JP2001097878A - 関節炎治療用組成物およびその製造方法（Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓｆｏｒｔｒｅａｔｉｎｇｒｈｅｕｍａｔｉｓｍａｎｄｍｅｔｈｏｄｆｏｒｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎｔｈｅｒｅｏｆ） - Google Patents
関節炎治療用組成物およびその製造方法（Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓｆｏｒｔｒｅａｔｉｎｇｒｈｅｕｍａｔｉｓｍａｎｄｍｅｔｈｏｄｆｏｒｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎｔｈｅｒｅｏｆ）Info
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Abstract
(57)【目的】 関節炎治療に副作用がなく、薬効が優れた薬
剤学的組成物を提供すること。 【解決手段】 すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.
６〜０.７重量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.
１〜０.２重量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.
３〜０.４重量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮
０.６〜０.７重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香
０.４〜０.５重量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦▲ぎ
ょう▼（Jin Gyo）（Gentiane Macrophyllae Radix）
０.４〜０.５重量％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１
８〜２５重量％と胡麻油６０〜７０重量％を含む関節炎
治療用組成物、その製造法、および該組成物を利用した
膏薬または接着性パス製剤を提供する。
剤学的組成物を提供すること。 【解決手段】 すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.
６〜０.７重量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.
１〜０.２重量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.
３〜０.４重量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮
０.６〜０.７重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香
０.４〜０.５重量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦▲ぎ
ょう▼（Jin Gyo）（Gentiane Macrophyllae Radix）
０.４〜０.５重量％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１
８〜２５重量％と胡麻油６０〜７０重量％を含む関節炎
治療用組成物、その製造法、および該組成物を利用した
膏薬または接着性パス製剤を提供する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は関節炎治療用組成物
に関し、より詳細には、本発明は比較的低廉な中草薬
（Chinese herbal medicine）を配合して製作した新規
の関節炎治療用組成物、該組成物含有製剤およびその製
造方法に関する。
に関し、より詳細には、本発明は比較的低廉な中草薬
（Chinese herbal medicine）を配合して製作した新規
の関節炎治療用組成物、該組成物含有製剤およびその製
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】身体の痛症のうち漏らすことができない
関節炎は、発熱を伴い、手、指、膝、足などの関節に左
右対称的な痛症が現れるのが特徴であり、その人の職業
によって異なるが、一般的には膝と踝の関節痛が最も多
いと言う。関節炎は寒帯や熱帯地方ではさほど発生せ
ず、湿気が多く気候変化が多く採光が良くない地方で多
く発病するが、例えば韓国も発病し易い条件を具備して
いるとみることができ、現在略１００万人に近い患者が
あると推定されており、特に女性が男性より２倍以上多
く、そのうちでも更年期女性に多く見られる疾患であ
る。
関節炎は、発熱を伴い、手、指、膝、足などの関節に左
右対称的な痛症が現れるのが特徴であり、その人の職業
によって異なるが、一般的には膝と踝の関節痛が最も多
いと言う。関節炎は寒帯や熱帯地方ではさほど発生せ
ず、湿気が多く気候変化が多く採光が良くない地方で多
く発病するが、例えば韓国も発病し易い条件を具備して
いるとみることができ、現在略１００万人に近い患者が
あると推定されており、特に女性が男性より２倍以上多
く、そのうちでも更年期女性に多く見られる疾患であ
る。
【０００３】このように多くの患者が苦痛を受けている
にも拘わらず、西洋医薬では根本的な治療方法がない。
大体的にアロナミンの大量服用または副腎皮質ホルモン
を用いるが、このような治療方法は一時的には痛症を除
去してくれるけれども、根本的な治療にはならず、また
長期服用時には副作用さえ起こることもある。特に、副
腎皮質ホルモンにより胃腸が傷ついたり、血圧が高まっ
たり、神経が侵害されて精神異常になったり、女性は月
