JP2001109466A - 楽器用スタンド - Google Patents
楽器用スタンドInfo
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- JP2001109466A JP2001109466A JP28797599A JP28797599A JP2001109466A JP 2001109466 A JP2001109466 A JP 2001109466A JP 28797599 A JP28797599 A JP 28797599A JP 28797599 A JP28797599 A JP 28797599A JP 2001109466 A JP2001109466 A JP 2001109466A
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- leg
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-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10D—STRINGED MUSICAL INSTRUMENTS; WIND MUSICAL INSTRUMENTS; ACCORDIONS OR CONCERTINAS; PERCUSSION MUSICAL INSTRUMENTS; AEOLIAN HARPS; SINGING-FLAME MUSICAL INSTRUMENTS; MUSICAL INSTRUMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G10D13/00—Percussion musical instruments; Details or accessories therefor
- G10D13/01—General design of percussion musical instruments
- G10D13/06—Castanets, cymbals, triangles, tambourines without drumheads or other single-toned percussion musical instruments
- G10D13/063—Cymbals
- G10D13/065—Hi-hats
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Auxiliary Devices For Music (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 通常使用時はもとより二連式ドラムペダルの
セッティング時においても安定性が高く、容易にペダル
セッティングし得るようにする。 【解決手段】 スタンド脚4を第1、第2、第3の支脚
16a,16b,16cで構成する。第1と第2の支脚
16a,16b、および第2と第3の支脚16b,16
cの開き角θ1 をそれぞれ100°〜110°とする。
第1と第3の支脚16a,16cの開き角θ2 を140
°〜160°し、これらの支脚間にペダル12を配設す
る。
セッティング時においても安定性が高く、容易にペダル
セッティングし得るようにする。 【解決手段】 スタンド脚4を第1、第2、第3の支脚
16a,16b,16cで構成する。第1と第2の支脚
16a,16b、および第2と第3の支脚16b,16
cの開き角θ1 をそれぞれ100°〜110°とする。
第1と第3の支脚16a,16cの開き角θ2 を140
°〜160°し、これらの支脚間にペダル12を配設す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シンバルの演奏時
に用いられるハイハットスタンド等に適用して好適な楽
器用スタンドに関する。
に用いられるハイハットスタンド等に適用して好適な楽
器用スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】シンバルの演奏に用いられるハイハット
スタンドは、演奏時の安定性を確保するためにスタンド
本体をスタンド脚とペダルフレームによって支持する構
造を採っている。スタンド脚は、通常折畳み自在な3本
の支脚によって構成されているが、2本の支脚によって
構成されたものも知られている。
スタンドは、演奏時の安定性を確保するためにスタンド
本体をスタンド脚とペダルフレームによって支持する構
造を採っている。スタンド脚は、通常折畳み自在な3本
の支脚によって構成されているが、2本の支脚によって
構成されたものも知られている。
【0003】図3は3本の支脚からなるスタンド脚を備
えた従来のハイハットスタンドと二連式ドラムペダルの
セッティング状態を示す斜視図、図4および図5はペダ
ルと支脚の位置関係を示す図である。これらの図におい
て、1は下側固定シンバル1Aと上側可動シンバル1B
とからなるシンバル、2はシンバル1を支持するスタン
