JP2001105621A - 液体収納容器、該容器のパッケージ、該容器と記録ヘッドとを一体化したインクジェットヘッドカートリッジ及び記録装置 - Google Patents

液体収納容器、該容器のパッケージ、該容器と記録ヘッドとを一体化したインクジェットヘッドカートリッジ及び記録装置

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JP2001105621A
JP2001105621A JP29115399A JP29115399A JP2001105621A JP 2001105621 A JP2001105621 A JP 2001105621A JP 29115399 A JP29115399 A JP 29115399A JP 29115399 A JP29115399 A JP 29115399A JP 2001105621 A JP2001105621 A JP 2001105621A
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Kenta Udagawa
健太 宇田川
Shuzo Iwanaga
周三 岩永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 物流時などの使用開始前の状態を安定させ、
減圧環境下における開封時のインク溢れ等の課題を解決
する液体収納容器を提供する。 【解決手段】 液体収納容器は、繊維材料を用いた負圧
発生部材132A、132Bを収納し液体供給部141
と大気連通部112とを備える負圧発生部材収納室13
4と、負圧発生部材収納室134と連通する連通部14
0を備えるとともに実質的な密閉空間を形成する液体収
納室136と、を有している。気体導入阻止手段として
の2つの負圧発生部材の界面132Cは、姿勢に関わら
ず液体を保持することで、非使用時における液体収納室
への気体の導入を阻止する。そして、負圧発生部材13
2Aに接する筐体の内壁面にはリブ134Aにより隙間
が形成されるので、負圧発生部材132A内に空気16
0が取り残されたとしても、減圧環境下での開封時に速
やかに空気を外部に排出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体収納容器、該
容器のパッケージ、該容器と記録ヘッドとを一体化した
インクジェットヘッドカートリッジ及び記録装置に関
し、特にインクジェット記録分野などで好適に利用され
る液体収納容器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、インクジェット記録分野で使用
される液体収納容器としてのインクタンクは、インクを
吐出するための記録ヘッドに対してインク供給を良好に
行なうために、インクタンク内に貯溜されているインク
の保持力を調整するための構成が設けられている。この
保持力は、記録ヘッドのインク吐出部の圧力を大気に対
して負とするためのものであることから、負圧、と呼ば
れている。
【0003】このような負圧を発生させるためのもっと
も容易な方法の一つとして、インクタンク内にウレタン
フォーム等の多孔質体やフェルトなどのインク吸収体を
備え、インク吸収体の毛管力(インク吸収力)を利用す
る方法が挙げられる。例えば、特開平06-15839号公報で
は、インクタンク内に、タンク全体にわたって複数個の
密度の異なる繊維を記録ヘッドへの供給路に向かって高
密度繊維、低密度繊維の順に圧縮して詰めた構成を開示
する。高密度繊維は単位面積当たりの繊維本数が多く、
インク吸収力が強いものであり、低密度繊維は単位面積
当たりの繊維本数が少なく、インク吸収力が弱いもので
ある。繊維間の継ぎ目は互いに圧接させ、空気混入によ
るインクの途切れを防ぐようになっている。
【0004】一方、本出願人は、特開平7-125232号公
報、特開平6-40043号公報などにおいて、インク吸収体
を利用しつつも、インクタンクの単位体積あたりのイン
ク収容量を増加させ、且つ安定したインク供給を実現で
きる、液体収納室を備えたインクタンクを提案してい
る。
【0005】図1(a)に上述の構成を利用したインク
タンクの概略断面構成図を示す。インクカートリッジ10
の内部は連通孔(連通部)40を有する仕切り壁(隔壁)
38で2つの空間に仕切られている。一方の空間は仕切り
壁38の連通孔40を除いて密閉されるとともにインク25を
直接保持する液体収納室36、他方の空間は負圧発生部材
32を収納する負圧発生部材収納室34になっている。この
負圧発生部材収納室34を形成する壁面には、インク消費
に伴う容器内への大気の導入を行うための大気連通部
