JP2001108335A - 冷媒回収装置およびその利用装置 - Google Patents

冷媒回収装置およびその利用装置

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JP2001108335A
JP2001108335A JP28047699A JP28047699A JP2001108335A JP 2001108335 A JP2001108335 A JP 2001108335A JP 28047699 A JP28047699 A JP 28047699A JP 28047699 A JP28047699 A JP 28047699A JP 2001108335 A JP2001108335 A JP 2001108335A
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Masumasa Hashimoto
益征 橋本
Toshio Nakayama
敏男 中山
Tatsuo Namatame
達夫 生田目
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気調和機や冷蔵庫を設置していた現場で冷
媒が簡単に回収できるようにする。 【解決手段】 冷媒を吸収することのできる冷媒吸収液
を収納する冷媒回収容器1と、図示しない多数の小孔を
備えて冷媒回収容器1の底に設置された冷媒分散装置4
と、冷媒回収容器1の内側で冷媒分散装置4の上方に設
置された不規則な多くの空隙を有する充填材6と、開閉
弁5Aを備えて一端が冷媒分散装置4に接続された冷媒
回収管5とからなる冷媒回収装置10であり、この冷媒
回収装置10を冷媒回路90の圧縮機20の吐出側に接
続して組み込んだ空気調和機100。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒回収装置と、
それが組み込まれた空気調和機および冷蔵庫(冷凍機を
含む)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気調和機や冷蔵庫において冷熱や温熱
を発生させるために使用されている特定フロン、代替フ
ロンなどの冷媒は、大気中に散逸するとオゾン層を破壊
する危険があるので、空気調和機や冷蔵庫を廃棄する際
には全て回収されるようになっている。
【0003】空気調和機に使用されている冷媒は、冷媒
回路のポンプを利用して室外ユニットに集められた(ポ
ンプダウン)後、冷媒配管を切り離して室外ユニットだ
けが処理工場に集められ、処理工場において専用の冷媒
回収装置を使用して抜き取り回収されている。また、冷
蔵庫に使用されている冷媒は、冷蔵庫ごと処理工場に集
められ回収されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】輸送コストが掛かるが
上記のように空気調和機の室外ユニットや冷蔵庫を処理
工場に集めて冷媒を回収しているのは、冷媒回収装置が
高価であり、且つ、回収した冷媒を入れる容器も用意す
る必要があるなど、現場回収に不向きな装置であったた
めであり、空気調和機や冷蔵庫を設置していた現場で冷
媒が簡単に回収できるようにする必要があり、この点の
解決が課題となっていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、冷媒を吸収または吸着する性質を
有する物質を収納した冷媒回収容器と、開閉弁を備えて
冷媒回収容器に接続された冷媒回収管とを有し、この冷
媒回収管を冷凍サイクルに接続して開閉弁を開き冷凍サ
イクル中の冷媒を前記冷媒回収容器に回収するようにし
た第1の構成の冷媒回収装置と、
【0006】冷媒を吸収する性質を有する有機系吸収液
が充填された冷媒回収容器と、多数の小孔を備えて冷媒
回収容器の底に設置された冷媒分散装置と、開閉弁を備
えて冷媒分散装置に接続された冷媒回収管とを有し、こ
