JP2001101742A - ディスク記録及び/又は再生装置 - Google Patents

ディスク記録及び/又は再生装置

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JP2001101742A
JP2001101742A JP27474299A JP27474299A JP2001101742A JP 2001101742 A JP2001101742 A JP 2001101742A JP 27474299 A JP27474299 A JP 27474299A JP 27474299 A JP27474299 A JP 27474299A JP 2001101742 A JP2001101742 A JP 2001101742A
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Hisashi Hanzawa
寿 半沢
Shoichi Tamaru
昌一 田丸
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体の小型化を図りつつ、ディスク保持
部材を用いて汚損することなく光ディスクの出し入れを
行う。 【解決手段】 光ディスク2を回転するディスク回転操
作部11と、光ディスク2に対して情報信号の再生を行
う光ピックアップ16とが設けられる装置本体4と、装
置本体4に回動可能に支持され、装置本体4を開閉する
蓋体5と、装置本体4と蓋体5との間に配設され、蓋体
5の回動に連動して移動する光ディスク2を保持するデ
ィスク保持部材6とを備え、ディスク保持部材6は、蓋
体5の回動に連動して光ディスク2をディスク回転操作
部11に装着する装着位置と保持した光ディスク2の取
り出しを行う取り出し位置とに亘って移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体の開閉に連動
して装置本体へのディスク状記録媒体を保持するディス
ク保持部材の出し入れを自動的に行うことができるディ
スク記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、携帯型の光ディスク再生装置は、
光ディスクが装着されるディスク装着部が設けられた装
置本体と、この装置本体のディスク装着部を閉塞する蓋
体とを備える。そして、装置本体のディスク装着部に
は、光ディスクのセンタ孔に係合し、光ディスクを回転
するディスク回転操作部と、光ディスクに光ビームを照
射し、光ディスクで反射した戻りの光ビームを検出して
光ディスクに記録された情報信号の再生を行う光ピック
アップとが設けられている。また、蓋体は、ヒンジを介
して装置本体の背面側に回動可能に支持され、装置本体
の前面側に設けられた蓋体のロック機構によりディスク
装着部を閉塞する状態に保持されている。
【0003】この光ディスク再生装置は、光ディスクの
出し入れを行う場合、蓋体のロック機構を操作し、蓋体
がディスク装着部を閉塞した状態を解除し、蓋体がディ
スク装着部を開放した状態で、光ディスクを装置本体の
ディスク装着部側の面に対して滑らせるようにして光デ
ィスクの出し入れが行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような光ディスクの再生装置は、光ディスクの出し入れ
を行うとき、装置本体のディスク装着部側の面に対して
光ディスクを滑らせるように行われることから、光ディ
スクが装置本体のディスク装着部側の面に擦り、光ディ
スクの信号記録面が汚損してしまうことがある。光ディ
スクの信号記録面が汚損した場合には、光ピックアップ
が光ディスクの信号記録面に照射した光ビームの反射光
を確実に検出することができなくなり、正確な情報信号
の読み出しを行うことができなくなってしまう。
【0005】ところで、据え置き型の光ディスク再生装
置の中には、光ディスクを保持するディスクトレイを備
え、モータによりこのディスクトレイを移動させるロー
ディング機構を備えた装置がある。このローディング機
構を備えた光ディスク再生装置では、ディスクトレイが
装置本体より外に出たときに光ディスクの交換を行うこ
とができ、光ディスクを汚損することなく光ディスクの
出し入れを行うことができる。
【0006】しかしながら、携帯型の光ディスク再生装
置にディスクトレイを設け、モータによりディスクトレ
イを移動させるローディング機構を設けた場合には、モ
ータを装置本体に取り付けることで装置本体が大型化し
てしまい、携帯に不便なものとなってしまう。
【0007】また、この光ディスク再生装置は、光ディ
スクの交換を行うとき等蓋体が装置本体に対して略90
°となす状態にまで回動される。したがって、光ディス
ク再生装置は、狭い場所で光ディスクの交換作業を行う
ことが困難であった。
【0008】そこで、本発明は、装置本体の小型化を図
りつつ汚損することなく光ディスク等のディスク状記録
媒体の出し入れを行うことができるディスク記録及び/
又は再生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク記
録及び/又は再生装置は、上述した課題を解決すべく、
ディスク状記録媒体を回転するディスク回転操作部と、
ディスク状記録媒体に対して情報信号の記録又は再生を
行う記録及び/又は再生部とが設けられる装置本体と、
装置本体に回動可能に支持され、装置本体を開閉する蓋
体と、装置本体と蓋体との間に配設され、蓋体の回動に
連動して移動するディスク状記録媒体を保持するディス
ク保持部材とを備える。そして、ディスク保持部材は、
蓋体の回動に連動してディスク状記録媒体をディスク回
転操作部に装着する装着位置と保持したディスク状記録
媒体の取り出しを行う取り出し位置とに亘って移動す
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るディスク記録
及び/又は再生装置が適用された光ディスク再生装置に
ついて図面を参照して説明する。この光ディスク再生装
置1は、図1に示すように、携帯型の電子機器であり、
光ディスクとほぼ同じ大きさを有するものである。ここ
で、この光ディスク再生装置1には、直径を12cmと
なす再生専用の光ディスク2と直径を8cmとなす再生
専用の光ディスク3が記録媒体として用いられる。
【0011】この光ディスク再生装置1は、図1及び図
2に示すように、光ディスク2,3を回転するディスク
回転操作部や光ディスク2,3に記録された情報信号の
再生を行う光ピックアップ等が組み込まれた装置本体4
と、この装置本体4の背面側に回動可能に取り付けられ
る蓋体5と、装置本体4と蓋体5との間に配設される光
ディスク2,3を保持するディスク保持部材6とを備え
る。
【0012】装置本体4は、図1及び図2に示すよう
に、装置本体4の外周面を構成するフレーム7と、この
フレーム7に取り付けられ、装置本体4の底面を構成す
る底板8とを有し、フレーム7に光ディスク2,3を回
転するディスク回転操作部11や光ディスク2,3に記
録された情報信号の再生を行う光ピックアップ16とが
組み込まれるシャーシ9が取り付けられてなる。また、
底板8は、シャーシ9の下面側を被覆するようにフレー
ム7にビス等で取り付けられる。
【0013】このシャーシ9に取り付けられるディスク
回転操作部11は、図2に示すように、スピンドルモー
タ12と、スピンドルモータ12のスピンドル13に一
体に取り付けられるディスクテーブル14とを備える。
スピンドルモータ12は、図2に示すように、スピンド
ル13をシャーシ9の上面側に突出させ、シャーシ9の
下面側に図示しないモータ取付板を介して取り付けられ
ている。ディスクテーブル14は、シャーシ9の上面側
に突出されたスピンドル13の先端側に一体的に取り付
けられ、中央部に、光ディスク2,3の中央部に穿設さ