(大気連通口)12と、不図示の記録ヘッド部へインクを
供給するための供給口14とが形成されている。図1にお
いて、負圧発生部材がインクを保持している領域につい
ては斜線部で示す。また、空間内に収納されているイン
クを網線部で示す。
【0006】上述の構造では、不図示の記録ヘッドによ
り負圧発生部材32のインクが消費されると、大気連通口
12から負圧発生部材収納室34に空気が導入され、仕切り
壁38の連通孔40を通じて液体収納室36に入る。これ
に替わって、液体収納室36からインクが仕切り壁の連通
孔を通じて負圧発生部材収納室34の負圧発生部材32に充
填される(以下、気液交換動作と称する)。従って、記
録ヘッドによりインクが消費されてもその消費量に応じ
てインクが負圧発生部材32に充填され、負圧発生部材32
は一定量のインクを保持し、記録ヘッドに対する負圧を
ほぼ一定に保つので、記録ヘッドへのインク供給が安定
する。このような小型化と高使用効率とを兼ね備えたイ
ンクタンクは本出願人により製品化されており、現在も
実用に供されている。
【0007】なお、図1(a)に示す例においては、負
圧発生部材収納室とインク収納室の連通部の近傍に大気
導入を促進するための構造としての大気導入溝50が設け
られており、大気連通部近傍にはリブ42により負圧発生
部材がない空間(バッファ室)44が設けられている。
【0008】また、本出願人は、特開平8-20115号公報
において、上述のインクタンクの負圧発生部材として、
熱可塑性を有するオレフィン系樹脂からなる繊維を用い
たインクタンクを提案している。このインクタンクはイ
ンクの貯蔵安定性に優れるとともに、インクタンク筐体
と繊維体材料とが同種の材料からなるためリサイクル性
にも優れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者ら
により、図1(a)に示すインクタンクの負圧発生部材
として繊維材料を用いた構成について鋭意検討した結
果、次のようなことが問題となる場合があることが分か
った。
【0010】すなわち、物流時などの使用開始前の状態
を想定し、図1(b)に示すように液体収納室を負圧発
生部材収納室に対して重力方向上方に位置させて放置し
たところ、連通部を介して液体収納室に気体が導入され
ることで液体収納室の液体が負圧発生部材へと漏れだ
し、バッファ室にインク25が溢れ出る場合があることが
分かった。このようにインクがバッファ室に溢れ出る
と、開封時に大気連通口から溢れ出て使用者の手などを
汚したり、液体供給口からインクが滴れて使用者の手な
どを汚してしまう恐れがある。
【0011】上述の問題は、従来のウレタンフォームな
どの多孔質部材に比べて繊維を用いたインク吸収体の有
する特性によると考えられる。本発明者らの一部は、こ
のような新規な課題を解決するための新規な構成を既に
出願しており、本発明は、この新規な構成をもとに、本
発明者の更なる鋭意検討の結果想起されたものである。
【0012】すなわち、上述のような物流などの環境下
では、特に液体収納容器が大型化した場合、負圧発生部
材中に空気が取り込まれ、バッファ空間とはインクで隔
絶されてしまうことがある。このような空気が存在する
と、開封環境の気圧がタンク内圧よりも低い場合、開封
時に内圧が急激に変化し膨張した空気が負圧発生部材に
含まれているインクを押し出し、バッファ室にインクが
溢れ出てしまう。このようにインクがバッファ室に溢れ
出ると、開封時に大気連通口から溢れ出て使用者の手な
どを汚したり、液体供給口からインクが滴れて使用者の
手などを汚してしまう恐れがある。
【0013】本願発明は、上述のような特殊な環境下に
おいても、簡単な構成で使用開始時の内部の液体の漏れ
出しを効果的に防止することのできる、液体収納容器、
及び該容器のパッケージ等を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの本願発明の液体収納容器は、互いに圧接する第1及
び第2の負圧発生部材を収納するとともに液体供給部と
大気連通部とを備える負圧発生部材収納室と、該負圧発
生部材収納室と連通する連通部を備えると共に実質的な
密閉空間を形成するとともに前記負圧発生部材へ供給さ
れる液体を貯溜する液体収納室と、前記負圧発生部材収
納室と前記液体収納室とを仕切るとともに前記連通部を
形成するための仕切り壁と、を有する液体収納容器にお
いて、前記第1及び第2の負圧発生部材の圧接部の界面
は前記仕切り壁と交差し、前記第1の負圧発生部材は前
記連通部と連通するとともに前記圧接部の界面を介して
のみ前記大気連通部と連通可能であると共に、前記第2
の負圧発生部材は前記圧接部の界面を介してのみ前記連
