JP2001106980A - 可逆熱変色性木材用コーティング組成物及びそれを用いた可逆熱変色性木製品 - Google Patents

可逆熱変色性木材用コーティング組成物及びそれを用いた可逆熱変色性木製品

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JP2001106980A
JP2001106980A JP28973399A JP28973399A JP2001106980A JP 2001106980 A JP2001106980 A JP 2001106980A JP 28973399 A JP28973399 A JP 28973399A JP 28973399 A JP28973399 A JP 28973399A JP 2001106980 A JP2001106980 A JP 2001106980A
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wood
coating composition
reversible thermochromic
resin
microcapsule pigment
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JP28973399A
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Hisayoshi Kato
久義 加藤
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木材や木製品に形成される可逆熱変色層が均
一に形成されて美観に優れ、商品価値の高い可逆熱変色
性木製品を得ることのできる可逆熱変色性木材用コーテ
ィング組成物を提供する。 【解決手段】 粒子径が1〜25μmの粒子が全粒子の
95体積%以上を占める可逆熱変色性マイクロカプセル
顔料と、樹脂と、媒体とから少なくともなり、25℃に
おける粘度が0.001〜10Pa・sの可逆熱変色性
木材用コーティング組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可逆熱変色性木材用
コーティング組成物及びそれを用いた可逆熱変色性木製
品に関する。更に詳細には、温度変化により可逆的に色
変化する、木製品に適した可逆熱変色性木材用コーティ
ング組成物及びそれを用いた可逆熱変色性木製品に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、(イ)電子供与性呈色性有機
化合物、(ロ)電子受容性化合物(ハ)前記(イ)、
(ロ)による電子授受反応を可逆的に生起させる反応媒
体である化合物からなる可逆熱変色性組成物をビヒクル
中に分散したコーティング組成物として、特公平7−1
00769号公報に記載の色彩記憶性塗料等が開示され
ている。前記した従来の塗料は、温度変化により可逆的
に色変化する機能を備えたものであり、プラスチックフ
ィルムやプラスチック成形体等に塗布されて示温材や玩
具分野等に適用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、前記した
可逆熱変色性コーティング組成物を木製製品に適用する
に際して更に検討を加えたところ、(イ)電子供与性呈
色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記
(イ)、(ロ)による電子授受反応を可逆的に生起させ
る反応媒体である化合物からなる可逆熱変色性組成物を
内包した可逆熱変色性マイクロカプセル顔料が特定の粒
子径と粒子分布を示し、且つ、コーティング組成物が特
定粘度を示すことにより、木材や家具等の木製品に均一
で美観に優れた塗装面を形成でき、しかも良好な生産効
率を満たすことを見出して本発明を完成させた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、(イ)電子供
与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、
(ハ)前記(イ)、(ロ)による電子授受反応を可逆的
に生起させる反応媒体である化合物からなる可逆熱変色
性組成物を内包したマイクロカプセル顔料と、樹脂と、
媒体とから少なくともなるコーティング組成物であっ
て、マイクロカプセル顔料は粒子径が1〜25μmの粒
子が全粒子の95体積%以上を占める割合で配合されて
おり、前記組成物の25℃における粘度が0.001〜
10Pa・sである可逆熱変色性木材用コーティング組
成物を要件とする。更には、前記マイクロカプセル顔料
の平均粒子径が3〜15μmの範囲にあり、且つ、組成
