JP2001100121A - 可動フィルム型表示装置 - Google Patents

可動フィルム型表示装置

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JP2001100121A JP27400499A JP27400499A JP2001100121A JP 2001100121 A JP2001100121 A JP 2001100121A JP 27400499 A JP27400499 A JP 27400499A JP 27400499 A JP27400499 A JP 27400499A JP 2001100121 A JP2001100121 A JP 2001100121A
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淳 菅原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動フィルム型表示装置において、多数の走
査線、信号線を必要とせずに中間調を表示する。 【解決手段】 第1及び第2固定電極131と、第1固
定電極131と対を成し、固定された固定端及び変位可
能な変位端を有し、第1固定電極131との間の第1電
位差で変位する可撓性第1可動フィルム電極132と、
第2固定電極131と対を成し、固定された固定端及び
変位可能な変位端を有し、第2固定電極131との間の
第1電位差とは異なる第2電位差で変位する可撓性第2
可動フィルム電極132とを具備することを特徴とする
可動フィルム型表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動フィルム型表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大型のディスプレイ装置、または
携帯可能なディスプレイ装置において、低消費電力化が
求められている。
【0003】この低消費電力化を実現するディスプレイ
装置として、可動フィルムを静電力によって駆動する可
動フィルムシャッター方式の、可動フィルム型表示装置
がある。可動フィルム型表示装置の基本原理を図11〜
図18を用いて示す。
【0004】図11は可動フィルムシャッターを1つ取
り出したものである。可動フィルムシャッターは、透光
性の透明導光体111と、透明導光体111の湾曲した
表面に設けられる遮光部のブラックマトリクス112、
ブラックマトリクス112に囲まれる開口部113、透
明導光体111の開口部113に対向して設けられる遮
光性の可動フィルム114、透明導光体111を挟み可
動フィルム114と対向して設けられる遮光板115か
らなる。遮光板115は反射板であっても良い。
【0005】光は矢印の向きに透明導光体111中に入
射し、透過する。複数の透明導光体111によって1画
素を構成し、任意の数の可動フィルム114を撓ませ、
開口部113を覆う面積を変化させることにより、開口
部113から出射する光量を変化させ、階調表示を行な
う。
【0006】透明導光体111の表面には導電性が与え
られており固定電極と呼ぶ。また、可動フィルム114
にも導電性が与えられており、可動電極と呼ぶ。固定電
極の表面には図示しない透光性の絶縁膜が形成され、可
動電極と固定電極の短絡を防ぐ。
【0007】可動フィルム114が変位する原理を示
す。図12(a)に示すように、スイッチ121をON
状態とし、電源122から2つの電極123、124の
間に電圧を加えると静電力が生じる。図12(b)に示
すように、この2つの電極を、図11の可動電極(可動
フィルム)114と透明導光体表面の固定電極125と
する。そして電圧を加えることにより、破線で示すよう
に可動フィルム114が撓んで固定電極125を覆う
と、可動フィルム114が遮光性である事から、電圧を
かけない場合は光が透過し、電圧をかけ可動フィルム1
14が撓むと光が遮断される。
【0008】電圧をかけ、可動フィルムが撓んだ際の、
印加電圧と可動フィルム先端の変位量の関係を図12
(c)に示す。図12(c)では、電圧を上げていく
と、それに伴い可動フィルムの先端変位量が緩やかに増
加する。変位量が臨界点に達すると急激に変位し、最大
変位量に到達する。ここでは、可動フィルムが固定電極
表面の絶縁膜に付着しているために、電圧を上げても変
位量は増加しない。また、電圧を下げてもしばらく変位