れたセンタ孔2a,3aが係合されるセンタリング部1
5が形成されている。光ディスク2,3は、センタ孔2
a,3aをセンタリング部15に係合され、センタリン
グが図られた状態でディスクテーブル14に装着され、
このディスクテーブル14と蓋体5に取り付けられたク
ランピングプレート24とに狭持された状態で、スピン
ドルモータ12のスピンドル13に取り付けられたディ
スクテーブル14と一体的に回転される。
【0014】以上のようなディスク回転操作部11とと
もにシャーシ9に組み込まれる光ピックアップ16は、
図2に示すように、光ディスク2,3の信号記録領域を
走査する光ビームを出射する光源である半導体レーザ、
光ディスク2,3から反射された戻りの光ビームを検出
する光検出素子、半導体レーザから出射された光ビーム
と光ディスク2,3から反射された戻りの光ビームを分
離するビームスプリッタ等の光学素子を内蔵した光学ブ
ロック17と、半導体レーザから出射された光ビームを
光ディスク2,3の信号領域に収束させて照射する対物
レンズ18と、対物レンズ18を介して光ディスク2,
3に照射される光ビームが光ディスク2,3の信号記録
領域に合焦されて照射されるとともに光ディスク2,3
に形成された記録トラックに追従するように対物レンズ
18をこの対物レンズ18の光軸方向及び光軸方向に直
交する平面方向に駆動変位させる2軸アクチュエータと
を備える。
【0015】以上のような光ピックアップ16は、シャ
ーシ9に形成したピックアップ用開口部19を介して対
物レンズ18をディスクテーブル14上の光ディスク
2,3の主面に対向させるようにしてシャーシ9の下面
側に配設される。この光ピックアップ16は、詳細は省
略するが光学ブロック17に設けられた軸挿通孔をシャ
ーシ9の下面側に取り付けたガイド軸に挿通することに
よって、ディスクテーブル14に近接離間する方向に移
動可能に支持されている。また、この光ピックアップ1
6は、シャーシ9の下面に配設されたピックアップ送り
機構により送り操作される。このピックアップ送り操作
機構は、ガイド軸に平行に取り付けられる送りねじと、
この送りねじを回転する送りモータとを備える。そし
て、光ピックアップ16は、光学ブロック17の一端側
に取り付けた図示しないネジ係合片を送りネジに係合さ
せることによってピックアップ送り機構に連結されてい
る。光ピックアップ16は、この送りねじが送りモータ
が駆動され回転されることで、ネジ係合片が送りネジの
ネジ山にガイドされて移動され、ガイド軸にガイドされ
てディスクテーブル14に近接離間する方向に送り操作
される。
【0016】ディスク回転操作部11と光ピックアップ
16とが組み付けられたシャーシ9は、ビス等によりフ
レーム7に取り付けられる。そして、図1及び図2に示
すように、シャーシ9が取り付けられたフレーム7に
は、蓋体5が回動可能に取り付けられている。この蓋体
5は、背面側の両側に貫通孔21が穿設され、この貫通
孔21をフレーム7の背面側両側に形成された枢支孔2
2に位置あわせし、支持ピン23を貫通孔21に挿通し
枢支孔22に係合させることで、フレーム7に支持ピン
23を支点として図1中矢印X方向及び反矢印X方向に
回動可能に取り付けられる。この蓋体5には、裏面側の
略中央部に、光ディスク2,3をクランプするクランピ
ングプレート24が取り付けられている。クランピング
プレート24は、ディスク回転操作部11を構成するデ
ィスクテーブル14に装着された光ディスク2,3をデ
ィスクテーブル14とで回転可能な状態で狭持する。ま
た、蓋体5の背面側の裏面には、上述するディスク保持
部材6の移動をガイドするガイド板41を押圧する押圧
突部25,25が突設されている。
【0017】そして、フレーム7に取り付けられたシャ
ーシ9とフレーム7に回動可能に取り付けられた蓋体5
との間には、図3に示すように、光ディスク2,3を回
転可能な状態で保持するディスク保持部材6が配設され
る。このディスク保持部材6は、図3に示すように、光
ディスク2,3が載置される底板部26と、底板部26
の背面側に一体的に形成された光ディスク2とほぼ同じ
曲率を有する側壁部27と、底板部26と略平行に側壁
部27に一体的に形成された天板部28とからなり、内
部に、光ディスク2,3を回転可能に収納するディスク
収納部29を形成している。
【0018】底板部26は、中心を一致させて、直径を
12cmとなす光ディスク2を保持する第1のディスク
保持部31と直径を8cmとなす光ディスク3を保持す
る第2のディスク保持部32とが凹状に形成されてい
る。また、底板部26には、中央部から背面側に亘って
シャーシ9に組み込まれたディスク回転操作部11と光
ピックアップ16とをディスク収納部29内に臨ませる
ための切欠部33が形成されている。第1のディスク保
持部31に保持された光ディスク2又は第2のディスク
保持部32に保持された光ディスク3は、底板部26に
形成された切欠部33よりディスク回転操作部11がデ
ィスク収納部29に臨まされることで、ディスク回転操
作部11にクランプされる。また、底板部26のシャー
シ9側の裏面側には、後述するように装置本体4の前面
側から背面側に亘って移動するディスク保持部材6の移
動をガイドするガイド片34,34とガイド突起35と
が形成されている。
【0019】側壁部27は、底板部26の側縁中程から
背面側に亘って設けられ、天板部28は、この側壁部2
7と一体的に底板部26と略平行となるように略半リン
グ状に形成され、ディスク保持部材6への光ディスク
2,3の挿脱を容易に行うことができるようにしてい
る。また、天板部28には、ディスク保持部材6のディ
スク収納部29に挿入された直径を8cmとなす光ディ
スク3を第2のディスク保持部32に保持させるように
光ディスク3の位置決めを行う位置決め部材を回動操作
するためのカム孔36,36が形成されている。このカ
ム孔36,36は、ディスク保持部材6の移動方向に沿
って形成されている。
【0020】また、ディスク保持部材6の背面側には、
舌片37が形成され、この舌片37には、ディスク保持
部材6を移動操作するためのリンク機構71が接続され
る接続孔38が形成されている。
【0021】以上のようなディスク保持部材6は、図3
に示すように、フレーム7に取り付けられたシャーシ9
とディスク保持部材6との間に配設され、ディスク保持
部材6の装置本体4の前面側から背面側に亘る移動をガ
イドするガイド部材41に取り付けられる。このガイド
部材41は、平板状の例えば金属板により形成され、デ
ィスク保持部材6の移動方向となる両側縁にディスク保
持部材6に形成されたガイド片34,34が係合される
ガイド部42,42が形成されている。また、ガイド部
材41には、ガイド部42,42の間に、ディスク保持
部材6のガイド突起35が係合されるガイド孔43が形
成されている。ガイド部材41は、ディスク保持部材6
側のガイド突起35がガイド部材41のガイド孔43に
係合することで、ディスク保持部材6の前面側が装置本
体4より外方に突出し、光ディスク2,3の取り出しを
行う取り出し位置とディスク保持部材6を装置本体4内
に収納した装着位置とに亘る移動を規制しているととも
に、ガイド片34,34にガイド部42,42が係合す
ることでディスク保持部材6の移動をガイドしている。
そして、ガイド部材41の背面側には、ディスク保持部
材6が光ディスク2,3の取り出し位置から光ディスク
2,3をディスク回転操作部11に装着する装着位置に
移動するとき、ディスク保持部材6の背面側が突き当て
られ、ディスク保持部材6の移動を規制する規制壁44
が立設されている。また、ガイド部材41には、ディス
ク保持部材6に形成された切欠部33に対応して切欠部
45が形成され、シャーシ9に組み込まれたディスク回
転操作部11と光ピックアップ16とがディスク保持部
材6のディスク収納部29内に臨むようにしている。
