JP2001108364A - 傘脱水機 - Google Patents

傘脱水機

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JP2001108364A
JP2001108364A JP28877699A JP28877699A JP2001108364A JP 2001108364 A JP2001108364 A JP 2001108364A JP 28877699 A JP28877699 A JP 28877699A JP 28877699 A JP28877699 A JP 28877699A JP 2001108364 A JP2001108364 A JP 2001108364A
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umbrella
rainwater
dewatering machine
blade
wing
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JP28877699A
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Yoshiaki Kato
義明 加藤
Katsumi Saito
克実 斉藤
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Sayama Precision Ind Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、お店の入口付近に設置する
傘脱水機で、雨に濡れた傘を、傘脱水機のケース本体部
内に挿入し、本体内部に設けた回転自在の複数本の羽根
状体を設けた羽根状回転軸により、傘の布張り部の表面
又は奥方等に付着した雨水を短時間のうちに脱水(除
去)することでお客に不快感を与えることがない新規な
構成の傘脱水機を提供する。 【解決手段】 傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケー
ス本体部内に羽根状回転軸を適宜間隔をおいて複数本回
転自在に設けて成り、前記ケース本体部内に傘を挿入
し、前記回転する羽根状回転軸により傘に付着している
雨水を脱水する構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雨に濡れた傘を、
傘脱水機のケース本体部内に挿入し、該ケース本体内部
に設けた回転自在の羽根状回転軸により、短時間のうち
に傘に付着した雨水(水分)を脱水(除去)する傘脱水
機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】雨の日に外出し、雨に濡れた傘を持って
デパートやスーパーマーケット等の店内に入る際は、例
えば入口付近に備えられた縦長のポリ袋に傘を挿入して
傘全体をポリ袋で覆い、店内の床や商品に雨水が付着し
ないようにしていた。しかし、濡れた傘をポリ袋に入れ
る作業は急いでいる時などは面倒で煩わしく、また店外
に出る際は使用していたポリ袋は備え付けのゴミ箱等に
廃棄している。該ポリ袋は1回限りの使い捨てのため、
資源の浪費となり、使用済みのポリ袋の後片付け等が厄
介であった。そこで、これらを解決するため、濡れた傘
の雨水を除去する傘脱水装置が例えば、特開平8−28
5447号公報(以下、先行技術と称す)において提案
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記先行技術の傘脱水
装置は、長方体の本体から成し、該本体内の通路経路の
両端に脱水ローラの表面に設けられた脱水ブラシを複数
本の回転自在に列設し、該本体内の通路経路に沿って濡
れた傘を持ちながら移動させ、前記脱水ブラシにより雨
滴を弾き飛ばして脱水する構成から成るものであった。
【0004】しかしながら、先行技術の傘脱水装置は、
回転する脱水ブラシにて閉じている傘の布張り部に付着
している雨水を除去する、即ち、布張り部の表面のみの
雨水(水分)は弾き飛ばして除去出来る反面、布張り部
の奥方に付着した雨水は除去出来ていなかった。このこ
とは、脱水ブラシが短い長さであるため布張り部の奥方