ド本体、3はシンバル1の演奏を行うペダル装置、4は
スタンド本体2を支持する折畳み自在なスタンド脚で、
これらによってハイハットスタンド5を構成している。
えた従来のハイハットスタンドと二連式ドラムペダルの
セッティング状態を示す斜視図、図4および図5はペダ
ルと支脚の位置関係を示す図である。これらの図におい
て、1は下側固定シンバル1Aと上側可動シンバル1B
とからなるシンバル、2はシンバル1を支持するスタン
ド本体、3はシンバル1の演奏を行うペダル装置、4は
スタンド本体2を支持する折畳み自在なスタンド脚で、
これらによってハイハットスタンド5を構成している。
【0004】前記スタンド本体2は、下パイプ6と、こ
の下パイプ6の上端に接続された中パイプ7および上パ
イプ8と、これらのパイプ6,7,8を摺動自在に貫通
する作動ロッド9とを備え、上パイプ8の上端に下側固
定シンバル1Aを上向きに取付け、作動ロッド9の上端
部に上側可動シンバル1Bを下側固定シンバル1Aと対
向するように下向きに取付け、作動ロッド9を下パイプ
6の内部に弾装した図示しない復帰用ばねによって上方
に付勢し、通常は上側可動シンバル1Bを下側固定シン
バル1Aから離間させている。
の下パイプ6の上端に接続された中パイプ7および上パ
イプ8と、これらのパイプ6,7,8を摺動自在に貫通
する作動ロッド9とを備え、上パイプ8の上端に下側固
定シンバル1Aを上向きに取付け、作動ロッド9の上端
部に上側可動シンバル1Bを下側固定シンバル1Aと対
向するように下向きに取付け、作動ロッド9を下パイプ
6の内部に弾装した図示しない復帰用ばねによって上方
に付勢し、通常は上側可動シンバル1Bを下側固定シン
バル1Aから離間させている。
【0005】前記ペダル装置3は、スタンド本体2の下
端に取付けられ床面上に設置されるペダルフレーム11
と、ヒール13を後端(演奏者側端)に有するペダル1
2と、前記ペダルフレーム11とヒール13を連結する
連結ロッド14と、前記作動ロッド9の下端とペダル1
2の前端(スタンド本体側端)を連結するベルト等の伝
達部材15を備え、演奏時に前記ペダル12を足で踏み
込んで作動ロッド9を前記復帰用ばねに抗して引き下げ
ると、上側可動シンバル1Bが下側固定シンバル1Aを
打撃するように構成されている。
端に取付けられ床面上に設置されるペダルフレーム11
と、ヒール13を後端(演奏者側端)に有するペダル1
2と、前記ペダルフレーム11とヒール13を連結する
連結ロッド14と、前記作動ロッド9の下端とペダル1
2の前端(スタンド本体側端)を連結するベルト等の伝
達部材15を備え、演奏時に前記ペダル12を足で踏み
込んで作動ロッド9を前記復帰用ばねに抗して引き下げ
ると、上側可動シンバル1Bが下側固定シンバル1Aを
打撃するように構成されている。
【0006】前記ペダルフレーム11は、アルミニウム
合金等の軽金属製で、床面に設置される板状の下部フレ
ーム部11Aと、この下部フレーム部11A上に立設さ
れた門形支柱部11Bとからなり、下部フレーム部11
Aに前記連結部材14の後端を着脱可能に連結すること
により下部フレーム部11Aとヒール13との相対距離
を一定に保ち、門形支柱部11Bの上面中央に前記下パ
イプ6の下端を固定している。
合金等の軽金属製で、床面に設置される板状の下部フレ
ーム部11Aと、この下部フレーム部11A上に立設さ
れた門形支柱部11Bとからなり、下部フレーム部11
Aに前記連結部材14の後端を着脱可能に連結すること
により下部フレーム部11Aとヒール13との相対距離
を一定に保ち、門形支柱部11Bの上面中央に前記下パ
イプ6の下端を固定している。
【0007】前記スタンド脚4は、スタンド本体2の周
りに略等角度をおいて配設された折畳み自在な3本の支
脚16a,16b,16cと、各支脚16a,16b,
16cの上端を前記中パイプ7に連結する第1の脚金具
17と、各支脚16a,16b,16cの中間部に設け
た3本のステー18a,18b,18cを前記下パイプ
6に連結する第2の脚金具19等を備え、前記ペダルフ
レーム11とともにスタンド本体2を安定した状態に支
持している。隣り合う支脚16aと16b、16bと1
6c、16aと16cの開き角θはそれぞれ120°
で、二連式ドラムペダル21を使用しない通常の使用状
態においては、図4に示すように2本の支脚16a,1
6cがスタンド本体2の斜め前方に位置し、残りの支脚
16bがスタンド本体2の後方に位置するようにスタン
ド脚4をスタンド本体2に取付けている。
りに略等角度をおいて配設された折畳み自在な3本の支
脚16a,16b,16cと、各支脚16a,16b,
16cの上端を前記中パイプ7に連結する第1の脚金具
17と、各支脚16a,16b,16cの中間部に設け
た3本のステー18a,18b,18cを前記下パイプ
6に連結する第2の脚金具19等を備え、前記ペダルフ
レーム11とともにスタンド本体2を安定した状態に支
持している。隣り合う支脚16aと16b、16bと1