物の25℃における粘度が0.001〜6.5Pa・s
であること、前記マイクロカプセル顔料が、コーティン
グ組成物全量中5〜30重量%含まれること等を要件と
し、更に前記可逆熱変色性木材用コーティング組成物に
より木製品に可逆熱変色層を設けた可逆熱変色性木製品
を要件とする。
【0005】前記マイクロカプセル顔料に内包する熱変
色性組成物としては、例えば、本出願人が提案した、特
公昭51−44706号公報、特公昭51−44707
号公報、特公平1−29398号公報等に記載のものが
利用できる。前記は所定の温度(変色点)を境としてそ
の前後で変色し、変色点以上の温度域で消色状態、変色
点未満の温度域で発色状態を呈し、前記両状態のうち、
常温域では特定の一方の状態しか存在しえない。即ち、
もう一方の状態は、その状態が発現するのに要する熱又
は冷熱が適用されている間は維持されるが、前記熱又は
冷熱の適用がなくなれば常温域で呈する状態に戻る、ヒ
ステリシス幅が比較的小さい熱変色挙動を示す加熱消色
型熱変色性組成物である。又、本出願人が提案した特公
平4−17154号公報、特開平7−179777号公
報、特開平7−33997号公報、特開平8−3993
6号公報等に記載された大きなヒステリシス特性を示
す、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットし
た曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から上昇
させていく場合と逆に変色温度より高温側から下降させ
ていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色し、低温
側変色点以下の温度域での発色状態、或いは高温側変色
点以上の温度域での消色状態が、前記変色に要した冷熱
又は熱の適用を取り去った後にあっても互変的に記憶保
持できる感温変色性色彩記憶性組成物を利用することも
できる。
【0006】また、本出願人が提案した特開平11−1
29623号公報、特開平11−5973号公報等に記
載の、(ロ)電子受容性化合物として、炭素数3乃至1
8の直鎖又は側鎖アルキル基を有する特定のアルコキシ
フェノール化合物を適用した加熱発色型熱変色性組成物
を適用できる。更に、前記加熱発色型熱変色性組成物の
(ロ)電子受容性化合物としては、3−ヒドロキシ安息
香酸トリデシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸テト
ラデシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ペンタデシ
ルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエス
テル、3−ヒドロキシ安息香酸ヘプタデシルエステル、
3−ヒドロキシ安息香酸オクタデシルエステル、3−ヒ
ドロキシ安息香酸ノナデシルエステル、3−ヒドロキシ
安息香酸エイコシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸
ヘンエイコシルエステル、3−ヒドロキシ安息香酸ドコ
シルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸トリデシルエス
テル、4−ヒドロキシ安息香酸テトラデシルエステル、
4−ヒドロキシ安息香酸ペンタデシルエステル、4−ヒ
ドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、4−ヒドロキ
シ安息香酸ヘプタデシルエステル、4−ヒドロキシ安息
香酸オクタデシルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸ノ
ナデシルエステル、4−ヒドロキシ安息香酸エイコシル
エステル、4−ヒドロキシ安息香酸ヘンエイコシルエス
テル、4−ヒドロキシ安息香酸ドコシルエステル、3,
4−ジヒドロキシ安息香酸トリデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸テトラデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸ペンタデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸ヘプタデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸オクタデシルエステル、3,4
−ジヒドロキシ安息香酸ノナデシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸エイコシルエステル、3,4−ジ