通部と連通可能であり、前記圧接部の界面の毛管力が第
1及び第2の負圧発生部材の毛管力より高く、かつ、液
体収納容器の姿勢によらずに前記圧接部の界面全体が液
体を保持可能な量の液体が負圧発生部材収納室内に充填
されているとともに、前記第2の負圧発生部材と前記負
圧発生部材収納室を形成する筐体との間に隙間が設けら
れていることを特徴とする。
【0015】上述の構成によれば、第二の負圧発生部材
中ではインク−大気界面が流動する事はあるが、境界層
中のインクは常に第二の負圧発生部材中インクとの水頭
差以上の毛管力で保持されている為、境界層中のインク
−大気界面が流動する事はない。このように境界層が常
にインクで満たされているため、境界層を介して第一の
負圧発生部材及び液体収納室へ大気が流入しないように
することができる。そして、前記第2の負圧発生部材と
前記負圧発生部材収納室を形成する筐体との間に設けら
れた隙間により、第2の負圧発生部材中に取り込まれた
空気は、仮に膨張したとしてもこの隙間を介して大気連
通部に速やかに排出され、空気の膨張により外部にイン
クが漏れ出すことを防止することができる。
【0016】なお、本発明における負圧発生部材の「固
さ」とは、負圧発生部材が液体収納容器内に収容されて
いる状態におけるときの「固さ」であり、負圧発生部材
の変形量に対する反発力の傾き(単位kgf/mm)により規定
される。
【0017】2つの負圧発生部材の「固さ」の大小は、
変形量に対する反発力の傾きが大きい方の負圧発生部材
の方を「固い負圧発生部材」とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例の詳細を
図面に基づいて説明する。
【0019】なお、本発明の液体供給方法、液体供給シ
ステムに用いられる液体として、以下の実施例ではイン
クを例にとって説明を行なっているが、適用可能な液体
としてはインクに限ることなく、例えばインクジェット
記録分野にあっては記録媒体に対する処理液などを含む
ことは言うまでもない。
【0020】また、各断面図において、負圧発生部材が
インクを保持している領域については斜線部で、空間内
に収納されているインクを網線部で示す。
【0021】まず、本発明の各実施例の詳細な説明の前
に、本発明を適用可能な前提となる液体収納容器の構造
の一例について、図2を用いて説明する。
【0022】図2は本発明の1実施例にかかる液体収納
容器の概略説明図であり、(a)は断面図、(b)は、
容器の液体収納室側を上方にした時の断面図である。
【0023】図2(a)において、液体収納容器(イン
クタンク)100は、上部で大気連通口112を介して
大気に連通し下部でインク供給口に連通し内部に負圧発
生部材を収容する負圧発生部材収納室134と、液体の
インクを収容する実質的に密閉された液体収納室136
とに隔壁138でもって仕切られている。そして、負圧
発生部材収納室134と液体収納室136とはインクタン
ク100の底部付近で隔壁138に形成された連通部1
40及び液体供給動作時に液体収納室への大気の導入を
促進するための大気導入路150を介してのみ連通され
ている。負圧発生部材収納室134を画成するインクタ
ンク100の上壁には、内部に突出する形態で複数個の
リブが一体に成形され、負圧発生部材収納室134に圧
縮状態で収容される負圧発生部材と当接している。この
リブにより、上壁と負圧発生部材の上面との間にエアバ
ッファ室が形成されている。
【0024】また、供給口114を備えたインク供給筒
には、負圧発生部材より毛管力が高くかつ物理的強度の
強い圧接体146が設けられており、負圧発生部材と圧
接している。
【0025】図2に示す負圧発生部材収納室内には、負
圧発生部材として、ポリエチレンなどオレフィン系樹脂
の繊維からなる第一の負圧発生部材132B及び第二の
負圧発生部材132Aの2つの毛管力発生型負圧発生部
材を収納している。132Cはこの2つの負圧発生部材
の境界層であり、境界層132Cの仕切り壁138との
交差部分は、連通部を下方にした液体収納容器の使用時
の姿勢(図2(a))において大気導入路150の上端
部より上方に存在している。また、負圧発生部材内に収
容されているインクは、インクの液面Lで示されるよう
に、上記境界層132Cよりも上方まで存在している。
【0026】ここで、第一の負圧発生部材と第二の負圧
発生部材の境界層は圧接しており、負圧発生部材の境界
層近傍は他の部位と比較して圧縮率が高く、毛管力が強
い状態となっている。すなわち、第一の負圧発生部材の
毛管力をP1、第二の負圧発生部材の持つ毛管力をP2、
負圧発生部材同士の界面の持つ毛管力をPSとすると、
P2<P1<PSなっている。
【0027】次に、このような液体収納容器を、非使用
