JP2001106147A - Lpgカセット式ガスボンベの原動機付自動二輪車 - Google Patents

Lpgカセット式ガスボンベの原動機付自動二輪車

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JP2001106147A
JP2001106147A JP28293199A JP28293199A JP2001106147A JP 2001106147 A JP2001106147 A JP 2001106147A JP 28293199 A JP28293199 A JP 28293199A JP 28293199 A JP28293199 A JP 28293199A JP 2001106147 A JP2001106147 A JP 2001106147A
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gas cylinder
cassette type
type gas
lpg
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Shoichi Urano
正一 浦野
Ichizo Kuriyama
市三 栗山
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Suzuki Motor Corp
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B61/00Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing
    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯性や自家用車等への積載運搬性、および
住居内での保管性に優れ、しかも、燃料の取り扱いが容
易なLPGを使用した原動機付自動二輪車を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 原動機付自動二輪車前輪を、操蛇可能に
支持するヘッドパイプと、後輪を駆動するエンジンを搭
載支持すると共に、乗員の着座シートを支持するボディ
ーフレームと、前記ヘッドパイプおよびボディーフレー
ムとを連結し、車体進行方向前後に延在するメインフレ
ームチューブとを備えた原動機付き自動二輪車におい
て、前記エンジンはカセット式ガスボンベ内に充填され
たLPGを燃料とし、前記カセット式ガスボンベは車体
に着脱自在に配設するものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LPG(液化燃料
ガス)カセット式ガスボンベを使用した装置に関し、特
にLPGカセット式ガスボンベを用いた原動機付自動二
輪車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、小型、軽量の二輪車は、携帯性や
自家用車等への積載運搬性、および住居内での保管性に
優れ、大変利便性の高い商品として人気がある。特に、
折り畳み方式の二輪車にあっては、上述の利点をさらに
向上させたものであって、特異なメカニズムにより構造
的にも付加価値も高く、高価ではあるが人気が高い。一
方、近年のレジャーの傾向としてアウトドアを楽しむ傾
向が高くなっており、郊外においては、二輪車よりも機
動性の高い原動機付自動二輪車が便利であり、したがっ
て、原動機付自動二輪車においても、上記の様な携帯性
や自家用車等への積載運搬性、および住居内での保管性
に優れた製品が待望されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、原動機
付自動二輪車の場合、ガソリンを燃料としたエンジンを
搭載しているため、携帯性や自家用車への積載運搬性に
あっては、燃料の搭載と安全性が課題となっている。例
えば、ガソリンタンクには、一般にブリーザーが設けら
れており、該ガソリンタンク内から揮発ガスを逃がすこ
とにより内圧が大きく変化しないようにされているた
め、原動機付自動二輪車を車載運搬する際に、ガソリン
タンク内から逃がされた揮発ガソリンの臭いが問題とな
る。また、走行直後の原動機付自動二輪車は、キャブレ
ターのフロート室にガソリンが満たされているため、こ
れをすぐに車載運搬する場合、運搬車両の走行振動やロ
ール、旋回時の遠心力等により、フロート室内のガソリ
ンがオーバーフローチューブを経由してエンジン外に流
出する場合があり、この場合も揮発ガソリンの臭い等の
問題がある。一方、携帯性や運搬性、作業性を考慮した
エンジンとしては、特開平10−169459に提示さ
れているように、LPGを燃料とする小型エンジンが提
案されているが、具体的に原動機付自動二輪車に展開す
るには至っていなかった。
【0004】本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、携帯性や自家用車等への積載運搬
性、および住居内での保管性に優れ、しかも、燃料の取