6c、16aと16cの開き角θはそれぞれ120°
で、二連式ドラムペダル21を使用しない通常の使用状
態においては、図4に示すように2本の支脚16a,1
6cがスタンド本体2の斜め前方に位置し、残りの支脚
16bがスタンド本体2の後方に位置するようにスタン
ド脚4をスタンド本体2に取付けている。
【0008】前記二連式ドラムペダル21は、バスドラ
ム22の速い連打演奏を可能にするもので、第1、第2
のペダル23A,23Bを備え、第2のペダル23Bの
ペダルフレーム24に枢支された第1、第2の回転軸2
5A,25Bに第1、第2のビータ26A,26Bをそ
れぞれ取付け、第1のペダル23Aのペダルフレーム2
7に枢支された回転軸28と前記第1の回転軸25Aを
ユニバーサルジョイント29によって連結し、第1、第
2のペダル23A,23Bの踏込操作によって第1、第
2のビータ26A,26Bを個々独立に作動させるよう
に構成されている。第1のペダル23Aとハイハットス
タンド5のペダル12は近接して配置され、演奏者の左
足によって選択的に踏込操作される。第2のペダル23
Bは、右足によって踏込操作される。この場合、スタン
ド脚4を図4に示す通常の使用状態のままで第1のペダ
ル23Aをペダル12に近接して配設しようとすると、
3本の支脚のペダル12の右側に位置する支脚16cが
第1のペダル23Aのセッティングの障害となるため、
図5に示すようにスタンド脚4をスタンド本体2に対し
て反時計方向に30°程度回転させてセッティングして
いる。
ム22の速い連打演奏を可能にするもので、第1、第2
のペダル23A,23Bを備え、第2のペダル23Bの
ペダルフレーム24に枢支された第1、第2の回転軸2
5A,25Bに第1、第2のビータ26A,26Bをそ
れぞれ取付け、第1のペダル23Aのペダルフレーム2
7に枢支された回転軸28と前記第1の回転軸25Aを
ユニバーサルジョイント29によって連結し、第1、第
2のペダル23A,23Bの踏込操作によって第1、第
2のビータ26A,26Bを個々独立に作動させるよう
に構成されている。第1のペダル23Aとハイハットス
タンド5のペダル12は近接して配置され、演奏者の左
足によって選択的に踏込操作される。第2のペダル23
Bは、右足によって踏込操作される。この場合、スタン
ド脚4を図4に示す通常の使用状態のままで第1のペダ
ル23Aをペダル12に近接して配設しようとすると、
3本の支脚のペダル12の右側に位置する支脚16cが
第1のペダル23Aのセッティングの障害となるため、
図5に示すようにスタンド脚4をスタンド本体2に対し
て反時計方向に30°程度回転させてセッティングして
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した通り従来のハ
イハットスタンド5は、通常スタンド脚4とペダルフレ
ーム11と、スタンド脚4とによってスタンド本体2を
支持する構造を採用している。しかしながら、スタンド
脚4を3本の支脚16a,16b,16cによって構成
すると、演奏者の足元が煩雑になるため、足が支脚16
a,16cに接触したりしてペダル操作の妨げとなると
いう問題があった。また、特に二連式ドラムペダル21
を使ったドラムセットで演奏する場合は、第1のペダル
23Aをペダル12の右側にセッティングすると、2つ
の支脚16a,16cの開き角θ(=120°)が小さ
いため、支脚16cと第1のペダル23Aとの間隔が狭
く、ペダルセッティングの制約が大きいという問題があ
った。
イハットスタンド5は、通常スタンド脚4とペダルフレ
ーム11と、スタンド脚4とによってスタンド本体2を
支持する構造を採用している。しかしながら、スタンド
脚4を3本の支脚16a,16b,16cによって構成
すると、演奏者の足元が煩雑になるため、足が支脚16
a,16cに接触したりしてペダル操作の妨げとなると
いう問題があった。また、特に二連式ドラムペダル21
を使ったドラムセットで演奏する場合は、第1のペダル
23Aをペダル12の右側にセッティングすると、2つ
の支脚16a,16cの開き角θ(=120°)が小さ
いため、支脚16cと第1のペダル23Aとの間隔が狭
く、ペダルセッティングの制約が大きいという問題があ
った。
【0010】そこで、上記した問題を解決するものとし
て、例えば特開平10−232670号公報、米国特許
第5105706号等に記載されているように、スタン
ド脚を2本の支脚で構成したハイハットスタンドが提案
されている。しかし、このようなハイハットスタンドは
いずれも部品点数が増加して構造が複雑化し、製造コス
トが高くなるばかりか、取扱性に難点があり、またスタ
ンドの外観を損なうといった問題があった。
て、例えば特開平10−232670号公報、米国特許
第5105706号等に記載されているように、スタン
ド脚を2本の支脚で構成したハイハットスタンドが提案
されている。しかし、このようなハイハットスタンドは
いずれも部品点数が増加して構造が複雑化し、製造コス