ヒドロキシ安息香酸ヘンエイコシルエステル、3,4−
ジヒドロキシ安息香酸ドコシルエステル、3,5−ジヒ
ドロキシ安息香酸トリデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸テトラデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸ペンタデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸ヘキサデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸ヘプタデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸オクタデシルエステル、3,5−ジヒド
ロキシ安息香酸ノナデシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸エイコシルエステル、3,5−ジヒドロキ
シ安息香酸ヘンエイコシルエステル、3,5−ジヒドロ
キシ安息香酸ドコシルエステル等のヒドロキシ安息香酸
エステルを用いることもできる。
【0007】なお、前記可逆熱変色性組成物は、
(イ)、(ロ)、(ハ)成分を必須成分とし、各成分の
割合は、濃度、変色温度、変色形態や各成分の種類に左
右されるが、一般的に所望の特性が得られる成分比は、
(イ)成分1に対して、(ロ)成分0.1〜50、好ま
しくは0.5〜20、(ハ)成分1〜200、好ましく
は5〜100、更に好ましくは20〜50の範囲である
(前記割合はいずれも重量部である)。尚、前記各
(イ)、(ロ)、(ハ)成分は各々2種以上の化合物の
混合であってもよい。
【0008】前記熱変色性組成物はマイクロカプセルに
内包させたマイクロカプセル形態の顔料として使用され
る。前記マイクロカプセル形態の顔料は、鮮明且つ高濃
度の発色性、均質性、分散安定性、耐薬品性、耐熱性等
を満たし、実用的に好適である。尚、マイクロカプセル
化は、従来より公知の界面重合法、in Situ重合
法、液中硬化被覆法、水溶液からの相分離法、有機溶媒
からの相分離法、融解分散冷却法、気中懸濁被覆法、ス
プレードライング法等の方法により調製できる。更にマ
イクロカプセル顔料の表面には、目的に応じて更に二次
的な樹脂皮膜を設けて耐久性を付与させたり、表面特性
を改質させて実用に供することもできる。
【0009】前記可逆熱変色性組成物を内包したマイク
ロカプセル顔料は、粒子径が1〜25μmの粒子が全粒
子の95体積%以上を占める割合で配合されている。1
μm未満の顔料が多量に存在すると、木製品に浸透して
所望の色調を得ることができ難く、また、25μmを越
える顔料が多量に存在すると、木製品をコーティングし
た際、均一な塗装面を形成し難くなり、美観を損なう。
更に、本発明においては顔料が前記粒子径分布に含まれ
ると共に、平均粒子径が3〜15μmであることが好ま
しい。
【0010】前記ビヒクルに含まれる樹脂としては、従
来より汎用の塗料や印刷インキの色材等に適用されるも
のが有効である。具体的には、アイオノマー樹脂、イソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合樹脂、アクリロニトリ
ル−アクリリックスチレン共重合樹脂、アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂、アクリロニトリ
ル−塩素化ポリエチレン−スチレン共重合樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合樹脂、エチレン−酢酸ビニル−塩
化ビニルグラフト共重合樹脂、塩化ビニリデン、塩化ビ
ニル樹脂、塩素化塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−塩化ビ
ニリデン共重合樹脂、塩素化ポリエチレン樹脂、塩素化
ポリプロピレン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリスチレン樹
脂、ハイインパクトポリスチレン樹脂、ポリプロピレン
樹脂、ポリメチルスチレン樹脂、ポリアクリル酸樹脂、
ポリメチルメタクリレート樹脂、エポキシ樹脂、エポキ
シアクリレート樹脂、アルキルフェノール樹脂、ロジン
変性フェノール樹脂、ロジン変性アルキド樹脂、フェノ
ール樹脂変性アルキド樹脂、スチレン変性アルキド樹
脂、アクリル変性アルキド樹脂、アミノアルキド樹脂、
塩化ビニル−酢酸ビニル樹脂、スチレン−ブタジエン樹
脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、酢酸
ビニル系エマルジョン樹脂、スチレン−ブタジエン系エ