経異常が生じたりするなどの副作用発生事例が少なくな
く報告されている。
にも拘わらず、西洋医薬では根本的な治療方法がない。
大体的にアロナミンの大量服用または副腎皮質ホルモン
を用いるが、このような治療方法は一時的には痛症を除
去してくれるけれども、根本的な治療にはならず、また
長期服用時には副作用さえ起こることもある。特に、副
腎皮質ホルモンにより胃腸が傷ついたり、血圧が高まっ
たり、神経が侵害されて精神異常になったり、女性は月
経異常が生じたりするなどの副作用発生事例が少なくな
く報告されている。
【０００４】漢方では関節炎を風湿、歴節風、湿痛、中
湿等に表現されて来たが、現在漢方技術のうち麝香虎骨
パス等の関節炎治療用薬（パス）がある。これらパスの
うちには比較的珍貴な薬剤が含まれているため、成分が
良いものもあるが、材料価が高いので利用性が低い問題
点があり、また一部国家では野生動物保護のために常用
が制限的な薬剤さえある実情である。そのため、安価で
容易に求めることができる材料を用いながらも効果があ
る治療薬が必要な実情である。
湿等に表現されて来たが、現在漢方技術のうち麝香虎骨
パス等の関節炎治療用薬（パス）がある。これらパスの
うちには比較的珍貴な薬剤が含まれているため、成分が
良いものもあるが、材料価が高いので利用性が低い問題
点があり、また一部国家では野生動物保護のために常用
が制限的な薬剤さえある実情である。そのため、安価で
容易に求めることができる材料を用いながらも効果があ
る治療薬が必要な実情である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、容易で簡
単な方法により、低廉に製造することができる関節炎治
療用組成物の研究を多年間行った結果、原料材源が広汎
であり、値段が安く、成分に何等の毒と副作用がなく、
携帯および使用が便利な形態の関節炎治療用漢方薬を製
造することができた。従って、本発明の目的は、関節炎
治療に副作用がなく、薬効が優れた薬剤学的組成物を提
供することにある。本発明の別の目的は、前記薬剤学的
組成物の製造方法を提供することにある。本発明のまた
別の目的は、前記薬剤学的組成物を含有する膏薬または
パス剤型の製品を提供することにある。
単な方法により、低廉に製造することができる関節炎治
療用組成物の研究を多年間行った結果、原料材源が広汎
であり、値段が安く、成分に何等の毒と副作用がなく、
携帯および使用が便利な形態の関節炎治療用漢方薬を製
造することができた。従って、本発明の目的は、関節炎
治療に副作用がなく、薬効が優れた薬剤学的組成物を提
供することにある。本発明の別の目的は、前記薬剤学的
組成物の製造方法を提供することにある。本発明のまた
別の目的は、前記薬剤学的組成物を含有する膏薬または
パス剤型の製品を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以下、本発明をより詳細
に説明する。本発明の関節炎治療用組成物は、動物性原
料と植物性原料および胡麻油等で構成するが、動物性原
料としては地龍、すっぽんの成分を含有し、植物性原料
としては防風、天麻、草烏頭、紅花、伸筋草、威霊仙、
五加皮、甘草、乳香、当帰、秦九、黄丹等の成分を含有
し、これに胡麻油を混合した新規の関節炎治療用混合薬
剤組成物である。
に説明する。本発明の関節炎治療用組成物は、動物性原
料と植物性原料および胡麻油等で構成するが、動物性原
料としては地龍、すっぽんの成分を含有し、植物性原料
としては防風、天麻、草烏頭、紅花、伸筋草、威霊仙、
五加皮、甘草、乳香、当帰、秦九、黄丹等の成分を含有
し、これに胡麻油を混合した新規の関節炎治療用混合薬
剤組成物である。
【０００７】本発明者は、精選した漢方用薬材料を混合
粉砕して粉末化した原料を用い胡麻油を添加して攪拌し
ながら加熱し、黄丹を添加して攪拌しながら加熱するこ
とにより、関節炎治療に効果がある新規の固体塊を製造
した。
粉砕して粉末化した原料を用い胡麻油を添加して攪拌し
ながら加熱し、黄丹を添加して攪拌しながら加熱するこ
とにより、関節炎治療に効果がある新規の固体塊を製造
した。
【０００８】即ち、本発明の関節炎治療用組成物は、先
ず材料らを混合して粉末に作った後、一次に胡麻油を３
００〜３４０℃まで徐々に加熱してその中に含有する有
害物質を揮発させた後、温度を２００〜２４０℃に低め
た該胡麻油に前記粉末原料を添加して黄色になるまで攪
拌し、温度を１５０〜２００℃に低めた後、二次に２４
０〜２７０℃まで加熱して温度を高め、これに黄丹を添
加して攪拌しながら５〜２０分間さらに加熱して固体塊
に作って製造する。胡麻油を添加する前の前記粉末材料
の配合比率は、すっぽん３〜４重量％、防風８〜９重量
％、天麻５〜６重量％、草烏頭２〜３重量％、紅花５〜
６重量％、伸筋草４〜５重量％、威霊仙５〜６重量％、
五加皮８〜９重量％、甘草１９〜２０重量％、乳香５〜
６重量％、当帰８〜１０重量％、秦九５〜６重量％、地
龍１１〜１２重量％であることが好ましい。
ず材料らを混合して粉末に作った後、一次に胡麻油を３
００〜３４０℃まで徐々に加熱してその中に含有する有
害物質を揮発させた後、温度を２００〜２４０℃に低め
た該胡麻油に前記粉末原料を添加して黄色になるまで攪
拌し、温度を１５０〜２００℃に低めた後、二次に２４
０〜２７０℃まで加熱して温度を高め、これに黄丹を添
加して攪拌しながら５〜２０分間さらに加熱して固体塊
に作って製造する。胡麻油を添加する前の前記粉末材料
の配合比率は、すっぽん３〜４重量％、防風８〜９重量
％、天麻５〜６重量％、草烏頭２〜３重量％、紅花５〜
６重量％、伸筋草４〜５重量％、威霊仙５〜６重量％、
五加皮８〜９重量％、甘草１９〜２０重量％、乳香５〜
６重量％、当帰８〜１０重量％、秦九５〜６重量％、地
龍１１〜１２重量％であることが好ましい。
【０００９】例えば、すっぽん６〜７ｇ、防風１５〜１
６ｇ、天麻１０〜１１ｇ、草烏頭４〜５ｇ、紅花１０〜
１１ｇ、伸筋草８〜９ｇ、威霊仙１０〜１１ｇ、五加皮