時に姿勢を変化させた場合の内部に収容されている液体
の状態について、図2(b)を用いて説明する。
【0028】図2(b)は例えば物流時などに起りう
る、液体収納室が鉛直上方になった姿勢である。このよ
うな姿勢で放置されると、負圧発生部材内のインクは毛
管力の低い方から高い方へと移動し、インクと大気の界
面Lの水頭と、負圧発生部材境界層132Cに含まれる
インクの水頭との間に、水頭差が生じる。ここで、この
水頭差がP2とPSの毛管力差より大きい場合、界面13
2Cに含まれるインクはこの水頭差がP2とPSの毛管力
差と等しくなるまで第二の負圧発生部材132Aに流入
しようとする。
【0029】しかし、図2に示すインクタンクでは、水
頭差がhがP2とPSの毛管力差より小さく(あるいは等
しく)なっているので、界面132Cに含まれるインク
は保持され、第二の負圧発生部材に含まれるインクの量
は増加することはない。
【0030】他の姿勢の時にはインク−大気界面Lの水
頭と、負圧発生部材界面132Cに含まれるインクの水
頭との差は、P2とPSの毛管力差よりさらに小さくなる
ので、界面132Cは、その姿勢に関わらず、その全域
にインクを有した状態を保つことができるようになって
いる。そのため、いかなる姿勢においても、界面132
Cが、仕切り壁と負圧発生部材収納室に収納されるイン
クと協同して、連通部140及び大気導入路150から
の液体収納室への気体の導入を阻止する気体導入阻止手
段として機能し、負圧発生部材からインクが溢れ出るこ
とはない。
【0031】本実施例の場合、第一の負圧発生部材はオ
レフィン系樹脂繊維材料(2デニール)を用いた毛管力
発生型負圧発生部材(P1=−110mmAq.)であり、その固
さは、0.69kgf/mmである。(毛管力発生部材の固さは、
負圧発生部材収納室に収納された状態においてφ15mmの
押し棒で押し込んだ時の反発力を測定し、押し込み量に
対する反発力の傾きにより求めた。)一方、第二の負圧
発生部材は、第一の負圧発生部材と同材料のオレフィン
系樹脂繊維材料を使用した毛管力発生型負圧発生部材で
あるが、第一の負圧発生部材に比べ、毛管力が弱く(P2
=−80mmAq.)、繊維材料の繊維径が太く(6デニール)、
吸収体の剛性は高い(1.88kgf/mm)ものである。
【0032】このように、毛管力の弱い負圧発生部材の
方が毛管力の高い負圧発生部材に対して固くなるように
毛管力発生部材を組み合わせ、それらを圧接させること
で、図2に示す負圧発生部材同士の界面は、第一の負圧
発生部材の方がつぶれる事により、毛管力の強さをP2
<P1<PSとすることができる。さらに、P2とPSの差
を必ずP2とP1の差以上とすることが出来るので、単に
2つの負圧発生部材を当接させたものに比べて、確実に
毛管力発生部材の境界層でインクを保持することが出来
る。
【0033】このように、上述のように毛管力の強い境
界層を設けることで、疎密のばらつきを考慮したP1と
P2の毛管力範囲が負圧発生部材内の疎密のばらつきに
よりオーバーラップしたとしても、界面に上記条件を満
たす毛管力があるので、上述したような負圧発生部材収
納室への非使用時の不用意なインク流入を防止すること
が出来る。
【0034】ここで、2つの負圧発生部材自体の毛管力
は、P1<PSかつP2<PSという条件を満たす状態で、
使用時のインク供給特性を優れたものとするように適宜
所望の値とすることができる。図2に示す例では、P2
<P1とすることで、液体収納容器の使用時に、毛管力
発生部材自体の毛管力のばらつきの影響を押え、確実に
上方の負圧発生部材のインクを消費することで、インク
供給特性を優れたものとしている。
【0035】次に、上述の構成を有する液体収納容器に
適用可能な本発明の各実施例について、それぞれ詳細に
説明する。
【0036】(第1実施例)図3は、本発明の第1実施
例の液体収納容器を説明するための模式的断面図であ
り、図3(a)は図2(a)と同じ方向での断面図、図
3(b)は、使用時姿勢のタンクの水平方向の断面図で
ある。本実施例では、前述の図2に示す形態と同じ機能
を有するものについては同一の符号を付し、その説明を
省略する。本実施例では、図3(a)、(b)に示すよ
うに、前述の第二の負圧発生部材132Aと隣接する負
圧発生部材収納室134を構成する筐体の内壁面に、リ
ブ134Aを設けることで、第2の負圧発生部材と筐体
内壁面との間にのみ隙間を生じさせるようにしている。
【0037】このような構成では、図3(c)に示すよ
うに、使用姿勢とは上下が逆さまになるなどして、第2
の負圧発生部材132内にバッファ室から隔離された空
気160が取り込まれた場合、減圧環境下での開封時に