【0022】以上のようにディスク保持部材6を移動可
能に支持しているガイド部材41は、図3及び図16に
示すように、ガイド部材41の背面側に形成された支持
片46,47に突設された支軸48,49がフレーム7
の背面側に形成された支持孔51,52に係合されるこ
とで、フレーム7に回動可能に取り付けられる。ガイド
部材41の支軸48,49が係合されるフレーム7の支
持孔51,52は、フレーム7に取り付けられたシャー
シ9に対してガイド部材41が略直交する方向に移動し
得るように長軸がシャーシ9に対して略直交する長孔に
より形成されている。そして、図3に示すように、ガイ
ド部材41は、フレーム7に取り付けられたシャーシ9
に配設される弾性体よりなるコイルバネ53によりシャ
ーシ9に対して離間する方向に付勢されている。
【0023】また、ガイド部材41の一方の支持片46
には、図3及び図16に示すように、フレーム7に取り
付けられたシャーシ9と略平行となるように後述する直
径を8cmとなす光ディスク3を第2のディスク保持部
32に保持させる位置決め機構101の一部が取り付け
られる取付片54が形成されている。フレーム7の取付
片54と対向する位置には、支軸55が突設され、この
支軸55には、ガイド部材41をシャーシ9から離間す
る方向に付勢する付勢部材となるコイルバネ56が嵌装
されている。
【0024】また、ガイド部材41の他方の支持片47
の近傍には、後述する直径を8cmとなす光ディスク3
を第2のディスク保持部32に保持させる位置決め機構
の一部が取り付けられる取付部材57が取り付けられて
いる。この取付部材57は、シャーシ9と略平行となる
ように取付部58が形成されている。フレーム7の取付
部58と対向する位置には、支軸59が突設され、この
支軸59には、ガイド部材41をシャーシ9から離間す
る方向に付勢する付勢部材となるコイルバネ61が嵌装
されている。
【0025】フレーム7に突設された支軸55,59に
嵌装されたコイルバネ56,61は、図3及び図16に
示すように、一端部がガイド部材41の支持片46に形
成された取付片54と、取付部材57の取付部58に当
接され、コイルバネ53とともにガイド部材41をシャ
ーシ9から離間する図16中矢印Z方向に付勢してい
る。ガイド部材41は、フレーム7の基端側に回動可能
に取り付けられた蓋体5が装置本体4を閉塞する方向に
回動されると、取付片54と取付部58が蓋体5の裏面
に設けられた押圧突部25,25に押圧され、フレーム
7に取り付けられたシャーシ9に近接する図16中反矢
印Z方向にコイルバネ53,56,61の付勢力に抗し
て移動される。すると、ガイド部材41に沿って移動可
能に取り付けられたディスク保持部材6は、ガイド部材
41とともにシャーシ9に近接する方向に移動し、ディ
スク保持部材6に保持された光ディスク2,3をシャー
シ9に組み付けられたディスク回転操作部11にクラン
プさせる。また、蓋体5が装置本体4を開放する方向に
回動されると、ガイド部材41は、蓋体5の押圧突部2
5がガイド部材41の取付片54と取付部58を押圧し
た状態が解除されることから、コイルバネ53,56,
61の付勢力により、シャーシ9から離関する方向に移
動される。すると、ディスク保持部材6は、シャーシ9
から離間する方向に移動し、ディスク回転操作部11か
ら光ディスク2,3を取り外し可能な状態となる。
【0026】また、ガイド部材41の裏面には、図3及
び図6に示すように、シャーシ9に対して近接離間する
方向の移動量を規制する移動規制片62,62が形成さ
れている。移動規制片62,62は、先端を折曲して係
止部63,63が形成されている。このような移動規制
片62,62は、シャーシ9に穿設された係止孔64,
64に挿通される。そして、移動規制片62,62は、
ガイド部材41がシャーシ9に対して離間する方向に移
動したとき、係止部63,63が係止孔64,64の周
縁部に係止されることで、ガイド部材41の移動量を規
制している。
【0027】以上のようにガイド部材41に取り付けら
れたディスク保持部材6は、蓋体5の開閉動作に連動し
てガイド部材41に沿って図4中矢印Y方向及び反矢印
Y方向に移動する。このディスク保持部材6を蓋体5の
開閉動作に連動して移動させるため蓋体5とディスク保
持部材6とを接続するリンク機構71は、図4に示すよ
うに、シャーシ9の一方の主面側に配設される移動部材
72と、シャーシ9の他方の面側に配設され、移動部材
72により回動操作される接続部材73とを有する。
【0028】移動部材72は、図4に示すように、ディ
スク保持部材6の移動方向と同じ図4中矢印A方向及び
反矢印A方向に直線的に移動可能に取り付けられてい
る。移動部材72は、移動方向に沿って長孔状のガイド
孔74,74が形成され、これらガイド孔74,74に
シャーシ9に設けられたガイドピン75,75が係合す
ることで、図4中矢印A方向及び反矢印A方向に移動可
能に取り付けられる。この移動部材72には、図5に示
すように、一端側側縁に移動方向に沿って立ち上がり片
76が形成され、この立ち上がり片76に、移動部材7
2の移動を蓋体5の回動動作に連動させるための連動部
材77が取り付けられている。連動部材77は、図4及
び図5に示すように、一端部が取付ピン78により立ち
上がり片76に回動可能に支持され、他端が取付ピン7
9により蓋体5の背面側の側縁に回動可能に取り付けら
れている。なお、この連動部材77は、蓋体5の回動量
がディスク保持部材6の出し入れを行うことができる程
度の角度、すなわちシャーシ9に対して例えば20°程
度となるように、蓋体5の回動量を制限している。
【0029】また、移動部材72は、一端がシャーシ9
に形成された係止片81に係止され、他端が移動部材7
2に形成された係止片82に係止された付勢部材となる
コイルバネ83により図4及び図5中矢印A方向に付勢
されている。移動部材72は、コイルバネ83の付勢力
により図4及び図5中矢印A方向に移動された状態にあ
り、連動部材77を蓋体5が装置本体4を開放する図5
中矢印B方向に回動させ、蓋体5を図5中矢印X方向に
回動させる。そして、移動部材72の他端側には、図4
に示すように、接続部材73との接続を図るための略矩
形の接続孔84が穿設されている。
【0030】移動部材72に接続される接続部材73
は、図4に示すように、シャーシ9の他方の面側にシャ
ーシ9に対して回動可能に取り付けられている。この接
続部材73は、中程で支軸85によりシャーシ9の他方
の面側に回動可能に取り付けられ、支軸85を中心に図
4中矢印C方向及び反矢印C方向に回動可能に取り付け
られている。そして、接続部材73の一端には、移動部
材72の接続孔84にシャーシ9を介して挿通される係
合突起86が突設され、この係合突起86は、移動部材
72の接続孔84に挿通されることで、移動部材72と
の接続を図っている。また、接続部材73は、図4に示
すように、接続部材73の一端側に形成された係止部8
7と移動部材72の他端側に規制された係止部88に係
止された付勢部材であるコイルバネ89により図4中矢
印C方向に付勢されて接続されている。すなわち、この
接続部材73は、移動部材72の図4中矢印A方向及び
反矢印A方向の移動を図4中矢印C方向及び反矢印C方
向の移動に変換している。また、接続部材73の他端側
には、図4に示すように、接続突起91が突設され、回
動部材92に接続されている。
【0031】この接続部材73に接続突起91で接続さ
れる回動部材92は、図4に示すように、基端側でシャ
ーシ9の他方の面側に突設された支軸93に図4中矢印
D方向及び反矢印D方向に回動可能に支持されている。
回動部材92の中途部には、接続部材72の接続突起9
1が係合される長孔状のガイド孔94が形成されてい
る。ガイド孔94は、接続部材73の接続突起91が係