１５〜１６ｇ、甘草３５〜３６ｇ、乳香１０〜１１ｇ、
当帰１０〜１７ｇ、秦九１０〜１１ｇ、地龍２０〜２１
ｇの配合比率で材料を混合して粉末材料を製造する。該
粉末原料を上記胡麻油１５００〜１７００ｇに添加して
黄色になるまで攪拌し、温度を１５０〜２００℃に低め
た後、二次に２４０〜２７０℃まで加熱して温度を高
め、これに黄丹を４５０〜５５０ｇ添加して攪拌しなが
ら５〜２０分間さらに加熱して固体塊に作って製造する
６ｇ、天麻１０〜１１ｇ、草烏頭４〜５ｇ、紅花１０〜
１１ｇ、伸筋草８〜９ｇ、威霊仙１０〜１１ｇ、五加皮
１５〜１６ｇ、甘草３５〜３６ｇ、乳香１０〜１１ｇ、
当帰１０〜１７ｇ、秦九１０〜１１ｇ、地龍２０〜２１
ｇの配合比率で材料を混合して粉末材料を製造する。該
粉末原料を上記胡麻油１５００〜１７００ｇに添加して
黄色になるまで攪拌し、温度を１５０〜２００℃に低め
た後、二次に２４０〜２７０℃まで加熱して温度を高
め、これに黄丹を４５０〜５５０ｇ添加して攪拌しなが
ら５〜２０分間さらに加熱して固体塊に作って製造する
【００１０】本発明の関節炎治療用薬剤学的組成物に含
有されている成分および配合比率をより詳細に説明する
と、すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.６〜０.７重
量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.１〜０.２重
量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.３〜０.４重
量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮０.６〜０.７
重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香０.４〜０.５重
量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦九０.４〜０.５重量
％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１８〜２５重量％お
よび胡麻油６０〜７０重量％等を含有しているのである
（ただし、当然ながらこれら全ての構成成分の合計が１
００重量％となる）。この際、前記組成物に含有されて
いる成分の添加量は、製造量に応じていくらでも当業者
の便宜によって変更可能であるため、本発明の配合比率
および添加量は、このようにある程度異なりえるが、そ
れもまた本発明の権利範囲に属することは当業者に自明
であろう。
有されている成分および配合比率をより詳細に説明する
と、すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.６〜０.７重
量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.１〜０.２重
量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.３〜０.４重
量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮０.６〜０.７
重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香０.４〜０.５重
量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦九０.４〜０.５重量
％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１８〜２５重量％お
よび胡麻油６０〜７０重量％等を含有しているのである
（ただし、当然ながらこれら全ての構成成分の合計が１
００重量％となる）。この際、前記組成物に含有されて
いる成分の添加量は、製造量に応じていくらでも当業者
の便宜によって変更可能であるため、本発明の配合比率
および添加量は、このようにある程度異なりえるが、そ
れもまた本発明の権利範囲に属することは当業者に自明
であろう。
【００１１】前記方法により製造した本発明の薬剤組成
物を有効成分として諸形態に剤型化することができ、望
ましくはそのまま半固体塊の膏薬形態で使用したり、ま
たは薄膜でなった布（媒介体）にむらなく展げて塗布し
て通常の接着性パス形態などに剤型化することもでき
る。
物を有効成分として諸形態に剤型化することができ、望
ましくはそのまま半固体塊の膏薬形態で使用したり、ま
たは薄膜でなった布（媒介体）にむらなく展げて塗布し
て通常の接着性パス形態などに剤型化することもでき
る。
【００１２】前記方法により製造した本発明の関節炎組
成物は、持続的な作用を現わす長所があり、また長期保
存が可能であり、携帯が簡便な長所がある。
成物は、持続的な作用を現わす長所があり、また長期保
存が可能であり、携帯が簡便な長所がある。
【００１３】以下、実施例により本発明をより詳細に説
明する。但し、これら実施例は専ら本発明を具体的に説
明するためのもので、本発明の範囲を制限するのではな
い。
明する。但し、これら実施例は専ら本発明を具体的に説
明するためのもので、本発明の範囲を制限するのではな
い。
【００１４】
【実施例１】 関節炎治療用膏薬の製造 （１）すっぽん６．８ｇ、防風１５．７ｇ、天麻１０．
５ｇ、草烏頭４．７ｇ、紅花１０．５ｇ、伸筋草８．７
ｇ、威霊仙１０．５ｇ、五加皮１５．７ｇ、甘草３５．
２ｇ、乳香１０．５ｇ、当帰１６ｇ、秦九１０．５ｇ、
地龍２０．７ｇの配合比率で材料を混合した後、篩（１
００〜２００メッシュ）をかけたものを破砕して粉末に
作って原料として用いた。 （２）先ず、１６４０ｇの胡麻油を３２０℃まで徐々に
加熱してその中に含有されている有害物質を揮発させた
後、温度を２２０℃に低めた。 （３）前記加熱された胡麻油に前記段階（１）の原料を
攪拌しながら混合した状態で徐々に加熱（加熱時間は１
