JP2001103516A - ステレオ画像表示装置、ステレオ画像表示方法及び記憶媒体 - Google Patents

ステレオ画像表示装置、ステレオ画像表示方法及び記憶媒体

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JP2001103516A
JP2001103516A JP27932299A JP27932299A JP2001103516A JP 2001103516 A JP2001103516 A JP 2001103516A JP 27932299 A JP27932299 A JP 27932299A JP 27932299 A JP27932299 A JP 27932299A JP 2001103516 A JP2001103516 A JP 2001103516A
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eye
stereo
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Yoshio Iizuka
義夫 飯塚
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 左右一対のステレオ画像を記憶手段から画像
ファイルを読み出すことにより表示するステレオ画像表
示装置において、ユーザが複数のステレオ画像を表示す
る際のファイル名の入力の手間を減らすことができるよ
うにする。 【解決手段】 ステレオ画像を表示するPC101にお
いて、CPU401の制御により、画像の内容が左右の
目の視差による変化と同程度に連続的に変化した複数の
画像ファイルに、その画像の内容の変化に対応して文字
列の一部が規則的に変化したファイル名を与えるととも
に、該複数の画像ファイル名の変化しない部分の文字列
を入力し、入力された文字列に上記規則的に変化した部
分の文字列を付加し、その文字列が付加されたファイル
名を左右の目の各画像とするようにし、当該ファイルを
順次読み出してステレオ画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左目用の画像をユ
ーザの左目に対して表示し、かつ右目用の画像をユーザ
の右目に対して表示することにより、ユーザに立体視さ
せることのできるステレオ画像表示装置、ステレオ画像
表示方法及び記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】左目用の画像をユーザの左目に対して表
示し、かつ右目用の画像をユーザの右目に対して表示す
ることにより、ユーザに立体視させることのできるステ
レオ画像表示装置には、様々なものが提案されている。
例えば、左右の画像を、それぞれ波動面が水平あるいは
垂直方向に偏光した平面偏波光によって表示し、ユーザ
に偏光メガネをかけさせることによって立体視させる偏
光メガネタイプのものがある。
【0003】また、左右の画像を、数十から数百Hz程
度の周波数で交互に切り替えながら表示し、ユーザに液
晶シャッターメガネをかけさせることによって立体視さ
せる液晶シャッターメガネタイプのものがある。さら
に、画面上にレンチキュラーレンズを張り付け、画面の
隣接する点の一方を左目だけに、他方を右目だけに見え
るように光路を屈折させることによって立体視させるレ
ンチキュラーレンズタイプのものがある。
【0004】また、HMD(Head Mounted
Display)の左の表示面に左目用の画像を表示
し、右の表示面に右目用の画像を表示することによって
立体視させるHMDタイプのものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のステレオ画像表示装置にあっては、何れの
タイプの装置においても、左右一対のステレオ画像に対
応する2枚の画像ファイルを記憶装置から読み出してス
テレオ画像を表示するためには、ユーザが2枚の画像フ
ァイルのそれぞれのファイル名を入力しなければならず
(つまりファイル名を2回入力しなければならず)、フ
ァイル名の入力の手間が多かった。また、複数のステレ
オ画像を表示するためには、ステレオ画像の枚数分だけ
左右のステレオ画像を指定する必要があり、ユーザの手
間はさらに多かった。
【0006】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたもので、ユーザが複数のステレオ画像を表示する
際のファイル名の入力の手間を減らすことができるステ
レオ画像表示装置、ステレオ画像表示方法及び記憶媒体
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るステレオ画
像表示装置、ステレオ画像表示方法及び記憶媒体は、次
のように構成したものである。
【0008】(1)左右一対のステレオ画像の画像ファ
イルを読み出して表示するステレオ画像表示装置であっ
て、画像の内容が左右の目の視差による変化と同程度に
連続的に変化した複数の画像ファイルに、その画像の内
容の変化に対応して文字列の一部が規則的に変化したフ
ァイル名を与えるとともに、該複数の画像ファイル名の
変化しない部分の文字列を入力する共通部分入力手段
と、この共通部分入力手段により入力された文字列に前
記規則的に変化した部分の文字列を付加する変化部分付
加手段と、この変化部分付加手段により文字列が付加さ
れたファイル名を前記左右の目の各画像とする画像決定
手段とを備え、前記画像決定手段は、m(正の整数)番
目のファイル名を最初の左目用の画像、n(mと異なる
正の整数)番目のファイル名を最初の右目用の画像と
し、m+k(正の整数)番目のファイル名をk番目の左
目用の画像、n+k番目のファイル名をk番目の右目用
の画像とするようにした。
【0009】(2)上記(1)の構成において、m及び
kの値は外部から入力されるようにした。
【0010】(3)上記(1)または(2)の構成にお
いて、kの値は入力された数の倍数に制限するようにし
た。
【0011】(4)左右一対のステレオ画像の画像ファ
イルを読み出して表示するステレオ画像表示方法であっ
て、画像の内容が左右の目の視差による変化と同程度に
連続的に変化した複数の画像ファイルに、その画像の内
容の変化に対応して文字列の一部が規則的に変化したフ
ァイル名を与えるとともに、該複数の画像ファイル名の
