JP2001108909A - 外側に配置された、対称形ダブテール型スリットを備える要素を固定するためのホルダ - Google Patents

外側に配置された、対称形ダブテール型スリットを備える要素を固定するためのホルダ

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JP2001108909A
JP2001108909A JP2000237006A JP2000237006A JP2001108909A JP 2001108909 A JP2001108909 A JP 2001108909A JP 2000237006 A JP2000237006 A JP 2000237006A JP 2000237006 A JP2000237006 A JP 2000237006A JP 2001108909 A JP2001108909 A JP 2001108909A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 非常に小さなスペースしか必要とせず、外側
に配置されたダブテール型スリットを有する要素を工具
なしで当接面に傾斜せずに確実に固定することのできる
ホルダを提供する。 【解決手段】 外側にダブテール型スリットを備えた要
素1を当接面3に対して固定するためのホルダは、当接
面3の前方に、ピン状のボルト4と、その横に該ボルト
から張力下で離れる方向で湾曲する圧縮ばね6とが取り
付け固定され、それらの横断面、長さ、および相互間隔
はダブテール型スリット2の内側プロフィールに適合さ
れている。有利には圧縮ばね6は付加的に当接面3に対
して不勢できる。要素1を固定するために、ダブテール
型スリット2はボルト4および圧縮ばね6を介してスト
ッパまで当接面3に押圧され、係止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外側に配置された
対称形ダブテール型スリットを備える要素を当接面に対
して固定するためのホルダに関する。
【0002】
【従来の技術及び問題点】外側に配置されたダブテール
型スリットを当接面に対して固定することのできる種々
のホルダが公知である。図1aから図1cには3つのこ
のような公知のホルダが示されている。
【0003】図1aは、要素1の断面を示しており、こ
の要素はその外側にダブテール型スリット2を有する。
当接面3は、ダブテール型スリット2の内側プロフィー
ルに適合されたダブテール型案内部48を有する。ダブ
テール側案内部48の縁部領域には当接面3に対して垂
直に、成型された円錐台を有する回転部材49がダブテ
ール型案内部48に嵌め込まれており、当接面3の後方
ではバック調整ばね50によりバイアスされている。回
転部材49は側方に円錐溝51を有し、この円錐溝には
無頭ねじ52の先端が係合する。回転部材49の円錐台
のプロフィールはダブテール型案内部48の外側プロフ
ィールと同じに適合して構成されていることがわかる。
無頭ねじ52を締めると、回転部材49がその円錐台と
共にバック調整ばね50の方向にダブテール型スリット
2の内側に対して押圧され、これを締め付け固定する。
この形式のホルダはダブテール型案内部48の両側で傾
斜を防止し、かつ要素1が当接面3から誤って引き出さ
れることを防止する。しかしこのホルダの欠点は、取り
付けのために無頭ねじ52回転用の工具が必要であるこ
とである。さらに回転部材49が円錐台およびその後方
に配置されたバック調整ばね50と共に当接面の後方へ
大きく突出していることである。そのために大きなスペ
ースが当接面3の後方に必要であり、このスペースは1
5mm以上にもなり得る。しかし大きなホルダは他の機
器に組み込むのに非常に困難である。
【0004】図1bは、外側に配置されたダブテール型
スリット2を有する要素1に対するホルダの第2変形実
施例を示す。当接面3の前方ではここでも、ダブテール
型スリット2に適合されたプロフィールを有するダブテ
ール型案内部48が加工処理されている。しかしダブテ
ール型案内部48の片側はその長さのほぼ半分で中断さ
れている。したがってダブテール型スリット2の部分領
域は空きであり、ダブテール型案内部48により充満さ
れていない。この空き領域には側方に、ダブテール型ス
リット2の内側に当接する球53が配置されており、こ
の球が板ばね54に接着されている。この板ばね54
は、球53とは反対側の端部と共に自由空間へ当接面3
の後方へ大きく突出しており、この端部が当接面3の後
方で固定されている。板ばね54のばね力が接着された
球53をダブテール型スリット2の内側プロフィールに
対して押し付け、これによりダブテール型スリット2は
ダブテール型案内部48に一旦調整された位置で保持さ
れる。ダブテール型案内部48自体によって、要素1が
側方に当接面3に対して傾斜することが阻止される。こ
のホルダの、図1aに対する利点は、取り付けのために
工具が必要ないことである。しかし欠点は、球53が負
荷によって接着箇所から剥離し得ることである。さらに
このホルダでも、板ばね54に対する十分な取り付け空
間が当接面3の後方に必要である。
【0005】図1cは、外側に配置されたダブテール型
スリット2を有する要素を当接面3に対して固定するた
めのホルダの第3変形実施例を示す。ここでは当接面3
の前方にはダブテール型案内部48がもはや配置されて
いない。その代わりに当接面3の前方に密に(近傍に)
これに対して平行にボルト55が取り付け固定されてお
り、このボルトがダブテール型スリット2の側方内側プ
ロフィールに嵌め込まれている。要素1の横には側方に
ねじ56によって、湾曲した板ばね57が取り付け固定
されており、この板ばねが側方にて要素1を押圧する。
このホルダの利点は、当接面3の後方にスペースが必要
ないことである。なぜなら全ての保持要素は当接面3の
前方に配置されているからである。しかし当接面3でダ