マルジョン樹脂、アクリル酸エステル系エマルジョン樹
脂、水溶性メラミン樹脂、水溶性尿素樹脂、水溶性フェ
ノール樹脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性ポリブタジエ
ン樹脂、酢酸セルローズ、エチルセルローズ等のセルロ
ーズ誘導体が挙げられる。
【0011】前記した樹脂は、水や有機溶剤に溶解又は
分散させてビヒクルとなし、前記マイクロカプセル顔料
を分散させて可逆熱変色性木材用コーティング組成物が
得られる。尚、前記ビヒクル中には、紫外線吸収剤、赤
外線吸収剤、酸化防止剤、一重項酸素消光剤、老化防止
剤、帯電防止剤、揺変性付与剤、消泡剤、体質顔料、粘
度調整剤、分散剤、つや消し剤、浸透剤、pH調整剤、
防腐剤、防錆剤等の各種添加剤を添加することもでき
る。
【0012】ここで、前記コーティング組成物100重
量部に対し、マイクロカプセル顔料は5〜30重量部好
ましくは10〜25重量部の重量比にあることが好まし
い。前記した重量割合を満たすことにより、好適な熱変
色効果を発現させることができる。また、コーティング
組成物の粘度は、25℃において0.001〜10Pa
・s、好ましくは0.001〜6.5Pa・sであり、
前記範囲内で効率的に生産できる。
【0013】前記コーティング組成物は木材表面に公知
の手段により付着、乾燥させて可逆熱変色性木製品が得
られる。例えば、スクリーン印刷、オフセット印刷、グ
ラビヤ印刷、コーター、タンポ印刷、転写等の印刷手
段、刷毛塗り、スプレー塗装、流し塗り、ローラー塗
り、浸漬塗装等の手段により、木材表面の所望個所に適
宜形状の可逆熱変色層を形成できる。なお、前記可逆熱
変色層は、液状組成物中の溶剤が揮発してそれ以外の化
合物により形成される層であり、前記マイクロカプセル
顔料は樹脂に分散状態に固着されてなる。尚、前記木材
表面に非熱変色性着色層(像を含む)を予め形成し、温
度変化により前記着色層を隠顕する構成であってもよ
い。
【0014】前記可逆熱変色性木材用コーティング組成
物により可逆熱変色層が形成される木製品としては、家
具、玩具、楽器、運動用具、人形、かんざし等の頭飾
品、げた等の履物、化粧用箱、宝石箱、置き時計、ステ
ッキ、額縁等が挙げられ、特に、テーブル、イス、タン
ス、鏡台、靴箱、傘立て、本棚、ロッカー、ベッド等の
木製家具に好適に用いられる。特に前記した家具に可逆
熱変色層を設ける場合、テーブルの上面、イスの着座部
や背もたれ等、直接的に触れる部分や物を載置する部分
に設けることが好ましく、変色の妙味を効果的に発現さ
せることができる。更に、建築用材料に用いることもで
きる。
【0015】前記可逆熱変色層上には、光安定剤および
/または光遮蔽性顔料を含む層を積層することによって
耐光性を向上させたり、或いは、トップコート層を設け
て耐久性を向上させることもできる。前記光遮蔽性顔料
は、金属光沢顔料、透明二酸化チタン、透明酸化鉄、透
明酸化セシウム、透明酸化亜鉛等の顔料類が挙げられ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】前記可逆熱変色性マイクロカプセ
ル顔料をビヒクル中に分散したコーティング組成物は、
ビヒクルの種類によって塗料や印刷インキして用いられ
る。前記ビヒクルとして塗料形成用ビヒクルを用いれば
可逆的熱変色性木材用塗料が調製され、刷毛やスプレー
によりコーティングされる。また、ビヒクルとして印刷
インキ用ビヒクルを用いれば可逆的熱変色性木材用印刷
インキが調製され、凹版、凸版、平版、孔版、コーター
等の印刷方法が適用される。前記したコーティング組成
物を用いて各種材質の木材或いは木製品に可逆熱変色層
を設ける。
【0017】
【実施例】実施例1 マイクロカプセル顔料分散液及びマイクロカプセル顔料
の調製 6−(エチルイソブチルアミノ)ベンゾフルオラン5
部、ビスフェノールA10部、ミリスチルアルコール3
0部、ミリスチン酸デシル20部からなる可逆熱変色性
組成物とエポキシ樹脂10部を加温して溶解したカプセ
ル内包物を水性保護コロイド媒体で乳化した。なお、乳
化物の粒子径は全粒子の95体積%以上が6.5μm〜
8.5μmに分布するようにホモミキサーの攪拌力を調
整して行った。その後、加温、攪拌しながら、水溶性脂
肪族変性アミン硬化剤を加えて、界面重合法により前記
内包物をカプセル化した。反応後のカプセル懸濁液を4
00Meshのステンレス網にて濾過し、ついで遠心分
離法によって顔料を単離し、含水率35%のマイクロカ
プセル顔料分散液を得た。得られた顔料の粒子分布を遠
心沈降式自動粒度分布測定装置(堀場製作所製、CAP
A−300)にて測定した結果、粒子径をDとすると
き、粒子径と占有体積%[( )内に示す]の関係は、