５分間）した後、弱火で黄色になるまで加熱する。その
後、加熱温度を１７５℃に低めた。 （４）前記第段階（３）で得られた物質を更に２５５℃
まで徐々に加熱し、前記加熱された混合物に５４０ｇの
黄丹を添加して攪拌し１５分程徐々に加熱した後、温度
を低めて固体状態の塊を製造した。
５ｇ、草烏頭４．７ｇ、紅花１０．５ｇ、伸筋草８．７
ｇ、威霊仙１０．５ｇ、五加皮１５．７ｇ、甘草３５．
２ｇ、乳香１０．５ｇ、当帰１６ｇ、秦九１０．５ｇ、
地龍２０．７ｇの配合比率で材料を混合した後、篩（１
００〜２００メッシュ）をかけたものを破砕して粉末に
作って原料として用いた。 （２）先ず、１６４０ｇの胡麻油を３２０℃まで徐々に
加熱してその中に含有されている有害物質を揮発させた
後、温度を２２０℃に低めた。 （３）前記加熱された胡麻油に前記段階（１）の原料を
攪拌しながら混合した状態で徐々に加熱（加熱時間は１
５分間）した後、弱火で黄色になるまで加熱する。その
後、加熱温度を１７５℃に低めた。 （４）前記第段階（３）で得られた物質を更に２５５℃
まで徐々に加熱し、前記加熱された混合物に５４０ｇの
黄丹を添加して攪拌し１５分程徐々に加熱した後、温度
を低めて固体状態の塊を製造した。
【００１５】
【実施例２】 浸漬 前記実施例１により製造した組成物が４５℃になった
時、塊に作って２６時間水に浸して前記塊中に含有され
ている有害物質を拡散により浸出除去した。
時、塊に作って２６時間水に浸して前記塊中に含有され
ている有害物質を拡散により浸出除去した。
【００１６】
【実施例３】 接着性パスの製造 前記実施例２により浸漬過程を経た前記塊を温度６５℃
まで更に加熱して製造したものを薄膜状態の布（媒介
体）上に展げて塗布し、１５０×１５０mmの接着性パス
を２００枚製造した。
まで更に加熱して製造したものを薄膜状態の布（媒介
体）上に展げて塗布し、１５０×１５０mmの接着性パス
を２００枚製造した。
【００１７】
【発明の効果】以上で詳細に説明した通り、本発明は関
節炎治療用新規組成物およびその製造方法に関するもの
である。本発明の製造方法は簡単であるため容易に実施
可能であり、原料中の部分有害物質も有効に除去するこ
とができる。そして、本発明により製造した関節治療用
組成物は、比較的に低廉な中草薬で製造するため、人体
に毒と副作用がない。また、貼付用膏薬またはパス剤型
であって携帯および使用が簡便であり、治療期間が短
く、効果が早い。本発明の関節炎治療用組成物は、関節
炎（風湿）のみならず、顔神経麻痺、風寒湿痺症（Synd
romes from wetnessand cold）、転倒等による打撲傷、
中風等の治療にも使用することができるので、医薬産業
上非常に有用な発明である。
節炎治療用新規組成物およびその製造方法に関するもの
である。本発明の製造方法は簡単であるため容易に実施
可能であり、原料中の部分有害物質も有効に除去するこ
とができる。そして、本発明により製造した関節治療用
組成物は、比較的に低廉な中草薬で製造するため、人体
に毒と副作用がない。また、貼付用膏薬またはパス剤型
であって携帯および使用が簡便であり、治療期間が短
く、効果が早い。本発明の関節炎治療用組成物は、関節
炎（風湿）のみならず、顔神経麻痺、風寒湿痺症（Synd
romes from wetnessand cold）、転倒等による打撲傷、
中風等の治療にも使用することができるので、医薬産業
上非常に有用な発明である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成１２年９月８日（２０００．９．８）
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】関節炎治療用組成物およびその製造方法
（Pharmaceutical compositions for treating rheumat
ismand methodfor production thereof）
（Pharmaceutical compositions for treating rheumat
ismand methodfor production thereof）
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は関節炎治療用組成物
に関し、より詳細には、本発明は比較的低廉な中草薬
（Chinese herbal medicine）を配合して製作した新規
の関節炎治療用組成物、該組成物含有製剤およびその製
造方法に関する。
に関し、より詳細には、本発明は比較的低廉な中草薬
（Chinese herbal medicine）を配合して製作した新規
の関節炎治療用組成物、該組成物含有製剤およびその製
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】身体の痛症のうち漏らすことができない
関節炎は、発熱を伴い、手、指、膝、足などの関節に左
右対称的な痛症が現れるのが特徴であり、その人の職業
によって異なるが、一般的には膝と踝の関節痛が最も多
いと言う。関節炎は寒帯や熱帯地方ではさほど発生せ
ず、湿気が多く気候変化が多く採光が良くない地方で多
く発病するが、例えば韓国も発病し易い条件を具備して
いるとみることができ、現在略１００万人に近い患者が
あると推定されており、特に女性が男性より２倍以上多
く、そのうちでも更年期女性に多く見られる疾患であ
る。
関節炎は、発熱を伴い、手、指、膝、足などの関節に左
右対称的な痛症が現れるのが特徴であり、その人の職業
によって異なるが、一般的には膝と踝の関節痛が最も多
いと言う。関節炎は寒帯や熱帯地方ではさほど発生せ
ず、湿気が多く気候変化が多く採光が良くない地方で多
く発病するが、例えば韓国も発病し易い条件を具備して
いるとみることができ、現在略１００万人に近い患者が
あると推定されており、特に女性が男性より２倍以上多