ブテール型案内部を省略したため、要素1は全ての方向
について傾斜に対し阻止されているわけではない。確か
に要素1は傾斜に対して、湾曲した板ばね57の方向に
は確保される。なぜなら板ばねがばね力によって元の場
所へ押し戻されるからである。しかし要素1は板ばね5
7から離れる方向の傾斜に対しては確保されない。なぜ
なら要素1がこの場合は傾斜したままとなり、押し戻さ
れないからである。さらなる欠点は、板ばね57のため
に要素1の横で側方にスペースが必要なことである。さ
らに板ばね57は間違って取り付けたり、取り外したり
すると容易に湾曲または破損したりする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、非常
に小さなスペースしか必要とせず、外側に配置されたダ
ブテール型スリットを有する要素を工具なしで当接面に
傾斜せずに確実に固定することのできるホルダを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題は、共働する保
持要素として当接面の前方でこれと平行に、ピン状のボ
ルトと、このボルトにより応力下で湾曲する圧縮ばねと
を取り付け固定して解決される。ボルトと圧縮ばねは、
その横断面積と長さの点で、これらがダブテール型スリ
ットの両方の内側に係合できるように選定されている。
【0008】即ち、本発明の第1の視点において、外側
に配置された、対称形ダブテール型スリットを備える要
素を当接面に対して固定するためのホルダにおいて、当
接面の前方近くに、該当接面に対して平行にピン状のボ
ルトと、その横に応力下で該ボルトから離れる方向に湾
曲する圧縮ばねとが取り付け固定されており、前記ボル
トと圧縮ばねとは、湾曲した圧縮ばねの応力によって、
該当接面に対して押圧されるダブテール型スリットの両
内側に押し付けられる、ことを特徴とするホルダが提供
される。
【0009】第2の視点において、圧縮ばねはボルトか
ら離れる方向に湾曲するだけでなく、付加的にその中央
領域で該当接面に対して押圧され、当該押圧は、圧縮ば
ねの両端部で外縁部に2つのリングループを成形するこ
とにより為され、該リングループは、当接面の方向に折
曲げられており、2つのねじによってその両端部におい
てだけ当接面に対して平坦に締め付けられ、前記2つの
ねじはボルトに対して平行なライン上に配置されている
ことが好ましい。
【0010】さらに、第3の視点において、可動支持要
素に複数の該当接面が設けられており、該当接面には複
数のホルダが、外側に配置された対称形ダブテール型ス
リットを備える要素を当接面に対して固定するために配
置されており、各当接面の前方にはこれに対して平行に
ピン状のボルトと、その横に応力下にボルトから離れる
方向に湾曲した圧縮ばねとが取り付け固定されており、
前記ボルトと圧縮ばねとは、湾曲した圧縮ばねの応力に
よって、当接面に対して押圧されるダブテール型スリッ
トの両内側に押し付けられ、支持要素の運動によってホ
ルダの任意の1つが機能位置にもたらされることにより
多重ホルダが得られる。
【0011】第4の視点において、対象物に向けられた
照明ビーム路と、対象物から発する結像ビーム路とを備
える蛍光顕微鏡において、第1の視点記載のホルダが少
なくとも1つ設けられており、該ホルダには蛍光フィル
タブロックが取り付け固定されており、該蛍光フィルタ
ブロックは、励起フィルタと、これに対して垂直のバリ
アフィルタと、45゜で斜めにそれらの間に配置された
ビームスプリッタとを有し、ホルダは、励起フィルタが
照明ビーム路に、バリアフィルタが結像ビーム路に来る
よう配置されている、ことを特徴とする蛍光顕微鏡が得
られる。
【0012】第5の視点として、対象物に向けられた照
明ビーム路と、対象物から発する結像ビーム路とを備え
る蛍光顕微鏡において、第3視点記載の多重ホルダが組
み込まれており、該多重ホルダには複数の蛍光フィルタ
ブロックが取り付け固定されており、支持要素の運動に
よって機能位置へもたらされる蛍光フィルタブロック
は、その励起フィルタが照明ビーム路に、そのバリアフ
ィルタが結像ビーム路に来るよう配置されている、こと
を特徴とする蛍光顕微鏡が得られる。なお、各請求項に
付記した図面参照符号は、専ら理解を助けるためであ
り、図示の態様への限定を意図しない。
【0013】要素と外側ダブテール型スリットとの固定
は、ダブテール側スリットをボルトと圧縮ばねの上から
(に対して)、当接面に当接するまで押圧し、係止(嵌
合)することにより行われる。このためにボルトと圧縮
ばねとの間隔をダブテール型スリットの内幅に、湾曲さ
れた圧縮ばねの応力(変形)によりボルトと圧縮ばね自
体がこれらの両側でダブテール型スリットの内側へと押
圧されるよう、適合させる。
【0014】本発明のホルダの利点は、これが当接面の
後方とダブテール型スリットの外側に、保持要素に対す
るスペースを必要としないことである。このことにより
簡単に他の機器に組み込むことができる。本発明のホル
ダは安価であり、確実に全ての方向において、保持すべ
き要素と当接面との間で傾斜のない結合を保証する。要
素とホルダとの組付けは手操作の圧力により簡単に、か
つ工具なしで実行される。
【0015】
【発明の実施の形態】圧縮ばねの当接面での固定は例え
ばねじ留めによって行うことができる。固定がねじ留め
により行われるなら、このためにボルトに対して平行な
ラインに沿って2つのねじが当接面へねじ込まれる。こ
の2つのねじによって2つのリングループが当接面に対
して締め付けられる。この2つのリングループは圧縮ば
ねの端部に配置されている。圧縮ばねは無負荷(応力)
状態では2つのねじの間隔よりも長い。これにより圧縮
ばねは、ねじ留めされた状態では応力下にあり湾曲され
る。ばねは本発明によれば、これがねじ留めされた状態
でボルトから離れる方向で湾曲するように取り付けられ
