JP2001104549A - パチンコ機の電源装置 - Google Patents

パチンコ機の電源装置

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JP2001104549A
JP2001104549A JP28866399A JP28866399A JP2001104549A JP 2001104549 A JP2001104549 A JP 2001104549A JP 28866399 A JP28866399 A JP 28866399A JP 28866399 A JP28866399 A JP 28866399A JP 2001104549 A JP2001104549 A JP 2001104549A
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control
pachinko machine
ground
power
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Koji Hasunuma
光次 蓮沼
Kazuo Mishima
和雄 三島
Shuichi Kobayashi
修一 小林
Seiji Fukazawa
誠司 深沢
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源装置に制御装置のフレームグランドを集
約して配線作業の簡単化を図る。 【解決手段】 電源側出力部3と電源制御間配線側コネ
クタ21とが互いに嵌合され、第1制御側入力部12と
電源制御間配線側コネクタ22とが互いに嵌合されるこ
とにより、電源装置1と第1制御装置12とが電源制御
間配線20により接続される。第1制御側出力部14と
制御間配線側コネクタ24とが互いに嵌合され、第2制
御側入力部17と制御装置間配線側コネクタ25とが嵌
合されることにより、第1制御装置12と第2制御装置
16とが制御間配線23により接続される。電源側フレ
ームグランド9と導電性部材11とが止ねじ10により
結合される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機の電源
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ機の電力供給系統では、
パチンコ機より延設された電源プラグがAC100ボル
トをAC24ボルトに変換する島側電源(島トランス)
のコンセントに差込まれた状態において、店員がパチン
コ機の裏面に設けられた電源スイッチをオン操作する
と、AC24ボルトの電力が島側電源よりパチンコ機の
複数の制御装置に供給される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のパ
チンコ機の電力供給系統では、静電気等のノイズによる
複数の制御回路の誤動作防止のために、各制御装置にお
ける制御側グランドを個別に備え、これらの制御側グラ
ンドがリアプレートと呼ばれる鋼板のような鉄系金属板
製の導電部材に個々の配線で個別に接続された構造であ
るので、複数の配線を各制御装置と導電部材とに接続す
る配線作業が必要であった。
【0004】そこで、本発明は、電源装置に制御装置の
グランドを集約することにより配線作業が簡単となるパ
チンコ機の電力供給装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、パチ
ンコ機に組込まれ、パチンコ店の島側より入力された電
力をパチンコ機に設けられた制御装置に供給するパチン
コ機の電源装置であって、制御装置の制御側グランドを
電源装置の取付られるパチンコ機の導電性部材に接続す
る電源側グランドが設けられたことを特徴としている。
よって、本発明の構成によれば、電源装置と制御装置と
が接続されるだけで、制御側グランドが電源側グランド
を介して導電性部材に接続され、制御装置の静電気等の
ノイズによる誤動作防止が適切に図れる。又、本発明に
あっては、電源側グランドが複数の制御装置の制御側グ
ランドを集約する形態であれば、複数の制御側グランド
と導電性部材と間に電位差が生じることがなく、複数の
制御装置の静電気等のノイズによる誤動作防止がより適
切に図れる。又、本発明にあっては、電源側グランドと
これに接続されたフレームグランドとの間に電撃吸収部
品を備えれば、静電気の高電圧を導電性部材に徐々に放
電できる。又、本発明にあっては、電源装置が導電性ケ
ースを備え、このケースとフレームグランドとが電源装
置を導線性部材に取付けるねじで接続されれば、電源装
置の導電性部材への取付けに伴い制御側グランドと導電