り扱いが容易なLPGを使用した原動機付自動二輪車を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するため、原動機付自動二輪車を、前輪を操蛇可能に
支持するヘッドパイプと、後輪を駆動するエンジンを搭
載支持すると共に、乗員の着座シートを支持するボディ
ーフレームと、前記ヘッドパイプおよびボディーフレー
ムとを連結し、車体進行方向前後に延在するメインフレ
ームチューブとを備えた原動機付自動二輪車において、
前記エンジンはカセット式ガスボンベ内に充填されたL
PGを燃料とし、前記カセット式ガスボンベは車体に着
脱自在に配設することを特徴とするLPGカセット式ガ
スボンベの原動機付自動二輪車とする。
【0006】また、前記メインフレームチューブは、前
記ボディーフレーム内を貫通すると共に、該メインフレ
ームチューブ延在方向に挿通自在に支持されることが好
ましい。
【0007】さらに、前記エンジンは、前記ボディーフ
レームのメインフレームチューブ保持部の下方であっ
て、後輪側に寄せて配置することが好ましい。
【0008】また、前記カセット式ガスボンベは、前記
ボディーフレーム上であって、前記着座シートより前方
に備えられるボンベホルダ内に設置され、コネクタを介
して燃料通路を経由してエンジン接続されることが好ま
しい。
【0009】さらに、また前記カセット式ガスボンベの
予備ボンベを収納する予備ボンベ用ホルダを備えること
が好ましい。
【0010】また、前記予備ボンベ用ホルダは、着座シ
ートを支持するシートポストチューブの後側に配置する
ことが好ましい。
【0011】本発明によれば、燃料にLPG用いるエン
ジンとし、該エンジンに着脱自在としたカセット式ガス
ボンベによりLPGを供給するようにしたことにより、
ガソリンを使用する必要がなくなるため、ガソリンタン
クからのガソリンの流出や揮発ガソリンの臭い等を回避
することができる。したがって、携帯性や自家用車等へ
の積載運搬性および住居内での保管性に優れ、しかも、
燃料の取り扱いが容易な原動機付自動二輪車を実現でき
る。
【0012】また、前記メインフレームチューブを、前
記ボディーフレーム内を貫通して該メインフレームチュ
ーブ延在方向に挿通自在に支持することにより、使用時
にはメインフレームチューブをライダーにとって最適な
長さに設定でき、収納時にはボディーフレーム内に収納
して、車体をコンパクトにできる。
【0013】さらに、前記エンジンを、前記ボディーフ
レームのメインフレームチューブ保持部の下方であっ
て、後輪側に寄せて配置することにより、車体収納時に
前記メインフレームチューブを前記ボディーフレームに
挿入したときに、該メインフレームチューブに設けられ
る前輪部等がエンジンと干渉することなく、車体を短く
することができる。
【0014】また、前記カセット式ガスボンベは、前記
ボディーフレーム上であって、前記着座シートより前方
に備えられるボンベホルダ内に設置され、コネクタを介
して燃料通路を経由してエンジン接続されることによ
り、メインフレームチューブを縮めて格納状態にした場
合であっても燃料通路の経路が変わることがない。
【0015】さらに、また、前記カセット式ガスボンベ
の予備ボンベを収納する予備ボンベ用ホルダを備えるこ
とにより、不慮の燃料切れの対策ができる。
【0016】また、前記予備ボンベ用ホルダを、着座シ
ートを支持するシートポストチューブの後側に配置する
ことで、メインフレームチューブを縮めて格納状態にし
た場合であっても干渉することなく予備ボンベを収納で
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。第1の実施形態は、図1、図
2に示すように、原動機付自動二輪車を、前輪2を操蛇
可能に支持するヘッドパイプ3と、後輪5を駆動するエ
ンジン6を搭載支持すると共に、後輪5及び乗員のサド
ル7をシートポスト15を介して支持するボディーフレ
ーム9と、前記ヘッドパイプ3およびボディーフレーム
9とを連結し、車体進行方向前後に延在するメインフレ
ームチューブ10とを備えた原動機付自動二輪車1にお
いて、前記エンジン6はカセット式ガスボンベ11内に
充填されたLPGを燃料とし、前記カセット式ガスボン
ベ11を車体に着脱自在に配設したものである。
【0018】前記カセット式ガスボンベ11は、略円筒
形状の、家庭用の携帯用ガスコンロに使用されることで
一般的なLPG(液化石油ガス)のカセット式ガスボン
ベであって、車体フレームの一部であるメインフレーム
チューブ10上部に長手方向軸線に沿って略平行に配設
された筒状のホルダー13内に収容されている。
【0019】前記ホルダー13は、略円筒形状であっ
て、前記メインフレームチューブ10の上部において、
サドル7の下方であって、エンジン6の上方に位置し、
かつ、進行方向前側にはカセット式ガスボンベ11の長
さ以上の空間をとって配置されている。また、前記ホル
ダー13は、進行方向前側に、着脱自在の開閉蓋14を
備え、進行方向前方より前記カセット式ガスボンベ11
を挿脱可能に形成され、一方、進行方向後側の前記サド
ル7を支持するシートポスト15側にはガスボンベとの
コネクタ17を備え、エンジン6へ燃料ガスを供給する