ており、これによりばねは、ダブテール型スリットの一
方の内側に係合することができる。
【0016】ボルトは円筒状、または3角形または多角
形とすることができる。ボルトの固定は例えば2つの保
持ピンによって行うことができ、この保持ピンは当接面
から垂直に突出している。この2つの保持ピンにボルト
の両端面が固定される。ホルダの別の変形実施例では、
ボルトの両端面に2つの保持ピンが固定される。この保
持ピンはボルト軸の方向を指し、当接面に対して相対的
に隆起したフレームに、2つのボルト端部の近傍で固定
される。最も簡単な固定のための変形実施例では、ボル
ト自体がその両端面を以てこの隆起したフレームに係合
するよう、ボルトの長さが選択されている。
【0017】圧縮ばねとそのリングループの特殊な構成
によって、ホルダの機能を有利に調整することができ
る。したがってホルダの有利な構成では、2つのリング
ループが圧縮ばねの両端部でそれぞれ圧縮ばねの外縁部
に固定され、2つのリングループがねじ留めの前に一平
面に来るようにする。2つのリングループは2つのねじ
によって当接面に対して締め付けられる。この2つのね
じは有利にはボルトに対して平行なラインに沿って配置
されている。無負荷状態での圧縮ばねの長さは2つのね
じ間の間隔よりも大きいから、圧縮ばねは応力(弾性
力)によりボルトから離れる方向に湾曲する。湾曲した
圧縮ばねは、外側にダブテール型スリットを有する要素
が押し付けられれていない場合、当接面と常に平坦に当
接する。
【0018】別の実施形態では同じように、圧縮ばねの
両端部に圧縮ばねの外縁部で2つのリングループが成形
されている。しかしこのリングループ(ループ面)はこ
の場合、両方ともねじ留めの前に当接面の方向へ折曲げ
た面を構成している。ここでも圧縮ばねの固定は、リン
グループを2つのねじによって当接面に対して締め付け
ることにより行われる。ここでもねじ間の間隔は無負荷
状態の圧縮ばねより小さく、ねじはボルトに対して平行
なライン上にある。2つのリングループを夫々折曲げて
構成することにより、ねじ留め固定した後、圧縮ばねは
ボルトから離れる方向に湾曲するだけでなく、付加的に
当接面に押圧される。このことにより付加的な押圧力が
当接面の方向に得られる。
【0019】本発明のホルダは、外側に配置されたダブ
テール型スリットを有する要素に対して傾斜のない固定
を提供する。付加的にダブテール型スリットの、ボルト
長手方向でのシフトを阻止するため有利には当接面に付
加的に、ボルトの少なくとも1つの端部の横に隆起した
フレームを停止確保部として配置する。
【0020】構造が小型で、スペースを必要としないの
で、本発明のホルダは多重ホルダの形態にも適する。例
えば縦方向キャリッジに本発明のホルダを複数並置する
ことができる。縦方向キャリッジを案内レールで側方に
スライドすることにより、本発明のホルダのうちの任意
の1つを機能位置のもたらすことができる。
【0021】別の多重ホルダは、シリンダ(円筒状ない
し円筒状体、或いはディスク状等の回転体)の外周に複
数の平坦部を設け、この平坦部を当接面として用いる構
成により得られる。この平坦部の各々には、本発明のホ
ルダがそれぞれ1つ設けられる。シリンダは固定の回転
軸に回転可能に配置されている。このようにしてシリン
ダの回転により、本発明のホルダのうちの任意の1つが
機能位置にもたらされる。シリンダには回転ディスクを
同心に固定し、これによりシリンダが回転ディスクでの
手動または電動的介入により回転可能であると有利であ
る。ホルダに固定された要素が光学的に作用する構成部
材を支持し、この構成部材をビーム路にもたらすべき場
合、回転ディスクに各ホルダの横に光通過のための自由
開口部を設けると有利である。
【0022】本発明のホルダ、並びの本発明のホルダを
使用した多重ホルダは有利には、蛍光フィルタブロック
を蛍光顕微鏡で保持するために使用される。ここでホル
ダまたは多重ホルダはそれぞれ、フィルタが所属のビー
ム路で光学的に作用するよう顕微鏡に嵌め込まれる。
【0023】
【実施例】本発明の有利な実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
【0024】図2aは本発明のホルダの側面を示す。外
側にダブテール型スリット2を備えた要素1は支持基台
の当接面3に当接する。当接面3の前方にはこれに対し
て平行にボルト4が配置されており、このボルトはダブ
テール型スリット2の左内側に嵌め込まれている。ボル
ト4は2つの保持ピン5に固定されており(ここでは一
部だけが示されている)、この保持ピンは当接面3から
垂直に突出している。同じように当接面3の前方にはボ
ルト4の横に圧縮ばね6が配置されている。さらに圧縮
ばねの端部に配置された2つのリングループ7(ここで
は1つだけが図示されている)がそれぞれねじ8によっ
て当接面3に対して締め付けられている。
【0025】ボルト4ないし圧縮ばね6の断面と長さは
ダブテール型スリット2の内側プロフィールに適合され
ている。これにより、要素1はそのダブテール型スリッ
ト2と共にボルト4と圧縮ばね6を介して当接面3に押
圧され、これらを所望の位置で確実に保持することがで
きる。
【0026】圧縮ばね6は応力下でボルト4から離れる
方向に湾曲する。これにより、ボルト4と圧縮ばね6は
力F1ないし−F1により、ダブテール型スリット2の
(対向する)両方の内側に押圧される。この力は、要素
1が当接面3に対して傾斜なしに固定されるよう作用す
る。圧縮ばね6は、要素1が押し付けられていなければ
当接面3に平坦に当接し、要素1が押し付けられること
によって初めて当接面3から隆起して湾曲する。このこ
とにより付加的に軽い引張力が当接面3の方向に発生
し、これにより要素1はここに図示した縣架位置でも確
実に保持される。
【0027】図2bは本発明のホルダの平面図である。
このホルダは、ボルト4と圧縮ばね6が本発明の構成で
相互に配置されている。