の冷媒回収管を冷凍サイクルに接続して開閉弁を開き冷
凍サイクル中の冷媒を前記冷媒分散装置を介して前記冷
媒回収容器内に分散させるようにした第2の構成の冷媒
回収装置と、
【0007】前記第2の構成の冷媒回収装置において、
気泡状の冷媒が衝突して気泡状の冷媒の浮上速度を低下
させる充填材を、冷媒分散装置上方の有機系吸収液中に
設置するようにした第3の構成の冷媒回収装置と、
【0008】開閉弁が閉弁された前記第1〜第3何れか
に記載の冷媒回収装置が、冷媒回収管を介して空気調和
機の冷媒回路に接続して組み込まれるようにした空気調
和機と、
【0009】開閉弁が閉弁された前記第1〜第3何れか
に記載の冷媒回収装置が、冷媒回収管を介して冷蔵庫の
冷媒回路に接続して組み込まれるようにした冷蔵庫と、
【0010】前記冷媒回収装置の利用装置において、前
記冷媒回収管を冷凍サイクルの高圧側に接続するように
した冷媒回収装置の利用装置と、を提供するものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の冷媒回収装置10
と、その冷媒回収装置10が組み込まれた空気調和機1
00の構成を図1に基づいて説明する。
【0012】冷媒回収装置10は、能力可変型の圧縮機
20、四方弁30、熱交換器40、全閉可能な電動膨張
弁50、熱交換器60、アキュムレータ70を順次連結
して形成する冷媒回路90の圧縮機20吐出側に接続さ
れて、空気調和機100に組み込まれている。なお、電
動膨張弁50は、空気調和機100の通常使用時におい
ては蒸発器として作用する熱交換器(冷房時は熱交換器
60、暖房時は熱交換器40)の温度が一定になるよう
に開度が調節される。
【0013】冷媒回収装置10は、適宜の有機系冷媒吸
収液を収納する冷媒回収容器1を備えている。冷媒回収
容器1の上部には開閉弁2Aを備えた吸収液注入管2が
接続され、この吸収液注入管2を介して適宜の有機系冷
媒吸収液、例えば冷媒にR−22が使用されているとき
には、冷媒のR−22をよく吸収する性質を持ったアミ
ン系化合物、例えばN−メチル・2ピロリドンなどの冷
媒吸収液が冷媒回収容器1に充填されている。また、冷
媒回収容器1の底部には開閉弁3Aを備えた吸収液排出
管3が接続されている。
【0014】また、冷媒回収容器1の底には図示しない
多数の小孔を備えた冷媒分散装置4が設置され、この冷
媒分散装置4に開閉弁5Aを備えて一端が冷媒回路90
に接続された冷媒回収管5の他端が接続され、冷媒回収
管5を介して冷媒回路90から回収した冷媒が図示しな
い多数の小孔から吐出するように構成されている。
【0015】なお、冷媒回収容器1は、冷媒回収管5が
接続されている部分の冷媒回路90より下側に設置され
て、開閉弁5Aが開弁されたときにも冷媒回収容器1に
あるN−メチル・2ピロリドンなどの冷媒吸収液が冷媒
回収管5を通って冷媒回路90に流れ込まないようにな
っている。また、冷媒回収容器1は冷媒回収管5を介し
て冷媒回路90の高圧側に接続されているので、空気調
和機100の運転中は開閉弁5Aが開弁されることがあ
っても、冷媒回収容器1に充填しているN−メチル・2
ピロリドンなどの冷媒吸収液が冷媒回路90に流れ込む
ことはない。
【0016】また、冷媒回収容器1の内側で冷媒分散装
置4の上方には、充填材6が設置されている。充填材6
は、金属たわしなどのように多くの不規則な空隙を有す
るものであり、N−メチル・2ピロリドンなどの冷媒吸
収液の中に完全に沈められて、冷媒分散装置4の図示し
ない多数の小孔から吐出した気体冷媒の浮上を妨げ、浮
上速度を落とすことで気液の接触時間を伸ばし、N−メ
チル・2ピロリドンなどの冷媒吸収液による冷媒吸収を
促進するようになっている。
【0017】冷媒回収容器1が冷媒回収管5を介して冷
媒回路90に接続されていても、冷媒回収管5の開閉弁
5Aが閉弁されている限り、冷媒回路90にある冷媒が
冷媒回収容器1に回収されることはない。
【0018】したがって、空気調和機100の使用時に