までは届かず、その結果、傘から取りきれなかった雨水
でお客に不快感を与えると共に店内も汚してしまう課題
を有し、そこで、脱水ブラシを長くした構成にすると、
相互の脱水ブラシ同士が衝突してしまったり、逆に布張
り部に当たり過ぎて傘を巻き込んで破損させる恐れがあ
った。
【0005】さらに、脱水ブラシによる構成では長年使
用していると該ブラシそのものが抜け落ちて機能しなく
なり、修復(脱水ブラシ交換)する必要があった。構成
上において本体に脱水ブラシを列設するので必然的に長
方体となって大型に形成しなくては成らないため、設置
する際広めのスペースを要し、大型店等で多数のお客が
入店する対応として傘脱水装置を複数台設置しようとし
ても設置するスペースをわざわざ確保しなくては設置す
ることが出来ない等の多くの課題を有していた。
【0006】本発明の目的は、お店の入口付近に設置す
る傘脱水機で、雨に濡れた傘を、傘脱水機のケース本体
部内に挿入し、該ケース本体内部に設けた回転自在の例
えば複数本の吸水性から成る羽根状体を設けた羽根状回
転軸により、傘の布張り部の表面又は奥方等に付着した
雨水を短時間のうちに脱水(除去)することでお客に不
快感を与えることがない新規な構成の傘脱水機を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の傘脱水機は、傘脱水機に於いて、該傘脱
水機は、ケース本体部内に羽根状回転軸を回転自在に設
けて成り、前記ケース本体部内に傘を挿入し、前記回転
する羽根状回転軸により傘に付着している水分を脱水す
る構成としたものである。
【0008】このため、雨水の付着した傘の布張り部は
回転する羽根状回転軸に設けた先端の羽根部分にて連続
的に接触して各布張り部を叩いて雨水を脱水(除去)し
て取り除かれる。これにより布張り部の表面又は奥方に
迄付着した雨水が叩き落とされる。従って、従来のよう
に傘の布張り部に残留した雨水でお客に不快感を与える
ことなく、然も店内を雨水で汚すこともなくなり、ま
た、傘脱水機の構成を従来と比較して小型化にすること
も出来る。無論、従来提案されている脱水ブラシによる
構成の傘脱水装置での課題も解決している。
【0009】上記目的を達成するため請求項2記載の傘
脱水機は、傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケース本
体部内に羽根状回転軸を適宜間隔をおいて複数本回転自
在に設けて成り、前記ケース本体部内に傘を挿入し、前
記回転する羽根状回転軸により傘に付着している雨水を
脱水する構成としたものである。
【0010】このため、雨水の付着した傘の布張り部は
回転する複数本の羽根状回転軸に設けた先端の羽根部分
にて連続的に接触して各布張り部を叩いて雨水を脱水
(除去)して取り除かれる。これにより布張り部の表面
又は奥方に迄付着した雨水が叩き落とされる。従って、
布張り部に付着した雨水が短時間のうちに確実に取り除
かれ、従来のように傘の布張り部に残留した雨水でお客
に不快感を与えることなく、然も店内を雨水で汚すこと
もなくなり、また、傘脱水機の構成を従来と比較して小
型化にすることも出来る。無論、従来提案されている脱
水ブラシによる構成の傘脱水装置での課題も解決してい
る。
【0011】上記目的を達成するため請求項3記載の傘
脱水機は、傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケース本
体部内に吸水性から成る羽根状体を設けた羽根状回転軸
を垂直状に適宜間隔をおいて少なくとも三本以上均等に
配置し、且つ外部駆動手段により回転自在に設けて成
り、前記ケース本体部内に傘を挿入し、前記回転する三
本以上の羽根状体を設けた羽根状回転軸により傘に付着
している雨水を脱水する構成としたものである。
【0012】このため、ケース本体部内に雨水の付着し
た傘を挿入すると、傘の布張り部は回転する少なくとも
三本以上の羽根状回転軸に設けた先端の吸水性から成る
羽根状体部分にて連続的に均等に各布張り部を接触し叩
いて雨水を吸水しながら脱水(除去)して取り除かれ
る。これにより布張り部の表面又は奥方に迄付着した雨
水が叩き落とされる。従って、布張り部に付着した雨水
が短時間のうちに確実に吸水作用にて取り除かれ、従来