D<1μm(1%)、1≦D<5(7%)、5≦D<1
0(70%)、10≦D<15(8%)、15≦D<2
0(6%)、20≦D≦25(4%)、25<D(4
%)であり、平均粒子径は7μmであり、前記顔料の9
5%が1〜25μmの範囲にあることを確認した。つい
で、前記分散液を8時間減圧して脱水し、マイクロカプ
セル顔料を得た。
【0018】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製 前記マイクロカプセル顔料20部を、油性ウレタン樹脂
45部(不揮発分30%、溶剤キシレン、酢酸ブチ
ル)、チヌビン328(チバガイギー製、紫外線吸収
剤)5部、メチルイソブチルケトン15部、トルエン1
5部からなるビヒクル中に均一に分散させることによ
り、可逆熱変色性木材用コーティング組成物を得た。前
記コーティング組成物の粘度を回転粘度測定装置(東京
計器製、BL型粘度計)にて測定した結果、25℃にお
ける粘度が0.9Pa・sであった。
【0019】可逆熱変色性木製品の作成 前記コーティング組成物を用いて木製テーブル上面にス
プレー塗装して可逆熱変色層を形成した。前記テーブル
に設けた可逆熱変色層は塗装した直後より、コーティン
グ組成物が木材の中へ吸収され、均一な塗装面を形成し
た。得られた可逆熱変色性テーブルは約12℃以下でピ
ンク色を呈し、約18℃以上で無色を示し、着色した状
態でも木目が視覚され、更に木材の触感を損なうことも
なかった。
【0020】実施例2 マイクロカプセル顔料分散液及びマイクロカプセル顔料
の調製 2−(2−クロロアニリン)−6−ジブチルアミノフル
オラン4部、1.1−ヘキシリデンビスフェノール12
部、カプリン酸ステアリル40部、ラウリン酸ステアリ
ル10部、チヌビン328(チバガイギー製、紫外線吸
収剤)2部からなる熱変色性組成物と、芳香族イソシア
ネート樹脂15部と、助溶剤として酢酸エチル20部を
加温して溶解したカプセル内包物を15%アラビアガム
水溶液中で乳化した。なお、乳化物の粒子径は、全粒子
の95体積%以上が11μm〜13μmに分布するよう
にホモミキサーの攪拌力を調整して行った。その後、水
溶性の脂肪族変性アミンを加えて更に攪拌を続けて内包
物をカプセル化した。反応後のカプセル懸濁液に対して
5倍量の水で希釈した後、400Meshのステンレス
スチールフィルターで濾過し、ついで遠心分離法によっ
てマイクロカプセル顔料を単離し、含水率33%のマイ
クロカプセル顔料分散液を得た。得られた顔料の粒子分
布を実施例1と同様の方法にて測定した結果、D<1μ
m(1%)、1≦D<5(5%)、5≦D<10(11
%)、10≦D<15(69%)、15≦D<20(9
%)、20≦D≦25(3%)、25<D(2%)であ
り、平均粒子径12μmであり、前記顔料の97%が1
μm〜25μmの範囲にあることを確認した。ついで、
前記分散液を10時間加温しながら減圧してマイクロカ
プセル顔料を得た。
【0021】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製 前記マイクロカプセル顔料14部及び一般蛍光ピンク顔
料3部を、アクリルポリオール樹脂(不揮発分50%、
溶剤トルエン)50部、芳香族イソシアネート樹脂3
部、シクロヘキサノン30部からなるビヒクル中に均一
に分散することにより、可逆熱変色性木材用コーティン
グ組成物を得た。得られたコーティング組成物の粘度を
回転粘度測定装置(東京計器製、BL型粘度計)にて測
定した結果、25℃で7.8Pa・sであった。
【0022】可逆熱変色性木製品の作成 前記コーティング組成物を木製の椅子に刷毛塗りで塗装
して可逆熱変色層を形成した。前記椅子に設けた可逆熱
変色層は塗装した3分後より、コーティング組成物が木
材の中へ吸収され、均一な塗装面を形成した。得られた
可逆熱変色性椅子は約28℃以下で黒色を呈し、約32
℃以上で蛍光ピンク色を示し、着色した状態でも木目が
視覚され、更に木材の触感を損なうこともなかった。
【0023】実施例3 マイクロカプセル顔料分散液及びマイクロカプセル顔料
の調製 2−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−
3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)
−4−アザフタリド5部、2,2−ビス(4’−ヒドロ
キシフェニル)ヘキサフルオロプロパン10部、カプリ
ン酸ステアリル40部、ラウリン酸ステアリル10部か
らなる可逆熱変色性組成物を均一に溶解したカプセル内
包物を、デモールN[花王(株)製、乳化剤]5部を含
む水性媒体100部中で乳化した。なお、乳化物の乳化
粒子径は、全粒子の95体積%以上が6.5μm〜8.
