JP2001099880A - 電磁界解析方法及び解析プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電磁界解析方法及び解析プログラムを記録した記録媒体

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JP2001099880A
JP2001099880A JP28163699A JP28163699A JP2001099880A JP 2001099880 A JP2001099880 A JP 2001099880A JP 28163699 A JP28163699 A JP 28163699A JP 28163699 A JP28163699 A JP 28163699A JP 2001099880 A JP2001099880 A JP 2001099880A
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Yuji Maeda
裕二 前田
Kazuhiro Takatani
和宏 高谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電磁界解析を行うために厳密にデータ化するに
は膨大な労力が必要となる複雑なビル・オフィスの構造
物情報を、一般的な建築CADデータを利用することに
より、極めて少ない労力で実際のビルやオフィスの電磁
界シミュレーションを可能にする方法を提供する。 【解決手段】電波伝搬特性を解析的に明らかにし電磁環
境を評価する電磁界解析方法であって、一般的建築CA
Dのデータファイルから構造物の情報を抽出し、該抽出
された情報を電磁界解析に利用可能な形式に加工し、該
利用可能な形式に加工された情報に基づいて電磁界解析
を行うことによって、電磁界解析方法実行する

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物(部屋を構
成する壁、天井、床、柱、間仕切りパネル等、並びに部
屋内に配置された机、キャビネットなどの器物をいう。
以下同じ。)情報に基づいて電磁界シミュレーションを
行う電磁界解析方法に関するもので、より詳しくは、一
般的建築CADのデータから電磁波伝搬の障害物となる
構造物の位置と大きさを特定するための情報を自動的に
読み取り、電磁界解析のための構造物データに変換して
解析を行う、電磁界解析方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器のディジタル化ととも
に、CPUのクロック周波数はますます高くなる傾向に
ある。また、携帯電話、PHSさらには無線LANの周
波数帯まで電子機器の放射する電磁妨害波が増加してお
り、電子機器の誤動作や無線機器への妨害等様々な電磁
障害が発生している。このため、屋内における電磁妨害
波の分布特性を明確にし、電子機器を電磁障害が発生し
ない位置に設置する必要があるが、現状では屋内電磁環
境は明確になっていないため困難である。
【0003】以上のような問題を解決すべく様々な屋内
環境に対する電波伝搬特性や無線機器の通信特性を調べ
るためには、実際のオフィス等において電磁環境を調査
することが望ましいが、実際のオフィスでは様々な電磁
妨害波や無線電波が存在するほか、多大な労力を必要と
するため実質的に困難である。このため、様々な電磁環
境を電磁界解析手法を用いてシミュレートし、上述の問
題を事前に解決するあるいは問題発生後の原因究明する
方法が検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】実際のオフィスに対し
て電磁界シミュレーションを実行する際には、従来の電
磁界解析シミュレータには不都合があった。
【0005】電磁界シミュレーションの実行には、それ
ぞれの電磁界シミュレータに要求される形式で被検査領
域内に存在する構造物をデータ化する必要がある。この
データ化を行うために、一般的に市販されている電磁界
シミュレータは、それぞれが独自のプリプロセッサとし
て対象構造物情報を入力しデータ化するアプリケーショ
ンを備えている。しかし、これらのプリプロセッサは、
例えばアンテナ構造や半導体素子構造等の比較的シンプ
ルな構造物のデータ化を対象に作られているのがほとん
どである。このため、非常に複雑である実際のビルやオ