燃料配管18を介してエンジン6に燃料ガスを供給する
ようにされている。
【0020】前記コネクタ17は、燃料切り替えバルブ
20を備え、燃料ガスのオン/オフの切り替えを可能に
している。前記燃料配管18は、前記コネクタ17より
エンジン6の後方に沿って略鉛直に立ち下がり、該エン
ジン6後側に配置されたガスレギュレータ21に接続さ
れている。
【0021】本実施形態においては、カセット式ガスボ
ンベ11を、メインフレームチューブ10の上部であっ
てサドル7の下方のシートポスト15寄りに配置したこ
とにより、ホルダー13の前方に空き空間を設けてカセ
ット式ガスボンベ11の着脱を容易にするとともに、エ
ンジン6に近接して配設することにより燃料配管18を
短くすることができる。また、前記燃料配管18が、エ
ンジン6の後方であって、サドル7下方で車両右側側面
に配設され、かつ、乗員が足を乗せるフートレスト22
が、該エンジン6の前方であって左右に突出形成されて
いるため、乗員が誤って足を掛けて該燃料配管18に損
傷を与えてしまうことはない。
【0022】次に、第2の実施形態について説明する。
尚、第1の実施形態と同様の構成部品については、符号
を同一にして説明を省略する。本実施形態による原動機
付自動二輪車は、図3、4に示すように、車体フレーム
のメインフレームチューブ31を伸縮可能にした折り畳
み式の原動機付自動二輪車30としたものである。前記
メインフレームチューブ31は、ボディーフレーム32
内を貫通すると共に、該メインフレームチューブ31延
在方向に挿通自在に支持されている。 前記ボディーフ
レーム32の後ろ寄り側面には、フレーム伸縮ハンドル
34が設けられ、該フレーム伸縮ハンドル34を回動さ
せることにより前記メインフレームチューブ31の前後
方向の移動が行われる。また、前記ボディーフレーム3
2の後端部には、フレームロックレバー35が設けら
れ、これにより、走行時および収納時における前記メイ
ンフレームチューブ31のセット位置を固定するように
されている。
【0023】ホルダー13は、第1の実施例と同様な構
成であって、同様な機能を有する。サドル7は、シート
ポスト36の一端部に支持されている。前記シートポス
ト36は、反シート側の端部をボディーフレーム32の
後端部に係合されており、該係合部を支点32aに車体
前後方向に揺動自在に係合されている。また、前記シー
トポスト36のほぼ中央には、補助シートポスト38の
一端が揺動自在に係合されている。前記補助シートポス
ト38は、他端部をメインフレームチューブ31の後端
部に係合されており、該係合部を支点に車体前後方向に
揺動自在に係合されている。
【0024】車体フレームの前側のヘッドパイプ40の
上端部には、ハンドルポスト41が該ヘッドパイプ40
の上端部を支点として可倒自在に取り付けられており、
ハンドルポストロックレバー42により前記ヘッドパイ
プ40の上端部に締結されている。
【0025】次に、本実施形態の原動機付自動二輪車の
収納時の動作について説明する。図5、6に示すよう
に、まず、車体フレームにおいては、フレームロックレ
バー35を緩めてボディーフレーム32と該メインフレ
ームチューブ31との係合をフリー状態にする。次に、
フレーム伸縮ハンドル34を回動し、ボディーフレーム
32を挿通させて前記メインフレームチューブ31を車
体後方に移動させる。このとき、前記メインフレームチ
ューブ31に係合された補助シートポスト38もまた後
方に移動する。これに伴い、前記補助シートポスト38
に係合されたシートポスト36の係合部も車体後方に移
動するが、前記シートポスト36の一端部がボディーフ
レーム32に係合されているため、そこを支点に該シー
トポスト36のサドル7側が後方に揺動下降し、前記メ
インフレームチューブ31に近接して収納される。そし
て、前記メインフレームチューブ31をボディーフレー
ム32内の所定の収納位置に移動後、前記フレームロッ
クレバー35により前記ボディーフレーム32に前記メ
インフレームチューブ31を固定する。
【0026】一方、車体前方部においては、まず、ハン
ドルポストロックレバー42を緩める。次に、図7に示
すように、ハンドルポスト41のグリップ部41aをヘ
ッドパイプ40の上端部を支点にして下方に倒し込むと
ともに、グリップ部41aを車体にほぼ平行に回転させ
る。そして、前記ハンドルポストロックレバー42を締
結してハンドルポスト41を固定する。
【0027】上記の構成によると、原動機付自動二輪車
30の収納時には、車体方向を短くして、かつ、車体高
さ方向も低くすることができるため、車載運搬性に優れ
るとともに、省スペースでの収納を実現できる。
【0028】また、本実施形態においては、前記カセッ
ト式ガスボンベ11を収容するホルダー13をエンジン
6が搭載支持されるボディーフレーム32側に取り付け
るようにしているため、メインフレームチューブ31を
伸縮しても前記カセット式ガスボンベ11を収納したホ
ルダー13とエンジン6との相対位置が変化しないの
で、燃料をエンジン6に導く燃料配管18を高価な伸縮
性のある配管にする必要がない。したがって、一般的な