合することで、接続部材73を回動するとともに、接続
部材73の回動量を規制している。そして、この回動部
材92は、ディスク保持部材6を移動操作する移動操作
部材95に接続されている。
【0032】移動操作部材95は、図4及び図6に示す
ように、シャーシ9の他方の面側に、ディスク保持部材
6の移動方向に沿って図4中矢印E方向及び反矢印E方
向に直線的に移動可能に配設されている。移動操作部材
95の一端部は、回動部材92の一端部が支持ピン96
により回動可能に取り付けられている。また、移動操作
部材95の他端には、ディスク保持部材6との接続を図
るための接続ピン97が植立されている。この接続ピン
97は、シャーシ9の他方の面側よりシャーシ9に形成
されたガイド孔98を介して一方の面側に臨まされ、ガ
イド部材41に取り付けられたディスク保持部材6の舌
片37に設けられた接続孔38に係合される。
【0033】すなわち、リンク機構71は、シャーシ9
と移動部材72とを接続し、移動部材72を図4中矢印
A方向に付勢するコイルバネ83により、常時、蓋体5
を装置本体4の上面側を開放する図5中矢印X方向に付
勢し、ディスク保持部材6を装置本体4より突出した図
4中反矢印Y方向に付勢し、蓋体5のロック機構を解除
したとき、自動的に蓋体5が装置本体4の上面側を開放
し、ディスク保持部材6が装置本体4より突出する取り
出し位置に移動するようにし、光ディスク2,3の交換
を容易に行うことができるようにしている。そして、移
動操作部材93の移動量は、直線的に移動する移動部材
72との間に接続部材73と回動部材92を介在させ、
移動部材72の直線移動を回動方向の移動に変換するこ
とで、移動部材72の移動量より大きくしている。
【0034】以上のようなリンク機構71は、蓋体5が
装置本体4の上面側を開放しているとき、図4に示す状
態にある。すなわち、図4に示すように、移動部材72
は、コイルバネ89の付勢力により図4中矢印A方向に
移動された状態にある。このとき、連動部材77は、図
5中矢印B方向に回動され、蓋体5は装置本体4の上面
側を開放した状態にある。また、コイルバネ89により
移動部材72に接続され、このコイルバネ89により図
4中矢印C方向に回動付勢された接続部材73は、係合
突起86が移動部材72の接続孔84の図4中反矢印A
方向側の側縁部84aに係合し、支軸85を中心に図4
中反矢印C方向に回動された状態にある。そして、接続
突起91がガイド孔94に係合した回動部材92は、支
軸93を中心に図4中反矢印D方向に回動した状態にあ
る。したがって、ディスク保持部材6を移動操作する移
動操作部材95は、図4中反矢印E方に移動され、ディ
スク保持部材6を装置本体4より突出した光ディスク
2,3の取り出しを行う取り出し位置に移動させた状態
にある。
【0035】そして、蓋体5を装置本体4の上面側を閉
塞する方向に回動させる場合には、図7に示すように、
蓋体5が図7中反矢印X方向に回動操作されると、連動
部材77は、取付ピン78を支点に図7中反矢印B方向
に回動され、移動部材72は、図8に示すように、移動
部材72を図8中矢印A方向に付勢しているコイルバネ
89の付勢力に抗して図8中反矢印A方向に移動され
る。すると、この移動部材72にコイルバネ89により
接続された接続部材73は、支軸85を中心に図8中矢
印C方向に回動され、接続突起91がガイド孔94に係
合した回動部材92は、支軸93を中心に図8中矢印D
方向に回動される。したがって、ディスク保持部材6を
移動操作する移動操作部材95は、図8及び図9に示す
ように、図8中矢印E方向に移動し、ディスク保持部材
6を図8中Y方向に移動させ、装着位置に移動させる。
【0036】そして、蓋体5が完全に装置本体4の上面
側を閉塞し、後述するロック機構によりロックされる位
置では、図10に示すように、移動部材72は、コイル
バネ89の付勢力に抗して図10中反矢印A方向に移動
し、係合突起86が接続孔84の図8中反矢印A方向側
の側縁部84aに係合した状態が解除された状態とな
る。
【0037】そして、蓋体5のロック機構が解除された
とき、先ず、移動部材72は、コイルバネ83の付勢力
により図10中矢印A方向に移動する。そして、移動部
材72が図4中矢印A方向に移動し、係合突起86が接
続孔84の図8中反矢印A方向側の側縁部84aに係合
する図8に示す状態になるまでの間、接続部材73が回
動することがないことから、蓋体5のみが装置本体4の
上面側を開放する図1中矢印X方向に回動し、ディスク
保持部材6が光ディスク2,3の取り出し位置の方向に
移動しないようにし、ディスク保持部材6が蓋体5に衝
突しないようにしている。そして、リンク機構71は、
移動部材72がコイルバネ83により図4中矢印A方向
に移動し、接続部材73が図4中反矢印C方向に回動
し、回動部材92が図4中反矢印D方向に回動し、移動
操作部材93が図4中反矢印E方向に移動することで、
蓋体5が装置本体4の上面側を開放した状態にし、ディ
スク保持部材6を装置本体4より突出した光ディスク
2,3の取り出し位置に移動させる。
【0038】ところで、本発明が適用された光ディスク
再生装置1は、携帯型であることから、例えば装置本体
4を略垂直にした状態で光ディスク2,3がディスク保
持部材6に挿入されることがある。特に、直径を8cm
となす光ディスク3がディスク保持部材6に挿入された
場合には、ディスク保持部材6が直径を12cmとなす
光ディスク2の大きさに合わせて形成されていることか
ら、直径を8cmとなす光ディスク3がディスク保持部
材6に挿入された場合には、ディスク保持部材6の奥ま
で入り込んでしまい、第2のディスク保持部材32に保
持されないことがある。そこで、装置本体4には、直径
を8cmとなす光ディスク3がディスク保持部材6に挿
入された場合に、この光ディスク3を第2のディスク保
持部32に保持させることができるように光ディスク3
の位置決め機構101が設けられている。
【0039】この位置決め機構101は、図3及び図1
1に示すように、ガイド部材41の背面側に形成された
支持片46の取付片54とガイド部材41に取り付けら
れた取付部材57の取付部58にそれぞれ位置決め部材
102,103が取り付けられている。これら位置決め
部材102,103は、基端側が取付片54と取付部5
8に形成された支軸104に図11中矢印F方向及び反
矢印F方向に回動可能に取り付けられている。これら位
置決め部材102,103の先端側には、直径を8cm
となす光ディスク3の外周部に当接する位置決め突起1
05,106が突設されている。これら位置決め突起1
05,106は、ディスク保持部材6の天板部28に形
成されたカム孔36,36に挿通されている。このよう
な位置決め部材102,103は、位置決め部材10
2,103の基端側に形成された係止部107,107
と取付片54と取付部58に形成された係止部108,
108に係止された付勢部材となるコイルバネ109に
より図11中矢印F方向に回動付勢されている。
【0040】このような位置決め機構101では、図1
1に示すように、ディスク保持部材6が取り出し位置に
あるときに、直径を12cmとなす光ディスク2が挿入
されると、位置決め突起105,106が光ディスク2
の外周部に押圧される。すると、位置決め部材102,
103は、コイルバネ109の付勢力に抗して図11中
反矢印F方向に回動し、位置決め突起105,106を
ディスク保持部材6の背面側に移動させる。また、直径
を8cmとなす光ディスク3がディスク保持部材6に挿
入され、第2のディスク保持部32に保持されることな
くディスク保持部材6の側壁部27に突き当たる位置に
挿入されたときも、位置決め突起105,106は光デ
ィスク3の外周部に押圧される。すると、位置決め部材
102,103は、コイルバネ109の付勢力に抗して
図11中反矢印F方向に回動し、位置決め突起105,