トが高くなるばかりか、取扱性に難点があり、またスタ
ンドの外観を損なうといった問題があった。
【0011】本発明は上記した従来の問題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、通常使
用時はもとより二連式ドラムペダルのセッティング時に
おいても安定性が高く、容易にペダルセッティングし得
るようにした楽器用スタンドを提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、通常使
用時はもとより二連式ドラムペダルのセッティング時に
おいても安定性が高く、容易にペダルセッティングし得
るようにした楽器用スタンドを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、スタンド本体と、このスタンド本体の下部
に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、このペダ
ル装置のペダルフレームとともに前記スタンド本体を支
持するスタンド脚とを備えた楽器用スタンドにおいて、
前記スタンド脚を第1、第2、第3の支脚で構成し、第
1と第2の支脚および第2と第3の支脚の開き角をそれ
ぞれ100°〜110°とし、第1と第3の支脚の開き
角を140°〜160°にするとともにこれらの支脚間
にペダルを配設したものである。
に本発明は、スタンド本体と、このスタンド本体の下部
に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、このペダ
ル装置のペダルフレームとともに前記スタンド本体を支
持するスタンド脚とを備えた楽器用スタンドにおいて、
前記スタンド脚を第1、第2、第3の支脚で構成し、第
1と第2の支脚および第2と第3の支脚の開き角をそれ
ぞれ100°〜110°とし、第1と第3の支脚の開き
角を140°〜160°にするとともにこれらの支脚間
にペダルを配設したものである。
【0013】本発明において、スタンド脚は3本の支脚
で構成されているので、スタンド本体を安定した状態で
支持する。また、第1の支脚と第3の支脚の開き角は1
40°〜160°であるため、通常演奏時において演奏
者の足元をすっきりさせることができ、二連式ドラムペ
ダルを使ったドラムセットで演奏するときにはペダルセ
ッティングが容易となる。
で構成されているので、スタンド本体を安定した状態で
支持する。また、第1の支脚と第3の支脚の開き角は1
40°〜160°であるため、通常演奏時において演奏
者の足元をすっきりさせることができ、二連式ドラムペ
ダルを使ったドラムセットで演奏するときにはペダルセ
ッティングが容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明をハイハ
ットスタンドに適用した一実施の形態を示す通常使用時
のペダルと支脚の位置関係を示す図、図2は二連式ドラ
ムペダルの使用時におけるペダルと支脚の位置関係を示
す図である。なお、図中従来技術の欄で示した構成部材
と同等のものについては同一符号をもって示す。これら
の図において、ハイハットスタンド30は、図3に示し
た従来のハイハットスタンド5と同様にシンバル1を支
持するスタンド本体2と、シンバル1の演奏を行うペダ
ル装置3と、スタンド本体2を支持する折畳み自在なス
タンド脚4とで構成されている。また、スタンド脚4は
第1、第2、第3の支脚16a,16b,16cを備え
ている点で従来と同じであるが、これらの支脚16a,
16b,16cの開き角を不均等にした点が従来のスタ
ンド脚と異なっている。すなわち、本発明においては、
第1の支脚16aと第2の支脚16b、第2の支脚16
bと第3の支脚16cの開き角をそれぞれθ1 とし、第
1の支脚16aと第3の支脚16cの開き角をθ2 (θ
1 <θ2 )としている。開き角θ1 は、100°〜11
0°で、望ましくは105°である。開き角θ2 は14
0°〜160°で、望ましくは150°である。開き角
θ2 を140°以下にすると、従来のスタンド脚の開き
角θ(=120°)に近くなって二連式ドラムペダルを
使用するとき、第1のペダル23Aが第3の支脚16c
に近接してペダルセッティングの自由度が小さくなるた
め好ましくない。開き角θ2 を160°以上にすると、
第1、第2、第3の支脚16a,16b,16cが平面
視略T字状の配列となり、第1の支脚16aと第3の支
脚16cが直線配列に近くなり、前方に転倒し易くなる
ため好ましくない。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明をハイハ
ットスタンドに適用した一実施の形態を示す通常使用時
のペダルと支脚の位置関係を示す図、図2は二連式ドラ
ムペダルの使用時におけるペダルと支脚の位置関係を示
す図である。なお、図中従来技術の欄で示した構成部材
と同等のものについては同一符号をもって示す。これら
の図において、ハイハットスタンド30は、図3に示し