圧縮機20が圧縮して生成した高温・高圧の冷媒蒸気
は、全て熱交換器40に入り、ここで送風機41によっ
て送られている空気と熱交換して放熱し凝縮する。
【0019】熱交換器40で放熱して凝縮した温度の低
い冷媒液は、電動膨張弁50を通って圧力が下げられ、
熱交換器60で蒸発して熱交換器60の温度を冷媒の気
化熱により下げ、送風機61によって送られている空気
を冷却する。
【0020】熱交換器60で蒸発した冷媒の蒸気は、圧
縮機20で再度圧縮され、熱交換器40で放熱・凝縮
し、熱交換器60に供給されると云った循環が行われ
る。
【0021】一方、空気調和機100を処分するときに
は、冷媒回収管5の開閉弁5Aを開弁し、冷媒回路90
の電動膨張弁50を閉弁して圧縮機20を起動し、冷媒
回路90にある冷媒を圧縮して冷媒回収装置10の冷媒
回収容器1に冷媒回収管5を介して送り込む。
【0022】冷媒回収管5を介して冷媒回収容器1に送
り込まれた冷媒蒸気は、冷媒分散装置4の図示しない多
数の小孔から冷媒を吸収する性質を持ったN−メチル・
2ピロリドンなどの冷媒吸収液の中に吐出し、冷媒吸収
液に吸収される。
【0023】しかも、N−メチル・2ピロリドンなどの
冷媒吸収液の中には金属たわし状などのように多くの不
規則な空隙を有する充填材6が設置されて、気体冷媒の
浮上速度を遅くし冷媒蒸気と冷媒吸収液との接触時間を
伸ばしているので、N−メチル・2ピロリドンなどの冷
媒吸収液による冷媒蒸気の吸収が効率良く行われる。
【0024】所定時間が経過するのを待って冷媒回収管
5の開閉弁5Aを閉弁し、さらに開閉弁5Aより冷媒回
路90側の冷媒回収管5を切断する(分離手段を組み込
んでおくことも可能)などして冷媒回収装置10を冷媒
回路90から分離する。
【0025】そして、冷媒回収装置10は処理工場に集
められ、冷媒が抜き取られた空気調和機100は解体工
場に送られ、適宜の解体処理が行なわれる。
【0026】冷媒回収装置10が集められた処理工場に
おいては、開閉弁3Aを開弁し、冷媒回収容器1内の冷
媒を吸収したN−メチル・2ピロリドンなどの冷媒吸収
液を吸収液排出管3を介して図示しない再生装置に取り
出し、図示しない加熱精留手段によって加熱精留して冷
媒吸収液と冷媒とに分離し、それぞれ再使用に供され
る。
【0027】冷媒回収装置10は、圧縮機20、開閉弁
30A、放熱用の熱交換器40、減圧手段としてのキャ
ピラリーチューブ50A、吸熱用の熱交換器60を順次
連結して形成する冷媒回路90を備えた冷蔵庫200に
も、図2に示したように組み込むことができる。
【0028】図2に示した冷蔵庫200においても、冷
媒回収管5の開閉弁5Aが閉弁されている限り、冷媒回
路90にある冷媒が冷媒回収装置10の冷媒回収容器1
に入り込むことはない。
【0029】そして、冷蔵庫200を処分するときに
は、冷媒回収装置10の冷媒回収管5の開閉弁5Aを上
記空気調和機100の場合と同様に開弁し、冷媒回路9
0の開閉弁30Aを閉弁して圧縮機20を起動し、冷媒
回路90にある冷媒を圧縮して冷媒回収装置10の冷媒
回収容器1に冷媒回収管5を介して送り込む。
【0030】冷媒回収管5を介して冷媒回収容器1に送
り込まれた冷媒蒸気は、冷媒分散装置4の図示しない多
数の小孔からN−メチル・2ピロリドンなどの冷媒吸収
液の中に吐出し、空気調和機100の場合と同様にN−
メチル・2ピロリドンなどの冷媒吸収液に効率良く吸収
される。
【0031】そして、上記空気調和機100の場合と同
様に、所定時間が経過するのを待って冷媒回収管5の開
閉弁5Aを閉弁し、冷媒回収装置10を冷媒回路90か
ら分離して処理工場に冷媒回収装置10だけを回収し、
加熱精留して冷媒吸収液と冷媒とに分離して再使用を図
ると共に、冷媒が抜き取られた冷蔵庫本体は解体工場に
送られて適宜の解体処理が行なわれる。
【0032】なお、冷媒回路90に封入するR−22、
R−134a、R−410a(R−32とR−125と
の混合冷媒)などの冷媒は、電子吸引基を有する化合物