量は減少しない。これは電極間距離が狭まり、電極間の
静電力が強まっているためであり、可動フィルムの弾性
力が静電力に打ち勝つまで変位はない。いわば、ヒステ
リシス特性を持っていると言える。
【0009】次に、このような特性を持った可動フィル
ムシャッターを用いた可動フィルム型表示装置について
説明する。
【0010】図13に示すように、1本の透明導光体固
定電極部131に対し、複数枚の可動フィルム電極13
2a〜132eが対向配置されている。透明導光体固定
電極部131に隣接して回路基板133が設けられ、回
路基板133上に駆動用IC134が設置されている。
可動フィルム電極132a〜132eは、配線135を
介して駆動用IC134に接続されている。また、回路
基板133にはコネクタ部136が設けられ、隣接する
ディスプレイユニットと情報交換を行なうことが出来
る。
【0011】そして、図14に示すように、このように
列方向に配列された可動フィルムシャッターのユニット
141を行方向に並べることにより、マトリクス状の可
動フィルム型表示装置となる。図14では、蛍光灯14
2からの光が拡散板143で拡散され、透明導光体固定
電極部131に入射し、可動フィルム電極132が撓ん
で開口部113を覆っていない場合に開口部113から
出射し、図示しないカラーフィルタによって着色され出
力される。
【0012】次に、この可動フィルム型表示装置の駆動
方法を、図15の配線図を用いて説明する。
【0013】この可動フィルム型表示装置では、透明導
光体固定電極部131が走査線の役割を果たしている。
信号源151から送られてきた映像情報は、一度駆動用
IC134に蓄えられ、可動フィルム電極132に電位
として伝えられる。この時、走査線駆動用IC152か
ら透明導光体固定電極部131に走査電位が与えられて
いれば、可動フィルム電極132との間に電位差が生
じ、可動フィルム電極132を透明導光体固定電極部1
31の方へ撓ませることが出来る。もし、可動フィルム
電極132と透明導光体固定電極部131とが同電位な
らば、可動フィルム電極132と透明導光体固定電極部
131の間に引力は働かず、可動フィルム電極132の
弾性力によって、可動フィルム電極132と透明導光体
固定電極部131とは離れている。
【0014】つぎに、可動フィルム型表示装置を用いて
中間調を表示する従来の方法を説明する。
【0015】図16は、複数の可動フィルムシャッター
からなる1画素を示している。この例では、1画素は、
3×2のマトリクスで配列された6つのサブ画素161
〜166を有する。
【0016】これら6つのサブ画素161〜166の光
透過量は、全て異なるものにしてある。まず、サブ画素
161とサブ画素164は可動フィルムシャッターが1
つ、サブ画素162とサブ画素165は可動フィルムシ
ャッターが2つ、サブ画素163とサブ画素166は可
動フィルムシャッターが4つから構成されている。さら
に、可動フィルムシャッターの幅方向は、図面に対し法
線方向であり、図面に示していないが、図16において
はサブ画素161、162、163の開口部の幅(奥行
き)は狭く、サブ画素164、165、166の開口部
の幅(奥行き)は広い。
【0017】この場合、1画素は、複数(この場合、6
つ)のサブ画素によって中間調を表示することが出来
る。すなわち、6つのサブ画素を選択的に開閉すること
によって、面積的に光透過量が変わり、中間調が表示さ
れる。この原理を以下に説明する。
【0018】図16のように、各可動フィルムシャッタ
ーは、可動フィルム電極132が信号線につながり、V
1〜V3の電位が印加される。また各透明導光体固定電
極部131が走査線an、bn(n=1,2)につなが
り、それぞれ湾曲した側の面にVan(n=1,2)の
電位、湾曲しない側の面にVbn(n=1,2)の電位
が印加される。さらに、各サブ画素の湾曲した面の端に
は、Vbnが印加される平面電極が設けられている。こ
こでは、可動フィルム132はVanとVbnが印加さ
れる電極に挟まれ、両電極との静電力により変位する。
【0019】このような構成での動作の一例を説明する
と、1組の駆動したい走査線に、正負対称な電位を印加
する。また、信号線には表示信号に応じて、Vn(n=
1〜3)の電位を与える。この際、Vnが0であれば、
可動フィルム電極132は撓まず、Vnが0でなけれ
ば、VanまたはVbnとの電位差の大きい方へ、可動
