JP2001108697A - 回転速度検出器構造 - Google Patents

回転速度検出器構造

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JP2001108697A
JP2001108697A JP28974199A JP28974199A JP2001108697A JP 2001108697 A JP2001108697 A JP 2001108697A JP 28974199 A JP28974199 A JP 28974199A JP 28974199 A JP28974199 A JP 28974199A JP 2001108697 A JP2001108697 A JP 2001108697A
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JP
Japan
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case
sensor
signal line
rotational speed
speed detector
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Application number
JP28974199A
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English (en)
Inventor
Takeshi Suganuma
毅 菅沼
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Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、センサ信号線とシールドケーブル
とを直接接続すると共に、ケースの取付用フランジを用
いて取付けることにより、信頼性の向上及びギャップの
調整を容易とすることを目的とする。 【解決手段】 本発明による回転速度検出器構造は、シ
ールドケーブル(21)とセンサ信号線(20)とを直接接続さ
せ、ケース(1)の取付用フランジ(30)の取付用孔(31)を
介してねじによって取付け、取付け精度も大幅に向上で
きる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転速度検出器構
造に関し、特に、センサとシールドケーブルとの接続構
造を簡略化すると共に、ケースの取付け及びギャップ調
整を容易とするための新規な改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、用いられていたこの種の回転速度
検出器構造としては、図4から図6に示されるセンサが
単相型の構成、及び、図7で示されるセンサが2相型の
構成が採用されていた。すなわち、図5において符号1
で示されるものは単相のセンサ2を有する円筒状のケー
スであり、このケース1の外周に形成されたセンサ取付
ねじ部4には固定用ナット3が螺合されている。前記ケ
ース1の後端のコネクタ部5には、前記センサ2に接続
されたコネクタピン6が設けられている。
【0003】前述の回転速度検出器10は、実際に電
車、車あるいはロボット又は工作機等に取付ける場合に
は、図4で示されるように、取付部材11のねじ孔12
内に、センサ取付ねじ部4を螺合させると、センサ2の
検出面2aが回転するギヤ等の被検出部材13の外周に
対向するように設けられ、固定用ナット3で所定のギャ
ップ14となった状態で固定される。また、前記ケース
1のコネクタ部5には、信号線15を有する相手コネク
タ16が接続されている。
【0004】また、図7で示される従来構成の場合、図
4と同一部分については同一符号を用いて説明する。図
7において、ケース1の先端には一対のセンサ2が傾斜
して設けられ、このセンサ2のセンサ信号線20とケー
ス1の後端に取付けられたシールド線21のケーブル信
号線15とし信号線接続用端子台22を介して接続され
ている。前記信号線接続用端子台22は複数の端子22
aを有すると共に前記ケース1内のほぼ中央位置に配設
されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転速度検出器
構造は、以上のように構成されていたため、次のような
課題が存在していた。すなわち、ケースを取付部材に取
付ける場合には、ケースのセンサ取付ねじ部を取付部材
のねじ孔に螺入させて位置調整した後に、固定用ナット
で固定していたが、ギヤ等の被検出部材とのギャップを
調整することが難しく、±0.1ミリの調整を設定する
ことは困難であった。また、センサのセンサ信号線とシ
ールド線を接続するために端子台を用いており、ケース
を小型化して端子台を収容することは困難であった。ま
た、各部の接続個所が増えることにより、接続不具合発
生個所が増加し、信頼性も低下することになっていた。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、センサとシールドケーブル
との接続個所を極力少なくして接続構造を簡略化すると
共に、ケースの取付け及びギャップ調整を容易とし信頼
性を向上するようにした回転速度検出器構造を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による回転速度検
出器構造は、ケースの先端に設けられたセンサのセンサ
信号線をシールドケーブルに接続し、前記センサで得ら
れたセンサ出力信号を前記センサ信号線及びシールドケ
ーブルを介して前記ケース外に導出するようにした回転
速度検出器構造において、前記センサ信号線とシールド
ケーブルを直接接続して形成されると共に前記ケース内
に位置する接続部と、前記ケースの外周に形成された取
付用フランジと、前記取付用フランジに形成され軸方向
に位置する取付用孔とを備えた構成であり、また、前記
接続部は、前記センサ信号線とシールドケーブルを接続
する圧着端子と、前記圧着端子を覆う絶縁用端子保護チ
ューブとからなり樹脂が充填されている構成であり、ま
た、前記ケースの後端に形成された内側ねじ溝部には、
前記シールドケーブルの外周に位置するねじ体(33)が螺
合され、前記ねじ体の内側に位置する前記シールドケー
ブルには防水ポッティング部とケーブル防水ポッティン
グ用チューブとが設けられている構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明による回