フィスの構造物情報をこれらのプリプロセッサで厳密に
データ化するには膨大な労力が必要となり、実質的に困
難となっている。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、本発明の課題は、ビルやオフィスレイアウト設計段
階から使用されている一般的な建築CADデータを利用
して、極めて少ない労力で、非常に複雑である実際のビ
ルやオフィスの電磁界シミュレーションを可能にする方
法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、電波伝搬特性
を解析的に明らかにし電磁環境を評価する電磁界解析方
法であって、一般的建築CADのデータファイルから構
造物の情報を抽出する工程と、該抽出された情報を電磁
界解析に利用可能な形式に加工する工程と、該利用可能
な形式に加工された情報に基づいて電磁界解析を行う工
程と、を具備することを特徴とする、電磁界解析方法を
提供する。一般的建築CADのデータファイルから抽出
される構造物の情報とは、各構造物の端点の一つを表す
座標情報、そのデータファイルの縮尺値、該データファ
イルに含まれる構造物の数が該当する。また、電磁界解
析に利用可能な形式は、構造物の個数及び各構造物毎の
実際の値にされた座標点をふくむデータファイル形式に
該当する。上記電磁界解析は、任意のもので良く、例え
ば、J.W.McKown and R.Lee Hamilton,Jr.,“Ray Tracin
g as a Design Tool for Radio Networks,”IEEE Netwo
rk Magazine,pp.27-30,Nov.1991. (以下「文献1」)
に記載されたレイトレーシング法を使用しても良いし、
他の方法でも良い。
【0008】また、本発明によれば、一般的建築CAD
のデータファイルから抽出された構造物の情報を利用し
て電波伝搬特性を解析的に明らかにし電磁環境を評価す
る電磁界解析方法であって、該データファイルから縮尺
値および各構造物の座標情報を抽出し、記憶する工程
と、データファイルから構造物の個数をカウントし、記
憶する工程と、前記記憶された縮尺値、座標情報、構造
物の個数に基づいて、電磁界解析のための構造物情報フ
ァイルを作成する工程と、該構造物情報ファイルを使用
して電磁界解析を行う工程と、を具備することを特徴と
する電磁界解析方法が提供される。
【0009】上記方法にかかる本発明は、コンピュータ
に当該発明に相当する手順を実行させるための(あるい
はコンピュータを当該発明に相当する手段として機能さ
せるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当す
る機能を実現させるための)プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。す
なわち、本発明は、一般的建築CADのデータファイル
から構造物の情報を抽出する工程と、該抽出された情報
を電磁界解析に利用可能な形式に加工する工程と、該加
工された情報に基づいて電気界解析を行う工程と、を具
備する電波伝搬特性を解析的に明らかにし電磁環境を評
価する電磁界解析方法をコンピュータに実行させるため
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体を提供し、また、別の実施態様として、該データ
ファイルから縮尺値および各構造物の座標情報を抽出
し、記憶する工程と、データファイルから構造物の個数
をカウントし、記憶する工程と、前記記憶された縮尺
値、座標情報、構造物の個数に基づいて、電磁界解析の
ための構造物情報ファイルを作成する工程と、該構造物
情報ファイルを使用して電磁界解析を行う工程と、を具
備する、一般的建築CADのデータファイルから抽出さ
れた構造物の情報を利用して電波伝搬特性を解析的に明
らかにし電磁環境を評価する電磁界解析方法をコンピュ
ータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体も提供する。
【0010】本発明にかかる前記記録媒体に記録された
プログラムにおいて、前記構造物ファイルを作成する工
程は、座標情報に含まれる座標値と縮尺値から実際の値
の座標値を求める工程と、前記求められた座標値を前記
構造物情報ファイルに書き込む工程と、前記座標値を求
