JP2001103038A - 光無線融合伝送システム - Google Patents
光無線融合伝送システムInfo
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- JP2001103038A JP2001103038A JP27967599A JP27967599A JP2001103038A JP 2001103038 A JP2001103038 A JP 2001103038A JP 27967599 A JP27967599 A JP 27967599A JP 27967599 A JP27967599 A JP 27967599A JP 2001103038 A JP2001103038 A JP 2001103038A
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- Japan
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- optical
- radio
- signal
- wireless
- transmission system
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- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光信号の干渉を防止して、高品質通信を行う
ことができる光無線融合伝送システムを提供する。 【解決手段】 光無線融合伝送システムにおいて、無線
基地局から移動局へのダウンリンクの際の無線基地局内
での複数の無線機201,202,203からの無線信
号により光信号を変調する際、各無線機201,20
2,203からの無線信号を多重化装置204で多重化
した後に光信号に変調する。
ことができる光無線融合伝送システムを提供する。 【解決手段】 光無線融合伝送システムにおいて、無線
基地局から移動局へのダウンリンクの際の無線基地局内
での複数の無線機201,202,203からの無線信
号により光信号を変調する際、各無線機201,20
2,203からの無線信号を多重化装置204で多重化
した後に光信号に変調する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線基地局より光
を無線(RF)信号により変調して光ファイバーで伝送
し、局地無線局にて電波に変換して、移動局との通信を
行う光無線融合伝送システムに関するものである。
を無線(RF)信号により変調して光ファイバーで伝送
し、局地無線局にて電波に変換して、移動局との通信を
行う光無線融合伝送システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
以下に示すようなものがあった。
以下に示すようなものがあった。
【0003】図2はかかる従来の光無線融合伝送システ
ムの構成図であるこの図に示すように、この光無線融合
伝送システムは、無線基地局Aと光ファイバー伝送路B
と局地無線局Cと、この局地無線局Cとの通信を行う移
動局Dで構成されている。
ムの構成図であるこの図に示すように、この光無線融合
伝送システムは、無線基地局Aと光ファイバー伝送路B
と局地無線局Cと、この局地無線局Cとの通信を行う移
動局Dで構成されている。
【0004】その無線基地局Aには、PHSなどの無線
機1、入力光源としてのレーザーダイオード(LD)
2、無線機1からの無線(RF)信号によって光信号を
変調する電気/光(E/O)変換器3、光/電気(O/
E)変換器16を備えている。光ファイバー伝送路B
は、低損失の光ファイバー4,15からなっている。
機1、入力光源としてのレーザーダイオード(LD)
2、無線機1からの無線(RF)信号によって光信号を
変調する電気/光(E/O)変換器3、光/電気(O/
E)変換器16を備えている。光ファイバー伝送路B
は、低損失の光ファイバー4,15からなっている。
【0005】また、局地無線局Cは、光ファイバー4に
接続される光/電気(O/E)変換器5、増幅器6、送
信用アンテナ7、受信用アンテナ11、増幅器12、入
力光源(LD)13、電気/光(E/O)変換器14を
備えている。
接続される光/電気(O/E)変換器5、増幅器6、送
信用アンテナ7、受信用アンテナ11、増幅器12、入
力光源(LD)13、電気/光(E/O)変換器14を
備えている。
【0006】更に、移動局Dは受信用アンテナ8と送信
用アンテナ9、これらのアンテナに接続される無線機1
0を有している。
用アンテナ9、これらのアンテナに接続される無線機1
0を有している。
【0007】そこで、無線基地局Aから移動局Dへのダ
ウンリンクの場合には、無線機1からのRF信号によっ
て、光信号を電気/光(E/O)変換器3で変調するこ
とにより、光信号をキャリア信号として、光ファイバー
伝送路Bを介して伝送され、局地無線局Cにおいて変調
された光信号が光/電気(O/E)変調器5で復調され
てRF信号となり、増幅器6で増幅されて送信用アンテ
ナ7より移動局Dの受信用アンテナ8で受信され、無線
機10との通信が可能になる。
ウンリンクの場合には、無線機1からのRF信号によっ
て、光信号を電気/光(E/O)変換器3で変調するこ
とにより、光信号をキャリア信号として、光ファイバー
伝送路Bを介して伝送され、局地無線局Cにおいて変調
された光信号が光/電気(O/E)変調器5で復調され
てRF信号となり、増幅器6で増幅されて送信用アンテ
ナ7より移動局Dの受信用アンテナ8で受信され、無線
機10との通信が可能になる。
【0008】一方、移動局Dから無線基地局Aへのアッ
プリンクの場合には、移動局Dの無線機10からのRF
信号は、送信用アンテナ9で送信され、局地無線局Cの
受信用アンテナ11で受信され、増幅器12で増幅され
て、そのRF信号によって、電気/光(E/O)変換器
14で入射光源13からの光信号を変調することによ
り、その光信号をキャリア信号として、光ファイバー1
