JP2001103346A - テレビジョンカメラ装置 - Google Patents

テレビジョンカメラ装置

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JP2001103346A
JP2001103346A JP27682399A JP27682399A JP2001103346A JP 2001103346 A JP2001103346 A JP 2001103346A JP 27682399 A JP27682399 A JP 27682399A JP 27682399 A JP27682399 A JP 27682399A JP 2001103346 A JP2001103346 A JP 2001103346A
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JP
Japan
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signal
video
information signal
television camera
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JP27682399A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Aoki
鋭明 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運用中に、ビューファインダから台本への視点
移動や台本めくり等をなくし、周囲の音量による影響を
回避する。 【解決手段】カメラ内映像信号もしくは外部からの送り
返し映像信号の映像信号処理を行なうとともに、運用に
必要な台本等のデータ情報信号をリアルタイムで入力
し、表示制御部120により同じビューファインダ13
0でカメラ内映像もしくは外部からの送り返し映像と映
像変換部110で映像フォーマットに変換されたリアル
タイムのデータ情報とを同時に表示する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、撮像映像信号も
しくは外部からの映像信号の映像処理内容を表示するビ
ューファインダを備えるテレビジョンカメラ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、放送局内では、撮影時にカメ
ラマンがテレビジョンカメラ装置の運用を行なってい
る。この種のテレビジョンカメラ装置としては、図5に
示すように、カメラ内の映像信号もしくは外部からの映
像信号の映像処理内容を表示するビューファインダ11
を備えるテレビジョンカメラ装置1が使用されている。
【0003】このテレビジョンカメラ装置1を使用する
カメラマンは、撮影中に台本3を見たり、ヘッドセット
2で音声による連絡を受けて、自分のテレビジョンカメ
ラ装置1の運用判断を行なっている。
【0004】しかしながら、テレビジョンカメラ装置1
を運用するために、撮影中にビューファインダ11を見
たり台本3を見たりして視点を移動させることは大変煩
わしいものとなり、また、撮影中に一々台本3をめくる
ことは非常に不便である。これは、ビューファインダ1
1で撮影中の映像と台本3とを同時に見ることができな
いことに原因がある。さらに、ヘッドセット2では、周
囲の音が大きい番組撮影時には連絡事項を聞き取りにく
いという問題が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
テレビジョンカメラ装置では、撮影中に、ビューファイ
ンダを見たり台本を見たりして視点を移動させなければ
ならず、また台本をめくらなければならないので、不便
である。また、ヘッドセットでは、周囲の音が大きい番
組撮影時には連絡事項を聞き取りにくいという問題を有
している。
【0006】この発明の目的は、上記の問題を解決し、
運用中に、ビューファインダから台本への視点移動や台
本めくり等をなくし、周囲の音量による影響を回避し得
るテレビジョンカメラ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るテレビジ
ョンカメラ装置は、撮像映像信号もしくは外部からの映
像信号の映像処理内容を表示する表示器を備えるテレビ
ジョンカメラ装置において、外部からのデータ情報信号
を入力するデータ情報信号入力手段と、このデータ情報
信号入力手段で入力されたデータ情報信号を自装置用の
映像フォーマットに変換する映像変換手段と、この映像
変換手段の出力と撮像映像信号もしくは外部からの映像
信号とを表示器に表示する表示制御手段とを備えるよう
にしたものである。