める工程と前記構造物情報ファイルに書き込む工程とを
各構造物について繰り返す工程と、を具備していても良
い。
【0011】また、本発明にかかる前記記録媒体に記録
されたプログラムにおいて、前記実際の値の座標値を求
める工程は座標情報が3次元データである場合に、複数
のx座標、y座標、z座標からx座標値、y座標値、z
座標値それぞれの最大値、最小値を求める工程と、該最
大値、最小値を組み合わせて8点に対応する座標情報を
作成する工程と、前記8点に対応する座標情報に含まれ
る座標値と縮尺値から実際の値の座標値を求める工程
と、を具備していても良い。
【0012】さらに、本発明にかかる前記記録媒体にお
ける記録されたプログラムでは、前記実際の値の座標値
を求める工程は、座標情報が2次元データである場合
に、該2次元の座標情報を3次元の座標情報に変換する
工程をさらに具備していても良い。
【0013】
【作用】本発明は、ビルやオフィスの設計段階で使用さ
れる電子化されたファイルから、直接構造物を抽出する
ことが出来るため、極めて少ない労力で電磁界シミュレ
ーションを実行することが出来る。このため、電磁界シ
ミュレーションを用いて電磁干渉の問題を素早く解決す
ることが可能となる。
【0014】
【実施例】[実施例1]以下、本発明の実施例を図によ
って詳細に説明する。
【0015】図1は本発明に係る構造物情報抽出法の概
念図である。同図において、作図用構造物ファイル1
は、一般的建築CADによって作製された構造物情報を
電子化したファイルであり、例えば、一般的にCADに
多く用いられるDXF形式の構造物DXFファイルであ
る。構造物情報抽出・加工手段2は、例えば構造物抽出
・加工工程を具現化したコンピュータ・システムであ
り、構造物情報抽出・加工手段2は作図用構造物ファイ
ル1から必要な情報を抽出し、かつこれらを電磁界シミ
ュレーション手段4で利用可能な情報に加工し、この加
工された情報から構成される構造物情報ファイル3の作
製をおこなう。この構造物情報ファイル3は、電磁界シ
ミュレーション手段4に取り込まれ、該電磁界シミュレ
ーション手段4は構造物情報ファイル3を用いて電磁界
シミュレーションを実行し、その結果を出力する。
【0016】一般的な建築CADでは、それぞれのCA
Dで独自のファイル形式を使用しているが、ほとんどの
CADが共通フォーマットであるDXF形式にファイル
変換できる機能を備えている。このため、どのCADで
作製された構造物ファイルからでも、DXF形式の構造
物DXFファイルを得ることが出来る。
【0017】DXF形式のファイルはテキストファイル
であり、一般的には数100KBから数MBの容量とな
るファイルである。ただし、構造物の座標点に関する情
報量はその1割にも満たない場合がほとんどである。こ
のようなDXFファイルの中で、構造物情報として重要
なのは、座標系の縮尺、各構造物の座標点である。DX
F形式では、これらの各情報に対してヘッダが記載して
あるため、必要な情報を抽出するにはこれらのヘッダに
付随する情報を抜き出しさえすればよいことになる。
【0018】ただし、構造物をCAD上で作製するとき
に使用されたツールがこのヘッダに対して重要になって
くる。例えば、建物の平面図を作製する際に、構造物を
直線を重ねて作製した場合には、DXFファイルは直線
を意味するヘッダの集合体になり、どの線が構造物の表
なのか裏なのか非常に判断しにくいものとなる。このた
め、例えば、平面図における構造物は長方形作製ツー
ル、3次元CADでの構造物は立方体作製ツールを使用
して作製するという作業が必要となる。このような前提
条件のもとで作製されたDXFファイルであれば、直接
構造物情報を抽出することが出来る。
【0019】本発明に係る構造物情報抽出・加工手段2
によっておこなわれる構造物情報抽出処理工程の詳細を
図2に示すフローチャートを参照して説明する。なお、
作図用構造物ファイル1は、上記DXFファイルに限ら
れるものではないが、ここでは便宜上DXFファイルを
用いた場合を一例として説明する。
【0020】(1)まず、DXFファイルの中を、先頭
から順に各行を検索していき(ステップ201)、$D
IMSCALEという行のところまで進める(ステップ
202)。
【0021】(2)このとき、$DIMSCALEから
2行目に縮尺値があるので、これを記憶する(ステップ
203)。