のように傘の布張り部に残留した雨水でお客に不快感を
与えることなく、然も店内を雨水で汚すこともなくな
り、また、傘脱水機の構成を従来と比較して小型化にす
ることが出来るため、お店の入口付近に複数台設置する
ことが出来、設置スペースを広くとる必要がない。無
論、従来提案されている脱水ブラシによる構成の傘脱水
装置での課題も解決している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面に基づいて詳述する。図1は本発明の傘脱水機1の正
面図、図2は同平面図、図3は羽根状回転軸10の状態
斜視図である。尚、ここでの傘Uは、一般的な大人用の
長さ(例えば、布張り部Uaが約60cmから70c
m)程度の長さに形成されたものを使用する前提として
の説明とする。
【0014】傘脱水機1の構成について説明する。該傘
脱水機1は、図1又は図2に示すように小型で略矩形状
から成るケース本体部3から形成されている。該ケース
本体部3の高さは一般的な大人用の長さの傘を挿入した
際、布張り部Ua部分がケース本体部3内に隠れ、上端
の握柄のみが出っ張る。該ケース本体部3の中央付近に
上部が開放した傘通路3bが設けられている。該傘通路
3b内に雨水が付着した傘Uを挿入して図2において傘
進入部3d(左側)より進入奥部3e(右側)に移動さ
せていく。該傘通路3bの幅は傘が移動する際、通り易
く、且つ傘の移動を妨げない程度の幅(例えば、40ミ
リから50ミリ程度)と成している。この移動していく
際回転する各羽根状回転軸10の先端が布張り部Uaに
接触し叩いて雨水を取り除くようにしている。尚、図示
していないが、ケース本体部3の下部にも傘通路が設け
られている。3cは上蓋であり傘通路3bの両側に2枚
分離して設けられ、羽根状回転軸10の上部を保護して
いる。また、傘通路3bの傘進入部3dは扇型に開閉自
在に開いて、傘Uを羽根状回転軸10間に挿入しやすい
ように形成されている。
【0015】該ケース本体部3の内部に後述する羽根状
回転軸10がここでは四本が回転自在に垂直状に軸支さ
れた状態で適宜間隔をおいて底面3aに立設されてい
る。尚、羽根状回転軸10を垂直状に軸支した説明とし
たが、水平状や傾斜状に軸支した構成としても良い。上
記において適宜間隔をおいた位置とは、例えば図2にお
いて四方位置に設けた四本の相互の各羽根状回転軸10
の羽根状体6の先端(約10ミリ)同士が重なり合う程
度の位置に設けたことを言う。尚、ここでは四本を均等
の四方位置に設け構成としたが、傘Uを両側から支える
ことが可能な構成、即ち、三本とし三角状に均等の位置
に設けて羽根状体6の先端(約10ミリ)同士が重なり
合う程度の位置としたものでも良く、二本を均等の位置
に設けて羽根状体6の先端(約10ミリ)同士が重なり
合う程度の位置としたものでも良く、さらに傘Uを支え
ていれば一本であっても良く、本数に特定するものでな
く本発明の構成にすれば各布張り部Uaを接触し叩いて
雨水を吸水しながら脱水(除去)して取り除くことが可
能である。
【0016】該羽根状回転軸10の構成について説明す
る。該羽根状回転軸10は図3に示すように縦長の回転
軸2と、後述する吸水性から成る各羽根状体6(羽根部
分)が各段に固着されている。該回転軸2は、上記した
ように四本が互いに均等の位置を保って設けられてい
て、回転軸2の最下部2aはカップリングジョイント4
を介して外部駆動手段であるモータ5の出力軸5aに連
接されている。該モータ5は底面3aの裏面に固着さ
れ、各四本の回転軸2にそれぞれモータ5が連接してA
方向、B方向に制御部(図示せず)を介して回転駆動す
るように成っている。尚、ここでは外部駆動手段である
モータ5を駆動源としたが、モータを使用せず、手動方
式や足踏み方式による外部駆動手段としても良く、こう
すれば製品コストが安価に成る。
【0017】また、上記での説明において各四本の回転
軸2にそれぞれモータ5(計四個)を連接して駆動する
ようにしたが、図4及び図5に示すように一個のモータ
5を設け、該モータ5にギャ5cを設け、各四本の回転
軸2にギャ5cを設けて相互に噛合する位置に設けてモ
ータ5の駆動をそれぞれのギャ5cを介して噛み合わせ
て駆動させるようにしても良く、さらに、一個のモータ
5にプーリー(図示せず)を介して伝達ベルト5bを隣
