JP2001110164A - 磁気テープカートリッジ - Google Patents

磁気テープカートリッジ

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JP2001110164A
JP2001110164A JP28907899A JP28907899A JP2001110164A JP 2001110164 A JP2001110164 A JP 2001110164A JP 28907899 A JP28907899 A JP 28907899A JP 28907899 A JP28907899 A JP 28907899A JP 2001110164 A JP2001110164 A JP 2001110164A
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tape
leader
magnetic
magnetic tape
cartridge
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JP28907899A
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Kiyoo Morita
清夫 森田
Kenji Ishikawa
健児 石川
Akihiro Hashimoto
明裕 橋本
Daisuke Takahashi
大助 高橋
Hideaki Shiga
英昭 志賀
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一のリールに巻装した磁気テープの先端に
接合するリーダーテープに強度面及びその他の点で良好
な特性を有するものを用い、良好なロード/アンロード
が行え、耐久性を確保する。 【解決手段】 カートリッジケース2に磁気テープ4を
巻装した単一のリール5を回転可能に収容し、上記磁気
テープ4の先端に、少なくとも一方の面に磁性層を具備
し、その表面固有抵抗が2.54cm2当たり1×1013Ω以下
のリーダーテープ7を接合してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カートリッジケー
ス内に磁気テープが巻装された単一のリールを回転可能
に収容してなる磁気テープカートリッジに関し、特に、
上記磁気テープに接合するリーダーテープに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等の外部記憶装置に
用いられる記録媒体として使用されている磁気テープカ
ートリッジには、単一のリールに磁気テープを巻装し、
このリールをカートリッジケース内に回転可能に収容し
たタイプのものが知られている。この磁気テープはコン
ピュータ等のデータ保存用として用いられ、重要な情報
が記憶されているため、テープジャミング等のトラブル
が発生しないように、また不用意に磁気テープが引き出
されないように構成されている。
【0003】また、上記磁気テープの先端部にはこの磁
気テープを引き出すためにリーダーピン、リーダーブロ
ックなどのリーダー部材が固着されるか、又は比較的硬
質なプラスチック素材によるテープ先端に係合孔が開口
されたリーダーテープが接合され、このリーダー部材又
はリーダーテープ先端を記録再生装置側の保持部材で保
持して引き出し、磁気テープのロード/アンロード(引
き出し/巻き込み)を行うようにドライブ装置が構成さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかして、上記のよう
な磁気テープを磁気記録再生装置側に引き出して先端部
を装置内のマシンリールに巻き付けてロード/アンロー
ドを行う際には、その先端部分は走行経路に配設された
テープガイド、磁気ヘッド等に正確な位置決めがされて
いない状態で接触して引っ張られ、ダメージを受けやす
いことから補強を行うのが好ましく、磁気テープより強
度の高いリーダーテープを磁気テープの先端に接合する
ことが考えられる。
【0005】一般に、上記リーダーテープとして使用さ
れる素材としては磁気テープより厚いプラスチックテー
プがあるが、このプラスチック素材は摩擦等により静電
気を帯びやすく、この静電気により磁気ヘッドがダメー
ジを受ける恐れがある。特に、最近の磁気記録再生用の