フィルム電極132は撓む。そして、その1組の走査線
をOFFとした後も、その変位が保持され、次の走査線
の組を駆動して、それぞれの信号線に信号電位を与え
る、ということを繰り返すことにより、画素内の所望の
サブ画素を開閉することが出来、面積階調表示が可能と
なる。よってこれらの信号線、走査線の電位設定によっ
て、6つのサブ画素に個々の画像情報を送ることが出来
る。
【0020】図17は、可動フィルム型表示装置の、カ
ラーフィルター側から画素を見た場合であり、171、
172、173はそれぞれカラーフィルターのRGBを
示す。図18は、図17のRGBのうちの1つ、例えば
Bをカラーフィルターをはずして見た図である。図18
では、S1〜S128の8つのサブ画素があり、これら
のサブ画素の面積比が、1:2:4:8:16:32:
64:128となっており、駆動されるサブ画素の組合
せによって、256階調を作ることが出来る。一般に2
56階調あれば、テレビ画像を表示することも出来る。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような可動フィルム型表示装置で中間調を表示する場
合は、1画素中の複数のサブ画素を選択的に開閉する
際、多数の信号線、走査線が必要となる。従って、これ
ら多数の信号線、走査線を駆動するための、多数の駆動
用ICが必要となり、コストがかかるという問題があっ
た。また、これら多数の駆動用ICを配置するために装
置が大きくなるという問題もあった。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで本発明の第1は、
第1及び第2固定電極と、第1固定電極と対を成し、固
定された固定端及び変位可能な変位端を有し、第1固定
電極との間の第1電位差で変位する可撓性第1可動フィ
ルム電極と、第2固定電極と対を成し、固定された固定
端及び変位可能な変位端を有し、第2固定電極との間の
第1電位差とは異なる第2電位差で変位する可撓性第2
可動フィルム電極とを具備することを特徴とする可動フ
ィルム型表示装置を提供する。
【0023】本発明の第1では、第1可動フィルム電極
の固定端と変位端との間の長さが、第2可動フィルム電
極の固定端と変位端との間の長さと異なっても良い。
【0024】また本発明の第1では、第1可動フィルム
電極の厚さが、第2可動フィルム電極の厚さと異なって
も良い。
【0025】また本発明の第1では、第1固定電極と第
1可動フィルム電極の固定端との距離が、第2固定電極
と第2可動フィルム電極の固定端との距離と異なっても
良い。
【0026】さらに本発明の第1では、1画素内に、第
1及び第2固定電極と第1及び第2可動フィルム電極の
対を有しても良い。
【0027】また、本発明の第1では、異なる特性を有
する固定電極と可撓性可動フィルム電極の組は、複数種
類あればよく、その数は限定されるものではない。
【0028】本発明の第2は、一端から長さが異なる絶
縁された複数の導体層を積層して成る固定電極と、固定
電極の一端側に固定された固定端及び変位可能な変位端
を有する可撓性可動フィルム電極と、固定電極の導体層
に異なる電位を与える電位供給手段とを具備することを
特徴とする可動フィルム型表示装置を提供する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施形態に限定されるも
のではない。
【0030】本発明の可動フィルム型表示装置は、図1
2と同様の原理で変位する、図11と同様の可動フィル
ムシャッターを有する。これらの可動フィルムシャッタ
ーは図13で示すように配置され、これら列方向に配列
された可動フィルムシャッターを、図14のように行方
向に配置させることにより、マトリクス状の可動フィル
ム型表示装置を得る。また、この可動フィルム型表示装
置の配線は、図15と同様に行われる。
【0031】(第1の実施形態)まず本発明の第1の実
施形態を説明する。本発明の第1の実施形態の可動フィ
ルム型表示装置の1画素を図1に示す。
【0032】本実施形態の可動フィルム型表示装置は、
少なくとも2種類以上の長さを有する可動フィルムシャ
ッターを用いて1画素を形成する。
【0033】本実施形態では、長さの異なる可動フィル
ムシャッターを3種類用意する。即ち、各可動フィルム
シャッターは、異なる長さの可動フィルムと、それに対
応する長さの透明導光体固定電極部を備える。各透明導
