JP2001106314A - コンベヤ乗り移りシュート - Google Patents

コンベヤ乗り移りシュート

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JP2001106314A
JP2001106314A JP28271899A JP28271899A JP2001106314A JP 2001106314 A JP2001106314 A JP 2001106314A JP 28271899 A JP28271899 A JP 28271899A JP 28271899 A JP28271899 A JP 28271899A JP 2001106314 A JP2001106314 A JP 2001106314A
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JP
Japan
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chute
conveyor
grizzly
lump
quay
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JP28271899A
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Inventor
Osamu Saito
修 斉藤
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ばら物の中に塊鉱石等の大きな塊が含まれて
いる場合には、グリズリによってコンベヤに対する落下
の衝撃を緩和し、該コンベヤの故障や損傷を防止し得、
且つばら物が水分の多い石炭等の場合には、グリズリに
目詰まりが生じることを回避し得、シュートの閉塞を予
防して円滑な運転を継続し得るコンベヤ乗り移りシュー
トを提供する。 【解決手段】 シュート13を上下に分割し、分割した
上部シュート本体13aの下端に、ばら物7の塊の落下
衝撃緩和用のグリズリ15,16が岸壁コンベヤ12の
ベルト進行方向へ下り勾配となるよう傾斜配置された塊
用下部シュート13bと、グリズリが配置されていない
通常ばら物用下部シュート13cとを切換可能に接続す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベヤ乗り移り
シュートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、橋形アンローダは、図4及び図
5に示される如く、岸壁1に敷設されたレール2上を走
行可能な走行フレーム3上に、岸壁1側から海(或いは
河川)側に張り出すブーム4を設け、該ブーム4に横行
トロリ5を横行可能に配設し、該横行トロリ5に、船倉
6内に積み込まれた鉄鉱石や石炭等のばら物7をつかみ
取って船倉6外に払い出すグラブバケット8を吊り下げ
ると共に、前記走行フレーム3内に、前記グラブバケッ
ト8でつかみ取ったばら物7を受けるホッパ9を設置
し、該ホッパ9に投入されたばら物7を走行フレーム3
の外側へ搬出可能な搬出コンベヤ10を配設し、更に、
前記搬出コンベヤ10と岸壁1に設置された岸壁コンベ
ヤ12との間には、搬出コンベヤ10によって搬出され
てきたばら物7を岸壁コンベヤ12上に落下せしめるシ
ュート13を配設してある。尚、前記搬出コンベヤ10
は、ホッパ9の下方位置にレール2と略平行となるよう
配設され且つホッパ9内のばら物7が電動フィーダ(図
示せず)を介して投下されるコンベヤ10aと、該コン
ベヤ10aの先端側からそれと略直交する方向へ延び且
つコンベヤ10aから送られてくるばら物7をシュート
13を介して岸壁コンベヤ12へ搬出するコンベヤ10
bとを備えてなる構成を有している。
【0003】前記橋形アンローダにおいては、船倉6内
のばら物7は、横行トロリ5から吊り下げられたグラブ
バケット8によってつかみ取られて船倉6外に払い出さ
れ、ホッパ9内に投入され、該ホッパ9内に投入された
ばら物7は、電動フィーダ(図示せず)を介して搬出コ
ンベヤ10のコンベヤ10a上に投下され、該コンベヤ
10aからコンベヤ10bを介して走行フレーム3外へ
搬出され、シュート13を介して岸壁コンベヤ12上に
落下し、該岸壁コンベヤ12により搬送される。
【0004】ところで、前記ばら物7の中には塊鉱石等
の大きな塊が含まれていることがあり、岸壁コンベヤ1
2に対する落下の衝撃が大きくなり、岸壁コンベヤ12
の故障や損傷につながるため、前記シュート13は、図
6及び図7に示される如く、その内部に、ばら物7の落
下の衝撃を緩和するためのストーンボックス14や邪魔
板(図示せず)等を設ける一方、シュート13の下部を
岸壁コンベヤ12のベルト進行方向へ拡張すると共に、
粗いピッチ(例えば、200[mm]程度)のグリズリ
15とそれより細かいピッチ(例えば、100[mm]