【0022】(3)つぎに、各行の検索を再開する。構
造物の座標情報は、ENTITIESという行とEND
SECという行の間に記載されている。このため、EN
TITIESが現れるまで検索を続ける(ステップ20
4)。
【0023】(4)前述のようにCAD上で構造物を長
方形ツールで作製した場合には、ヘッダとしてLWPO
LYLINEがあてはめられる。ENTITIES以下
の行で、このLWPOLYLINEが現れた場合(ステ
ップ205)には、つぎに現れるヘッダ「10」(ステ
ップ206)の次の行に長方形の一つの端点のx座標、
次の行のヘッダ「20」の次に同一端点のy座標情報が
記載してある。これが4つの端点に対して連続で記載し
てあるので、これらをそれぞれ記録すれば(ステップ2
07)、長方形の全座標情報を記録することが出来る。
他の構造物に対しても、LWPOLYLINEが新たに
現れ、次に4つの端点に対する情報が同様に記載してあ
るので、これを全部記憶する。この際に、LWPOLY
LINEの現れた回数を構造物の個数として合わせて記
憶しておく(図示せず)。
【0024】(5)一方、3次元CADで立方体ツール
を用いて作製された場合には、POLYLINEがヘッ
ダとなる。このPOLYLINEが現れた場合(ステッ
プ208)には、次に現れるVERTEXまで進む(ス
テップ209)。ここから次に現れるヘッダ「10」
(ステップ210)の次の行に一つの端点のx座標、続
くヘッダ「20」の次の行にy座標、続くヘッダ「3
0」の次の行にz座標の値が記載されており、これが8
つある直方体の頂点に対して18回繰り返して記載して
あるので、これらを記録する(ステップ211,21
2)。また、同様に、構造物の数だけPOLYLINE
が現れるのでこれを繰り返して記録すればよい。この際
に、LWPOLYLINEの現れた回数を構造物の個数
として合わせて記憶しておく(図示せず)。
【0025】(6)最後にENDSECが現れたら終了
である(ステップ213)。
【0026】このように、図2に示した構造物情報抽出
法により、簡単に構造物情報を抽出することが出来るよ
うになる。
【0027】なお、各構造物の座標情報のほかに、例え
ば線の色と線種の情報を抽出しても良い。DXFファイ
ルにおいては座標点以外の情報、例えば、線の色や線種
の情報も記録されている。これらの情報を使用して各構
造物の種類や材質などを区別することが可能である。例
えば、線の色を使用して情報を区別する場合には、各構
造物(LWPOLYLINEやPOLYLINE以下の
行)に対して、62という数値が記述され、62の次の
行に色番号が記述されているので、この値を判断すれば
良い。また、線種で区別する場合には、同様に6という
数値が各構造物に対して記述されるので、6の次の行の
内容を区別すれば良い。これらの情報を構造物情報ファ
イル3に付加することにより、構造物の種類や材質など
の情報が、電磁界解析シミュレータ手段4において建材
の反射係数と透過係数の計算に使用されることも可能と
なる。
【0028】つぎに、抽出した情報を電磁界シミュレー
ション手段4で利用可能な形式に加工処理を行う。該加
工処理の内容を図3A、及び図3Bに示す。図3Aは2
次元データの加工処理の一例を示すフローチャート、図
3Bは3次元データの場合の加工処理の例を示すフロー
チャートである。
【0029】(2次元データの場合)2次元データの加
工処理工程の一例について、図3Aを参照しながら説明
する。 作図用構造ファイル1から抽出された各座標の
値には、縮尺値がかけられているので、実際の値は各座
標値/縮尺値ということになる。そこで、各座標値を縮
尺値で割ることによって、実際の値に戻す加工を行う。
【0030】抽出されたデータファイルにN個の構造物
の情報が含まれており、そのi番目の構造物の情報は、
4点の座標情報(x、y)、(x、y
(x、y )(x、y)からなるとする。ここ
で、点(x、y)について x1/縮尺値=x’1 y1/縮尺値=y’1 という演算により実際の値に戻された座標情報(x’
1、y’1)を得る。同様の処理を他の3点(x、y
)(x、y)(x、y)にも行い、その結果
得られた4点の座標情報(x’、y’)、
(x’、y’)(x’、y’)(x’、y’
)を該i番目の構造物の情報として、例えば構造物情
報ファイルに書き込むことによって、記憶する(ステッ
プ301)。この処理を1番目からN番目までの構造物