光体固定電極部131a〜131cは接地されており、
各透明導光体固定電極部131a〜131cに対応した
長さの各可動フィルム電極132a〜132cには、可
変電圧電源11によって電圧を印加する。また、蛍光灯
を光源12として用い、この光源12からの光は透明導
光体13a〜13cを透過し、矢印の方向に出射する。
【0034】なお、可動フィルム電極132a〜132
cは、厚さ約12μmのポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルムからなり、両面にアルミニウムが約
10〜約100nm蒸着されている。これをカッターや
レーザー光を用いて所望の大きさに形成すれば良い。そ
の他、可動フィルム電極132a〜132cのフィルム
の材料としては、ポリイミド、アラミド、ポリエチレ
ン、ポリカーボネーとなどを用いても良く、これらの材
料は限定されない。
【0035】また、透明導光体13a〜13cとして
は、ポリアセタール、ポリスチレン、液晶ポリマー等か
らなれば良く、これらを射出成形やプレス成形すること
により成形する。また、透明導光体13a〜13c表面
には透明導光体固定電極部131a〜131cとして、
アルミニウム、金、銅、銀などの金属が、約10〜約1
00nm程度蒸着されている。透明導光体固定電極部1
31a〜131c表面には、図示しないが電着などによ
り厚さ約1〜約10μm程度の絶縁膜が形成されてお
り、この絶縁膜の外周部にブラックマトリクスが設けら
れ、それ以外の部分が開口部となり、そこから光が出射
する。
【0036】本実施形態では、各可動フィルム電極13
2a〜132cの長さをそれぞれ、約3.5mm、約
2.5mm、約1.5mmとして、これらに対応した長
さの透明導光体13a〜13cを形成する。
【0037】本実施形態の動作を説明する。3種類の可
動フィルム電極132a〜132cに、等しい電圧を徐
々に印加することにより、図2に示すように臨界点に達
するとそれぞれ急激に変位するが、本実施形態では、黒
丸で示される臨界点となる電圧A、B、Cがそれぞれ、
約50V、約70V、約100Vとなり、それぞれ異な
る。これは、各可動フィルム電極132a〜132cと
透明導光体固定電極部131a〜131cの組の固定端
と変位端間の長さが異なることから、弾性力と静電力の
兼ね合いも異なり、これらの各可動フィルム電極132
a〜132cは、異なる電位差で急激に変位するのであ
る。本実施形態では、長さの長い可動フィルム電極13
2aが、最も小さい電位差で臨界点に達する。図示しな
いが、可動フィルム電極132a〜132cを挟んで透
明導光体固定電極部131a〜131cの反対側に平面
電極を設け、可動フィルム電極132a〜132cの変
位をより安定させる事が出来る。
【0038】本実施形態の可動フィルム表示装置では、
1画素に印加する電圧を変化させるのみで、選択的に開
閉する可動フィルムの数を変化させることが出来、多数
の信号線、走査線を用いて中間調を表示する必要がなく
なる。この事により、多数の信号線、走査線を駆動する
ための多数の駆動用ICを使用する必要がなくなり、低
コスト化を図ることが出来る。また、多数の駆動用IC
を配置する必要がなくなるために装置サイズを小型化す
ることも出来る。
【0039】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。本発明の第2の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1画素を図3に示し、第1の実施形
態と異なる点を中心に説明する。
【0040】本実施形態の可動フィルム型表示装置は、
1画素中に複数の可動フィルムシャッターを設ける点は
第1の実施形態と同様であるが、少なくとも2種類以上
の厚さの可動フィルム電極を有する可動フィルムシャッ
ターを用いて1画素を形成する点が、第1の実施形態と
は異なる。
【0041】図3に示すように、本実施形態の可動フィ
ルム型表示装置では、透明導光体固定電極部131a〜
131c、透明導光体13a〜13c、可動フィルム電
極132a〜132cは第1の実施形態と同様に配線さ
れている。また、これらは第1の実施形態と同様の材料
を用いて同様に形成すれば良い。
【0042】しかし、本実施形態の可動フィルム型表示
装置の可動フィルムシャッターの長さは全て等しく、可
動フィルム電極132a〜132cの長さを全て約2.