た従来のハイハットスタンド5と同様にシンバル1を支
持するスタンド本体2と、シンバル1の演奏を行うペダ
ル装置3と、スタンド本体2を支持する折畳み自在なス
タンド脚4とで構成されている。また、スタンド脚4は
第1、第2、第3の支脚16a,16b,16cを備え
ている点で従来と同じであるが、これらの支脚16a,
16b,16cの開き角を不均等にした点が従来のスタ
ンド脚と異なっている。すなわち、本発明においては、
第1の支脚16aと第2の支脚16b、第2の支脚16
bと第3の支脚16cの開き角をそれぞれθ1 とし、第
1の支脚16aと第3の支脚16cの開き角をθ2 (θ
1 <θ2 )としている。開き角θ1 は、100°〜11
0°で、望ましくは105°である。開き角θ2 は14
0°〜160°で、望ましくは150°である。開き角
θ2 を140°以下にすると、従来のスタンド脚の開き
角θ(=120°)に近くなって二連式ドラムペダルを
使用するとき、第1のペダル23Aが第3の支脚16c
に近接してペダルセッティングの自由度が小さくなるた
め好ましくない。開き角θ2 を160°以上にすると、
第1、第2、第3の支脚16a,16b,16cが平面
視略T字状の配列となり、第1の支脚16aと第3の支
脚16cが直線配列に近くなり、前方に転倒し易くなる
ため好ましくない。
【0015】このような構造からなるハイハットスタン
ド30において、通常の使用時は図1に示すように第
1、第3の支脚16a,16cがスタンド本体2の斜め
前方に位置し、スタンド本体2、ペダル12および第2
の支脚16bが一直線上になるように、スタンド脚4を
スタンド本体2に固定する。このようなスタンド脚4の
セッティングにおいては、第1、第3の支脚16a,1
6cが図4に示す従来のハイハットスタンド5の通常使
用状態に比べてペダル12の前方に位置しているので、
演奏者の足元がすっきりしてペダル操作を容易にする。
ド30において、通常の使用時は図1に示すように第
1、第3の支脚16a,16cがスタンド本体2の斜め
前方に位置し、スタンド本体2、ペダル12および第2
の支脚16bが一直線上になるように、スタンド脚4を
スタンド本体2に固定する。このようなスタンド脚4の
セッティングにおいては、第1、第3の支脚16a,1
6cが図4に示す従来のハイハットスタンド5の通常使
用状態に比べてペダル12の前方に位置しているので、
演奏者の足元がすっきりしてペダル操作を容易にする。
【0016】二連式ドラムペダル21を使用するとき
は、図2に示すように第1の支脚16aがペダル12の
左方に位置し、第2、第3の支脚16b,16cがスタ
ンド本体2の斜め後方に位置するように、スタンド脚4
を反時計方向に回転させてスタンド本体2に固定する。
このときの回転角度は、開き角θ1 ,θ2 をそれぞれ1
05°,150°とした場合、52.5°程度までで、
図3に示した従来のハイハットスタンド5に比べて大き
く回転させることができる。これにより、第3の支脚1
6cと二連式ドラムペダル21の第1のペダル23Aと
の間隔が広がり、第1のペダル23Aをセッティングす
るとき、そのペダルフレーム24(図3参照)が第3の
支脚16cに接触したりするおそれがなく、容易にセッ
ティングすることができる。
は、図2に示すように第1の支脚16aがペダル12の
左方に位置し、第2、第3の支脚16b,16cがスタ
ンド本体2の斜め後方に位置するように、スタンド脚4
を反時計方向に回転させてスタンド本体2に固定する。
このときの回転角度は、開き角θ1 ,θ2 をそれぞれ1
05°,150°とした場合、52.5°程度までで、
図3に示した従来のハイハットスタンド5に比べて大き
く回転させることができる。これにより、第3の支脚1
6cと二連式ドラムペダル21の第1のペダル23Aと
の間隔が広がり、第1のペダル23Aをセッティングす
るとき、そのペダルフレーム24(図3参照)が第3の
支脚16cに接触したりするおそれがなく、容易にセッ
ティングすることができる。
【0017】また、スタンド脚4は3本の支脚16a,
16b,16cを備えているので、スタンド本体2を安
定した状態に支持することができ、しかも本発明はこれ
ら支脚の開き角を変更するだけでよいので、部品点数が
増加したり外観を損なうこともなく、従来品と同等の製
造コストで製作することができる。
16b,16cを備えているので、スタンド本体2を安
定した状態に支持することができ、しかも本発明はこれ
ら支脚の開き角を変更するだけでよいので、部品点数が
増加したり外観を損なうこともなく、従来品と同等の製
造コストで製作することができる。
【0018】なお、上記した実施の形態においては、ハ
イハットスタンド30に適用した例を示したが、本発明
はこれに何ら限定されるものではなく、ペダル装置3を
備えた楽器用のスタンド全般に適用することができる。
イハットスタンド30に適用した例を示したが、本発明
はこれに何ら限定されるものではなく、ペダル装置3を