磁気ヘッドは、高記録密度を得るためにMRヘッド等の
感度が高いものが使用され、静電気によるダメージを受
けやすくなっている。
【0006】また、磁気テープについても、単位体積当
たりの記録量を増やすために、記録密度を高めると共に
テープ厚さの薄いものが使用される傾向にあり、これに
伴ってテープ強度が低くなり、ロード/アンロード時に
主にテープガイドのフランジ等に接触するテープエッジ
にダメージを受けやすく、また繰り返しての使用により
切断が発生する恐れがある。さらに、磁気記録再生装置
のマシンリールに巻き付けられる最初の部分でテープが
折り曲げられる部分でもダメージを受け、この部分の強
度が劣化する恐れがある。
【0007】一方、磁気テープを引き出すためにその先
端にリーダーピンなどのリーダー部材を直接結合する場
合には、この磁気テープが前述のように高記録密度化に
応じて薄くなると共に表面粗さが小さくなって、表面が
平滑で滑らかとなり摩擦係数が低く、上記リーダー部材
との十分なクランプ力を得るのが困難で、クランプ力が
不足してリーダーピンが磁気テープから外れる恐れがあ
る。さらに、前記磁気テープには磁気ヘッドとの接触摺
動における摩擦の低減を図ることから、この磁気テープ
の磁性層への潤滑剤の添加又は表面への潤滑剤の塗布等
を施して摩擦係数を低下させるようにしたものがあり、
前記クランプ部材とのクランプ力が低くなることがあ
る。
【0008】上記のような点から磁気テープの先端にリ
ーダーテープを接合して強度確保等を行う場合に、磁気
テープとリーダーテープとの接合部分には、両者の厚み
の差に応じた段差が発生し、マシンリールに巻き付けら
れた際に、上記段差の上に次々と磁気テープが巻かれる
と、この段差形状に沿って磁気テープが変形するいわゆ
る「テープ写り」が発生して磁気ヘッドに対する接触状
態が変化し、適切なデータの書き込み及び読み出しが行
えないドロップアウト等が発生する原因となり、磁気記
録品質上の欠陥となる問題を有する。通常上記「テープ
写り」が発生し易いテープ終端領域では、磁気記録は行
わないようにしているが、この領域が長いと記録容量が
低減し好ましくない。
【0009】本発明は上記点に鑑みなされたもので、強
度面及びその他の点で良好な特性を有するリーダーテー
プを備え信頼性を確保するようにした磁気テープカート
リッジを提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の磁気テープカートリッジは、カートリッジケースに
磁気テープを巻装した単一のリールを回転可能に収容し
てなり、前記磁気テープの先端に該磁気テープを先導し
て磁気記録再生装置に引き出されるリーダーテープを接
合し、前記リーダーテープは少なくとも一方の面に磁性
層を具備し、その表面固有抵抗が2.54cm2当たり1×10
13Ω以下であることを特徴とするものである。
【0011】本発明の他の磁気テープカートリッジは、
カートリッジケースに磁気テープを巻装した単一のリー
ルを回転可能に収容してなり、前記磁気テープの先端に
該磁気テープを先導して磁気記録再生装置に引き出され
るリーダーテープを接合し、前記リーダーテープはシー
ト状金属テープで構成され、その表面固有抵抗が2.54cm
2当たり1×1013Ω以下であることを特徴とするもので
ある。
【0012】前記表面固有抵抗は、好ましくは1×1012
Ω/2.54cm2以下、さらに好ましくは1×1011Ω/2.54c
m2以下である。また、前記リーダーテープとしては、そ
の他、アルミ蒸着テープ、導電性樹脂テープなどで構成
してもよい。
【0013】本発明のさらに他の磁気テープカートリッ
ジは、カートリッジケースに磁気テープを巻装した単一
のリールを回転可能に収容してなり、前記磁気テープの
先端にリーダーテープの一端を固着し、該リーダーテー
プの他端に前記磁気テープを磁気記録再生装置に引き出
すためのリーダー部材を固着したことを特徴とするもの
である。
【0014】その際、前記リーダーテープの少なくとも
片面の中心線平均表面粗さRaが、4nm以上のものが好
適であり、好ましくは8nm以上、さらに好ましくは12
nm以上である。また、前記リーダーテープの前記リーダ
ー部材を固着する端部近傍に、補強用テープを貼り付け
るのが好適である。
【0015】また、他の磁気テープカートリッジとして
は、カートリッジケースに磁気テープを巻装した単一の
