JP2001100913A - ポインティングデバイス - Google Patents

ポインティングデバイス

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JP2001100913A
JP2001100913A JP27752999A JP27752999A JP2001100913A JP 2001100913 A JP2001100913 A JP 2001100913A JP 27752999 A JP27752999 A JP 27752999A JP 27752999 A JP27752999 A JP 27752999A JP 2001100913 A JP2001100913 A JP 2001100913A
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Kazuhiko Muto
和彦 無藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータからの通知の把握を容易とし、
携帯電話、ポケベル等の外部機器からの通知を受けるの
に好適なポインティングデバイスを提供する。 【解決手段】 利用者が操作するための移動可能な操作
部10と、操作部10の移動を検出する移動センサ1
6,18と、利用者の指示を入力するスイッチ20と、
操作部10を介して振動により通知を行う通知装置22
と、コンピュータ200と無線により通信を行う送受信
装置24と、コンピュータ200との通信を制御する通
信制御装置26と、を備え、通信制御装置26は、移動
センサ16,18からの検出信号およびスイッチ20か
らのスイッチ信号を送受信装置24に出力するととも
に、コンピュータ200からの通知情報を送受信装置2
4より入力したときは、通知装置22による通知を行う
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを操
作するためのポインティングデバイスに係り、特に、コ
ンピュータからの通知の把握を容易とし、携帯電話、ポ
ケベル等の外部機器からの通知を受けるのに好適なポイ
ンティングデバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータを操作するためのポ
インティングデバイスとしては、利用者が操作するため
の移動可能な操作部と、操作部の底面から突出して操作
部の移動に伴って転動するボールと、操作部の移動平面
上でボールの一方向への移動量を検出する一方向移動セ
ンサと、操作部の移動平面上でボールのその一方向と直
交する他方向への移動量を検出する他方向移動センサ
と、押下を検出するスイッチと、移動センサからの検出
信号およびスイッチからのスイッチ信号をコンピュータ
に対して出力する出力回路と、出力回路とコンピュータ
とを接続するためのコードと、で構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポインティングデバイスにあっては、移動センサか
らの検出信号およびスイッチからのスイッチ信号をコン
ピュータに対して一方的に出力するだけのものであった
ため、コンピュータからの警告や入力に対する応答を受
けることができなかった。特に、視覚や聴覚が不自由な
利用者は、コンピュータからの警告や入力に対する応答
を知覚するのが困難であるため、こうした利用者とって
は、コンピュータからの通知が把握しやすいユーザイン
ターフェースの確立が望まれる。
【0004】一方、携帯電話、ポケットベル(登録商
標)等のように、着信等があったときにその旨を利用者
に通知する機器があるが、これらはそれぞれ別体である
ため、それぞれの通知をリアルタイムに受けるには、そ
れらを自分の身の回りに常時おいておく必要がある。身
の回りに常時おいておく機器の数が少ない場合は、さほ
ど問題はないが、その数が多い場合には、忘れがちにな
るし煩わしくもある。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の技術
の有する未解決の課題に着目してなされたものであっ
て、コンピュータからの通知の把握を容易とし、携帯電
話、ポケベル等の外部機器からの通知を受けるのに好適
なポインティングデバイスを提供することを目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意検討を