性部材との接続ができる。又、本発明にあっては、制御
側グランドと電源側グランドとが配線で接続されれば、
制御装置を電源装置に配線で接続するのに伴い制御側グ
ランドと導電性部材との接続ができる。又、本発明にあ
っては、制御側グランドと電源側グランドとを接続する
配線がコネクタ接続されれば、制御側グランドと電源側
グランドとの接続が確実である。又、本発明にあって
は、導電性部材が前枠の裏面に取付けられるリアプレー
トであれば、ノイズ防止専用の導電性部材が省ける。
又、本発明にあっては、電源側グランドがフレームグラ
ンドに電源装置の回路基板のフレームグランドパターン
接続部を介して接続されれば、電源装置の構造が簡単と
なる。又、本発明にあっては、フレームグランドパター
ン接続部が回路基板のケースへのねじによる結合部分に
設けられれば、回路基板をケースにねじで取付けること
でフレームグランドパターン接続部がケースにより適切
に接続できる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図4は本発明の一実施形態
であって、図1は電源装置1の概念を示し、図2は電源
装置1の回路を示し、図3は電源装置1の機構を示し、
図4は電源装置1のパチンコ機への取付構造を示す。
【0007】図1を参照し、電源装置1について説明す
る。2は電源装置1のコネクタからなる電源側入力部、
3は電源装置1のコネクタからなる電源側出力部、4は
電源側入力部2にコネクタ4aを介して接続された電源
側配線、5は電源側配線4の先端に設けられた電源プラ
グ、6は電源スイッチ、7は電源装置1の内部に設けら
れた交直変換部、8は電源装置1の内部に設けられた電
源側グランド、9は電源装置1の内部に設けられた電源
側フレームグランド、10は電源側フレームグランド9
をリアプレートのような導電性部材11に接続した金属
のような導電性の止ねじ或いは配線等の接続具、12は
電気的機能部品としての第1制御装置、13は第1制御
装置12のコネクタからなる第1制御側入力部、14は
第1制御装置12のコネクタからなる第1制御側出力
部、15は第1制御装置12の内部に設けられた第1制
御側グランド、16は電気的機能部品としての第2制御
装置、17は第2制御装置16のコネクタからなる第2
制御側入力部、18は第2制御装置16の内部に設けら
れた第2制御側グランド、20は電源装置1と第1制御
装置12とを接続するための電源制御間配線、21;2
2は電源制御間配線20の両端に設けられた電源制御間
配線側コネクタ、23は第1制御装置12と第2制御装
置16とを接続するための制御間配線、24;25は制
御間配線23の両端に設けられた制御間配線側コネクタ
である。
【0008】そして、電源側出力部3と電源制御間配線
側コネクタ21とが互いに嵌合され、第1制御側入力部
13と電源制御間配線側コネクタ22とが互いに嵌合さ
れることにより、電源装置1と第1制御装置12とが電
源制御間配線20により接続される。第1制御側出力部
14と制御間配線側コネクタ24とが互いに嵌合され、
第2制御側入力部17と制御装置間配線側コネクタ25
とが嵌合されることにより、第1制御装置12と第2制
御装置16とが制御間配線23により接続される。電源
側フレームグランド9と導電性部材11とが接続具10
により結合される。よって、第1制御側グランド15と
第2制御側グランド18とが電源制御間配線20と制御
間配線23とフレームグランド9と接続具10を介して
導電性部材11に接続される。つまり、電源装置1と第
1制御装置12とが電源制御間配線20でコネクタ接続
され、第1制御装置12と第2制御装置16とが制御間
配線23でコネクタ接続されるだけで、第1制御側グラ
ンド15と第2制御側グランド18とが導電性部材11
に接続される。第1制御側グランド15と第2制御側グ
ランド18と導電性部材11と間に電位差が生じること
はない。このため、第1制御装置12と第2制御装置1
6との制御側グランドの電位レベルが安定化されるの
で、静電気等のノイズによる誤動作防止が適切に図れ
る。又、プラグ5が島側トランスのような島側電源部2
6の出力側に嵌合され、電源スイッチ6がオン動作され
ると、AC24ボルトの電力が島側電源部26から交直
変換部7に入力され、交直変換部7が交流を直流に変換
し、直流電源が電源装置1から第1制御装置12に供給
されると共に第1制御装置12を経由して第2制御装置
16に供給される。
【0009】この実施形態の場合、第1制御装置12は
ボードマイコンのようなコンピュータを内蔵し遊技全般
の制御処理を実行する遊技制御装置であって、各種検出