変化しない部分の文字列を入力する共通部分入力工程
と、この共通部分入力工程で入力された文字列に前記規
則的に変化した部分の文字列を付加する変化部分付加工
程と、この変化部分付加工程で文字列が付加されたファ
イル名を前記左右の目の各画像とする画像決定工程とを
有し、前記画像決定工程では、m(正の整数)番目のフ
ァイル名を最初の左目用の画像、n(mと異なる正の整
数)番目のファイル名を最初の右目用の画像とし、m+
k(正の整数)番目のファイル名をk番目の左目用の画
像、n+k番目のファイル名をk番目の右目用の画像と
するようにした。
【0012】(5)上記(4)の構成において、m及び
kの値を外部から入力するようにした。
【0013】(6)上記(4)または(5)の構成にお
いて、kの値を入力した数の倍数に制限するようにし
た。
【0014】(7)左右一対のステレオ画像の画像ファ
イルを読み出して表示させるためのプログラムを記憶し
た記憶媒体であって、画像の内容が左右の目の視差によ
る変化と同程度に連続的に変化した複数の画像ファイル
に、その画像の内容の変化に対応して文字列の一部が規
則的に変化したファイル名を与えるとともに、該複数の
画像ファイル名の変化しない部分の文字列を入力する共
通部分入力工程と、この共通部分入力工程で入力された
文字列に前記規則的に変化した部分の文字列を付加する
変化部分付加工程と、この変化部分付加工程で文字列が
付加されたファイル名を前記左右の目の各画像とする画
像決定工程とを実行させ、その際、m(正の整数)番目
のファイル名を最初の左目用の画像、n(mと異なる正
の整数)番目のファイル名を最初の右目用の画像とし、
m+k(正の整数)番目のファイル名をk番目の左目用
の画像、n+k番目のファイル名をk番目の右目用の画
像とするプログラムを記憶した。
【0015】(8)上記(7)の構成において、m及び
kの値を外部から入力するためのプログラムを記憶し
た。
【0016】(9)上記(7)または(8)の構成にお
いて、kの値を入力した数の倍数に制限するためのプロ
グラムを記憶した。
【0017】(10)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示するステレオ画像表示装置であ
って、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ
画像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画
像ファイル名に共通する部分の文字列を入力する共通部
分入力手段と、この共通部分入力手段により入力された
文字列に左目用あるいは右目用の識別子を付加する識別
子付加手段とを備え、前記識別子付加手段により付加さ
れた識別子を持つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用
及び右目用の一対のステレオ画像として読み出すように
した。
【0018】(11)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示するステレオ画像表示装置であ
って、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ
画像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画
像ファイル名のうち何れかのファイル名の文字列を入力
するファイル名入力手段と、このファイル名入力手段に
より入力された文字列の中の所定の位置にある左目用あ
るいは右目用の識別子を右目用あるいは左目用の識別子
に置き換える識別子置換手段とを備え、前記ファイル名
入力手段により入力された左目用あるいは右目用のファ
イル名と前記識別子置換手段により識別子が置き換えら
れた右目用あるいは左目用のファイル名を持つ二つの画
像ファイルをそれぞれ左目用及び右目用の一対のステレ
オ画像として読み出すようにした。
【0019】(12)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示するステレオ画像表示方法であ
って、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ
画像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画
像ファイル名に共通する部分の文字列を入力する共通部
分入力工程と、この共通部分入力工程で入力された文字
列に左目用あるいは右目用の識別子を付加する識別子付
加工程とを有し、前記識別子付加工程で付加された識別
子を持つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用及び右目
用の一対のステレオ画像として読み出すようにした。
【0020】(13)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示するステレオ画像表示方法であ
って、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ
画像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画
像ファイル名のうち何れかのファイル名の文字列を入力
するファイル名入力工程と、このファイル名入力工程で
入力された文字列の中の所定の位置にある左目用あるい
は右目用の識別子を右目用あるいは左目用の識別子に置
き換える識別子置換工程とを有し、前記ファイル名入力
工程で入力された左目用あるいは右目用のファイル名と
前記識別子置換工程で識別子が置き換えられた右目用あ
るいは左目用のファイル名を持つ二つの画像ファイルを
それぞれ左目用及び右目用の一対のステレオ画像として
読み出すようにした。
【0021】(14)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示させるためのプログラムを記憶
した記憶媒体であって、前記複数の画像ファイルの中か
ら任意のステレオ画像を選択する際に該ステレオ画像に
対応する二つの画像ファイル名に共通する部分の文字列
を入力する共通部分入力工程と、この共通部分入力工程
で入力された文字列に左目用あるいは右目用の識別子を
付加する識別子付加工程とを実行させ、前記識別子付加