【0008】この構成によれば、撮像映像信号もしくは
外部からの映像信号の映像信号処理を行なうとともに、
運用に必要な台本等のデータ情報信号をリアルタイムで
装置に入力し、同じ表示器で撮像映像もしくは外部から
の映像と映像フォーマットに変換されたリアルタイムの
データ情報とを同時に表示するようにしているので、撮
影中に、表示器と台本とに視点を移動させることなく、
映像と台本とを確認できるようになり、また、リモコン
等により台本のページを切り替えることができるように
なる。特に、予定変更やカメラマンへの指示が迅速にで
きるようになる。さらに、連絡事項等を表示器に表示さ
せるようにすれば、周囲の音量に影響されずに済む。
【0009】また、上記構成において、さらに、データ
情報信号入力手段で入力されたデータ情報信号を順次記
憶するデータ情報信号記憶手段と、外部指示により、デ
ータ情報信号記憶手段から任意のデータ情報信号を読み
出し、映像変換手段に送出するデータ情報信号読み出し
手段とを備えてなることを特徴とする。
【0010】この構成によれば、外部からのデータ情報
にリアルタイム性がない時、あるいは大量の情報がある
時には、装置内のメモリに一時情報を記憶し、カメラマ
ンの操作により必要な情報をメモリから読み出して表示
器に表示することができるようになる。
【0011】また、上記構成において、データ情報信号
入力手段に入力されるデータ情報信号に日時情報が予め
付加されるとき、さらに、現在日時を計測するタイマー
を備え、データ情報信号読み出し手段は、タイマーで計
測される現在日時情報とデータ情報信号記憶手段に記憶
されたデータ情報信号に付随する日時情報とを比較し、
この比較結果により一致したデータ情報信号を読み出し
て映像変換手段に送出することを特徴とする。
【0012】この構成によれば、装置内のメモリに時間
的要素のあるスケジュール情報を予め記憶しておくこと
ができ、タイマによりスケジュール予定日時を計測され
た時に、この日時に対応するスケジュール情報が表示器
に表示されることになる。このため、カメラマンは、予
定日時になった際に、撮影中においても、表示器に表示
されるスケジュール情報を視認することにより、早急に
用件を把握することができる。
【0013】表示制御手段は、映像変換手段の出力と撮
像映像信号もしくは外部からの映像信号とを組み合わせ
た信号と別々の信号とを外部指示に応じて選択的に表示
器に表示することを特徴とする。例えば、表示画面がせ
まい場合には、画面内の映像に多くの文字を乗せると見
づらくなる。このため、カメラマンの選択により、台本
やメモ等のデータ情報と映像とで選択的に表示できるよ
うにすれば、カメラマンは見やすい画面で内容を確認で
きるようになる。なお、データ情報と映像とを同時に表
示したい場合に、ピクチャー・イン・ピクチャーでデー
タ情報の領域を小さく表示するようにすれば、見やすい
画面となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明で
は、映像系の各構成回路を省略して述べることにする。
【0015】(第1の実施形態)図1は、この発明に係
わるテレビジョンカメラ装置の一実施形態の構成を示す
回路ブロック図である。
【0016】例えばCCU/BASE STATION
から送られ、あるいはテレビジョンカメラ装置の外部入
力端子(図示せず)から入力される台本、指示、メモ等
を含むデータ情報信号は、映像変換部110に供給され
る。映像変換部110は、入力されたデータ情報信号を
自装置用の映像フォーマットに変換して表示制御部12
0に出力する。表示制御部120は、映像変換部110
の出力と、カメラ内映像信号と、CCU/BASE S
TATIONから送られてくる送り返し映像信号とを、
カメラマンからの指示により選択的にビューファインダ
130に表示するものである。この場合、ビューファイ
ンダ130には、カメラマンの指示により、映像変換部
110の出力とカメラ内映像と送り返し映像とを組み合
わせた映像と別々の別々の映像とが選択的に表示される
ことになる。
【0017】また、表示制御部120は、ビューファイ
ンダ130に映像変換部110の出力とカメラ内映像も
しくは送り返し映像とを組み合わせた映像を表示する場
合、図2に示す如くPIP(Picture In Picture)で、
映像を親画面131で表示し、台本を子画面132で表
示するようにしてもよい。このようにすれば、見やすい
画面となる。
【0018】以上のようにこの第1の実施形態によれ
ば、カメラ内映像信号もしくは外部からの送り返し映像
信号の映像信号処理を行なうとともに、運用に必要な台
本等のデータ情報信号をリアルタイムで入力し、同じビ
ューファインダ130でカメラ内映像もしくは外部から
の送り返し映像と映像変換部110で映像フォーマット