備えた楽器用のスタンド全般に適用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る楽器用
スタンドによれば、スタンド脚の3本の支脚の開き角を
不均等にし、第1と第2の支脚、第2と第3の支脚の開
き角をそれぞれ100°〜110°とし、第1と第3の
支脚の開き角を140〜160°にしたので、通常使用
時において演奏者の足元がすっきりしてペダル操作を容
易にし、演奏性を向上させることができる。また、二連
式ドラムペダルを使ったドラムセットで演奏する場合
は、スタンド本体に対するスタンド脚の取付角度を変え
るだけでよいので、二連式ドラムペダルのセッティング
が容易で、ペダルセッティングの自由度を増大させるこ
とができる。また、構造が簡単で部品点数が増加した
り、外観を損なうこともなく、安価に製作することがで
きる。
スタンドによれば、スタンド脚の3本の支脚の開き角を
不均等にし、第1と第2の支脚、第2と第3の支脚の開
き角をそれぞれ100°〜110°とし、第1と第3の
支脚の開き角を140〜160°にしたので、通常使用
時において演奏者の足元がすっきりしてペダル操作を容
易にし、演奏性を向上させることができる。また、二連
式ドラムペダルを使ったドラムセットで演奏する場合
は、スタンド本体に対するスタンド脚の取付角度を変え
るだけでよいので、二連式ドラムペダルのセッティング
が容易で、ペダルセッティングの自由度を増大させるこ
とができる。また、構造が簡単で部品点数が増加した
り、外観を損なうこともなく、安価に製作することがで
きる。
【図1】 本発明をハイハットスタンドに適用した一実
施の形態を示す通常使用時のペダルと支脚の位置関係を
示す図である。
施の形態を示す通常使用時のペダルと支脚の位置関係を
示す図である。
【図2】 二連式ドラムペダルの使用時におけるペダル
と支脚の位置関係を示す図である。
と支脚の位置関係を示す図である。
【図3】 3本の支脚からなるスタンド脚を備えた従来
のハイハットスタンドと二連式ドラムペダルのセッティ
ング状態を示す斜視図である。
のハイハットスタンドと二連式ドラムペダルのセッティ
ング状態を示す斜視図である。
【図4】 通常使用時のペダルと支脚の位置関係を示す
図である。
図である。
【図5】 二連式ドラムペダルの使用時におけるペダル
と支脚の位置関係を示す図である。
と支脚の位置関係を示す図である。
1…シンバル、2…スタンド本体、3…ペダル装置、4
…スタンド脚、5…ハイハットスタンド、9…作動ロッ
ド、11…ペダルフレーム、12…ペダル、14…連結
ロッド、16a…第1の支脚、16b…第2の支脚、1
6c…第3の支脚、21…二連式ドラムペダル、22…
バスドラム、23A…第1のペダル、23B…第2のペ
ダル。
…スタンド脚、5…ハイハットスタンド、9…作動ロッ
ド、11…ペダルフレーム、12…ペダル、14…連結
ロッド、16a…第1の支脚、16b…第2の支脚、1
6c…第3の支脚、21…二連式ドラムペダル、22…
バスドラム、23A…第1のペダル、23B…第2のペ
ダル。
Claims (1)
- 【請求項1】 スタンド本体と、このスタンド本体の下
部に取付けられ床面に設置されるペダル装置と、このペ
ダル装置のペダルフレームとともに前記スタンド本体を
支持するスタンド脚とを備えた楽器用スタンドにおい
て、 前記スタンド脚を第1、第2、第3の支脚で構成し、第
1と第2の支脚および第2と第3の支脚の開き角をそれ
ぞれ100°〜110°とし、第1と第3の支脚の開き
角を140°〜160°にするとともにこれらの支脚間
にペダルを配設したことを特徴とする楽器用スタンド。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28797599A JP2001109466A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 楽器用スタンド |
US09/677,640 US6476300B1 (en) | 1999-10-08 | 2000-10-03 | Musical instrument stand |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28797599A JP2001109466A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 楽器用スタンド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001109466A true JP2001109466A (ja) | 2001-04-20 |
Family
ID=17724184
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28797599A Pending JP2001109466A (ja) | 1999-10-08 | 1999-10-08 | 楽器用スタンド |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6476300B1 (ja) |