工程で付加された識別子を持つ二つの画像ファイルをそ
れぞれ左目用及び右目用の一対のステレオ画像として読
み出すためのプログラムを記憶した。
【0022】(15)左右一対のステレオ画像の画像フ
ァイルを読み出して表示させるためのプログラムを記憶
した記憶媒体であって、前記複数の画像ファイルの中か
ら任意のステレオ画像を選択する際に該ステレオ画像に
対応する二つの画像ファイル名のうち何れかのファイル
名の文字列を入力するファイル名入力工程と、このファ
イル名入力工程で入力された文字列の中の所定の位置に
ある左目用あるいは右目用の識別子を右目用あるいは左
目用の識別子に置き換える識別子置換工程とを実行さ
せ、前記ファイル名入力工程で入力された左目用あるい
は右目用のファイル名と前記識別子置換工程で識別子が
置き換えられた右目用あるいは左目用のファイル名を持
つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用及び右目用の一
対のステレオ画像として読み出すためのプログラムを記
憶した。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面につ
いて説明する。
【0024】なお、本発明におけるステレオ画像は、ア
ニメーションやCG(コンピュータグラフィックス)等
により作成された画像であっても、写真撮影やスキャナ
ー読み取りによって入力された画像であっても、あるい
はそれらをさらに加工した画像であってもかまわない。
【0025】また、以下の実施例では、左右の視差分だ
け画像の内容が異なる左目用の画像と右目用の画像を合
わせた左右一対のステレオ画像をステレオペアと称して
説明する。
【0026】(第1の実施例)図1ないし図3は異なる
三つのタイプのステレオ画像表示装置の概観を示す図で
あり、これらは何れも本発明を適用可能な装置である。
【0027】図1に示すものは、偏光メガネタイプある
いは液晶シャッターメガネタイプのステレオ画像表示装
置である。同図中、101は本発明に係るステレオ画像
表示ソフトウェアが稼動可能なPC(パーソナルコンピ
ュータ)であり、左右の画像を互いに直交する平面偏波
光によって表示するか、あるいは左右の画像を数十から
数百Hz程度の周波数で交互に切り替えながら表示する
ディスプレイ102と接続されている。
【0028】ユーザは偏光メガネあるいは液晶シャッタ
ーメガネ103をかけることによって、左目用の画像を
左目だけで、右目用の画像を右目だけで見ることができ
る。したがって、左右の画像の内容が両眼視差の分だけ
異なるステレオ画像を表示すると、ユーザは立体的な画
像を見ることができる。
【0029】図2に示すものは、レンチキュラーレンズ
タイプのステレオ画像表示装置である。本発明に係るス
テレオ画像表示ソフトウェアが稼動可能なPC101
は、画面上にレンチキュラーレンズを張り付けたディス
プレイ202と接続されている。画面上のレンチキュラ
ーレンズは、画面の各点から発せられた光の光路を、隣
接する点で交互に異なる方向に屈折させることによっ
て、左目用の画像をユーザの左目だけに、右目用の画像
をユーザの右目だけに見えるようにしている。
【0030】図3に示すものは、HMDタイプのステレ
オ画像表示装置である。本発明に係るステレオ画像表示
ソフトウェアが稼動可能なPC101は、HMD302
と接続されている。HMD302は、左の表示面に左目
用の画像を表示し、右の表示面に右目用の画像を表示す
ることによって、ユーザにステレオ画像を立体視させ
る。
【0031】図4は上述の本発明に係るステレオ画像表
示ソフトウェアが稼動可能なPC101の構成を示すブ
ロック図である。
【0032】PC101は、ROM402もしくはハー
ドディスク(HD)410に記憶されたプログラム、あ
るいはフロッピー(登録商標)ディスクコントローラ
(FD)411もしくはCD−ROMドライブ(CD−
ROM)412より供給されるステレオ画像表示プログ
ラムを実行するCPU401を備え、システムバス40
4に接続された各デバイスを総括的に制御する。
【0033】RAM403は、CPU401の主メモリ
またはワークエリア等として機能する。キーボードコン
トローラ(KBC)405は、キーボード(KB)40
8や不図示のポインティングデバイス等からの指示入力
を制御する。ディスプレイコントローラ(DPC)40
6は、ディスプレイ(DP)409の表示を制御する。
【0034】上記ディスプレイ(DP)409には、C
RT、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、投射
型ディスプレイあるいはHMD等があり、これらは何れ
も利用可能である。また、このディスプレイ(DP)4
09は、図1ないし図3に示すディスプレイ102、デ
ィスプレイ202あるいはHMD302等のディスプレ
イの総称として示している。
【0035】ディスクコントローラ(DKC)407
は、ブートプログラム、OS(operating s
ystem)、種々のアプリケーション、編集ファイ
ル、ユーザファイルそしてステレオ画像表示プログラム
等を記憶するハードディスク(HD)410、プロッピ
ーディスク(FD)411及びCD−ROM412との
アクセスを制御する。
【0036】なお、本実施例では、ハードウェア的には
一般的なPCと同じ構成のPC上に実現させているが、
以下で説明するようにソフトウェアによる制御にその特
徴がある。
【0037】ここで、本実施例では画像の内容が左右の
目の視差による変化と同程度に連続的に変化した複数の
画像ファイルに、その画像の内容の変化に対応して文字
列の一部が規則的に変化したファイル名を与えるととも
に、CPU401により、該複数の画像ファイル名の変
化しない部分の文字列を入力する共通部分入力手段と、
この共通部分入力手段により入力された文字列に前記規
則的に変化した部分の文字列を付加する変化部分付加手
段と、この変化部分付加手段により文字列が付加された
ファイル名を前記左右の目の各画像とする画像決定手段
とが構成され、m(正の整数)番目のファイル名を最初
の左目用の画像、n(mと異なる正の整数)番目のファ
イル名を最初の右目用の画像とし、m+k(正の整数)
番目のファイル名をk番目の左目用の画像、n+k番目
のファイル名をk番目の右目用の画像とするようにして
いる。
【0038】本発明に係るステレオ画像表示装置は、図