重ねた結果、最近のコンピュータの利用態様の傾向とし
て、操作環境がキーボードからポインティングデバイス
に移行しつつあり、ポインティングデバイスは、利用者
が最も接する機会のあるものとなっているという事情に
着目し、携帯電話、ポケットベル等の多数の外部機器か
らの通知をリアルタイムに受けるには、こうしたポイン
ティングデバイスを通知手段として利用することが好ま
しいということを見いだした。
【0007】かかる知見に基づいて、上記目的を達成す
るために、本発明に係る請求項1記載のポインティング
デバイスは、操作部の移動および操作部への入力により
コンピュータを操作するためのポインティングデバイス
において、外部から取得した情報に基づいて通知を行う
ようになっている。
【0008】このような構成であれば、外部から情報が
取得され、取得された情報に基づいて通知が行われる。
したがって、利用者が操作部を操作しているときに外部
から情報が取得されると、利用者は、通知を受けること
ができる。
【0009】なお、ポインティングデバイスをコンピュ
ータに接続し、利用者が操作部を移動させると、操作部
の移動結果がコンピュータに対して出力される。また、
利用者が操作部に指示を入力すると、操作部への入力結
果がコンピュータに対して出力される。コンピュータで
は、移動結果または入力結果が入力されると、その移動
結果または入力結果に応じて、例えば、表示装置の画面
上に表示されるマウスポインタが移動したり、マウスポ
インタの位置で指示が与えられたりする。
【0010】ここで、外部の情報とは、例えば、外部に
おいて情報を発信する外部情報発信手段から発信される
情報をいい、外部情報発信手段としては、例えば、携帯
電話、ポケベル、内線電話、FAX等のように、着信が
あったときはその旨を通知するもの、コンピュータ等の
ように、利用者に対して警告や入力に対する応答を通知
するもの、が挙げられる。
【0011】また、通知は、5感を通じて感知可能な方
法により行うようになっていればどのようなものであっ
てもよく、例えば、ランプを点灯させたり、音を発生さ
せたり、振動させたりすることにより行うようにすれば
よい。
【0012】また、ポインティングデバイスとは、操作
部の移動および操作部への入力によりコンピュータを操
作するためのデバイスをいい、これには、例えば、マウ
ス、トラックボール、トラックパッド、デジタイザ、タ
ブレット、ジョイスティックが挙げられる。
【0013】さらに、本発明に係る請求項2記載のポイ
ンティングデバイスは、コンピュータを操作するための
ポインティングデバイスにおいて、利用者が操作するた
めの移動可能な操作部と、前記操作部の移動を検出する
移動検出手段と、利用者の指示を入力する入力手段と、
前記移動検出手段の検出結果および前記入力手段の入力
結果を前記コンピュータに対して出力する出力手段と、
外部情報発信手段から情報を取得してその情報に基づい
て通知を行う通知手段と、を備える。
【0014】このような構成であれば、通知手段によ
り、外部情報発信手段から情報が取得され、取得された
情報に基づいて通知が行われる。したがって、利用者が
操作部を操作しているときに外部情報発信手段から情報
が取得されると、利用者は、通知を受けることができ
る。
【0015】なお、ポインティングデバイスをコンピュ
ータに接続し、利用者が操作部を移動させると、移動検
出手段により、操作部の移動が検出され、出力手段によ
り、移動検出手段の検出結果がコンピュータに対して出
力される。また、利用者が操作部の入力手段に指示を入
力すると、出力手段により、入力手段の入力結果がコン
ピュータに対して出力される。コンピュータでは、移動
検出手段の検出結果または入力手段の入力結果が入力さ
れると、その検出結果または入力結果に応じて、例え
ば、表示装置の画面上に表示されるマウスポインタが移
動したり、マウスポインタの位置で指示が与えられたり
する。
【0016】ここで、外部情報発信手段とは、外部にお
いて情報を発信する手段をいい、これには、例えば、携
帯電話、ポケベル、内線電話、FAX等のように、着信
があったときはその旨を通知するもの、コンピュータ等
のように、利用者に対して警告や入力に対する応答を通
知するもの、が挙げられる。
【0017】また、通知手段は、5感を通じて感知可能
な方法により通知を行うようになっていればどのような
ものであってもよく、例えば、ランプを点灯させたり、
音を発生させたり、振動させたりすることにより通知を
