆
方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた情報
を確認する逆方向電力制御副チャネル情報確認段階と、 前記逆方向電力制御副チャネル情報確認段階の確認結
果、逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられ
た情報が‘０’の場合には基地局送信信号の電力を減少
させる基地局送信信号の電力減少制御段階と、 前記逆方向電力制御副チャネル情報確認段階の確認結
果、逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられ
た情報が‘１’の場合には基地局送信信号の電力を増加
させる基地局送信信号の電力増加制御段階で構成される
ことを特徴とする請求項１記載の移動通信システムにお
ける逆方向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制
御方法。 - 【請求項７】前記逆方向電力制御副チャネル受信段階で
逆方向電力制御副チャネルのＰＣＢに割り当てられた
‘０’または‘１’の情報が連続的に一定臨界値以上に
受信される場合には基地局送信信号の電力増減幅を大き
くして基地局送信信号の電力を制御して、一定臨界値以
上に受信されない場合には基地局送信信号の電力増減幅
を小さくして基地局送信信号の電力を制御することを特
徴とする請求項６記載の移動通信システムにおける逆方
向電力制御副チャネルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項８】前記アウターループ報告メッセージ送信可
否決定過程は、 移動局がインナループ未遂行チャネルが存在しているか
を判断してインナループ未遂行チャネルが存在する場合
インナループ未遂行チャネルの現在受信電力とインナル
ープ遂行チャネルの現在受信電力との差を測定するイン
ナループ未遂行チャネル存在把握及び受信電力差測定段
階と、 前記インナループ未遂行チャネル存在把握及び受信電力
差測定段階で測定された差が臨界値以上であるのかを判
断する臨界値比較段階と、 前記臨界値比較段階の比較結果、前記測定された差が臨
界値以上であれば基地局にアウターループ報告メッセー
ジを送信するように決定するアウターループ報告メッセ
ージ送信決定段階と、 前記臨界値比較段階の比較結果、前記測定された差が臨
界値以下であれば基地局にアウターループ報告メッセー
ジを送信しないように決定するアウターループ報告メッ
セージ未送信決定段階で構成されることを特徴とする請
求項１記載の移動通信システムにおける逆方向電力制御
副チャネルを利用した順方向電力制御方法。 - 【請求項９】前記アウターループ報告メッセージ送受信
及び電力制御過程は、 基地局が移動局からアウターループ報告メッセージを受
信して、この受信されたアウターループ報告メッセージ
内情報を基準にインナループ未遂行チャネルの現在受信
電力がインナループ遂行チャネルの現在受信電力以下で
あるのかを判断する受信電力比較段階と、 前記受信電力比較段階の比較結果、前記インナループ未
遂行チャネルの現在受信電力がインナループ遂行チャネ
ルの現在受信電力以下であればインナループ未遂行チャ
ネルに対する基地局送信信号の電力を増加させる基地局
送信信号の電力増加段階と、 前記受信電力比較段階の比較結果、前記インナループ未
遂行チャネルの現在受信電力がインナループ遂行チャネ
ルの現在受信電力以上であればインナループ未遂行チャ
ネルに対する基地局送信信号の電力を減少させる基地局
送信信号の電力減少段階で構成されることを特徴とする
請求項１記載の移動通信システムにおける逆方向電力制
御副チャネルを利用した順方向電力制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR99-36634 | 1999-08-31 | ||
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