4に示すようなステレオ画像表示装置を実現可能なPC
と同様の構成のコンピュータ上に実現される。また、ハ
ードディスク(HD)410には、後述の動作主体とな
る本発明に係るステレオ画像表示ソフトウェアのプログ
ラムが格納される。そして、後述の説明において、特に
断りのない限り、ハードウェアの実行の主体はCPU4
01である。
【0039】一方、ソフトウェアの制御の主体は、ハー
ドディスク(HD)410に格納されたステレオ画像表
示ソフトウェアである。なお、本発明に係るステレオ画
像表示プログラムは、フロッピーディスクやCD−RO
M等の記憶媒体に格納された形で供給されても良く、そ
の場合には図4に示すフロッピーディスクコントローラ
(FD)411あるいはCD−ROMドライブ(CD−
ROM)412等によって記憶媒体からプログラムが読
み取られ、ハードディスク(HD)410にインストー
ルされる。
【0040】次に、図5ないし図8を用いて、本実施例
のステレオ画像表示ソフトウェアによる制御動作につい
て説明する。
【0041】図5は系列画像のファイル名の一覧表示を
するダイアログボックスの表示例を示す図である。ただ
し本文書では、ファイル名の拡張子直前の文字(列)が
連続する正数値を文字に変換した数字文字からなる複数
の画像ファイルの場合、あるいはそれらの画像ファイル
から読み出される複数の画像の集合のことを系列画像と
称して説明する。
【0042】図5の例では、系列画像として“Imag
e1.bmp”から“Image8.bmp”までの8
枚の画像ファイルが存在する。このような画像ファイル
は、例えば、被写体を少しずつ異なる方向から連続的に
撮影した場合に作成される。その際、連続する任意の2
枚の画像ファイル(例えば“Image2.bmp”と
“Image3.bmp”あるいは“Image3.b
mp”と“Image4.bmp”など)は、両眼視差
と等価な画像内容のずれを持つので、いずれもステレオ
ペアになる。
【0043】図6は系列画像のファイル名から複数のス
テレオペアに対応するファイル名を取得する上で必要な
情報をユーザから入力するためのダイアログボックスの
表示例を示す図である。系列画像のファイル名から複数
のステレオペアに対応するファイル名を取得する上で必
要な情報とは、系列画像のファイル名の共通部分(共通
ファイル名)、最初のステレオペアに対応する左目用の
画像ファイルの番号(m)、最初のステレオペアに対応
する右目用の画像ファイルの番号(n)、次のステレオ
ペアまでの番号の間隔(d)である。
【0044】図6の例では、共通ファイル名は“C:¥
Bitmap¥Image.bmp”、mは1、nは
2、dは1が入力されている。この場合、後述するよう
に、系列画像のファイル名から複数のステレオペアに対
応するファイル名を取得する処理を実行すると、以下の
7組のステレオペアが得られる。ただし、各行が一つの
ステレオペアを表しており、()内の番号はステレオペ
アの順番を表している。また、左側に記述したファイル
名が左目用の画像ファイル名であり、右側に記述したフ
ァイル名が右目用の画像ファイル名である。
【0045】(1)“Imaga1.bmp”“Ima
ge2.bmp” (2)“Imaga2.bmp”“Image3.bm
p” (3)“Imaga3.bmp”“Image4.bm
p” (4)“Imaga4.bmp”“Image5.bm
p” (5)“Imaga5.bmp”“Image6.bm
p” (6)“Imaga6.bmp”“Image7.bm
p” (7)“Imaga7.bmp”“Image8.bm
p” 図6では一般的なOSを使用した際の標準的なダイアロ
グボックスを示しているが、本発明は特定のOSに依存
するものではない。また、ユーザからデータを入力する
方法としてダイアログボックスを使用しているが、その
他にもコマンドラインからの入力などの手段が利用可能
であり、一つの手段に制限される訳ではない。
【0046】ここで、従来例においては、上記の7組の
ステレオペアに対応するファイル名を取得するために
は、ユーザは1組のステレオペアについて2回、つまり
合計で14回ファイル名を入力しなければならない。
【0047】しかし、本実施例においては、図6で説明
したように、系列画像のファイル名の共通部分(共通フ
ァイル名)、最初のステレオペアに対応する左目用の画
像ファイルの番号(m)、最初のステレオペアに対応す
る右目用の画像ファイルの番号(n)、次のステレオペ
アまでの番号の間隔(d)、つまり合計で4種類の情報
を入力するだけで良い。以下にその理由を詳細に説明す
る。
【0048】図7は本発明に係るステレオ画像表示ソフ
トウェアにおいて、系列画像のファイル名から複数のス
テレオペアに対応するファイル名を取得する処理を示す
フローチャートである。ステップS11は、本処理の開
始を示す。
【0049】ステップS12では、図6に例示したダイ
アログボックス等を用いて、系列画像のファイル名の共
通部分(共通ファイル名)、最初のステレオペアに対応
する左目用の画像ファイルの番号(m)、最初のステレ
オペアに対応する右目用の画像ファイルの番号(n)、
次のステレオペアまでの番号の間隔(d)をユーザから
入力する。ステップS13では、カウンタ(k)に1を
代入する。このkの値は、ステレオペアの順番を示す値
である。
【0050】ステップS14では、m及びnの値それぞ
れを文字に変換して、数字文字M及びNを作成する。ス
テップS15では、共通ファイル名の拡張子の直前にM
及びNを挿入して、k番目のステレオペアに対応する左
目用の画像ファイル名(L(k))及び右目用の画像フ
ァイル名(R(k))を作成する。
【0051】ステップS16では、L(k)及びR
(k)の両方のファイルが存在するかどうかを判断す
る。これら両方とも存在する場合はステップS17に進
み、何れか一方でも存在しない場合はステップS19に
進んで本処理を終了する。
【0052】ステップS17では、k番目のステレオペ
アとして、L(k)及びR(k)を図4のRAM403
に記憶する。そして、ステップS18で、kに1を足
し、mとnにはそれぞれdを足した後、再びステップS
14に戻る。
【0053】また、図5及び図6の例を図7に示す処理
を適用した場合、kが1のとき、ステップS15ではL
(k)として“Image1.bmp”を作成し、R
(k)として“Image2.bmp”を作成する。そ