剛性管を使用することができるため、コストの削減を図
ることができ、さらに、配管経路に弛みを設ける必要が
ないため、構成を簡単にできるとともに、組み立て性も
よいという利点がある。
【0029】次に、第3の実施形態について説明する。
尚、上述の実施形態と同様の構成部品については、符号
を同一にして説明を省略する。本実施形態による原動機
付自動二輪車は、図8、9に示すように、第1の実施形
態とほぼ同様な原動機付自動二輪車50において、サド
ル7の下方であって、シートポスト51の後方に、予備
ホルダ52を配置したものである。前記予備ホルダー5
2は、予備のガスボンベの収納口52aを上方に向けて
シートポスト51の車両進行方向ほぼ後側に設置されて
いる。
【0030】次に、予備のガスボンベの取り扱いについ
て説明する。図10に示すように、まず、シートロック
レバー53を緩めて、サドル7を通常位置からサドル7
の上方より予備ホルダ52の開閉蓋55が露呈する位置
まで回転させる。次に、開閉蓋55を取り外し、収納口
52aより予備のガスボンベを取り出す。予備のガスボ
ンベと使用済みのガスボンベとを交換した後、使用済み
のガスボンベを、予備ホルダ52に収納して開閉蓋55
を取り付ける。そして、サドル7を通常位置に戻して、
シートロックレバー53を締結して該サドル7を固定す
る。
【0031】以上により、通常の運転操作を損なうこと
なく、また、車体から必要以上に突出することなく予備
のガスボンベを携帯でき、しかも、予備のガスボンベを
交換後は使用済みのガスボンベを収納できるので、不当
に廃棄することなく持ち帰ることができる。
【0032】次に、第4の実施形態について説明する。
尚、上述の実施形態と同様の構成部品については、符号
を同一にして説明を省略する。本実施形態による原動機
付自動二輪車は、図11、12に示すように、第2の実
施形態とほぼ同様な車体フレームのメインフレームチュ
ーブを伸縮可能にした折り畳み式の原動機付自動二輪車
60において、サドル7の下方であって、シートポスト
61に沿って、予備ホルダ62を配置したものである。
前記予備ホルダー62は、予備のガスボンベの収納口6
2aを上方に向けてシートポスト61の車両進行方向左
側に設置されている。本実施形態においては、車両進行
方向右側のエンジン6近傍にカセット式ガスボンベ11
の燃料配管18が配設されているため、作業性を考慮し
て、前記予備ホルダー62をシートポスト61の左側に
設けている。
【0033】次に、本実施形態の原動機付自動二輪車6
0の収納時の動作について説明する。図13、14に示
すように、車体収納操作は、前記第2の実施形態とほぼ
同様の操作にて行われる。特に、予備ホルダ62は、シ
ートポスト61の側面に配置されているため、メインフ
レームチューブ31の移動とともに、後方に可倒しても
前記メインフレームチューブ31に干渉することなく該
メインフレームチューブ31近傍に収容される。
【0034】次に、予備のカセット式ガスボンベの取り
扱いについて説明する。図15に示すように、まず、シ
ートロックレバー63を緩めて、サドル7を通常位置か
らサドル7の上方より予備ホルダ62の開閉蓋65が露
呈する位置まで回転させる。次に、開閉蓋65を取り外
し、収納口62aより予備のガスボンベを取り出す。予
備のガスボンベと使用済みのガスボンベとを交換した
後、使用済みのガスボンベを、予備ホルダ62に収納し
て開閉蓋65を取り付ける。そして、サドル7を通常位
置に戻して、シートロックレバー63を締結して該サド
ル7を固定する。
【0035】上記の構成によると、原動機付自動二輪車
60の収納時には、車体方向を短くして、かつ、車体高
さ方向も低くすることができるため、車載運搬性に優れ
るとともに、省スペースでの収納を実現できる。また、
予備ホルダ62を備えることで、さらに、機動性の向上
が図れる。
【0036】
【発明の効果】以上説明した通り本発明によれば、燃料
にLPG用いるエンジンとし、該エンジンに着脱自在と
したカセット式ガスボンベによりLPGを供給するよう
にしたことにより、ガソリンを使用する必要がなくなる
ため、ガソリンタンクからのガソリンの流出や揮発ガソ
リンの臭い等の問題を解決できる。したがって、携帯性
や自家用車等への積載運搬性および住居内での保管性に
優れ、しかも、燃料の取り扱いが容易な原動機付自動二
輪車を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す左側面図であ
る。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す右側面図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す左側面図であ
る。
【図4】本発明の第2の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す右側面図であ
る。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車の収納状態を示す左