【0028】ボルト4は当接面(図示せず)の前方に配
置されている。ボルト4の両端部には当接面を越えて隆
起するフレーム9(突条ないしリブ)がそれぞれ1つ配
置されている。フレームはボルト4の固定に用い、ボル
トの端部は孔部10によって両方のフレーム9に貫通案
内されている。このようにしてボルト4は小さな間隔で
当接面の前方に保持される。この小さな間隔は要素1を
外側の要素1と固定するために必要である。
【0029】ボルト4の横では圧縮ばね6が当接面に固
定されている。このために2つのねじ8が、圧縮ばね6
の端部に成形されたリングループ7によって案内され、
ねじはこのリングループを当接面に対して締め付ける。
2つのねじ8は、ボルト4に対して平行な直線上に配置
されて当接面にねじ込まれる。圧縮ばね6は応力により
ボルト4から離れる方向に湾曲する。この応力は、圧縮
ばね6が無負荷状態では2つのねじ8間の間隔よりも当
接面において長いことによって形成される。
【0030】外側にダブテール型スリットを有する要素
(図示せず)は、ボルト4と圧縮ばね6を介して当接す
るまで当接面に押圧され、ボルト4と圧縮ばね6はダブ
テール型案内部の対向する内側に係合(嵌合)し、湾曲
した圧縮ばね6の応力によってダブテール型スリットの
内側へ押圧される。要素はボルト4と圧縮ばね6によっ
て保持され、当接面に押し付けられる。同時に、固定さ
れた要素が2つの隆起したフレーム9によりボルト4か
ら滑り落ちないように確保される。すなわち、例えば誤
って要素をボルト4の長手方向にスライドすることによ
る滑落を生じないようにする。
【0031】図2cは、本発明のホルダに対する、無負
荷状態の圧縮ばね6の形状を示す。圧縮ばね6は両端部
に2つのリングループ7を有し、このリングループはそ
れぞれ外縁部に成形されており、1つの同じ平面にあ
る。したがって無負荷状態の圧縮ばね6は2つのリング
ループを以て基台に平坦に当接する。
【0032】図2dは、図2cの圧縮ばねが取り付けら
れた状態を示す。圧縮ばね6は当接面3の前方で固定さ
れる。この固定はリングループ7をそれらの端部で2つ
のねじ8により当接面3に対して平坦に締め付けること
により行われる。このために2つのねじ8が、ボルト4
(図示せず)に対して平行な直線上で当接面3にねじ込
まれる。ねじ8間の間隔は無負荷状態の圧縮ばね6の長
さよりも短いから、圧縮ばね6は応力の下でボルト4か
ら離れる方向に湾曲する。
【0033】図2eは、本発明のホルダに対する、無負
荷状態の圧縮ばね6の別の形状を示す。圧縮ばね6は同
様に両端部に2つのリングループ7を有し、これらはそ
れぞれ外縁部に成形されている。この2つのリングルー
プ7は同じ側に向かってループ面が反るように折曲げら
れており、これによりリングループは角度を形成する。
すなわちリングループは2つの平面にある。したがって
無負荷状態の圧縮ばね6は2つのリングループ7を以て
平坦ではなく(リングループの先端で)基台に当接す
る。
【0034】図2fは、図2eの圧縮ばね6を取り付け
た状態を、長手側からの側面で示す。圧縮ばね6は当接
面3の前方に固定される。この固定は、折曲げられたリ
ングリープ7をその端部で2つのねじ8により当接面に
対して締め付けることにより行われる。このために2つ
のねじ8が(図示しない)ボルト4に対して平行な直線
上で当接面3にねじ込まれる。ねじ固定の際、圧縮ばね
6はボルト4から離れる方向に湾曲すると共に、さらに
付加的に圧縮ばねは中央領域では当接面3に対して斜め
に湾曲する。同時に圧縮ばね6の端部は、折曲げられた
リングループ7によって浮き上がったままとなる。2つ
のねじ8はこのために、折曲げられたリングループ7が
十分に平坦に当接面3に対して締め付けられるようにね
じ込まれる。これにより圧縮ばね6の中央部は大きな力
2をもって当接面に押し付けられる。
【0035】図2gは、図2fの圧縮ばねが取り付けら
れた状態を、一方の端部の側面図で示す。圧縮ばね6の
リングループ7の端部はねじ8によって当接面3に押し
付けられる。圧縮ばね6は応力下でその横に固定された
ボルト4から離れる方向に湾曲し、同時に応力下で当接
面3に対して湾曲する。
【0036】図2hは、当接面3の前方で保持ピン5に
よって固定されたボルト4と、折曲げられたリングルー
プ7を備えた圧縮ばね6とを有する本発明のホルダを示
す。折曲げられたリングループ7は図2e,f,gに示
すのと同じでものある。圧縮ばね6はボルト4から離れ
る方向に湾曲し、これにより圧縮ばね6は力F1によっ
て、ボルト4は力−F1によって、ダブテール型スリッ
ト2の両方の内側に押し付けられる。図2eのように折
曲げられたリングループ7はねじ8によって当接面3に
対してほぼ完全に締め付けられ、これにより圧縮ばね6
は力F2により当接面3の方向でダブテール型スリット
の内側プロフィールに押し付けられる。
【0037】ボルト4と圧縮ばね6に押圧された要素1
は外側にダブテール型スリット2を備えている。この要
素1は圧縮ばね6により付加的力F2によって当接面3
に押し付けられる。このことにより当接面3と保持され
る要素との結合が、リングループが折曲げられていない
圧縮ばね6のみを有するホルダの場合よりも、要素1の
傾斜および引っ張り負荷に対してさらに確実になる。
【0038】図3aは、縦方向キャリッジ11の形態の
多重ホルダを示す。この縦方向キャリッジには本発明の
ホルダ12が複数並置して取り付けられており、それら
が順次にそれぞれ1つのボルト4と圧縮ばね6を本発明
の構成において有している。
【0039】各圧縮ばね6は2つのねじ8により縦方向
キャリッジ11に、圧縮ばねがボルト4から応力下で離
れる方向に湾曲するよう固定されている。縦方向キャリ
ッジ11の両方の外縁部には、隆起した2つのフレーム
9が長手方向に配置されている。これら2つのフレーム
9は複数の孔部10を有し、これらの孔部にボルト4の