して、kが1から7までの間はステップS14からステ
ップS18までの処理を繰り返し、kが8になったとき
にステップS16からステップS19に進んで図7の処
理を終了する。これは、kが8になったとき、ステップ
S15ではL(k)として“Image8.bmp”を
作成し、R(k)として“Image9.bmp”を作
成するので、ステップS16でR(k)が存在しないと
判断してステップS19に進むからである。
【0054】図8は本発明に係るステレオ画像表示ソフ
トウェアにおいて、図7の処理で取得したファイル名を
用いてステレオ画像を読み出し、表示する処理を示すフ
ローチャートである。ステップS21は、本処理の開始
を示す。
【0055】ステップS22では、不図示のダイアログ
ボックス等を用いて、図7の処理で取得した複数のステ
レオ画像の中で、何番目のステレオ画像を表示するかを
ユーザから入力する。ステップS23では、ステップS
22で入力した番号のステレオペアに対応する左目用の
画像ファイル名及び右目用の画像ファイル名をRAM4
03から読み出す。そして、さらにこれらのファイル名
を持つ左目用の画像ファイル及び右目用の画像ファイル
をハードディスク(HD)410等から読み出し、RA
M403に記憶する。
【0056】ステップS24では、RAM403に記憶
した左目用の画像及び右目用の画像を、ディスプレイ
(DP)409の種類に応じたフォーマットで合成し、
ステレオ画像を作成し、再びRAM403に記憶する。
ディスプレイ(DP)409の種類に応じたステレオ画
像のフォーマットとしては、以下のようなものがある。
【0057】(1)左右の画像とも画像の幅を半分に縮
小し、横に並べて合成する。
【0058】(2)左右の画像とも画像の高さを半分に
縮小し、縦に並べて合成する。
【0059】(3)左右の画像から1画素ずつ交互に画
素を取り出して合成する。
【0060】(4)左右の画像から1ラインずつ交互に
ラインを取り出して合成する。
【0061】ステップS25では、ステップS24でR
AM403に記憶したステレオ画像をディスプレイ(D
P)409に出力する。ステップS26は、ステレオ画
像表示の処理の終了を示す。
【0062】このように、本実施例によれば、画像の内
容が両眼視差による変化と同程度に連続的に変化した複
数の画像ファイルに、画像の内容の変化に対応して文字
列の一部が規則的に変化したファイル名が与えられてい
る場合、つまり系列画像がある場合などに、複数のステ
レオ画像を表示するために従来ではユーザがファイル名
を何度も入力しなければならなかったところを、4種類
の情報を1回入力するだけで済むようにしたため、ユー
ザのファイル名入力の手間を大きく減らすことができ
る。
【0063】(第2の実施例)本実施例の構成は図1な
いし図4と同様であるので、説明は省略する。
【0064】なお、本実施例では、CPU401によ
り、複数の画像ファイルの中から任意のステレオ画像を
選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画像ファ
イル名に共通する部分の文字列を入力する共通部分入力
手段と、この共通部分入力手段により入力された文字列
に左目用あるいは右目用の識別子を付加する識別子付加
手段が構成され、識別子付加手段により付加された識別
子を持つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用及び右目
用の一対のステレオ画像として読み出すようにしてい
る。
【0065】図9は本実施例におけるファイル名をユー
ザから入力するためのダイアログボックスの表示例を示
す図である。本図では、一般的なOSを使用した際の標
準的なダイアログボックスを示しているが、本実施例で
は特定のOSに依存するものではない。また、ファイル
名の入力方法としてダイアログボックスを使用している
が、その他にもファイルのドラッグアンドドロップやコ
マンドラインからの入力など様々な手段が利用可能であ
り、一つの手段に制限される訳ではない。
【0066】図9に示すようなダイアログボックスを用
いて一つのファイル名を入力あるいは選択する方法は一
般に良く知られているので、説明は省略する。
【0067】従来では、ステレオ画像ファイルを読み出
すためには、ステレオペアに対応する2枚の画像ファイ
ルを左目用と右目用を区別して入力または選択しなけれ
ばならない。また、図9に示すダイアログボックスを用
いてステレオ画像ファイルを選択するためには、左目用
と右目用にそれぞれ1回ずつ、合わせて2回、ダイアロ
グボックスを表示して、ファイル名を2回入力する必要
がある。あるいは、ダイアログボックスを改良し、一つ
のダイアログボックス中に左目用の画像ファイル名入力
フィールドと右目用の画像ファイル名入力フィールドを
表示することもできるが、何れにしても、ユーザがファ
イル名の入力を2回行わなければならないことに変わり
はない。
【0068】しかし、本実施例においては、左目用の画
像ファイル名と右目用の画像ファイル名に共通する部分
のファイル名、あるいは左目用または右目用の画像ファ
イル名を1回だけ入力または選択するだけで良い。すな
わち、図9の例で、第1のステレオ画像を表示するため
に、第1のステレオペアに対応する2枚の画像ファイル
“Image1L.bmp”と“Image1R.bm
p”が必要な場合、ユーザは“Image1.bm
p”、“Image1L.bmp”あるいは“Imag
e1R.bmp”の何れか一つのファイル名を入力ある
いは選択するだけで良い。以下にその理由について説明
する。
【0069】図10は本実施例のステレオ画像表示ソフ
トウェアの処理の概要を示すフローチャートである。ス
テップS31は、ステレオ画像表示の処理の開始を示
す。
【0070】ステップS32では、図9に例示したダイ
アログボックス等を用いて、左目用の画像ファイル名と
右目用の画像ファイル名に共通する部分のファイル名
(図9の例では“Image1.bmp”)、あるいは
左目用あるいは右目用の画像ファイル名(図9の例では
“Image1L.bmp”あるいは“Image1
R.bmp”)の何れか一つのファイル名(以下ファイ
ル名Aと呼ぶ)をユーザから入力する。
【0071】ステップS33では、後で詳細に説明する
ように、ファイル名Aから、左目用の画像ファイル名
(以下ファイル名Bと呼ぶ)と、右目用の画像ファイル