5μmに分布するようにホモミキサーの攪拌力を調整し
て行った。その後、乳化物を加温しながら攪拌を続け、
50%メチロールメラミン水溶液25部を加え、つい
で、10%塩化アンモニウム水溶液3部を徐々に滴下
し、更に加温、攪拌を続けた。得られたカプセル顔料懸
濁液に対して3倍量の水で希釈した後、400Mesh
のステンレススチールメッシュにて濾過した後、遠心分
離法によってマイクロカプセル顔料を単離し、含水率4
5%のマイクロカプセル顔料分散液を得た。得られた顔
料の粒子分布を実施例1と同様の方法にて測定した結
果、D<1μm(1%)、1≦D<5(5%)、5≦D
<10(75%)、10≦D<15(9%)、15≦D
<20(6%)、20≦D≦25(1%)、25<D
(3%)であり、平均粒子径は8.5μmであり、前記
顔料の96%が1μm〜25μmの範囲にあることを確
認した。
【0024】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製 前記マイクロカプセル顔料分散液20部、酢酸ビニル樹
脂エマルジョン50部、アルギン酸ナトリウム10部、
水20部を混合することにより、可逆熱変色性木工用コ
ーティング組成物を得た。得られたコーティング組成物
の粘度を回転粘度測定装置(東京計器製、BL型粘度
計)にて測定した結果、25℃で6.5Pa・sであっ
た。
【0025】可逆熱変色性木製品の作成 前記コーティング組成物を用いて、木製のタンスにスク
リーン印刷にて可逆熱変色層を形成した。前記タンスに
設けた可逆熱変色層は印刷した5分後より、コーティン
グ組成物が木材の中へ吸収され、均一な印刷面を形成し
た。得られた可逆熱変色性タンスは約28℃以下で青色
を呈し、約32℃以上で無色を示し、着色した状態でも
タンスの木目が視覚され、更に木材の触感を損なうこと
もなかった。
【0026】比較例1 マイクロカプセル顔料分散液及びマイクロカプセル顔料
の調製 実施例1におけるホモミキサーの攪拌力を調整して平均
粒子径が20μm程度になるように乳化した以外は実施
例1と同様の方法によって、含水率35%のマイクロカ
プセル顔料分散液を得た。得られた顔料の粒度分布を測
定した結果、D<1μm(0%)、1≦D<5(0
%)、5≦D<10(0%)、10≦D<15(1
%)、15≦D<20(10%)、20≦D≦25(5
5%)、25<D(34%)であり、平均粒子径は22
μmであり、前記顔料の66%が1〜25μmの範囲に
あることを確認した。また、前記顔料分散液を用いて実
施例1と同様の方法によりマイクロカプセル顔料を得
た。
【0027】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製及び可逆熱変色性木製品の作成前記マイクロカプセ
ル顔料を用いる以外は実施例1と同様の組成、方法によ
りコーティング組成物を得た。前記コーティング組成物
により実施例1と同様の木製品にスプレー塗装して可逆
熱変色層を形成したところ、組成物の粘度が低いため塗
装直後、塗装部分のコーティング組成物中のビヒクルは
浸透するが、粒子径の大きいマイクロカプセル顔料が表
面に残り、ざらざらとした触感を有して木材の風合を損
なうものであった。
【0028】比較例2 可逆熱変色性木材用コーティング組成物の調製及び可逆
熱変色性木製品の作成比較例1のマイクロカプセル顔料
40部を、油性ウレタン樹脂35部、チヌビン328
5部、メチルイソブチルケトン10部、トルエン10部
からなるビヒクル中に均一に分散させることによりコー
ティング組成物を得た。得られたコーティング組成物を
回転粘度測定装置(東京計器製、BL型粘度計)にて粘
度を測定した結果、25℃で1.2Pa・sであった。
前記コーティング組成物を実施例1と同様の木製品に塗
装して可逆熱変色層を形成したところ、組成物の粘度が
低いため塗装直後、塗装部分のコーティング組成物中の
ビヒクルは浸透するが、粒子径の大きいマイクロカプセ
ル顔料が表面に残り、ざらざらとした触感を有して木材
の風合を損なうものであった。
【0029】比較例3 マイクロカプセル顔料分散液及びマイクロカプセル顔料
の調製 実施例2におけるホモミキサーの攪拌力を調整して平均
粒子径が20μm程度になるように乳化した以外は実施
例2と同様の方法によって、含水率33%のマイクロカ
プセル顔料分散液を得た。得られた顔料の粒度分布を測
定した結果、D<1μm(0%)、1≦D<5(0
%)、5≦D<10(0%)、10≦D<15(1
%)、15≦D<20(10%)、20≦D≦25(5
0%)、25<D(39%)であり、平均粒子径は24
μmであり、前記顔料の61%が1〜25μmの範囲に
あることを確認した。また、前記顔料分散液を用いて実
施例2と同様の方法によりマイクロカプセル顔料を得
た。
【0030】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製及び可逆熱変色性木製品の作成前記マイクロカプセ
ル顔料14部及び一般蛍光ピンク顔料3部を、アクリル
ポリオール樹脂(不揮発分50%、溶剤トルエン)75
部、芳香族イソシアネート樹脂3部、シクロヘキサノン
5部からなるビヒクル中に均一に分散させることにより
コーティング組成物を得た。得られたコーティング組成