く、そのうちでも更年期女性に多く見られる疾患であ
る。
【０００３】このように多くの患者が苦痛を受けている
にも拘わらず、西洋医薬では根本的な治療方法がない。
大体的にアロナミンの大量服用または副腎皮質ホルモン
を用いるが、このような治療方法は一時的には痛症を除
去してくれるけれども、根本的な治療にはならず、また
長期服用時には副作用さえ起こることもある。特に、副
腎皮質ホルモンにより胃腸が傷ついたり、血圧が高まっ
たり、神経が侵害されて精神異常になったり、女性は月
経異常が生じたりするなどの副作用発生事例が少なくな
く報告されている。
にも拘わらず、西洋医薬では根本的な治療方法がない。
大体的にアロナミンの大量服用または副腎皮質ホルモン
を用いるが、このような治療方法は一時的には痛症を除
去してくれるけれども、根本的な治療にはならず、また
長期服用時には副作用さえ起こることもある。特に、副
腎皮質ホルモンにより胃腸が傷ついたり、血圧が高まっ
たり、神経が侵害されて精神異常になったり、女性は月
経異常が生じたりするなどの副作用発生事例が少なくな
く報告されている。
【０００４】漢方では関節炎を風湿、歴節風、湿痛、中
湿等に表現されて来たが、現在漢方技術のうち麝香虎骨
パス等の関節炎治療用薬（パス）がある。これらパスの
うちには比較的珍貴な薬剤が含まれているため、成分が
良いものもあるが、材料価が高いので利用性が低い問題
点があり、また一部国家では野生動物保護のために常用
が制限的な薬剤さえある実情である。そのため、安価で
容易に求めることができる材料を用いながらも効果があ
る治療薬が必要な実情である。
湿等に表現されて来たが、現在漢方技術のうち麝香虎骨
パス等の関節炎治療用薬（パス）がある。これらパスの
うちには比較的珍貴な薬剤が含まれているため、成分が
良いものもあるが、材料価が高いので利用性が低い問題
点があり、また一部国家では野生動物保護のために常用
が制限的な薬剤さえある実情である。そのため、安価で
容易に求めることができる材料を用いながらも効果があ
る治療薬が必要な実情である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明者は、容易で簡
単な方法により、低廉に製造することができる関節炎治
療用組成物の研究を多年間行った結果、原料材源が広汎
であり、値段が安く、成分に何等の毒と副作用がなく、
携帯および使用が便利な形態の関節炎治療用漢方薬を製
造することができた。従って、本発明の目的は、関節炎
治療に副作用がなく、薬効が優れた薬剤学的組成物を提
供することにある。本発明の別の目的は、前記薬剤学的
組成物の製造方法を提供することにある。本発明のまた
別の目的は、前記薬剤学的組成物を含有する膏薬または
パス剤型の製品を提供することにある。
単な方法により、低廉に製造することができる関節炎治
療用組成物の研究を多年間行った結果、原料材源が広汎
であり、値段が安く、成分に何等の毒と副作用がなく、
携帯および使用が便利な形態の関節炎治療用漢方薬を製
造することができた。従って、本発明の目的は、関節炎
治療に副作用がなく、薬効が優れた薬剤学的組成物を提
供することにある。本発明の別の目的は、前記薬剤学的
組成物の製造方法を提供することにある。本発明のまた
別の目的は、前記薬剤学的組成物を含有する膏薬または
パス剤型の製品を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】以下、本発明をより詳細
に説明する。本発明の関節炎治療用組成物は、動物性原
料と植物性原料および胡麻油等で構成するが、動物性原
料としては地龍、すっぽんの成分を含有し、植物性原料
としては防風、天麻、草烏頭、紅花、伸筋草、威霊仙、
五加皮、甘草、乳香、当帰、秦▲ぎょう▼（Jin Gyo）
（Gentiane Macrophyllae Radix）、黄丹等の成分を含
有し、これに胡麻油を混合した新規の関節炎治療用混合
薬剤組成物である。
に説明する。本発明の関節炎治療用組成物は、動物性原
料と植物性原料および胡麻油等で構成するが、動物性原
料としては地龍、すっぽんの成分を含有し、植物性原料
としては防風、天麻、草烏頭、紅花、伸筋草、威霊仙、
五加皮、甘草、乳香、当帰、秦▲ぎょう▼（Jin Gyo）
（Gentiane Macrophyllae Radix）、黄丹等の成分を含
有し、これに胡麻油を混合した新規の関節炎治療用混合
薬剤組成物である。
【０００７】本発明者は、精選した漢方用薬材料を混合
粉砕して粉末化した原料を用い胡麻油を添加して攪拌し
ながら加熱し、黄丹を添加して攪拌しながら加熱するこ
とにより、関節炎治療に効果がある新規の固体塊を製造
した。
粉砕して粉末化した原料を用い胡麻油を添加して攪拌し
ながら加熱し、黄丹を添加して攪拌しながら加熱するこ
とにより、関節炎治療に効果がある新規の固体塊を製造
した。
【０００８】即ち、本発明の関節炎治療用組成物は、先
ず材料らを混合して粉末に作った後、一次に胡麻油を３
００〜３４０℃まで徐々に加熱してその中に含有する有
害物質を揮発させた後、温度を２００〜２４０℃に低め
た該胡麻油に前記粉末原料を添加して黄色になるまで攪
拌し、温度を１５０〜２００℃に低めた後、二次に２４
０〜２７０℃まで加熱して温度を高め、これに黄丹を添
加して攪拌しながら５〜２０分間さらに加熱して固体塊
に作って製造する。胡麻油を添加する前の前記粉末材料
の配合比率は、すっぽん３〜４重量％、防風８〜９重量
％、天麻５〜６重量％、草烏頭２〜３重量％、紅花５〜
６重量％、伸筋草４〜５重量％、威霊仙５〜６重量％、
五加皮８〜９重量％、甘草１９〜２０重量％、乳香５〜
６重量％、当帰８〜１０重量％、秦▲ぎょう▼（Jin Gy
o）（Gentiane Macrophyllae Radix）５〜６重量％、地
龍１１〜１２重量％であることが好ましい。
ず材料らを混合して粉末に作った後、一次に胡麻油を３
００〜３４０℃まで徐々に加熱してその中に含有する有