リールを回転可能に収容してなり、前記磁気テープの先
端に、該磁気テープを先導して磁気記録再生装置に引き
出されるリーダーテープを接合し、前記リーダーテープ
のベース素材が、長さ方向の弾性率が630kg/mm2
下、幅方向の弾性率が580kg/mm2以下、好ましくは
長さ方向及び幅方向共に弾性率が550kg/mm2以下と
するのが好適である。
【0016】前記リーダーテープのベース素材として
は、ポリエチレンテレフタレートフィルム又はポリイミ
ドフィルムを用いるのが好ましい。
【0017】さらに他の磁気テープカートリッジとして
は、カートリッジケースに磁気テープを巻装した単一の
リールを回転可能に収容してなり、前記磁気テープの先
端に、該磁気テープを先導して磁気記録再生装置に引き
出されるリーダーテープを接合し、前記リーダーテープ
の厚みが、前記磁気テープの厚みの5倍以下、好ましく
は3倍以下、さらに好ましくは2倍以下とするのが好適
である。
【0018】上記のような各リーダーテープの長さは、
磁気記録再生装置におけるマシンリールの少なくとも3
巻分の長さに、カートリッジケースの開口部から上記マ
シンリールに至る走行経路の長さを加えた長さ以上であ
ることが望ましい。
【0019】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、単一のリ
ールに巻装した磁気テープの先端に接合したリーダーテ
ープを少なくとも一方の面に磁性層を具備するか、シー
ト状金属テープで構成し、その表面固有抵抗を1×1013
Ω/2.54cm2以下としたことにより、その表面固有抵抗
を低くして帯電防止を行い磁気ヘッドの静電気よるダメ
ージを受けないようにし、信頼性を高めると共に、基本
的に磁気テープより強度が高いリーダーテープの接合に
より、磁気記録再生装置への繰り返してのロード/アン
ロード操作に対する耐久性が向上する。
【0020】また、他の本発明によれば、単一のリール
に巻装した磁気テープの先端にリーダーテープの一端を
固着し、その他端にリーダー部材を固着したことによ
り、薄くて摩擦係数の低い磁気テープにリーダー部材を
クランプした際のクランプ力不足による抜けの問題がな
くなり、良好なリーダー部材の固着が行え、ロード/ア
ンロード動作の信頼性が高まる。特に、前記リーダーテ
ープの中心線平均表面粗さRaを4nm以上としたものが
リーダー部材との高いクランプ力が得られると共に、磁
気ヘッドのクリーニング効果も得られる。さらに、リー
ダーテープのリーダー部材との固着部分に補強用テープ
を貼り付けると、さらにクランプ力が高くなり、耐折曲
強度も高めることができる。
【0021】なお、単一のリールに巻装した磁気テープ
の先端に接合したリーダーテープのベース素材を、長さ
方向の弾性率が630kg/mm2以下、幅方向の弾性率が
580kg/mm2以下とすると、その引き裂き強度に優れ
ロード/アンロード時にテープガイドのフランジ等にテ
ープエッジが接触してもダメージを受けることなく、繰
り返して使用しても切断することなく、磁気記録再生装
置のマシンリールに巻き付けられる最初の部分でテープ
が折り曲げられる部分の強度も大きくなり、この部分の
強度が劣化する恐れもなく、磁気テープは記録容量の増
大に応じてテープ厚さを薄くしても、耐久性及び記録特
性において信頼性を確保できる。
【0022】また、単一のリールに巻装した磁気テープ
の先端に接合したリーダーテープの厚みを磁気テープの
厚みの5倍以下とすると、両者の接合部分の段差が小さ
く、この段差上への磁気テープの巻き付けに伴う変形に
よる「テープ写り」の発生が低減し、ドロップアウト等
の発生の恐れのある磁気記録を行わないテープ終端領域
を短くすることができ、磁気記録品質の信頼性が高まる
と共に、記録容量の増大が図れる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施の形態に基
づいて本発明を詳細に説明する。図1はこの実施の形態
の磁気テープカートリッジの磁気テープを引き出した状
態の斜視図、図2はリーダーピン固着部分の分解斜視
図、図3は磁気テープとリーダーテープとの接合部分の
平面図、図4は磁気記録再生装置に装填した状態の概略
機構図である。なお、この実施形態ではリーダー部材と
してリーダーピンを使用した例を示している。
【0024】磁気テープカートリッジ1は、上ケース2