は第二の負圧発生部材中に取り込まれた空気が膨張す
る。しかしながら負圧発生部材収納室に設けられたリブ
134Aによって膨張した空気は第二の負圧発生部材1
32表面から排出され大気連通部へ流出することとな
り、第二の負圧発生部材に含浸したインクが溢れる事を
抑制出来る。
【0038】(第2実施例)図4は本発明の第2実施例
の液体収納容器を説明するための模式的断面図であり、
図4(a)は図2(a)と同じ方向での断面図、図4
(b)は、使用時姿勢のタンクの水平方向の断面図であ
る。本実施例では、前述の第1実施例においてリブ13
4Aによって形成した第2の負圧発生部材と負圧発生部
材収納室の筐体との空間を、第2の負圧発生部材232
Aの表層232Dの凹凸により形成するものである。
【0039】このように第2の負圧発生部材232Aに
より凹凸を設けることでも、前述の第1実施例と同様、
第二の負圧発生部材中に取り込まれた空気160が開封
時に膨張したとしても、第二の負圧発生部材に含浸した
インクが溢れる事を抑制出来る。
【0040】さらに、本実施例の場合、負圧発生部材収
納室の筐体内部にリブを設ける必要がないので、インク
タンクの容器の形状の制限が少なくなるほか、負圧発生
部材の筐体内面と密着している第1の負圧発生部材の挿
入が容易になるなどの利点がある。このように負圧発生
部材に凹凸を設ける方法としては、負圧発生部材として
繊維材料を用いる場合、例えば特開平9-183236号公報に
開示の方法などがあり、負圧発生部材として熱可塑性樹
脂からなる合成繊維を用いることで容易に製造すること
ができる。
【0041】(第3実施例)図5は、本発明の第3実施
例の液体収納容器を説明するための模式的断面図であ
り、図5(a)は図2(a)と同じ方向での断面図、図
5(b)は、使用時姿勢のタンクの水平方向の断面図で
ある。本実施例では、前述の各実施例における隙間を、
図5(a)及び図5(b)に示すように第2の負圧発生
部材の大きさを負圧発生部材収納室の内壁面より小さく
することで形成している。
【0042】この場合、負圧発生部材収納室134の内
壁面より小さい第2の負圧発生部材332Aは、負圧発
生部材収納室の天井部に設けられたリブ142によって
第1の負圧発生部材132Bに押圧することで、筐体内
部で極端にその位置が変動することを防いでいる。
【0043】本実施例の場合、特に第2の負圧発生部材
として、前述の第2の実施形態のような凹凸形状が容易
に形成できない材料を選ぶ場合には特に有効である。
【0044】(その他の実施例)以上、本発明の実施例
について説明を行なったが、いかに各実施例に適用可能
なその他の実施例についての説明を行なう。なお、以下
の説明では、とくに断りのない限りは、各実施例に適用
可能である。
【0045】<液体収納容器の構造>まずはじめに、図
2に示すのような大気導入路を有する容器で好適に利用
可能な、さらなる負圧制御機構について、図6及び図7
を用いて説明する。
【0046】図6は、図2に示す液体収納容器の大気導
入路の変形例を示す要部拡大図である。
【0047】本変形例では、隔壁138の下方の負圧発
生部材収納室側に、上端が負圧発生部材としての吸収体
に当接して開口する大気導入路の第1通路51と、該第
1通路51に連通し下端が連通口140に連通する第2
通路60とがそれぞれ2つ平行に形成されている。この
第1通路50と第2通路60とによって大気導入溝が構
成され、第2通路60の一部に毛管力発生部を有してい
る。この形態は、第2通路60より大きい第1通路51
が設けられているので、大気導入の確実性が担保され、
気液交換開始時の抵抗が低減される。第2通路60は、
後述するように、隔壁内の溝面と吸収体側の一面によ
り、毛管力を発生する毛細管とみなすことができる。
【0048】次に、図7を参照しつつ、本変形例に係る
液体収納容器の動作原理につき詳述する。
【0049】負圧発生部材収納室に収容されている負圧
発生部材(吸収体)132Bには多数の毛細管が形成さ
れているとみなすことができ、そのメニスカス力により
負圧を発生させる。通常、液体収納容器には、その使用
開始直後では負圧発生部材である吸収体中に充分なイン
クが含浸されているので、各々のみなし毛細管の水頭高
さは充分高いところに位置している。
【0050】インク供給口114を介してインクが消費
されると、負圧発生部材収納室の底部の圧力が低下し、
各みなし毛細管の水頭も低下する。すなわち、図7
(A)に示すように、インク消費に従って、負圧発生部
材132Bの気液界面LLが低下していく。
【0051】さらにインクが消費されると、気液界面L
Lが低下し、図7(B)に示す状態となり、大気導入路
の第1通路51の上端が気液界面LLの上側に位置し、