行うようにすればよい。
【0018】さらに、本発明に係る請求項3記載のポイ
ンティングデバイスは、請求項2記載のポインティング
デバイスにおいて、前記通知手段は、前記外部情報発信
手段から無線により発信される情報を受信する受信手段
と、前記操作部を介して触覚により感知可能な通知を行
う触覚感知型通知手段と、を有し、前記受信手段で情報
を受信したときは、前記触覚感知型通知手段による通知
を行うようになっている。
【0019】このような構成であれば、外部情報発信手
段から無線により発信される情報が受信手段で受信され
ると、触覚感知型通知手段により、操作部を介して触覚
により感知可能な通知が行われる。したがって、利用者
が操作部を操作しているときに外部情報発信手段から情
報が取得されると、利用者は、操作部を介して触覚によ
り通知を受けることができる。
【0020】ここで、触覚感知型通知手段は、操作部を
介して触覚により感知可能な通知を行うようになってい
ればどのようなものであってもよく、これには、例え
ば、振動、発熱、高電圧低電流パルスにより通知を行う
ものが挙げられる。
【0021】さらに、本発明に係る請求項4記載のポイ
ンティングデバイスは、請求項3記載のポインティング
デバイスにおいて、前記通知手段は、着信があったとき
はその旨を通知するための着信情報を無線により発信す
る通信機器を前記外部情報発信手段として利用するもの
であり、前記受信手段で前記着信情報を受信したとき
は、前記触覚感知型通知手段による通知を行うようにな
っている。
【0022】このような構成であれば、受信手段で着信
情報が受信されると、触覚感知型通知手段により、操作
部を介して触覚により感知可能な通知が行われる。した
がって、利用者が操作部を操作しているときに通信機器
に着信があると、利用者は、操作部を介して触覚により
その旨の通知を受けることができる。
【0023】ここで、通信機器としては、例えば、携帯
電話、内線電話、FAX等の電話機や、ポケベルが挙げ
られる。
【0024】さらに、本発明に係る請求項5記載のポイ
ンティングデバイスは、請求項3記載のポインティング
デバイスにおいて、前記通知手段は、利用者に対して通
知を行うための通知情報を無線により発信する前記コン
ピュータを前記外部情報発信手段として利用するもので
あり、前記受信手段で前記通知情報を受信したときは、
前記触覚感知型通知手段による通知を行うようになって
いる。
【0025】このような構成であれば、受信手段で通知
情報が受信されると、触覚感知型通知手段により、操作
部を介して触覚により感知可能な通知が行われる。した
がって、利用者が操作部を操作しているときにコンピュ
ータから利用者に対する通知があると、利用者は、操作
部を介して触覚によりその旨の通知を受けることができ
る。
【0026】さらに、本発明に係る請求項6記載のポイ
ンティングデバイスは、請求項2ないし5のいずれかに
記載のポインティングデバイスにおいて、前記出力手段
は、前記移動検出手段の検出結果および前記入力手段の
入力結果を前記コンピュータに対して無線により出力す
るようになっている。
【0027】このような構成であれば、出力手段によ
り、移動検出手段の検出結果および入力手段の入力結果
がコンピュータに対して無線により出力される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1ないし図3は、本発明に
係るポインティングデバイスの実施の形態を示す図であ
る。
【0029】この実施の形態は、本発明に係るポインテ
ィングデバイスを、図1に示すように、移動および入力
によりコンピュータに座標や指示を入力するマウス10
0に適用したものである。
【0030】まず、マウス100の構成を図1および図
2を参照しながら説明する。図1は、マウス100の構
成を示す平面図および側面図であり、図2は、マウス1
00の内部構造を示すブロック図である。
【0031】マウス100は、図1に示すように、利用
者が操作するための移動可能な操作部10と、操作部1
0の前端側左右に並ぶ2つのボタン12a,12bと、
操作部10の底面から突出して操作部10の移動に伴っ
て転動するボール14と、でその外観が構成されてい
る。利用者は、操作部10を移動させ、ボタン12a,
12bを押下することによりコンピュータに座標や指示
を入力する。
【0032】また、マウス100は、図2に示すよう
に、操作部10の移動平面上でボール14のX方向への