端部が嵌合され、これによりボルト4は固定される。付
加的に、外側のダブテール型スリットによりボルト4と
圧縮ばね6に押圧された要素が、2つの隆起フレーム9
によってボルト4からの滑落に対して確保される。
【0040】縦方向キャリッジ11を図示の矢印方向に
シフトすることにより(このシフトは手動または電動的
に行うことができる)、所定のホルダ12を機能位置へ
もたらすことができる。この機能位置とは、縦方向キャ
リッジ11の適切な位置であり、この適切な位置では例
えば機能位置にもたらされたホルダ12に要素1を固定
することができ、またはこのホルダ12に既に固定され
ている要素1がその機能(例えば工具として工作機械で
で、または光学要素1として光学的ビーム路で)を発揮
することができる。
【0041】図3bは、固定の回転軸13にシリンダ1
4が回転可能に配置されている多重ホルダを示す。シリ
ンダ14はその外周に4つの平坦部を有し、これら平坦
部が当接面3として用いられる。当接面3の境界は破線
によって示されている。各当接面3には、それぞれ1つ
のボルト4と圧縮ばね6からなる本発明のホルダ12が
本発明の構成において取り付けられている。
【0042】中央にはホルダ12が平面図で示されてい
る。ここにはボルト4と圧縮ばね6からなる所属のアセ
ンブリが示されている。ホルダ12の左側と右側がそれ
ぞれ側面図に示されている。ホルダ12の左側では所属
のボルト4が陰になっており、圧縮ばね6だけが見え
る。ホルダ12の右側ではボルト4が見えるが、所属の
圧縮ばね6は陰になっている。第4のホルダがシリンダ
14の裏側にあり、これは完全に隠れている。シリンダ
14が、回転軸13に対して同心のシリンダ軸15を中
心にして回転することによって、4つのホルダ14のう
ちの任意の1つを所定の位置へ、すなわち機能位置へも
たらすことができる。
【0043】図3cは、電動的に駆動される円筒状多重
ホルダの断面を示す。このためにシリンダ14が、回転
軸13を有する固定のシリンダ軸15に回転可能に配置
されている。シリンダ14はその外周に複数の平坦部を
有している。この平坦部は当接面3として用いられ、こ
れに本発明によるホルダが複数設けられている。シリン
ダ14の右側には、そこに配置されたホルダのうち保持
ピン5と固定されたボルト4が示されており、このボル
トは要素1の外側ダブテール型スリット2と係合する。
この要素1はさいころ形状の蛍光フィルタブロック16
である。蛍光フィルタブロックは励起フィルタ17,ビ
ームスプリッタ18,およびバリア(ストップ)フィル
タ19を有する。これらは公知の形状で直角にT字状に
延在するビーム路を定める。このような蛍光フィルタブ
ロック16は通常、蛍光顕微鏡で所望の照明を形成する
ために使用される。
【0044】シリンダ14の左側には本発明による別の
ホルダが示されている。このホルダのうち、ねじ8と固
定された圧縮ばね6だけが見えている。このホルダは、
要素1の外側に設けられたダブテール型スリット2に係
合する。要素1は同じようにさいころ形状の蛍光フィル
タブロック16であり、励起フィルタ17,ビームスプ
リッタ18およびバリアフィルタ19を備えている。断
面の前後に固定された2つの別の蛍光フィルタブロック
は図では見ることができない。
【0045】シリンダ軸15には同心に回転ディスク2
0が固定されている。回転ディスク20の直径は、回転
ディスクがシリンダ14に固定された蛍光フィルタブロ
ック16も含めてシリンダ14を越えて突出するような
大きさに選択されている。このことにより回転ディスク
20の縁部領域に介入することができ、これにより回転
ディスクをシリンダ14と共に回転させることができ
る。この介入は基本的には手動により行うことができ
る。しかし図示の実施例では、回転ディスク20はその
外縁部に歯(図示せず)を有しており、これにピニオン
21が噛合する。ピニオンは電気的駆動モータ23のモ
ータ軸22に配置されている。この駆動モータ23は例
えば直流モータまたはステップモータとすることができ
る。保持された4つの蛍光フィルタブロック16のバリ
アフィルタ19の横に、回転ディスク20はそれぞれ1
つの自由開口部24を有し、そこに沿って案内された光
ビームを妨げられずに通過させることができる。
【0046】図3dは、円筒状の基本形状を有する多重
ホルダの別の変形実施例を示す。この多重ホルダは回転
軸13を中心に回転可能である。電気的駆動モータ(な
いしギヤードモータ)23が基台25に固定的に配置さ
れており、回転軸13を備えた回転可能なモータ軸22
を有する。モータ軸22に同心にシリンダ14と回転デ
ィスク20が配置されており、回転ディスク20はシリ
ンダ14と固定的に結合されている。この回転ディスク
20はモータ軸22に固定されており、モータ軸22の
回転の際に共に回転される。このようにしてシリンダ全
体14を任意の位置へ回転することができる。
【0047】シリンダ14はその外周に平坦部を有し、
この平坦部は本発明による複数のホルダに対する当接面
3として用いられる。したがって右側にはホルダが1つ
配置されており、そのうち図にはボルト4だけが示され
ている。このホルダは、要素の外側に配置されたダブテ
ール型スリット2に係合する。この要素はさいころ形状
の蛍光フィルタブロック16であり、励起フィルタ1
7,ビームスプリッタ18およびバリアフィルタ19を
備えている。これらにより公知のように、直角にT字状
に経過するビーム路が定められる。
【0048】シリンダ14の左側には別のホルダが配置
されており、そのうちねじ8と固定された圧縮ばね6だ
けが示されている。所属のボルトは図平面にない。この
ホルダにも要素が固定されており、この要素の外側のダ
ブテール型スリット2には圧縮ばね6と(図示省略で見
えない)ボルトが係合する。この要素も同様にさいころ
形状の蛍光フィルタブロック16であり、励起フィルタ
17,ビームスプリッタ18およびバリアフィルタ19