第1通路51内に大気が入る。このとき、吸収体132
Bのみなし毛細管の持つ毛管力Hsに比べ、毛管力発生
部である第2通路60に発生される毛管力hが小さくな
るように設定されているので、さらなるインクの消費に
より第2通路60内のメニスカスが破られ、図7(C)
に示すように、気液界面LLが低下することなく、大気
Xが第2通路60および連通口140を通って、液体収
納室136に導入される。
【0052】液体収納室136に大気Xが導入される
と、その分、液体収納室136の圧力が負圧発生部材収
納室底部の圧力よりも高くなり、その圧力差をなくす
分、インクが液体収納室136から負圧発生部材収納室
に供給される。すると、第2通路60の発生する負圧よ
りも圧力が高くなり、第2通路60にインクが流入して
メニスカスを形成するので、さらなる大気の液体収納室
136への導入が停止されるのである。
【0053】ここで、さらにインクが消費されると、上
述のように、気液界面LLは低下することなく、第2通
路60内のメニスカスが再度破られ、大気が液体収納室
136に導入される。従って、気液界面LLが大気導入
路の第1通路51の上端に到達した後は、気液界面LL
が低下することなく、換言すると、大気導入路の上端が
大気との連通状態を維持したまま、第2通路60内のメ
ニスカスの破壊および再生が、インクの消費中、繰り返
され、液体収納容器内に発生される負圧がほぼ一定に制
御されることになる。この負圧は、第2通路60内のメ
ニスカスを大気が破る力で決定され、上述のように、第
2通路60の寸法と使用するインクの特性(表面張力、
接触角、密度)とにより決定される。
【0054】従って、毛管力発生部である第2通路60
で発生される毛管力hを、液体収納室に収容される吐出
用液体であるインクないしは処理用液体の色、種類によ
り異なることがある毛管力のうちの下限値と上限値との
間になるように設定すれば、液体収納容器の構造を変更
することなく、同一構造の液体収納容器を全ての種類の
インクないしは処理用液体に用いることができる。
【0055】<液体注入及びパッケージ>次に、本発明
の液体収納容器の物流時の形態として、容器への液体注
入及びパッケージについて図8を用いて説明する。
【0056】まず、液体の注入方法について説明する。
第1実施例の場合を例にとると、液体の入っていない容
器を用意し、液体収納室を液体で充填すると共に負圧発
生部材収納室にも液体収納容器の姿勢によらずに絶えず
負圧発生部材の境界層全体が液体を保持可能な量の液体
を充填する。このようにして所定量の液体を注入された
液体収納容器は、境界層が気体導入阻止手段として機能
することが出来るようになる。それぞれの室への液体の
注入方法は、公知の方法が利用できる。
【0057】次に、物流時の形態である、パッケージに
ついて説明する。上述の液体収納容器の製造方法(液体
注入方法)により所定量の液体を注入された容器を販売
するためには、物流時に大気連通口及びインク供給口を
密閉することが望ましい。そこで、パッケージを利用し
てこれらを密閉する。本発明のパッケージは、液体を注
入された容器の液体供給口14、及び大気連通部12を
密閉するシール手段を有するものとなる。
【0058】図8に示すパッケージの一例では、大気連
通部のシールは大気連通部密閉部材94で行ない、イン
ク供給口のシールは不図示のキャップにより行なってい
る。キャップの代りに後述する被覆部材でシールしても
よい。
【0059】この例では、大気連通部密閉部材94の一
部分はそのままインクタンクの端面を超えて延長され、
摘み部分90となっている。摘み部分の一部には摘み部
分であることを明確に表示させるための表示部91が形
成されている。この大気連通部密閉部材とキャップとの
まわりに、これらを被覆する筒状の被覆部材93が配置
されている。
【0060】このようなパッケージでは、大気連通部及
び液体供給口が密閉されているだけでなく、仕切り壁と
負圧発生部材収納室に収納される液体と協同して、液体
供給部から外部への液体供給時以外の連通部からの液体
収納室への気体の導入を阻止する気体導入阻止手段を備
えることで、姿勢によらず液体が外部に漏れ出るのを防
止することが出来る。
【0061】なお、上述のパッケージでは、ユーザは表
示部91の形成された摘み部90がまず目に入るので、
この摘み部分を掴んで、パッケージの開封作業を開始す
るようになる。すると、大気連通部密閉部材の端部92
により被覆部材が剥がれ、大気連通口が開封された後、
キャップを取り外すことが出来るようになる。このよう
に開封順序を規定することで、上述の気体導入阻止手段
とともに、開封時における液体供給口からの液体の漏れ
出しをより一層防止することが出来る。