5mmとする。そして、可動フィルム電極132a〜1
32cの厚さをそれぞれ、約6μm、約12μm、約1
8μmとする。
【0043】そして、3種類の可動フィルム電極132
a〜132cに、等しい電圧を徐々に印加すると、臨界
点に達した可動フィルム電極から急激に変位するが、本
実施形態では、図2と同様に黒丸で示される臨界点とな
る電圧A、B、Cがそれぞれ、約25V、約70V、約
160Vとなり、それぞれ異なる。これは、各可動フィ
ルム電極132a〜132cの厚さが異なることから、
弾性力と静電力の兼ね合いも異なり、これらの可動フィ
ルム電極132a〜132cは、異なる電位差で急激に
変位するのである。図示しないが、可動フィルム電極1
32a〜132cを挟んで透明導光体固定電極部131
a〜131cの反対側に平面電極を設け、可動フィルム
電極132a〜132cの変位をより安定させる事が出
来る。
【0044】本実施形態では、厚さが薄い可動フィルム
電極132aが、最も小さい電位差で臨界点に達する。
よって、本実施形態においても、第1の実施形態と同様
に、1画素に印加する電圧を変化させるのみで、選択的
に開閉する可動フィルムの数を変化させることが出来、
多数の信号線、走査線を用いて中間調を表示する必要が
なくなる。
【0045】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態を説明する。本発明の第3の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1画素を図4に示し、第1の実施形
態と異なる点を中心に説明する。
【0046】本実施形態の可動フィルム型表示装置は、
1画素中に複数の可動フィルムシャッターを設ける点は
第1の実施形態と同様であるが、透明導光体固定電極部
と可動フィルム電極の一端の間の距離を、少なくとも2
種類以上とする可動フィルムシャッターを用いて1画素
を形成する点が、第1の実施形態とは異なる。
【0047】図4に示すように、本実施形態の可動フィ
ルム型表示装置では、透明導光体固定電極部131a〜
131c、透明導光体13a〜13cは第1の実施形態
と同様に配線されている。また、これらは第1の実施形
態と同様の材料を用いて同様に形成すれば良い。
【0048】しかし、本実施形態の可動フィルム型表示
装置の可動フィルムシャッターの長さは全て等しく、可
動フィルム電極132a〜132cの長さを全て約2.
5mmである。
【0049】そして、透明導光体固定電極部131a〜
131cと可動フィルム電極132a〜132cの固定
端との間の各距離を、それぞれ約100μm、約50μ
m、約0μmとする点が、第1の実施形態とは異なる。
これらの距離は、透明導光体固定電極部131a〜13
1cと可動フィルム電極132a〜132cの一端と
を、テープなどのスペーサーを介在させて貼り付ける等
すれば良い。
【0050】そして、3種類の可動フィルム電極132
a〜132cに、等しい電圧を徐々に印加することによ
り、臨界点に達した可動フィルム電極から急激に変位す
るが、本実施形態では、図2と同様に黒丸で示される臨
界点となる電圧C、B、Aがそれぞれ、約180V、約
110V、約70Vとなり、それぞれ異なる。これは、
透明導光体固定電極部131a〜131cと可動フィル
ム電極132a〜132cの固定端との間の各距離が異
なることから、弾性力と静電力の兼ね合いも異なり、可
動フィルム電極132a〜132cは、異なる電位差で
急激に変位するのである。本実施形態では、この距離が
小さい132cが、最も小さい電位差で臨界点に達す
る。図示しないが、可動フィルム電極132a〜132
cを挟んで透明導光体固定電極部131a〜131cの
反対側に平面電極を設け、可動フィルム電極132a〜
132cの変位をより安定させる事が出来る。
【0051】よって、本実施形態においても、第1の実
施形態と同様に1画素に印加する電圧を変化させるのみ
で、選択的に開閉する可動フィルムの数を変化させるこ
とが出来、多数の信号線、走査線を用いて中間調を表示
する必要がなくなる。
【0052】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態を説明する。本発明の第4の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1つの可動フィルムシャッターを図
5、図6に示す。
【0053】本実施形態では、透明導光体表面に透明導
光体固定電極部が形成されるのではなく、図5(a)に
示すように、可動フィルム電極132と固定電極51の
2つの平行平板電極を用いて、可動フィルムシャッター
を形成する。
【0054】図5(a)に示すように、可動フィルム電