害物質を揮発させた後、温度を２００〜２４０℃に低め
た該胡麻油に前記粉末原料を添加して黄色になるまで攪
拌し、温度を１５０〜２００℃に低めた後、二次に２４
０〜２７０℃まで加熱して温度を高め、これに黄丹を添
加して攪拌しながら５〜２０分間さらに加熱して固体塊
に作って製造する。胡麻油を添加する前の前記粉末材料
の配合比率は、すっぽん３〜４重量％、防風８〜９重量
％、天麻５〜６重量％、草烏頭２〜３重量％、紅花５〜
６重量％、伸筋草４〜５重量％、威霊仙５〜６重量％、
五加皮８〜９重量％、甘草１９〜２０重量％、乳香５〜
６重量％、当帰８〜１０重量％、秦▲ぎょう▼（Jin Gy
o）（Gentiane Macrophyllae Radix）５〜６重量％、地
龍１１〜１２重量％であることが好ましい。
【０００９】例えば、すっぽん６〜７ｇ、防風１５〜１
６ｇ、天麻１０〜１１ｇ、草烏頭４〜５ｇ、紅花１０〜
１１ｇ、伸筋草８〜９ｇ、威霊仙１０〜１１ｇ、五加皮
１５〜１６ｇ、甘草３５〜３６ｇ、乳香１０〜１１ｇ、
当帰１０〜１７ｇ、秦▲ぎょう▼（Jin Gyo）（Gentian
e Macrophyllae Radix）１０〜１１ｇ、地龍２０〜２１
ｇの配合比率で材料を混合して粉末材料を製造する。該
粉末原料を上記胡麻油１５００〜１７００ｇに添加して
黄色になるまで攪拌し、温度を１５０〜２００℃に低め
た後、二次に２４０〜２７０℃まで加熱して温度を高
め、これに黄丹を４５０〜５５０ｇ添加して攪拌しなが
ら５〜２０分間さらに加熱して固体塊に作って製造する
６ｇ、天麻１０〜１１ｇ、草烏頭４〜５ｇ、紅花１０〜
１１ｇ、伸筋草８〜９ｇ、威霊仙１０〜１１ｇ、五加皮
１５〜１６ｇ、甘草３５〜３６ｇ、乳香１０〜１１ｇ、
当帰１０〜１７ｇ、秦▲ぎょう▼（Jin Gyo）（Gentian
e Macrophyllae Radix）１０〜１１ｇ、地龍２０〜２１
ｇの配合比率で材料を混合して粉末材料を製造する。該
粉末原料を上記胡麻油１５００〜１７００ｇに添加して
黄色になるまで攪拌し、温度を１５０〜２００℃に低め
た後、二次に２４０〜２７０℃まで加熱して温度を高
め、これに黄丹を４５０〜５５０ｇ添加して攪拌しなが
ら５〜２０分間さらに加熱して固体塊に作って製造する
【００１０】本発明の関節炎治療用薬剤学的組成物に含
有されている成分および配合比率をより詳細に説明する
と、すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.６〜０.７重
量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.１〜０.２重
量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.３〜０.４重
量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮０.６〜０.７
重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香０.４〜０.５重
量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦▲ぎょう▼（Jin Gy
o）（Gentiane Macrophyllae Radix）０.４〜０.５重量
％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１８〜２５重量％お
よび胡麻油６０〜７０重量％等を含有しているのである
（ただし、当然ながらこれら全ての構成成分の合計が１
００重量％となる）。この際、前記組成物に含有されて
いる成分の添加量は、製造量に応じていくらでも当業者
の便宜によって変更可能であるため、本発明の配合比率
および添加量は、このようにある程度異なりえるが、そ
れもまた本発明の権利範囲に属することは当業者に自明
であろう。
有されている成分および配合比率をより詳細に説明する
と、すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.６〜０.７重
量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.１〜０.２重
量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.３〜０.４重
量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮０.６〜０.７
重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香０.４〜０.５重
量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦▲ぎょう▼（Jin Gy
o）（Gentiane Macrophyllae Radix）０.４〜０.５重量
％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１８〜２５重量％お
よび胡麻油６０〜７０重量％等を含有しているのである
（ただし、当然ながらこれら全ての構成成分の合計が１
００重量％となる）。この際、前記組成物に含有されて
いる成分の添加量は、製造量に応じていくらでも当業者
の便宜によって変更可能であるため、本発明の配合比率
および添加量は、このようにある程度異なりえるが、そ
れもまた本発明の権利範囲に属することは当業者に自明
であろう。
【００１１】前記方法により製造した本発明の薬剤組成
物を有効成分として諸形態に剤型化することができ、望
ましくはそのまま半固体塊の膏薬形態で使用したり、ま
たは薄膜でなった布（媒介体）にむらなく展げて塗布し
て通常の接着性パス形態などに剤型化することもでき
る。
物を有効成分として諸形態に剤型化することができ、望
ましくはそのまま半固体塊の膏薬形態で使用したり、ま
たは薄膜でなった布（媒介体）にむらなく展げて塗布し