5を介して無線基地局Aに伝送され、光/電気(O/
E)変換器16で復調されて、無線機1との通信を行う
ことができる。
プリンクの場合には、移動局Dの無線機10からのRF
信号は、送信用アンテナ9で送信され、局地無線局Cの
受信用アンテナ11で受信され、増幅器12で増幅され
て、そのRF信号によって、電気/光(E/O)変換器
14で入射光源13からの光信号を変調することによ
り、その光信号をキャリア信号として、光ファイバー1
5を介して無線基地局Aに伝送され、光/電気(O/
E)変換器16で復調されて、無線機1との通信を行う
ことができる。
【0009】図3は前記のシステムの無線基地局Aに複
数(この例では3個)の無線機がある場合のシステムの
無線基地局Aのダウンリンク系の構成図である。
数(この例では3個)の無線機がある場合のシステムの
無線基地局Aのダウンリンク系の構成図である。
【0010】この無線基地局Aのダウンリンク系は、P
HSや携帯電話などの無線機101,102,103、
入射光源としてのレーザーダイオード(LD)104、
無線機101,102,103、それぞれからの無線
(RF)信号によって光信号を変調する電気/光(E/
O)変換器105,106,107、これらの電気/光
(E/O)変換器105,106,107からの光信号
を合成する合成器108を備えている。この合成器10
8には低損失の光ファイバー109が接続されている。
HSや携帯電話などの無線機101,102,103、
入射光源としてのレーザーダイオード(LD)104、
無線機101,102,103、それぞれからの無線
(RF)信号によって光信号を変調する電気/光(E/
O)変換器105,106,107、これらの電気/光
(E/O)変換器105,106,107からの光信号
を合成する合成器108を備えている。この合成器10
8には低損失の光ファイバー109が接続されている。
【0011】そこで、無線機101,102,103か
らのRF信号によって、光信号をそれぞれ電気/光(E
/O)変換器105,106,107で変調し、これら
の光信号は合成器108で合成され、光ファイバー10
9により伝送される。
らのRF信号によって、光信号をそれぞれ電気/光(E
/O)変換器105,106,107で変調し、これら
の光信号は合成器108で合成され、光ファイバー10
9により伝送される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の光無線融合伝送システムでは、光信号の合成を
する際に、光の干渉を生じ、伝送が不可能になることが
あった。
た従来の光無線融合伝送システムでは、光信号の合成を
する際に、光の干渉を生じ、伝送が不可能になることが
あった。
【0013】本発明は、上記問題点を除去し、光信号の
干渉を防止して、高品質通信を行うことができる光無線
融合伝送システムを提供することを目的とする。
干渉を防止して、高品質通信を行うことができる光無線
融合伝送システムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、光無線融合伝送システムにおいて、無線
基地局から移動局へのダウンリンクの際の無線基地局内
での複数の無線機からの無線信号を光信号に変調する
際、各無線機からの無線信号を単一の無線信号に多重化
し、その後、単一の無線信号で光信号を変調することに
より、光信号を合成する際に伴う干渉をなくし、高品質
な通信を行うようにしたものである。
成するために、光無線融合伝送システムにおいて、無線
基地局から移動局へのダウンリンクの際の無線基地局内
での複数の無線機からの無線信号を光信号に変調する
際、各無線機からの無線信号を単一の無線信号に多重化
し、その後、単一の無線信号で光信号を変調することに
より、光信号を合成する際に伴う干渉をなくし、高品質
な通信を行うようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の実施例を示す光無線融合伝
送システムの無線基地局のダウンリンク系の構成図であ
る。
送システムの無線基地局のダウンリンク系の構成図であ
る。
【0017】この図において、この光無線通信融合伝送
システムは、PHSや携帯電話などの無線機201,2
02,203、各無線機からの無線信号を多重化し合成
する多重化装置204、入射光源としてのレーザーダイ
オード(LD)205、このLD205からの光信号を
多重化装置204から出力される無線(RF)信号で変
調する電気/光(E/O)変換器206を備えている。
E/O変換器206には低損失の光ファイバー207が
接続されている。
システムは、PHSや携帯電話などの無線機201,2
02,203、各無線機からの無線信号を多重化し合成
する多重化装置204、入射光源としてのレーザーダイ
オード(LD)205、このLD205からの光信号を
多重化装置204から出力される無線(RF)信号で変
調する電気/光(E/O)変換器206を備えている。
E/O変換器206には低損失の光ファイバー207が
接続されている。
【0018】そこで、無線機201からのRF信号、無
線機202からのRF信号、無線機203からのRF信
号を多重化装置204で単一のRF信号に合成する。次
いで、多重化装置204で合成された単一のRF信号に
よって、LD205からの光信号を電気/光(E/O)
変換器206で変調する。このE/O変換器206から
の光信号は、光ファイバー207により伝送される。
線機202からのRF信号、無線機203からのRF信
号を多重化装置204で単一のRF信号に合成する。次
いで、多重化装置204で合成された単一のRF信号に
よって、LD205からの光信号を電気/光(E/O)
変換器206で変調する。このE/O変換器206から
の光信号は、光ファイバー207により伝送される。
【0019】このように、この実施例によれば、各無線
機からのRF信号を多重化装置で合成し、単一のRF信
号にすることにより、複数の光信号を用いず、光信号を