物の粘度を回転粘度測定装置(東京計器製、BL型粘度
計)にて測定した結果、25℃で21Pa・sであっ
た。前記コーティング組成物を実施例2と同様の木製品
に塗装して可逆熱変色層を形成したところ、粘度が高い
ため木製の椅子にコーティング組成物が浸透し難く、生
産効率を損なうものであった。また、浸透する前にコー
ティング組成物が乾燥し被膜を形成してしまうため木目
は視覚されず、しかも、木材の触感を無く有していなか
った。
【0031】比較例4 マイクロカプセル顔料分散液の調製 実施例3におけるホモミキサーの攪拌力を調整して平均
粒子径が20μm程度になるように乳化した以外は実施
例3と同様の方法によって、含水率45%のマイクロカ
プセル顔料分散液を得た。得られた顔料の粒度分布を測
定した結果、D<1μm(0%)、1≦D<5(0
%)、5≦D<10(0%)、10≦D<15(1
%)、15≦D<20(10%)、20≦D≦25(5
5%)、25<D(34%)であり、平均粒子径は22
μmであり、前記顔料の66%が1〜25μmの範囲に
あることを確認した。
【0032】可逆熱変色性木材用コーティング組成物の
調製及び可逆熱変色性木製品の作成前記マイクロカプセ
ル顔料分散液を用いる以外は実施例3と同様の組成、方
法によりコーティング組成物を得た。前記コーティング
組成物により実施例3と同様の木製品にスクリーン印刷
にて可逆熱変色層を形成したところ、組成物の粘度が低
いため塗装直後、塗装部分のコーティング組成物中のビ
ヒクルは浸透するが、粒子径の大きいマイクロカプセル
顔料が表面に残り、ざらざらとした触感を有して木材の
風合を損なうものであった。
【0033】
【発明の効果】本発明は、木材や木製品に形成される可
逆熱変色層が均一に形成されて美観に優れるため、商品
性を損なうことなく、しかも良好な生産効率を満たす可
逆熱変色性木材用コーティング組成物及びそれを用いた
可逆熱変色性木製品が得られる。また、木目が視覚され
ることにより、重厚さを示したり、或いは、デザイン性
を示す家具に使用しても、前記木目模様を隠蔽すること
なく色変化を視認でき、商品価値を損なうことのない可
逆熱変色性木材用コーティング組成物及びそれを用いた
可逆熱変色性家具を提供できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 5/26 B41M 5/18 108 C09K 9/02 112

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
    (ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)に
    よる電子授受反応を可逆的に生起させる反応媒体である
    化合物からなる可逆熱変色性組成物を内包したマイクロ
    カプセル顔料と、樹脂と、媒体とから少なくともなるコ
    ーティング組成物であって、マイクロカプセル顔料は粒
    子径が1〜25μmの粒子が全粒子の95体積%以上を
    占める割合で配合されており、前記組成物の25℃にお
    ける粘度が0.001〜10Pa・sである可逆熱変色
    性木材用コーティング組成物。
  2. 【請求項2】 前記マイクロカプセル顔料の平均粒子径
    が3〜15μmの範囲にあり、且つ、組成物の25℃に
    おける粘度が0.001〜6.5Pa・sである請求項
    1記載の可逆熱変色性木材用コーティング組成物。
  3. 【請求項3】 前記マイクロカプセル顔料が、コーティ
    ング組成物全量中5〜30重量%含まれる請求項1又は
    2記載の可逆熱変色性木材用コーティング組成物。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3記載のいずれかの可逆熱
    変色性木材用コーティング組成物により木製品に可逆熱
    変色層を設けた可逆熱変色性木製品。
  5. 【請求項5】 前記木製品が家具である請求項4記載の
    可逆熱変色性木製品。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006015726A (ja) * 2004-06-02 2006-01-19 Pilot Ink Co Ltd 可逆熱変色性記録材及びそれを用いた可逆熱変色性表示体
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JP2008254336A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 D & D:Kk 改質木材の製造方法
JP2009514699A (ja) * 2005-11-04 2009-04-09 チバ ホールディング インコーポレーテッド 無機および有機紫外線吸収剤の組み合わせ使用によるコルクおよび有色木材の色安定化
JP2011126285A (ja) * 2004-06-02 2011-06-30 Pilot Ink Co Ltd 可逆熱変色性記録材及びそれを用いた可逆熱変色性表示体

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