て通常の接着性パス形態などに剤型化することもでき
る。
【００１２】前記方法により製造した本発明の関節炎組
成物は、持続的な作用を現わす長所があり、また長期保
存が可能であり、携帯が簡便な長所がある。
成物は、持続的な作用を現わす長所があり、また長期保
存が可能であり、携帯が簡便な長所がある。
【００１３】以下、実施例により本発明をより詳細に説
明する。但し、これら実施例は専ら本発明を具体的に説
明するためのもので、本発明の範囲を制限するのではな
い。
明する。但し、これら実施例は専ら本発明を具体的に説
明するためのもので、本発明の範囲を制限するのではな
い。
【００１４】
【発明の実施の形態】
【実施例１】 関節炎治療用膏薬の製造 （１）すっぽん６．８ｇ、防風１５．７ｇ、天麻１０．
５ｇ、草烏頭４．７ｇ、紅花１０．５ｇ、伸筋草８．７
ｇ、威霊仙１０．５ｇ、五加皮１５．７ｇ、甘草３５．
２ｇ、乳香１０．５ｇ、当帰１６ｇ、秦▲ぎょう▼（Ji
n Gyo）（Gentiane Macrophyllae Radix）１０．５ｇ、
地龍２０．７ｇの配合比率で材料を混合した後、篩（１
００〜２００メッシュ）をかけたものを破砕して粉末に
作って原料として用いた。 （２）先ず、１６４０ｇの胡麻油を３２０℃まで徐々に
加熱してその中に含有されている有害物質を揮発させた
後、温度を２２０℃に低めた。 （３）前記加熱された胡麻油に前記段階（１）の原料を
攪拌しながら混合した状態で徐々に加熱（加熱時間は１
５分間）した後、弱火で黄色になるまで加熱する。その
後、加熱温度を１７５℃に低めた。 （４）前記第段階（３）で得られた物質を更に２５５℃
まで徐々に加熱し、前記加熱された混合物に５４０ｇの
黄丹を添加して攪拌し１５分程徐々に加熱した後、温度
を低めて固体状態の塊を製造した。
５ｇ、草烏頭４．７ｇ、紅花１０．５ｇ、伸筋草８．７
ｇ、威霊仙１０．５ｇ、五加皮１５．７ｇ、甘草３５．
２ｇ、乳香１０．５ｇ、当帰１６ｇ、秦▲ぎょう▼（Ji
n Gyo）（Gentiane Macrophyllae Radix）１０．５ｇ、
地龍２０．７ｇの配合比率で材料を混合した後、篩（１
００〜２００メッシュ）をかけたものを破砕して粉末に
作って原料として用いた。 （２）先ず、１６４０ｇの胡麻油を３２０℃まで徐々に
加熱してその中に含有されている有害物質を揮発させた
後、温度を２２０℃に低めた。 （３）前記加熱された胡麻油に前記段階（１）の原料を
攪拌しながら混合した状態で徐々に加熱（加熱時間は１
５分間）した後、弱火で黄色になるまで加熱する。その
後、加熱温度を１７５℃に低めた。 （４）前記第段階（３）で得られた物質を更に２５５℃
まで徐々に加熱し、前記加熱された混合物に５４０ｇの
黄丹を添加して攪拌し１５分程徐々に加熱した後、温度
を低めて固体状態の塊を製造した。
【００１５】
【実施例２】 浸漬 前記実施例１により製造した組成物が４５℃になった
時、塊に作って２６時間水に浸して前記塊中に含有され
ている有害物質を拡散により浸出除去した。
時、塊に作って２６時間水に浸して前記塊中に含有され
ている有害物質を拡散により浸出除去した。
【００１６】
【実施例３】 接着性パスの製造 前記実施例２により浸漬過程を経た前記塊を温度６５℃
まで更に加熱して製造したものを薄膜状態の布（媒介
体）上に展げて塗布し、１５０×１５０mmの接着性パス
を２００枚製造した。
まで更に加熱して製造したものを薄膜状態の布（媒介
体）上に展げて塗布し、１５０×１５０mmの接着性パス
を２００枚製造した。
【００１７】
【発明の効果】以上で詳細に説明した通り、本発明は関
節炎治療用新規組成物およびその製造方法に関するもの
である。本発明の製造方法は簡単であるため容易に実施
可能であり、原料中の部分有害物質も有効に除去するこ
とができる。そして、本発明により製造した関節治療用
組成物は、比較的に低廉な中草薬で製造するため、人体
に毒と副作用がない。また、貼付用膏薬またはパス剤型
であって携帯および使用が簡便であり、治療期間が短
く、効果が早い。本発明の関節炎治療用組成物は、関節
炎（風湿）のみならず、顔神経麻痺、風寒湿痺症（Synd
romesfrom wetnessand cold）、転倒等による打撲傷、
中風等の治療にも使用することができるので、医薬産業
上非常に有用な発明である。
節炎治療用新規組成物およびその製造方法に関するもの
である。本発明の製造方法は簡単であるため容易に実施
可能であり、原料中の部分有害物質も有効に除去するこ
とができる。そして、本発明により製造した関節治療用
組成物は、比較的に低廉な中草薬で製造するため、人体
に毒と副作用がない。また、貼付用膏薬またはパス剤型
であって携帯および使用が簡便であり、治療期間が短
く、効果が早い。本発明の関節炎治療用組成物は、関節
炎（風湿）のみならず、顔神経麻痺、風寒湿痺症（Synd
romesfrom wetnessand cold）、転倒等による打撲傷、
中風等の治療にも使用することができるので、医薬産業
上非常に有用な発明である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｐ 19/02 Ａ６１Ｐ 19/02 (54)【発明の名称】 関節炎治療用組成物およびその製造方法（Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏ ｎｓｆｏｒｔｒｅａｔｉｎｇｒｈｅｕｍａｔｉｓｍａｎｄｍｅｔｈｏｄｆｏｒｐｒｏｄｕｃｔｉ ｏｎｔｈｅｒｅｏｆ)
Claims (4)
- 【請求項１】すっぽん、防風、天麻、草烏頭、紅花、伸
筋草、威霊仙、五加皮、甘草、乳香、当帰、秦九、地
龍、黄丹と胡麻油を含むことを特徴とする関節炎治療用
組成物。 - 【請求項２】すっぽん０.２〜０.３重量％、防風０.６
〜０.７重量％、天麻０.４〜０.５重量％、草烏頭０.１
〜０.２重量％、紅花０.４〜０.５重量％、伸筋草０.３
〜０.４重量％、威霊仙０.４〜０.５重量％、五加皮０.