すべてについて繰り返し(ステップ302)、N個の構
造物全てに行ったら処理を終了する。
【0031】(3次元データの場合)構造物が3次元多
角形メッシュを使って表されている3次元データの加工
処理の一例について、図3Bを参照しながら説明する。
3次元多角形メッシュで構造物(四角柱)が表されてい
る場合、その座標情報は(x、y1、)、
(x 、y2、)、…、(x18、y
18、18)からなる18点の座標情報によって構成
される。これら18点には同一点の情報が含まれている
ため、この中から、x,y,z座標それぞれにおける最
大値と最小値(xmax,xmin)(ymax,y
min)(zmax,zmin)を選び(ステップ30
4)、それらを組み合わせて以下のような8点の座標情
報を作る。
【0032】 (x’、y’1、z’)=(xmin,ymin,zmin) (x’、y’2、z’)=(xmax,ymin,zmin) (x’、y’3、z’)=(xmin,ymax,zmin) (x’、y’4、z’)=(xmin,ymin,zmax) (x’、y’5、z’)=(xmax,ymax,zmin) (x’、y’6、z’)=(xmax,ymin,zmax) (x’、y’7、z’)=(xmin,ymax,zmax) (x’、y’8、z’)=(xmax,ymax,zmax) さらに、2次元データの場合と同様に、各座標値を縮尺
値で割ることによって、実際の値に戻す加工を行う。す
なわち、点(x’、y’1、z’)について x’/縮尺値=x’’ y’/縮尺値=y’’ z’/縮尺値=z’’ という演算により実際の値に戻された座標情報(x’’
1、y’’1、z’’)を得る。同様の処理を他の7
点(x’、y’2、z’)乃至(x’、y’8、
z’)にも行い、その結果得られた8点の座標情報
(x’’1、y’’1、z’’)乃至(x’’
y’’、z’’)を該i番目の構造物の情報とし
て、例えば構造物情報ファイルに書き込むことによって
記憶する(ステップ305)。上記ステップ304から
ステップ305の処理を1番目からN番目までの構造物
すべてについて繰り返し(ステップ306)、N個の構
造物全てに行ったら処理を終了する。
【0033】上記情報抽出・加工処理によって記憶され
た各座標情報及び構造物の個数情報は、構造物情報ファ
イル3に書き込まれる。これらの情報が書き込まれた構
造物情報ファイル3の内容説明図を図4A、図4Bに示
す。図4Aは2次元データに基づく構造物情報ファイル
の内容を模式的に示している。ファイルには構造物の個
数情報41(この例ではN個とする)と、1番目の構造
物の座標情報42乃至N番目の構造物の座標情報43ま
での全部でN個の座標情報が含まれている。各座標情報
は実際の値に変換された4点の座標情報(x’、y’
)、(x’、y’)(x’、y’
(x’、y’)からなる。図4Bは3次元データに
基づく構造物情報ファイル3の内容を模式的に示してい
る。各座標情報は実際の値に変換された8点の座標情報
(x’’1、y’’1、z’’)乃至(x’’
y’’、z’’)で構成されている点以外は、図4
Aに示す2次元データに基づく構造物情報ファイルの内
容と同様であり、構造物の個数情報44(この例ではN
個とする)と、1番目の構造物の座標情報45乃至N番
目の構造物の座標情報46までの全部でN個の座標情報
が含まれている。構造物情報ファイル3は上記以外の情
報を含んでいても良く、例えば、構造物の種類や材質を
示す情報をふくんでいたも良い。また、構造物情報ファ
イル3は上記の形式に限られず、電磁界シミュレーショ
ン手段が要求する形式に合わせて任意に変更可能であ
る。
【0034】また、本発明の実施例の変形によれば、2
次元データである作図用構造物データを3次元データに
拡張して電磁界解析を行うことも可能である。ある構造
物の4点の座標情報(x、y)、(x、y
(x、y)(x、y)とする。その構造物の高
さをh’(=実際の高さh×縮尺値)と設定し(入力手
段から入力され、あるいは自動的に設定されても良
い)、h’=zupper-zlowe rとなるzupper、zlower
を任意に定める。つぎに(x、y1、lower)、
(x、y2、lower)(x、y3、lower)(x
、y4、lower)、(x、y1、upper)、(x
、y2、upper)(x、y3、upper)(x
4、upper)という8点の座標情報を作製する。上