スイッチから入力された検出信号による遊技に対する処
理結果であるコマンドを第2制御装置16に一方向に出
力する。各種検出スイッチは、ゲージ盤と呼ばれる遊技
盤の入賞口に入賞した球を検出する入賞球検出スイッ
チ、タンクへの補給有無を検出する補給スイッチ、払出
すべき賞球が賞球払出機構に準備されているか否かを検
出する賞球待機スイッチ、賞球払出機構より払出された
賞球数を検出する賞球計数スイッチ、上皿より下皿に流
下して所定位置より上位にオーバフローしたオーバーフ
ロー球を検出するオーバフロースイッチ等である。
【0010】第2制御装置16は第1制御装置12から
入力されたコマンドに対応する処理結果により各種電気
部品を駆動する制御装置であって、これには例えば特別
図柄制御装置、表示灯制御装置、効果音制御装置、球払
出制御装置、球発射制御装置、等がある。特別図柄制御
装置、表示灯制御装置、効果音制御装置、球払出制御装
置はボードマイコンのようなコンピュータを内蔵してい
る。
【0011】特別図柄制御装置は第1制御装置12から
入力されたコマンドにより図柄をパチンコ機のセンター
役物として設けられた液晶やLED又はCRT或いはプ
ラズマディスプレイ等の表示器に表示するための制御を
行う。第1制御装置12より特別図柄制御装置へのコマ
ンドの種類には、デモ表示、左図柄変動開始、中図柄変
動開始、右図柄変動開始、左図柄変動停止(停止図柄指
示)、中図柄変動停止(停止図柄指示)、右図柄変動停
止(停止図柄指示)、大当り決定表示、大当り中表示、
大入賞口Vスイッチ入賞表示、大当り終了表示、カウン
トエラー表示、賞球エラー表示等がある。
【0012】表示灯制御装置は第1制御装置12から入
力されたコマンドによりパチンコ機に設けられた表示灯
を点灯又は点滅するための制御を行う。第1制御装置1
2から効果音制御装置へのコマンドの種類には、デモ表
示、特別図柄変動中表示、リーチ(左、中図柄一致)表
示、大当り決定表示、大当り中表示、大当り終了表示、
エラー表示、大入賞口V入賞表示灯表示、大入賞口V入
賞表示灯消灯、保留記憶表示灯1個表示、保留記憶表示
灯2個表示、保留記憶表示灯3個表示、保留記憶表示灯
4個表示、保留記憶表示灯全消灯、賞球表示灯表示、賞
球表示灯消灯、完了表示灯表示、完了表示灯消灯等があ
る。
【0013】効果音制御装置は第1制御装置12から入
力されたコマンドにより効果音をパチンコ機に設けられ
たスピーカで発生するための制御を行う。第1制御装置
12から効果音制御装置へのコマンドの種類には、図柄
始動口入賞音、特別図柄変動中音、リーチ音、特別図柄
停止音、大当り決定音、大当り中音、大当り終了音、エ
ラー音等がある。
【0014】球払出制御装置は、第1制御装置12から
入力されたコマンドにより球払出機構の電動アクチュエ
ータを駆動して賞球を払出すための制御と、プリペード
カード対応のパチンコ機の場合における球貸出スイッチ
からインターフェース基板を介して入力された球貸指示
により球払出機構の電動アクチュエータを駆動して貸球
を払出すための制御とを行う。第1制御装置12から球
払出制御装置へのコマンドの種類には、賞球禁止、賞球
許可、発射禁止、発射許可、賞球払出数等がある。
【0015】球発射制御装置は第1制御装置12から球
払出制御装置を介して入力された発射許可が入力された
状態において遊技者が球発射機構中のハンドルを操作す
ることにより球発射機構中の電動アクチュエータをハン
ドルの操作量に応じて駆動するための制御を行う。
【0016】図2を参照し、電源装置1に図1の概念と
交流直流変換機能とを取入れた電気的な構成について説
明する。31はヒューズ又はブレーカ等の入力側過電流
保護回路である。32は100ボルト検出回路であっ
て、図1の電源側入力部2に相当する電源側入力部47
及び過電流保護回路31を通じて供給されるAC電源を
整流すると共に平滑し、その平滑電源から電源側入力部
47に接続されたAC電源を検出する。
【0017】そして、100ボルト検出回路32は、A
C100ボルト電源が接続されたことを検出した場合は
リレー制御回路35へのリレー駆動電源の供給を遮断
し、電源側入力部47に島側電源部26が接続された場
合は上記平滑電源をリレー駆動電源としてリレー制御回
路35へ供給する。34はアラーム内部表示回路であっ
て、100ボルト検出回路32がAC100ボルトを検
出することにより電源装置1の外側に表示するためのL
EDのような表示電気部品を駆動する。リレー制御回路
35は、100ボルト検出回路32からのリレー駆動電
源と、電源スイッチ56のオン又オフ動作に基づくスイ
ッチ入力回路36からのスイッチ入力信号及び過電圧検