合成する手順をなくし、従来技術で発生していた光の干
渉をなくすことができる。
機からのRF信号を多重化装置で合成し、単一のRF信
号にすることにより、複数の光信号を用いず、光信号を
合成する手順をなくし、従来技術で発生していた光の干
渉をなくすことができる。
【0020】なお、上記実施例では、無線基地局のダウ
ンリンク系のみを記述したが、移動局でのアップリンク
系にも同様の方式を適用することができる。
ンリンク系のみを記述したが、移動局でのアップリンク
系にも同様の方式を適用することができる。
【0021】また、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能
であり、これらを本発明の範囲から排除するものではな
い。
【0022】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、複数の無線機からの無線信号を単一の無線信号
に多重化した後、光信号を変調するようにしたため、従
来のような光の干渉を防止することができる。
よれば、複数の無線機からの無線信号を単一の無線信号
に多重化した後、光信号を変調するようにしたため、従
来のような光の干渉を防止することができる。
【図1】本発明の実施例を示す光無線融合伝送システム
の無線基地局のダウンリンク系の構成図である。
の無線基地局のダウンリンク系の構成図である。
【図2】従来の光無線融合伝送システムの構成図であ
る。
る。
【図3】従来の光無線融合伝送システムの無線基地局の
ダウンリンク系の構成図である。
ダウンリンク系の構成図である。
A 無線基地局 B 光ファイバー伝送路 C 局地無線局 D 移動局 1,10,101,102,103,201,202,
203 無線機 2,13,104,205 入力光源(レーザーダイ
オード) 3,14,105,106,107,206 電気/
光(E/O)変換器 4,15,109,207 光ファイバー 5,16 光/電気(O/E)変換器 6,12 増幅器 7,9 送信用アンテナ 8,11 受信用アンテナ 108 合成器 204 多重化装置
203 無線機 2,13,104,205 入力光源(レーザーダイ
オード) 3,14,105,106,107,206 電気/
光(E/O)変換器 4,15,109,207 光ファイバー 5,16 光/電気(O/E)変換器 6,12 増幅器 7,9 送信用アンテナ 8,11 受信用アンテナ 108 合成器 204 多重化装置
フロントページの続き (72)発明者 平尾 良和 東京都小金井市貫井北町4−2−1 郵政 省 通信総合研究所内 (72)発明者 藤瀬 雅行 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所 横須賀無線通信センター内 (72)発明者 原田 博司 神奈川県横須賀市光の丘3−4 郵政省通 信総合研究所 横須賀無線通信センター内 Fターム(参考) 5K002 AA01 BA13 CA17 DA02 FA01 5K052 AA02 BB07 DD04 5K067 AA03 BB01 BB21 CC02 EE10 EE16 EE37
Claims (1)
- 【請求項1】 光無線融合伝送システムにおいて、 無線基地局から移動局へのダウンリンクの際の無線基地
局内での複数の無線機からの無線信号により光信号を変
調する際、各無線機からの無線信号を多重化した後に光
信号に変調することを特徴とする光無線融合伝送システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27967599A JP2001103038A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 光無線融合伝送システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27967599A JP2001103038A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 光無線融合伝送システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001103038A true JP2001103038A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17614311
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27967599A Pending JP2001103038A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | 光無線融合伝送システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001103038A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007096928A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 周波数信号合成分離回路及び当該回路を用いた光無線融合伝送システム、光変調モジュール並びに光通信システム |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27967599A patent/JP2001103038A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007096928A (ja) * | 2005-09-29 | 2007-04-12 | Oki Electric Ind Co Ltd | 周波数信号合成分離回路及び当該回路を用いた光無線融合伝送システム、光変調モジュール並びに光通信システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020319 |