記8点に前記ステップ305と同様の処理を行えば、2
次元データから構造物情報ファイル用の3次元データを
作成でき、2次元データを利用して3次元における電磁
界解析を行うことも本発明の一態様として可能である。
【0035】次に本発明にかかる電磁界解析法を用いて
電磁界解析を行った例を示す。
【0036】図5は、一般的な建築CADで作製された
ビル平面図のDXFファイルをCADにて表示させたも
のである。同図に示すように、通常、平面図上に寸法な
ど様々な情報が書き加えてある。この平面図において、
壁はCADの長方形ツールを用いて作製されている。
【0037】図5のような構造物情報を有するDXFフ
ァイルから、本発明の構造物情報抽出工程を用いて構造
物情報を抽出した結果を図6に示す。ここでは、構造物
情報抽出・加工手段2には、本発明の構造物情報抽出法
を網羅した独自に開発したコンピュータプログラムを使
用した。図6は、抽出した構造物情報ファイル3の内容
を、線分にて表示させたものである。図6に示す例にお
いては、簡単化のために、壁及び仕切りパネルの情報の
みを構造物情報ファイルに書き込む設定とし、机やキャ
ビネットなどの什器の情報は省略されている。実際に本
発明を実施する場合には、これら什器に関する情報も含
めて構造物情報ファイルに書き込むことも可能である。
図5と図6を比較すると、本発明にかかる方法によっ
て、電磁界シミュレーション手段4に必要な構造物情報
が正確に抽出されていることがわかる。
【0038】図7は、図6に示した構造物情報ファイル
3に対して、電磁界シミュレーション手段4が実際に電
磁界シミュレーションを行った結果を示したものであ
る。電磁界シミュレーション手段4には、前記文献1に
記載されたレイトレーシング法を使用した。図7のシミ
ュレーション結果では、色の黒い部分は電界強度が低い
領域を示し、色の白い部分は電界強度が高い領域を示し
ている。図6及び図7を比較すると、廊下に沿って強い
電界分布(白い部分)となっていることや、壁によって
電界強度が約20dB程度減衰している(一層黒い領域
となる)ことなどがわかる。これらのことから、本発明
によれば、実用上十分な正確性で電磁界分布の計算がで
きることが分かった。
【0039】上記の結果から、本発明にかかる電磁界解
析方法によれば、改めて構造物情報を入力するなどせず
に、予め電子化されていた建築CADのファイルを利用
して、構造物情報を抽出し電磁界シミュレーションを行
うことができることが分かった。
【0040】[実施例2]つぎに、本発明にかかる電磁
界解析方法をコンピュータ・システムで実施する例につ
いて説明する。
【0041】図8は本発明にかかる電磁界解析方法を実
行するコンピュータ・システムのシステム構成図であ
る。
【0042】このシステムは、システム全体を統括的に
制御するプログラムされた主制御部(制御手段、以下C
PUという)81に記憶装置82が接続されている。C
PU81にはまた、入出力制御部83を介してFDD
(フロッピーディスクドライブ)やMO(光ディスクド
ライブ)、DVD等の記録情報読取装置84とキーボー
ドやマウス等のポインティングディバイスからなる入力
装置85と、入力データのモニタ等に用いる表示装置8
6、およびシミュレーション結果を出力する出力装置8
7が接続されている。
【0043】CPU81は、OS等の制御プログラム、
構造物情報抽出・加工プログラム、電磁界シミュレーシ
ョンプログラム、及び所要データを格納するための内部
メモリを有し、これらプログラムにより、上述の構造物
情報抽出・加工手段2、及び電磁界シミュレーション手
段4を実現している。記憶装置82はハードディスクや
フレキシブルディスクは光ディスク等のストレージ手段
であり、構造物情報ファイル4はここに記憶されても良
いし、前記内部メモリ上に作成されても良い。
【0044】まず、作図用構造物情報ファイル1は記録
情報読取装置84から読み取られる。あるいは、通信手
段を介して他のコンピュータ(図示せず)から送られて
きても良い。読み取られた作図用構造物情報ファイル1
はCPU81の内部メモリ上に展開される。CPU81
は展開された作図用構造物情報ファイルについて、先頭
から順に各行を検索していき(ステップ201)、$D
IMSCALEという行のところまで進み(ステップ2
02)、$DIMSCALEから2行目の縮尺値を記憶