出回路43からの過電圧検出信号とにより、リレー33
のリレーコイル33aへの電力供給又は遮断を制御す
る。
【0018】つまり、100ボルト検出回路32がAC
100ボルトを検出せず、過電圧検出回路43が過電圧
を検出していない場合、リレー制御回路35は電源スイ
ッチ56のオン又はオフ動作に応じてリレーコイル33
aに電力を供給又は遮断する。36はスイッチ入力回路
であって、人為操作によりオン位置又はオフ位置の2位
置を保持する機能を有する電源スイッチ56のオン又は
オフ動作によるスイッチ入力信号をリレー制御回路35
に出力する。電源スイッチ56はスイッチ入力回路36
に接続されたコネクタからなるスイッチ入力部55にコ
ネクタ接続される。電源スイッチ56、スイッチ入力部
55、リレー制御回路35、リレー33それぞれは、図
1の電源スイッチ6に相当するものである。
【0019】37はノイズフィルタであって、入力側過
電流保護回路31よりリレー接点33bを経由して入力
されたAC24ボルトの交流電力に乗ってきた電源ライ
ンノイズを除去すると共にAC24ボルトを後段の全波
整流回路38に出力する。全波整流回路38はノイズフ
ィルタ37より入力されたAC24ボルトの交流電力を
全波整流して後段の力率改善回路39に出力する。力率
改善回路39は全波整流回路38より入力された電力の
力率を改善して後段の平滑コンデンサによる平滑回路4
0に出力する。力率改善回路39としては、昇圧型チョ
ッパコンバータによるアクティブフィルタ又はチョーク
コイルによるチョークインプットの何れかにより形成さ
れる。アクティブフィルタの場合は全波整流回路38よ
り入力された脈流を数十KHz以上の周波数で全周期に
わたりスイッチングすることにより、力率を改善する。
つまり、電流波形がスイッチング電流の各周期毎の平均
値となり、負荷に大きなコンデンサが存在しても、係る
コンデンサが抵抗負荷と等価となり、スイッチング電流
がマクロ的にはサインカーブとなって流れ、高調波を低
減する。チョークインプットの場合はチョークコイルが
平滑回路40の平滑コンデンサに充電するピーク電流を
抑制して力率を改善する。チョークインプットの場合は
昇圧しないので、出力電圧は24ボルトの√2(ルート
2)倍の電圧から損失を引いたピーク電圧となる。
【0020】平滑回路40はアクティブフィルタで昇圧
された電圧を充電又はチョークインプットでピーク電流
が抑制された電圧を充電することにより、平坦な電圧波
形として後段の過電流検出回路41に出力する。過電流
検出回路41は平滑回路40と12ボルト電源回路(1
2V電源回路)42とに接続され、12ボルト電源回路
42への流入電流を監視している。もしも、12ボルト
電源回路42にコネクタからなるDC12ボルト出力部
45を介して接続された図1の第1制御装置12が短絡
した場合、上記監視している流入電流も異常に増加する
ため、過電流検出回路41は過電流と判断しその判断結
果を12ボルト電源回路42へ伝達する。12ボルト電
源回路42では過電流検出回路41からの過電流検出信
号を受けて、自らの出力電圧若しくは出力電流或いは双
方を低下させることで自らを保護する。12ボルト電源
回路42は平滑回路40より過電流検出回路41を経由
して入力された電圧をDC12ボルトの定電圧として過
電圧検出回路43に出力する、シリーズレギュレータ、
スイッチングレギュレータ等のうちの1つにより構成さ
れる。
【0021】過電圧検出回路43は12ボルト電源回路
42より入力された電圧を検出し、検出電圧がDC12
ボルトより大きい場合はリレー制御回路35に過電圧検
出信号を出力し、検出電圧がDC12ボルト以下の場合
は動作せずそのままDC12ボルトを後段の電源表示回
路44及び後段のDC12ボルト出力部45に出力す
る。電源表示回路44は平滑回路40より過電圧検出回
路43を経由して入力されるDC12ボルトにより電源
装置1がオン動作していることを電源装置1の外側に表
示するためのLEDのような図3の表示器71を駆動す
る。46はDC12ボルト出力部45に対するサージア
ブソーバであって、DC12ボルト出力部45のグラン
ド側をフレームグランド60にノイズ除去の目的で接続
する電撃吸収部品である。
【0022】47は前記電源側入力部2に相当するコネ
クタからなる電源側入力部であって、島側電源部26の
出力部に接続される2つの給電接続部と、電源装置1が
搭載される図1の導電性部材11に接続するためのフレ
ームグランド接続部とを有する。このフレームグランド
接続部にはフレームグランド57が接続されている。4
8はリレー接点33bとノイズフィルタ37との間より
AC24ボルトを取出すコネクタからなるAC24ボル