極132と固定電極51の間の一端には、光を透過する
穴の形成された支持体52が設けられている。両電極間
に電圧をかけない場合は、光源53から出た光は、図5
(a)のように支持体52の穴を通過し、外へ放出され
る。両電極間に電圧をかけた場合は、図5(b)のよう
に可動フィルム電極132が撓むために、光を遮断す
る。ここで、可動フィルム電極132の固定電極51と
対向する側の面と、支持体52の内面は、光を吸収させ
るために、黒色とすることが好ましい。
【0055】本実施形態の可動フィルムシャッターは、
さらに具体的には、図6に示すように、第1の実施形態
と同様の材料で同様に形成される可動フィルム電極13
2と、可動フィルム電極132と対向して設けられ、ス
テンレス等の硬度の大きな金属、またはポリエステル、
ポリイミド等のプラスチックからなる固定電極51、こ
れら両電極間に設けられ、光の透過できる穴を有し、ポ
リエステル、ポリイミド等のプラスチックや、セラミッ
クスからなる支持体52からなる。
【0056】これらの可動フィルムシャッターは例えば
図7のように6つ並べられ、1つの画素を形成する。図
7では6種類の長さを有する可動フィルム電極132a
〜132fを有し、これらは第1の実施形態と同様に図
示しない可変電圧電源によって電圧を印加される。また
固定電極51は接地し、下方から光を照射すれば良い。
【0057】本実施形態では、各可動フィルム電極13
2a〜132fの長さをそれぞれ、約6.5mm、約
5.5mm、約4.5mm、約3.5mm、約2.5m
m、約1.5mmとして、これらの可動フィルム電極1
32a〜132fに、等しい電圧を徐々に印加すること
により、臨界点に達した可動フィルム電極から急激に変
位する。本実施形態では、臨界点となる電圧は、それぞ
れ約52V、約55V、約60V、約70V、約90
V、約120Vとなる。これは、第1の実施形態と同様
に、可動フィルム電極132a〜132fの長さが異な
ることから、弾性力と静電力の兼ね合いも異なり、これ
らの可動フィルム電極132a〜132cは、異なる電
位差で急激に変位するのである。本実施形態では、長さ
が長い可動フィルム電極132aが、最も小さい電位差
で臨界点に達する。図示しないが、可動フィルム電極1
32a〜132fを挟んで固定電極51の反対側に平面
電極を設け、可動フィルム電極132a〜132fの変
位をより安定させる事が出来る。
【0058】よって、本実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、1画素に印加する電圧を変化させるの
みで、選択的に開閉する可動フィルムの数を変化させる
ことが出来、多数の信号線、走査線を用いて中間調を表
示する必要がなくなる。
【0059】(第5の実施形態)次に、本発明の第5の
実施形態を説明する。本発明の第5の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1画素を図8に示す。
【0060】本実施形態では、可動フィルム電極と固定
電極の平行平板電極を用いて、可動フィルムシャッター
を形成する点は第4の実施形態と同様であるが、長さが
等しく、少なくとも2種類以上の厚さの可動フィルム電
極を用いて1画素を形成する点が、第4の実施形態とは
異なる。
【0061】本実施形態では、固定電極51、支持体5
2、可動フィルム電極132a〜132cは、第4の実
施形態と同様な材料、方法で形成し、配線すれば良い。
【0062】しかし、本実施形態の可動フィルム型表示
装置の可動フィルム電極132a〜132cの長さは全
て等しく、全て約2.5mmとし、厚さはそれぞれ、約
18μm、約12μm、約6μmとする。
【0063】そして、3種類の可動フィルム電極132
a〜132cに、等しい電圧を徐々に印加することによ
り、臨界点に達した可動フィルム電極から急激に変位す
るが、本実施形態では、図2と同様に黒丸で示される臨
界点となる電圧C、B、Aがそれぞれ、約180V、約
90V、約45Vとなり、それぞれ異なる。これは、各
可動フィルム電極132a〜132cの厚さが異なるこ
とから、弾性力と静電力の兼ね合いも異なり、これらの
可動フィルム電極132a〜132cは、異なる電位差
で急激に変位するものである。本実施形態では、厚さの
薄い可動フィルム電極132cが、最も小さい電位差で
臨界点に達する。図示しないが、可動フィルム電極13
2a〜132cを挟んで固定電極51の反対側に平面電
極を設け、可動フィルム電極132a〜132cの変位
をより安定させる事が出来る。
【0064】よって、本実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、1画素に印加する電圧を変化させるの