接するプーリー5Aに掛け渡し、一方、対角の位置に両
面駆動の伝達ベルト5Bを掛け渡し、モータ5の駆動を
プーリー5Aに伝達し、プーリー5Aの駆動を伝達ベル
ト5Bに伝達して各四本の回転軸2を駆動させるように
しても良い。このようにすればモータ5の個数(四個か
ら一個に)を減らすことが出来、製品コストが安価に成
る。
【0018】次に、各回転軸2に固着した各羽根状体6
の構成について説明する。該回転軸2は断面が正方形の
角柱状に形成され、周囲に後述する羽根状体6が固着さ
れる。該羽根状体6は、例えば合成樹脂多孔体であるウ
レタン樹脂製スポンジから成していて吸水性に優れてい
るものを採用している。尚、ここでは合成樹脂多孔体で
あるウレタン樹脂製スポンジを採用したがこれに限定さ
れるものでない。以下、羽根状体6を吸水羽根状体とし
て説明する。
【0019】該吸水羽根状体6は、回転軸2を中心に放
射方向(十文字状)に4枚が同じ幅で同じ長さから形成
しているため共通部品として使える。該回転軸2に沿っ
てここでは三段の、計12枚が設けられている仕様と成
っている。ここで三段としたのは一段が(例えば、長さ
が約15cmから20cm)に形成することによって、
大人用の傘の長さ(例えば、布張り部Uaの長さが約6
0cmから70cm)に対応出来るようにしているので
ある。尚、ここでは放射方向の吸水羽根状体6の枚数は
4枚としたが、この枚数に限定されるものでなく、さら
に回転軸2に沿って吸水羽根状体6を三段にしたが、こ
れら段数に限定されるものでなく任意の枚数、段数とし
て設定することも可能である。
【0020】該回転軸2の各斜面2bに吸水羽根状体6
を取付ける方法について説明する。該回転軸2の各斜面
2bに吸水羽根状体6を固着するにあたっては、先ず、
回転軸2の長さ方向三等分した位置の斜面2bに取付け
板7をネジ7aにて固着する。そして、取付け板7の裏
面に吸水羽根状体6の端部を挟み込み、折曲げられた押
さえ板8とネジ8aによりサンドイッチ状態に挟持して
固着している。この取付方法に基づいて回転軸2に沿っ
て三段の、計12枚の吸水羽根状体6を取付けるのであ
る。尚、ここではネジによって固着したが、この方法に
限定せず、ネジを使用せず、回転軸2に長孔を設けて挟
み込み式の取付方法としても良い。このようにすればネ
ジ、取付作業が極めて軽減する。
【0021】次に、以上のように構成された本発明の傘
脱水機1の動作について説明する。濡れた傘Uをケース
本体部3内に略垂直状態に保持しながら傘進入部3dよ
り傘通路3bに沿って挿入する。該傘進入部3d付近に
設けられた傘検出センサ(図示せず)により検知すると
各モータ5が一斉に駆動し始め、羽根状回転軸10が回
転する。各羽根状回転軸10の回転については、例えば
傘Uの進入時には傘Uを傘通路3bの進入奥部3eに引
き込む方向である矢印A方向に回転し、所定時間経過後
回転方向を矢印B方向に逆転するようにしてある。
【0022】傘Uは、傘脱水機1のケース本体部3内に
挿入されている間、このような正転逆転を繰り返えすこ
とによって各段の吸水羽根状体6の先端が布張り部Ua
が一枚ずつめくらた状態となるので表面又は奥方に付着
した雨水が確実に叩き落とすと共に各段の吸水羽根状体
6に吸水される。各羽根状回転軸10の回転により叩き
落とされた雨水等はケース本体部3の下部に設けた雨水
収納タンク(図示せず)内に集められる。所定時間経過
後、又はお客が傘Uが傘脱水機1外に排出すると、傘検
出センサ(図示せず)により傘Uの排出を感知して各モ
ータ5の回転を停止させ、各羽根状回転軸10の回転も
停止する。
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
請求項1記載の傘脱水機によれば、雨水の付着した傘の
布張り部は回転する羽根状回転軸に設けた先端の羽根部
分にて連続的に接触して各布張り部を叩いて雨水を脱水
(除去)して取り除かれる。これにより布張り部の表面
又は奥方に迄付着した雨水が叩き落とされる。従って、
従来のように傘の布張り部に残留した雨水でお客に不快
感を与えることなく、然も店内を雨水で汚すこともなく
なり、また、傘脱水機の構成を従来と比較して小型化に
することも出来る。無論、従来提案されている脱水ブラ