移動量を検出するX方向移動センサ16と、操作部10
の移動平面上でボール14のX方向と直交するY方向へ
の移動量を検出するY方向移動センサ18と、ボタン1
2a,12bの押下を検出するスイッチ20と、操作部
10を介して振動により通知を行う通知装置22と、コ
ンピュータと無線(赤外線よりも低い周波数の電波)に
より通信を行う送受信装置24と、コンピュータとの通
信を制御する通信制御装置26と、でその内部が構成さ
れている。なお、図示しないが、これら装置16〜26
を駆動するための電池等の電源を内蔵している。
【0033】通信制御装置26は、移動センサ16,1
8からの検出信号およびスイッチ20からのスイッチ信
号を入力し、入力した検出信号およびスイッチ信号を送
受信装置24に出力することによりコンピュータに対し
て出力するとともに、コンピュータからの警告や入力に
対する応答等の通知を行うための通知情報を送受信装置
24から入力したときは、通知装置22を駆動させて振
動により通知を行うようになっている。
【0034】次に、マウス100と接続するコンピュー
タの構成を図3を参照しながら説明する。図3は、コン
ピュータの構成を示すブロック図である。なお、ここで
の接続は、無線により通信可能にコンピュータに接続す
ることをいう。
【0035】コンピュータ200は、図3に示すよう
に、制御プログラムに基づいて演算およびシステム全体
を制御するCPU30と、所定領域にあらかじめCPU
30の制御プログラム等を格納しているROM32と、
ROM32等から読み出したデータやCPU30の演算
過程で必要な演算結果を格納するためのRAM34と、
RAM34の特定領域に格納されているデータを画像信
号に変換して出力するCRTC36と、外部装置に対し
てデータの入出力を媒介するI/F38と、で構成され
ており、これらは、データを転送するための信号線であ
るバス39で相互にかつデータ授受可能に接続されてい
る。
【0036】I/F38には、外部装置として、マウス
100と無線により通信を行う送受信装置40と、デー
タやテーブル等をファイルとして格納する記憶装置42
と、画像信号に基づいて画面を表示する表示装置44
と、が接続されている。その他、図示しないが、キーボ
ードが接続されている。
【0037】RAM34は、特定領域として、表示装置
44に表示するための表示用データを格納するVRAM
35を有しており、VRAM35は、CPU30とCR
TC36とで独立にアクセスが可能となっている。
【0038】CRTC36は、VRAM35に格納され
ている表示用データを先頭アドレスから所定周期で順次
読み出し、読み出した表示用データを画像信号に変換し
て表示装置44に出力するようになっている。
【0039】CPU30は、マイクロプロセッシングユ
ニットMPU等からなり、ROM32の所定領域に格納
されている所定のプログラムを起動させ、そのプログラ
ムに従って、各種の処理を実行するようになっている。
この処理には、マウス100からの検出信号およびスイ
ッチ信号を送受信装置40から入力し、入力した検出信
号およびスイッチ信号に応じて、例えば、表示装置44
の画面上に表示されるマウスポインタを移動させたり、
マウスポインタの位置での指示を入力したりする処理が
含まれる。また、処理の過程において、利用者に対して
警告や利用者の入力に対する応答が発生したときは、表
示装置44にその旨を表示するとともに、通知情報を送
受信装置40に出力するようになっている。
【0040】次に、上記実施の形態の動作を説明する。
【0041】まず、マウス100を無線により通信可能
にコンピュータ100に接続し、利用者が操作部10を
移動させると、操作部10の移動に伴ってボール14が
操作部10の移動平面上で転動し、X方向移動センサ1
6により、操作部10の移動平面上でボール14のX方
向の移動量が検出されるとともに、Y方向移動センサ1
8により、操作部10の移動平面上でボール14のY方
向の移動量が検出され、これら移動量を示す検出信号が
通信制御装置26に出力される。通信制御装置26で
は、移動センサ16,18から検出信号が入力される
と、入力された検出信号が送受信装置24に出力され
る。そして、送受信装置24により、検出信号が無線に
よりコンピュータ200に送信される。
【0042】コンピュータ200では、マウス100か
らの検出信号が送受信装置40で受信されると、CPU
30により、入力された検出信号に応じて、表示装置4