106をディスク保持部材6の背面側に移動させる。
【0041】そして、図12に示すように、ディスク保
持部材6が装着位置に移動すると、直径を12cmとな
す光ディスク2をディスク保持部材6が保持している場
合、ディスク保持部材6は、位置決め突起105,10
6が光ディスク2の外周部に押圧されてディスク保持部
材6の背面側に移動したままの状態で移動する。また、
上述したように直径を8cmとなす光ディスク3が第2
のディスク保持部32に保持されることなくディスク保
持部材6に挿入されている場合、位置決め部材105,
106は、カム孔36,36にガイドされてディスク保
持部材6の前面側に移動する。そして直径を8mとなす
光ディスク3を前面側に押圧し、光ディスク3を第2の
ディスク保持部32に保持させる。かくして、位置決め
機構101は、直径を8cmとなす光ディスク3が挿入
された場合も、ディスク保持部材6が装着位置に移動す
るときには、光ディスク3を第2のディスク保持部32
に保持させることができる。
【0042】ところで、リンク機構71等が設けられた
シャーシ9が取り付けられたフレーム7には、フレーム
7の背面側で回動可能に支持された蓋体5が装置本体4
の上面側を閉塞した状態に保持するための蓋体5のロッ
ク機構111が設けられている。このロック機構111
は、図13及び図14に示すように、蓋体5が装置本体
4の上面側を閉塞した状態にロックするためのロック部
材112と、このロック部材112を操作する操作部材
113とを備え、フレーム7の前面側に設けられるロッ
ク機構111の配設部114に配設されている。
【0043】ロック部材112は、フレーム7の配設部
114にディスク保持部材6の移動方向と直交する方向
に移動可能に配設され、ガイド孔115に配設部114
に突設されたガイド突起116が係合され、ガイド突起
116に止めねじ117が取り付けられることで、配設
部114に図14中矢印G方向及び反矢印G方向に移動
可能に取り付けられる。また、ロック部材112の長手
方向の一側縁には、図14に示す蓋体5の前面側に形成
された被係合部118に係合するロック片119が折曲
して形成されている。ロック片119は、蓋体5の被係
合部118が押圧し、ロック部材112をロックを解除
する図14中矢印G方向に移動させることができるよう
に、蓋体5側の側縁に傾斜面部119aが形成されされ
ている。また、ロック部材112には、下側に向かって
操作部材113により押圧される被押圧部121が折曲
して形成されている。そして、ロック部材112は、一
端がロック部材112に形成された係止部122に係止
され、他端がフレーム7の配設部114に形成された係
止部123に係止されたコイルバネ124により蓋体5
をロックする図14中反矢印G方向に付勢されている。
【0044】そして、このようなロック部材112を操
作する操作部材113は、図13及び図14に示すよう
に、フレーム7の前面に沿って移動可能に配設される。
操作部材113は、フレーム7の前面に穿設されたガイ
ド孔125に挿通されるガイド突部126,127が形
成されている。一方のガイド突部126には、先端側に
後述する制動部材の回動を規制する規制突部128が突
出して形成されている。そして、この操作部材113の
ガイド突部126には、後述する制動部材と接続するコ
イルバネが係止され、操作部材113は、ロック部材1
12と同じ図14中反矢印G方向に付勢されている。ま
た、ガイド突部127は、ロック部材112の被押圧部
121に係合され、被押圧部121を押圧する押圧部と
して機能する。そして、操作部材113は、図14中矢
印G方向に移動されることで、ロック部材112も同方
向に移動し、ロック片119と蓋体5の被係合部118
と係合した状態を解除する。
【0045】また、このロック機構111は、蓋体5を
装置本体4の上面側を開放する方向に回動操作する際、
ディスク回転操作部11により惰性で回転している光デ
ィスク2の回転を停止するように制動する制動部材12
9を備える。この制動部材129は、中程に、軸孔13
1が穿設され、この軸孔131にフレーム7の配設部1
14に形成された支軸132が係合されることで、図1
4中矢印H方向及び反矢印H方向に回動可能に取り付け
られている。また、この支軸132は、ロック部材11
2に穿設されたガイド孔130に係合され、ロック部材
112のガイド突起としても機能する。この制動部材1
29には、折曲してフレーム7の上面側に臨み、光ディ
スク2の外周部に当接する制動片133が形成されてい
る。この制動片133には、光ディスク2の接触した
際、光ディスク2の回転を確実に停止させることができ
るようにウレタンゴム等弾性体よりなるの摩擦係数の大
きい摩擦部材134が取り付けられている。
【0046】このような制動部材129は、図13及び
図14に示すように、制動部材129に形成された係止
部135に一端が係止され、他端が操作部材113の一
方のガイド突部126係止された係止部136に係止さ
れたコイルバネ137によりディスク保持部材6に保持
された光ディスク2,3から離間する図13中矢印H方
向に回動付勢されている。また、コイルバネ137は、
配設部114の支軸132に支持された制動部材129
の係止部135に係止されることで、操作部材113を
図14中反矢印G方向に付勢している。また、制動部材
129には、上述した操作部材113のガイド突部12
6に形成された規制突部128に当接される規制片13
8が折曲して形成されている。規制片138は、操作部
材113の規制突部128に当接することで、制動部材
129が図14中反矢印H方向に回動しないようにして
いる。なお、制動部材129の回動量は、制動部材12
9の係止部135がロック部材112に穿設された規制
孔140に挿通されることで規制されている。
【0047】なお、フレーム7の配設部114には、ロ
ック部材112のロック片119を上面側に臨ませるた
めの貫通孔139aと、制動部材129の制動片133
を光ディスク2に対して近接離間する方向に移動させる
ことができるように、貫通孔139bとが連続して形成
されている。
【0048】以上のようなロック機構111は、蓋体5
が装置本体4の上面側を閉塞するようにロックすると
き、図14に示す状態にある。すなわち、図14に示す
ように、ロック部材112は、一端部がフレーム7の配
設部114の係止部123に係止されたコイルバネ12
4により図14中反矢印G方向に付勢されており、同方
向に移動することで、ロック片119を蓋体5の被係合
部118に係合させ、蓋体5が装置本体4の上面側を閉
塞した状態にしている。また、このとき、制動部材12
9は、コイルバネ137により図14中矢印H方向に回
動付勢されているが、規制片138が操作部材113の
規制突部128に当接することで、図14中矢印H方向
の回動が規制された状態にある。
【0049】そして、図15に示すように、蓋体5のロ
ックを解除するため、操作部材113が図15中矢印G
方向にスライドされると、操作部材113のガイド突部
127に被押圧部121が押圧されることで、ロック部
材112は、コイルバネ124の付勢力に抗して図15
中反矢印G方向に移動し、蓋体5の被係合部118とロ
ック片119とが係合した状態が解除する。これと同時
に、操作部材113が図15中矢印G方向に移動される
ことで、操作部材113とコイルバネ137を介して接
続された制動部材129は、支軸132を中心に光ディ
スク2側である図15中反矢印H方向に回動し、摩擦部
材134が取り付けられた制動片133が光ディスク2
に近接する方向に移動し、光ディスク2に接触すること
で、光ディスク2の回転を停止する。そして、蓋体5
は、上述したリンク機構71により装置本体4の上面側
を開放する。
【0050】また、蓋体5により装置本体4の上面側を