みで、選択的に開閉する可動フィルムの数を変化させる
ことが出来、多数の信号線、走査線を用いて中間調を表
示する必要がなくなる。
【0065】(第6の実施形態)次に、本発明の第6の
実施形態を説明する。本発明の第6の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1画素を図9に示す。
【0066】本実施形態では、可動フィルム電極と固定
電極の平行平板電極を用いて、可動フィルムシャッター
を形成する点は第4の実施形態と同様であるが、固定電
極と可動フィルム電極の固定端の間の距離を、少なくと
も2種類以上とする可動フィルムシャッターを用いて1
画素を形成する点が、第4の実施形態とは異なる。
【0067】本実施形態では、固定電極51、支持体5
2a〜52c、可動フィルム電極132a〜132c
は、第4の実施形態と同様な材料、方法で形成し、配線
すれば良い。
【0068】しかし、本実施形態の可動フィルム型表示
装置の可動フィルム電極132a〜132cの長さは全
て等しく、全て約2.5mmとし、支持体52a〜52
cの厚さ、つまり、固定電極51と可動フィルム電極1
32a〜132cの間の距離をそれぞれ、約150μ
m、約100μm、約50μmとする。
【0069】そして、3種類の可動フィルム電極132
a〜132cに、等しい電圧を徐々に印加することによ
り、臨界点に達した可動フィルムから急激に変位する
が、本実施形態では、図2と同様に黒丸で示される臨界
点となる電圧C、B、Aがそれぞれ、約210V、約1
30V、約90Vとなり、異なる。これは、固定電極5
1と可動フィルム電極132a〜132cの各距離が異
なるため、弾性力と静電力の兼ね合いも異なり、これら
の可動フィルム電極132a〜132cは、異なる電位
差で急激に変位するのである。本実施形態では、この距
離が小さい可動フィルム電極132cが、最も小さい電
位差で臨界点に達する。図示しないが、可動フィルム電
極132a〜132cを挟んで固定電極51の反対側に
平面電極を設け、可動フィルム電極132a〜132c
の変位をより安定させる事が出来る。
【0070】よって、本実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、1画素に印加する電圧を変化させるの
みで、選択的に開閉する可動フィルムの数を変化させる
ことが出来、多数の信号線、走査線を用いて中間調を表
示する必要がなくなる。
【0071】(第7の実施形態)次に、本発明の第7の
実施形態を説明する。本発明の第7の実施形態の可動フ
ィルム型表示装置の1画素を図10に示す。
【0072】本実施形態では、1つの可動フィルムシャ
ッターの、各固定電極101a〜101dにそれぞれ異
なる電圧を印加し、可動フィルム電極132の撓み量を
変化させ、光透過量を変化させることにより中間調を表
示する。よって1つの可動フィルムシャッターで中間調
の表示の可能な1画素を形成する事が出来る。
【0073】まず、可動フィルム電極132を第1の実
施形態と同様な材料、方法で形成する。次に、固定電極
101a〜101dをそれぞれ、例えば厚さ約10〜約
100nmの金、銅またはアルミニウムなどの導体で形
成し、可動フィルム電極132に対向する側の表面を、
ポリイミド、ポリエステル、ナイロンまたはポリカーボ
ネート等の樹脂等で約10μm被覆する。固定電極10
1a〜101dは撓ませた形状で固定しても良いし、図
10の破線で示すように、透明導光体を第1の実施形態
と同様に形成して、その表面に形成しても良い。
【0074】そして、可動フィルム電極132を接地
し、固定電極101a〜101dにはそれぞれ表示信号
に応じて、Va、Vb、Vc、Vdを与えることとす
る。これらそれぞれの電極に、電位を与えることによ
り、可動フィルム電極132の、撓み量によって、光透
過量が異なり、中間調が表示される。光は図10の下方
から上方に向かって照射すれば良い。さらに、図示しな
いが、可動フィルム電極132を挟む固定電極101a
〜101dの反対側にも電極を設け、電位V0を与え
て、可動フィルム電極132の変位をより安定させる事
が出来る。
【0075】本実施形態では、1画素で中間調を表示で
きるため、これまでの実施形態と同様に、多数の走査
線、信号線を用いることなく中間調を表示することが可
能となる。
【0076】
【発明の効果】上述したように、本発明によって、可動
フィルム型表示装置で、多数の信号線、走査線を必要と
せずに中間調を表示できる。従って、多数の信号線、走
査線を駆動するための、多数の駆動用ICが必要となく
なり、コストの低減が可能となる。また、これら多数の
駆動用ICを配置する必要がないために、装置を小さく