4の画面上に表示されるマウスポインタが移動する。
【0043】また、利用者がボタン12a,12bを押
下すると、スイッチ20により、ボタン12a,12b
の押下が検出され、その押下を示すスイッチ信号が通信
制御装置26に出力される。通信制御装置26では、ス
イッチ20からスイッチ信号が入力されると、入力され
たスイッチ信号が送受信装置24に出力される。そし
て、送受信装置24により、スイッチ信号が無線により
コンピュータ200に送信される。
【0044】コンピュータ200では、マウス100か
らのスイッチ信号が送受信装置40で受信されると、C
PU30により、入力されたスイッチ信号に応じて、表
示装置44の画面上に表示されるマウスポインタの位置
での指示が入力される。
【0045】このようにマウス100を用いてコンピュ
ータ200を操作するのであるが、コンピュータ200
における処理の過程で、利用者に対して警告や利用者の
入力に対する応答が発生したときは、次のように動作す
る。
【0046】コンピュータ200では、利用者に対して
警告や利用者の入力に対する応答が発生すると、CPU
30により、表示装置44にその旨が表示されるととも
に、通知情報が送受信装置40に出力される。そして、
送受信装置40により、通知情報が無線によりマウス1
00に送信される。
【0047】マウス100では、コンピュータ200か
らの通知情報が送受信装置24で受信されると、通信制
御装置26により、通知装置22が駆動させられること
により通知装置22が振動し、通知装置22により、操
作部10を介して振動による通知が行われる。
【0048】したがって、利用者が操作部10を操作し
ているときにコンピュータ200から利用者に対する通
知があると、利用者は、操作部10を介して触覚により
その旨の通知を受けることができる。
【0049】このようにして、本実施の形態では、利用
者が操作するための移動可能な操作部10と、操作部1
0の移動を検出する移動センサ16,18と、利用者の
指示を入力するスイッチ20と、操作部10を介して振
動により通知を行う通知装置22と、コンピュータ20
0と無線により通信を行う送受信装置24と、コンピュ
ータ200との通信を制御する通信制御装置26と、を
備え、通信制御装置26は、移動センサ16,18から
の検出信号およびスイッチ20からのスイッチ信号を送
受信装置24に出力するとともに、コンピュータ200
からの通知情報を送受信装置24より入力したときは、
通知装置22による通知を行うようにした。
【0050】これにより、コンピュータ200からの警
告や入力に対する応答等の通知が振動により行われるの
で、視覚や聴覚が不自由な利用者であっても、コンピュ
ータ200からの通知を知覚するのが容易となり、コン
ピュータ200からの通知をある程度把握することがで
きる。したがって、従来に比して、コンピュータ200
からの通知の把握が容易となる。
【0051】さらに、本実施の形態では、送受信装置2
4は、移動センサ16,18からの検出信号およびスイ
ッチ20からのスイッチ信号をコンピュータ200に対
して無線により送信するようにした。
【0052】これにより、従来のマウスのように、操作
中にコンピュータと接続するコードが絡まったりして邪
魔になることがなく、しかも操作部10の移動範囲や配
置位置がコード長に制約されることがないので、配置位
置にとらわれず、快適で自由な操作をすることができ
る。
【0053】さらに、本実施の形態では、送受信装置2
4は、移動センサ16,18からの検出信号およびスイ
ッチ20からのスイッチ信号を、赤外線よりも低い周波
数の電波により送信するようにした。
【0054】これにより、従来の赤外線を利用したワイ
ヤレスマウスのように、マウス100とコンピュータ2
00との間に障害物がある場合に、操作性が悪くなると
いうことがなくなるので、さらに快適で自由な操作をす
ることができる。
【0055】上記実施の形態において、X方向移動セン
サ16およびY方向移動センサ18は、請求項2または
6記載の移動検出手段に対応し、ボタン12a,12b
およびスイッチ20は、請求項2記載の入力手段に対応
し、送受信装置24および通信制御装置26は、請求項
2または6記載の出力手段に対応している。
【0056】また、送受信装置24、通信制御装置26
および通知装置22は、請求項2、3または5記載の通
知手段に対応し、コンピュータ200は、請求項2、3