転速度検出器構造の好適な実施の形態について説明す
る。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符号を用
いて説明する。図1において符号1で示されるものはス
テンレス鋼又は銅合金等からなりロストワックス法等に
よって形成された筒状のケースであり、このケース1の
前部には周知の無電源型(又は電源を用いる構成も可)
の単相のセンサ2(複相型も可)が設けられ、このセン
サ2の検出面2aはケース1の前端1aからわずかに前
方へ突出して形成されている。なお、図3の寸法Lは専
用の位置決め治具により取付用フランジ30から先端の
検出面2a迄を高精度(±0.05ミリ以下)に位置決
めしている。
【0009】前記ケース1の前部側には、一体に形成さ
れた取付用フランジ30が設けられており、この取付用
フランジ30には軸方向に形成された複数の取付用孔3
1が設けられている。なお、このセンサ2は、カップ型
のケース体2A、センサポール2B、マグネット2C、
磁性板2D、ポッティング2E、ボビン2Gとから主と
して構成され、このセンサ2のケース1に対する固定
は、ケース1に設けられ90°ずれて配設した1対のね
じ2F(一方のみ示している)、ポッティング2E及び
接着手段(図示せず)によって達成されている。
【0010】前記ケース1の後端には、シールドケーブ
ル21を有する防水型ケーブルグランド32が設けら
れ、このシールドケーブル21の外周に同軸状に位置す
るねじ体33はケース1の内側ねじ溝部34に螺合して
いる。
【0011】前記ねじ体33の内側に設けられたケーブ
ル防水ポッティング用チューブ35は、図2に示される
ように構成されており、このシールドケーブル21のケ
ーブル信号線15はエポキシ等の防水ポッティング部3
6によって防水構造が達成されている。
【0012】前記センサ2からのセンサ信号線20は前
記ケーブル信号線15に従来の端子台等を介することな
く直接接続されており、この直接接続によってケース1
内に形成された接続部40は、圧着端子41及びこの圧
着端子41を覆う絶縁用端子保護チューブ42によって
構成され、この接続部40及びその周辺部分はエポキシ
樹脂による充填部43が形成されて防水構造が得られて
いる。
【0013】次に、本発明による回転速度検出器10を
実際に取付部材11に取付ける場合、取付部材11の取
付穴11aにケース1を貫通させ、フランジ30の取付
用孔31に取付けたケース固定用ねじ50を取付部材1
1に形成したねじ孔(図示せず)に螺入することによ
り、センサ2を所定位置に配設することができる。な
お、このケース固定用ねじ50の締付け具合によってセ
ンサ2の検出面2aと被検出部材13の外周13aとの
ギャップ14を自在に±0.1ミリ以下のレベルで調整
設定することができる。従って、図3のように、前述の
L寸法が高精度に出ているため、取付部材11の取付面
とギヤからなる被検出部材13の中心寸法L2及び被検
出部材13の半径L3が精度良く加工されている場合に
は、ギャップの調整作業は不要となる。
【0014】
【発明の効果】本発明による回転速度検出器構造は、以
上のように構成されているため、次のような効果を得る
ことができる。すなわち、センサのセンサ信号線とシー
ルドケーブルのケーブル信号線が直接接続されて圧着端
子で固定されているため、従来の端子台を用いる構成と
比較すると、形状が小型で接続の信頼性が大幅に向上す
る。また、ケースに設けられたフランジの取付用孔に設
けたケース固定用ねじで取付部材に取付けるため、ねじ
込み具合においてセンサと被検出部材間のギャップを±
0.1ミリ以下で調整することができ、検出感度の調整
が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転速度検出器構造を示す断面図
である。
【図2】図1の要部の断面図である。
【図3】図1の回転速度検出器の取付状態を示す断面図
である。
【図4】従来の回転速度検出器の取付状態を示す構成図
である。
【図5】図4の回転速度検出器の構成図である。
【図6】図5の端面図である。
【図7】他の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 センサ 20 センサ信号線 21 シールドケーブル 30 取付用フランジ 31 取付用孔 33 ねじ体 34 内側ねじ溝部 35 ケーブル防水ポッティング用チューブ 36 防水ポッティング部 40 接続部 41 圧着端子 42 絶縁用端子保護チューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース(1)の先端に設けられたセンサ(2)
    のセンサ信号線(20)をシールドケーブル(21)に接続し、
    前記センサ(2)で得られたセンサ出力信号を前記センサ
    信号線(20)及びシールドケーブル(21)を介して前記ケー
    ス(1)外に導出するようにした回転速度検出器構造にお
    いて、前記センサ信号線(20)とシールドケーブル(21)を
    直接接続して形成されると共に前記ケース(1)内に位置
    する接続部(40)と、前記ケース(1)の外周に形成された
    取付用フランジ(30)と、前記取付用フランジ(30)に形成
    され軸方向に位置する取付用孔(31)とを備えたことを特
    徴とする回転速度検出器構造。
  2. 【請求項2】 前記接続部(40)は、前記センサ信号線(2
    0)とシールドケーブル(21)を接続する圧着端子(41)と、
    前記圧着端子(41)を覆う絶縁用端子保護チューブ(42)と
    からなり樹脂が充填されていることを特徴とする請求項
    1記載の回転速度検出器構造。
  3. 【請求項3】 前記ケース(1)の後端に形成された内側
    ねじ溝部(34)には、前記シールドケーブル(20)の外周に
    位置するねじ体(33)が螺合され、前記ねじ体(33)の内側
    に位置する前記シールドケーブル(21)には防水ポッティ
    ング部(36)とケーブル防水ポッティング用チューブ(35)
    とが設けられていることを特徴とする請求項2記載の回
    転速度検出器構造。
JP28974199A 1999-10-12 1999-10-12 回転速度検出器構造 Pending JP2001108697A (ja)

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