であるので、冷媒回収容器1には前記アミン系のN−メ
チル・2ピロリドンの他にも、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテルなどのエーテル系や、リン酸エステル
系、ケトン系、アミン類などの電子供与基を有する化合
物が冷媒吸収液として適宜収納される。
【0033】また、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【0034】例えば、冷媒回路90にR−410aなど
の混合冷媒を封入したときには、混合冷媒を構成してい
るそれぞれの冷媒に最適な吸収液を冷媒回収容器1に収
納して形成した複数個の冷媒回収装置10を並列または
直列に配設して冷媒回路90に接続するように構成す
る。
【0035】また、一つの冷媒回収装置10の中に複数
の冷媒回収容器1を設け、それぞれに異なる冷媒回収液
を収納するように構成することもできる。
【0036】また、冷媒吸収液によっては、一つの冷媒
回収容器1の中に複数の冷媒吸収液を混合して収納する
こともできる。
【0037】また、冷媒回収容器1には、ゼオライトな
どの多孔質の物質を冷媒吸着剤として封入することもで
きる。この場合は、冷媒回路90に封入する冷媒の分子
量に基づいて、冷媒回収容器1に収納する冷媒吸着剤の
孔径を選定する。
【0038】そして、この場合も冷媒回路90に混合冷
媒を封入したときには、混合冷媒を構成しているそれぞ
れの冷媒に最適な吸着剤を冷媒回収容器1に収納して形
成した複数個の冷媒回収装置10を並列または直列に配
設して冷媒回路90に接続したり、一つの冷媒回収装置
10の中に複数の冷媒回収容器1を設け、それぞれに異
なる冷媒吸着剤を収納するように構成したり、一つの冷
媒回収容器1の中に複数の冷媒吸収剤を混合して収納す
るように構成することも可能である。
【0039】冷媒を吸着した吸着剤も、加熱されると冷
媒を分離放出するので、吸着剤を処理工場で加熱処理す
ることで冷媒と吸着剤とは分離し、それぞれ再利用可能
に再生される。
【0040】このように冷媒回収容器1に多孔質の冷媒
吸着剤を封入して形成した冷媒回収装置10において
は、冷媒回路90の上方に設置されても構わない。
【0041】また、冷媒回収装置10への冷媒の回収
は、冷媒回路90にある冷媒を圧縮機20により、空気
調和機100においては圧縮機20と電動膨張弁50と
の間の冷媒回路90に集め、冷蔵庫200においては圧
縮機20と開閉弁30Aとの間の冷媒回路90に集め、
その後圧縮機20の吸入側に設けた図示しない開閉弁を
閉じ、この状態にしてから開閉弁5Aを開弁して冷媒回
収管5から冷媒回収装置10に回収するようにしても良
い。
【0042】また、冷媒回収装置10に圧力計を設けて
おき、この圧力計が所定の圧力以下を検出するのを待っ
て冷媒回収管5の開閉弁5Aを閉じるようにすることも
可能である。
【0043】また、冷媒回収容器10の重量増加を検出
し、所定重量以上の重量増加を確認して冷媒回収管5の
開閉弁5Aを閉じるようにしたり、圧縮機20を駆動す
る図示しないモータの電流値が所定電流以下に下がるの
を確認して冷媒回収管5の開閉弁5Aを閉じるようにす
ることなども可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷媒回収
装置は構成が簡単で小型であり、低価格で供給できるの
で、空気調和機や冷蔵庫に組み込むことが容易である。
【0045】したがって、空気調和機や冷蔵庫を廃棄す
る際には空気調和機や冷蔵庫の冷媒回路に接続されてい
る冷媒回収管の開閉弁を開弁して冷媒を冷媒回収容器に
回収し、この冷媒を回収した冷媒回収容器だけを処理工
場に送って冷媒を分離回収することが可能になったの
で、空気調和機の室外ユニット全体を処理工場に送った
り、冷蔵庫をそのまま処理工場に送っていた従来の回収
方法よりも回収コストが大幅に削減できるだけでなく、