閉塞するときには、ロック部材112のロック片119
の傾斜面部119aが蓋体5側の被係合部118に押圧
される。すると、ロック部材112は、コイルバネ12
4の付勢力に抗して図14中反矢印G方向に移動し、再
度コイルバネ124の付勢力で図14中矢印G方向に移
動することで、ロック片119と被係合部118とを係
合させ、蓋体5が装置本体4の上面側を閉塞した状態に
ロックする。なお、このとき、ロック部材112のみ
が、被係合部118により押圧され移動するのみで、操
作部材113や制動部材129が動作することはない。
【0051】以上のように構成された光ディスク再生装
置1は、光ディスク2,3を装置本体4内に挿入するた
めや装置本体4に挿入された光ディスク2,3の交換を
行うため、蓋体5が装置本体4の上面側を開放している
とき、次のような状態にある。このとき、蓋体5は、蓋
体5とディスク保持部材とを接続するリンク機構71に
より、図1中矢印X方向に回動され、装置本体4の上面
側を開場した状態にしている。すなわち、図4に示すよ
うに、移動部材72は、コイルバネ89の付勢力により
図4中矢印A方向に移動された状態にある。これによ
り、連動部材77は、図5中矢印B方向に回動され、蓋
体5は、装置本体4の上面側を開放させている。また、
コイルバネ89により移動部材72に接続され、このコ
イルバネ89により図4中矢印C方向に回動付勢された
接続部材73は、係合突起86が移動部材72の接続孔
84の図8中反矢印A方向側の側縁部84aに係合し、
支軸85を中心に図8中反矢印C方向に回動されてい
る。そして、接続突起91がガイド孔94に係合した回
動部材92は、支軸93を中心に図4中反矢印D方向に
回動されている。したがって、ディスク保持部材6を移
動操作する移動操作部材95は、図8中反矢印E方に移
動され、ディスク保持部材6を装置本体4より突出した
光ディスク2,3の取り出しを行う取り出し位置に移動
させている。
【0052】この状態において、図3、図5及び図16
に示すように、蓋体5の押圧突部25は、ガイド部材4
1の取付片54と取付部58を押圧した状態が解除され
ていることから、ガイド部材41は、装置本体4の背面
側に配設され、ディスク保持部材6を支持しているガイ
ド部材41をフレーム7から離間する方向に付勢してい
るコイルバネ56,61とガイド部材41をシャーシ9
から離間する図16中矢印Z方向に付勢しているコイル
バネ53の付勢力により、シャーシ9から離関する方向
に移動されている。そして、ガイド部材41に支持され
たディスク保持部材6は、シャーシ9から離間する方向
に移動し、ディスク回転操作部11をディスク保持部材
6内から待避させる。これにより、ディスク回転操作部
11に装着されていた光ディスク2,3は、ディスク回
転操作部11に装着されている状態が解除され、ディス
ク保持部材6から取り出し可能な状態となっている。
【0053】また、ディスク保持部材6に光ディスク
2,3が保持されていない状態において、上述した光デ
ィスク3の位置決めを行う位置決め機構101は、位置
決め部材102,103がコイルバネ109の付勢力に
より図11中矢印F方向に回動付勢された状態にあり、
カム孔36,36の中程に位置している。そして、取り
出し位置にあるディスク保持部材6に直径を12cmと
なす光ディスク2が挿入されると、位置決め突起10
5,106が光ディスク2の外周部に押圧されて、位置
決め部材102,103は、コイルバネ109の付勢力
に抗して図11中反矢印F方向に回動し、位置決め突起
105,106をディスク保持部材6の背面側に移動さ
せる。また、直径を8cmとなす光ディスク3がディス
ク保持部材6に挿入され、第2のディスク保持部32に
保持されることなくディスク保持部材6の側壁部27に
突き当たる位置に挿入されたときも、位置決め突起10
5,106が光ディスク3の外周部に押圧される。する
と、位置決め部材102,103は、コイルバネ109
の付勢力に抗して図11中反矢印F方向に回動し、位置
決め突起105,106をディスク保持部材6の背面側
に移動させる。
【0054】なお、蓋体5のロック機構111は、蓋体
5が装置本体4の上面を開放しているとき、次のような
状態にある。すなわち、図14に示すように、ロック部
材112は、一端部がフレーム7の配設部114の係止
部123に係止されたコイルバネ124により図14中
反矢印G方向に付勢されており、同方向に移動した状態
にある。また、制動部材129は、コイルバネ137に
より図14中矢印H方向に回動付勢されているが、規制
片138が操作部材113の規制突部128に当接する
ことで、図14中矢印H方向の回動が規制された状態に
ある。
【0055】そして、取り出し位置にあるディスク保持
部材6に光ディスク2,3を挿入し、光ディスク2,3
の再生を行うため、蓋体5を図1中反矢印X方向に回動
すると、上述したリンク機構71は、次のように動作す
る。すなわち、図7に示すように、蓋体5が図7中反矢
印X方向に回動操作されると、連動部材77は、取付ピ
ン78を支点に図7中反矢印B方向に回動され、移動部
材72は、図8に示すように、移動部材72を図8中矢
印A方向に付勢しているコイルバネ89の付勢力に抗し
て図8中反矢印A方向に移動される。すると、この移動
部材71にコイルバネ89により接続された接続部材7
3は、支軸85を中心に図8中矢印C方向に回動され、
接続突起91がガイド孔94に係合した回動部材92
は、支軸93を中心に図8中矢印D方向に回動される。
したがって、ディスク保持部材6を移動操作する移動操
作部材95は、図8及び図9に示すように、図8中矢印
E方向に移動し、ディスク保持部材6を図8中Y方向に
移動させ、装着位置に移動させる。
【0056】ここで、蓋体5のロック機構111をロッ
ク部材112は、図14に示すように、ロック片119
の傾斜面部119aが蓋体5側の被係合部118に押圧
されことで、コイルバネ124の付勢力に抗して図14
中反矢印G方向に移動し、再度コイルバネ124の付勢
力で図14中矢印G方向に移動することで、ロック片1
19と被係合部118とを係合させ、蓋体5が装置本体
4の上面側を閉塞した状態にロックする。なお、このと
き、ロック部材112のみが、被係合部118により押
圧され移動するのみで、操作部材113や制動部材12
9が動作することはない。
【0057】これと同時に、蓋体5がロック機構111
によりロックされる位置まで図1中反矢印Xに回動され
ると、リンク機構71を構成する移動部材72は、コイ
ルバネ89の付勢力に抗して図10中反矢印A方向に移
動し、係合突起86が接続孔84の図8中反矢印A方向
側の側縁部84aに係合した状態が解除された状態とな
る。
【0058】蓋体5が装置本体4を閉塞するまでの間
に、上述した位置決め機構101を構成する位置決め部
材102,103は、図12に示すように、直径を12
cmとなす光ディスク2がディスク保持部材6に挿入さ
れている場合、位置決め突起105,106が第1のデ
ィスク保持部31に保持された光ディスク2の外周部で
押圧されて、コイルバネ109の付勢力に抗して図12
中反矢印F方向に回動し、位置決め突起105,106
をディスク保持部材6の背面側に移動させた状態にあ
る。また、直径を8cmとなす光ディスク3が第2のデ
ィスク保持部32に保持されることなくディスク保持部
材6に挿入されている場合、位置決め突起105,10
6は、カム孔36,36にガイドされてディスク保持部
材6の前面側に移動する。そして直径を8mとなす光デ
ィスク3を前面側に押圧し、光ディスク3を第2のディ
スク保持部32に保持させる。かくして、位置決め機構
101は、直径を8cmとなす光ディスク3が挿入され
た場合も、ディスク保持部材6が装着位置に移動すると
きには、光ディスク3を第2のディスク保持部32に保
持させることができる。
【0059】そして、蓋体5が装置本体4の上面を閉塞