【0062】<インクジェットヘッドカートリッジ>次
に、図9を用いて、本発明の液体収納容器を適用可能な
インクジェットヘッドカートリッジについて説明する。
【0063】図9において、116は液体収納容器(イ
ンクタンク)100の外側に弾性変形自在に一体に成形
されたレバー部材であり、その中間部に係止用突起が形
成されている。
【0064】20は、上述のインクタンク100が装着
されるヘッドカートリッジであり、本実施の形態では、
例えば、シアンC、マゼンタM、イエローYの各色のイ
ンクタンク100(100C、100M、100Y)を
収容する。ヘッドカートリッジ20の下部にはカラーイ
ンクジェットヘッド22が一体的に設けられている。カ
ラーインクジェットヘッド22はその複数の吐出口が下
向きに形成されている。なお、これらの記録ヘッドは、
インクジェット記録方式の中でも、インク吐出を行なわ
せるために利用されるエネルギーとして熱エネルギーを
発生する手段(例えば電気熱変換体等)を備え、その熱エ
ネルギーによりインクの状態変化を生起させる方式を用
いることにより記録の高密度化、高精細化を実現してい
る。
【0065】そして、インクタンク100は、図9
(A)に示す状態から、ヘッドカートリッジ20に、そ
のインク供給筒114がカラーインクジェットヘッド2
2の不図示のインク供給筒受け部に係合し、かつ、カラ
ーインクジェットヘッド22のインク通路筒がインク供
給筒114内に進入するように押し込まれる。すると、
レバー部材116の係止用突起116Aがヘッドカート
リッジ20の所定箇所に形成された不図示の突起に係合
し、図1(B)に示す正規の装着状態が得られる。な
お、このインクタンク100が装着された状態のヘッド
カートリッジ20は、後述するインクジェット記録装置
のキャリッジにさらに搭載されプリント可能状態とされ
る。
【0066】なお、上述の説明では、液体収納容器はヘ
ッドカートリッジと分離可能であるが、一体化していて
もよいことは言うまでもない。
【0067】<液体吐出記録装置>最後に、上述の液体
収納容器、あるいはインクジェットヘッドカートリッジ
を搭載可能な液体吐出記録装置の一例について、図10
を用いて説明する。
【0068】図10に示す記録装置において、95は液
体収納容器100(あるいは上述のインクジェットヘッ
ドカートリッジ)を着脱自在に搭載可能なキャリッジ、
96はヘッドの複数のオリフィスからのインク乾燥を防
止するためのヘッドキャップとヘッドの動作不良時に複
数のオリフィスからインクを吸引するための吸引ポンプ
とが組み込まれたヘッド回復ユニット、97は被記録媒
体としての記録用紙が搬送される給紙面である。
【0069】キャリッジ95は、回復ユニット96上で
の位置をホームポジションとしており、印刷は図中の左
方向へ走査しはじめることで開始される。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第一
の発明によれば、連通部近傍の負圧発生部材中には常に
液体が収納され、液体供給部から外部への液体供給時以
外の連通部から液体収納室への気体の導入を阻止するこ
とが出来るので、使用開始前の状態で物流を経ても安定
したインク供給を行えるインクタンクを提供することが
出来る。
【0071】その上で、第2の負圧発生部材と負圧発生
部材収納室を形成する筐体との間に設けられた隙間によ
り、第2の負圧発生部材中に取り込まれた空気は、仮に
膨張したとしてもこの隙間を介して大気連通部に速やか
に排出され、空気の膨張により外部にインクが漏れ出す
ことを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の液体収納容器の一例を説明するための
説明図である。
【図2】本発明を適用可能な液体収納容器の一例を説明
するための説明図である。
【図3】本発明の第1実施例の液体収納容器の一例を説
明するための模式的断面図である。
【図4】本発明の第2実施例の液体収納容器の一例を説
明するための模式的断面図である。
【図5】本発明の第3実施例の液体収納容器の一例を説
明するための模式的断面図である。
【図6】本発明の液体収納容器の変形例の要部を示す斜
視図である。
【図7】(a)〜(c)のそれぞれは、図6の構造を有
する液体収納容器の液体導出時の動作原理を説明するた
めの概略断面図である。
【図8】本発明の実施の一形態の液体収納容器パッケー
ジの一例を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の一形態の液体収納容器及びヘッ
ド一体型ホルダーを示す概略斜視図であり、(a)は装
着前、(b)は装着後の状態を示す。