を公知の構成で備えている。シリンダ14の前面に配置
された第3のホルダ並びにシリンダ14の裏面に配置さ
れた第4のホルダはこの断面図では見えない。
【0049】シリンダ14を駆動モータ23によって回
転することにより、4つのホルダのそれぞれ1つを所望
の機能位置へもたらすことができる。この機能位置で
は、例えばホルダに固定された蛍光立方体が予め定めら
れたビーム路に来る。
【0050】図4aは、シリンダ14の外側に配置され
た電気的駆動モータを有する円筒状8重ホルダの側面図
である。シリンダ14にはその外周に8つの平坦部が設
けられており、これらは複数の本発明のホルダに対する
当接面として用いる。ここに選択された側面図では、3
つのホルダ12が示されている。これらのホルダはそれ
ぞれ圧縮ばね6とボルト4との本発明によるアセンブリ
(結合体)からなる。第4のホルダ12のうち右側にこ
の図では圧縮ばね6だけが見える。圧縮ばね6はそれぞ
れ2つのねじ8によりシリンダ14にねじ留めされ、圧
縮ばねは応力下でそれぞれ所属のボルト4から離れる方
向に湾曲し、同時に当接面に対して不勢される。
【0051】シリンダ14は回転軸13を有し、この回
転軸に回転ディスク20が同心に配置されている。図面
には、固定すべき要素に対して設けられた空間が破線で
示されている。回転ディスク20の直径は、回転ディス
クがこの空間を超えて突出するように選択されている。
ホルダ12の上部と下部に、シリンダ14は2つの隆起
したフレーム9を有する。このフレームは、固定すべき
要素に対する停止確保部として用いられ、ホルダ12に
固定された要素がボルト4から滑落するのを阻止する。
【0052】回転ディスク20はその外縁部に歯26を
有し、この歯にはピニオン21が噛合する。ピニオンは
電気的駆動モータ34のモータ軸22に配置されてい
る。駆動モータ23によってシリンダ14を各所望の位
置へ、ひいてはホルダのいずれかが所定の機能位置へ回
転される。付加的に回転ディスク20に読み取り可能な
コード部27を設けることができる。このコード部は、
ホルダ12および所定の機能位置に配属されている。例
えば左側のホルダ12が所望の機能位置にあれば、この
ホルダに配属された、番号“1”を備えたコード部27
が所定位置の読み取りのために例えば図の左に現れる。
【0053】図4bは、図4aの円筒状8重ホルダを下
方から見たものである。シリンダ14が固定の回転軸1
3に回転可能に支承されており、その外周に8つの平坦
部を有している。各平坦部は、本発明のホルダ12に対
する当接面として用い、それぞれはボルト4と圧縮ばね
6からなる。ここで各圧縮ばね6は2つのねじ8によっ
て所属の当接面3に対して押圧され、同時にボルト4か
ら離れる方向に湾曲する。
【0054】シリンダ14の下方に同心に配置された回
転ディスク20は各ホルダ12の横に自由開口部24を
有する。これによりホルダ12は蛍光フィルタブロック
を固定するのに適する。このことは既に図3cと図3d
で説明した。回転ディスク20の外縁部には歯26が設
けられており、この歯は簡素化して太い実線として図示
されている。この歯26には電気的駆動モータ23のモ
ータ軸22にあるピニオン26が噛合し、シリンダ14
をその回転軸13を中心にして回転させる。
【0055】回転ディスク20の外縁部にはラッチ溝
(ハッチ)28が設けられており、このラッチ溝にはそ
れぞれ1つのラッチ装置29が係合することができる。
シリンダ14が駆動モータ23により所望の機能位置へ
回転された後、ラッチ装置29はこの機能位置に配属さ
れたラッチ溝28に係合する。ラッチ装置29はこのた
めに弾性支承されたボールベアリング30を有する。ボ
ールベアリングは回転軸20の方向に不勢されており、
それぞれのラッチ溝28に押圧される。したがってラッ
チ装置29によって、シリンダ14に配置されたホルダ
12を予め規定されたその機能位置に保持することがで
きる。
【0056】図5は、図3aの縦方向キャリッジ11が
組み込まれた蛍光顕微鏡31の断面を示す。この縦方向
キャリッジには複数の蛍光フィルタブロック16が並置
して固定されている。これらのうち1つの蛍光フィルタ
ブロック16だけが図平面に示されている。
【0057】蛍光顕微鏡31は、光源33の組み込まれ
たランプハウス32、接眼レンズ35を有する鏡筒3
4、並びに対象物台36、および対象物台36のレベル
調整をするためのZ駆動ノブ37を有する。対物レンズ
リボルバー38には複数の対物レンズ39が嵌め込まれ
ており、これらのうちの1つが作用対物レンズとして光
軸40に旋回される。光源33から照明ビーム路が発す
る。この照明ビーム路は絞り41a,bと照明光学系4
2を通って導かれ、さいころ形状の蛍光フィルタブロッ
ク16のビームスプリッタ18で偏向され、対物レンズ
39によって対象物台36に載置された対象物43にフ
ォーカシングされる。この対象物43から発した結像ビ
ーム路はビームスプリッタ18およびバリアフィルタ1
9を通過し、プリズム44で偏向され、鏡筒光学系45
によって中間像面46に結像される。これが接眼レンズ
35により観察される。
【0058】蛍光フィルタブロック16は公知のよう
に、ビームスプリッタ18、照明ビーム路に励起フィル
タ17,および結像ビーム路にバリアフィルタ19を支
持する。蛍光フィルタブロック16には外側にダブテー
ル型スリット2が設けられており、このダブテール型ス
リットに本発明のホルダが係合する。ホルダは縦方向キ
ャリッジ11に取り付けられている。縦方向キャリッジ
11は並置された本発明のホルダと、これに固定された
蛍光フィルタブロックを複数有する。ホルダのうち図平
面にはボルト4だけが示されている。蛍光フィルタブロ
ック16のそれぞれは縦方向キャリッジ11を適切にス
ライドすることにより、照明ビーム路ないし結像ビーム
路に次のように挿入することができる。すなわち、蛍光