簡単確実に回収することができるようになった。
【0046】また、回収した冷媒は、吸収液、吸着剤な
どを加熱することで分離できるので、再利用が容易に行
えると云った利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気調和機の一例を示す説明図であ
る。
【図2】本発明の冷蔵庫の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 冷媒回収容器 2 吸収液注入管 2A 開閉弁 3 吸収液排出管 3A 開閉弁 4 冷媒分散装置 5 冷媒回収管 5A 開閉弁 6 充填材 10 冷媒回収装置 20 圧縮機 30 四方弁 30A 開閉弁 40 熱交換器 41 送風機 50 電動膨張弁 50A キャピラリーチューブ 60 熱交換器 61 送風機 70 アキュムレータ 90 冷媒回路 100 空気調和機 200 冷蔵庫
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 生田目 達夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3E072 AA10 EA07 EA10 GA30

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を吸収または吸着する性質を有する
    物質を収納した冷媒回収容器と、開閉弁を備えて冷媒回
    収容器に接続された冷媒回収管とを有し、この冷媒回収
    管を冷凍サイクルに接続して開閉弁を開き冷凍サイクル
    中の冷媒を前記冷媒回収容器に回収することを特徴とす
    る冷媒回収装置。
  2. 【請求項2】 冷媒を吸収する性質を有する有機系吸収
    液が充填された冷媒回収容器と、多数の小孔を備えて冷
    媒回収容器の底に設置された冷媒分散装置と、開閉弁を
    備えて冷媒分散装置に接続された冷媒回収管とを有し、
    この冷媒回収管を冷凍サイクルに接続して開閉弁を開き
    冷凍サイクル中の冷媒を前記冷媒分散装置を介して前記
    冷媒回収容器内に分散させることを特徴とする冷媒回収
    装置。
  3. 【請求項3】 気泡状の冷媒が衝突して気泡状の冷媒の
    浮上速度を低下させる充填材が、冷媒分散装置上方の有
    機系吸収液中に設置されたことを特徴とする請求項2記
    載の冷媒回収装置。
  4. 【請求項4】 前記開閉弁が閉弁された請求項1〜3何
    れかに記載の冷媒回収装置が、冷媒回収管を介して空気
    調和機の冷媒回路に接続されて組み込まれたことを特徴
    とする空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記開閉弁が閉弁された請求項1〜3何
    れかに記載の冷媒回収装置が、冷媒回収管を介して冷蔵
    庫の冷媒回路に接続されて組み込まれたことを特徴とす
    る冷蔵庫。
  6. 【請求項6】 前記冷媒回収管が冷凍サイクルの高圧側
    に接続されていることを特徴とする請求項4または5何
    れかに記載の冷媒回収装置の利用装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003008878A1 (fr) * 2001-07-16 2003-01-30 Daikin Industries, Ltd. Refrigerateur
KR100484938B1 (ko) * 2002-10-21 2005-04-22 삼성전자주식회사 공기조화기의 냉매 회수장치 및 제어방법
US8616746B2 (en) 2008-11-18 2013-12-31 Nittoh Kogaku K.K. Optical element and light-emitting device

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