程度)のグリズリ16とをそれぞれ岸壁コンベヤ12の
ベルト進行方向へ下り勾配となるよう傾斜させて上下複
数段に配置することにより、岸壁コンベヤ12上に塊鉱
石等の大きな塊が直接落下することを防止し、岸壁コン
ベヤ12に大きな衝撃が加わらないようにしてある。
尚、グリズリとは、多数の棒状部材を所要間隔をあけて
平行に且つ所要の傾斜角をもたせて並設した粗粒用の篩
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の如く底部にグリ
ズリ15,16を配置したシュート13では、ばら物7
の中に塊鉱石等の大きな塊が含まれている場合には非常
に有効であるが、その反面、ばら物7が水分の多い石炭
等の場合、グリズリ15,16に目詰まりが生じ、最悪
の場合、シュート13が閉塞してしまい、運転を継続で
きなくなる虞があった。
【0006】本発明は、斯かる実情に鑑み、ばら物の中
に塊鉱石等の大きな塊が含まれている場合には、グリズ
リによってコンベヤに対する落下の衝撃を緩和し、該コ
ンベヤの故障や損傷を防止し得、且つばら物が水分の多
い石炭等の場合には、グリズリに目詰まりが生じること
を回避し得、シュートの閉塞を予防して円滑な運転を継
続し得るコンベヤ乗り移りシュートを提供しようとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第一のコンベ
ヤで搬送されてきたばら物を第二のコンベヤ上に落下さ
せるコンベヤ乗り移りシュートにおいて、シュートを上
下に分割し、分割した上部シュート本体の下端に、ばら
物の塊の落下衝撃緩和用のグリズリが第二のコンベヤの
ベルト進行方向へ下り勾配となるよう傾斜配置された塊
用下部シュートと、グリズリが配置されていない通常ば
ら物用下部シュートとを切換可能に接続したことを特徴
とするコンベヤ乗り移りシュートにかかるものである。
【0008】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0009】ばら物の中に塊鉱石等の大きな塊が含まれ
ている場合には、塊用下部シュートを上部シュート本体
の下端に接続すると、第一のコンベヤで搬送されてきた
細かいばら物はグリズリをそのまま通過して第二のコン
ベヤ上に落下する一方、ばら物の中に含まれている塊鉱
石等の大きな塊は、グリズリによって第二のコンベヤ上
に直接落下せずにグリズリ上を転がるようにして第二の
コンベヤ上に送り出されるため、第二のコンベヤに大き
な衝撃が伝わらず、第二のコンベヤが故障したり損傷し
たりすることはない。
【0010】又、ばら物が水分の多い石炭等の場合に
は、通常ばら物用下部シュートを上部シュート本体の下
端に接続すると、通常ばら物用下部シュートにはグリズ
リが配置されていないため、水分の多い石炭等のばら物
は、グリズリに邪魔されることなく、第一のコンベヤか
ら第二のコンベヤ上に円滑に落下する形となり、グリズ
リの目詰まりは勿論のこと、シュートの閉塞も発生せ
ず、運転が安定して継続されることとなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0012】図1〜図3は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図4〜図7と同一の符号を付した部分
は同一物を表わしており、基本的な構成は図4〜図7に
示す従来のものと同様であるが、本図示例の特徴とする
ところは、図1〜図3に示す如く、シュート13を上下
に分割し、分割した上部シュート本体13aの下端に、
ばら物7の塊の落下衝撃緩和用のグリズリ15,16が
岸壁コンベヤ12のベルト進行方向へ下り勾配となるよ
う傾斜配置された塊用下部シュート13bと、グリズリ
が配置されていない通常ばら物用下部シュート13cと
を切換可能に接続した点にある。
【0013】前記上部シュート本体13aの下端部両側
方所要位置には、岸壁コンベヤ12のベルト進行方向と
平行に延びるガイドレール17を付設し、又、前記塊用
下部シュート13bと通常ばら物用下部シュート13c
は、前記ガイドレール17と平行に延びる連結部材18
により岸壁コンベヤ12のベルト進行方向へ所要間隔を
あけて連結配置し、連結部材18の長手方向両端部に
は、ガイドレール17に沿って転動自在なガイドローラ
19を支持ブラケット20を介して取り付け、図示して
いない駆動装置の作動により、連結部材18で連結され
た塊用下部シュート13bと通常ばら物用下部シュート
13cをガイドレール17に沿ってスライドさせ、いず
れか一方の下部シュートを上部シュート本体13aの下
端に接続するようにしてある。
【0014】尚、前記通常ばら物用下部シュート13c
は、その下部を岸壁コンベヤ12のベルト進行方向へ拡
張することにより、岸壁コンベヤ12上へばら物7を安
定して供給できるようにしてある。
【0015】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0016】ばら物7の中に塊鉱石等の大きな塊が含ま