フィルタブロックの励起フィルタ17が照明ビーム路
に、そのバリアフィルタ19が結像ビーム路に配置され
るように挿入することができる。
【0059】図6は、円筒状多重ホルダ47が組み込ま
れた蛍光顕微鏡31の断面を示す。この多重ホルダには
複数の蛍光フィルタブロック16が固定されている。蛍
光顕微鏡31は、光源22の組み込まれたランプハウス
32,接眼レンズ35を備えた鏡筒34、および対物レ
ンズリボルバー38を有する。対物レンズリボルバー3
8は光軸に旋回される対物レンズを有している。対物レ
ンズ39の下方では対象物43が対象物台36の上にあ
り、対象物台はZ駆動ノブ37によりレベル調整するこ
とができる。
【0060】光源33から照明ビーム路が発し、この照
明ビーム路は絞り41a,b、照明光学系42および励
起フィルタ17を通って導かれ、ビームスプリッタ18
で偏向され、対物レンズ39によって対象物43にフォ
ーカシングされる。対象物42から発する結像ビーム路
は対物レンズ39,ビームスプリッタ18、バリアフィ
ルタ19を通過し、プリズム44で偏向され、鏡筒光学
系45によって中間像面46に結像される。この像を接
眼レンズ35により観察することができる。
【0061】右側に配置されたさいころ形状の蛍光フィ
ルタブロック16は、ビームスプリッタ18,照明ビー
ム路に励起フィルタ17,および結像ビーム路にバリア
フィルタ19を支持する。この蛍光フィルタブロックは
外側にダブテール型スリット2を有する。ダブテール型
スリットは本発明のホルダに固定されており、ホルダは
円筒状多重ホルダ47の構成部材である。ホルダのうち
ボルト4だけを見ることができ、このボルトはダブテー
ル型スリット2に係合する。
【0062】多重ホルダ47はシリンダ14を有し、こ
のシリンダは回転軸13を中心に回転可能に支承されて
いる。シリンダはその外周に、当接面として用いる複数
の平坦部を有している。この平坦部に本発明のホルダが
複数、これに固定された蛍光フィルタブロック16と共
に配置されている。この断面図ではそれぞれ左と右に本
発明のホルダが示されており、これらはそれぞれホルダ
に固定された蛍光フィルタブロック16のダブテール型
スリット2に係合する。左側のホルダからは圧縮ばね6
だけが、右側のホルダからはボルト4だけが示されてい
る。各蛍光フィルタブロック16は公知のように、励起
フィルタ17,ビームスプリッタ18およびバリアフィ
ルタ19を有する。シリンダ14の回転軸13には同心
に回転ディスク20が固定されており、回転ディスクは
各バリアフィルタ19の横に自由開口部24を、結像ビ
ーム路が妨げられずに通過するために有している。
【0063】回転ディスク20は外縁部に歯を有し、こ
の歯にピニオン21が係合する。ピニオンは電気的駆動
モータ23のモータ軸22に結合されている。回転ディ
スク20は、顕微鏡使用者に向いた側の架台前面で、す
なわち図の左側で一部が、顕微鏡使用者に向いた側の架
台ケーシング面から突出している。このためにわざわざ
ケーシング開口部が設けられている。そこで顕微鏡使用
者に可視となる回転ディスク20の部分は読み取り可能
なコード部27を有しており、このコード部は実際に照
明ビーム路ないし結像ビーム路に旋回された蛍光フィル
タブロック16についての情報を与える。駆動モータ2
3によってシリンダ14が回転されると、これにより別
の蛍光フィルタブロック16が照明ビーム路および結像
ビーム路に旋回され、ケーシング開口部にはビーム路に
ある蛍光フィルタブロック16のそれぞれ所属のコード
部27が現れる。
【0064】コード部27、例えば番号コードと、多重
ホルダの個々のホルダに固定された蛍光フィルタブロッ
ク16との配属は、蛍光顕微鏡の製造業者で既に設定す
ることも、顕微鏡使用者の作業の開始時に自分で設定す
ることもできる。
【0065】
【発明の効果】本発明の基本構成(請求項1)により、
非常に小さなスペースしか必要とせず、外側に配置され
たダブテール型スリットを有する要素を工具なしで当接
面に傾斜せずに確実に固定することのできるホルダが提
供される。その各従属請求項により、夫々、基本構成を
具現化するように適した簡単な構成が得られる。特に、
請求項3において、本願発明の基本構成に基づく多重ホ
ルダが実現される。本願発明の別(第4)の視点におい
て、本願発明の基本構成によるホルダを用いることによ
り、優れた蛍光顕微鏡が得られる。さらに、本願発明の
第5の視点において、請求項3の多重ホルダを用いるこ
とにより、優れた蛍光顕微鏡が得られる。なお、本願発
明の本質的技術思想をさらに展開具体化ないし応用する
に際し、本願に示した各個別実施形態ないし実施例に例
示した各要素は、本願発明の基本的技術思想に沿う限
り、互いに取捨選択、異なった実施例間で必要と目的に
応じて本願発明の枠内のものとして、明示のない事項も
開示されたものとみなされ当然可能である。またその均
等手段での置換なし取捨選択も、当然本願発明の保護範
囲に属する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術から公知のホルダを説明するための図
である。
【図2】外側にダブテール型スリット2を有する要素に
対する本発明のホルダを示す概略図である。ここで
(a)は本発明のホルダの側面図であり、(b)は平面
図であり、(c)は本発明のホルダに対する圧縮ばねの
無負荷状態を示し、(d)は(c)の圧縮ばねが組み込
まれた状態を示し、(e)は本発明のホルダに対する圧
縮ばねの別の構成における無負荷状態を示し、(f)は
(e)の圧縮ばねが組み込まれた状態を示し、(g)は
(f)を90゜ずらしたものであり、(h)は要素が保
持された(e)の圧縮ばねを有するホルダを示す。
【図3】多重ホルダの種々の実施例を示す概略図であ
る。ここで(a)は多重ホルダとしての縦方向キャリッ
ジの側面図であり、(b)は基本形状が円筒状の多重ホ