aと下ケース2bとがビス等により締結されてなるカー
トリッジケース2内に、終端にリーダーピン3(リーダ
ー部材)が固着されたリーダーテープ7が先端に延長接
合されてなる磁気テープ4を巻装した単一のリール5が
回動可能に収容されている。上記カートリッジケース2
の一側壁には、磁気テープ4を引き出すための開口部2
cが形成され、この開口部2cは図示しない弾性手段で
閉方向に付勢されたスライドドア6により開閉される。
また、上記磁気テープカートリッジ1はその不使用時に
磁気テープ4及びリーダーテープ7が完全にリール5に
巻き込まれた状態で、終端のリーダピン3が開口部2c
の近傍に形成された凹状の格納部2dに係止される。上
記リーダーテープ7は後述の実施の形態に示すような各
種態様のもので形成される。
【0025】図示していないが、前記下ケース2bの中
心部には磁気記録再生装置の駆動軸によって前記リール
5を回転駆動するためのセンター穴が開口され、前記リ
ール5の中心部には、不使用状態におけるリール5の回
転を拘束する不図示の回転規制機構(ブレーキ機構)が
設けられる。その他、リール5の底面には中央部にマグ
ネット式の回転駆動手段を吸引保持させるためのリール
プレートが取り付けられ、外周部には回転駆動手段のド
ライブギヤと噛合するリールギヤが刻設されている。な
お、リールギヤとドライブギヤが噛合した状態において
は前記回転規制機構が解除作動してリール5が回転自在
とされる。
【0026】前記リーダピン3は、磁気テープカートリ
ッジ1を使用する後述の磁気記録再生装置10(図4参
照)が磁気テープ4を装置内のテープ走行路に導入する
ために保持して引き込むテープローディング用のもので
あり、このリーダピン3は磁気テープ4の先端に延長接
合されたリーダーテープ7の終端に断面C形のクリップ
8を使用して固着される。
【0027】上記リーダピン3は図2に示すように、リ
ーダーテープ7の終端部を前記クリップ8の嵌着により
クランプする軸状のクランプ部3aを中央に有し、この
クランプ部3aの上下両側に板状の上下フランジ部3
b,3bが連設され、さらに上下フランジ部3bの上下
に記録再生装置側から係合保持される細い係合部3c,
3cがそれぞれ軸方向に延びて形成され、両端にはケー
ス固定用の固定部3d,3dが形成されてなる。また、
前記クリップ8は樹脂成形品であり、前記リーダピン3
のクランプ部3aの長さに相当する軸方向長さを有し、
その全長に渡って軸方向に延びるスリット8aが開口さ
れた断面C形に形成されている。上記スリット8aと反
対側の外周面には平面状に面取りされた平坦部8bが設
けられている。
【0028】前記リーダーテープ7は、磁気テープ4の
先端に対して該リーダーテープ7の一端を突き合わせた
状態で公知のスプライシングテープ7aを貼り付けて接
合してなり(図3参照)、また、このリーダーテープ7
の他端部における前記リーダーピン3との固着部分近傍
には、図2に示すように、補強用テープ9を貼り付ける
ようにしてもよい。
【0029】前記補強用テープ9は、前記クリップ8と
前記クランプ部3aの間に、テープ補強用に介在される
と共に、両者間のクランプ力を確保するようにしてい
る。この補強用テープ9は粘着シート等の接着性を有す
るもので、前記リーダーテープ7の片面に固着される。
前記補強用テープ9としては、ポリエステル等によるプ
ラスッチックシート、発泡シート、ラミネートフィル
ム、ラミネート紙などの可撓性帯状部材の片面に接着層
(粘着層)が設けられたものが使用される。
【0030】そして、前記リーダーテープ7の第1の実
施の形態としては、リーダーテープ7の表面固有抵抗が
1×1013Ω/2.54cm2以下、好ましくは1×1012Ω/2.5
4cm2以下、さらに好ましくは1×1011Ω/2.54cm2以下
となる特性を有するように構成したものを使用する。例
えば、少なくとも片面に磁性層を有する磁気テープによ
るリーダーテープ、金属をシート状に形成した金属テー
プによるリーダーテープ、アルミ蒸着テープによるリー
ダーテープ、導電性樹脂テープによるリーダーテープな
どを用いる。
【0031】このように表面固有抵抗が通常のプラスチ
ック素材のものより低い値で導電性を有するものを使用
することで、静電気が帯電しないようにしてMRヘッド
等の高感度磁気ヘッドにダメージを与えないようにして
いる。