し、次に、ENTITIESが現れるまで検索を続け、
(ステップ204)、LWPOLYLINEが現れた場
合(ステップ205)に、次に現れる10(ステップ2
06)の次の行にある長方形の一つの端点のx座標、次
の行の20の次に同一端点のy座標情報をそれぞれ記憶
する。(ステップ207)また、この際に、LWPOL
YLINEの現れた回数を構造物の個数として合わせて
記憶する。
【0045】一方、CPU81は、3次元CADで立方
体ツールを用いて作製された場合には、このPOLYL
INEを検索し(ステップ208)、次に現れるVER
TEXまで進む(ステップ210)。次に現れる10
(ステップ210)の次の行に一つの端点のx座標、続
く20の次の行にy座標、続く30の次の行にz座標の
値が記載されており、これらを記録する(ステップ21
1,212)。また、同様に、構造物の数だけPOLY
LINEが現れるのでこれを繰り返して記録する。この
際に、LWPOLYLINEの現れた回数を構造物の個
数として合わせて記憶する。
【0046】つぎに、CPU81は上記記憶された縮尺
値、座標情報、構造物の個数に基づいて図3A,図3B
に示すような、座標情報の加工処理を行う。その後、C
PU81は加工された座標情報、構造物の個数を、構造
物情報ファイル4に書き込む。
【0047】つぎに、CPU81は、書き込まれた構造
物情報ファイル4を用いて、電磁界シミュレートを実行
し、そのシミュレート結果を入出力制御手段83を介し
て表示装置86や出力装置87に送り、表示装置86や
出力装置87は利用者にシミュレート結果を提供する。
【0048】なお、入力装置85は、上記処理において
利用者がCPU81にさまざまな指示を与えるために使
用されてよい。例えば、構造物の材質をシミュレート結
果に反映させるように指示したり、2次元データを3次元
データに変換する際に、それぞれの構造物の高さh’を
指示したりする場合に使用される。
【0049】上記のようにCPU81はプログラムにし
たがって上述の構造物情報抽出・加工手段、及び電磁界
シミュレーション手段として機能するものであり、かか
るプログラムは、例えば、コンピュータ読み取り可能な
記録媒体に記録されて良い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による電磁
界解析法は、ビルやオフィスの設計段階で作製される電
子化された構造物情報ファイルから、直接構造物を抽出
することが出来るため、極めて少ない労力で電磁界シミ
ュレーションを実行するための構造物情報を得ることが
出来る。このため、電磁界シミュレーションを用いて電
磁干渉の問題を素早く解決することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電磁界解析方法の概
念図である。
【図2】本発明の一実施例における構造物情報抽出処理
工程のフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例における、抽出した情報を電
磁界シミュレーション手段で利用可能な形式に加工処理
する工程のフローチャートであり、(A)は2次元デー
タの加工処理の一例を示すフローチャート、(B)は3
次元データの場合の加工処理の例を示すフローチャート
である。
【図4】構造物情報ファイル3の内容を模式的に示す内
容説明図であり、(A)は2次元データに基づく構造物
情報ファイルの内容、(B)は3次元データに基づく構
造物情報ファイルの内容を示している。
【図5】一般的な建築CADで作製されたビル平面図の
一例を示している。
【図6】本発明の構造物情報抽出・加工手段による構造
物情報抽出結果を示す図である。
【図7】本発明の一実施例における構造物情報抽出ファ
イルを用いた電磁界シミュレーション結果を示す図であ
る。
【図8】本発明にかかる電磁界解析方法を実行するコン
ピュータ・システムのシステム構成図である。
【符号の説明】