した状態において、図16に示すシャーシ9から離間し
た状態にあるガイド部材41は、図17に示すように、
取付片54と取付部58が蓋体5の裏面に設けられた押
圧突部25,25に押圧され、フレーム7に取り付けら
れたシャーシ9に近接する方向にコイルバネ53,5
6,61の付勢力に抗してシャーシ9に近接する方向に
移動する。すると、ガイド部材41に沿って移動可能に
取り付けられたディスク保持部材6は、ガイド部材41
とともにシャーシ9に近接する方向に移動し、ディスク
保持部材6に保持された光ディスク2,3をシャーシ9
に組み付けられたディスク回転操作部11のディスクテ
ーブル14に装着させる。これと同時に、蓋体5側のク
ランピングプレート24は、ディスク回転操作部11を
構成するマグネットに磁気吸引されることで、ディスク
テーブル14とともに光ディスク2,3を回転可能な状
態で狭持する。
【0060】そして、光ディスク2,3は、図3に示す
ように、ディスク回転操作部11のスピンドルモータ1
2が駆動されると、光ディスク2,3は、ディスクテー
ブル14と一体的に回転する。そして、光ピックアップ
16は、シャーシ9の下面に配設されたピックアップ送
り機構により送り操作され、ディスク回転操作部11に
対して近接離間する光ディスク2,3の径方向に移動す
る。そして、光ピックアップ16は、半導体レーザから
出射された光ビームを対物レンズ18で収束し、光ディ
スク2,3の信号記録面に照射し、光ディスク2,3で
反射された戻りの光ビームを光検出器で検出することに
より、光ディスク2,3に記録された情報信号の読み出
しを行う。
【0061】そして、光ディスク2,3の取り出しを行
うには、先ずロック機構111を操作して蓋体5が図1
中矢印X方向に回動させる。すなわち、ロック機構11
1を構成する操作部材113が図15中矢印G方向にス
ライドされると、操作部材113のガイド突部127に
被押圧部121が押圧されることで、ロック部材112
は、コイルバネ124の付勢力に抗して図15中反矢印
G方向に移動し、蓋体5の被係合部118とロック片1
19とが係合した状態が解除する。これと同時に、操作
部材113が図15中矢印G方向に移動されることで、
操作部材113とコイルバネ137を介して接続された
制動部材129は、支軸132を中心に光ディスク2側
である図15中反矢印H方向に回動し、摩擦部材134
が取り付けられた制動片133が光ディスク2に近接す
る方向に移動し、光ディスク2に接触することで、光デ
ィスク2の回転を停止する。そして、蓋体5は、上述し
たリンク機構71により装置本体4の上面側を開放す
る。
【0062】装置本体4の上面側を開放する方向に蓋体
5を回動させるとき、リンク機構71は、次のように動
作する。すなわち、先ず、移動部材72は、コイルバネ
83の付勢力により図10中矢印A方向に移動する。そ
して、移動部材72が図10中矢印A方向に移動し、係
合突起86が接続孔84の図8中反矢印A方向側の側縁
部84aに係合する図8に示す状態になるまでの間、接
続部材73が回動することがないことから、蓋体5のみ
が装置本体4の上面側を開放する図1中矢印X方向に回
動し、ディスク保持部材6が光ディスク2,3の取り出
し位置の方向に移動しないようにし、ディスク保持部材
6が蓋体5に衝突しないようにしている。
【0063】この後、図4に示すように、移動部材72
は、コイルバネ89の付勢力により図4中矢印A方向に
移動され、連動部材77を、図5中矢印B方向に回動さ
せ、蓋体5を装置本体4の上面側を開放する図5中矢印
X方向に回動させる。また、コイルバネ89により移動
部材72に接続され、このコイルバネ89により図4中
矢印C方向に回動付勢された接続部材73は、係合突起
86が移動部材72の接続孔84の図8中反矢印A方向
側の側縁部84aに係合し、支軸85を中心に図8中反
矢印C方向に回動される。そして、接続突起91がガイ
ド孔94に係合した回動部材92は、支軸93を中心に
図4中反矢印D方向に回動し、ディスク保持部材6を移
動操作する移動操作部材95は、図8中反矢印E方に移
動し、ディスク保持部材6を装置本体4より突出した光
ディスク2,3の取り出しを行う取り出し位置に移動さ
せる。
【0064】そして、上述した図16に示すように、蓋
体5の押圧突部25は、ガイド部材41の取付片54と
取付部58を押圧した状態を解除し、ディスク保持部材
6を支持しているガイド部材41をフレーム7から離間
する方向に付勢しているコイルバネ56,61とガイド
部材41をシャーシ9から離間する方向に付勢している
コイルバネ53の付勢力により、シャーシ9から離関す
る方向に移動される。そして、ディスク保持部材6は、
シャーシ9から離間する方向に移動し、ディスク回転操
作部11をディスク保持部材6内から待避させる。これ
により、ディスク回転操作部11に装着されていた光デ
ィスク2,3は、ディスク回転操作部11に装着されて
いる状態が解除され、ディスク保持部材6から取り出し
可能な状態になる。
【0065】以上のような光ディスク再生装置1は、装
置本体4と蓋体5との間にディスク保持部材6を配設
し、蓋体5が装置本体4の上面側を開放したとき、装置
本体4より突出した光ディスク2,3の取り出し位置ま
で移動することから、蓋体5の回動する角度を従来より
小さくすることができ、従って、狭い場所でも光ディス
ク2,3の交換を容易に行うことができる。また、光デ
ィスク再生装置1は、リンク機構71を備えることで、
ロック機構111を蓋体5のロックを解除するように操
作するだけで、蓋体5が自動的に装置本体4の上面側を
開放する方向に回動し、自動的にディスク保持部材6が
装置本体4より突出し、光ディスク2,3の取り出し位
置に移動することから、光ディスク2,3の交換作業等
を容易に行うことができる。また、このリンク機構71
は、蓋体5を装置本体4の上面側を開放する方向に回動
させるとき、蓋体5が僅かに回動してからディスク保持
部材6を装置本体4より突出する方向に移動させること
から、蓋体5とディスク保持部材6とが衝突することが
防止され、例えばディスク保持部材6に保持された光デ
ィスク2,3が飛び出すことを防止することができる。
【0066】更には、光ディスク再生装置1は、携帯型
であることから、装置本体4を略垂直にした状態で光デ
ィスク3がディスク保持部材6に挿入されることもある
が、このような場合にも、位置決め機構101を備える
ことから、ディスク保持部材6が装着位置まで引き込ま
れる間に、自動的に光ディスク3を第2のディスク保持
部32に保持させることができる。また、ロック機構1
11は、光ディスク2の再生が終了した後惰性で回転し
ている光ディスク2を取り出すため操作されたとき、蓋
体5が装置本体4の上面を開放する方向に回動すると同
時に、制動部材129の制動片133が光ディスク2の
外周部に接触して、惰性で回転する光ディスク2の回転
を停止することから、回転しながら光ディスク2がディ
スク回転操作部11から外れることが無くなり、従って
光ディスク2の損傷を防止することができる。
【0067】以上、本発明に係るディスク記録及び/又
は再生装置が適用された再生専用の光ディスク2,3の
再生装置1について図面を参照して説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、例えば情報信号の記
録可能な相変化型光ディスクや光磁気ディスクの記録再
生装置に適用しても良く、また、再生専用の光ディスク
や記録可能な相変化型光ディスク、光磁気ディスク等を
用いるディスクカートリッジの記録及び/又は再生装置
に適用することもできる。
【0068】
【発明の効果】本発明に係るディスク記録及び/又は再
生装置によれば、装置本体と蓋体との間にディスク保持
部材が配設され、このディスク保持部材が蓋体の回動と