【0032】リーダーテープ7の第2の実施の形態とし
ては、リーダーテープ7のベース素材(ベースフィル
ム)が、長さ方向の弾性率が630kg/mm2以下、幅方
向の弾性率が580kg/mm2以下、好ましくは長さ方向
及び幅方向共に弾性率が550kg/mm2以下となる特性
を有するものを使用する。例えば、上記特性を有するベ
ース素材としては、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)フィルム、ポリイミド(PI)フィルムが適してい
る。
【0033】上記のように弾性率(ヤング率)が比較的
低いベース素材を使用することで、リーダーテープ7の
引き裂き強度が高くなり、繰り返して使用しても破損す
ることなく優れた耐久性が得られる。上記弾性率が高い
ベース素材では、エッジ部分との接触で裂けやすくな
る。
【0034】リーダーテープ7の第3の実施の形態とし
ては、リーダーテープ7の厚みが磁気テープ4の厚みの
5倍以下となるような厚みを有するものを使用する。つ
まり、図3に示すように、磁気テープ4とリーダーテー
プ7をスプライシングテープ7aで接合した部分におい
て、磁気テープ4の厚みaよりリーダーテープ7の厚み
bが大きく、両者の比(b/a)が5倍以下、すなわち
(b/a)≦5となるように、好ましくは3倍以下、さ
らに好ましくは2倍以下に設定するものである。
【0035】このように磁気テープ4とリーダーテープ
7との厚みの比を比較的小さな値とすることで、両者の
接合部分の段差が小さくなり、この段差上への磁気テー
プ4の巻き付けに伴う変形による「テープ写り」の発生
を低減し、ドロップアウト等の発生の恐れのある磁気記
録を行わないテープ終端領域を短くすることができ、磁
気記録品質の信頼性が高まると共に、記録容量の増大が
図れる。なお、基本的にテープ写りが発生する領域には
データの書き込みは行わないようにする。
【0036】リーダーテープ7の第3の実施の形態とし
ては、リーダーテープ7の少なくともリーダーピン3が
固着される先端部分における表面の中心線平均表面粗さ
Raが4nm以上のもの、好ましくは8nm以上、さらに好
ましくは12nm以上のものを使用する。なお、前記第1
の実施の形態のように、リーダーテープ7が磁性層を有
するものの場合には、その磁性層表面あるいはバック層
表面の少なくとも一方の表面粗さが、上記特性を有する
ようにすればよい。
【0037】このようにリーダーテープ7の表面粗さを
大きくして摩擦係数を大きくすることで、リーダーピン
3とのクランプ力が高く良好な固着が行え、ロード/ア
ンロード時にリーダーピン3が抜けるようなことがなく
確実な動作が得られる。さらに、リーダーテープ7の先
端部に前記補強用テープ9を貼り付けると、さらにクラ
ンプ力が高くなり、耐折曲強度も高めることができる。
また、リーダーテープ7の表面粗さを大きくすると、該
リーダーテープ7が後述の磁気ヘッド15の表面に接触
走行するときに、その表面に付着した磁性粉等のクリー
ニング除去効果が得られる。
【0038】なお、実際に使用されるリーダーテープ7
は、前記第1〜第3の実施の形態が組み合わせて構成さ
れてなるものであり、例えば、PETフィルムをベース
素材とし、その片面に磁性層を有し、この磁性層表面の
表面粗さRaが4nm以上で、厚さが磁気テープ4の厚さ
の2倍程度で、補強用テープ9が貼り付けられた先端部
にリーダーピン3をクリップ8を使用してクランプした
ものが用いられる。
【0039】前記磁気テープカートリッジ1は、例えば
図4に示すような磁気記録再生装置10に装填されるも
ので、装填と同時にスライドドア6が開作動されて開口
部2cが開かれる。前記リーダーピン3は装置内に設置
されたリーダーブロック11が移動してカートリッジケ
ース2の開口部2c内に進入し、このリーダーピン3を
係合保持した後、リーダーテープ7を磁気テープ4と共
に引き出しつつテープ走行路に沿って移動し、内部に設
置されたマシンリール12のハブに嵌着される。
【0040】上記テープ走行路には磁気ヘッド15が配
設されると共にその両側には複数のテープガイド16が
配設されている。そして、前記マシンリール12の回転
駆動により磁気テープ4が磁気ヘッド15に対して走行
し、磁気記録再生が行われる。
【0041】上記のようなリーダーテープ7の長さは、
磁気記録再生装置10におけるマシンリール12の少な