側面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車の収納状態を示す右
側面図である。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車のハンドルポストの
収納状態を示す左側面図である。
【図8】本発明の第3の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す左側面図であ
る。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るLPGカセット
式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す右側面図であ
る。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車の予備ホルダの取
り扱いを示す説明図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す左側面図で
ある。
【図12】本発明の第4の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車を示す右側面図で
ある。
【図13】本発明の第4の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車の収納状態を示す
左側面図である。
【図14】本発明の第4の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車の収納状態を示す
右側面図である。
【図15】本発明の第3の実施形態に係るLPGカセッ
ト式ガスボンベの原動機付自動二輪車の予備ホルダの取
り扱いを示す説明図である。
【符号の説明】
1 原動機付自動二輪車 2 前輪 3 ヘッドパイプ 5 後輪 6 エンジン 7 サドル 9 ボディーフレーム 10 メインフレームチューブ 11 カセット式ガスボンベ 13 ホルダー 14 開閉蓋 15 シートポスト 17 コネクタ 18 燃料配管 20 燃料切り替えバルブ 21 ガスレギュレータ 22 フートレスト 30 原動機付自動二輪車 31 メインフレームチューブ 32 ボディーフレーム 32a支点 34 フレーム伸縮ハンドル 35 フレームロックレバー 36 シートポスト 38 補助シートポスト 40 ヘッドパイプ 41 ハンドルポスト 41aグリップ部 42 ハンドルポストロックレバー 44 通常のシート位置 45 予備ホルダー使用時のシート位置 50 原動機付自動二輪車 51 シートポスト 52 予備ホルダー 52a収納口 53 シートロックレバー 55 開閉蓋 60 原動機付自動二輪車 61 シートポスト 62 予備ホルダー 62a収納口 63 シートロックレバー 65 開閉蓋

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を操蛇可能に支持するヘッドパイプ
    と、後輪を駆動するエンジンを搭載支持すると共に、乗
    員の着座シートを支持するボディーフレームと、前記ヘ
    ッドパイプおよびボディーフレームとを連結し、車体進
    行方向前後に延在するメインフレームチューブとを備え
    た原動機付自動二輪車において、前記エンジンはカセッ
    ト式ガスボンベ内に充填されたLPGを燃料とし、前記
    カセット式ガスボンベは車体に着脱自在に配設すること
    を特徴とするLPGカセット式ガスボンベの原動機付自
    動二輪車。
  2. 【請求項2】 前記メインフレームチューブは、前記ボ
    ディーフレーム内を貫通すると共に、該メインフレーム
    チューブ延在方向に挿通自在に支持されることを特徴と
    する請求項1に記載のLPGカセット式ガスボンベの原
    動機付自動二輪車。
  3. 【請求項3】 前記エンジンは、前記ボディーフレーム
    のメインフレームチューブ保持部の下方であって、後輪
    側に寄せて配置することを特徴とする請求項1および第
    2項に記載のLPGカセット式ガスボンベの原動機付自
    動二輪車。
  4. 【請求項4】 前記カセット式ガスボンベは、前記ボデ
    ィーフレーム上であって、前記着座シートより前方に備
    えられるボンベホルダ内に設置され、コネクタを介して
    燃料通路を経由してエンジン接続されることを特徴とす
    る請求項1から第3項に記載のLPGカセット式ガスボ
    ンベの原動機付自動二輪車。
  5. 【請求項5】 前記カセット式ガスボンベの予備ボンベ
    を収納する予備ボンベ用ホルダを備えることを特徴とす
    る請求項1から第4項に記載のLPGカセット式ガスボ
    ンベの原動機付自動二輪車。
  6. 【請求項6】 前記予備ボンベ用ホルダは、着座シート
    を支持するシートポストチューブの後側に配置すること
    を特徴とする請求項5に記載のLPGカセット式ガスボ
    ンベの原動機付自動二輪車。
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