【図10】本発明の液体収納容器を搭載可能な記録装置
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
12、112 大気連通口 14、114 液体供給口 32、132、232 負圧発生部材 34、134 負圧発生部材収納室 36、136 液体収納室 38、138 仕切壁 40、140 連通孔 42 リブ 44 バッファ室 146 圧接体 50、150 大気導入溝(大気導入路) L 液体−気体界面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接する第1及び第2の負圧発生
    部材を収納するとともに液体供給部と大気連通部とを備
    える負圧発生部材収納室と、該負圧発生部材収納室と連
    通する連通部を備えると共に実質的な密閉空間を形成す
    るとともに前記負圧発生部材へ供給される液体を貯溜す
    る液体収納室と、前記負圧発生部材収納室と前記液体収
    納室とを仕切るとともに前記連通部を形成するための仕
    切り壁と、を有する液体収納容器において、 前記第1及び第2の負圧発生部材の圧接部の界面は前記
    仕切り壁と交差し、 前記第1の負圧発生部材は前記連通部と連通するととも
    に前記圧接部の界面を介してのみ前記大気連通部と連通
    可能であると共に、前記第2の負圧発生部材は前記圧接
    部の界面を介してのみ前記連通部と連通可能であり、 前記圧接部の界面の毛管力が第1及び第2の負圧発生部
    材の毛管力より高く、かつ、液体収納容器の姿勢によら
    ずに前記圧接部の界面全体が液体を保持可能な量の液体
    が負圧発生部材収納室内に充填されているとともに、前
    記第2の負圧発生部材と前記負圧発生部材収納室を形成
    する筐体との間に隙間が設けられていることを特徴とす
    る液体収納容器。
  2. 【請求項2】 前記隙間は、前記筐体に設けられたリブ
    により形成されることを特徴とする請求項1に記載の液
    体収納容器。
  3. 【請求項3】 前記隙間は、前記第2の負圧発生部材の
    表面に設けられた凹凸部により形成されることを特徴と
    する請求項1に記載の液体収納容器。
  4. 【請求項4】 前記負圧発生部材収納室は、大気を導入
    するための大気導入路を前記仕切り壁の前記連通部近傍
    に備えるとともに、前記圧接部の界面と前記仕切り壁と
    の交差部分が、液体収納容器の使用時の姿勢において前
    記大気導入路の上端部より上方に設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載の液体収納容器。
  5. 【請求項5】 前記仕切り壁に、毛管力を発生させる毛
    管力発生部を備えることを特徴とする請求項4に記載の
    液体収納容器。
  6. 【請求項6】 前記第1の負圧発生部材の方が前記第2
    の負圧発生部材より毛管力が強いことを特徴とする請求
    項1に記載の液体収納容器。
  7. 【請求項7】 大気連通部と液体供給部とを備える液体
    収納容器を収納するパッケージにおいて、 前記容器は請求項1ないし7のいずれか1項に記載の液
    体収納容器であり、 該容器の大気連通部と液体供給部とを塞ぐシール手段と
    該シール手段の開封手段とを備えたことを特徴とするパ
    ッケージ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の液体収納容器と、該容器に収納される液体を吐出可能
    な液体吐出ヘッド部と、を備えたことを特徴とするイン
    クジェットヘッドカートリッジ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれか1項に記載
    の液体収納容器と、該容器に収納される液体を吐出可能
    な液体吐出ヘッド部と、前記液体収納容器の装着部と、
    を備えたことを特徴とする液体吐出記録装置。
JP29115399A 1999-10-13 1999-10-13 液体収納容器、該容器のパッケージ、該容器と記録ヘッドとを一体化したインクジェットヘッドカートリッジ及び記録装置 Withdrawn JP2001105621A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9211719B2 (en) 2012-12-28 2015-12-15 Canon Kabushiki Kaisha Ink tank

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