JP2001103791A - 動力発生装置 - Google Patents

動力発生装置

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JP2001103791A
JP2001103791A JP27467799A JP27467799A JP2001103791A JP 2001103791 A JP2001103791 A JP 2001103791A JP 27467799 A JP27467799 A JP 27467799A JP 27467799 A JP27467799 A JP 27467799A JP 2001103791 A JP2001103791 A JP 2001103791A
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solar cell
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voltage
power
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Shoichi Tsuchiya
昭一 土屋
Aya Nishikawa
綾 西川
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Tokico Ltd
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Tokico Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は太陽電池の発電電力で誘導電動機を
始動する際のトルク不足を解消することを課題とする。 【解決手段】 動力発生装置10は、太陽電池12を電
源としており、太陽電池12で発電された電力がダイオ
ード20、インバータ22を通して誘導電動機14に供
給されてポンプ26を運転する。制御回路18は、日射
量が少ないときは、トランジスタ21をオンにして太陽
電池12の短絡電流を電流センサ16で測定し、始動可
能な電流値Iaとなるまで待つ。そして、制御回路18
は、太陽電池12で発電された電流が電流値Iaに達し
た時点でインバータ22をf=(V/2.5)−10と
なる低周波数制御にて運転を開始する。制御回路18の
周波数制御により誘導電動機14を効率的に運転するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動力発生装置に係
り、特に太陽電池により発電された電力で誘導電動機を
動作させて駆動力を発生させるよう構成された動力発生
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池で発電された電力を誘導電動機
に供給して駆動力を発生させる動力発生装置の開発が進
められている。この種の太陽電池を電源とする動力発生
装置においては、例えば太陽電池で発電された電力を誘
導電動機に供給してポンプを駆動するポンプ駆動システ
ム等に適用されることが考えられている。
【0003】一般に誘導電動機は、耐久性が高いので広
く使われている。しかしながら、誘導電動機の場合、始
動開始となる始動時の負荷が大きいので、始動時には通
常の運転時よりも大きい電流が必要となる。一方、太陽
電池は、太陽光を受光して発電が行えるので、外部から
の電源を供給するための電源ケーブルが不要であり、且
つメンテナンスが不要であるので、屋外に設置されるシ
ステムの電源として広く用いられている。しかしなが
ら、太陽電池は、日射量に応じて発電量が変化するた
め、晴天の日の場合、朝夕の発電量が低く、昼頃の発電
量が最大となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような太陽電池及び誘導電動機を用いた動力発生装置で
は、太陽電池から誘導電動機に供給される電力がそのと
きの日射量に応じて変化すると共に、誘導電動機の特性
上、始動時に大きな電流を必要とするため、誘導電動機
の運転時に必要な電流を供給するように設定されている
と、トルク不足で誘導電動機を始動できない場合があ
る。
【0005】また、誘導電動機の始動時に必要な電流を
確保するため、太陽電池の枚数を増やして発電電力を増
大させることが考えられるが、誘導電動機の通常運転時
には発電電力が無駄になるといった問題がある。そこ
で、本発明は上記課題を解決した動力発生装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は以下のような特徴を有する。上記請求項1
記載の発明は、太陽光を受光して発電を行う太陽電池
と、該太陽電池で発電された電力を直流から矩形波状の
交流に変換するインバータと、該インバータを介して供
給される交流電力により駆動される誘導電動機と、前記
太陽電池の発電電圧の変化に応じて周波数制御を行い、
前記誘導電動機の始動時に行う低周波数制御と前記誘導
電動機の運転時に行う高周波数制御とを選択的に切り替
える制御手段と、を備えてなることを特徴とするもので
ある。
【0007】従って、請求項1記載の発明によれば、誘
導電動機の始動時に低周波数制御を行って誘導電動機に
供給される電流を大きくすることができ、誘導電動機の
始動をスムーズに行うことができると共に、誘導電動機
の運転時に高周波数制御を行って太陽電池により発電さ
れた電力を有効に利用することができる。また、請求項
2記載の発明は、前記請求項1記載の動力発生装置であ
って、複数の太陽電池を前記誘導電動機の始動時に並列
接続し、前記誘導電動機の運転時に複数の太陽電池を直
列接続に切り替える切替手段を備えてなることを特徴と
するものである。
【0008】従って、請求項2記載の発明によれば、複
数の太陽電池を誘導電動機の始動時に並列接続し、誘導
電動機の運転時に複数の太陽電池を直列接続に切り替え
るため、始動時に誘導電動機に供給される電流を大きく
することができ、誘導電動機の始動をスムーズに行うこ
とができると共に、誘導電動機の運転時に誘導電動機に
供給される電圧を高めることができ、誘導電動機を効率
良く運転することができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、前記請求項
1記載の動力発生装置であって、前記誘導電動機の始動
時に前記太陽電池からの発電電圧を降圧することにより
電流を大きくする降圧手段を備えてなることを特徴とす
るものである。従って、請求項3記載の発明によれば、
誘導電動機の始動時に太陽電池からの発電電圧を降圧す
ることにより、始動時に誘導電動機に供給される電流を
大きくすることができ、誘導電動機の始動をスムーズに
行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面と共に本発明の実施の
形態について説明する。図1は本発明になる動力発生装
置の一実施例の構成を示す系統図である。図1に示され
るように、動力発生装置10は、太陽電池12を電源と
しており、太陽電池12で発電された電力がダイオード
20、インバータ22を通して誘導電動機14に供給さ
れてポンプ26を運転するように構成されている。
【0011】太陽電池12から出力された電流は、電流
センサ16により測定されており、電流センサ16の検
出信号は、制御回路18に出力される。ダイオード20
は、アノード20aとカソード20bとよりなり、アノ
ード20aが太陽電池12と接続されており、カソード
20bがインバータ22と接続されている。トランジス
タ21は、NPNトランジスタであり、コレクタ21a
が太陽電池12及びダイオード20のアノード20aと
接続されている。また、トランジスタ21のエミッタ2
1bは、接地されている。また、トランジスタ21のベ
ース21cには、制御回路18が接続されている。そし
て、トランジスタ21は、制御回路18からの信号がH
レベルのとき、オンになり、制御回路18からの信号が
Lレベルのとき、オフになる。
【0012】制御回路18は、太陽電池12の発電電力
が日射量の変化に応じて変動するため、電流センサ16
により測定された電流が所定値以下(誘導電動機14を
駆動可能とする電流値以下)であるときHレベルの信号
をベース21cに出力してトランジスタ21をオンにす
る。これにより、太陽電池12で発電された電力は、ト
ランジスタ21を通してアースされる。
【0013】また、電流センサ16により測定された電
流が所定値以上(誘導電動機14を駆動可能とする電流
値以上)であるときLレベルの信号をベース21cに出
力してトランジスタ21をオフにする。これにより、太
陽電池12で発電された電力は、ダイオード20を通し
てコンデンサ24に充電される。インバータ22は、太
陽電池12及びコンデンサ24から入力された直流電圧
の極性を切替えて矩形波状の交流電圧を出力する。従っ
て、インバータ22から誘導電動機14に供給される交
流電圧の波高値は、入力の直流電圧の波高値と等しい。
【0014】誘導電動機14は、インバータ22から交
流電圧が供給されると、ポンプ26を駆動する。図2は
太陽からの日射量の変化とトランジスタ21のオン・オ
フの切替えを示すグラフである。図2に示されるよう
に、その日の朝と夕方の時間帯になると、日射量が減少
し、昼間の時間帯は日射量が増大する。そのため、図2
に示すの範囲では、トランジスタ21をオンにし、
の範囲ではトランジスタ21をオフにする。
【0015】誘導電動機14は、一定速度で運転する特
性を有しており、入力電力が低下すると、トルク不足と
なる。また、誘導電動機14は、始動時に最大電流を必
要とし、日射量が低下しているときは発電の電流値が十
分でなく、始動が困難になる。そこで、制御回路18
は、日射量が少ないときは、トランジスタ21をオンに
して太陽電池12の短絡電流を電流センサ16で測定
し、始動可能な電流値Iaとなるまで待つ。そして、制
御回路18は、太陽電池12で発電された電流が電流値
Iaに達した時点でインバータ22をf=(V/2.
5)−10となる低周波数制御にて運転を開始する。
【0016】図3は周波数と電圧との関係を示すグラフ
である。図3に示されるように、周波数fが10Hzの
とき電圧Vが50V、周波数fが30Hzのとき電圧V
が100V、周波数fが50Hzのとき電圧Vが200
Vになる。また、電流が電流値Iaに達すると、トラン
ジスタ21をオフにして太陽電池12で発電された電力
をインバータ22へ供給する。インバータ22では、入
力された直流電圧を交流に変換して誘導電動機14に供
給する。誘導電動機14が始動して回転が上昇するにつ
れて必要な電流は減少する。これに伴って、インバータ
22に供給される電圧は、上昇する。そして、インバー
タ22は、電圧の上昇に伴い周波数を上昇させる。
【0017】すなわち、インバータ22は、電圧が10
0Vに達すると、周波数を30Hzに制御する。そし
て、電圧が100V以上になると、周波数をf=(V/
5)+10となるように高周波数制御を行う。ここで、
ポンプ26に供給される交流電圧(周波数30Hz、電
圧100V)は、ポンプ26が揚水するのに最低必要な
周波数である。すなわち、ポンプ26の揚程により周波
数を変える必要がある。このときの電力は、始動時に必
要な電力より小さいため、誘導電動機14を始動できれ
ば30Hz、100V以上で運転できる。
【0018】このように、制御回路18の周波数制御に
より誘導電動機14を効率的に運転することができる。
また、誘導電動機14は、始動時に周波数を極端に下げ
ることにより、始動電流を大幅に下げることができる。
その結果、ポンプ26が揚水するのに最低必要な電流を
確保することができる。従って、動力発生装置10で
は、太陽電池12で発電された電力が比較的小さな電流
でも周波数制御を行うことにより太陽電池12の数を増
やすことなくポンプ26を始動することができると共
に、太陽電池12からの入力電力に応じた運転が可能に
なり、誘導電動機14の運転効率を高めることができ
る。
【0019】また、ポンプ26を運転しているときは
(図2中、)、日射量が低下すると電圧が低下する。
制御回路18は、100V以下になると、トランジスタ
21をオンにしてインバータ22を停止する。そして、
太陽電池12の短絡電流を電流センサ16で測定し、始
動可能な電流値Iaとなるまで待つ。図4は制御回路1
8が実行する制御処理のフローチャートである。
【0020】図4に示されるように、制御回路18は、
ステップS11(以下「ステップ」を省略する)で電流
センサ16により測定された電流iを読み込む。次のS
12では、電流センサ16で測定された太陽電池12か
らの電流iが予め設定された閾値Iaより小さいとき
は、トルク不足で誘導電動機14を始動させることがで
きないので、S13に進み、トランジスタ21をオンに
する。
【0021】その後、S11に戻り、太陽電池12から
の短絡電流iがIaになるまで、S11〜S13の処理
を繰り返す。やがて、日照量の上昇と共に短絡電流iが
増大する。そして、S12において、太陽電池12から
の短絡電流iがIa以上になると、S14に進み、トラ
ンジスタ21をオフにする。続いて、S15に進み、イ
ンバータ22により周波数がf=(V/2.5)−10
となるよう制御する。これにより、誘導電動機14の始
動時は、大電流が供給されてトルク不足を解消すること
ができる。次のS16では、電圧が100Vに達したか
どうかをチェックする。このS16において、電圧が1
00Vに達するまでは、上記S15の処理を繰り返す。
【0022】しかし、S16において、電圧が100V
に達すると、S17に進み、インバータ22により周波
数がf=(V/5)+10となるよう制御する。そし
て、S18では、電圧が100V以下になったかどうか
をチェックする。このS18において、電圧が100V
以上のときは、上記S17に戻り、周波数をf=(V/
5)+10にする。これにより、誘導電動機14の通常
運転時は、高電圧が供給されて太陽電池12からの発電
電力を無駄にせず、効率良く誘導電動機14を回転駆動
させることができる。
【0023】しかし、S18において、電圧が100V
以下のときは、S19に進み、トランジスタ21をオン
にする。これにより、太陽電池12からの電流供給が停
止し、再びS11に戻り、短絡電流iがIaになるま
で、S11〜S13の処理を繰り返す。図5は本発明の
変形例1の構成を示す系統図である。尚、図5におい
て、上記実施の形態を同一部分には、同一番号を付して
その説明を省略する。
【0024】図5に示されるように、変形例1の動力発
生装置30は、3枚の太陽電池12 1 〜123 がリレー
32,34を介して接続されている。太陽電池121
発電電力は、ダイオード36〜40及び前述したダイオ
ード20を通してインバータ22へ供給される。リレー
32は、A接点が太陽電池121 に接続され、B接点が
接地されている。そして、リレー32の可動切片32a
がA接点に接触しているときは、太陽電池121 と12
2 とが直列接続される。また、リレー32の可動切片3
2aがB接点に接触しているときは、太陽電池121
122 とが並列接続される。
【0025】また、リレー34は、A接点がダイオード
38を介して太陽電池122 に接続され、B接点が接地
されている。そして、リレー34の可動切片34aがA
接点に接触しているときは、太陽電池122 と123
が直列接続される。また、リレー34の可動切片34a
がB接点に接触しているときは、太陽電池122 と12
3 とが並列接続される。
【0026】リレー32,34は、制御回路18からの
制御信号により、始動時は可動切片32a,34aがB
接点に接触し、通常運転時は可動切片32a,34aが
A接点に接触するように切り替えられる。図6は動力発
生装置30の制御回路18が実行する制御処理のフロー
チャートである。
【0027】図6に示されるように、制御回路18は、
S21で電流センサ16により測定された電流iを読み
込む。次のS22では、電流センサ16で測定された太
陽電池121 〜123 からの電流iが予め設定された閾
値Iaより小さいときは、トルク不足で誘導電動機14
を始動させることができないので、S23に進み、トラ
ンジスタ21をオンにする。
【0028】その後、S21に戻り、太陽電池121
123 からの短絡電流iがIaになるまで、S21〜S
23の処理を繰り返す。やがて、日照量の上昇と共に短
絡電流iが増大する。そして、S22において、太陽電
池121 〜123 からの短絡電流iがIa以上になる
と、S24に進み、トランジスタ21をオフにする。続
いて、S25に進み、リレー32,34の可動切片32
a,34aをB接点に接触させる。これにより、誘導電
動機14の始動時は、太陽電池121 〜12 3 が並列接
続となり、大電流が供給されてトルク不足を解消するこ
とができる。次のS26では、電圧が100Vに達した
かどうかをチェックする。このS26において、電圧が
100Vに達するまでは、上記S25の処理を繰り返
す。
【0029】しかし、S26において、電圧が100V
に達すると、S27に進み、リレー32,34の可動切
片32a,34aをA接点に接触させる。そして、S2
8では、電圧が100V以下になったかどうかをチェッ
クする。このS28において、電圧が100V以上のと
きは、上記S27に戻り、リレー32,34の可動切片
32a,34aをA接点に接触させる。これにより、誘
導電動機14の通常運転時は、直列接続された太陽電池
121 〜123 からの高電圧が供給されて太陽電池12
1 〜123 からの発電電力を無駄にせず、効率良く誘導
電動機14を回転駆動させることができる。
【0030】しかし、S28において、電圧が100V
以下のときは、S29に進み、トランジスタ21をオン
にする。これにより、太陽電池121 〜123 からの電
流供給が停止し、再びS21に戻り、短絡電流iがIa
になるまで、S21〜S23の処理を繰り返す。図7は
本発明の変形例2の構成を示す系統図である。尚、図7
において、上記実施の形態を同一部分には、同一番号を
付してその説明を省略する。
【0031】図7に示されるように、変形例2の動力発
生装置50は、降圧型コンバータ52を有し、降圧型コ
ンバータ52により降圧された電圧がインバータ22へ
供給される。降圧型コンバータ52は、太陽電池12か
ら入力される電圧を所定電圧に降圧するものであり、ト
ランジスタ54、ダイオード56、抵抗58、コンデン
サ60とからなる。トランジスタ54は、PNPトラン
ジスタよりなり、制御回路18からの信号によるスイッ
チング動作して電流、電圧を所定値に調整する。トラン
ジスタ54は、予め設定されたデューティ比によりオン
・オフの周期が決まる。そして、トランジスタ54から
出力されたパルス波は、抵抗58とコンデンサ60によ
り平準化されて一定電圧になる。
【0032】従って、制御回路18は、太陽電池12の
発電電力の電圧を降圧して電流値を大きくすることによ
り誘導電動機14の始動時のトルク不足を解消すると共
に、通常運転時は太陽電池12の発電電力の降圧を小さ
くして太陽電池12の発電電力を無駄にせず、効率良く
誘導電動機14を回転駆動させることができる。尚、上
記実施の形態では、ポンプ26を駆動するシステムを一
例として挙げたが、これに限らず、本発明がポンプ26
以外の機器を駆動するシステムにも適用できるのは勿論
である。
【0033】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、誘導電動機の始動時に低周波数制御を行って誘導電
動機に供給される電流を大きくすることができ、誘導電
動機の始動をスムーズに行うことができると共に、誘導
電動機の運転時に高周波数制御を行って太陽電池により
発電された電力を有効に利用することができる。
【0034】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の太陽電池を誘導電動機の始動時に並列接続し、誘導電
動機の運転時に複数の太陽電池を直列接続に切り替える
ため、始動時に誘導電動機に供給される電流を大きくす
ることができ、誘導電動機の始動をスムーズに行うこと
ができると共に、誘導電動機の運転時に誘導電動機に供
給される電圧を高めることができ、誘導電動機を効率良
く運転することができる。
【0035】また、請求項3記載の発明によれば、誘導
電動機の始動時に太陽電池からの発電電圧を降圧するこ
とにより、始動時に誘導電動機に供給される電流を大き
くすることができ、誘導電動機の始動をスムーズに行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる動力発生装置の一実施例の構成を
示す系統図である。
【図2】太陽からの日射量の変化とトランジスタ21の
オン・オフの切替えを示すグラフである。
【図3】周波数と電圧との関係を示すグラフである。
【図4】制御回路18が実行する制御処理のフローチャ
ートである。
【図5】本発明の変形例1の構成を示す系統図である。
【図6】動力発生装置30の制御回路18が実行する制
御処理のフローチャートである。
【図7】本発明の変形例2の構成を示す系統図である。
【符号の説明】
10,30,50 動力発生装置 12,121 〜123 太陽電池 14 誘導電動機 16 電流センサ 18 制御回路 20,36〜40,56 ダイオード 21,54 トランジスタ 22 インバータ 24,60 コンデンサ 26 ポンプ 32,34 リレー 52 降圧型コンバータ
フロントページの続き Fターム(参考) 5F051 BA11 KA03 5H001 AA03 AB01 AC04 AD02 AE02 5H576 AA05 BB02 BB07 BB10 CC03 DD04 EE04 EE11 FF01 HA02 HB02 JJ26 LL22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光を受光して発電を行う太陽電池
    と、 該太陽電池で発電された電力を直流から矩形波状の交流
    に変換するインバータと、 該インバータを介して供給される交流電力により駆動さ
    れる誘導電動機と、 前記太陽電池の発電電圧の変化に応じて周波数制御を行
    い、前記誘導電動機の始動時に行う低周波数制御と前記
    誘導電動機の運転時に行う高周波数制御とを選択的に切
    り替える制御手段と、 を備えてなることを特徴とする動力発生装置。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の動力発生装置であっ
    て、 複数の太陽電池を前記誘導電動機の始動時に並列接続
    し、前記誘導電動機の運転時に複数の太陽電池を直列接
    続に切り替える切替手段を備えてなることを特徴とする
    動力発生装置。
  3. 【請求項3】 前記請求項1記載の動力発生装置であっ
    て、 前記誘導電動機の始動時に前記太陽電池からの発電電圧
    を降圧することにより電流を大きくする降圧手段を備え
    てなることを特徴とする動力発生装置。
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