または5記載の外部情報発信手段に対応し、送受信装置
24は、請求項3または5記載の受信手段に対応し、通
知装置22は、請求項3または5記載の触覚感知型通知
手段に対応している。
【0057】なお、上記実施の形態においては、マウス
100で、コンピュータ200からの警告や入力に対す
る応答等の通知を受ける場合について説明したが、これ
に限らず、携帯電話、ポケベル、内線電話、FAX等の
外部機器からの通知を受けるようにしてもよい。
【0058】この場合、外部機器は、着信があったとき
は、その旨を通知するための着信情報を無線により発信
するようになっており、通信制御装置26は、着信情報
を送受信装置24から入力したときは、通知装置22を
駆動させて振動により通知を行うようになっている。
【0059】このような構成であれば、外部機器では、
着信があると着信情報が無線により送信される。マウス
100では、外部機器の着信情報が送受信装置24で受
信されると、通信制御装置26により、通知装置22が
駆動させられることにより通知装置22が振動し、通知
装置22により、操作部10を介して振動による通知が
行われる。
【0060】したがって、利用者が操作部10を操作し
ているときに外部機器に着信があると、利用者は、操作
部10を介して触覚によりその旨の通知を受けることが
できる。
【0061】このようにして、利用者が操作するための
移動可能な操作部10と、操作部10の移動を検出する
移動センサ16,18と、利用者の指示を入力するスイ
ッチ20と、操作部10を介して振動により通知を行う
通知装置22と、コンピュータ200と無線により通信
を行う送受信装置24と、コンピュータ200との通信
を制御する通信制御装置26と、を備え、通信制御装置
26は、移動センサ16,18からの検出信号およびス
イッチ20からのスイッチ信号を送受信装置24に出力
するとともに、送受信装置24から着信情報を入力した
ときは、通知装置22による通知を行うようにした。
【0062】これにより、多数の外部機器を身の回りに
常時おかずして、それぞれの通知をリアルタイムで受け
ることができるので、従来に比して、煩わしさがなくな
るばかりか、一カ所でそれぞれの通知を受けることがで
き、利便性を向上することができる。
【0063】ここで、外部機器は、請求項4記載の外部
情報発信手段に対応し、送受信装置24、通信制御装置
26および通知装置22は、請求項4記載の通知手段に
対応し、送受信装置24は、請求項4記載の受信手段に
対応し、通知装置22は、請求項4記載の触覚感知型通
知手段に対応している。
【0064】また、上記実施の形態においては、通知装
置22は、操作部10を介して単に振動により通知を行
うように構成したが、これに限らず、コンピュータ20
0からの警告や入力に対する応答等の通知を受ける場合
には、警告や応答の種類によって振動パターンを変化さ
せるように、また、携帯電話、ポケベル、内線電話、F
AX等の外部機器からの通知を受ける場合には、外部機
器の種類や着信した相手先の番号に応じて振動パターン
を変化させるように構成してもよい。
【0065】このような構成であれば、コンピュータ2
00や外部機器からの多種類の通知を識別することがで
きる。
【0066】また、上記実施の形態においては、本発明
に係るポインティングデバイスを、移動および入力によ
りコンピュータに座標や指示を入力するマウス100に
適用した場合を説明したが、これに限らず、本発明の主
旨を逸脱しない範囲で他のポインティングデバイスにも
適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る請求
項1ないし6記載のポインティングデバイスによれば、
多数の外部機器を身の回りに常時おかずして、それぞれ
の通知をリアルタイムで受けることができるので、従来
に比して、煩わしさがなくなるばかりか、一カ所でそれ
ぞれの通知を受けることができ、利便性を向上すること
ができるという効果が得られる。
【0068】さらに、本発明に係る請求項3記載のポイ
ンティングデバイスによれば、コンピュータからの警告
や入力に対する応答等の通知が触覚により感知可能な方
法で行われるので、視覚や聴覚が不自由な利用者であっ
ても、コンピュータからの通知を知覚するのが容易とな
り、コンピュータからの通知をある程度把握することが
でき、したがって、従来に比して、コンピュータからの
通知の把握が容易となるという効果も得られる。
【0069】さらに、本発明に係る請求項6記載のポイ