シによる構成の傘脱水装置での課題も解決している効果
は顕著である。
【0024】また、本発明の請求項2記載の傘脱水機に
よれば、雨水の付着した傘の布張り部は回転する複数本
の羽根状回転軸に設けた先端の羽根部分にて連続的に接
触して各布張り部を叩いて雨水を脱水(除去)して取り
除かれる。これにより布張り部の表面又は奥方に迄付着
した雨水が叩き落とされる。従って、布張り部に付着し
た雨水が短時間のうちに確実に取り除かれ、従来のよう
に傘の布張り部に残留した雨水でお客に不快感を与える
ことなく、然も店内を雨水で汚すこともなくなり、ま
た、傘脱水機の構成を従来と比較して小型化にすること
も出来る。無論、従来提案されている脱水ブラシによる
構成の傘脱水装置での課題も解決している効果は顕著で
ある。
【0025】また、本発明の請求項3記載の傘脱水機に
よれば、ケース本体部内に雨水の付着した傘を挿入する
と、傘の布張り部は回転する少なくとも三本以上の羽根
状回転軸に設けた吸水性から成る各段の羽根状体にて連
続的に均等に各布張り部を接触し叩いて雨水を吸水しな
がら脱水(除去)して取り除かれる。これにより、傘を
巻き込んで破損させること無く、布張り部の表面又は奥
方に迄付着した雨水が叩き落とされる。従って、布張り
部に付着した雨水が短時間のうちに確実に吸水作用にて
取り除かれ、従来のように傘の布張り部に残留した雨水
でお客に不快感を与えることなく、然も店内を雨水で汚
すこともなくなり、また、傘脱水機の構成を従来と比較
して小型化にすることが出来るため、お店の入口付近に
複数台設置することが出来、設置スペースを広くとる必
要がない。無論、従来提案されている脱水ブラシによる
構成の傘脱水装置での課題も解決している効果は顕著で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の傘脱水機の正面図である。
【図2】本発明の傘脱水機の平面図である。
【図3】本発明の傘脱水機にかかる羽根状体を設けた実
施例の羽根状回転軸の状態斜視図である。
【図4】本発明の傘脱水機の駆動手段の他の実施例を示
す平面図である。
【図5】本発明の傘脱水機の駆動手段の他の実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 傘脱水機 2 回転軸 3 ケース本体部 5 モータ(駆動手段) 6 羽根状体(吸水羽根状体) 10 羽根状回転軸 U 傘 Ua 布張り部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケー
    ス本体部内に羽根状回転軸を回転自在に設けて成り、前
    記ケース本体部内に傘を挿入し、前記回転する羽根状回
    転軸により傘に付着している水分を脱水する構成とした
    ことを特徴とする傘脱水機。
  2. 【請求項2】 傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケー
    ス本体部内に羽根状回転軸を適宜間隔をおいて複数本回
    転自在に設けて成り、前記ケース本体部内に傘を挿入
    し、前記回転する羽根状回転軸により傘に付着している
    水分を脱水する構成としたことを特徴とする傘脱水機。
  3. 【請求項3】 傘脱水機に於いて、該傘脱水機は、ケー
    ス本体部内に吸水性から成る羽根状体を設けた羽根状回
    転軸を垂直状に適宜間隔をおいて少なくとも三本以上均
    等に配置し、且つ外部駆動手段により回転自在に設けて
    成り、前記ケース本体部内に傘を挿入し、前記回転する
    三本以上の羽根状体を設けた羽根状回転軸により傘に付
    着している水分を脱水する構成としたことを特徴とする
    傘脱水機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101312699B1 (ko) * 2011-06-08 2013-09-27 조선대학교산학협력단 우산건조기
CN109916142A (zh) * 2018-12-29 2019-06-21 枞阳县华丽雨具有限公司 一种用于安检的高效率雨伞烘干检测装置

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