に変換されたリアルタイムのデータ情報とを同時に表示
するようにしているので、撮影中に、カメラマンはビュ
ーファインダ130と別途用意された台本とに視点を移
動させることなく、映像と台本とを確認できるようにな
り、また、リモコン等により台本のページを切り替える
ことができるようになる。特に、予定変更やカメラマン
への指示が迅速にできるようになる。さらに、連絡事項
等をビューファインダ130に表示させるようにすれ
ば、ヘッドセットで聞きにくい音も、周囲の音量に影響
されずに確認できるようになる。
【0019】また、表示制御部120は、映像変換部1
10の出力とカメラ内映像もしくは外部からの送り返し
映像とを組み合わせた映像と別々の映像とをカメラマン
の指示に応じて選択的にビューファインダ130に表示
するようにしているので、例えば、ビューファインダ1
30の表示画面がせまい場合には、カメラマンの選択に
より、台本やメモ等のデータ情報と映像とで選択的に表
示できるようにすれば、カメラマンは見やすい画面で内
容を確認できるようになる。特に、同時に表示する場合
には、PIPにより表示すれば、より見やすい表示画面
となる。
【0020】(第2の実施形態)この発明の第2の実施
形態は、大量のデータ情報をメモリに記憶しておき、カ
メラマンの操作で任意のデータ情報を表示できるように
したものである。
【0021】図3は、この発明の第2の実施形態に係わ
るテレビジョンカメラ装置の構成を示す回路ブロック図
である。なお、図2において、上記図1と同一部分には
同一符号を付して詳細な説明を省略する。
【0022】図3において、外部からのデータ情報信号
は、まずメモリ140に順次記憶される。このメモリ1
40に記憶された複数のデータ情報信号は、MPU(Mi
croProcessing Unit)150でカメラマンからの指示を
受けて選択的に読み出され、映像変換部110に供給さ
れる。
【0023】このように第2の実施形態であれば、CC
U/BASE STATIONからのデータ情報信号に
リアルタイム性がない時、あるいは大量のデータ情報信
号がある時には、メモリ140に一時記憶しておくよう
にし、カメラマンの操作により必要なデータ情報をメモ
リ140から読み出してビューファインダ130に表示
することができるようになる。
【0024】なお、この第2の実施形態において、メモ
リ140に記憶されるデータ情報信号は、CCU/BA
SE STATIONからのデータ情報信号だけでな
く、例えば自分で記憶したい情報やパーソナルコンピュ
ータで作成した情報であってもよい。この場合、図示し
ない入力端子に予めパーソナルコンピュータ等を接続し
て情報をメモリ140に入力するようにすればよい。
【0025】(第3の実施形態)この発明の第3の実施
形態は、メモリに時間的要素のあるデータ情報を記憶し
ておき、ある日時になった際に、自動的に読み出し表示
できるようにしたものである。
【0026】図4は、この発明の第3の実施形態に係わ
るテレビジョンカメラ装置の構成を示す回路ブロック図
である。なお、図4において、図3と同一部分には同一
符号を付して詳細な説明を省略する。
【0027】図4において、メモリ140には日時情報
が付加されたデータ情報信号が記憶されることになる。
そして、MPU160は、タイマ170に計測される現
在日時を監視し、この現在日時情報とメモリ140に記
憶されたデータ情報信号に付随する日時情報とを比較
し、この比較結果により一致したデータ情報信号を読み
出して映像変換部110に送出する。
【0028】この第3の実施形態であれば、メモリ14
0に時間的要素のある例えばスケジュール情報を予め記
憶しておくことができ、MPU160によりタイマ17
0で計測された現在日時とメモリ140に記憶されたス
ケジュール予定日時とが一致されたと判断された時に、
この日時に対応するスケジュール情報がファインダ13
0に表示されることになる。このため、カメラマンは、
予定日時になった際に、撮影中においても、ビューファ
インダ130に表示されるスケジュール情報を視認する
ことにより、早急に用件を把握することができる。
【0029】また、この第3の実施形態では、上記第2
の実施形態と同様に、メモリ140に予め自分のスケジ
ュール情報を記憶することもできる。この場合、外部入
力端子にパーソナルコンピュータ等を接続して入力する
ようにすればよい。
【0030】(その他の実施形態)この発明は上記各実
施形態に限定されるものではない。例えば、データ情報
信号の入力方法について、CCU/BASE STAT
IONからの制御信号以外にも、IC(個別)カードや
送り返し映像信号にデータ情報信号を重畳させる方法を
とってもよい。また、ビューファインダに表示する方法