することも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図2】 可動フィルムシャッターに印加する電圧と可
動フィルム電極の先端変位量の関係を示す図。
【図3】 本発明の第2の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図4】 本発明の第3の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図5】 本発明の第4の実施形態の可動フィルムシャ
ッターの動作原理を説明する図。
【図6】 本発明の第4の実施形態の1つの可動フィル
ムシャッターを説明する図。
【図7】 本発明の第4の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図8】 本発明の第5の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図9】 本発明の第6の実施形態の可動フィルム型表
示装置の1画素を説明する図。
【図10】 本発明の第7の実施形態の可動フィルム型
表示装置の1画素を説明する図。
【図11】 1つの可動フィルムシャッターを説明する
図。
【図12】 (a)、(b)、(c)とも可動フィルム
シャッターの動作原理を説明する図。
【図13】 可動フィルム型表示装置について説明する
図。
【図14】 可動フィルム型表示装置について説明する
図。
【図15】 可動フィルム型表示装置について説明する
図。
【図16】 従来の可動フィルム型表示装置における中
間調の表示を説明する図。
【図17】 従来の可動フィルム型表示装置における中
間調の表示を説明する図。
【図18】 従来の可動フィルム型表示装置における中
間調の表示を説明する図。
【符号の説明】
11…可変電圧電源 12…光源 13…透明導光体 51…固定電極 52…支持体 53…光源 101…固定電極 111…透明導光体 112…ブラックマトリクス 113…開口部 114…可動フィルム 115…遮光板 121…スイッチ 122…電源 123,124…電極 125…固定電極 131…透明導光体固定電極部 132…可動フィルム電極 133…回路基板 134…駆動用IC 135…配線 136…コネクタ部 141…ユニット 142…蛍光灯 143…拡散板 151…信号源 152…走査線駆動用IC 161,162,163,164,165,166…サ
ブ画素 171…RED 172…GREEN 173…BLUE

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2固定電極と、前記第1固定電
    極と対を成し、固定された固定端及び変位可能な変位端
    を有し、前記第1固定電極との間の第1電位差で変位す
    る可撓性第1可動フィルム電極と、前記第2固定電極と
    対を成し、固定された固定端及び変位可能な変位端を有
    し、前記第2固定電極との間の前記第1電位差とは異な
    る第2電位差で変位する可撓性第2可動フィルム電極と
    を具備することを特徴とする可動フィルム型表示装置。
  2. 【請求項2】前記第1可動フィルム電極の前記固定端と
    前記変位端との間の長さが、前記第2可動フィルム電極
    の前記固定端と前記変位端との間の長さと異なることを
    特徴とする請求項1記載の可動フィルム型表示装置。
  3. 【請求項3】前記第1可動フィルム電極の厚さが、前記
    第2可動フィルム電極の厚さと異なることを特徴とする
    請求項1記載の可動フィルム型表示装置。
  4. 【請求項4】前記第1固定電極と前記第1可動フィルム
    電極の前記固定端との距離が、前記第2固定電極と前記
    第2可動フィルム電極の前記固定端との距離と異なるこ
    とを特徴とする請求項1記載の可動フィルム型表示装
    置。
  5. 【請求項5】1画素内に、前記第1及び第2固定電極と
    前記第1及び前記第2可動フィルム電極の対を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の可動フィルム型表示装
    置。
  6. 【請求項6】一端から長さが異なる絶縁された複数の導
    体層を積層して成る固定電極と、前記固定電極の前記一
    端側に固定された固定端及び変位可能な変位端を有する
    可撓性可動フィルム電極と、前記固定電極の前記導体層
    に異なる電位を与える電位供給手段とを具備することを
    特徴とする可動フィルム型表示装置。
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