1 … 作図用構造物ファイル 2 … 構造物情報抽出・加工手段 3 … 構造物情報ファイル 4 … 電磁界シミュレーション手段 41、44 … 構造物の個数情報 42,45 … 1番目の構造物の座標情報 43,46 … N番目の構造物の座標情報 81 … CPU(主制御部) 82 … 記憶装置 83 … 入出力制御部 84 … 情報読取装置 85 … 入力装置 86 … 表示装置 87 … 出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B046 AA03 DA02 GA01 HA09 JA10 5B049 AA06 BB05 CC11 DD05 EE41 GG07 9A001 BB02 BB03 FF03 GG03 HH32 KK31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波伝搬特性を解析的に明らかにし電磁
    環境を評価する電磁界解析方法であって、 一般的建築CADのデータファイルから構造物の情報を
    抽出する工程と、 該抽出された情報を電磁界解析に利用可能な形式に加工
    する工程と、 該利用可能な形式に加工された情報に基づいて電磁界解
    析を行う工程と、を具備することを特徴とする、電磁界
    解析方法。
  2. 【請求項2】 一般的建築CADのデータファイルから
    抽出された構造物の情報を利用して電波伝搬特性を解析
    的に明らかにし電磁環境を評価する電磁界解析方法であ
    って、 該データファイルから縮尺値及び各構造物の座標情報を
    抽出し、記憶する工程と、 該データファイルから構造物の個数をカウントし、記憶
    する工程と、 前記記憶された縮尺値、座標情報、構造物の個数に基づ
    いて、電磁界解析のための構造物情報ファイルを作成す
    る工程と、 該構造物情報ファイルを使用して電磁界解析を行う工程
    と、 を具備することを特徴とする電磁界解析方法。
  3. 【請求項3】 前記構造物ファイルを作成する工程は、 座標情報に含まれる座標値と縮尺値から実際の値の座標
    値を求める工程と、 前記求められた座標値を前記構造物情報ファイルに書き
    込む工程と、 前記座標値を求める工程と前記構造物情報ファイルに書
    き込む工程とを各構造物について繰り返す工程と、を具
    備することを特徴とする、請求項2に記載の電磁界解析
    方法。
  4. 【請求項4】 前記実際の値の座標値を求める工程は:
    座標情報が3次元データである場合に、複数のx座標、
    y座標、z座標からx座標値、y座標値、z座標値それ
    ぞれの最大値、最小値を求める工程と、 該最大値、最小値を組み合わせて8点に対応する座標情
    報を作成する工程と、 前記8点に対応する座標情報に含まれる座標値と縮尺値
    から実際の値の座標値を求める工程と、 を具備することを特徴とする、請求項3に記載の電磁界
    解析方法。
  5. 【請求項5】 前記実際の値の座標値を求める工程は、
    座標情報が2次元データである場合に、該2次元の座標
    情報を3次元の座標情報に変換する工程をさらに具備す
    ることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載の
    電磁界解析方法。
  6. 【請求項6】 一般的建築CADのデータファイルから
    構造物の情報を抽出する工程と、 該抽出された情報を電磁界解析に利用可能な形式に加工
    する工程と、 該利用可能な形式に加工された情報に基づいて電気界解
    析を行う工程と、 を具備する電波伝搬特性を解析的に明らかにし電磁環境
    を評価する電磁界解析方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
  7. 【請求項7】 該データファイルから縮尺値及び各構造
    物の座標情報を抽出し、記憶する工程と、 データファイルから構造物の個数をカウントし、記憶す
    る工程と、 前記記憶された縮尺値、座標情報、構造物の個数に基づ
    いて、電磁界解析のための構造物情報ファイルを作成す
    る工程と、 該構造物情報ファイルを使用して電磁界解析を行う工程
    と、を具備する、一般的建築CADのデータファイルか
    ら抽出された構造物の情報を利用して電波伝搬特性を解
    析的に明らかにし電磁環境を評価する電磁界解析方法を
    コンピュータに実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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