名(以下ファイル名Cと呼ぶ)を求める。ステップS3
4では、ファイル名Bのファイルを図4のハードディス
ク(HD)410等から読み出し、左目用の画像として
RAM403に記憶する。
【0072】同様に、ステップS35では、ファイル名
Cのファイルを図4のハードディスク(HD)410等
から読み出し、右目用の画像としてRAM403に記憶
する。ステップS36では、RAM403に記憶した左
目用の画像及び右目用の画像を、ディスプレイ(DP)
409の種類に応じたフォーマットで合成し、ステレオ
画像を作成し、再びRAM403に記憶する。ディスプ
レイ(DP)409の種類に応じたステレオ画像のフォ
ーマットとしては、以下のようなものがある。
【0073】(1)左右の画像とも画像の幅を半分に縮
小し、横に並べて合成する。
【0074】(2)左右の画像とも画像の高さを半分に
縮小し、縦に並べて合成する。
【0075】(3)左右の画像から1画素ずつ交互に画
素を取り出して合成する。
【0076】(4)左右の画像から1ラインずつ交互に
ラインを取り出して合成する。
【0077】ステップS37では、ステップS36でR
AM403に記憶したステレオ画像をディスプレイ(D
P)409に出力する。ステップS38は、ステレオ画
像表示の処理の終了を示す。
【0078】図11は図10のステップS33の処理の
詳細を示すフローチャートである。図11のステップS
33は、図10のステップS32でユーザから入力した
ファイル名Aから、左目用の画像ファイル名(ファイル
名B)と、右目用の画像ファイル名(ファイル名C)を
求める処理の開始を示す。
【0079】ステップS41では、ファイル名Aの拡張
子直前の文字が何であるかを判断し、判断結果に応じて
その後の処理を分岐する。ファイル名Aの拡張子直前の
文字が、左目用の画像ファイル識別子(以下文字Lと呼
ぶ)と一致した場合はステップS42に進み、右目用の
画像ファイル識別子(以下文字Rと呼ぶ)と一致した場
合はステップS44に進み、その他の場合はステップS
46に進む。
【0080】例えば、左目用の画像ファイル識別子(文
字L)が“L”、右目用の画像ファイル識別子(文字
R)が“R”と予め決められているとすると、この場
合、ファイル名Aが“Image1L.bmp”ならス
テップS42に進み、ファイル名Aが“Image1
R.bmp”ならステップS44に進み、ファイル名A
が“Image1.bmp”ならステップS46に進
む。
【0081】なお、文字Lと文字Rは、ステレオペアに
対応する2枚の画像ファイルの命名規則に従って予めユ
ーザが決めておくものである。ただし、ステレオペアに
対応する2枚の画像ファイルの命名規則が存在しない場
合は、本実施例は適用できない。
【0082】ステップS42では、ファイル名Aを左目
用の画像ファイル名(ファイル名B)としてRAM40
3に記憶する。次に、ステップS43では、ファイル名
Aの中の文字Lを文字Rに置換し、置換後の文字列を右
目用の画像ファイル名(ファイル名C)としてRAM4
03に記憶する。
【0083】ステップS44では、ファイル名Aを右目
用の画像ファイル名(ファイル名C)としてRAM40
3に記憶する。次に、ステップS45では、ファイル名
Aの中の文字Rを文字Lに置換し、置換後の文字列を左
目用の画像ファイル名(ファイル名B)としてRAM4
03に記憶する。
【0084】ステップS46では、ファイル名Aの拡張
子直前に文字Lを挿入し、左目用の画像ファイル名(フ
ァイル名B)としてRAM403に記憶する。次に、ス
テップS47では、ファイル名Aの拡張子直前に文字R
を挿入し、右目用の画像ファイル名(ファイル名C)と
してRAM403に記憶する。
【0085】ステップS48は、ファイル名Aからファ
イル名Bとファイル名Cを求める処理の終了を示す。
【0086】このように、本実施例によれば、ステレオ
ペアに対応する2枚の画像ファイルをハードディスク
(HD)410等の記憶装置から読み出してステレオ画
像を表示する際に、従来ユーザがファイル名を2回入力
しなければならなかったところを1回の入力で済むよう
にしたため、ユーザのファイル名入力の手間を減らすこ
とができる。
【0087】なお、本発明は、複数の機器(例えば、分
散型コンピュータ環境における、ホストコンピュータ、
データ通信機器、データ入力端末、ディスプレイなど)
から構成されるシステムに適用しても、一つの機器から
なる装置(例えば、ノートPCのように、キーボード、
ポインティングデバイス及びディスプレイ等をすべて一
体化した装置)に適用しても良い。
【0088】また、本発明の目的は、上述した各実施例
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出し実行することによっても達成される。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施例の機能を実現することになり、そのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成するこ
とになる。
【0089】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、CD−RAM、CD−RW、磁気テープ、不揮
発性のメモリカード/メモリスティック、ROMなどを
用いることができる。
【0090】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施例の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実
現される場合も含まれる。
【0091】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施例の機能が実現され
る場合も含まれる。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像の内容が両眼視差による変化と同程度に連続的に変
化した複数の画像ファイルに、画像の内容の変化に対応
して文字列の一部が規則的に変化したファイル名が与え
られている場合、つまり系列画像がある場合などに、複
数のステレオ画像を表示するために従来ではユーザがフ
ァイル名を何度も入力しなければならなかったところ
を、4種類の情報を1回入力するだけで済むようにした