くとも3巻分の長さに、カートリッジケース2の開口部
2cから上記マシンリール12に至る走行経路の長さを
加えた長さ以上であることが望ましい。
【0042】なお、前記実施の形態ではリーダーテープ
7の先端部にリーダー部材としてリーダーピン3を固着
した例を示したが、リーダーブロックを直接リーダーテ
ープ7の先端部に固着するようにしてもよい。また、他
の形態のリーダー部材を設けるようにしてもよく、いず
れにしても磁気記録再生装置側からの保持部材で係合し
てリーダーテープ7を引き出すように構成されていれば
よい。
【0043】また、前記リーダーテープ7の先端部に
は、補強用テープ9を貼り付けるようにしているが、リ
ーダーテープ7そのものにより十分な強度及びリーダー
ピン3とのクランプ力が得られる場合には、補強用テー
プ9の貼り付けは不要となる。
【0044】さらに、前記クリップ8は、樹脂成形品に
限らず、金属の薄板でかしめたり、金属薄板製のクリッ
プとテープの間にエラストマー等のテープ保護又は摩擦
力を得ることを目的とした部材を挟むなど複数の部材や
種々の材質で形成したものでもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態による磁気テープカ
ートリッジの磁気テープを引き出した状態の斜視図
【図2】リーダーテープへのリーダーピンの固着部分の
分解斜視図
【図3】磁気テープとリーダーテープとの接合部分の平
面図
【図4】磁気テープカートリッジを装填した状態の磁気
記録再生装置の概略機構図
【符号の説明】
1 磁気テープカートリッジ 2 カートリッジケース 2c 開口部 3 リーダーピン 3a クランプ部 4 磁気テープ 5 リール 7 リーダーテープ 7a スプライシングテープ 8 クリップ 9 補強用テープ 10 磁気記録再生装置 11 リーダーブロック 12 マシンリール 15 磁気ヘッド 16 テープガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 明裕 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 高橋 大助 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 (72)発明者 志賀 英昭 神奈川県小田原市扇町2丁目12番1号 富 士写真フイルム株式会社内 Fターム(参考) 5D006 DA00 FA08

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カートリッジケースに磁気テープを巻装
    した単一のリールを回転可能に収容してなる磁気テープ
    カートリッジにおいて、 前記磁気テープの先端に、該磁気テープを先導して磁気
    記録再生装置に引き出されるリーダーテープを接合して
    なり、 前記リーダーテープは少なくとも一方の面に磁性層を具
    備し、その表面固有抵抗が2.54cm2当たり1×1013Ω以
    下であることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 カートリッジケースに磁気テープを巻装
    した単一のリールを回転可能に収容してなる磁気テープ
    カートリッジにおいて、 前記磁気テープの先端に、該磁気テープを先導して磁気
    記録再生装置に引き出されるリーダーテープを接合して
    なり、 前記リーダーテープはシート状金属テープで構成され、
    その表面固有抵抗が2.54cm2当たり1×1013Ω以下であ
    ることを特徴とする磁気テープカートリッジ。
  3. 【請求項3】 カートリッジケースに磁気テープを巻装
    した単一のリールを回転可能に収容してなる磁気テープ
    カートリッジにおいて、 前記磁気テープの先端にリーダーテープの一端を固着
    し、該リーダーテープの他端に前記磁気テープを磁気記
    録再生装置に引き出すためのリーダー部材を固着したこ
    とを特徴とする磁気テープカートリッジ。
JP28907899A 1999-07-09 1999-10-12 磁気テープカートリッジ Pending JP2001110164A (ja)

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