ルダの側面図であり、(c)は回転軸の外側に配置され
た駆動モータを有する、電動的に駆動される円筒状多重
ホルダの断面図であり、(d)は同心に配置された駆動
モータを有する、電動的に駆動される円筒状多重ホルダ
の断面図である。
【図4】回転軸の外側に駆動モータが配置された円筒状
8重ホルダの概略図である。ここで(a)はその側面図
であり、(b)は(a)の円筒状8重ホルダを下方から
見た平面図である。
【図5】蛍光顕微鏡の断面図である。ここで図5は蛍光
フィルタブロックが取り付け固定された図3aの縦方向
キャリッジを有する蛍光顕微鏡の断面図である。
【図6】蛍光フィルタブロックが取り付け固定された図
3(b)の円筒状多重ホルダを有する蛍光顕微鏡の断面
図である。
【符号の説明】
1 要素 2 ダブテール型スリット 3 当接面 4 ボルト 5 保持ピン 6 圧縮ばね 7 リングループ 8 ねじ 9 隆起したフレーム 10 孔部 11 縦方向キャリッジ 12 ホルダ 13 回転軸 14 シリンダ 15 シリンダ軸 16 蛍光フィルタブロック 17 励起フィルタ 18 ビームスプリッタ 19 バリアフィルタ 20 回転ディスク 21 ピニオン 22 モータ軸 23 電気的駆動モータ 24 自由開口部 25 基台 26 歯 27 コード部 28 ラッチ溝 29 ラッチ装置 30 弾性支承されたボールベアリング 31 蛍光顕微鏡 32 ランプハウス 33 光源 34 鏡筒 35 接眼レンズ 36 対象物台 37 Z駆動ノブ 38 対物レンズリボルバー 39 対物レンズ 40 光軸 41a,b 絞り 42 照明光学系 43 対象物 44 プリズム 45 鏡筒光学系 46 中間像面 47 円筒状多重ホルダ 48 ダブテール型案内部 49 円錐台を有する回転部材 50 バック調整ばね 51 円錐溝 52 無頭ねじ 53 球 54 板ばね 55 ボルト 56 ねじ 57 湾曲した板ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 21/24 G02B 21/24

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側に配置された、対称形ダブテール型
    スリット(2)を備える要素を当接面(3)に対して固
    定するためのホルダ(12)において、 当接面(3)の前方近くに、該当接面に対して平行にピ
    ン状のボルト(4)と、その横に応力下に該ボルトから
    離れる方向に湾曲する圧縮ばね(6)とが取り付け固定
    されており、 前記ボルト(4)と圧縮ばね(6)とは、湾曲した圧縮
    ばね(6)の応力によって、該当接面(3)に対して押
    圧されるダブテール型スリット(2)の両内側に押し付
    けられる、ことを特徴とするホルダ。
  2. 【請求項2】 圧縮ばね(6)はボルト(4)から離れ
    る方向に湾曲するだけでなく、付加的にその中央領域で
    該当接面(3)に対して押圧され、 当該押圧は、圧縮ばね(6)の両端部で外縁部に2つの
    リングループ(7)を成形することにより為され、 該リングループ(7)は、該当接面(3)の方向に折曲
    げられており、2つのねじ(8)によってその両端部に
    おいてだけ該当接面(3)に対して平坦に締め付けら
    れ、 前記2つのねじはボルト(4)に対して平行なライン上
    に配置されている、請求項1記載のホルダ(12)。
  3. 【請求項3】 可動支持要素(11;14)に複数の該
    当接面(3)が設けられており、 該当接面には複数のホルダ(12)が、外側に配置され
    た対称形ダブテール型スリット(2)を備える要素を該
    当接面(3)に対して固定するために配置されており、 各該当接面(3)の前方にはこれに対して平行にピン状
    のボルト(4)と、その横に応力下にボルトから離れる
    方向に湾曲した圧縮ばね(6)とが取り付け固定されて
    おり、 前記ボルト(4)と圧縮ばね(6)とは、湾曲した圧縮
    ばね(6)の応力によって、該当接面(3)に対して押
    圧されるダブテール型スリット(2)の両内側に押し付
    けられ、 該支持要素(11;14)の運動によって該ホルダ(1
    2)の任意の1つが機能位置にもたらされる、ことを特
    徴とする請求項1記載の多重ホルダとしてのホルダ。
  4. 【請求項4】 対象物(43)に向けられた照明ビーム
    路と、対象物(43)から発する結像ビーム路とを備え
    る蛍光顕微鏡(31)において、 請求項1記載のホルダが少なくとも1つ設けられてお
    り、 該ホルダには蛍光フィルタブロック(16)が取り付け
    固定されており、 該蛍光フィルタブロックは、励起フィルタ(17)と、
    これに対して垂直のバリアフィルタ(19)と、45゜
    で斜めにそれらの間に配置されたビームスプリッタ(1
    8)とを有し、 ホルダ(12)は、励起フィルタ(17)が照明ビーム
    路に、バリアフィルタ(19)が結像ビーム路に来るよ
    う配置されている、ことを特徴とする蛍光顕微鏡。
  5. 【請求項5】 対象物(43)に向けられた照明ビーム
    路と、対象物(43)から発する結像ビーム路とを備え
    る蛍光顕微鏡(31)において、 請求項3記載の多重ホルダが組み込まれており、 該多重ホルダには複数の蛍光フィルタブロックが取り付
    け固定されており、 支持要素(11;14)の運動によって機能位置へもた
    らされる蛍光フィルタブロック(16)は、その励起フ
    ィルタ(17)が照明ビーム路に、そのバリアフィルタ
    (19)が結像ビーム路に来るよう配置されている、こ
    とを特徴とする蛍光顕微鏡。
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