ため、ユーザのファイル名入力の手間を大きく減らすこ
とができるという効果がある。
【0093】また、本発明によれば、ステレオペアに対
応する2枚の画像ファイルをハードディスク等の記憶装
置から読み出してステレオ画像を表示する際に、従来ユ
ーザがファイル名を2回入力しなければならなかったと
ころを1回の入力で済むようにしたため、ユーザのファ
イル名入力の手間を減らすことができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 偏光メガネタイプあるいは液晶シャッターメ
ガネタイプのステレオ画像表示装置の概観図
【図2】 レンチキュラーレンズタイプのステレオ画像
表示装置の概観図
【図3】 HMDタイプのステレオ画像表示装置の概観
【図4】 本発明に係るステレオ画像表示ソフトウェア
が稼動可能なPCの構成を示すブロック図
【図5】 第1の実施例の系列画像のファイル名の一覧
表示をするダイアログボックスの表示例を示す図
【図6】 第1の実施例の系列画像のファイル名から複
数のステレオペアに対応するファイル名を取得する上で
必要な情報をユーザから入力するためのダイアログボッ
クスの表示例を示す図
【図7】 第1の実施例の系列画像のファイル名から複
数のステレオペアに対応するファイル名を取得する処理
を示すフローチャート
【図8】 第1の実施例における取得したファイル名を
用いてステレオ画像を読み出し表示する処理を示すフロ
ーチャート
【図9】 第2の実施例のファイル名をユーザから入力
するためのダイアログボックスの表示例を示す図
【図10】 第2の実施例のステレオ画像表示ソフトウ
ェアの処理の概要を示すフローチャート
【図11】 図10のステップS33の処理の詳細を示
すフローチャート
【符号の説明】
101 PC(ステレオ画像表示装置) 102 ディスプレイ 103 偏光メガネあるいは液晶シャッターメガネ 202 ディスプレイ 302 HMD 401 CPU(共通部分入力手段、変化部分付加手
段、画像決定手段、識別子付加手段) 402 ROM 403 RAM 407 ディスクコントローラ 408 キーボード 409 ディスプレイ 410 ハードディスク 411 フロッピーディスク 412 CD−ROM

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右一対のステレオ画像の画像ファイル
    を読み出して表示するステレオ画像表示装置であって、
    画像の内容が左右の目の視差による変化と同程度に連続
    的に変化した複数の画像ファイルに、その画像の内容の
    変化に対応して文字列の一部が規則的に変化したファイ
    ル名を与えるとともに、該複数の画像ファイル名の変化
    しない部分の文字列を入力する共通部分入力手段と、こ
    の共通部分入力手段により入力された文字列に前記規則
    的に変化した部分の文字列を付加する変化部分付加手段
    と、この変化部分付加手段により文字列が付加されたフ
    ァイル名を前記左右の目の各画像とする画像決定手段と
    を備え、前記画像決定手段は、m(正の整数)番目のフ
    ァイル名を最初の左目用の画像、n(mと異なる正の整
    数)番目のファイル名を最初の右目用の画像とし、m+
    k(正の整数)番目のファイル名をk番目の左目用の画
    像、n+k番目のファイル名をk番目の右目用の画像と
    することを特徴とするステレオ画像表示装置。
  2. 【請求項2】 m及びkの値は外部から入力されること
    を特徴とする請求項1記載のステレオ画像表示装置。
  3. 【請求項3】 kの値は入力された数の倍数に制限する
    ことを特徴とする請求項1または2記載のステレオ画像
    表示装置。
  4. 【請求項4】 左右一対のステレオ画像の画像ファイル
    を読み出して表示するステレオ画像表示方法であって、
    画像の内容が左右の目の視差による変化と同程度に連続
    的に変化した複数の画像ファイルに、その画像の内容の
    変化に対応して文字列の一部が規則的に変化したファイ
    ル名を与えるとともに、該複数の画像ファイル名の変化
    しない部分の文字列を入力する共通部分入力工程と、こ
    の共通部分入力工程で入力された文字列に前記規則的に
    変化した部分の文字列を付加する変化部分付加工程と、
    この変化部分付加工程で文字列が付加されたファイル名
    を前記左右の目の各画像とする画像決定工程とを有し、
    前記画像決定工程では、m(正の整数)番目のファイル
    名を最初の左目用の画像、n(mと異なる正の整数)番
    目のファイル名を最初の右目用の画像とし、m+k(正
    の整数)番目のファイル名をk番目の左目用の画像、n
    +k番目のファイル名をk番目の右目用の画像とするこ
    とを特徴とするステレオ画像表示方法。
  5. 【請求項5】 m及びkの値を外部から入力することを
    特徴とする請求項4記載のステレオ画像表示方法。
  6. 【請求項6】 kの値を入力した数の倍数に制限するこ
    とを特徴とする請求項4または5記載のステレオ画像表
    示方法。
  7. 【請求項7】 左右一対のステレオ画像の画像ファイル
    を読み出して表示させるためのプログラムを記憶した記
    憶媒体であって、画像の内容が左右の目の視差による変
    化と同程度に連続的に変化した複数の画像ファイルに、
    その画像の内容の変化に対応して文字列の一部が規則的
    に変化したファイル名を与えるとともに、該複数の画像
    ファイル名の変化しない部分の文字列を入力する共通部
    分入力工程と、この共通部分入力工程で入力された文字
    列に前記規則的に変化した部分の文字列を付加する変化
    部分付加工程と、この変化部分付加工程で文字列が付加
    されたファイル名を前記左右の目の各画像とする画像決
    定工程とを実行させ、その際、m(正の整数)番目のフ
    ァイル名を最初の左目用の画像、n(mと異なる正の整
    数)番目のファイル名を最初の右目用の画像とし、m+
    k(正の整数)番目のファイル名をk番目の左目用の画
    像、n+k番目のファイル名をk番目の右目用の画像と
    するプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒体。
  8. 【請求項8】 m及びkの値を外部から入力するための
    プログラムを記憶したことを特徴とする請求項7記載の
    記憶媒体。
  9. 【請求項9】 kの値を入力した数の倍数に制限するた
    めのプログラムを記憶したことを特徴とする請求項7ま
    たは8記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示するステレオ画像表示装置であっ
    て、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ画
    像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画像
    ファイル名に共通する部分の文字列を入力する共通部分
    入力手段と、この共通部分入力手段により入力された文
    字列に左目用あるいは右目用の識別子を付加する識別子
    付加手段とを備え、前記識別子付加手段により付加され
    た識別子を持つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用及
    び右目用の一対のステレオ画像として読み出すことを特
    徴とするステレオ画像表示装置。
  11. 【請求項11】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示するステレオ画像表示装置であっ
    て、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ画
    像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画像
    ファイル名のうち何れかのファイル名の文字列を入力す
    るファイル名入力手段と、このファイル名入力手段によ
    り入力された文字列の中の所定の位置にある左目用ある
    いは右目用の識別子を右目用あるいは左目用の識別子に
    置き換える識別子置換手段とを備え、前記ファイル名入
    力手段により入力された左目用あるいは右目用のファイ
    ル名と前記識別子置換手段により識別子が置き換えられ
    た右目用あるいは左目用のファイル名を持つ二つの画像
    ファイルをそれぞれ左目用及び右目用の一対のステレオ
    画像として読み出すことを特徴とするステレオ画像表示
    装置。
  12. 【請求項12】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示するステレオ画像表示方法であっ
    て、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ画
    像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画像
    ファイル名に共通する部分の文字列を入力する共通部分
    入力工程と、この共通部分入力工程で入力された文字列
    に左目用あるいは右目用の識別子を付加する識別子付加
    工程とを有し、前記識別子付加工程で付加された識別子
    を持つ二つの画像ファイルをそれぞれ左目用及び右目用
    の一対のステレオ画像として読み出すことを特徴とする
    ステレオ画像表示方法。
  13. 【請求項13】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示するステレオ画像表示方法であっ
    て、前記複数の画像ファイルの中から任意のステレオ画
    像を選択する際に該ステレオ画像に対応する二つの画像
    ファイル名のうち何れかのファイル名の文字列を入力す
    るファイル名入力工程と、このファイル名入力工程で入
    力された文字列の中の所定の位置にある左目用あるいは
    右目用の識別子を右目用あるいは左目用の識別子に置き
    換える識別子置換工程とを有し、前記ファイル名入力工
    程で入力された左目用あるいは右目用のファイル名と前
    記識別子置換工程で識別子が置き換えられた右目用ある
    いは左目用のファイル名を持つ二つの画像ファイルをそ
    れぞれ左目用及び右目用の一対のステレオ画像として読
    み出すことを特徴とするステレオ画像表示方法。
  14. 【請求項14】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示させるためのプログラムを記憶した
    記憶媒体であって、前記複数の画像ファイルの中から任
    意のステレオ画像を選択する際に該ステレオ画像に対応
    する二つの画像ファイル名に共通する部分の文字列を入
    力する共通部分入力工程と、この共通部分入力工程で入
    力された文字列に左目用あるいは右目用の識別子を付加
    する識別子付加工程とを実行させ、前記識別子付加工程
    で付加された識別子を持つ二つの画像ファイルをそれぞ
    れ左目用及び右目用の一対のステレオ画像として読み出
    すためのプログラムを記憶したことを特徴とする記憶媒
    体。
  15. 【請求項15】 左右一対のステレオ画像の画像ファイ
    ルを読み出して表示させるためのプログラムを記憶した
    記憶媒体であって、前記複数の画像ファイルの中から任
    意のステレオ画像を選択する際に該ステレオ画像に対応
    する二つの画像ファイル名のうち何れかのファイル名の
    文字列を入力するファイル名入力工程と、このファイル
    名入力工程で入力された文字列の中の所定の位置にある
    左目用あるいは右目用の識別子を右目用あるいは左目用
    の識別子に置き換える識別子置換工程とを実行させ、前
    記ファイル名入力工程で入力された左目用あるいは右目
    用のファイル名と前記識別子置換工程で識別子が置き換
    えられた右目用あるいは左目用のファイル名を持つ二つ
    の画像ファイルをそれぞれ左目用及び右目用の一対のス
    テレオ画像として読み出すためのプログラムを記憶した
    ことを特徴とする記憶媒体。
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