ンティングデバイスによれば、従来のポインティングデ
バイスのように、操作中にコンピュータと接続するコー
ドが絡まったりして邪魔になることがなく、しかも操作
部の移動範囲や配置位置がコード長に制約されることが
ないので、配置位置にとらわれず、快適で自由な操作を
することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 マウス100の構成を示す平面図および側面
図である。
【図2】 マウス100の内部構造を示すブロック図で
ある。
【図3】 コンピュータの構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
100 マウス 10 操作部 12a、12b ボタン 14 ボール 16,18 移動センサ 20 スイッチ 22 通知装置 24,40 送受信装置 26 通信制御装置 200 コンピュータ 30 CPU 32 ROM 34 RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部の移動及び操作部への入力により
    コンピュータを操作するためのポインティングデバイス
    において、 外部から取得した情報に基づいて通知を行うようになっ
    ていることを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 【請求項2】 コンピュータを操作するためのポインテ
    ィングデバイスにおいて、 利用者が操作するための移動可能な操作部と、前記操作
    部の移動を検出する移動検出手段と、利用者の指示を入
    力する入力手段と、前記移動検出手段の検出結果及び前
    記入力手段の入力結果を前記コンピュータに対して出力
    する出力手段と、外部情報発信手段から情報を取得して
    その情報に基づいて通知を行う通知手段と、を備えるこ
    とを特徴とするポインティングデバイス。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記通知手段は、前
    記外部情報発信手段から無線により発信される情報を受
    信する受信手段と、前記操作部を介して触覚により感知
    可能な通知を行う触覚感知型通知手段と、を有し、前記
    受信手段で情報を受信したときは、前記触覚感知型通知
    手段による通知を行うようになっていることを特徴とす
    るポインティングデバイス。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 前記通知手段は、着信があったときはその旨を通知する
    ための着信情報を無線により発信する通信機器を前記外
    部情報発信手段として利用するものであり、前記受信手
    段で前記着信情報を受信したときは、前記触覚感知型通
    知手段による通知を行うようになっていることを特徴と
    するポインティングデバイス。
  5. 【請求項5】 請求項3において、 前記通知手段は、利用者に対して通知を行うための通知
    情報を無線により発信する前記コンピュータを前記外部
    情報発信手段として利用するものであり、前記受信手段
    で前記通知情報を受信したときは、前記触覚感知型通知
    手段による通知を行うようになっていることを特徴とす
    るポインティングデバイス。
  6. 【請求項6】 請求項2乃至5のいずれかにおいて、 前記出力手段は、前記移動検出手段の検出結果及び前記
    入力手段の入力結果を前記コンピュータに対して無線に
    より出力するようになっていることを特徴とするポイン
    ティングデバイス。
JP27752999A 1999-09-29 1999-09-29 ポインティングデバイス Withdrawn JP2001100913A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542915A (ja) * 2005-06-03 2008-11-27 アップル インコーポレイテッド 改良された入力メカニズムを備えたマウス
WO2020021753A1 (ja) * 2018-07-25 2020-01-30 株式会社ジャパンディスプレイ 電子機器及びイベント通知方法

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