連動してディスク状記録媒体の取り出しを行うことがで
きる取り出し位置とディスク状記録媒体をディスク回転
操作部に装着させる装着位置とに亘って移動可能に配設
されることから、ディスク状記録媒体の交換作業を容易
に行うことができるとともに、ディスク保持部材に対し
てディスク状記録媒体の出し入れを行えばよいことか
ら、ディスク状記録媒体の出し入れの際ディスク状記録
媒体が汚損することを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された光ディスク再生装置の斜視
図である。
【図2】上記光ディスク再生装置の分解斜視図である。
【図3】ディスク保持部材とガイド部材との関係を説明
するための分解斜視図である。
【図4】シャーシに配設される蓋体とディスク保持部材
を接続するリンク機構を説明するための平面図であり、
リンク機構がディスク保持部材を光ディスクの交換可能
な取り出し位置にある状態を示す図である。
【図5】リンク機構が上記図4に示す状態にあるときの
光ディスク再生装置の断面図である。
【図6】リンク機構が上記図4に示す状態にあるときの
光ディスク再生装置の断面図である。
【図7】ディスク保持部材が装着位置にあるときの光デ
ィスク再生装置の断面図である。
【図8】蓋体が装置本体の上面を閉塞する動作が終了す
る直前のリンク機構の状態及び蓋体が装置本体の上面を
開放する際の初期状態を示す平面図である。
【図9】蓋体が装置本体の上面を閉塞しているときのリ
ンク機構の状態を示す断面図である。
【図10】蓋体が装置本体の上面を閉塞しているときの
リンク機構の状態を示す平面図である。
【図11】ディスク保持部材が光ディスクの取り出し位
置にあるときの光ディスクの位置決め機構の状態を示す
平面図である。
【図12】ディスク保持部材が装着位置にあるときの光
ディスクの位置決め機構の状態を示す平面図である。
【図13】蓋体のロック機構の分解斜視図である。
【図14】上記ロック機構が蓋体をロックしている状態
を示す要部平面図である。
【図15】上記ロック機構が蓋体のロックを解除した状
態を示す要部平面図である。
【図16】蓋体が装置本体の上面を開放しているときの
光ディスク再生装置の断面図である。
【図17】蓋体が装置本体の上面を閉塞しているときの
光ディスク再生装置の断面図である。
【符号の説明】
1 光ディスク再生装置、2 直径12cmの光ディス
ク、3 直径8cmの光ディスク、4 装置本体、5
蓋体、6 ディスク保持部材、7 フレーム、9シャー
シ、11 ディスク回転操作部、16 光ピックアッ
プ、24 クランピングプレート、31 第1のディス
ク保持部、32 第2のディスク保持部、41 ガイド
部材、71 リンク機構、72 移動部材、73 接続
部材、77連動部材、92 回動部材、95 移動操作
部材、101 位置決め機構、101,102 位置決
め部材、105,106 位置決め突起、111 ロッ
ク機構、112 ロック部材、113 操作部材、12
9 制動部材、133 制動片、134 摩擦部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体を回転するディスク
    回転操作部と、上記ディスク状記録媒体に対して情報信
    号の記録又は再生を行う記録及び/又は再生部とが設け
    られる装置本体と、 上記装置本体に回動可能に支持され、上記装置本体を開
    閉する蓋体と、 上記装置本体と上記蓋体との間に配設され、上記蓋体の
    回動に連動して移動する上記ディスク状記録媒体を保持
    するディスク保持部材とを備え、 上記ディスク保持部材は、上記蓋体の回動に連動して上
    記ディスク状記録媒体を上記ディスク回転操作部に装着
    する装着位置と保持した上記ディスク状記録媒体の取り
    出しを行う取り出し位置とに亘って移動することを特徴
    とするディスク記録及び/又は再生装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク保持部材は、上記装着位置
    に引き込まれたとき、上記装置本体を閉塞する上記蓋体
    に押圧されて、上記装置本体側に押し下げられ、上記デ
    ィスク状記録媒体を上記ディスク回転操作部に装着させ
    ることを特徴とする請求項1記載のディスク記録及び/
    又は再生装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスク保持部材は、第1の直径を
    有する第1のディスク状記録媒体を保持する第1のディ
    スク保持部と上記第1のディスク状記録媒体の直径より
    小さい第2の直径を有する第2のディスク状記録媒体を
    保持する第2のディスク保持部とを有し、 上記装置本体は、上記ディスク保持部材に上記第2のデ
    ィスク状記録媒体が挿入されたとき、上記装着位置で上
    記第2のディスク状記録媒体の中心と上記ディスク回転
    操作部の中心とを略一致させるように上記第2のディス
    ク状記録媒体の位置決めを行う位置決め機構を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスク記録及び/又は
    再生装置。
  4. 【請求項4】 上記位置決め機構は、上記第1及び第2
    のディスク保持部に対して進退可能に配設される一対の
    位置決め部材を有し、上記一対の位置決め部材は、上記
    ディスク保持部材に挿入された上記第1のディスク状記
    録媒体又は上記第2のディスク状記録媒体を選択的に上
    記ディスク回転操作部に装着するとき、上記第2のディ
    スク状記録媒体の外周部に当接し押圧することで、上記
    第2のディスク状記録媒体の中心と上記ディスク回転操
    作部の中心とを略一致させるように上記第2のディスク
    状記録媒体の位置決めを行うことを特徴とする請求項3
    記載のディスク記録及び/又は再生装置。
  5. 【請求項5】 上記一対の位置決め部材を移動させるカ
    ム機構が上記ディスク保持部材に設けられていることを
    特徴とする請求項4記載のディスク記録及び/又は再生
    装置。
  6. 【請求項6】 上記装置本体は、上記蓋体の回動に連動
    して上記ディスク保持部材が移動するように上記蓋体と
    上記ディスク保持部材とを接続するリンク機構を備え、 上記リンク機構は、上記蓋体の回動により直線的に移動
    し、先端部に接続孔が形成された移動部材と、一端に形
    成された係合突起が上記接続孔に係合され、上記移動部
    材の直線的移動に連動して回動し、上記ディスク保持部
    材を移動する部材と上記移動部材とを接続する接続部材
    とを有し、上記接続孔と上記係合突起とは、上記蓋体が
    上記装置本体を閉塞しているとき、非係合状態にあり、
    蓋体が上記装置本体を開放する方向に所定量回動したと
    き、上記移動部材が直線的に移動することで係合し、上
    記接続部材を回動させることで上記ディスク保持部材を
    上記装着位置から上記取り出し位置に移動させることを
    特徴とする請求項1記載のディスク記録及び/又は再生
    装置。
  7. 【請求項7】 上記装置本体は、上記蓋体が上記装置本
    体を閉塞した状態に保持する上記蓋体のロック機構と、
    上記ロック機構を上記蓋体が回動するようにロックを解
    除したとき、上記ディスク保持部材に保持された上記デ
    ィスク状記録媒体の外周部に接触し、回転する上記ディ
    スク状記録媒体を制動する制動機構とを備えることを特
    徴とする請求項1記載のディスク記録及び/又は再生装
    置。
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