JP (1) | JP2001109466A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008203289A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Yamaha Corp | 打楽器 |
JP2014211506A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 株式会社サカエリズム楽器 | 楽器用スタンドの脚装置、該脚装置を備える楽器用スタンド、及び前記脚装置に用いる支持具 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7631842B2 (en) | 2002-04-19 | 2009-12-15 | Seco Manufacturing Company, Inc. | Modular geomatic pole support system |
US7048241B2 (en) | 2002-04-19 | 2006-05-23 | Crain Enterprises, Inc. | Geomatic support having hinged legs with hinge lock |
US7124985B2 (en) | 2002-04-19 | 2006-10-24 | Crain Enterprises, Inc. | Geomatic pole support with telescoping legs and locks |
US7222827B2 (en) * | 2002-04-19 | 2007-05-29 | Crain Enterprises, Inc. | Telescoping leg lock with thumb actuator |
US7268284B2 (en) * | 2004-02-06 | 2007-09-11 | Jimmie Harrison Lee | Switchable foot pedal system |
US7232947B1 (en) * | 2005-01-18 | 2007-06-19 | Drum Workshop, Inc. | Elongated linkage connected pedal unit and cymbals apparatus |
Family Cites Families (7)
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US3167995A (en) * | 1963-08-15 | 1965-02-02 | Londe Fred J La | Cymbal supports |
US4028984A (en) * | 1976-05-03 | 1977-06-14 | Sanchez Edward J | Musical apparatus |
US5105706A (en) | 1991-01-14 | 1992-04-21 | Lombardi Donald G | Music stand pedal frame and dual leg support |
JP3301107B2 (ja) | 1992-04-22 | 2002-07-15 | ヤマハ株式会社 | ハイハットスタンド |
JP3131397B2 (ja) * | 1997-02-18 | 2001-01-31 | 星野楽器株式会社 | ハイハットスタンド |
JP3677943B2 (ja) | 1997-06-20 | 2005-08-03 | ヤマハ株式会社 | ハイハットスタンド |
US6028259A (en) * | 1998-12-28 | 2000-02-22 | Drum Workshop, Inc. | Weighting of drum pedal apparatus |
-
1999
- 1999-10-08 JP JP28797599A patent/JP2001109466A/ja active Pending
-
2000
- 2000-10-03 US US09/677,640 patent/US6476300B1/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014211506A (ja) * | 2013-04-18 | 2014-11-13 | 株式会社サカエリズム楽器 | 楽器用スタンドの脚装置、該脚装置を備える楽器用スタンド、及び前記脚装置に用いる支持具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6476300B1 (en) | 2002-11-05 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |