JP2001103781A - モータ用制御装置 - Google Patents

モータ用制御装置

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JP2001103781A
JP2001103781A JP27282099A JP27282099A JP2001103781A JP 2001103781 A JP2001103781 A JP 2001103781A JP 27282099 A JP27282099 A JP 27282099A JP 27282099 A JP27282099 A JP 27282099A JP 2001103781 A JP2001103781 A JP 2001103781A
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Japan
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motor
microcomputer
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control
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JP27282099A
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English (en)
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Toshiaki Isomura
俊章 磯村
Minoru Hasebe
実 長谷部
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Mitsuba Corp
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Mitsuba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な回路構成によって低コストに、かつ確
実にモータ保護の制御を行う。 【解決手段】 モータ9,10が駆動制御される場合、
マイクロコンピュータ15からハイレベルのイネーブル
信号E1,E2が出力され、トランジスタ29,30が
ONしてドライバ20,21が動作し、マイクロコンピ
ュータ15がドライバ20,21を駆動制御する。ま
た、車輪のロックなどよってモータ9,10のいずれか
に過電流が流れた場合、異常電流検出回路からハイレベ
ルの異常電流検出信号Kがモータ駆動信号制御回路25
に出力され、サイリスタ26をONさせる。よって、マ
イクロコンピュータ15からハイレベルのイネーブル信
号E1,E2が出力されてもトランジスタ29,30は
OFFとなり、ドライバ20,21が強制停止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの制御技術
に関し、特に、スタンバイ時のモータ用制御装置におけ
る低消費電力化に適用して有効な技術に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】補助動力を発生するモータを備える車両
として電動車椅子がある。この電動車椅子は、手動によ
る操作力にモータによって補助力を付加している。電動
車椅子には、左右の主車輪にモータがそれぞれ設けられ
ており、乗員の手によって加えられる操作力と車速とに
基づいてモータ用制御装置がモータによる補助力を制御
している。
【0003】本発明者が検討したところによれば、モー
タ用制御装置には、モータの保護制御を行うモータ保護
制御回路が設けられている。このモータ保護制御回路
は、モータなどに異常電流が流れた場合に異常電流検出
回路などから出力される検出信号に基づいてドライバを
OFFする制御信号をマイクロコンピュータなどの制御
部に出力する。
【0004】そして、制御部は、モータ保護制御回路か
ら出力された制御信号に基づいてドライバをOFFする
ことにより、モータやパワードライバの破壊などを防止
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なモータ用制御装置では、次のような問題点があること
が本発明者により見い出された。
【0006】すなわち、2つのモータをそれぞれ独立し
て制御しているので、モータ保護制御回路の回路構成、
ならびにモータ保護の制御が複雑になり、コストの向上
や信頼性の低下などを招いてしまう恐れがある。
【0007】また、ドライバの停止は、ソフトウェアに
よって行われているので、前述したマイクロコンピュー
タなどの制御部がノイズなどの影響により誤動作した場
合には、誤ってドライバを駆動させる信号を出力してし
まう恐れもある。
【0008】本発明の目的は、簡単な回路構成によって
低コストに、かつ確実にモータ保護の制御を行うことの
できるモータ用制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のモータ用制御装
置は、2つ以上のモータを駆動する2つ以上のドライバ
を、制御信号に基づいてそれぞれ動作制御し、強制停止
信号が入力されると制御信号の状態に関わらずそれら2
つ以上のドライバを強制的に停止させるドライバ制御部
と、該2つ以上のモータのうち、少なくとも1つのモー
タに異常電流が流れた際に出力される異常電流検出信号
に基づいて、強制停止信号を生成する強制信号生成部と
からなるモータ駆動信号制御手段を備えたことを特徴と
する。
【0010】また、本発明のモータ用制御装置は、前記
強制信号生成部に、電源が遮断されるまで強制停止信号
を出力状態に保持する信号保持部を設けたことを特徴と
する。
【0011】さらに、本発明のモータ用制御装置は、前
記強制信号生成部が生成した強制停止信号を、2つ以上
のドライバが強制停止状態であることを認識させるモニ
タ信号として前記2つ以上のモータの制御を司る制御手
段に入力することを特徴とする。
【0012】以上のことにより、モータ駆動信号制御手
段が、通常のモータ駆動時には制御信号に基づいてドラ
イバを個別に制御し、モータが異常の場合には、異常電
流検出信号に基づいてドライバの動作を強制的に停止さ
せるので、モータ保護の制御回路を簡単に低コストで、
かつモータ保護の制御を確実に行うことができ、モータ
用制御装置の信頼性を向上することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施の形態による電動
車椅子の正面図、図2は、本発明の一実施の形態による
電動車椅子に設けられたモータ用制御装置のブロック
図、図3は、本発明の一実施の形態によるモータ用制御
装置に設けられたモータ駆動信号制御回路の回路図、図
4は、本発明の一実施の形態によるモータ駆動信号制御
回路の信号タイミングチャートである。
【0015】本実施の形態において、電動車椅子1に
は、図1に示すように、車体フレーム2に補助輪3,
4、および主車輪5,6が回転自在に取り付けられてい
る。主車輪5,6には、ハンドルリム7,8がそれぞれ
設けられている。
【0016】この電動車椅子1は、ユーザが主車輪5,
6に設けられたハンドルリム7,8に与える操作トルク
などに応じてモータを駆動させ、ユーザの操作力の補助
を行う。
【0017】また、主車輪5,6には、モータ9,10
がそれぞれ内蔵されており、一方の主車輪5の主軸には
右トルクセンサ11が設けられている。他方の主車輪6
における主軸にも、左トルクセンサ12が設けられてい
る。
【0018】右トルクセンサ11は、右主車輪5のハン
ドルリムを操作した操作力の大きさ、および方向を検出
する。左トルクセンサ12は、左主車輪6のハンドルリ
ムを操作した操作力の大きさ、ならびに方向を検出す
る。
【0019】さらに、電動車椅子1のシート下部には、
バッテリ13、ならびにモータ用制御装置14が設けら
れている。モータ用制御装置14は、ユーザがハンドル
リムに与える操作トルクに応じてモータ9,10を駆動
制御する。
【0020】このモータ用制御装置14は、図2に示す
ように、マイクロコンピュータ15、右回転センサ1
6、左回転センサ17、定電圧回路18、フェイルセー
フ回路19、ドライバ部(ドライバ)20,21、電流
センサ22,23、異常電流検出回路24、ならびにモ
ータ駆動信号制御回路(モータ駆動信号制御手段)25
から構成されている。
【0021】マイクロコンピュータ15は、モータ用制
御装置14におけるすべての制御を司る。右回転センサ
16は、右主車輪5の回転速度、回転方向を検出して出
力する。左回転センサ17は、左主車輪6の回転速度、
回転方向を検出して出力する。
【0022】これら右回転センサ16、左回転センサ1
7、右トルクセンサ11、ならびに左トルクセンサ12
から出力された信号は、マイクロコンピュータ15に入
力されるように接続されている。
【0023】定電圧回路18は、バッテリ13から供給
された電源をフェイルセーフ回路19を介してドライバ
部20,21などに供給する電源電圧として生成する。
また、フェイルセーフ回路19は、モータ9,10への
通電不要時や何らかの異常が生じた場合にマイクロコン
ピュータ15の制御により、電源電圧の出力を停止す
る。
【0024】ドライバ部20,21は、プリドライバ、
ならびにドライバからそれぞれ構成されている。プリド
ライバは、マイクロコンピュータ15の制御に基づい
て、該プリドライバの後段に接続されたドライバを駆動
させる。ドライバ部20のドライバは、右主車輪5に設
けられたモータ9を駆動し、ドライバ部21のドライバ
は、左主車輪6に設けられたモータ10を駆動する。
【0025】電流センサ22,23は、たとえば、ドラ
イバ部20,21とモータ9,10とを結ぶ導体を強磁
性体コアに近接し、その強磁性体コアのギャップにホー
ル素子を介在させて、導体の電流により生じる強磁性体
コアの磁界に応じたホール素子からの出力を電流値とし
て検出する周知の電流センサなどからなる。
【0026】これによってモータ9,10に流れる電流
をそれぞれ検出し、その検出結果をマイクロコンピュー
タ15に出力してモータ9,10の電流を制御し、トル
ク制御を行っている。
【0027】異常電流検出回路24は、モータ9,10
に流れるそれぞれの電流量を検出し、異常電流が流れた
場合に異常電流検出信号Kをモータ駆動信号制御回路2
5に出力する。
【0028】モータ駆動信号制御回路25は、マイクロ
コンピュータ15から出力されたイネーブル信号(制御
信号)E1,E2に基づいてドライバ部20,21の動
作制御を行う。また、モータ駆動信号制御回路25は、
異常電流検出回路24から出力される異常電流検出信号
Kに基づいて、ドライバ部20,21を強制停止させ、
かつその強制停止状態をマイクロコンピュータ15に認
識させるモニタ信号Mを出力する。
【0029】次に、モータ駆動信号制御回路25におけ
る回路構成について説明する。
【0030】モータ駆動信号制御回路25は、図3に示
すように、サイリスタ26、ダイオード27,28、N
PN形のトランジスタ29,30、および抵抗31〜3
9から構成されている。
【0031】サイリスタ26は、ゲート、アノード、カ
ソードの3端子が設けられたSCR(Silicon
Controlled Rectifier)が用いら
れている。
【0032】サイリスタ26のゲートには、抵抗31,
32の一方の接続部がそれぞれ接続されている。抵抗3
1の他方の接続部には、異常電流検出回路24の出力部
が接続されており、この抵抗31における他方の接続部
に異常電流検出信号Kが入力される。
【0033】抵抗32の他方の接続部、およびサイリス
タ26のカソードには、基準電位VSSが接続されてい
る。サイリスタ26のアノードには、抵抗(信号保持
部)33の他方の接続部、ダイオード27,28のカソ
ード、ならびにマイクロコンピュータ15におけるI/
Oポートであるモニタ信号入力ポートMPに接続されて
いる。このモニタ信号入力ポートMPに入力される信号
がモニタ信号Mとなる。
【0034】抵抗33の一方の接続部には、マイクロコ
ンピュータ15の動作電圧である電源電圧VCCが供給さ
れており、この抵抗33は、プルアップ用抵抗として用
いられている。
【0035】ダイオード27のアノードには、抵抗34
の他方の接続部、抵抗36の一方の接続部がそれぞれ接
続されている。ダイオード28のアノードには、抵抗3
5の他方の接続部、抵抗38の一方の接続部がそれぞれ
接続されている。
【0036】抵抗34の一方の接続部には、マイクロコ
ンピュータ15のI/Oポートであるイネーブル信号ポ
ートEP1が接続されており、このイネーブル信号ポー
トEP1からイネーブル信号E1が出力される。
【0037】抵抗35の一方の接続部には、同じくマイ
クロコンピュータ15のI/Oポートであるイネーブル
信号ポートEP2が接続されており、このイネーブル信
号ポートEP2からイネーブル信号E2が出力される。
【0038】抵抗36の他方の接続部には、抵抗37の
一方の接続部、トランジスタ29のベースがそれぞれ接
続されており、抵抗37の他方の接続部、トランジスタ
29のエミッタは、それぞれ基準電位VSSに接続されて
いる。
【0039】また、トランジスタ29のコレクタには、
ドライバ部20が接続されており、このトランジスタ2
9がOFFした場合にドライバ部20が強制停止される
構成となっている。
【0040】抵抗38の他方の接続部には、抵抗39の
一方の接続部、トランジスタ30のベースがそれぞれ接
続されており、抵抗39の他方の接続部、トランジスタ
30のエミッタは、それぞれ基準電位VSSに接続されて
いる。
【0041】トランジスタ30のコレクタには、ドライ
バ部21が接続されており、このトランジスタ30がO
FFした場合にも、同様にドライバ部21が強制停止さ
れる構成となっている。
【0042】そして、これらトランジスタ29,30、
ならびに抵抗36〜39によってドライバ制御部DCが
構成されている。また、サイリスタ26、ダイオード2
7,28、および抵抗31,32,34,35によって
強制信号生成部KSが構成されている。
【0043】次に、本実施の形態の作用について、図1
〜図3、および図4の信号タイミングチャートを用いて
説明する。
【0044】図4においては、上方から下方にかけて、
異常電流検出回路24から出力される異常電流検出信号
K、トランジスタ29におけるコレクタ(ノードa)の
電圧、マイクロコンピュータ15から出力されるイネー
ブル信号E1、マイクロコンピュータ15から出力され
るイネーブル信号E2、トランジスタ30におけるコレ
クタ(ノードb)の電圧、ならびにモータ駆動信号制御
回路25からマイクロコンピュータ15に出力されるモ
ニタ信号Mの信号タイミングをそれぞれ示している。
【0045】まず、ユーザがハンドルリム7を操作して
右主車輪5が駆動されると、マイクロコンピュータ15
は、右回転センサ16により右主車輪5の回転速度、回
転方向を検出する。
【0046】モータ9が駆動制御される場合には、マイ
クロコンピュータ15からハイレベルのイネーブル信号
E1が出力される。この時、モータ10は停止している
のでマイクロコンピュータ15からはローレベルのイネ
ーブル信号E2が出力される。
【0047】このハイレベルのイネーブル信号E1によ
ってダイオード27のアノードはハイレベルとなり、ト
ランジスタ29がONする。このトランジスタ29がO
Nすることによってノードa(トランジスタ29のコレ
クタ)はローレベルとなり、ドライバ20が活性化し、
かつマイクロコンピュータ15からは、ドライバ20を
駆動制御する制御信号が出力されるので、モータ9が駆
動制御されることになる。
【0048】一方、モータ10は、マイクロコンピュー
タ15からローレベルのイネーブル信号E2が出力され
ているので、トランジスタ30はOFFとなっており、
ノードb(トランジスタ30のコレクタ)がハイレベル
となるのでドライバ21は不活性となり、かつマイクロ
コンピュータ15からもドライバ21を駆動制御する制
御信号が出力されないので、停止状態となっている。
【0049】その後、モータ9が停止し、モータ10が
駆動されると、マイクロコンピュータ15からはローレ
ベルのイネーブル信号E1、ハイレベルのイネーブル信
号E2がそれぞれ出力される。
【0050】ダイオード27のアノードは、イネーブル
信号E1によってローレベルになり、ダイオード28の
アノードは、イネーブル信号E2によってハイレベルに
なる。よって、トランジスタ29がOFFし、トランジ
スタ30がONするので、ノードaはハイレベル、ノー
ドbがローレベルとなりドライバ21が活性化し、かつ
マイクロコンピュータ15からドライバ21を駆動制御
する制御信号が出力され、モータ10が駆動制御される
ことになる。
【0051】そして、この駆動制御時に、左主車輪6の
ロックなどよってモータ10に過電流が流れた場合、異
常電流検出回路24はハイレベルの異常電流検出信号K
をモータ駆動信号制御回路25に出力する。
【0052】この異常電流検出信号Kがモータ駆動信号
制御回路25に入力されることによって、モータ駆動信
号制御回路25におけるサイリスタ26のゲートがハイ
レベルとなり、サイリスタ26がONする。
【0053】サイリスタ26がONになることによっ
て、サイリスタ26のアノードがローレベル(強制停止
信号)となり、マイクロコンピュータ15からハイレベ
ルのイネーブル信号E1,E2のいずれかが出力されて
いる場合でも、トランジスタ29,30はOFFとな
り、ドライバ20,21が強制停止されることになる。
【0054】また、マイクロコンピュータ15のモニタ
信号入力ポートMPもローレベルのモニタ信号Mが出力
されるので、マイクロコンピュータ15は、このモニタ
信号Mが入力されたことによって強制停止状態であるこ
とを認識する。
【0055】さらに、サイリスタ26のアノード−カソ
ード間には、サイリスタ26がONすると、プルアップ
用の抵抗33を介して該サイリスタ26の保持電流以上
のON電流が供給されるので、電源電圧の供給を停止し
ない限りサイリスタ26はOFFしないことになる。
【0056】それにより、本実施の形態によれば、モー
タ9,10の駆動時には、イネーブル信号E1,E2に
基づいてドライバ部20,21を個別に制御し、かつモ
ータ9,10のいずれかが異常の場合には、ドライバ部
20,21の動作を強制的に停止するモータ駆動信号制
御回路25を簡単な回路によって構成することができる
ので、モータ用制御装置14を低コスト化することがで
きる。
【0057】また、モータ駆動信号制御回路25が、ド
ライバ部20,21の強制停止をハードウェア的に制御
し、かつ電源を遮断するまでは、そのモニタ信号Mをラ
ッチするので、マイクロコンピュータ15などがノイズ
などの影響により誤動作した場合でも、確実にモータ保
護の制御を行うことのでき、モータ用制御装置14の信
頼性を向上することができる。
【0058】さらに、本実施の形態では、サイリスタ2
6のアノードにプルアップ用の抵抗33を接続した構成
としたが、図5に示すように、このプルアップ用の抵抗
33を接続しない構成としてもよい。
【0059】この場合、ONしたサイリスタ26は、マ
イクロコンピュータ15がイネーブル信号E1,E2を
ローレベルにすることによって保持電流が断たれること
になり、サイリスタ26がOFFとなる。
【0060】また、サイリスタ26の状態(ドライバ2
0,21が強制停止か否か)は、該マイクロコンピュー
タ15がイネーブル信号E1,E2のいずれかを出力中
にサイリスタ26のアノードの信号レベルを検出し、こ
の信号レベルをマイクロコンピュータ15のモニタ信号
入力ポートMPに入力することによって認識することが
できる。
【0061】たとえば、モニタ信号入力ポートMPに入
力される信号レベルがローレベルであればサイリスタ2
6はOFFであり、ハイレベルであればサイリスタ26
がONである。
【0062】これによっても、モータ駆動信号制御回路
25を簡単な回路によって構成できるので、モータ用制
御装置14の信頼性を向上させながら低コスト化するこ
とができる。
【0063】本発明は前記実施の形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
あることはいうまでもない。
【0064】
【発明の効果】(1)本発明によれば、モータの駆動時
に制御信号に基づいてドライバを個別に制御し、かつモ
ータが異常の場合には、ドライバの動作を強制的に停止
させるモータ駆動信号制御手段を簡単な回路によって低
コストで構成することができる。
【0065】(2)また、本発明では、ドライバの強制
停止をモータ駆動信号制御手段によりハードウェア的に
制御し、制御手段などがノイズなどの影響により誤動作
した場合でも、確実にモータ保護の制御を行うことがで
きる。
【0066】(3)さらに、本発明においては、上記
(1)、(2)により、モータ用制御装置を低コスト化
でき、かつモータ用制御装置の信頼性を大幅に向上する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による電動車椅子の正面
図である。
【図2】本発明の一実施の形態による電動車椅子に設け
られたモータ用制御装置のブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるモータ用制御装置
に設けられたモータ駆動信号制御回路の回路図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるモータ駆動信号制
御回路の信号タイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施の形態によるモータ用制御装
置に設けられたモータ駆動信号制御回路の回路図であ
る。
【符号の説明】
1 電動車椅子 2 車体フレーム 3,4 補助輪 5,6 主車輪 7,8 ハンドルリム 9,10 モータ 11 右トルクセンサ 12 左トルクセンサ 13 バッテリ 14 モータ用制御装置 15 マイクロコンピュータ 16 右回転センサ 17 左回転センサ 18 定電圧回路 19 フェイルセーフ回路 20,21 ドライバ部(ドライバ) 22,23 電流センサ 24 異常電流検出回路 25 モータ駆動信号制御回路(モータ駆動信号制御手
段) 26 サイリスタ 27,28 ダイオード 29,30 トランジスタ 31,32 抵抗 33 抵抗(信号保持部) 34〜39 抵抗 DC ドライバ制御部 KS 強制信号生成部 MP モニタ信号入力ポート EP1 イネーブル信号ポート EP2 イネーブル信号ポート E1,E2 イネーブル信号(制御信号) K 異常電流検出信号 M モニタ信号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上のモータを駆動する2つ以上の
    ドライバを、制御信号に基づいてそれぞれ動作制御し、
    強制停止信号が入力されると前記制御信号の状態に関わ
    らず前記2つ以上のドライバを強制的に停止させるドラ
    イバ制御部と、 前記2つ以上のモータのうち、少なくとも1つの前記モ
    ータに異常電流が流れた際に出力される異常電流検出信
    号に基づいて、前記強制停止信号を生成する強制信号生
    成部とからなるモータ駆動信号制御手段を備えたことを
    特徴とするモータ用制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ用制御装置におい
    て、前記強制信号生成部に、電源が遮断されるまで前記
    強制停止信号を出力状態に保持する信号保持部を設けた
    ことを特徴とするモータ用制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のモータ用制御装
    置において、前記強制信号生成部が生成した強制停止信
    号を、前記2つ以上のドライバが強制停止状態であるこ
    とを認識させるモニタ信号として前記2つ以上のモータ
    の制御を司る制御手段に入力することを特徴とするモー
    タ用制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123364A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Hyundai Motor Co Ltd Pwm制御器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013123364A (ja) * 2011-12-09 2013-06-20 Hyundai Motor Co Ltd Pwm制御器

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