ト出力部である。49はAC24ボルト出力部48に対
するヒューズのような出力側過電流保護素子である。5
0;51はAC24ボルト出力部48に対するサージア
ブソーバであって、AC24ボルト出力部48をフレー
ムグランド58にノイズ除去の目的で接続する電撃吸収
部品である。52は全波整流回路38と力率改善回路3
9との間よりDC24ボルトを取出すコネクタからなる
DC24ボルト出力部である。53はDC24ボルト出
力部52に対するヒューズのような出力側過電流保護素
子である。54はDC24ボルト出力部52に対するサ
ージアブソーバであって、DC24ボルト出力部52の
グランド側をフレームグランド59にノイズ除去の目的
で接続する電撃吸収部品である。DC12ボルト出力部
45、AC24ボルト出力部48、DC24ボルト出力
部52それぞれは、図1の電源側出力部3に相当するも
のである。AC24ボルト出力部48に接続される需要
側部品としては例えばプリペードカードユニットであ
る。DC24ボルト出力部52に接続される需要側部品
としては、例えば、ランプ制御回路で制御されるランプ
や発射制御回路等で制御される発射ソレノイドのような
発射アクチュエータである。
【0023】要するに、図2では、電源スイッチ56が
開いている場合、リレーコイル33aに電力が供給さ
れ、リレー接点33bが閉じるので、入力側過電流保護
回路31とノイズフィルタ37と全波整流回路38と平
滑回路40と12ボルト電源回路42とからなる交直変
換回路(交流を直流に変換する回路)及び力率改善回路
39により定電圧化された直流電力を得ることができ
る。逆に、電源スイッチ56が閉じている場合、リレー
コイル33aへの電力が遮断され、リレー接点33bが
開くので、電源装置1がオフ動作となる。
【0024】図2ではサージアブソーバ46;50;5
1;54を用いたが、これはバリスタ、コンデンサ、抵
抗器等の何れか1つの部品又はそれらの複合部品で形成
しても良い。また、サージアブソーバ46;50;5
1;54を用いたが、これはバリスタ、コンデンサ、抵
抗器等の何れか1つの部品又はそれらの複合部品を省く
ことも可能である。
【0025】図2おけるGND8a;8b;8cは、図
1に示すグランド8に相当するものである。フレームグ
ランド57〜60は、電源装置1の図3に示す回路基板
66のパターン配線上に構成され、そのパターン配線上
の一部がレジストで覆われていない図4に示すフレーム
グランド接続用パターン部66aとして設けられてい
る。
【0026】図3を参照し、電源装置1の機構的な構造
について説明する。電源装置1は、アルミニウムからな
るL字形の放熱板65と図外の交直変換部品とが実装さ
れた回路基板66が鋼板のような鉄系金属からなるケー
スベース67の上に収納され、鋼板のような鉄系金属か
らなるケースカバー68が回路基板66に被せられると
共に放熱板65と係合された後、金属製の止ねじ69が
ケースカバー68の脚部68aより回路基板66を経由
しケースベース67に締結される。又、金属製の止ねじ
70が回路基板66よりケースベース67に締結され
る。これによって、電源装置1が組立てられる。回路基
板66のケースベース67とケースカバー68とで囲ま
れた内部空間に格納された部分には、図2の入力側過電
流保護回路31、100ボルト検出回路32、リレー3
3、アラーム内部表示回路34、リレー制御回路35、
スイッチ入力回路36、ノイズフィルタ37、全波整流
回路38、力率改善回路39、平滑回路40、過電流検
出回路41、12ボルト電源回路42、過電圧検出回路
43、電源表示回路44、サージアブソーバ46;5
0;51;54、フレームグランド57;58;59;
60等が実装される。
【0027】回路基板66のケースベース67とケース
カバー68とからなる電源ケースより外側に突出する部
分には、図2の電源側入力部47、スイッチ入力部5
5、AC24ボルト出力部48、DC24ボルト出力部
52、DC12ボルト出力部45、過電流保護素子4
9,53、表示器71が実装される。AC24ボルト出
力部48、DC24ボルト出力部52、DC12ボルト
出力部45は単一のコネクタ72により形成される。ケ
ースカバー68の外側面には中継ユニット75が止ねじ
76;77により取付けられる。
【0028】中継ユニット75は透視性の有る合成樹脂
からなる密封箱型の中継ケースに図外の回路基板を内蔵
し、中継ケースの上面に電源スイッチ56、中継用コネ
クタ78、DC24ボルト粗整流出力側コネクタ79、
AC24ボルト出力側コネクタ80、スイッチ中継用コ
ネクタ81を備える。
【0029】DC24ボルト粗整流出力側コネクタ79