れている場合には、図示していない駆動装置の作動によ
り、連結部材18で連結された塊用下部シュート13b
と通常ばら物用下部シュート13cをガイドレール17
に沿ってスライドさせ、塊用下部シュート13bを図2
に示すように上部シュート本体13aの下端に接続する
と、細かいばら物7はグリズリ15,16をそのまま通
過して岸壁コンベヤ12上に落下する一方、ばら物7の
中に含まれている塊鉱石等の大きな塊は、グリズリ1
5,16によって岸壁コンベヤ12上に直接落下せずに
グリズリ15,16上を転がるようにして岸壁コンベヤ
12上に送り出されるため、岸壁コンベヤ12に大きな
衝撃が伝わらず、岸壁コンベヤ12が故障したり損傷し
たりすることはない。
【0017】又、ばら物7が水分の多い石炭等の場合に
は、図示していない駆動装置の作動により、連結部材1
8で連結された塊用下部シュート13bと通常ばら物用
下部シュート13cをガイドレール17に沿ってスライ
ドさせ、通常ばら物用下部シュート13cを図3に示す
ように上部シュート本体13aの下端に接続すると、通
常ばら物用下部シュート13cにはグリズリが配置され
ていないため、水分の多い石炭等のばら物7は、グリズ
リに邪魔されることなく、岸壁コンベヤ12上に円滑に
落下する形となり、グリズリの目詰まりは勿論のこと、
シュート13の閉塞も発生せず、運転が安定して継続さ
れることとなる。
【0018】こうして、ばら物7の中に塊鉱石等の大き
な塊が含まれている場合には、グリズリ15,16によ
って岸壁コンベヤ12に対する落下の衝撃を緩和し、岸
壁コンベヤ12の故障や損傷を防止し得、且つばら物7
が水分の多い石炭等の場合には、グリズリ15,16に
目詰まりが生じることを回避し得、シュート13の閉塞
を予防して円滑な運転を継続し得る。
【0019】尚、本発明のコンベヤ乗り移りシュート
は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のコンベヤ
乗り移りシュートによれば、ばら物の中に塊鉱石等の大
きな塊が含まれている場合には、グリズリによってコン
ベヤに対する落下の衝撃を緩和し、該コンベヤの故障や
損傷を防止し得、且つばら物が水分の多い石炭等の場合
には、グリズリに目詰まりが生じることを回避し得、シ
ュートの閉塞を予防して円滑な運転を継続し得るという
優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例の要部側断面図で
ある。
【図2】図1のII−II矢視図であって、ばら物の中
に塊鉱石等の大きな塊が含まれている場合のシュートの
使用状態を表わす正断面図である。
【図3】ばら物の中に塊鉱石等の大きな塊が含まれてい
ない場合のシュートの使用状態を表わす正断面図であ
る。
【図4】一般的な橋形アンローダの側面図である。
【図5】図4のV−V矢視図である。
【図6】従来例の要部側断面図であって、図4のVI部
相当図である。
【図7】図6のVII−VII矢視図である。
【符号の説明】
7 ばら物 10 搬出コンベヤ(第一のコンベヤ) 12 岸壁コンベヤ(第二のコンベヤ) 13 シュート 13a 上部シュート本体 13b 塊用下部シュート 13c 通常ばら物用下部シュート 15 グリズリ 16 グリズリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一のコンベヤで搬送されてきたばら物
    を第二のコンベヤ上に落下させるコンベヤ乗り移りシュ
    ートにおいて、 シュートを上下に分割し、分割した上部シュート本体の
    下端に、ばら物の塊の落下衝撃緩和用のグリズリが第二
    のコンベヤのベルト進行方向へ下り勾配となるよう傾斜
    配置された塊用下部シュートと、グリズリが配置されて
    いない通常ばら物用下部シュートとを切換可能に接続し
    たことを特徴とするコンベヤ乗り移りシュート。
JP28271899A 1999-10-04 1999-10-04 コンベヤ乗り移りシュート Pending JP2001106314A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014061540A1 (ja) * 2012-10-15 2014-04-24 株式会社村田製作所 物体の落下衝撃緩和装置
JP2017145068A (ja) * 2016-02-15 2017-08-24 Jfeスチール株式会社 ベルトコンベアにおけるコンベアベルトの片寄り防止装置およびその装置を用いたコンベアベルトの片寄り防止方法
JP7453856B2 (ja) 2020-06-01 2024-03-21 川崎重工業株式会社 グリズリ装置及びグリズリ装置を備えるリクレーマ

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