についても、例えばデータ情報と映像とを画面上で識別
された表示形態で表示するようにしてもよい。
【0031】その他、テレビジョンカメラ装置の構成、
ビューファインダの構成や、データ情報信号の種類や映
像信号の種類等についても、この発明の要旨を逸脱しな
い範囲で種々変形して実施できる。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
運用中に、視点移動や別途用意された台本めくり等の余
分な操作をなくし、さらに音声による連絡事項等を表示
器に表示するようにして周囲の音量による影響を回避し
得るテレビジョンカメラ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るテレビジョンカメラ装置の一実
施形態を示す回路ブロック図。
【図2】同実施形態におけるビューファインダの表示例
を示す図。
【図3】この発明の第2の実施形態を示す回路ブロック
図。
【図4】この発明の第3の実施形態を示す回路ブロック
図。
【図5】従来のテレビジョンカメラ装置の運用例を示す
図。
【符号の説明】
1…テレビジョンカメラ装置、 2…ヘッドセット、 3…台本、 11,130…ビューファインダ、 110…映像変換部、 120…表示制御部、 140…メモリ、 150,160…MPU、 170…タイマ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像映像信号もしくは外部からの映像信
    号の映像処理内容を表示する表示器を備えるテレビジョ
    ンカメラ装置において、 外部からのデータ情報信号を入力するデータ情報信号入
    力手段と、 このデータ情報信号入力手段で入力されたデータ情報信
    号を自装置用の映像フォーマットに変換する映像変換手
    段と、 この映像変換手段の出力と前記撮像映像信号もしくは前
    記外部からの映像信号とを前記表示器に表示する表示制
    御手段とを具備してなることを特徴とするテレビジョン
    カメラ装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記データ情報信号入力手段で
    入力されたデータ情報信号を順次記憶するデータ情報信
    号記憶手段と、外部指示により、前記データ情報信号記
    憶手段から任意のデータ情報信号を読み出し、前記映像
    変換手段に送出するデータ情報信号読み出し手段とを備
    えてなることを特徴とする請求項1記載のテレビジョン
    カメラ装置。
  3. 【請求項3】 前記データ情報信号入力手段に入力され
    るデータ情報信号に日時情報が予め付加されるとき、 さらに、現在日時を計測するタイマーを備え、 前記データ情報信号読み出し手段は、前記タイマーで計
    測される現在日時情報と前記データ情報信号記憶手段に
    記憶されたデータ情報信号に付随する日時情報とを比較
    し、この比較結果により一致したデータ情報信号を読み
    出して前記映像変換手段に送出することを特徴とする請
    求項2記載のテレビジョンカメラ装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記映像変換手段
    の出力と前記撮像映像信号もしくは前記外部からの映像
    信号とを組み合わせた信号と別々の信号とを外部指示に
    応じて選択的に前記表示器に表示することを特徴とする
    請求項1記載のテレビジョンカメラ装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、前記映像変換手段
    の出力と前記撮像映像信号もしくは前記外部からの映像
    信号とを組み合わせた信号を前記表示器に表示する場
    合、ピクチャー・イン・ピクチャー方式で表示すること
    を特徴とする請求項4記載のテレビジョンカメラ装置。
JP27682399A 1999-09-29 1999-09-29 テレビジョンカメラ装置 Pending JP2001103346A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012195852A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Canon Inc シナリオ編集装置およびシナリオ編集方法、撮像装置およびその制御方法、シナリオ編集システム、記憶媒体、ならびにプログラム
TWI594505B (zh) * 2013-10-04 2017-08-01 應用材料股份有限公司 具有多輻射瓣之線圈天線

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