に接続される需要側部品としては、例えば、ランプ制御
回路で制御されるランプや発射制御回路等で制御される
発射ソレノイドのような発射アクチュエータである。A
C24ボルト出力側コネクタ80に接続される需要側部
品としては例えばプリペードカードユニットである。。
スイッチ中継用コネクタ81には電源スイッチ56が中
継ユニット75の回路基板のパターン配線を介して接続
され、スイッチ中継用コネクタ81とスイッチ入力部5
5とが配線で接続される。
【0030】つまり、図3では電源装置1のケース68
の外側面に着脱自在に取付けられているので、電源スイ
ッチ56が故障した場合、電源スイッチ56のみを交換
することができる。
【0031】図4を参照し、電源装置1のパチンコ機へ
の取付けについて説明する。電源装置1のケースベース
67に形成されたステー係合部67aがパチンコ機の前
枠85に設けれられた電源ステー86の係合孔部86a
に上方より嵌め込まれる。これによって、回路基板66
のケースカバー68より外側に突出した部分に設けられ
た図3の電源側入力部47、スイッチ入力部55、過電
流保護素子49;53、表示器71、コネクタ72は下
部となる。又、金属製のような導電性の止ねじ87が電
源装置1のケースベース67に形成された装置取付部6
7bより前枠85に取付けられた導電性部材88の電源
取付孔部88aに締結される。
【0032】又、回路基板66はフレームグランド接続
用パターン部66aを止ねじ69を挿入する貫通孔周り
の裏面に有する。又、回路基板66は、図外のフレーム
グランド接続用パターン部を、図3の止ねじ70を挿入
する貫通孔周りの裏面にも有する。フレームグランド接
続用パターン部66a及び図外のフレームグランド接続
用パターン部は図2のフレームグランド57〜60と同
一パターン配線上に形成されている。フレームグランド
接続用パターン部66a及び図外のフレームグランド接
続用パターン部はケースベース67の基板取付孔部67
cに接触している。これによって、電源装置1が前枠8
5の裏面に導電性部材88を介して取付けられた状態に
おいて、フレームグランド接続用パターン部66aが基
板取付孔部67cよりケースベース67、装置取付部6
7b、電源取付孔部88aを介して導電性部材88に接
続される。
【0033】結果として、図1の第1制御装置12と第
2制御装置16とが制御間配線23で接続され、当該第
1制御装置12に接続された図1の電源制御間配線20
のコネクタ21が図3のコネクタ72に嵌合されること
により、第1;第2制御装置12;16のグランド1
5;18がフレームグランド接続用パターン部66a及
び図外のフレームグランド接続用パターン部、基板取付
孔部67c、ケースベース67、装置取付部67b、電
源取付孔部88a、止ねじ87を介して導電性部材88
に接続される。止ねじ87が図1の接続具10に相当す
るものである。
【0034】前記実施形態ではリレー接点33bがノー
マルオープン接点としたがノーマルクローズ接点に形成
することも可能である。
【0035】前記実施形態では電源スイッチ56を人為
操作することによりオン・オフ動作させたが、電源スイ
ッチ56の代わりにパチンコ店の営業を管理するホール
コンピュータをスイッチ入力部55に配線し、ホールコ
ンピュータからの出力信号によりリレー33を上記人為
操作に代えて電気的に操作することも可能である。この
ことにより、従来島設備の方で島毎に個別に行っていた
パチンコ機の電源装置1に対するオン・オフをホールコ
ンピュータで制御することができる。この場合、ホール
コンピュータが電源スイッチ56に相当することは勿論
である。
【0036】前記実施形態では第2制御装置16を第1
制御装置12を介して電源装置1に接続したが、第1及
び第2制御装置12;16を電源装置1に個別に接続す
ることも可能である。
【0037】図2に、平滑回路40より過電流検出回路
41を経由して入力された電圧をDC5ボルトの定電圧
として出力する5ボルト電源回路を付加し、この5ボル
ト電源回路から出力されたDC5ボルトを図1の第1制
御装置12や第2制御装置16の動作電源として使用す
ることも可能である。この場合、第1;第2制御装置1
2;16を電源装置1に並列接続しても良い。
【0038】図4では接続具10に相当するねじとして
止ねじ87つまりボルトを用いたが、接続具10は電源
取付孔部88aに接合されたねじ棒とこのねじ棒に装着
されるナットとからなるねじ手段、或いは、電源取付孔
部88aに挿入されるボルトとこのボルトに装着される
ナットとからなるねじ手段により構成しても良い。ま
た、止ねじ87が導電性を有することにより、ケースベ