６〜０.７重量％、甘草１.４〜１.５重量％、乳香０.４
〜０.５重量％、当帰０.６〜０.７重量％、秦九０.４〜
０.５重量％、地龍０.８〜０.９重量％、黄丹１８〜２
５重量％と胡麻油６０〜７０重量％を含むことを特徴と
する請求項１に記載の関節炎治療用組成物。 - 【請求項３】前記請求項１又は２に記載の関節炎治療用
組成物を含有する膏薬又は接着性パス。 - 【請求項４】関節炎治療用組成物の製造方法において、 すっぽん３〜４重量％、防風８〜９重量％、天麻５〜６
重量％、草烏頭２〜３重量％、紅花５〜６重量％、伸筋
草４〜５重量％、威霊仙５〜６重量％、五加皮８〜９重
量％、甘草１９〜２０重量％、乳香５〜６重量％、当帰
８〜１０重量％、秦九５〜６重量％、地龍１１〜１２重
量％の配合比率で材料を混合した後、篩（１００〜２０
０メッシュ）にかけて破砕して粉末原料を作る第１段
階；前記第１段階により製造した原料重量の８〜１０倍
重量の胡麻油を３００〜３４０℃まで徐々に加熱してそ
の中に含有する有害物質を揮発させた後、温度を２００
〜２４０℃に低める第２段階；前記第２段階の加熱され
た胡麻油に前記第１段階の原料を攪拌しながら混合した
状態で徐々に加熱（加熱時間は１０〜２０分）した後、
弱火で黄色になるまで加熱し、黄色になったときに温度
を１５０〜２００℃に低める第３段階；前記第３段階で
得られた物質を更に２４０〜２７０℃まで徐々に加熱
し、その加熱された混合物に前記加熱された混合物重量
の０.２〜０.３倍重量の黄丹を添加して攪拌し５〜２０
分程徐々に加熱した後、温度を低めて固体状態の塊を製
造する第４段階；および前記第４段階により製造した塊
が４０〜５０℃になった時に塊に作って水に２４〜２８
時間浸して前記塊中に含有されている有害物質を拡散除
去する第５段階を含むことを特徴とする関節炎治療用組
成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR1999-37349 | 1999-09-03 | ||
| KR1019990037349A KR19990083970A (ko) | 1999-09-03 | 1999-09-03 | 관절염 치료용 조성물 및 그 제조 방법 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001097878A true JP2001097878A (ja) | 2001-04-10 |
Family
ID=19609982
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000267068A Pending JP2001097878A (ja) | 1999-09-03 | 2000-09-04 | 関節炎治療用組成物およびその製造方法（Ｐｈａｒｍａｃｅｕｔｉｃａｌｃｏｍｐｏｓｉｔｉｏｎｓｆｏｒｔｒｅａｔｉｎｇｒｈｅｕｍａｔｉｓｍａｎｄｍｅｔｈｏｄｆｏｒｐｒｏｄｕｃｔｉｏｎｔｈｅｒｅｏｆ） |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001097878A (ja) |
| KR (1) | KR19990083970A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001091778A3 (en) * | 2000-06-01 | 2002-10-17 | Theralife Inc | Compositions for treating neck and shoulder discomfort containing herbals and/or nutritional supplements and/or minerals and/or vitamins |
| JP2008528483A (ja) * | 2005-01-20 | 2008-07-31 | オスコテック インク． | 三七根、熟地黄、五加皮の混合生薬材抽出物及びそれを有効成分とする関節炎予防及び治療用組成物 |
| CN102697892A (zh) * | 2012-05-02 | 2012-10-03 | 蒋正霞 | 一种治疗类风湿性关节炎的药物 |
| CN102920878A (zh) * | 2012-11-15 | 2013-02-13 | 郑军辉 | 一种治疗风湿类风湿的中药药酒及其制备方法 |
| CN104337903A (zh) * | 2013-08-07 | 2015-02-11 | 仲维学 | 治疗骨质增生、风湿病的内外合用的中药 |
| CN104547790A (zh) * | 2015-01-09 | 2015-04-29 | 周恩昌 | 一种治疗风湿性关节炎的中药组合物及其制备方法 |
| CN104800728A (zh) * | 2015-05-25 | 2015-07-29 | 陈泽林 | 一种用于类风湿性关节炎的外用复合油及其制备方法 |
| CN105079690A (zh) * | 2015-08-24 | 2015-11-25 | 周怀明 | 一种治疗风湿骨病的外用温舒灸 |
| CN105232965A (zh) * | 2015-11-25 | 2016-01-13 | 韦调才 | 治疗风湿的中药丸及其制备方法 |
| CN105250929A (zh) * | 2015-11-16 | 2016-01-20 | 栾海丽 | 一种骨科外用药膏及其制备方法 |
| CN107050208A (zh) * | 2017-04-12 | 2017-08-18 | 王明贵 | 一种治疗骨质增生、腰椎间盘突出、颈椎增生、风湿和内风湿的药酒 |
| JP2021035350A (ja) * | 2019-08-21 | 2021-03-04 | 国安 王 | 骨強化、骨膜修復、骨折治癒、及び髪色黒化促進食品 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20010084485A (ko) * | 2000-02-25 | 2001-09-06 | 정두순 | 신경통, 관절염의 한방치료완화제 제조방법. |
| KR100394147B1 (ko) * | 2000-06-03 | 2003-08-09 | 신준식 | 구성약제의 만성골다공증 및 류마티스 관절염 치료를 위한물추출물 및 추출방법 |
| KR100345752B1 (ko) * | 2000-06-03 | 2002-07-27 | 신준식 | 구성약제의 골다공증과 퇴행성 골질환 및 류마티스 관절염치료를 위한 물추출물 및 추출방법 |
| KR20010000815A (ko) * | 2000-10-20 | 2001-01-05 | 윤용길 | 신경마비 치료용 플라스타 |
| KR100415826B1 (ko) * | 2000-11-28 | 2004-01-31 | 신준식 | 구척 및 천수근을 주성분으로 함유하는 약학적 제제 |
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