ース67と電源取付孔部88aとの接触、及び、止ねじ
87によるケースベース67と電源取付孔部88aとの
接触により、ケースベース67と導電性部材88との接
続を図ったが、止ねじ87が絶縁性を有し、ケースベー
ス67と電源取付孔部88aとの接触によりケースベー
ス67と導電性部材88との接続を採ることも可能であ
る。また、止ねじ87は金属以外の導電性粒子を内包す
る導電性合成樹脂又は合成樹脂の表面を導電層で被覆し
た形態でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電源装置を示す概
念図。
【図2】 同実施形態の電源装置を示す回路構成図。
【図3】 同実施形態の電源装置の機構を示す斜視図。
【図4】 同実施形態の電源装置の前枠への取付構造を
示す断面図。
【符号の説明】
1 電源装置 3 電源側出力部 9 フレームグランド 10;87 止ねじ 11 導電性部材 46;54 サージアブソーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 修一 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 (72)発明者 深沢 誠司 群馬県桐生市広沢町2丁目3014番地の8 株式会社平和内 Fターム(参考) 2C088 BC56 EA10 EA46

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機に組込まれ、パチンコ店の島
    側より入力された電力をパチンコ機に設けられた制御装
    置に供給するパチンコ機の電源装置であって、制御装置
    の制御側グランドと接続される電源側グランドをパチン
    コ機に設けられた導電性部材に接続するためのフレーム
    グランドが設けられたことを特徴とするパチンコ機の電
    源装置。
  2. 【請求項2】 電源側グランドが複数の制御側グランド
    を集約したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機
    の電源装置。
  3. 【請求項3】 電源側グランドとこれに接続されたフレ
    ームグランドとの間に電撃吸収部品を備えたことを特徴
    とする請求項1記載のパチンコ機の電源装置。
  4. 【請求項4】 電源装置が導電性を有するケースを備
    え、このケースとフレームグランドとが電源装置を導電
    性部材に取付けるねじで接続されたことを特徴とする請
    求項1記載のパチンコ機の電源装置。
  5. 【請求項5】 制御側グランドと電源側グランドとが配
    線で接続されたことを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ機の電源装置。
  6. 【請求項6】 制御側グランドと電源側グランドとを接
    続する配線がコネクタ接続されたことを特徴とする請求
    項4記載のパチンコ機の電源装置。
  7. 【請求項7】導電性部材が前枠の裏面に取付けられるリ
    アプレートであるこを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ機の電源装置。
  8. 【請求項8】 フレームグランドが電源装置の回路基板
    のフレームグランドパターン接続部を介して接続された
    ことを特徴とする請求項1記載のパチンコ機の電源装
    置。
  9. 【請求項9】 フレームグランドパターン接続部が回路
    基板のケースへのねじによる結合部分に設けられたこと
    を特徴とする請求項8記載のパチンコ機の電源装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010038063A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Sanden Corp 可変容量圧縮機の制御システム
JP2011152200A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2018202026A (ja) * 2017-06-08 2018-12-27 株式会社オリンピア 遊技機
US20220181988A1 (en) * 2019-10-29 2022-06-09 Daikin Industries, Ltd. Control power source apparatus

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